JPS59228804A - 係脱自在な留め金具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は連結具に関し、特に容易に組立てできかつ簡単
に取外しできる係脱自在な留め金具に関する。

装身具の分野において、装身具の細長い部分の対向端部
を互いに保持するよう留め金具を使用することはしばし
ば必要とされている。例えば、ネックレスやブレスレッ
トやキーチェーンでは連結具によって対向する端部を互
いに連結することが必要でちる。装身具の該部分はしば
しば嵌められかつ外されるので、係脱自在な形体の連結
具を必要とする。連結具はまた容易に操作できるもので
なければならず、そして同時にその使用中は確実に支持
されねばならない。

係脱自在な連結具の一形体がアメリカ合衆国特許第４４
０Ｅ１７５号に開示されている。その構成において、そ
の一端部から内部に延びる通路を有する受容部材を用意
される。１対の正反対に対向された支持スロットが通路
に活って離間されている。細長い挿入部材が用意され、
それは互いに圧縮されたときに通路内に挿着自在となる
１対の二股状に分岐された発条性のちる脚部を有する。

各脚部の端部には、支持スロットの各々に係脱自在に保
合できる外方へ伸延した足部を設けられる。支持スロッ
ト内に脚部が挿入され、そして足部が到達したのらに、
足部を支持スロット内で固定するように脚部は拡がる。

留め金具やキーホルダ一連結具の従来技術における別の
形体も提案されている。例えば、アメリカ合衆国特許第
３６００９１７号においては、幅広の厚板形体の雌形部
材を有するキーリング連結具が提案されておシ、雌形部
材はその内部に設けられたノツチに適合する段階付けら
れて外方へと延びる戻す、ｔｈめを有する細長いクエプ
で形成された雌形部材を受容する。アメリカ合衆国特許
第６９６７５５１号で開示された別の留め金具は、雌形
受容部材中のスロットに係合する雌形部材の少なくとも
１つのフックを利用している。アメリカ合衆国特許第４
１５０４６４号は係脱自在な連結具を備えた唯め金具を
開示しておシ、そしてアメリカ合衆国特許第５９７９９
５４号では雌形受容部材内に適合する二股状脚部を有す
る分離可能なキーホルダーを開示している。アメリカ合
衆国特許第２０９９６５５号は受答部材内に適合する二
股状の脚部を有する据付はブラケットのための係脱自在
な連結具を開示している。

従来技術のブラケットや止め金具や連結具の別の形体は
鈍頭前端部およびその後部に対向した二股状脚部を備え
た雌形部材を有し、雌形部材は雌形部材に設けられたス
ロットに受容される。例えば、アメリカ合衆国特許第１
４４００６８号では雌形部材の１対の後方に指向された
二股状脚部に雌形部材内に挿着されろ鈍頭前端部が設け
られている。同様に、アメリカ合衆国特許第６４２１６
４１号および同第３４１２５７６号には１対の後方に向
けられた二股状の脚部をまた有し、その一方の脚部がフ
ックを画定するよう内方に曲折されているチェーンブレ
スレット留め金具を開示している。

全ての上述した従来技術の醒め金具の構成は、雌形部材
に挿入されるよう互いに圧迫でき、そして所定の支持位
置に到達したときに拡げられえる鈍頭前端部を用いたこ
れらの留め金具は雌形部材内に雌形部材を挿入するのが
困難であり、かつまた支持されたときに雌形部材から後
方へ延びる二股状脚部に装身具の一端部を取付けるだめ
の余分な部材を用意しなければならない。従って、留め
金具のより適切な形体は、脚部が相互に圧縮されて雌形
部材内に挿入される一方、雌形部材の非変形本体部分が
そこに支持されたときに雌形部材の後方へ延び、それに
よシ装身具の一端が非変形本体部分に連結できるように
、前方に向けられた二股状脚部を用いるものでちる。し
かしながら、雌形部材の先行部分として二股状の脚部を
用いたこの最後に説明された構成においては、二股状の
脚部が挿入されたときに雌形部材の壁にまたがってしま
うという問題を生じる。よシ明確に云えば、雌形部材と
雌形部材を組合わそうとするときに、雌形部材の両脚部
を雌形部材の通路に挿入するという場合よシもむしろ一
方の脚部のみがそこに挿入されかつ他方の脚部は雌形部
材の外１壁にまたがって雌形部材の外側に保持されてし
まう。従って、二股状の脚部が前方に向けられていると
留め金具の各部の組合せは不便である。

