JPS5926624B2 - β−カロチンの製造方法 - Google Patents

β−カロチンの製造方法

Info

Publication number
JPS5926624B2
JPS5926624B2 JP50040837A JP4083775A JPS5926624B2 JP S5926624 B2 JPS5926624 B2 JP S5926624B2 JP 50040837 A JP50040837 A JP 50040837A JP 4083775 A JP4083775 A JP 4083775A JP S5926624 B2 JPS5926624 B2 JP S5926624B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solution
carotene
dry tetrahydrofuran
added
solvent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP50040837A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS516904A (ja
Inventor
エドワ−ド マクマリイ ジヨン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
University of California
Original Assignee
University of California
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by University of California filed Critical University of California
Publication of JPS516904A publication Critical patent/JPS516904A/ja
Publication of JPS5926624B2 publication Critical patent/JPS5926624B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C403/00Derivatives of cyclohexane or of a cyclohexene or of cyclohexadiene, having a side-chain containing an acyclic unsaturated part of at least four carbon atoms, this part being directly attached to the cyclohexane or cyclohexene or cyclohexadiene rings, e.g. vitamin A, beta-carotene, beta-ionone
    • C07C403/24Derivatives of cyclohexane or of a cyclohexene or of cyclohexadiene, having a side-chain containing an acyclic unsaturated part of at least four carbon atoms, this part being directly attached to the cyclohexane or cyclohexene or cyclohexadiene rings, e.g. vitamin A, beta-carotene, beta-ionone having side-chains substituted by six-membered non-aromatic rings, e.g. beta-carotene
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C1/00Preparation of hydrocarbons from one or more compounds, none of them being a hydrocarbon
    • C07C1/20Preparation of hydrocarbons from one or more compounds, none of them being a hydrocarbon starting from organic compounds containing only oxygen atoms as heteroatoms
    • C07C1/207Preparation of hydrocarbons from one or more compounds, none of them being a hydrocarbon starting from organic compounds containing only oxygen atoms as heteroatoms from carbonyl compounds
