JPS5926211Y2 - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
- Publication number
- JPS5926211Y2 JPS5926211Y2 JP7065879U JP7065879U JPS5926211Y2 JP S5926211 Y2 JPS5926211 Y2 JP S5926211Y2 JP 7065879 U JP7065879 U JP 7065879U JP 7065879 U JP7065879 U JP 7065879U JP S5926211 Y2 JPS5926211 Y2 JP S5926211Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cold air
- refrigerator
- partition wall
- air passage
- compartment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、冷凍室と冷蔵室を区画する中仕切壁中に冷気
を冷蔵室に送る冷気通路を形成した冷蔵庫に関するもの
である。
を冷蔵室に送る冷気通路を形成した冷蔵庫に関するもの
である。
従来のこの種の冷蔵庫を第１図により説明すると、冷却
器１により冷却された空気は庫内ファン２により冷凍室
３に送られ、冷凍室３内を冷却する。
器１により冷却された空気は庫内ファン２により冷凍室
３に送られ、冷凍室３内を冷却する。
上記冷凍室３内を冷却した冷気の一部は、中仕切壁４内
の通路５により冷却器１に戻され、他は中仕切壁４の冷
凍室３手前側に吸込口６ａを、冷蔵室７後方に吐出口６
ｂを有し、該中仕切壁４内に傾斜して形成された冷気通
路６を通り、冷蔵室７に送られ、該冷蔵室７を冷却した
後、冷蔵室７手前側に吸込口８ａを有した中仕切壁４内
の通路８により冷却器１に戻される。
の通路５により冷却器１に戻され、他は中仕切壁４の冷
凍室３手前側に吸込口６ａを、冷蔵室７後方に吐出口６
ｂを有し、該中仕切壁４内に傾斜して形成された冷気通
路６を通り、冷蔵室７に送られ、該冷蔵室７を冷却した
後、冷蔵室７手前側に吸込口８ａを有した中仕切壁４内
の通路８により冷却器１に戻される。
冷凍室３内には冷凍室サーモ９（図省略）が設置され、
冷凍室３内を所定温度例えば−１８℃に保つように庫内
ファン２及び冷却器１を有する周知の冷凍サイクルの運
転を制御している。
冷凍室３内を所定温度例えば−１８℃に保つように庫内
ファン２及び冷却器１を有する周知の冷凍サイクルの運
転を制御している。
一方、冷蔵室７は中仕切壁４内に設置されたダンパーサ
ーモ１０ａ（図省略）により中仕切壁４内の冷気通路６
に設けたダンパー１０の開度を調節して所定温度、例え
ば、３℃に保たれている。
ーモ１０ａ（図省略）により中仕切壁４内の冷気通路６
に設けたダンパー１０の開度を調節して所定温度、例え
ば、３℃に保たれている。
上記冷蔵庫において、冷凍室３内が所定温度、例えば−
１８℃に達すると、冷凍室サーモ９が動作し庫内ファン
２及び冷凍サイクルの運転を停止させる。
１８℃に達すると、冷凍室サーモ９が動作し庫内ファン
２及び冷凍サイクルの運転を停止させる。
この時、冷蔵庫においても最も低温、例えば２５℃の冷
却器１より中仕切壁４内の通路８を通り、冷蔵室７へ冷
気が送られると同時に冷蔵室７内の比較的緩かい空気は
中仕切壁４内の冷気通路６を通って冷凍室３内へ送られ
るという通常の冷気循環径路とは全く逆の冷気循環径路
が自然対流現象により形成される。
却器１より中仕切壁４内の通路８を通り、冷蔵室７へ冷
気が送られると同時に冷蔵室７内の比較的緩かい空気は
中仕切壁４内の冷気通路６を通って冷凍室３内へ送られ
るという通常の冷気循環径路とは全く逆の冷気循環径路
が自然対流現象により形成される。
この時ダンパーサーモか冷却器１より冷蔵室７内に流入
する冷気を感知してダンパー１０を閉鎖させ逆流を阻止
するが動作まで所定時間を要するため、その間冷蔵室７
内の比較的高温、高湿の空気は冷気通路６内を逆流して
ダンパー１０の表面及び中仕切壁４の冷凍室３側裏面４
ａ等に結露し、次の冷却サイクルにより霜となり、繰り
返しによりダンパー１０の動作を阻害したり、冷気通路
６の通路面積を縮小したりして冷蔵室７内を所定温度、
例えば３℃に保てなくなるという問題を生じていた。
する冷気を感知してダンパー１０を閉鎖させ逆流を阻止
するが動作まで所定時間を要するため、その間冷蔵室７
内の比較的高温、高湿の空気は冷気通路６内を逆流して
ダンパー１０の表面及び中仕切壁４の冷凍室３側裏面４
ａ等に結露し、次の冷却サイクルにより霜となり、繰り
返しによりダンパー１０の動作を阻害したり、冷気通路
６の通路面積を縮小したりして冷蔵室７内を所定温度、
例えば３℃に保てなくなるという問題を生じていた。
