JPS5924680Y2 - 二重キャップの安全装置 - Google Patents

二重キャップの安全装置

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JPS5924680Y2
JPS5924680Y2 JP10231981U JP10231981U JPS5924680Y2 JP S5924680 Y2 JPS5924680 Y2 JP S5924680Y2 JP 10231981 U JP10231981 U JP 10231981U JP 10231981 U JP10231981 U JP 10231981U JP S5924680 Y2 JPS5924680 Y2 JP S5924680Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
protrusion
inner cap
outer cap
protrusions
Prior art date
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Expired
Application number
JP10231981U
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English (en)
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JPS589351U (ja
Inventor
誠 吉岡
好夫 若林
一郎 荒井
Original Assignee
伸晃化学株式会社
中外製薬株式会社
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Publication date
Application filed by 伸晃化学株式会社, 中外製薬株式会社 filed Critical 伸晃化学株式会社
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Publication of JPS589351U publication Critical patent/JPS589351U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 図示の実施例について説明するに、容器1に装着された
プラスチック製内キャップ2の外周にほは゛水平方向に
一列に保合突起3を点設し、プラスチック製外キャップ
4の内周にほは゛水平方向に周溝5を設け、この周溝5
の上縁に、下方へ向けて櫛歯状に係合突起6を設け、下
縁に一定間隔をおいて開栓回転方向へ向けて斜上方へ向
がう係合突起7を設け、内キャップの前記置設係合突起
3が外キャップの前記周縁5内にあるようにして外キャ
ップを内キャップに被せ、外キャップを、内キャップに
対しスプリング作用によって常に上方へ押し上げられる
ように附勢しである容器の二重キャップは従来知られて
いる。
本考案はこのようなものにおいて、さらに一層の安全を
期するために採った構造に関するものである。
すなわち、本考案は上記周知の二重キャップにおいて、
内キャップの既記置設保合突起3が外キャップの既記周
溝5の上縁に接触した状態の位置において内外両キャッ
プが上下方向に動き得なくなるような運動規制用係止装
置が、内キャップの上部と外キャップの内側との間に設
けである二重キャップの安全装置にかかるものである。
前記運動規制用係止装置の第1例は既記突起3が周溝5
の上縁に達したとき、外キャップの上部内面に届く長さ
の突杆8を内キヤツプ上面に設けたものであり、第2例
は前記突起3が上記のようになったとき、外キャップの
内周に設けた段部9とこれに係止される内キャップ2の
上面における肩部10とによるものであり、第3例は第
1,2例をともに具えたものである。
第1図は内キャップ2に対し、外キャップ4が内キヤツ
プ上面に突設された弾性板11によって引き上げられて
いる状態を示すもので、係合突起の関係は第5図A及び
第10図に示すようである。
この状態において外キャップ4を閉栓方向へ回転させる
と、外キャップの斜上方へ向かう保合突起7が内キャッ
プ2の置設係合突起3に係合し、確実に閉栓される。
なお、展開図形式で示す第5図A、 B、第6図C,D
、 Eは断面の形態を採ったので外キャップの開、閉
栓回転の方向を示す矢印が、表面から見た場合とは逆に
なっている。
第7図第8図は他の実施例を、第9図はさらに他の実施
例を示し、各図について同一または均等の部分には同一
符号をつけた。
第2図、第8図、第9図は外キャップ4か′内キャップ
2に対し押し下げられた状態を示すものであって、保合
突起の関係は第5図Bに示すようである。
