JPS5925530B2 - 回線接続制御方式 - Google Patents
回線接続制御方式Info
- Publication number
- JPS5925530B2 JPS5925530B2 JP55004499A JP449980A JPS5925530B2 JP S5925530 B2 JPS5925530 B2 JP S5925530B2 JP 55004499 A JP55004499 A JP 55004499A JP 449980 A JP449980 A JP 449980A JP S5925530 B2 JPS5925530 B2 JP S5925530B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mobile station
- signal
- connection control
- channel
- station
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B7/00—Radio transmission systems, i.e. using radiation field
- H04B7/24—Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
- H04B7/26—Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は回線接続専用の制御チャネルを備えた移動通信
システムにおける回線接続制御方式に関する。
システムにおける回線接続制御方式に関する。
一般に、移動通信システムにおいては、通話チャネルの
他に移動局着信接続制御チヤネノレと移動局発信接続制
御チャネルとを別々に備えることによつて回線の接続を
行なう制御方式が多く採用されている。
他に移動局着信接続制御チヤネノレと移動局発信接続制
御チャネルとを別々に備えることによつて回線の接続を
行なう制御方式が多く採用されている。
このような回線接続制御方式を適用した移動通信システ
ムの一例を示すと第1図のようになる。図において、無
線基地局1又は4からの電波のそれぞれとどく範囲を無
線ゾーン2、又は5とする。無線ゾーン2のなかに位置
する複数の無線チャネルを備えた移動局3と基地局1と
は無線により結ばれている。基地局1、4は有線により
中央局6に接続され、更に電話交換機を経由して一般電
話加入者に結ばれている。通常、移動局3は、移動局着
信接続制御チャネル(以下P−CHと呼ぶ)にセットし
て、自局への着信を待ちうけている。なお、この図にお
いては、複数の無線ゾーンの設定は、1つの無線ゾーン
で通話チャネルが全て話中になつても、他の無線ゾーン
では通話チャネルが空いており、従つて、その空いてい
るゾーン内、またはそのゾーンの近くにいる移動局に対
しては、P−CHで着信信号を出すことによつてその移
動局との間に接続処理を可能とするためである。第2図
AおよびBは、第1図におけるそれぞれ基地局1、4と
中央局6、および移動局3の具体的な構成例をブロック
図により示したものである。
ムの一例を示すと第1図のようになる。図において、無
線基地局1又は4からの電波のそれぞれとどく範囲を無
線ゾーン2、又は5とする。無線ゾーン2のなかに位置
する複数の無線チャネルを備えた移動局3と基地局1と
は無線により結ばれている。基地局1、4は有線により
中央局6に接続され、更に電話交換機を経由して一般電
話加入者に結ばれている。通常、移動局3は、移動局着
信接続制御チャネル(以下P−CHと呼ぶ)にセットし
て、自局への着信を待ちうけている。なお、この図にお
いては、複数の無線ゾーンの設定は、1つの無線ゾーン
で通話チャネルが全て話中になつても、他の無線ゾーン
では通話チャネルが空いており、従つて、その空いてい
るゾーン内、またはそのゾーンの近くにいる移動局に対
しては、P−CHで着信信号を出すことによつてその移
動局との間に接続処理を可能とするためである。第2図
AおよびBは、第1図におけるそれぞれ基地局1、4と
中央局6、および移動局3の具体的な構成例をブロック
図により示したものである。
なお、ここでは説明を簡単にするために、基地局1だけ
が中央局6に接続されているものとする。P−CHおよ
び移動局発信接続制御チャネルA一CHは各々1チャネ
ルづつとし、基地局1にはP−CH用の無線受信機12
4および送信機128、A−CH用の無線受信機125
および送信機129、通話チャネル用の無線受信機12
6−1〜126−nおよび送信機130−1〜130−
nを有している。それぞれの受信機124、125、1