    • C07C1/2072Preparation of hydrocarbons from one or more compounds, none of them being a hydrocarbon starting from organic compounds containing only oxygen atoms as heteroatoms from carbonyl compounds by condensation
    • C07C1/2074Preparation of hydrocarbons from one or more compounds, none of them being a hydrocarbon starting from organic compounds containing only oxygen atoms as heteroatoms from carbonyl compounds by condensation of only one compound
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2601/00Systems containing only non-condensed rings
    • C07C2601/18Systems containing only non-condensed rings with a ring being at least seven-membered
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2601/00Systems containing only non-condensed rings
    • C07C2601/18Systems containing only non-condensed rings with a ring being at least seven-membered
    • C07C2601/20Systems containing only non-condensed rings with a ring being at least seven-membered the ring being twelve-membered
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2603/00Systems containing at least three condensed rings
    • C07C2603/56Ring systems containing bridged rings
    • C07C2603/58Ring systems containing bridged rings containing three rings
    • C07C2603/70Ring systems containing bridged rings containing three rings containing only six-membered rings
    • C07C2603/74Adamantanes

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はβ一カロチンの製造方法に関する。
アルデヒドまたはケトンの付加反応で出発物質のアルデ
ヒドまたはケトンのC=0基の代りに新しいC=C結合
を含む化合物を形成することによりオレフィンを合成す
ることの望ましいことは従来認められていたが、かかる
反応を達成するための既知方法は極めて複雑である。例
えばプロビタミンA)β一カロチンは米国特許第307
8256号明細書に記載されている様な多段階法により
合成される。該米国特許の方法は第四ホスホニウムハラ
イドを対応するホスホニウムイリドに転換し、このイリ
ドを適当なアルデヒドと反応させてβ一カロチンを形成
する。かかる既知方法は複雑である他に、上記方法およ
び同様の方法で使用する反応体の多くのものは、反応体
自体を得るのが困難である。
例えば上記米国特許の方法で使用する第四ホスホニウム
ハライド並びにβ一カロチンの同様の製造方法、例えば
米国特許第3622633号、第3408414号およ
び第3600473号明細書に記載されている方法で中
間体として用いる他の関連する化合物は比較的複雑な方
法により製造される。トランス−β一カロチンおよび関
連するカロチノイドの複雑な他の合成方法は、米国特許
第2846487号、第2846475号、第3441
623号、第2945069号、第3000982号、
第3007976号および第3408406号明細書に
記載されている方法により例示される。
従つて簡単で且つ多くの場合容易に入手し得る反応体を
使用する対称オレフィンの合成方法を提供することが望
ましい。
特にビタミンAアルデヒド(レチナール)およびメトキ
シプロビオ7工ノンの如き容易に入手し得る前駆物質か
ら夫々β一カロチンおよびジメストールの如き工業的価
値のある化合物を合成するための簡単な方法を提供する