上述した問題点はネックレスの留め金具を継ごうとする
ときに人の手がその人の首の後側で留め金具を操作しな
ければならないので更に不便である。更に、片手でブレ
スレットを継ごうとするとき、その挿入操作もまだ不便
となる。

従って、本発明の目的は、前述した従来機構における問
題点を解消する係脱自在な留め金具を提供することにち
る。

本発明の別の目的は、２つのものを相互に連結するよう
使用できる係脱自在な醒め金具を提供することにちる。

本発明のまた別の目的は、容易に連結できかつ容易に分
離できる係脱自在な留め金具を提供することにちる。

本発明のまた別の目的は、雌形受容部材の通路に挿脱自
在な１対の前方へ向けられた二股状の脚部を有し、かつ
そこにおいて脚部は通路内に両脚部を正確に挿入できる
よう構成された係脱自在な留め金具を提供することにち
る。

本発明のまた別の目的は、価格を低減でき、簡便に製造
でき、簡単に操作でき、そして簡便に使用できる係脱自
在な留め金具を提供することにちる。

簡潔に云うと、本発明によれば、雌形受容部材と細長い
雌形挿入部材とを備えた係脱自在な留め金具を提供する
。雌形受容部材はその一端部の出入口から内部に延びる
細長い通路を備える。１対の正反対に対向された支持用
スロットが通路に浴って離間して配設される。雌形挿入
部材は１対の前方に向けられ、細長く、離間された、発
条性アームを支持する本体部分を備え、１対のアームは
相互に圧縮されて通路内に挿入できる。拡大されたハン
ド部分が拡げられたときに支持用スロットの対応する１
つに係脱自在に係合するよう各アームの先行端部に設け
られ、それにより、ハンド部分の各々はその共同される
スロットを通って延びる。この手段において、雌形挿入
部材は雌形受容部材内で保合位置に確実に保持される。

ノ・ンド部分の各々は内方に延びるフィンガ一部分を有
するそれらの自由端部で終端する。フィンガ一部分の一
方は、通路に入るための単位として用いられる先行する
挿入部分を画定するように、前方で離間されかつ他方の
フィンガ一部分と部分的に重なった関係で離間される。

この手段でもって、両アームを通路内に挿入でき、そし
てアームの１つが通路の外　壁にまたがってしまうのを
回避できる。

本発明の実施例において、挿入する部分の先行する前方
端部は通路にアームを入れるのを更に助長するために突
出先端部の形体となる。

考慮される上述および追加の目的および利点と共に、後
述から明らかとなるように、本発明は添付の図面と共に
後述する実施例における装置、部品の組合せおよび配列
から構成され、以下、本発明による実施例について説明
する。

図中、同様な参照符号が同様な部分を指示するよう用い
られている。

図面を参照すると、第１図は雌形受容部材１０と雌形挿
入部材１２とを備えた係脱自在な留め金具を示している
。雌形受容部材１０は本体部分１４の前端部１８から内
部に延びる細長い通路１６を設けるよう中空の本体部分
１４を備える。前端部１８は通路の出入口を提供するよ
う開口される。通路１６の後端部は閉鎖されかつ尾端部
分２０で終端する。対向して離間された１対の切抜き部
２２．２４がそこを通る支持用スロットを画定するよう
本体部分１４の周・・５壁に設けられる。スロツ）２２
，２４は通路の出入口の実質的に後方で尾端部分２０に
隣接して適当に配設され、それによシスロット２２．２
４は通路１６に通ずる。