本考案は上記問題を解決するためになされたもので、中
仕切壁の冷気通路内に空気溜部を設けることにより庫内
ファン停止時の逆流暖気を空気溜部に保持し冷気通路内
への暖気流入を阻止するものである。
仕切壁の冷気通路内に空気溜部を設けることにより庫内
ファン停止時の逆流暖気を空気溜部に保持し冷気通路内
への暖気流入を阻止するものである。
以下本考案の一実施例を第２図で説明すると、１１は冷
気通路６の冷蔵室吐出口６ｂ近傍に設けた空気溜部で、
冷気通路６の上面６Ｃに対し凹部を形成してなる。
気通路６の冷蔵室吐出口６ｂ近傍に設けた空気溜部で、
冷気通路６の上面６Ｃに対し凹部を形成してなる。
他は従来例と同様である。上記冷蔵庫の動作を説明する
と、冷凍室サーモ９がその接点を閉じ（即ち冷凍室３が
所定温度に達していない時）庫内ファン及び冷凍サイク
ルか運転している時は従来例と同様、冷却器１からの冷
気は冷凍室３内に送られ、一部は通路５を通って冷却器
１に戻り、他は冷気通路６を通って冷蔵室７に送られ、
冷蔵室７を冷却した後通路８より冷却器１に戻る。
と、冷凍室サーモ９がその接点を閉じ（即ち冷凍室３が
所定温度に達していない時）庫内ファン及び冷凍サイク
ルか運転している時は従来例と同様、冷却器１からの冷
気は冷凍室３内に送られ、一部は通路５を通って冷却器
１に戻り、他は冷気通路６を通って冷蔵室７に送られ、
冷蔵室７を冷却した後通路８より冷却器１に戻る。
この時冷気通路６内に設けた空気溜部１１には冷気通路
６内を通過する冷気と同温度の冷気が停留されたままと
なり、冷気通路６内の冷気の流れには影響を与えない。
６内を通過する冷気と同温度の冷気が停留されたままと
なり、冷気通路６内の冷気の流れには影響を与えない。
冷凍室３か所定温度、例えば−１８℃に達すると冷凍室
サーモ９が動作し庫内ファン２及び冷凍サイクルの運転
が停止され従来例で述べた如く逆流が生じ、冷蔵室７内
の暖気は冷気通路６内に流入する。
サーモ９が動作し庫内ファン２及び冷凍サイクルの運転
が停止され従来例で述べた如く逆流が生じ、冷蔵室７内
の暖気は冷気通路６内に流入する。
しかし吐出口６ｂ近傍に設けた空気溜部１１のため暖気
の冷気通路６の吸込口６ａに向かって上昇は阻止され、
この間ダンパーサーモ１０ａが冷却器１より冷蔵室７内
に流入する冷気を感知してダンパー１０を閉鎖するため
、空気溜部１１をあふれた暖気はダンパー１０によって
上昇が阻止され、逆流は止まる。
の冷気通路６の吸込口６ａに向かって上昇は阻止され、
この間ダンパーサーモ１０ａが冷却器１より冷蔵室７内
に流入する冷気を感知してダンパー１０を閉鎖するため
、空気溜部１１をあふれた暖気はダンパー１０によって
上昇が阻止され、逆流は止まる。
而して逆流暖気による中仕切壁４の冷凍室３側裏面４ａ
等への結露が阻止でき、冷蔵室７内を所定温度に保つこ
とができる。
等への結露が阻止でき、冷蔵室７内を所定温度に保つこ
とができる。
以上述べた如く、冷気通路６の吐出口６ｂ近傍に空気溜
部１１を配設することにより逆流暖気による結露、結霜
を防ぎダンパー１０の動作不良及び冷気通路６の通路面
積縮小による冷蔵室温度制御の不具合を防止できその効
果は大である。
部１１を配設することにより逆流暖気による結露、結霜
を防ぎダンパー１０の動作不良及び冷気通路６の通路面
積縮小による冷蔵室温度制御の不具合を防止できその効
果は大である。
第３図は中仕切壁に設けられた冷気通路の冷気吸込口を
冷却器近傍に形成した冷蔵庫の実施例で、冷却器１によ
り冷却された空気が庫内ファン２により冷却器近傍に設
けられた吸込口６ｄから中仕切壁４内のダンパー１０及
び冷気通路６を通り冷蔵室７に送られ、該冷蔵室７を冷
却した後、冷蔵室７手前側に吸込口８ａを有した中仕切
壁４内の通路８により冷却器１に戻される方式で、他は
第２図と同方式であり、中仕切壁４内の冷気通路６の上
面６Ｃに対して凹部を形成する空気溜部１１を設けるこ
とにより、冷気通路６を通って吸込口６ｄより冷却器１
に戻る逆流暖気の流れを阻止できる。
冷却器近傍に形成した冷蔵庫の実施例で、冷却器１によ
り冷却された空気が庫内ファン２により冷却器近傍に設
けられた吸込口６ｄから中仕切壁４内のダンパー１０及
び冷気通路６を通り冷蔵室７に送られ、該冷蔵室７を冷
却した後、冷蔵室７手前側に吸込口８ａを有した中仕切
壁４内の通路８により冷却器１に戻される方式で、他は
第２図と同方式であり、中仕切壁４内の冷気通路６の上
面６Ｃに対して凹部を形成する空気溜部１１を設けるこ
とにより、冷気通路６を通って吸込口６ｄより冷却器１
に戻る逆流暖気の流れを阻止できる。
以上述べた如く、本考案は冷気通路の吸込口の位置に関
係なく、中仕切壁中に冷気を冷蔵室に送るダンパーを備
えた冷気通路を有するものに、特別な部材を使うことも
なく、上記冷気通路上面に凹部を設けるだけで冷凍室側
裏面等への霜付防止が出来ることは勿論、ダンパー表面
