JPS5925677B2 - 感熱記録材料 - Google Patents
感熱記録材料Info
- Publication number
- JPS5925677B2 JPS5925677B2 JP54129740A JP12974079A JPS5925677B2 JP S5925677 B2 JPS5925677 B2 JP S5925677B2 JP 54129740 A JP54129740 A JP 54129740A JP 12974079 A JP12974079 A JP 12974079A JP S5925677 B2 JPS5925677 B2 JP S5925677B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording material
- heat
- sensitive
- sensitive recording
- acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/30—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used using chemical colour formers
- B41M5/337—Additives; Binders
- B41M5/3375—Non-macromolecular compounds
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は無色若しくは淡色のロイコ染料と加熱によつて
、ロイコ染料を発色せしめる酸性物質とを用いた感熱記
録材料に関する。
、ロイコ染料を発色せしめる酸性物質とを用いた感熱記
録材料に関する。
さらに詳細には発色画像の濃度向上も得られ、感熱ヘッ
ドとの粘着防止（ステーキング）を図Ｄ）長期間使用し
てもヘッドにガスの付着がなくヘッドの走行性を改良し
た感熱記録材料に関するものである。
ドとの粘着防止（ステーキング）を図Ｄ）長期間使用し
てもヘッドにガスの付着がなくヘッドの走行性を改良し
た感熱記録材料に関するものである。
感熱記録材料は通常加熱によつて発色する。
いわゆる感熱発色層を支持体例えば、紙、プラステイツ
クフイルム等の表面に形成せしめたものであり加熱には
、サーマルヘッドを内蔵したサーマルプリンターなどが
用いられる。上記のような記録材料を用いる感熱記録方
法は図書、文書などの複写に用いられているほか、電子
計算機、ファクシミリ−、計測機などの出力記録にも用
いられ、その記録材料としては、ラクトン、ラクタム、
またはスピロピラン環を有する無色または淡色のロイコ
染料と酸性物質例えば、有機酸又はフェノール性物質と
を含有する感熱発色層を有するものが色調が鮮明であル
かつカブリも少ないという利点のあることから注目され
ている。
クフイルム等の表面に形成せしめたものであり加熱には
、サーマルヘッドを内蔵したサーマルプリンターなどが
用いられる。上記のような記録材料を用いる感熱記録方
法は図書、文書などの複写に用いられているほか、電子
計算機、ファクシミリ−、計測機などの出力記録にも用
いられ、その記録材料としては、ラクトン、ラクタム、
またはスピロピラン環を有する無色または淡色のロイコ
染料と酸性物質例えば、有機酸又はフェノール性物質と
を含有する感熱発色層を有するものが色調が鮮明であル
かつカブリも少ないという利点のあることから注目され
ている。
しかしながら、このような感熱記録材料は、ひつかき、
こすれあるいは、圧力により容易に発色する欠点を有す
るものである。本発明はこのこすれや圧力による発色防
止を顕著に改良し発色性についても特に、低エネルギー
における発色画像の濃度向上と併せて感熱ヘッドとの粘
着防止を図わヘッドの走行性を改良するためになされた
ものである。
こすれあるいは、圧力により容易に発色する欠点を有す
るものである。本発明はこのこすれや圧力による発色防
止を顕著に改良し発色性についても特に、低エネルギー