26−1〜nは受信共用器122を経て送受信共用器1
21につながれている。また、それぞれの送信機128
、129、130−1〜nも送信共用器123を経て送
受信共用器121に接続されている。そして、アンテナ
120で移動局3へ向けて電波を放射したり、移動局3
からの電波を受信したりする。一方、移動局3には、ア
ンテナ1010送受信共用器102、制御部108、周
波数シンセサイザ104、受信機103、送信機105
および中央局6からのデータ信号やトーン信号を送受信
する機能106,107,109,110を備えている
。更に、中央局6には、P−CH用のデータ受信器13
2およびデータ発生器136,A−CH用のデータ受信
器133および発生器137、通話チャネル用の信号受
信器134−1〜134−nおよび信号発生器138−
1〜138nを有している。そして、制御部140によ
つて次に示すようにシーケンスの制御が行われる。第3
図は移動局着信接続制御のフローを示したもので、移動
局3はP−CHで待受けており、中央局6から、基地局
1を介してP−CHによる着信信号21を受信すると、
着信応答信号22を返送する。中央局6は、この応答信
号22を受信すると、空いている無線チヤネルをこの移
動局3の通話チヤネルとして割当てるべく、チヤネル指
定信号23を送出する。移動局3は中央局6からのチヤ
ネル指定に従つて、上記指定された通話チヤネルに周波
数を切替え、中央局6からのループ・チエツク信号24
を受信すると、その応答信号25を返送して正しくチヤ
ネルが切替つたことを中央局6に知らせる。中央局6は
直ちに呼出音信号26を送つて、移動加入者に呼出し音
を聞かせる。移動加入者がフツク・オフすると、フツク
・オフ信号27が中央局6に送られ通話が始まる。また
、第4図は移動局発信接続制御のフローを示したもので
、移動局3がP−CHで待受け中に移動加入者がフツク
・オフすると、P−CHから移動局発信接続制御チヤネ
ル(以下A−CHと呼ぶ)に切替えて発信信号31を中
央局6に送る。中央局6はこの信号を受信すると、空い
ている通話チヤネル(S−CH)をこの移動局の通話チ
ヤネルとして割り当てるべく、チヤネル指定信号32を
送出する。移動局3は中央局6からのチヤネル指定に従
つて、指定された通話チヤネルに周波数を切替え、中央
局6からのループ・チエツク信号33を受信すると、そ
の応答信号34を返送し、これによつて、正しくチヤネ
ルの切替つたことが中央局6で確認される。中央局6は
ダイヤル信号送出指令35を送ると、移動局3はダイヤ
ル信号36を中央局6に送り、該ダイヤル番号の相手加
入者が出ると通話が可能となる。このように、多数の通
話チヤネルを有する移動通信システムにおいては、P−
CHとA−CHを別々に備えて、着信および発信をそれ
ぞれ専用的に制御をすることにより、回線の接続を誤り
無く、かつ効率よく行なうことができる。
が中央局6に接続されているものとする。P−CHおよ
び移動局発信接続制御チャネルA一CHは各々1チャネ
ルづつとし、基地局1にはP−CH用の無線受信機12
4および送信機128、A−CH用の無線受信機125
および送信機129、通話チャネル用の無線受信機12
6−1〜126−nおよび送信機130−1〜130−
nを有している。それぞれの受信機124、125、1
26−1〜nは受信共用器122を経て送受信共用器1
21につながれている。また、それぞれの送信機128
、129、130−1〜nも送信共用器123を経て送
受信共用器121に接続されている。そして、アンテナ
120で移動局3へ向けて電波を放射したり、移動局3
からの電波を受信したりする。一方、移動局3には、ア
ンテナ1010送受信共用器102、制御部108、周
波数シンセサイザ104、受信機103、送信機105
および中央局6からのデータ信号やトーン信号を送受信
する機能106,107,109,110を備えている
。更に、中央局6には、P−CH用のデータ受信器13
2およびデータ発生器136,A−CH用のデータ受信
器133および発生器137、通話チャネル用の信号受
信器134−1〜134−nおよび信号発生器138−
1〜138nを有している。そして、制御部140によ
つて次に示すようにシーケンスの制御が行われる。第3
図は移動局着信接続制御のフローを示したもので、移動
局3はP−CHで待受けており、中央局6から、基地局
1を介してP−CHによる着信信号21を受信すると、
着信応答信号22を返送する。中央局6は、この応答信
号22を受信すると、空いている無線チヤネルをこの移
動局3の通話チヤネルとして割当てるべく、チヤネル指
