JPS59226841A - 超音波による温度測定装置 - Google Patents

超音波による温度測定装置

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JPS59226841A
JPS59226841A JP10224083A JP10224083A JPS59226841A JP S59226841 A JPS59226841 A JP S59226841A JP 10224083 A JP10224083 A JP 10224083A JP 10224083 A JP10224083 A JP 10224083A JP S59226841 A JPS59226841 A JP S59226841A
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ultrasonic
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temperature
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Hirokuni Sato
佐藤 拓宋
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市田 信行
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01KMEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01K11/00Measuring temperature based upon physical or chemical changes not covered by groups G01K3/00, G01K5/00, G01K7/00 or G01K9/00
    • G01K11/22Measuring temperature based upon physical or chemical changes not covered by groups G01K3/00, G01K5/00, G01K7/00 or G01K9/00 using measurement of acoustic effects

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (A)発明の技術分野 本発明は、生体組織等の超音波媒体の温度または温度変
化量の空間的分布を測定する装置に係り2、温度C2お
よび、密度ρの温度依存性を利用した、超音波による温
度測定装置に関する。
(B)従来技術とその問題点 従来、生体組織の如き超音波媒体内の温度分布を得る方
法としては、音速Cの温度依存性を利用して、音速の空
間分布を測定する事により温度の空間分布を得ようとい
う方法が知られているが、この方法には以下の様な問題
がある。
第1に、音速の測定は、いわゆる透過法で行ない、音速
の空間分布は、X線CTの場合と同様の像の再構成手法
によって得るので、計算量が膨大なものとなり、時間が
かかる。
第2に、像の再構成を行なうためには、被測定体の全周
(360度)にわたって透過法による音速の測定ができ
る必要があるが、実際の生体組織では、骨や体内のガス
の影響で超音波が透過できない部分があり、全周にわた
っての測定が不可能な場合が大部分である。従って、欠
落のあるデータを用いた像の再構成を行なう事になり、
得られた音速分布、従って音速分布から得られる温度分
布、は誤差の多いものとなる。
(C)発明の目的と構成 本発明の目的は、X線CTの場合に用いられる如き像の
再構成手法を用いる事なく、高速かつ容易に超音波媒体
内の温度分布または温度変化分布を測定できる装置を提
供するにある。
本発明は、超音波媒体の特性量である等価非線X線CT
の如き像の再構成手法を用いる事なく容によって異った
値として観測される事を利用して、温度分布または温度
変化分布を推定するようにしたものである。
以下では、先ず原理的な説明を行ない、続いて実施例に
ついて説明する。
超音波媒体内の音圧がゼロの時の音速をCo 。
密度をρ0とすると測定波と直交する方向からPなる音
圧が加えられたときの音速Cは 形パラメータ」と呼ばれるものであり、不均一媒質にお