における発色画像の濃度向上と併せて感熱ヘッドとの粘
着防止を図わヘッドの走行性を改良するためになされた
ものである。
すなわち本発明は、無色若しくは淡色のロイコ染料を熱
時発色せしめる酸性物質とを含有する感熱発色層を有す
る感熱記録材料において前記感熱発色層中に一般式 Ｏ Ｒ１−ＮＨＣ−Ｒ２ 式中Ｒ、は炭素数１０〜３０のアルキ基、（Ｒ。
時発色せしめる酸性物質とを含有する感熱発色層を有す
る感熱記録材料において前記感熱発色層中に一般式 Ｏ Ｒ１−ＮＨＣ−Ｒ２ 式中Ｒ、は炭素数１０〜３０のアルキ基、（Ｒ。
は炭素数１〜３のアルキル基を示す。）で表わされる高
級脂肪族アミンのアシル化合物を含有せしめた感熱記録
材料を提供するものである。上記高級脂肪族アミンの具
体例としてはデシルアミン、ウンデシルアミン、ドデシ
ルアミン、トリデシルアミン、テトラデシルアミン、ペ
ンタデシルアミン、ヘキサデシルアミン、ヘプタデシル
アミン、オクタデシルアミン、ノナデシルアミン等の炭
素数１０〜３０のものであシ、好ましくは炭素数１６〜
１８のものである。アシル化成分としてはアセチル、プ
ロピオニル、ブチリルあるいはこれらの無水物が用いら
れる。
級脂肪族アミンのアシル化合物を含有せしめた感熱記録
材料を提供するものである。上記高級脂肪族アミンの具
体例としてはデシルアミン、ウンデシルアミン、ドデシ
ルアミン、トリデシルアミン、テトラデシルアミン、ペ
ンタデシルアミン、ヘキサデシルアミン、ヘプタデシル
アミン、オクタデシルアミン、ノナデシルアミン等の炭
素数１０〜３０のものであシ、好ましくは炭素数１６〜
１８のものである。アシル化成分としてはアセチル、プ
ロピオニル、ブチリルあるいはこれらの無水物が用いら
れる。
次に一般式で示される化合物の合成方法をオクタデシル
アセトアミドを例にと）説明する。オクタデシルアミン
、２７（重量部）を、無水醋酸、２０．４部に溶解し、
油浴中で攪伴しながら５時間加温し、反応後、氷水中に
注ぎ、白色析出物を濾過する。氷醋酸よう再結晶させる
とＭ，ｐ７８〜８０℃のオクタデシルアセトアミド（ア
セチル、ステアリルアミド）が得られる。本発明におけ
る高級アミンのアシル化合物の添加量は、感熱発色層中
に含有されるロイコ染料１重量部に対して０．０５〜４
．０重量部の割合で感熱発色中に含有させる。
アセトアミドを例にと）説明する。オクタデシルアミン
、２７（重量部）を、無水醋酸、２０．４部に溶解し、
油浴中で攪伴しながら５時間加温し、反応後、氷水中に
注ぎ、白色析出物を濾過する。氷醋酸よう再結晶させる
とＭ，ｐ７８〜８０℃のオクタデシルアセトアミド（ア
セチル、ステアリルアミド）が得られる。本発明におけ
る高級アミンのアシル化合物の添加量は、感熱発色層中
に含有されるロイコ染料１重量部に対して０．０５〜４
．０重量部の割合で感熱発色中に含有させる。
その量が０．０５重量部ょシも少ない場合にはこすれや
、圧力による発色を防止する効果が得難く、また４．０
重量部よ勺も多い場合には、それ以上の発色を防止する
効果は望めない。本発明において感熱発色層を構成する
ロイコ染料、酸性物質（有機酸、フエノール性物質）卦
よび結合剤は従来よジ公知のものが用いられ、その一例
を下記する。
、圧力による発色を防止する効果が得難く、また４．０
重量部よ勺も多い場合には、それ以上の発色を防止する
効果は望めない。本発明において感熱発色層を構成する
ロイコ染料、酸性物質（有機酸、フエノール性物質）卦
よび結合剤は従来よジ公知のものが用いられ、その一例
を下記する。
１ ロイコ染料
３．３−ビス（Ｐ−ジメチルアミノフエニル）−フタリ
ド、３．３−ビス（Ｐ−ジメチルアミノフエニル）−６
−ジメチルアミノフタリド（別名クリスタルバイオレッ
トラグ，トン）３．３−ビス（Ｐ−ジメチルアミノフエ
ニル）一６−ジエチルアミノフタリド、３．３−ビス（
Ｐ−ジメチルアミノフエニル）一６−クロルフタリド、
３．３−ピス（Ｐ−ジブチルアミノフエニル）フタリド
等のトリフエニルメタン系、３−シクロヘキシルアミノ