ことが望ましい。本発明はトランス−β一カロチンおよ
びジメストールの合成に特に有用である対称オレフィン
の合成法を提供する。
本発明の方法は広い意味でケトンまたはアルデヒドを反
応性2価のチタンTi()で還元カツプリングして次の
一般式:に従つて対応する対称オレフインを形成するこ
とにより成る。反応性種のTi()はTi()またはT
i()を適当な還元剤、例えば水素化アルミニウムリチ
ウムで還元することにより便利に得ることができる。
次いで望ましいケトンまたはアルデヒド前駆物質を、好
ましくは反応体をTi()溶液に添加することにより生
成したTi()と反応させ対応する対称オレフインの単
一工程合成法が得られる。従つて本発明の目的は対称オ
レフインを合成するための簡単な方法を得んとするにあ
る。本発明の方法においては、チタン反応対をアルデヒ
ドまたはケトンと反応させてアルデヒドまたはケトン分
子を還元的にカツプリングし、出発物質のC=0基をC
−C結合に置き換える。
反応はベンゾフエノンの場合、例えば次の様に示すこと
ができる:活性の2価チタンはTi()またはTi()
を水素化アルミニウムリチウムの如き適当な還元剤で還
元することにより形成される。
他の同様の適当な還元剤は亜鉛、マグネシウム、水素化
カルシ ニウムおよび水素化ホウ素リチウム等である。
すべての場合活性種のTi()は適当な有機溶剤、例え
ばテトラヒドロフラン中で高酸化状態のチタンの可溶性
または部分可溶性塩、例えばTiCl3若しくはTiC
l4を不活性雰囲気下、例えば窒素またはアルゴン雰囲
気で前述の如き還元剤と一緒にスラリにすることにより
得られる。普通反応体を一定時間還流して活性チタン即
ちTi()を形成する。次いでアルデヒドまたはケトン
前,駆物質を水Ti()と反応させ、次いで生成した溶
液を酸性にする。
生成物の対称オレフインは従来法により取り出し、収率
は代表的には約95%までである。本発明の方法により
アルデヒドおよびケトンをカツプリングする反応機構は
確実には確かめられていないが、活性種の2価チタンは
電子を1分子のケトンまたはアルデヒドに与えて陰イオ
ン基を形成し、これが典型的ヒナコール反応で他のもの
とカツプリングして中間体のジアルコールを形成すると
仮定される。
次いでこのジアルコールが他のTi()と反応して環状
中間体を形成し、次いでこれが分解して生成物のオレフ
インとTiO2を形成する。仮定した反応は次の如く示
される:上記反応体系を裏付ける証拠は全く納得し得る
ものである。即ち反応を実施する際還元剤が不足すると
、ヒナコール中間体を反応混合物から単離することがで
きる。更にヒナコールを活性Ti()で処理する場合オ
レフインが生成する。
Ti()自体はケトンに影響を与えないことも分り、更
にTi()は次の式で示すヒナコール反応を行うのに十
分強い還元剤であることも分る:本発明における反応機
構は活性Ti()の存在に依存する。この活性種のTi
()はここで述べる還元法により得られる。活性種のT
1()は酸化状態のTiの既知化合物例えばTiCl。
と混同してはならない。TiCl2は完全に不溶性の重
合体塊で、全く不活性である。本発明の方法においては
、高酸化状態のチタン化合物、例えばTiCl3および
TiC゛4の活性還元により可溶性の活性Ti()を生
成することが必要である。本発明の方法は広い意味で環
状アルデヒドおよびケトンを含むアルデヒドおよびケト
ンに対し有用である。この理由は反応条件がこれ等の環
式化合物の環形成の***をおこす傾向がないためである
。本発明を次の実施例につき説明する。
実施例 1 三塩化チタンと水素化アルミニウムリチウムをレチナー
ルに作用させ製造するβ一カロチン三塩化チタン( 1
.54y) 10.0mm01)を30m1の乾燥テト
ラヒドロフランに不活性雰囲気(窒素またはアルゴン)
下で添加してスラリをつくり、粉末水素化アルミニウム
リチウム(190〜、0.5mm01)を注意深く添加
した。
生成した溶液を常温で2時間かきまぜてTi()試薬を
形成し、レチナール( 1.42y、5.0mm01)
を5m1の乾燥テトラヒドロフランに溶解した溶液を添
加した。溶液を常温で更に15時間かきまぜ、次いで5
0m1の2N塩化水素酸水溶液中に注入した。生成した
溶液をエーテルで数回抽出し、これ等エーテル抽出物を
混合し、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸マグ
ネシウム上で乾燥し、回転蒸発器で溶媒を除去すること
により濃縮した。残留物をシリカゲル上でクロマトグラ
フイにより精製した。へキサンで溶離し1.14Vのβ
一カロチンを得(収率85%)、これは真正の試料との
薄層クロマトグラフイの比較、特徴ある紫外線スペクト
ルおよび融点:Mpl8O〜182゜により固定した。
実施例 2 四塩化チタンと水素化アルミニウムリチウムをレチナー
ルに作用させ製造するβ一カロチン四塩化チタン( 1
.10m1、10.0mm01)を25m1の乾燥テト
ラヒドロフランに不活性雰囲気(窒素またはアルゴン)
下で溶解することにより溶液を製造した。