いては場所により異った値を取る。
iとjは直交する方向であり、Sば等エントロピーであ
ることを示す。
一方、一般に音響の分野で用いられている非線形パラメ
ーターは次のように定義され′ζいる。
一との間には という関係があり、液体、生体組織ではν嬌0.5従っ
て、ボンピング波の音圧Pにより、音速Cは、 だけ変化する事になる。
今、第1図に示す様に、送信用超音波振動子XAから測
定用の連続波超音波ビームWmを図のZ軸方向に被測定
媒体中に送り込み、送信用超音波振動子XBでこのビー
ムを受信する。この時、測定用ビームWmと交叉する方
向から、別の超音波振動子Xpにより平面パルス波Wp
をボンピング波として図示の様にX軸方向に送り込む。
以下簡単のため交叉角は直角であるとする。また、Wm
の音圧はWpの音圧に比べて充分に小さく、式(1)〜
(5)のPとしてはWpによるものだけを考慮すれば良
いものとする。
ボンピング波Wpが測定用ビームWmと交叉しいる間に
は、測定用ビームWmの各Zにおける波形は式(団によ
り、場所により異なる音速変化・・ (6) を受ける事になり、従って場所(Z)により異った△C
(z)に比例する位相変化を受ける事になる。従って、
受信振動子Xgからの受信信号の位相情報及び予め測定
しておいたPを用いて逆に第2図は、測定用ビームWm
が進行するにつれてポンピング波Wpからどの様な音圧
を受けるかという事を模式的に示したものである。
ポンピング波の音圧をP (f)とする。時刻を一〇で
z=zOにあって音圧P (o)を受けていた測定波(
第2図(A)参照)は、時刻を一△tにはz=z□+△
z=zo +Co△tの位置にあり、この時にはp(t
+△t)の音圧を受ける(第2図(B)参照)。以下同
様にして時刻t=、2△tにおいて第2図(C)図示、
時刻t=3△tにおいて第2図(D)の図示の如き音圧
を受ける事になる。これから判る様に、一般に、t=Q
においてz=zOにあった測定波が、z=zで受ける音
速変化は ・・ (7) 但し、ここで△C(z)の値はcoに比べて小さく、△
tは測定波が2=ZQからz=zまで移△t=□ ・ 
・ ・ (8) O で与えられると近似した。
従って、1=0でZ=26にあった測定波が2=zで受
ける位相の変化はkを比例定数として、となり、この測
定波が送信振動子Xθを出てから受信振動子Xt3に受
信されるまでの間に受ける位相変化の総和は となる。ここで と置くと式(10ンは となる。
ここで、式(12)の「*」はいわゆるたたみ込みg 
(z)なる関数が重み関数となってφ(zo)を与える
事を示している。
式(0)フーリエ変換すれば、 (z)を求める際には必ずしも式(15)の如きフe −リエ逆変換を行う必要はなく、周波数特性が−に 出力として得られる。またG (w)は式11を用いて
P (t)から求めておく事ができる。この様にして得
られた−(2ンを映像として表示すれば。
、A −,(z)の空間分布像を得る事もできる。
以上の説明ではCo、  ρOは定数として扱ったさて
、超音波媒体の温度が変化すると、ρ0゜(Z)の変化
を知る事によって、各部位での温度変化を知る事ができ
る。
特別な場合として、密度ρ。は温度によって余り変化せ
ず、音速Co及び等価非線形パラメータすると媒体の温
度が未知の値Toから未知の値T1に変化した場合 ρ、(Z)TI−ρo(Z)to −ρo (z)C1
+  (Z)TI  =CO(z)Th4α△′r  
但し△T=T+    T。
α、βは定数 ・・・(16ン (2ンの差△は 1 ρo  (z)  Co  (Z)TO+α△T・ ・
 ・ (17) となる。但し、式(17)の計算の途中で、て、 β△T        α△T 前述の様にそれぞれ実測する事ができるから、α。
れば、式(17ンから八Tを求める事ができる。実際、
α、β、  Co  (z)to +  ρ。 (z)
は例えば肝臓や脂肪等の種々の超音波媒体について予め
実測しき、且つρo  (z)、Co (z)−rbを
予め知る事ておく事ができる。従って式(17)から八
Tを求める事が可能となる。
尚、式(17)で与えられる量と温度変化量との対応が
ついておれば、式(17)−r与えられる量を直接に出
力しても良い事は言うまでもない。
以上、本発明の詳細な説明を行なったが、以下実施例に