−６−クロルフルオラン、３−（ＮＮ−ジエチルアミノ
）−５−メチルーJヨ黶iＮＮ−ジベンジルアミノ）フル
オラン、３−ジメチルアミノ−５．７−ジメチルフルオ
ラン） ３−ジエチルアミノーJメ[メチルフルオラン、３−ジエ
チルアミノー７．８−ベンズフルオラン等のフルオラン
系染料のロイコ体ベース、３−ジエチルアミノ−６−メ
チルーJメ[クロルフルオラン、３−ピロリジノ一６−メ
チルーJメ[アニリノフルオラン、２−｛Ｎ−（３′一ト
リフルオルメチルフエニル）アミノ｝−６−ジエチルア
ミノフルオラン、２−｛３．６−ビス（ジエチルアミノ
）−９−（０−クロルアニリノ）キサンチル安息香酸ラ
クタム｝等のフルオラン系染料、３−（２′−ヒドロキ
シ−ｌ−ジメチルアミノフエニル）−３−（２′−メト
キシ−５′−クロルフエニル）フタリド、３−（２′−
ヒドロキシ−４′−ジメチルアミノフエニル）−３−（
′２！−メトキシ−５′−ニトロフエニル）フタリド、
３−（２′−ヒドロキシ−４／−ヅエチルアミノフエニ
ル）−３−（２′−メトキシ−５′−メチルフエニル）
フタリド、３−（２！−メトキシ−４′−ジメチルアミ
ノフエニル）−３−（２′−ヒドロキシ−４しクロル一
５′−メチルフエニル）フタリド。
ド、３．３−ビス（Ｐ−ジメチルアミノフエニル）−６
−ジメチルアミノフタリド（別名クリスタルバイオレッ
トラグ，トン）３．３−ビス（Ｐ−ジメチルアミノフエ
ニル）一６−ジエチルアミノフタリド、３．３−ビス（
Ｐ−ジメチルアミノフエニル）一６−クロルフタリド、
３．３−ピス（Ｐ−ジブチルアミノフエニル）フタリド
等のトリフエニルメタン系、３−シクロヘキシルアミノ
−６−クロルフルオラン、３−（ＮＮ−ジエチルアミノ
）−５−メチルーJヨ黶iＮＮ−ジベンジルアミノ）フル
オラン、３−ジメチルアミノ−５．７−ジメチルフルオ
ラン） ３−ジエチルアミノーJメ[メチルフルオラン、３−ジエ
チルアミノー７．８−ベンズフルオラン等のフルオラン
系染料のロイコ体ベース、３−ジエチルアミノ−６−メ
チルーJメ[クロルフルオラン、３−ピロリジノ一６−メ
チルーJメ[アニリノフルオラン、２−｛Ｎ−（３′一ト
リフルオルメチルフエニル）アミノ｝−６−ジエチルア
ミノフルオラン、２−｛３．６−ビス（ジエチルアミノ
）−９−（０−クロルアニリノ）キサンチル安息香酸ラ
クタム｝等のフルオラン系染料、３−（２′−ヒドロキ
シ−ｌ−ジメチルアミノフエニル）−３−（２′−メト
キシ−５′−クロルフエニル）フタリド、３−（２′−
ヒドロキシ−４′−ジメチルアミノフエニル）−３−（
′２！−メトキシ−５′−ニトロフエニル）フタリド、
３−（２′−ヒドロキシ−４／−ヅエチルアミノフエニ
ル）−３−（２′−メトキシ−５′−メチルフエニル）
フタリド、３−（２！−メトキシ−４′−ジメチルアミ
ノフエニル）−３−（２′−ヒドロキシ−４しクロル一
５′−メチルフエニル）フタリド。
有機酸：
ホウ酸、シユウ酸、マレイン酸、酒石酸、クエン酸、コ
ハク酸、安息香酸、ステアリン酸、没食子酸、サリチル
酸、１−ヒドロキシ−２−ナフトエ酸、０−ヒドロキシ
安息香酸、ｍ−ヒドロキシ安息香酸、２−ヒドロキシ−
ｐ−トルイル酸。
ハク酸、安息香酸、ステアリン酸、没食子酸、サリチル
酸、１−ヒドロキシ−２−ナフトエ酸、０−ヒドロキシ
安息香酸、ｍ−ヒドロキシ安息香酸、２−ヒドロキシ−
ｐ−トルイル酸。
ト フエノール性物質３．５−キシレノール、チモール
、ｐ−Ｔｅｒｔ−ブチルフエノール、４−ヒドロキシフ
エノキシド、メチル−４−ヒドロキシベンゾエート、４
−ヒドロキシアセトフエノン、α−ナフトール、β−ナ
フトール、カテコール、レゾルシン、ヒドロキノン、４
−Ｔｅｒｔ−オクチルカテコール、４．４′−Ｓｅｃ−
ブチリデンフエノール、２．２一ジヒドロキシジフエニ
ル、２．２−メチレンビス（４−メチル−６−Ｔｅｒｔ
−ブチルフエノール）、２．２−ビス（４′−ヒドロキ
シフエニル）プロパン、４．４′−イソプロピリデンー
ビス（２−Ｔｅｒｔ−ブチルフエノール）、４．４′−
Ｓｅｃーブチリデンジフエノール、ピロガロール、フロ