定信号23を送出する。移動局3は中央局6からのチヤ
ネル指定に従つて、上記指定された通話チヤネルに周波
数を切替え、中央局6からのループ・チエツク信号24
を受信すると、その応答信号25を返送して正しくチヤ
ネルが切替つたことを中央局6に知らせる。中央局6は
直ちに呼出音信号26を送つて、移動加入者に呼出し音
を聞かせる。移動加入者がフツク・オフすると、フツク
・オフ信号27が中央局6に送られ通話が始まる。また
、第4図は移動局発信接続制御のフローを示したもので
、移動局3がP−CHで待受け中に移動加入者がフツク
・オフすると、P−CHから移動局発信接続制御チヤネ
ル(以下A−CHと呼ぶ)に切替えて発信信号31を中
央局6に送る。中央局6はこの信号を受信すると、空い
ている通話チヤネル(S−CH)をこの移動局の通話チ
ヤネルとして割り当てるべく、チヤネル指定信号32を
送出する。移動局3は中央局6からのチヤネル指定に従
つて、指定された通話チヤネルに周波数を切替え、中央
局6からのループ・チエツク信号33を受信すると、そ
の応答信号34を返送し、これによつて、正しくチヤネ
ルの切替つたことが中央局6で確認される。中央局6は
ダイヤル信号送出指令35を送ると、移動局3はダイヤ
ル信号36を中央局6に送り、該ダイヤル番号の相手加
入者が出ると通話が可能となる。このように、多数の通
話チヤネルを有する移動通信システムにおいては、P−
CHとA−CHを別々に備えて、着信および発信をそれ
ぞれ専用的に制御をすることにより、回線の接続を誤り
無く、かつ効率よく行なうことができる。
しかし、通話チヤネルの数は有限であるため、通話のラ
ツシユ時には全ての通話チヤネルが話中となることが多
く、このような場合に緊急な通話の要求があると、既に
通話している通話チヤネルの1つを強制的に終話して、
その通話チヤネルを緊急な通話用として割り当てること
がある。このような場合には、従来の方式では、緊急に
生起した呼を中央局6に知らせるために、常にA−CH
を空けておく必要があつた。このことは、通話に供しな
いチヤネルを少なくとも常に2チヤネル(P−CH(5
ACH)用意しておくことになり、少ない割当ての無線
周波数に対して効率的な活用ができないという欠点があ
つた。本発明の目的は、A−CHが通話チヤネルとして
使用されている場合にも、P−CHで発信信号を送出さ
せることにより、接続制御の機能を害することなしに緊
急時の割込みができる移動通信システムにおける回線接
続方式を提供するにある。
ツシユ時には全ての通話チヤネルが話中となることが多
く、このような場合に緊急な通話の要求があると、既に
通話している通話チヤネルの1つを強制的に終話して、
その通話チヤネルを緊急な通話用として割り当てること
がある。このような場合には、従来の方式では、緊急に
生起した呼を中央局6に知らせるために、常にA−CH
を空けておく必要があつた。このことは、通話に供しな
いチヤネルを少なくとも常に2チヤネル(P−CH(5
ACH)用意しておくことになり、少ない割当ての無線
周波数に対して効率的な活用ができないという欠点があ
つた。本発明の目的は、A−CHが通話チヤネルとして
使用されている場合にも、P−CHで発信信号を送出さ
せることにより、接続制御の機能を害することなしに緊
急時の割込みができる移動通信システムにおける回線接
続方式を提供するにある。
本発明によれば、多数の通話チヤネルの他に移動局着信
接続制御チヤネル(P−CH)と移動局発信接続制御チ
ヤネル(A−CH)を別々に備えた移動通信システムに
おいて、全ての通話チヤネルが話中となつたときに、A
−CHを次に生起した呼に通話チヤネルとして割り当て
、該A−CHが通話チヤネルに供されている間に生起し
た緊急を要する移動局発信の呼に対しては、P−CHに
より他の移動局の着信応答信号と衝突しないように発信
信号を送出せしめ、一時的にP−CHを移動局発信の接
続制御用として供せしめるようにしたことを特徴とする
回線接続制御方式が得られる。次に、本発明の実絶例に
ついて図面を参照して説明する。第5図はP−CHにお
ける回線接続制御時の信号のタイミングを示したもので
、この場合の信号の授受は第3図と同じ方式で行なわれ
る。
接続制御チヤネル(P−CH)と移動局発信接続制御チ
ヤネル(A−CH)を別々に備えた移動通信システムに
おいて、全ての通話チヤネルが話中となつたときに、A
−CHを次に生起した呼に通話チヤネルとして割り当て
、該A−CHが通話チヤネルに供されている間に生起し
た緊急を要する移動局発信の呼に対しては、P−CHに
より他の移動局の着信応答信号と衝突しないように発信
信号を送出せしめ、一時的にP−CHを移動局発信の接