(第5図A、 Bにおいては内キャップにおける保合突
起3が同高位置にある。
そして、外キャップ4の押し下げ距離をaで示す) 第5図Bの状態で外キャップ4を開栓方向へ回転させた
とする。
そうすると、外キャップ4の櫛歯状突起6が内キャップ
2の置設係合突起3に係合して開栓される。
外キャップを押し下げない第1図、第5図A、第10図
(この図についての説明は後記する)の状態で外キャッ
プ4を開栓方向へ回転させたときの状態を第6図C,D
、 Eで示す。
第6図C,D、 Eにおいては内キャップ2における置
設係合突起3は同高位置にある。
外キャップ4が引き上げられた状態で開栓方向へ外キャ
ップを回転させると、まず、外キャップ4の斜方向の保
合突起7の斜めの背面が内キャップ2の置設係合突起3
の下面に遂次入り込む形となる。
このことは外キャップ4が附勢力に抗して内キャップに
対し逐次下降することを意味する。
すなわち、外キャップ4は第6図CからDへとβだけ下
降し、さらに、同図Eへとγだけ下降する。
そして、前記Eの状態を過ぎると、また、以前の同図C
の状態に戻るのである。
このように、外キャップ4が単に小刻みに上下動するだ
けである。
換言すれは゛、内キャップ2の置設係合突起3が相対的
に外キャップ4の斜係合突起7の上を下から軽く乗り越
すことを繰り返えすだけであって、内キャップに対し不
用意にこれを開栓方向へ回転させようとする力か加わる
危険や、保合部において摩滅、損傷等を生ずるおそれが
なく、安全であって好ましいのである。
ところが、この容器をキャップを施こしたままで、方−
1誤って高所から床上に落とし、これが床面に強く衝突
するようなことがあると、外キャップと内キャップとの
間においてスプリング作用が働らくけれども、これだけ
では緩衝作用が不十分であって、注性にして、内外側キ
ャップの保合部において欠損を生ずるのである。
いうまでもなく、このような事態が発生するならば、こ
の容器の安全性は完全に失われ、その存在の意味がなく
なるのである。
本考案はこのような危険な事態を有効に回避するために
、キャップの構造に格別の配慮をめぐらし、安全性に万
全を期したものである。
すなわち、本考案の第1例たる第1図に示すものにおい
ては、上記のように、この容器を誤って床上に落とした
場合、内キャップの上面から上方へ延びる弾性ある薄板
11の屈曲による緩衝作用の他に、突杆8の先端が外キ
ャップの内面に当ってそこに支えられることになる。
このことにより、内キャップの突起3は、外キャップの
水平溝の上縁に達するだけでそれ以上に溝の上縁部に強
く衝突しない。
よって、既記したような欠損事故がおこらない。
第2例たる第7図、第8図に示すものにあっては、第1
例における突杆を廃し、その代わりに、内キャップから
上方へ延びる弾性ある薄板11の根部を、内キヤツプ上
面において外周端から内方へXだけ入ったところに設け
、この弾性片11の根部と内キヤツプ上面外周端との間
に肩部10を形成させ、また外キャップの内周において
、内キャップ2の突起3が外キャップの溝の上縁に接し
たときに内キャップの前記肩部10が係止合致するよう
な位置に突出段部9を設け、キャップごとこの容器を床
上に落とした場合、内キャップの突起3が外キャップの
横溝上縁に接すると同時に、内キャップ2は外キャップ
4の前記段部9に支えられることになり、突起3は欠損
しない。
さらに、第3例たる第9図に示すものは、内キャップと
外キャップとにそれぞれ施こした第1例と第2例とにお
ける内キャップにおける突起の欠損防止の各構造をとも
に具備させたもので、内キャップにおける突起の欠損防
止に一層の配慮を加え、いわゆる、石橋をたたく状態と
したものに他ならない。
以上のようであるから、本考案のものによれば、この種
の二重キャップの安全装置において、きわめて簡単な構
造を加えただけで、さらに、一層の安全を期し得たこと
になり、容器の使用範囲は飛躍的に拡大したのである。
ここにおいて特に留意すべきは、不使用時において係合
突起3が、その一部たりとも櫛歯状突起3が、その一部
たりとも櫛歯状突起6の直下にあるのを避けるべきであ
る。
もし、保合突起3の一部たりとも櫛歯状突起6の直下に
あるようなことがあると、既記のようにキャップを施こ
したまま容器を床上に落とした場合突起3が突起6に衝
突して両突起間に欠損を畔するおそれがあるのである。
このような事態を避けるために、外キャップを一旦締め
切った後、このキャップを若干の距離(第10図におい
てlで示す)だけねし戻し、突起3がその一部たりとも
突起6の真下にないようにしなければならない。
このようにすることによって、突起3が突起6に衝突す
る危険がなくなり安心である。
【図面の簡単な説明】
図面は実施例を示し、第1図は外キャップが内キャップ