雌形受容部材１０は、１対の対向して離間された側壁２
６．２８を画定するよう折曲げられる、好ましくは金属
でちるような部材の単一板材から製作され、１対の側壁
２６，２８は円弧状の狭い上端縁６０および下端縁６２
によってその上方および下方縁部分を相互に連結される
。雌形受答部材を形成する部材の板材は結合線３４に清
って側壁２６の中央部位近傍で相互に連結される。結合
ａ６４の端縁は半田付けやその他のいかなる形体での固
着手段によっても相互に結合されうる。代替案として、
この部材が十分に強いものであれば、雌形受容部材はい
かなる固着手段も用いることなしにその形体を維持でき
る。雌形受容部材は剛性合成樹脂部材で形成できること
にも注目すべきである。

尾端部分２０の２つの部分は相互にプレスされて本体部
分１４と尾端部分２０との間の接続部位で雌形受容部材
の対向する側面上に横断方向へ延びるリッジ部分６６．
６８を画定する。中央に配設される開口４０が尾端部分
２０の２つの部分を垂直に貫通して形成され、それによ
多開口４ｏは、リッジ部分３６．５８から離間されてい
ることに加えて、尾端部分２０の端縁からも離間される
。

雌形受容部材は実質的に平らな細長い形体を有するよう
示されているが、その他の適当な形体でも同様に適用で
きる。雌形受容部材は、特に装身具の留め金具として使
用されるとき、高価な部材で形成されるので、雌形受容
部材を形成するのに必要な部材の量を減少するために、
本体部分１４０部材を垂直に貫通して形成される開口４
２を設けられる。同時に、−口４２は独特な意匠を形成
するよう配列でき、かくして雌形受容部材に美術、的な
美しさを提供する。

雌形挿入部材１２は細長いスロット５０によって分離さ
れる１対の前方に向けられ、離間された、発条性のアー
ム４６．４８を支持した本体部分４４を備える。各アー
ムの前端には、アーム４６．４８から外方に延びる拡大
されたハンド部分５２．５４を設けられる。ハンド部分
は各前方自由端部でフィンガ一部分５６．５８に終端す
る。フィンガ一部分５８はフィンガ一部分５６の前方へ
延びかつ重なシ合う。間隙６０がフィンガ一部分５６．
５８を相互に離間する。

雌形挿入部材１２は雌形受容部材１００通路を画定する
側壁２６，２８間に適合できるように実質的に平らに形
成される。この構成で組み合わせるには、雌形挿入部材
を雌形受容部材に挿し、そしてハンド部分５２，５４が
切欠き形体のスロット２２．２４に係合しかつ係止する
まで通路１６内に押し込まれる。雌形挿入部材を雌形受
容部材内に配置するには、２つのアーム４６．４８は相
互に圧縮される。アームは次いで拡大されたハンド部分
５２，５４が切欠開口形体のスロット２２．２４に到達
するまで通路１６内に滑シ込まされ、そこにおいて２つ
のアームはそのときそれぞれ拡がる。

それ故、雌形挿入部材を鏑、金、合成樹脂、あるいはそ
の他のそのような部材で形成することは明らかである。

スロッ）５０の長手方向長さは、アームを通路内に適合
させるよう２つのアームを相互に十分に圧縮しうるよう
に、発条性部材の弾力性により左右される。

雌形挿入部材の挿着および離脱を遂行するために、多く
の形体およびカム面が雌形受容部材のアーム、ハンド部
分およびフィンガ一部分に形成される。具体的に云うと
、第１および６図に示されるように、フィンガ一部分５
６の前方にあシかり部分的に重なるフィンガ一部分５８
は、雌形挿入部材の実質的に長手方向中央位置にノーズ
端６４を備えた先行挿入部分６２を画定する。中央位置
のノーズ端６４は雌形受容部材の通路内への雌形挿入部
材の最初の挿入を容易にする。

ノーズ端６４のいづれかの側には、カム面６６．６８を
前方に設けられる。これらのカム面は、通路１６の出入
口を画定する雌形受容部材１ｏの縁部１８に係合するよ
うに、ノーズ端６４から外方へ開かれかつ後方へ向けら
れる。カム面６６の傾斜角はカム面７０を提供するよう
ハンド部分５２に連続する。同様に、カム面６８の傾斜
角はそこに連結されるカム面７２を提供するようハンド
部分５４に連続する。カム面６６の傾斜角は離間された
隙間６０を横断するにも掛ゎらず、フィンガ一部分５８
からハンド部分５２へ延びる実質的なカム面を提供する
ことを認識すべきで′ある。従って、雌形挿入部材が通
路１６に適切に整合されて挿入されない場合でも、出入
口を層成する縁部１８は雌形挿入部材を通路１６内に案
内し続けるようカム面６６からカム面７ｏへ滑らすこと
ができる。カム面６８は上述と同様な手段で案内部分と
して機能する。

