JPS5924624A - 積層板用樹脂含浸基材の乾燥法 - Google Patents
積層板用樹脂含浸基材の乾燥法Info
- Publication number
- JPS5924624A JPS5924624A JP13402482A JP13402482A JPS5924624A JP S5924624 A JPS5924624 A JP S5924624A JP 13402482 A JP13402482 A JP 13402482A JP 13402482 A JP13402482 A JP 13402482A JP S5924624 A JPS5924624 A JP S5924624A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- base material
- impregnated base
- radiant heat
- hot air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Reinforced Plastic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、積層板用樹脂含浸基材の乾燥法に関するも
のである。
のである。
一般に、積層板の製造に用いられる乾燥樹脂含浸基材は
、紙、布、ガラス布等の基材をエポキシ樹脂、フェノー
ル樹脂等の樹脂液中に浸漬し、直りに熱風乾燥機に送っ
て乾燥することによシ得られている。この乾燥樹脂含浸
基材は、所定の枚数積層され熱圧プレスされて積層板化
される。ところが、このようにして樹脂含浸基材を熱風
乾燥する場合には、乾燥中における基材への樹脂の浸透
性が悪いため、それを用いて得られる積層板の打抜加工
性、電気特性および難燃性が悪いという問題が生じてい
た。
、紙、布、ガラス布等の基材をエポキシ樹脂、フェノー
ル樹脂等の樹脂液中に浸漬し、直りに熱風乾燥機に送っ
て乾燥することによシ得られている。この乾燥樹脂含浸
基材は、所定の枚数積層され熱圧プレスされて積層板化
される。ところが、このようにして樹脂含浸基材を熱風
乾燥する場合には、乾燥中における基材への樹脂の浸透
性が悪いため、それを用いて得られる積層板の打抜加工
性、電気特性および難燃性が悪いという問題が生じてい
た。
発明者らは1.上記のような問題を解決するために鋭意
研究した結果、樹脂含浸基材の乾燥を、前段と残段階と
の2つに分け、前段を輻射熱乾燥で行い、残段階を熱風
乾燥で行うと、乾燥中におりる基材への樹脂の浸透状態
がよくなるとともに乾燥も円滑に行われるようになり、
Rr期の1」的が達成されるよう番こなることを見いだ
し、この発明を児成した。
研究した結果、樹脂含浸基材の乾燥を、前段と残段階と
の2つに分け、前段を輻射熱乾燥で行い、残段階を熱風
乾燥で行うと、乾燥中におりる基材への樹脂の浸透状態
がよくなるとともに乾燥も円滑に行われるようになり、
Rr期の1」的が達成されるよう番こなることを見いだ
し、この発明を児成した。
すなわち、この発明は、積層板用樹脂含浸基材を乾燥す
るに際して、乾燥の前段を輻射熱乾燥によシ行い、乾燥
の残段階を熱風乾燥により行うことを特徴とする積層板
用樹脂含浸基材の乾燥法をその髪旨とするものである。
るに際して、乾燥の前段を輻射熱乾燥によシ行い、乾燥
の残段階を熱風乾燥により行うことを特徴とする積層板
用樹脂含浸基材の乾燥法をその髪旨とするものである。
つぎに、実施例について説明する。。
第1図はこの発明の一実施例の描成を示す断面図、第2
図はその要部の水平断面図、第3図は同じくその要部の
縦断面図である。これらの図において、1は基材、2は
基材1浸ri’r用の樹脂液、3は樹脂液槽、4は樹脂
液2が含浸された樹脂含浸基材1′を矢印のように通過
させ、その過程で乾燥する乾燥機である。この乾燥機4
は、前半が輻射熱乾燥ゾーン5になっており、後半が熱
風乾燥ゾーン6になっている。輻射熱乾燥ゾーン5は、
その天井および底面近傍に、それぞれ内部を熱油が流れ
る油パイプ7.8が配設され、その上下の油パイプ7.
8の間を樹脂含浸基材1′が矢印方向へ移動するように
なっている。より詳しく説明すると、乾燥機4の全長は
約20mでその半分がalt熱乾燥ゾーン5になってい
て残りが熱風乾燥ゾーン6になっており、樹脂含浸基材
1′はこのなかを15〜20 rrLA)−の速度で送
られる。蛇行状の上下の油パイプ7.8の蛇行のピッチ
(第2図のA)は7〜8cI11に設定され、上下の油
パイプ7.8と樹脂含浸基材1′との間隔(第3図のB
)は約15印に設定されている。上記油パイプ7 、8
ハ外i34 wn 、 内径25+maのステンレス
パイプによす構成されている。輻射熱乾燥ゾーン5内で
は、油パイプ7.8内を流れる熱油に由来する250〜
300℃の輻射熱(油温度)により、樹脂含浸基材l′
のの乾燥が行われ、熱風乾燥ゾーンG内では、150〜
160℃の熱風により樹脂含浸基材1′の乾燥が行われ
るようになっている。
図はその要部の水平断面図、第3図は同じくその要部の
縦断面図である。これらの図において、1は基材、2は
基材1浸ri’r用の樹脂液、3は樹脂液槽、4は樹脂
液2が含浸された樹脂含浸基材1′を矢印のように通過
させ、その過程で乾燥する乾燥機である。この乾燥機4
は、前半が輻射熱乾燥ゾーン5になっており、後半が熱
風乾燥ゾーン6になっている。輻射熱乾燥ゾーン5は、
その天井および底面近傍に、それぞれ内部を熱油が流れ
る油パイプ7.8が配設され、その上下の油パイプ7.