への霜付を防止することが出来るものである。
係なく、中仕切壁中に冷気を冷蔵室に送るダンパーを備
えた冷気通路を有するものに、特別な部材を使うことも
なく、上記冷気通路上面に凹部を設けるだけで冷凍室側
裏面等への霜付防止が出来ることは勿論、ダンパー表面
への霜付を防止することが出来るものである。
第１図は中仕切壁中に冷気通路を形成した従来の冷気強
制循環方式冷蔵庫の縦断面図、第２図は本考案の実施例
を示した中仕切壁部の拡大断面図、第３図は本考案の他
の実施例を示す冷蔵庫の部分断面図である。 １・・・・・・冷却器、２・・・・・・庫内ファン、３
・・・・・・冷凍室、４・・・・・・中仕切壁、４ａ・
・・・・・中仕切壁の冷凍室側裏面、５・・・・・・冷
凍室通路、６・・・・・・中仕切壁の冷気通路、６ａ・
・・・・・冷凍室手前側の吸込口、６ｂ・・・・・・冷
気通路の吐出口、６Ｃ・・・・・・冷気通路上面、６ｄ
・・・・・・冷却器近傍の吸込口、７・・・・・・冷蔵
室、８・・・・・・冷蔵室通路、８ａ・・・・・・冷蔵
室通路の吸込口、９・・・・・・冷凍室サーモ、１０・
・・・・・ダンパー、１０ａ・・・・・・ダンパーサー
モ、１１・・・・・・空気溜部。
制循環方式冷蔵庫の縦断面図、第２図は本考案の実施例
を示した中仕切壁部の拡大断面図、第３図は本考案の他
の実施例を示す冷蔵庫の部分断面図である。 １・・・・・・冷却器、２・・・・・・庫内ファン、３
・・・・・・冷凍室、４・・・・・・中仕切壁、４ａ・
・・・・・中仕切壁の冷凍室側裏面、５・・・・・・冷
凍室通路、６・・・・・・中仕切壁の冷気通路、６ａ・
・・・・・冷凍室手前側の吸込口、６ｂ・・・・・・冷
気通路の吐出口、６Ｃ・・・・・・冷気通路上面、６ｄ
・・・・・・冷却器近傍の吸込口、７・・・・・・冷蔵
室、８・・・・・・冷蔵室通路、８ａ・・・・・・冷蔵
室通路の吸込口、９・・・・・・冷凍室サーモ、１０・
・・・・・ダンパー、１０ａ・・・・・・ダンパーサー
モ、１１・・・・・・空気溜部。
Claims (1)
- １．冷凍室と冷蔵室を中仕切壁にて区画する中仕切壁中
に、冷気を冷蔵室に送る冷気通路を形成した冷気強制循
環方式の冷蔵・：庫において、上記冷気通路の途中にダ
ンパーサーモを設置すると共にその冷気通路の冷蔵室へ
の吐出口近傍の上面に空気溜部を形成したことを特徴と
する冷蔵庫。 ２、中仕切壁の冷凍室手前側に冷気吸込口を冷蔵室後方
に冷気吐出口を有し、該中仕切壁内に傾斜して形成され
た冷気通路内にダンパーサーモを配設した冷蔵庫におい
て、冷気通路のダンパーサーモ部と冷気吐出口間に空気
溜部を形成したことを特徴とする実用新案登録請求の範
囲第１項記載の冷蔵庫。 ３、中仕切壁に設けられた冷気通路の冷気吸込口を冷却
器近傍に形成したことを特徴とする実用新案登録請求の
範囲第１項記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7065879U JPS5926211Y2 (ja) | 1979-05-28 | 1979-05-28 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7065879U JPS5926211Y2 (ja) | 1979-05-28 | 1979-05-28 | 冷蔵庫 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55172780U JPS55172780U (ja) | 1980-12-11 |
| JPS5926211Y2 true JPS5926211Y2 (ja) | 1984-07-30 |
Family
ID=29304386
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7065879U Expired JPS5926211Y2 (ja) | 1979-05-28 | 1979-05-28 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5926211Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5877297B2 (ja) * | 2011-04-05 | 2016-03-08 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 冷蔵庫 |
-
1979
- 1979-05-28 JP JP7065879U patent/JPS5926211Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55172780U (ja) | 1980-12-11 |
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