ログルシン、フロログルシンカルボン酸。
、ｐ−Ｔｅｒｔ−ブチルフエノール、４−ヒドロキシフ
エノキシド、メチル−４−ヒドロキシベンゾエート、４
−ヒドロキシアセトフエノン、α−ナフトール、β−ナ
フトール、カテコール、レゾルシン、ヒドロキノン、４
−Ｔｅｒｔ−オクチルカテコール、４．４′−Ｓｅｃ−
ブチリデンフエノール、２．２一ジヒドロキシジフエニ
ル、２．２−メチレンビス（４−メチル−６−Ｔｅｒｔ
−ブチルフエノール）、２．２−ビス（４′−ヒドロキ
シフエニル）プロパン、４．４′−イソプロピリデンー
ビス（２−Ｔｅｒｔ−ブチルフエノール）、４．４′−
Ｓｅｃーブチリデンジフエノール、ピロガロール、フロ
ログルシン、フロログルシンカルボン酸。
４結合剤：
ポリビニルアルコール、メトキシセルロース、ヒドロキ
シエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ポ
リビニルピロリドン、ポリアクリルアミド、ポリアクリ
ル酸、デンプン、ゼラチンなどのような水溶性のもの、
あるいはポリスチレン、塩化ビニル一酢酸ビニル共重合
体、ポリブチルメタクリレートなどのような水性エマル
ジヨンのものを結合剤として用いることができる。
シエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ポ
リビニルピロリドン、ポリアクリルアミド、ポリアクリ
ル酸、デンプン、ゼラチンなどのような水溶性のもの、
あるいはポリスチレン、塩化ビニル一酢酸ビニル共重合
体、ポリブチルメタクリレートなどのような水性エマル
ジヨンのものを結合剤として用いることができる。
本発明の感熱記録材料には、感熱発色層中に、さらに炭
酸カルシウム、シリカ、アルミナ、マグネシア、タルク
、硫酸バリウム、ステアリン酸アルミニウムなどの微粉
末を添加して、発色画像の鮮明性を向上せしめ、またア
マニ油、桐油、ロウ、パラフイン、ポリエチレンワツク
ス、塩化パラフインなどの潤滑剤を添加してサーマルヘ
ツドの走行性を一層改善することができる。
酸カルシウム、シリカ、アルミナ、マグネシア、タルク
、硫酸バリウム、ステアリン酸アルミニウムなどの微粉
末を添加して、発色画像の鮮明性を向上せしめ、またア
マニ油、桐油、ロウ、パラフイン、ポリエチレンワツク
ス、塩化パラフインなどの潤滑剤を添加してサーマルヘ
ツドの走行性を一層改善することができる。
上記本発明の感熱発色層は通常紙、ブラスチツクフイル
ム、金属蒸着紙等の支持体上に塗布、貼付け等の手段に
よ）設けて感熱記録材料とすればよい。
ム、金属蒸着紙等の支持体上に塗布、貼付け等の手段に
よ）設けて感熱記録材料とすればよい。
またこの感熱発色層上にさらに薄い無色又は着色透明高
分子物質による保護層を設けることもできる。また場合
により感熱発色層結合剤として自己支持性の物質を用い
て支持体なしの記録材料とすることも可能である。以下
に本発明を実施例により説明する。
分子物質による保護層を設けることもできる。また場合
により感熱発色層結合剤として自己支持性の物質を用い
て支持体なしの記録材料とすることも可能である。以下
に本発明を実施例により説明する。
実施例 １
下記成分をそれぞれボールミルを用いて１０時間混合し
て、分散液ＡおよびＢを調整した後、分散液ＡおよびＢ
をさらに混合して、感熱発色層形成液を調整した。
て、分散液ＡおよびＢを調整した後、分散液ＡおよびＢ
をさらに混合して、感熱発色層形成液を調整した。
（分散液Ａの成分）
上記のようにして調整した感熱発色層形成液を、ワイヤ
ーバ一を用いて上質紙（５０９／Ｍ２）の表面に塗布、
乾燥して付着量が、６，０９／Ｔｒｌの感熱発色層を形
成せしめて、本発明の感熱記録材料を得た。
ーバ一を用いて上質紙（５０９／Ｍ２）の表面に塗布、
乾燥して付着量が、６，０９／Ｔｒｌの感熱発色層を形
成せしめて、本発明の感熱記録材料を得た。
このようにして得た記録材料を用いサーマルヘツドを内
蔵した、サーマルプリンタによつて温度１４５℃で印字