続制御用として供せしめるようにしたことを特徴とする
回線接続制御方式が得られる。次に、本発明の実絶例に
ついて図面を参照して説明する。第5図はP−CHにお
ける回線接続制御時の信号のタイミングを示したもので
、この場合の信号の授受は第3図と同じ方式で行なわれ
る。
例えば、基地局(BS)から移動局201へ着信信号を
41のタイミングで送出すると、移動局201は42の
タイミングで着信信号より若干短かい着信応答信号を返
送する。そして、移動局201へのチヤネル指定信号(
着信信号と同じ信号長)は45のタイミングで移動局に
知らされる。更に、移動局202の着信信号は43のタ
イミングで送出され、44のタイミングで移動局202
の着信応答信号が返えされ、チヤネル指定信号が46の
タイミングで移動局202に送られる。そして、その次
の移動局203の着信信号は47のタイミングで送出さ
れ、48のタイミングで応答信号が返えされてくる。即
ち、このように多くの着信信号が基地局から時分割的に
連続して送出され、その応答信号が次々に返送されてい
る場合でも、必ずチヤネル指定信号が挿入されるから、
移動局からの着信応答信号が送出されない空き時間が5
0,51に示すように存在することが判る。そこで、前
述のように、A−CHが通話チヤネルとして使用されて
いるときに、ある移動局が、発信信号を中央局に送るに
は、他の移動局のチヤネル指定信号の受信後直ちに発信
信号(信号長は着信信号より若干短かくしておく)を送
出することにより、他の移動局の着信応答信号と衝突す
ることなしに基地局へ発信信号を到達させることが出来
る。第6図は本発明により第2図Aの中央局6に改良を
加えた部分を見せている。中央局6のデータ受信器およ
びデータ発生器は従来どおりシフトレジスタ等で構成さ
れており、このうちデータ受信器132は着信応答デコ
ーダ、133は発信信号デコーダとして働らく。データ
発生器136は着信信号エンコーダ136aとチヤネル
指定信号エンコーダ136bとによつて構成され、スイ
ツチS4によつて両者を切替えるようになつており、ま
たデータ発生器137はチヤネル指定信号エンコーダと
して働らく。スイツチSl,S2およびS3による接続
の切替機能は、本発明により改良を加えた部分を示して
いる。この回路において、A−CHが通話チヤネルとし
て使用されている時点では、S1を受信機125側から
受信機124側へ切替えておき、P−CH用の受信機1
24から入つてくる発信信号がデータ受信器133で受
信出来るようにする。さらに、S3は発呼用のチヤネル
指定信号をP−CH送信機128へ出せるように128
側へ切替えておく。このようにすれば、A−CHが通話
チヤネルとして使われているときに緊急に通話を行ない
たい移動局は、PCHで流れている他局のチヤネル指定
信号を識別し、例えば第5図のタイムスロツト50へP
CHで発信信号を送出する一方、中央局6はデータ受信
器(発信信号デコーダ)133がP−CHに接続されて
いるから、この発信信号を受信し、復号することが出来
る。この信号によつて、制御部140は使用中の通話チ
ヤネルの1つを強切し、緊急移動局のために備え、更に
タイム・スロツト52の時間だけS2をA−CH用デー
タ発生器(チヤネル指定信号エンコーダ)137へ接続
し、該当の移動局へ通話チヤネル番号を知らせて、以後
は通常と同じ処理を行なう。そして、チヤネル指定信号
送出後は再びS2をデータ発生器136側へ戻して、P
−CHによる本来の処理を行なう。なお、実際の問題と
して、移動局から第5図のタイムスロツト50で発信信
号が送出され、中央局6により受信されると、この移動
局に対するチヤネル指定信号は、47のタイムスロツト
で送出されることとなる場合があり、そのためにタイム
スロツト47にはいるはずの移動局203への着信信号
は1タイムスロツト延ばされることになる。しかし、こ
の程度の遅延は殆ど問題とはならない。以上の説明によ
つて明かなように、本発明によれは、A−CHが通話チ
ヤネルとして使用されている場合にも、P−CHにより
他の移動局の着信応答信号の送出タイミングの間隙を選
んで発信信号を送出させることにより、緊急時における
移動局の割込みが可能となるから、チヤネル割当無線周
波数の使用効率の向上に対して大きな効果が得られる。
41のタイミングで送出すると、移動局201は42の
タイミングで着信信号より若干短かい着信応答信号を返
送する。そして、移動局201へのチヤネル指定信号(
着信信号と同じ信号長)は45のタイミングで移動局に
知らされる。更に、移動局202の着信信号は43のタ
イミングで送出され、44のタイミングで移動局202