雌形受容部材内に雌形挿入部材を押し込むように力が加
えられると、一方の側のカム面６６．７０および他方の
側のカム面６８，７２は通路１６の出入口に係合し、次
いで２つのアーム４６．４８を通路１６内に向けさせ、
そして通路１６内へこれらのアームを入れるのを容易に
するよう相互に近接させる。

アームを、第４図に示されるように、通路１６内に入る
のを十分に可能にするよう相互に近接すると、前方のカ
ム面の後方に形成された別のカム面７４．７６が通路１
６内での雌形挿入部材の通過を容易にする。カム面７４
．７６はアーチ状形体でちシかつ通路の端縁６０．６２
の内側→壁面に浴って動く。この手段によって、雌形挿
入部材１２は雌形受容部材内において第４および５図に
矢印７８で示される方向へ容易に移動できる。

雌形挿入部材１２は、カム面７４．７６の頂点が切欠開
口形体のスロット２２．２４の端縁８０．８２と係合す
るまで、第４図に示されるように、通路内を進み続ける
。その位置に来たのら、カム面７４．７６の後方にちる
カム面８４．８６が二股状アーム４６，４８を拡げるの
を助長し、同時に、第５図に示されるように、切欠開口
形体スロット２２．２４内の係止位置に拡大ノ・ンド部
分５２．５４を入れることを容易にする。後方のカム面
８４．８６は内方に湾曲しかつアーチ状カム面７４．７
６から後方に向けられる。

カム面８４．８６の後、およびアーム４６．４８とそれ
に対応する拡大ハンド部分５２，５４との谷間の接合位
置には、ノツチ付き中継部８８．９０が設けられる。各
ノツチ付き中継部は湾曲されたカム面８４．８６の後に
円方に向けられた端Ｒ９２，９４を備える。各ノツチ付
き中継部の端縁９２．９４は前方に向けられかつ雌形挿
入部材の長手方向軸に対して頌斜された角度関係でちる
。この手段によって、スロツ）２２．２４のそれぞれの
端縁８０．８２に糸上するよう、協働する拡大ハンド部
分５２．５４におけるフック様部分を提供する。

各ノツチ付き中継部８８，９０は、ノツチ付き中継部の
端縁９２．９４が支持用スロット２２．２４の端縁８０
．８２に係市位置でそれぞれ係合するのを確実にするよ
うノツチ付き中継部の端縁９２．９４から内方に延びる
゛切込み部分９６．９８をそれぞれ備える。雌形挿入部
材１２の前方への移動が継続されそして拡大ハンド部分
５２．５４がスロット２２．２４内に係屯されると、角
度付けられたノツチ付き中継部８８．９０はスロット２
２．２４の端縁８０．８２に係合しかつハンド部分５２
．５４を係市位置に保持させそして第５図の矢印７８と
反対の方向へ引かれた場合でもそれが取り出されるのを
防止する。

雌形挿入部材１２を雌形受容部材に確実に保持すると、
拡大ハンド部分５２，５４は切欠開口形体のスロット２
２．２４を通シ外側方に拡がる。

雌形挿入ｉＢ材を雌形受容部材から取シ出しかつそれに
よシ連結具を離すためには第７図に矢印１００．１０２
で示される方向への力が２つの拡大ハンド部分５２，５
４に加えられる。２つの拡大ハンド部分５２，５４を相
互に押すことによって、端縁８０．８２はノツチ付き中
継部８８．９０の角度付けられた中継部の端縁９２，９
４から離される。端縁８０，８２は、雌形受容部材を第
７図の矢印１０４で示される方向に引くことによって最
初に抜き出されるので、カム面８４，８６に清って再び
移動する。それに続く抜き出し操作中に、カム面７４．
７６はまた、雌形挿入部材１２を完全に抜き出してしま
うように、通路の側壁６０．６２に沿って移動する。雌
形挿入部材を雌形受容部材から完全に抜き出してしまう
と、２つのアーム４６，４８は、第１図に示されるよう
に、再び分かれかつそれらの初動位置に戻る。