水素化アルミニウムリチウム(190m9、50mm0
1)を注意深く添加し、生成した溶液を常温で2時間か
きまぜて活性Ti(旧試薬を形成した。レチナール(
1.42y) 5.0mm01)の5m1乾燥テトラヒ
ドロフラン溶液を添加し、反応溶液を常温で一夜かきま
ぜた。然る後この溶液を50m1の2N塩化水素酸水溶
液に注入し、エーテルで数回抽出した。エーテル抽出物
を混合し、飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸マグ
ネシウム上で乾燥し、回転蒸発器で溶媒を除去すること
により濃縮した。残留物をシリカ・ゲル上でクロマトグ
ラフイにより更に精製した。へキサンによる溶離により
1.01のβ一カロチンを得(収率75%)、これは真
正の試料との薄層クロマトグラフイの比較および融点:
180〜182℃により同定した。実施例 3 三塩化チタンとマグネシウムをレチナールに作用させ製
造するβ一カロチン三塩化チタン(770η、5,0m
m01)を不活性雰囲気(窒素またはアルゴン)下20
m1の乾燥テトラヒドロフランによりスラリにし、マグ
ネシウム削片(120m9、5.0mm01)を添加し
た。
生成した混合物を一夜還流してTi()試薬を形成し、
レチナール(710η、2.5mm01)の5m1乾燥
テトラヒドロフラン溶液を添加した。2時間還流した後
、溶液を50m1の2N塩化水素酸水溶液に注入し、エ
ーテルで数回抽出した。
エーテル抽出物を混合し、飽和塩化ナトリウム水溶液で
洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、回転蒸発器で溶
媒を除去することにより濃縮した。残留物をシリカ・ゲ
ル上でクロマトグラフイにより精製した。ヘキサンによ
る溶離により130〜のβ一カロチンを得(収率20%
)、これは真正な試料との薄層クロマトグラフイの比較
および特徴ある紫外線スペクトルにより固定した。実施
例 4 四塩化チタンとマグネシウムをレチナールに作用させ製
造するβ一カロチンマグネシウム削片(243即、10
.0mm01)を不活性雰囲気(窒素またはアルゴン)
下で20meの乾燥テトラヒドロフランでスラリにし、
四塩化チタン(0.55m115,0mm01)の3m
1乾燥ベンゼン溶液を迅速に添加した。
生成溶液を500で一夜かきまぜて活性Ti()試薬を
形成し、レチナール(710〜、2,5mm00の5m
1乾燥テトラヒドロJャ宴痘n液を添加した。更に2時間
還流した後、溶液を常温まで冷却し、50m1の2N塩
化水素酸に注入し、エーテルで抽出した。工ーテル抽出
物を混合し、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸
マグネシウム上で乾燥し、回転蒸発器で溶媒を除去する
ことにより濃縮した。残留物をシリカ・ゲル上でクロマ
トグラフイにより精製した。ヘキサンによる溶離により
130〜の生成物(収率20%)を得、これを真正の試
料との薄層クロマトグラフイの比較および特徴ある紫外
線吸収スペクトルによりβ一カロチンと同定した。実施
例 5三塩化チタンと亜鉛をレチナールに作用させるこ
とによるβ一カロチンの製造三塩化チタン(770即、
5.0mm01)を不活性雰囲気(窒素またはアルゴン
)下20m1の乾燥テトラヒドロフランでスラリにし、
このスラリに亜鉛末(325rrIy15.0mm01
)を添加した。
生成した混合物を一夜還流してTi()試薬を形成し、
レチナール(710η、2.5mm01)の5m1乾燥
テトラヒドロフラン溶液を添加した。更に2時間還流し
た後、溶液を50meの2N塩化水素酸水溶液中に注入
し、エーテルで数回抽出した。エーテル抽出物を混合し
、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウ
ム上で乾燥し、回転蒸発器で溶媒を除去することにより
濃縮した。残留物をシリカ・ゲル上でクロマトグラフイ
により精製した。ヘキサンによる溶離により400ηの
β一カロチンを得(収率60%)、これは真正の試料と
の薄層クロマトグラフイの比較および特徴ある紫外線ス
ペクトルにより同定した。実施例 6 四塩化チタンと亜鉛をレチナールに作用させることによ
るβ一カロチンの製造亜鉛末(654η、10.0mm
01)を不活性雰囲気(窒素またはアルゴン)下20m
1の乾燥テトラヒドロフランでスラリにし、四塩化チタ
ン(0.55m115.0mm01)の3m1乾燥ベン
ゼン溶液を迅速に添加した。
生成した溶液を一夜還流して活性Ti()試薬を形成し
、レチナール(710ワ、2.5mm01)の5m1乾
燥テトラヒドロフラン溶液を添加した。
更に2時間還流した後、溶液を常温まで冷却し、50m
1の2N塩化水素酸水溶液中に注入し、エーテルで抽出
した。エーテル抽出物を混合し、飽和塩化ナトリウム水
溶液で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、回転蒸発
器で溶媒を除去することにより濃縮した。残留物をシリ