の着信応答信号が返えされ、チヤネル指定信号が46の
タイミングで移動局202に送られる。そして、その次
の移動局203の着信信号は47のタイミングで送出さ
れ、48のタイミングで応答信号が返えされてくる。即
ち、このように多くの着信信号が基地局から時分割的に
連続して送出され、その応答信号が次々に返送されてい
る場合でも、必ずチヤネル指定信号が挿入されるから、
移動局からの着信応答信号が送出されない空き時間が5
0,51に示すように存在することが判る。そこで、前
述のように、A−CHが通話チヤネルとして使用されて
いるときに、ある移動局が、発信信号を中央局に送るに
は、他の移動局のチヤネル指定信号の受信後直ちに発信
信号(信号長は着信信号より若干短かくしておく)を送
出することにより、他の移動局の着信応答信号と衝突す
ることなしに基地局へ発信信号を到達させることが出来
る。第6図は本発明により第2図Aの中央局6に改良を
加えた部分を見せている。中央局6のデータ受信器およ
びデータ発生器は従来どおりシフトレジスタ等で構成さ
れており、このうちデータ受信器132は着信応答デコ
ーダ、133は発信信号デコーダとして働らく。データ
発生器136は着信信号エンコーダ136aとチヤネル
指定信号エンコーダ136bとによつて構成され、スイ
ツチS4によつて両者を切替えるようになつており、ま
たデータ発生器137はチヤネル指定信号エンコーダと
して働らく。スイツチSl,S2およびS3による接続
の切替機能は、本発明により改良を加えた部分を示して
いる。この回路において、A−CHが通話チヤネルとし
て使用されている時点では、S1を受信機125側から
受信機124側へ切替えておき、P−CH用の受信機1
24から入つてくる発信信号がデータ受信器133で受
信出来るようにする。さらに、S3は発呼用のチヤネル
指定信号をP−CH送信機128へ出せるように128
側へ切替えておく。このようにすれば、A−CHが通話
チヤネルとして使われているときに緊急に通話を行ない
たい移動局は、PCHで流れている他局のチヤネル指定
信号を識別し、例えば第5図のタイムスロツト50へP
CHで発信信号を送出する一方、中央局6はデータ受信
器(発信信号デコーダ)133がP−CHに接続されて
いるから、この発信信号を受信し、復号することが出来
る。この信号によつて、制御部140は使用中の通話チ
ヤネルの1つを強切し、緊急移動局のために備え、更に
タイム・スロツト52の時間だけS2をA−CH用デー
タ発生器(チヤネル指定信号エンコーダ)137へ接続
し、該当の移動局へ通話チヤネル番号を知らせて、以後
は通常と同じ処理を行なう。そして、チヤネル指定信号
送出後は再びS2をデータ発生器136側へ戻して、P
−CHによる本来の処理を行なう。なお、実際の問題と
して、移動局から第5図のタイムスロツト50で発信信
号が送出され、中央局6により受信されると、この移動
局に対するチヤネル指定信号は、47のタイムスロツト
で送出されることとなる場合があり、そのためにタイム
スロツト47にはいるはずの移動局203への着信信号
は1タイムスロツト延ばされることになる。しかし、こ
の程度の遅延は殆ど問題とはならない。以上の説明によ
つて明かなように、本発明によれは、A−CHが通話チ
ヤネルとして使用されている場合にも、P−CHにより
他の移動局の着信応答信号の送出タイミングの間隙を選
んで発信信号を送出させることにより、緊急時における
移動局の割込みが可能となるから、チヤネル割当無線周
波数の使用効率の向上に対して大きな効果が得られる。
第1図は本発明の適用される移動通信システムの従来例
を示す系統図、第2図Aは、第1図における基地局およ
び中央局の具体的な構成例を示すプロツク図、第2図B
は、第1図における移動局の具体的な構成例を示すプロ
ツク図、第3図はPCHによる移動局着信接続制御のフ
ローを示す図、第4図はA−CHによる移動局発信接続
制御のフローを示す図、第5図はP−CHによる移動局
着信接続制御の場合の信号のタイミングを示す図、第6
図は本発明により中央局に改良を加えた部分の構成を示
すプロツク図である。 図において、1,4は無線基地局、3は移動局、6は中
央局、101は移動局アンテナ、102は送受信共用器
、103は受信機、104は周波数シンセサイザ、10
5は送信機、106はトーン受信器、107はデータ受
信器、108は制御部、109はデータ発生器、110
はトーン発生器、111は送受話器、120は無線基地
局アンテナ、121は送受信共用器、122は受信共用
器、123は送信共用器、124はP−CH受信機、1
25はA−CH受信機、126−1〜126nは通話チ