従来の構成で、２つのアームを通路に挿入しようとする
と、アームの一方のみが通路内に入る一方一方のアーム
が端縁６０まだは３２の外側に位置しからでおる。その
結果、雌形挿入部材は適切に挿入されない。はとんどの
場合において、正常な継ぎ操作は、ある場合において、
特に人の錠の後で留め金具を継ぐときに留め金具を見る
ことができないので、失敗しているのにも掛わらず、正
常に継ぐのを失敗していることさえ気付かない。

このような場合、留め金具が外れて装身具等を失ってし
まう。

本発明による部分的に重なシ合ったフィンガー構造を適
用することによって、上述したこの問題点は解消される
。明確に云うと、前述したアメリカ合衆国特許第４４０
８３７５号におけるような、雌形挿入部材の前端に水平
なスロットまたは開口はないことが注目される。スロッ
ト５０の基本的な出入口はフィンガ一部分５６，５Ｂの
部分的重なシ構造によってその前端で閉じられる。従っ
て、雌形挿入部材を雌形受容部材に入れるときに、両ア
ームはカム形体配列およびノーズ形体によって通路内に
自動的に案内されることとなシ、それによシ、両アーム
が、一方のアームを壁５０．６２の外側に跨がらせてし
まうことなしに、通路内に確実に滑り込ませることとな
る。

部分的に重なシ合ったフィンガー構造に適合するために
、Ｌ字形着座１０６がフィンガ一部分５図に示されるよ
うに、アームを通路に挿入および抜き出す間に、フィン
ガ一部分５６の下端縁１０８は、２つのアームの圧縮運
動を停止させる着座１０６の底部に受けられる。

停止用受台として着都１０６を設けることによυ、２つ
の脚部が相互に向って圧縮され過ぎるのを回避できる。

発条性部材が自由に十分圧縮しうるにも掛わらず、過剰
な圧縮はアームを折損ちるいは永久的に変形してしまう
。それ故に着座１０６は、アームの永久的変形や折損を
回避するために、アームを相互に圧縮するのを制限する
よう設けられる。

第４図に示されるように、近接した位置における、ハン
ド部分５２のカム面７４の頂点から／Ｓンド部分５４の
カム面７６の頂点までの組合わされたアームの横断方向
幅は実質的に雌形受容部材の通路１６の横断方向幅と等
しい。この手段で、アームを通路内で挿入および抜き出
される間にアームと通路との間の整合が行われる。

次に、第８図を参照すると、別の実施例によるフィンガ
ー構造を変形された雌形挿入部材１２Ａが示されておシ
、そこにおいて雌形挿入部材の他の部分は前述のものと
同様でちる。フィンガ一部分１１０けその対応するハン
ド部分１１２がら延びそしてその対応するハンド部分１
１６がら延びるフィンガ一部分１１４に部分的に重なり
合った関係で前方に離間される。間隙１１８はフィンガ
一部分を離間する。フィンガ一部分１１０をフィンカ一
部分１１４の前方に延ばすために、ステップ付き配置部
１２０がフィンガ一部分１１０のカム面６８とそれに続
くハンド部分１１２のカム面伸延部７２との間に設けら
れる。

フィンガ一部分１１０の後方側に形成されるＬ字形着座
１２２は内方に向けられたタブ１２４に終端する。フィ
ンガ一部分１１４は、着座１２８を設けてその前端で下
方に向けられたタブ１２６に終端する。前方に延びるタ
ブ１２６は着座１２２に受答される一方、後方に延びる
タブ１２４け着座１２８におけるフィンガ一部分１１４
の底部を受ける。