に対し押し上げられた状態における、第2図は外キャッ
プが内キャップに対し押し下げられた状態における内外
両キャップの状態を示すそれぞれ縦断正面図、第3図は
内キャップの斜視図、第4図は外キャップの縦断正面図
、第5図Aは第1図の状態における、同図Bは第2図の
状態における内外両キャップの保合突起の関係を断面の
形態による展開図の型式で示した説明図、第6図C9D
、 Eは外キャップを押し下げないでそれを単に開栓
方向へ回転させたときにおける外キャップの」−下動す
る状態を保合突起間の関連において断面の形態による展
開図の形式で示した説明図、第7図は他の実施例におけ
る内キャップの斜面図、第8図はこの例において外キャ
ップが内キャップに対し押し下げられた状態における縦
断正面図、第9図は他の実施例における外キャップが内
キャップに対し押し下げられた状態における縦断正面図
である。 なお、第10図は不使用時において採らすべき突起3と
突起6との関係を展開図の型式で示した説明図である。 1・・・・・・容器、2・・・・・・プラスチック製内
キャップ、3・・・・・・係合突起、4・・・・・・プ
ラスチック製外キャップ、5・・・・・・外キヤツプ内
周に設けた周溝、6・・・・・・櫛歯状下向き係合突起
、7・・・・・・斜上方へ向かう係合突起、8・・・・
・・突杆、9・・・・・・外キヤツプ内周に設けた段部
、10・・・・・・内キャップに設けた肩部、11・・
・・・・弾性薄板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器に装着されたプラスチック製内キャップの外周にほ
    は゛水平方向に1列に保合突起を点設し、プラスチック
    製外キャップの内周にほは゛水平方向に周溝を設け、こ
    の周溝の上縁に、下方へ向けて櫛歯状に保合突起を設け
    、下縁に一定間隔をおいて閉栓回転方向へ向けて斜上方
    へ向がう係合突起を設け、内キャップの前記置設係合突
    起が外キャップの周溝内にあるようにして外キャップを
    内キャップに被せ、外キャップを、内キャップに対しス
    プリング作用によって常に上方へ押し上げるように附勢
    しである二重キャップにおいて、内キャップの既記係合
    突起が外キャップの既記周溝の上縁に接触した状態の位
    置において内外両キャップが上下方向に動き得なくなる
    ような運動規制用係止装置が、内キヤツプ上部と外キヤ
    ツプ内側との間に設けである二重キャップの安全装置。
JP10231981U 1981-07-09 1981-07-09 二重キャップの安全装置 Expired JPS5924680Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10231981U JPS5924680Y2 (ja) 1981-07-09 1981-07-09 二重キャップの安全装置

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JP10231981U JPS5924680Y2 (ja) 1981-07-09 1981-07-09 二重キャップの安全装置

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Publication Number Publication Date
JPS589351U JPS589351U (ja) 1983-01-21
JPS5924680Y2 true JPS5924680Y2 (ja) 1984-07-21

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ID=29896964

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JP10231981U Expired JPS5924680Y2 (ja) 1981-07-09 1981-07-09 二重キャップの安全装置

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ITMO20060192A1 (it) * 2006-06-16 2007-12-17 Lameplast Spa Flacone perfezionato per prodotti fluidi, particolarmente farmaceutici, medicinali o cosmetici

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JPS589351U (ja) 1983-01-21

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