したところ、鮮明な黒色の画像が得られた。
蔵した、サーマルプリンタによつて温度１４５℃で印字
したところ、鮮明な黒色の画像が得られた。
また、上記において、オクタデシルアセトアミドを含有
せしめなかつた以外は全く同じ手順によつて得られた比
較用の感熱記録材料と、オクタデシルアセトアミドに代
えてステアリン酸アミドを含有せしめた以外は全く同じ
手順によつて得られた比較用の感熱記録材料を調製し、
上記と同じように、１４５℃で印字したところ両者とも
黒色の画像が得られ、こすれ発色状態、低温に｝ける発
色画像の濃度、感熱ヘツドとの走行性を比較したところ
、本発明の記録材料は、ひつかいた虱こすつたシする、
すなわち、加圧による発色においては、発色が全く見ら
れなかつたのに反し、比較用記録材料１では著しく発色
し比較用記録材料ではやや発色した。
せしめなかつた以外は全く同じ手順によつて得られた比
較用の感熱記録材料と、オクタデシルアセトアミドに代
えてステアリン酸アミドを含有せしめた以外は全く同じ
手順によつて得られた比較用の感熱記録材料を調製し、
上記と同じように、１４５℃で印字したところ両者とも
黒色の画像が得られ、こすれ発色状態、低温に｝ける発
色画像の濃度、感熱ヘツドとの走行性を比較したところ
、本発明の記録材料は、ひつかいた虱こすつたシする、
すなわち、加圧による発色においては、発色が全く見ら
れなかつたのに反し、比較用記録材料１では著しく発色
し比較用記録材料ではやや発色した。
また低温度における発色性も本発明の記録材料は、充分
な発色画像の濃度が得られるのに反し、比較用の記録材
料１では充分な発色画像が得られず、走行性に訃いても
やや劣る結果を示した。一方、比較用記録材料では１０
０℃での印字により発色濃度が０．７８であるのに対し
、本発明の記録材料は１．０と云う発色濃度を得られ本
発明の記録材料のすぐれていることが示された。実施例
２ 下記成分を、実施例１同様、それぞれ、ボールミルを用
いて１０時間混合して、分散液Ｃ｝よびＤを調整した後
、分散液Ｃ訃よびＤをさらに混合して感熱発色層形成液
を調製した。
な発色画像の濃度が得られるのに反し、比較用の記録材
料１では充分な発色画像が得られず、走行性に訃いても
やや劣る結果を示した。一方、比較用記録材料では１０
０℃での印字により発色濃度が０．７８であるのに対し
、本発明の記録材料は１．０と云う発色濃度を得られ本
発明の記録材料のすぐれていることが示された。実施例
２ 下記成分を、実施例１同様、それぞれ、ボールミルを用
いて１０時間混合して、分散液Ｃ｝よびＤを調整した後
、分散液Ｃ訃よびＤをさらに混合して感熱発色層形成液
を調製した。
（分散液Ｃの成分）
上記のようにして調製した感熱発色層形成液実施例１同
様操作にて、付着量が、４．８９／イの感熱発色層を形
成せしめて本発明の感熱記録材を得た。
様操作にて、付着量が、４．８９／イの感熱発色層を形
成せしめて本発明の感熱記録材を得た。
このようにして得た、記録材料を用い、サーマルヘツド
を内蔵した、サーマルプリンターによつて温度１００℃
で印字したところ、鮮明な青色の画像が得られた。実施
例１と同様に試験したところこすれ、圧力による発色は
、全く見られず、低温発色性熱印字ヘツドの走行性とも
実施例１同様良好であつた。
を内蔵した、サーマルプリンターによつて温度１００℃
で印字したところ、鮮明な青色の画像が得られた。実施
例１と同様に試験したところこすれ、圧力による発色は
、全く見られず、低温発色性熱印字ヘツドの走行性とも
実施例１同様良好であつた。
実施例 ３実施例２のヘプタデシルアセトアミドの代り
にＮ−オクタデシルプロピオンアミドを用いた以外は全
く同様にして本発明の感熱記録材料を得た。
にＮ−オクタデシルプロピオンアミドを用いた以外は全
く同様にして本発明の感熱記録材料を得た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 無色若しくは淡色のロイコ染料と該ロイコ染料を熱
時発色せしめる酸性物質とを含有する感熱発色層を有す