ヤネル受信機、128はP−CH送信機、129はA−
CH送信機、130−1〜130nは通話チヤネル送信
機、132はP−CHデータ受信器、133はA−CH
データ受信器、134−1〜134−nは通話チヤネル
用の信号受信器、136はP−CHデータ発生器、13
7はA−CHデータ発生器、138−1〜138nは通
話チヤネル用の信号発生器である。
を示す系統図、第2図Aは、第1図における基地局およ
び中央局の具体的な構成例を示すプロツク図、第2図B
は、第1図における移動局の具体的な構成例を示すプロ
ツク図、第3図はPCHによる移動局着信接続制御のフ
ローを示す図、第4図はA−CHによる移動局発信接続
制御のフローを示す図、第5図はP−CHによる移動局
着信接続制御の場合の信号のタイミングを示す図、第6
図は本発明により中央局に改良を加えた部分の構成を示
すプロツク図である。 図において、1,4は無線基地局、3は移動局、6は中
央局、101は移動局アンテナ、102は送受信共用器
、103は受信機、104は周波数シンセサイザ、10
5は送信機、106はトーン受信器、107はデータ受
信器、108は制御部、109はデータ発生器、110
はトーン発生器、111は送受話器、120は無線基地
局アンテナ、121は送受信共用器、122は受信共用
器、123は送信共用器、124はP−CH受信機、1
25はA−CH受信機、126−1〜126nは通話チ
ヤネル受信機、128はP−CH送信機、129はA−
CH送信機、130−1〜130nは通話チヤネル送信
機、132はP−CHデータ受信器、133はA−CH
データ受信器、134−1〜134−nは通話チヤネル
用の信号受信器、136はP−CHデータ発生器、13
7はA−CHデータ発生器、138−1〜138nは通
話チヤネル用の信号発生器である。
Claims (1)
- 1 通話チャネルの他に移動局着信接続制御チャネルと
移動局発信接続制御チャネルとを別々に備えた移動通信
システムにおいて、全通話チャネルが話中のために前記
移動局発信接続制御チャネルが通話チャネルとして供さ
れている間に生起した移動局発信の呼に対しては、前記
移動局着信接続制御チャネルにより着信接続制御の間隙
を選んで移動局発信信号を送出せしめ、一時的に前記移
動局着信接続制御チャネルを移動局発信の接続制御用と
して供せしめるようにしたことを特徴とする回線接続制
御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55004499A JPS5925530B2 (ja) | 1980-01-21 | 1980-01-21 | 回線接続制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55004499A JPS5925530B2 (ja) | 1980-01-21 | 1980-01-21 | 回線接続制御方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56102139A JPS56102139A (en) | 1981-08-15 |
JPS5925530B2 true JPS5925530B2 (ja) | 1984-06-19 |
Family
ID=11585745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55004499A Expired JPS5925530B2 (ja) | 1980-01-21 | 1980-01-21 | 回線接続制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5925530B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60156003A (ja) * | 1984-01-26 | 1985-08-16 | Canon Inc | 光学素子 |
US4905302A (en) * | 1987-06-03 | 1990-02-27 | General Electric Company | Trunked radio repeater system |
-
1980
- 1980-01-21 JP JP55004499A patent/JPS5925530B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56102139A (en) | 1981-08-15 |
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