従って、第８図に示される配列は２つのアーム間の過剰
な圧縮を防止するために両者間に改善された受は台の構
造を提供する。しかしながら、よシ重要なことは、同時
に、フィンガ一部分１１０．１１４間のスロット５０に
雌形受容部材１０の端縁３０，３２が貫入するのを更に
防止できるよう２つのタブ１２４．１２６が交互に置か
れることにあり、かくして、前述のように、不適当な挿
入操作を回避する。

飾鎖やブレスレットの別の端部を取付けるだめに、開口
１６０が雌形挿入部材１２．１２Ａの本体部分４４に形
成される。それによシ、留め金具の対向して離れた端部
にある開口４０および１３０は糧々のチェーンや飾紐等
を継ぐのに使用できる。例えば、装身具の留め金具とし
て使用されるとき、開口はチェーンやブレスレットの対
向端部に連結されうる。同様に、留め金具の各部材に別
々のキーを連結するようにキーチェンが開口の各々に連
結される。かくして、１つのキーが利用される場合、別
のキーが外されかつ別の位置に置けるように留め金具は
雌形挿入部材と雌形受答部材とを分けるよう外しうる。

開口１３０および４゜は円形で示されてはいるが、細長
いスロット形体やその他の開口形体もこの目的のために
利用できる。

本発明による構成を利用することによシ、ここで述べた
雌形受答部材は前述した本発明に関連した出願における
雌形部材よシも少ない部材で形成で金や銀等のような貴
金属で形成されるときに重要である。

構造上の種々の変形が周知技術において行えうる。しか
しながら、ここ忙開示した実施例は単なる示唆でしかな
く、そして本発明を限定するものではないことを理解す
べきである。

【図面の簡単な説明】

第１図は雌形挿入部材と雌形受容部材とを離した状態を
示す本発明による係脱自在な宥め金具の斜視図。第２図
は第１図の線２−２から見た雌形受容部材の側面図。第
６図は細長い雌形挿入部材を雌形受容部材に最初に挿入
した状態を示す断面図。第４図は雌形受容部材内での雌
形挿入部材の進行形体を示す第６図と同様な断面図。第
５図は雌形受容部材内に係合された雌形挿入部材を示す
第６および４図と同様な断面図。第６図は第５図の線６
−６に６つだ断面図。第７図は２つの部材を相互に分離
するよう雌形受容部材から雌形挿入部材を離脱する形体
を示す第３−５図と同様な断面図。第８図は細長い雌形
挿入部材の別の実施例を示す側面図。 １０・・・雌形受容部材 １２．１２Ａ・・・雌形挿入部材