カ・ゲルカラムでクロマトグラフイにより精製した。ヘ
キサンによる溶離により430ηのβ−カロチンを得(
収率65%)、このカロチンはフラスコ内で晶出した。
β一カロチンを真正の試料との薄層クロマトグラフイの
比較および晶出試料の融点:Mpl8O〜182℃の比
較により同定した。実施例 7 三塩化チタンと水素化アルミニウムリチウムをp−メト
キシプロピオンフエノンに作用させることによるジメス
トール(α・α5−ジエチル4・4′−ジメトキシスチ
ルベン;ジエチルスチルベストロールジメチルエーテル
)の製造三塩化チタン(1.547、10.0mm01
)を不活性雰囲気下30m1の乾燥テトラヒドロフラン
でスラリにし、粉末の水素化アルミニウムリチウム(1
90η、5.0mm01)を注意深く添加した。
生成した溶液を常温で2時間かきまぜてTi()試薬を
形成し、p−メトキシプロピオンフエノン(820Tf
!9、5mm01)の5m1乾燥テトラヒドロフラン溶
液を添加した。反応を4時間還流し、次いで50m1の
2N塩化水素酸水溶液中に注入した。溶液を数回エーテ
ルで抽出し、エーテル抽出物を混合し、飽和塩化ナトリ
ウム水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、回
転蒸発器で溶媒を除去することにより濃縮した。残留物
をアルミナ上でクロマトグラフイにより精製して630
ηのジメストロール(Mpl24精)を得た(収率85
%)。実施例 8 四塩化チタンと亜鉛をp−メトキシプロピオフエノンに
作用させることによるジメストール(α・α5−ジエチ
ル−4・4′−ジメトキシスチルベン;ジエチルスチル
ベストロールジメチルエーテル)の製造亜鉛末(654
〜、10.0mm01)を不活性雰囲気下20m1の乾
燥テトラヒドロフランでスラリにし、四塩化チタン(0
.55m115.0mm01)の3m1乾燥ベンゼン溶
液を添加した。
生成した混合物を一夜還流して活性Ti()試薬を形成
し、pメトキシプロピオフエノン(500η、3.0m
m01)の5m2乾燥テトラヒドロフラン溶液を添加し
た。12時間還流した後、溶液を常温まで冷却し、50
m1の2N塩化水素酸水溶液に注入し、エーテルで抽出
した。
エーテル抽出物を混合し、飽和塩化ナトリウム水溶液で
洗浄し、硫酸マグネシウム水溶液で乾燥し、回転蒸発器
で溶媒を除去することにより濃縮した。残留物をシリカ
・ゲル上でクロマトグラフイにより精製して410ηの
ジメストロールを得(収率91%)、これは赤外スペク
トル、質量スペクトルおよび核磁気共鳴スペクトルで同
定した。融点は124核であつた。実施例 9三塩化チ
タンと水素化アルミニウムリチウムをシクロヘプタノン
に作用させることによるシクロヘプチリデンシクロヘプ
タンの製造三塩化チタン(1.237、8.0mm01
)を30m1の乾燥テトラヒドロフランにより窒素雰囲
気下でスラリをつくり、粉末の水素化アルミニウムリチ
ウム(152η、4,0mm01)を注意深く添加した
生成した溶液を常温で1時間かきまぜてTi()試薬を
形成し、シクロヘプタノン(450η、4.0mm01
)の5m1テトラヒドロフラン溶液を添加した。
反応を4時間還流下で行い、次いで50m1の2N塩化
水素酸に注入した。生成した溶液をエーテルで数回抽出
し、エーテル抽出物を混合し、飽和塩化ナトリウム水溶
液で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、回転蒸発器
で溶媒を除去することにより濃縮した。生成物(400
η、収率95%)は純粋なシクロヘプチリデンシクロヘ
プタンで、これはそのスペクトル特性(赤外スペクトル
、質量スペクトル、核磁気共鳴スペクトル)により同定
した。実施例 10 三塩化チタンと水素化アルミニウムリチウムをベンゾフ
エノンに作用させることによるテトラフエニルエチレン
の製造三塩化チタン(3.107、2.0mm01)を
窒素雰囲気下で40m1の乾燥テトラヒドロフランでス
ラリにし、粉末水素化アルミニウムリチウム(380η
、10.0mm01)を注意深く添加した。
生成した溶液を常温で1時間かきまぜてTi()試薬を
形成し、ベンゾフエノン(1.827、10.0mm0
1)の5m1乾燥テトラヒドロフラン溶液を添加した。
反応を15時間還流下で行い、次いで50m1の2N塩
化水素酸に注入し、エーテルで数回抽出した。エーテル
抽出物を混合し、飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し硫酸
マグネシウム上で乾燥し、回転蒸発器で溶媒を除去する
ことにより濃縮した。結晶残留物は1.55y(収率9
5%)三塩化チタン(3.107、20.0TLm01
)を窒素雰囲気下40meの乾燥テトラヒドロフランで
スラリにし、粉末の水素化アルミニウムリチウム(38
0η、10,0mm01)を注意深く添加した。生成し
た溶液を1時間常温でかきまぜてTj()試薬を形成し
、アダマンタノン(1.507、10,0mm01)の
10m1乾燥テトラヒドロフラン溶液を添加した。反応