る感熱記録材料において、前記感熱発色層中に下記一般
式で表わされる高級脂肪族アミンのアシル化合物を含有
せしめたことを特徴とする感熱記録材料。 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ ｛式中Ｒ＿１は炭素数１０〜３０のアルキル基、Ｒ＿２
は炭素数１〜３のアルキル基を示す。 ｝
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54129740A JPS5925677B2 (ja) | 1979-10-08 | 1979-10-08 | 感熱記録材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54129740A JPS5925677B2 (ja) | 1979-10-08 | 1979-10-08 | 感熱記録材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5653093A JPS5653093A (en) | 1981-05-12 |
| JPS5925677B2 true JPS5925677B2 (ja) | 1984-06-20 |
Family
ID=15017028
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54129740A Expired JPS5925677B2 (ja) | 1979-10-08 | 1979-10-08 | 感熱記録材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5925677B2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4934842A (ja) * | 1972-07-31 | 1974-03-30 | ||
| JPS5274349A (en) * | 1975-12-17 | 1977-06-22 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | Translucent heat sensitive recording papaer and its recording method |
| JPS5492262A (en) * | 1977-12-28 | 1979-07-21 | Canon Inc | Heat sensitive recording medium |
-
1979
- 1979-10-08 JP JP54129740A patent/JPS5925677B2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4934842A (ja) * | 1972-07-31 | 1974-03-30 | ||
| JPS5274349A (en) * | 1975-12-17 | 1977-06-22 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | Translucent heat sensitive recording papaer and its recording method |
| JPS5492262A (en) * | 1977-12-28 | 1979-07-21 | Canon Inc | Heat sensitive recording medium |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5653093A (en) | 1981-05-12 |
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| JPS5825988A (ja) | 感熱記録材料 | |
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