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　　その一端の出入口から内部に延びる細長い通
   路とその対向壁を貫通する１対の支持用スロットとを有
   し、前記スロットは通路に沿ってかつ相互に連通して長
   手方向に離間されて配設される雌形受容部材と、 １対の細長く前方へ向けられ、離間された、発条性アー
   ムを支持する本体部分を有し、前記アームは相互に向っ
   て圧縮されたときに前記通路に挿脱自在でちる細長い雌
   形挿入部材と、 前記アームが前記通路内で拡がシ離れるときに前記雌形
   受容部材内に前記雌形挿入部材を係市位置に確実に支持
   するようその共同するスロットを通シ延びるように前記
   支持用スロットの対応する１つに係脱自在に係止するた
   めの各アームの先行端部の拡大されたハンド部分と、そ
   して前記各ハンド部分は内方に延びるフィンガ一部分を
   他方のノ・ンド部分に向かって内方に延びるフィンガ一
   部分を有してその自由端で終端し、一方の前記フィンガ
   一部分は前記通路内に両アームの挿入を容易にするため
   に前記通路へ入れるための先行挿入部分を提供するよう
   他方の前記フィンガーの前方に離間されかつ部分的に重
   なシ合つた関係でちること とから構成されることを特徴とした係脱自在な留め金具
   。 （２）ノーズ端が前記先行挿入部分の前端に設けられる
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の係脱自在
   な醒め金具。 （３）外方へ拡がった第１カム面が前記先行挿入部分に
   設けられ、前記アームを相互の方向へ向けかつ前記アー
   ムを前記通路に入れるのを案内するよう前記通路の出入
   口に係合するように前記第１カム面は前記ノーズ端から
   後方に延びかつ前記両ハンド部分に連続することを特徴
   とする特許請求の範囲第２項記載の係脱自在な留め金具
   。 （４）アーチ状第２カム向が各ノ・ンド部分に設けられ
   、前記第２カム面は前記雌形挿入部材を前記通路内に通
   過させるのを容易にするよう前記通路の端縁内壁に沿っ
   て移動するよう前記第１カム面の後方にちることを特徴
   とする特許請求の範囲第６項記載の係脱自在な留め金具
   。 （５）内方へ湾曲され、後方へ向けられた第３カム面が
   各ハンド部分に設けられ、前記第６カム面は前記ハンド
   部分を前記支持用スロットに入れるのを容易にしかつま
   た前記ハンド部分を前記支持用スロットから外すのを容
   易にするよう各対応する支持用スロットの端縁を係合す
   るように前記アーチ状第２カム面の後方にあることを特
   徴とする特許請求の範囲第４項記載の係脱自在な醒め金
   具。 （６）外方に向いだノツチ付き中継部がハンド部分と対
   応するアームとの各間に設けられ、各ノツチ付き中継部
   は連継する後方の第６カム面の後方に内方へ向いた端縁
   を有し、各ノツチ付き中継部の端縁は前記対応する支持
   用スロットの端縁に係止するようアームの長手方向軸に
   対して傾斜された角度で配設されることを特徴とする特
   許請求の範囲第５項記載の係脱自在な留め金具。 （力　前記ノツチ付き中継部の端縁が係止位置で各支持
   用スロットの端縁に係合するのを確実にするよう切込み
   部分が各ノツチ付き中継部の端縁から内方に延びること
   を特徴とする特許請求の範囲第６項記載の係脱自在な留
   め金具。 （８）細長いスロットが前記アームを分けることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載の係脱自在な醒め金具
   。 （９）着座の部分が前記一方のフィンガ一部分の後側に
   設けられ、前記アームを相互に圧縮するのを制限するよ
   う前記他方のフィンガ一部分を隣接して受容することを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載の係脱自在な留め
   金具。 Ｏｅ　　前記着座は実質的にＬ字形体を有し、そして前
   記他方のフィンガ一部分の下方端縁が実質的に平坦でち
   ることを特徴とする特許請求の範囲第９項記載の係脱自
   在な留め金具。 αつ　ハンド部分は通路内にアームを挿入する間にアー
   ムと通路との間の整合を行うよう通路の横断方向の幅と
   実質的に等しい瞬接状態における横断方向の全幅を有す
   ることを特徴とする特許請求の範囲第９項記載の係脱自
   在な留め金具。 （６）内方に向いだタブが着座の部分と前記他方のフィ
   ンガ一部分の両者に設けられ、前記タブは相互に関して
   反対方向に向けられかつ互い違いにされることを特徴と
   する特許請求の範囲第９項記載の係脱自在な留め金具。 θ３　前記他方のフィンガ一部分のタブは他方のタブの
   前方にちシかつ前記アームを圧縮したときに着座の部分
   に隣接し、そして前記他方のタブはアームを圧縮したと
   きに前記他方のフィンガ一部分に隣接することを特徴と
   する特許請求の範囲第１２項記載の係脱自在な醒め金具
   。 ０４　　前記一方のフィンガ一部分はその対応するハン
   ド部分の前方に段階付けられた配列で延びることを特徴
   とする特許請求の範囲第１６項記載の係脱自在な留め金
   具。 ００　　雌形挿入部材と雌形受容部材の両者は実質的に
   平らでちることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
   の係脱自在な留め金具。 ａｏ　　雌形受容部材は通路を設けるよう折シ曲げられ
   る単一平板部材から作成されることを特徴とする特許請
   求の範囲第１５項記載の係脱自在な留め金具。 αη　雌形受容部材は目的物を連結するのを容易にする
   ためにその対向端に平坦な部分を備えることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１６項記載の係脱自在な留め金具。 ａ８　　留め金具に目的物を結合するために留め金具の
   対向して離れた端部位置で雌形挿入部材および雌形挿入
   部材に設けられる開口を備えることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項記載の係脱自在な留め金具。