を12時間還流下で行い、次いで生成物を50m1の2
N塩化水素酸に注入した。溶液をエーテルで数回抽出し
、エーテル抽出物を混合し、飽和塩化ナトリウム溶液で
洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、回転蒸発器で溶
媒を除去することにより濃縮した。生成した残留物:の
テトラフエニルエチレンで、これはそのスペクトル特性
(赤外スペクトルおよび紫外スペクトルにより同定した
。融点は220〜221℃であった。実施例 11三塩
化チタンと水素化アルミニウムリチウムのシクロドデカ
ノンに対する作用により製造するシクロドデカニリデン
シクロドデカン三塩化チタン(3.107、20.0m
m01)を窒素雰囲気下40m1の乾燥テトラヒドロフ
ランでスラリにし、粉末の水素化アルミニウムリチウム
(380Tf19、10.0mm01)を注意深く添加
した。
生成した溶液を常温で1時間かきまぜてTi()試薬を
形成し、シクロドデカノン(1.82η、10.0mm
01)の10m1乾燥テトラヒドロフラン溶液を添加し
た。反応を12時間還流下で行い、次いで反応生成物を
50m′の2N塩化水素酸水溶液中に注入し、エーテル
で数回抽出した。エーテル抽出物を混合し、飽和塩化ナ
トリウム水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し
、回転蒸発器で溶媒を除去することにより濃縮した。結
晶残留物は1.407(85%)のシクロドデカニリデ
ンシクロドデカンより成り、これはそのスペクトル特性
(赤外スペクトル、核磁気共鳴スペクトルおよび質量ス
ペクトル)および融点により同定した。実施例 12 三塩化チタンと水素化アルミニウムリチウムのアダマン
タノンに対する作用により製造するアダマンチリデンア
ダマンタンリチウム(110mg、5.0mm01)を
添加し、生成した溶液を50℃で2時間かきまぜた。
レチナール(1.42y15.0mm01)を5m1の
乾燥テトラヒドロフランに溶解した溶液を添加し、反応
を還流下で4時間行つた。然る後生成溶液を50m1の
2N塩化水素酸水溶液に注入し、エーテルで数回抽出し
た。エーテル抽出物を混合し、飽和塩化ナトリウム溶液
で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、回転蒸発器で
溶媒を除去することにより濃縮した。残留物を更にシリ
カ・ゲル上でクロマトグラフイにより精製した。ヘキサ
ンによる溶離により0,8y(60%)のβ一カロチン
を得、これは真正の試料との比較により同定した。融点
は180〜182とであつた。実施例 14 四塩化チタンと水素化カルシウムのレチナールに対する
作用により製造するβ一カロチン四塩化チタン(1.1
0m1110.0mm01)を不活性雰囲気下25m1
の乾燥テトラヒドロフランに溶解することにより溶液を
調製した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 チタン(Ti)を先ず不活性溶媒溶液中で2価より
    高い酸化状態から反応性Ti(II)に還元し、しかる後
    この反応性Ti(II)をレチナールと反応させ、次いで
    反応した溶液を酸性にし、この酸性にした反応溶液から
    β−カロチンの溶媒を用いてβ−カロチンを分離し、β
    −カロチンをβ−カロチンの溶媒から取出すことを特徴
    とするβ−カロチンの製造方法。
JP50040837A 1974-04-05 1975-04-05 β−カロチンの製造方法 Expired JPS5926624B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US45806574A 1974-04-05 1974-04-05
US458065 1974-04-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS516904A JPS516904A (ja) 1976-01-20
JPS5926624B2 true JPS5926624B2 (ja) 1984-06-29

Family

ID=23819212

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50040837A Expired JPS5926624B2 (ja) 1974-04-05 1975-04-05 β−カロチンの製造方法

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JPS5926624B2 (ja)
DE (1) DE2515011C2 (ja)
FR (1) FR2266676B1 (ja)
GB (1) GB1510211A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6185226U (ja) * 1984-11-08 1986-06-04

