JPS5923203Y2 - ヘツドシエル - Google Patents
ヘツドシエルInfo
- Publication number
- JPS5923203Y2 JPS5923203Y2 JP12936378U JP12936378U JPS5923203Y2 JP S5923203 Y2 JPS5923203 Y2 JP S5923203Y2 JP 12936378 U JP12936378 U JP 12936378U JP 12936378 U JP12936378 U JP 12936378U JP S5923203 Y2 JPS5923203 Y2 JP S5923203Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head shell
- coating layer
- present
- coating
- damping material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は振動を抑制したピックアップのヘッドシェルに
関するものである。
関するものである。
従来、ヘッドシェルの材質として、アルミニュウム等の
軽金属やプラスチック等の合成樹脂材料が使われて来た
が、ヘッドシェル本体の振動によって生ずる鳴きは音質
を悪くするものである。
軽金属やプラスチック等の合成樹脂材料が使われて来た
が、ヘッドシェル本体の振動によって生ずる鳴きは音質
を悪くするものである。
従って無共振へラドシェルが望まれるものであるが実際
には不可能に近いものである。
には不可能に近いものである。
その為にヘッドシェル本体の裏面や表面にゴムシートを
貼着したり、合成樹脂を塗布して振動を抑制していた。
貼着したり、合成樹脂を塗布して振動を抑制していた。
しかしながらこれでは不十分であり、制振材として損失
係数が０．１近くになるものはながった。
係数が０．１近くになるものはながった。
従って現在までヘッドシェル本体の鳴きを十分に抑えら
れないと云う欠点があった。
れないと云う欠点があった。
本考案は上記の欠点を取除く為に考案されたもので、図
面に示す実施例について説明すれば、第１図、第２図に
示すごとく、ヘッドシェル３の裏面にポリウレタン系樹
脂等の損失係数が大きい塗料を塗布して塗膜層１を形成
し、乾燥させた後、その上面に不飽和ポリエステル系樹
脂等のヤング率の高い塗料を塗布して硬化させ、塗膜層
２の被膜を積層して形成せるヘッドシェルである。
面に示す実施例について説明すれば、第１図、第２図に
示すごとく、ヘッドシェル３の裏面にポリウレタン系樹
脂等の損失係数が大きい塗料を塗布して塗膜層１を形成
し、乾燥させた後、その上面に不飽和ポリエステル系樹
脂等のヤング率の高い塗料を塗布して硬化させ、塗膜層
２の被膜を積層して形成せるヘッドシェルである。
本考案の制振材と従来のゴムシート制振材の損失係数の
測定結果を下記の表に示すものである。
測定結果を下記の表に示すものである。
アルミニウム板のテストピースに各制振材を塗布し、温
度２０°Ｃ１湿度６２％で振動減衰率即ち損失係数を測
定したものである。
度２０°Ｃ１湿度６２％で振動減衰率即ち損失係数を測
定したものである。
８０Ｈ２に於て ５００ Ｈｚに於て
ゴムシート ０．００４９ ０．００４９エ
ポキシ系樹脂 ０．０１２ ０．０１０本考案積
層被膜 ０．０６４ ０．０９上記の表に見られ
るように本考案積層被膜を形成すると損失係数が０．１
近くになり、制振材としての効果が他の制振材と比較し
て格別に顕著である。
ポキシ系樹脂 ０．０１２ ０．０１０本考案積
層被膜 ０．０６４ ０．０９上記の表に見られ
るように本考案積層被膜を形成すると損失係数が０．１
近くになり、制振材としての効果が他の制振材と比較し
て格別に顕著である。
第３図はゴムシートを制振材に使用した場合、第４図は
エポキシ系樹脂を制振材に使用した場合、第５図は本考
案積層被膜を制振材に使用した場合の各振動特性図で、
第５図では第３図、第４図に比較して周波数特性に於て
鋭度の小さいものとなっている。
エポキシ系樹脂を制振材に使用した場合、第５図は本考
案積層被膜を制振材に使用した場合の各振動特性図で、
第５図では第３図、第４図に比較して周波数特性に於て
鋭度の小さいものとなっている。
実施例ではへラドシェル３の裏面に積層被膜を塗布して
いるが、表面又は両面に塗布してもよい。
いるが、表面又は両面に塗布してもよい。
本考案は以上に述べたように、ピックアップのヘッドシ
ェル裏面に損失係数大なる塗膜層１と、その上面にヤン
グ率の高い塗膜層２の積層被膜を形成すると云う巧妙な
構造で振動を抑制するもので、実用効果大なる考案であ
る。
ェル裏面に損失係数大なる塗膜層１と、その上面にヤン
グ率の高い塗膜層２の積層被膜を形成すると云う巧妙な
構造で振動を抑制するもので、実用効果大なる考案であ
る。
第１図は本考案のへラドシェル外観図、第２図は要部断
面図、第３図、第４図、第５図は振動特性図。 １．２は塗膜層、３はへラドシェル。
面図、第３図、第４図、第５図は振動特性図。 １．２は塗膜層、３はへラドシェル。
Claims (1)
- 両面又は片面にポリウレタン系樹脂等の損失係数大なる
塗膜層１を形成し、その上面に不飽和ボッエステル系樹
脂等のヤング率の高い塗膜層２の被膜を積層して形成し
た事を特徴とするヘッドシェル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12936378U JPS5923203Y2 (ja) | 1978-09-19 | 1978-09-19 | ヘツドシエル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12936378U JPS5923203Y2 (ja) | 1978-09-19 | 1978-09-19 | ヘツドシエル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5549315U JPS5549315U (ja) | 1980-03-31 |
| JPS5923203Y2 true JPS5923203Y2 (ja) | 1984-07-11 |
Family
ID=29093944
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12936378U Expired JPS5923203Y2 (ja) | 1978-09-19 | 1978-09-19 | ヘツドシエル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5923203Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004048085A1 (ja) * | 2002-11-25 | 2004-06-10 | Three Bond Co., Ltd. | 積層構造体 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01161459U (ja) * | 1988-04-30 | 1989-11-09 |
-
1978
- 1978-09-19 JP JP12936378U patent/JPS5923203Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004048085A1 (ja) * | 2002-11-25 | 2004-06-10 | Three Bond Co., Ltd. | 積層構造体 |
| US7425370B2 (en) | 2002-11-25 | 2008-09-16 | Three Bond Co., Ltd. | Laminated structural body |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5549315U (ja) | 1980-03-31 |
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