8の間を樹脂含浸基材1′が矢印方向へ移動するように
なっている。より詳しく説明すると、乾燥機4の全長は
約20mでその半分がalt熱乾燥ゾーン5になってい
て残りが熱風乾燥ゾーン6になっており、樹脂含浸基材
1′はこのなかを15〜20 rrLA)−の速度で送
られる。蛇行状の上下の油パイプ7.8の蛇行のピッチ
(第2図のA)は7〜8cI11に設定され、上下の油
パイプ7.8と樹脂含浸基材1′との間隔(第3図のB
)は約15印に設定されている。上記油パイプ7 、8
ハ外i34 wn 、 内径25+maのステンレス
パイプによす構成されている。輻射熱乾燥ゾーン5内で
は、油パイプ7.8内を流れる熱油に由来する250〜
300℃の輻射熱(油温度)により、樹脂含浸基材l′
のの乾燥が行われ、熱風乾燥ゾーンG内では、150〜
160℃の熱風により樹脂含浸基材1′の乾燥が行われ
るようになっている。
樹脂液槽3からでて≦る樹脂金υj+H1’は、乾燥機
4内に送られ、輻射熱乾燥ゾーン5および熱風乾燥ゾー
ン6を経て乾燥させられる。この場合、熱風乾燥に先立
って輻射熱乾燥が施されるため、乾燥中における基材へ
の樹脂の浸透状態がよい。
4内に送られ、輻射熱乾燥ゾーン5および熱風乾燥ゾー
ン6を経て乾燥させられる。この場合、熱風乾燥に先立
って輻射熱乾燥が施されるため、乾燥中における基材へ
の樹脂の浸透状態がよい。
したがって、それを用いて得られる積層板の杓抜加工性
、絶縁性および難燃性が向上する。これを従来191j
によって得られた積層板のそれと対比して次表に示す。
、絶縁性および難燃性が向上する。これを従来191j
によって得られた積層板のそれと対比して次表に示す。
なお、上記の実施例では、乾燥機4を長さ方向に正確に
2分して前半を輻射熱乾燥ゾーン5にし、後半を熱風乾
燥ゾーン6にしているが、このように正確に2分しなく
てもよい。要するに、乾燥の前段を輻射熱で行い、それ
以降の段階を熱風で行えばよい。
2分して前半を輻射熱乾燥ゾーン5にし、後半を熱風乾
燥ゾーン6にしているが、このように正確に2分しなく
てもよい。要するに、乾燥の前段を輻射熱で行い、それ
以降の段階を熱風で行えばよい。
以上のように、この発明は、積層板用樹脂含浸基材を乾
燥するに際して、乾燥の前段を輻射熱乾燥により行い、
乾燥の残段階を熱風乾燥により行うため、打抜加工性、
電気特性および難燃性に優れた積層板を製造しうる乾燥
樹脂含浸基材を提供しうるようになる。
燥するに際して、乾燥の前段を輻射熱乾燥により行い、
乾燥の残段階を熱風乾燥により行うため、打抜加工性、
電気特性および難燃性に優れた積層板を製造しうる乾燥
樹脂含浸基材を提供しうるようになる。
第1図はこの発明の一実施例の構成を示す断面図、第2
図はその要部の水平断面図、第3図は同じくその要部の
縦断面図である。 1′・・・樹脂含浸基材 4・・・乾燥機 5・・・輻
射熱乾燥ゾーン 6・・・熱風乾燥ゾーン 特許出願人 松下電工株式会社 代理人 弁理士 松 木 武 彦第2図 第3図
図はその要部の水平断面図、第3図は同じくその要部の
縦断面図である。 1′・・・樹脂含浸基材 4・・・乾燥機 5・・・輻
射熱乾燥ゾーン 6・・・熱風乾燥ゾーン 特許出願人 松下電工株式会社 代理人 弁理士 松 木 武 彦第2図 第3図
Claims (1)
- (1)積層板用樹脂含浸基材を乾燥するに際して、乾燥
の前段を輻射熱乾燥により行い、乾燥の残段階を熱風乾
燥により行うことを特徴とする積層板用樹脂含浸基材の
乾燥法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13402482A JPS5924624A (ja) | 1982-07-31 | 1982-07-31 | 積層板用樹脂含浸基材の乾燥法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13402482A JPS5924624A (ja) | 1982-07-31 | 1982-07-31 | 積層板用樹脂含浸基材の乾燥法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5924624A true JPS5924624A (ja) | 1984-02-08 |
Family
ID=15118591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13402482A Pending JPS5924624A (ja) | 1982-07-31 | 1982-07-31 | 積層板用樹脂含浸基材の乾燥法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5924624A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60262831A (ja) * | 1984-06-11 | 1985-12-26 | Matsushita Electric Works Ltd | プリプレグの乾燥方法 |
JPH04226304A (ja) * | 1990-04-18 | 1992-08-17 | Van Brandwijk Syst Programming Bv | 液状あるいはペースト状薬品を付加した材料ウエブを熱処理する方法および装置 |
-
1982
- 1982-07-31 JP JP13402482A patent/JPS5924624A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60262831A (ja) * | 1984-06-11 | 1985-12-26 | Matsushita Electric Works Ltd | プリプレグの乾燥方法 |
JPH04226304A (ja) * | 1990-04-18 | 1992-08-17 | Van Brandwijk Syst Programming Bv | 液状あるいはペースト状薬品を付加した材料ウエブを熱処理する方法および装置 |
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