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9703992D0 (en) * 1997-02-26 1997-04-16 Rolabo Sl Process

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6185226U (ja) * 1984-11-08 1986-06-04

Also Published As

Publication number Publication date
JPS516904A (ja) 1976-01-20
DE2515011C2 (de) 1985-05-15
FR2266676B1 (ja) 1980-04-04
FR2266676A1 (ja) 1975-10-31
GB1510211A (en) 1978-05-10
DE2515011A1 (de) 1976-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Drouin et al. Cyclization of acetylenic carbonyl compounds via their silyl enol ether derivatives: a new intramolecular C-vinylation induced by mercury (II) salts. Stereochemistry and functionalization of the intermediate vinylmercurial
JP3568219B2 (ja) 19−ノルビタミンd化合物の調製
JPH0285240A (ja) オキシムの接触製造法
JPH10167994A (ja) 炭素クラスター誘導体
JPH04288029A (ja) パラフィン系化合物の酸化法
US4225734A (en) Process for producing symmetrical olefins
EP1963339B1 (en) Process for recycling cyclopentdienyl derivatives and preapring metallocenes from recycle, substituted cyclopentdienyl derivatives
KR20010066823A (ko) 칸타크산틴의 제조방법
Halterman et al. Synthesis of camphor-derived chiral cyclopentadienes via the Nazarov cyclization: Preparation of chiral bis (cyclopentadienyl) zirconium and-titanium dichlorides
JPS5926624B2 (ja) β−カロチンの製造方法
EP0168175B1 (en) Preparation of tamoxifen
Makosza et al. Convenient preparation of metals deposited on solid supports and their use in organic synthesis
Marchand et al. Lewis acid-promoted reactions of substituted pentacyclo [5.4. 0.02, 6.03, 1005, 9] undecane-8, 11-diones with ethyl diazoacetate
JPS6051450B2 (ja) 対称オレフインの製造方法
JP2885386B2 (ja) 金属塩錯体
CN110746283A (zh) 一种β-突厥酮的合成工艺
Shapiro et al. Mixture of mechanisms in the reaction of tosylhydrazones with alkyllithium reagents
Hoshi et al. The synthesis of Se-alkyl alkaneselenoates via (1-iodo-1-alkenyl) dialkylboranes.
CA1292471C (en) Preparation of piperidinylcyclopentylheptenoic acid derivatives
Moloney et al. The α-vinylation of β-dicarbonyl compounds by alk-1-enyl-lead triacetates
PL92979B1 (ja)
JP4418048B2 (ja) 13−シス−レチノイン酸の製造方法
JPH0112750B2 (ja)
Keck et al. Intramolecular allylstannane-carbonyl condensations. Formation of vinylcyclopropane derivatives and an unusual dimeric product
JP3221607B2 (ja) 置換フェニル化合物の合成方法