ついて第3図を用いて説明する。
第3図において、1はボンピング波の送信のタイミング
を発生ずるタイミング制御部、2は測定用連続波のだめ
の発振器、3は発振器出力を受kJで振動子を駆動する
ためのドライバ、4は測定波送信用の振動子XA、5は
被測定超音波媒体M。
6は測定波受信用の振動子X8,7は受信増幅器。
義されるフィルタ、IOはボンピング波相のドライバ、
11はボンピング波発生用の振動子Xpである。12ば
、図示しない温度操作手段によって12の出力とフィル
タ9の出力との差を得る減算部である。またxlはXp
から測定用ビームまでの距離、2工は被測定区間の距離
、Z+ は被測定区間とXIIIとの距離である。第3
図において、発振器2ばタイミング制御部1と無関係に
動作するように措かれているが、同期動作しても良いこ
とは言うまでもない。フィルタ9は、例えばCCDを用
いたトランスバーサルフィルタで実現できる。
記憶部12は、例えば第4図に示す如く、A/D変換器
15.ICメモリ16.D/A変換器17゜制御部18
により実現でき、ポンプ波の送信に同期して動作するよ
うにタイミング制御部1により制御される。第5図には
第3図の主要部の時間波形を示しており、第5図には第
3図と同じ信号名称を記しである。ボンピング波を送信
してからボンピング波が測定波の位置に到達するまでの
時間た測定波が初めて振動子X8に到達するのに要する
時間(ル)との和をtlとすると、受信増幅器70出力
VQは、第5図に示す様にボンピング波の送信から時間
L1の後に位相変調を受は始め、ボンピング波による位
相変調を受けた測定波が被の間位相変調出力を出し続り
る。位相検出器8ば、発振器2の出力と■ρとの位相を
比較し、V9の位相を時間の関数φ(1)として、従っ
て座標2の関数として出力とする。この出力が、フィル
タして、従って座標2の関数として得られる。図示しな
い温度操作手段によって超音波媒体5の温度が変化する
前のフィルタ出力がタイミング制御部1の制御の下に記
憶部12に記↑、aされる。温度操作手段によって媒体
の温度が変化した後、記憶部12の出力とフィルタ9の
出力との差、つまり式(17)で示される量が減算13
で最終出力として得られる。
間分布を、X線CTの場合の如く複雑で時間のがかる像
の再構成手法を用いる事なく、簡単な構成で高速に得る
事ができる。
特許請求の範囲第2項は、第3図におけるフィルタ9の
挿入位置が、減算部13の後でも良い事を述べたもので
ある。第3図におけるフィルタ9はボンピング波の周波
数特性の逆特性にほぼ等しい特性を持つ線形フィルタで
あるがら、2つの入力Xo  (t)とxl (t)と
の差X。(t) −xl(1)をフィルタに通した出力
F (xo  (t)−X7(t))は、xo(t)の
フィルタ出力F〔xa(t))とXI  (t)のフィ
ルタ出力F(x)(f)〕との差F (xo  (f)
 ) −F (xt  (t)〕に等しくなる。従って
、特許請求の範囲第2項の構成の装置でも、第1項の構
成の装置と同じ効果が得られる事になる。第2項で示さ
れる装置の構成例を第6図に示す。第6図の各構成要素
の番号は、第3図の対応する構成要素と同一の番号を付
してあり、説明は省略する。
特許請求の範囲第3項は、ボンピング波として正しい平
面波が得られない場合についての対策を述べたものであ
る。一般に、完全な平面波を得るには無限に広い平板振
動子を用いる必要があり、これは実際上不可能である。
近似的に平面波をf4る方法としは、振動子面から充分
に離れた所で充分に曲率半径の大きくなった球面波の一
部を使う事もあるが、ボンピング波として用いるには、
単位面積当りのエネルギー密度が小さくなり過ぎるので
必らずしも適当でない。従って、充分な音圧を持ったボ
ンピング波は、実際には平面波とはならず、従ってその
音圧は、時間tだけでなく座標2によっても変化する事
になり、平面波からのズレが無視できない位大きくなっ
た場合にはその補正が必要となる。この補正は以下の様
にして行う事ができる。
先ず、ボンピング波の音圧分布を、時間も及び座標の関
数P(z、t)として測定波ビームの線上で予め測定し
ておく。このP (z、t)から、t=Qでz=zoに
あった測定波が、測定波ビーム線上で受ける音圧変化を
2 をパラメータとして2の関数gio(z)として求
めておく事ができするものとなる。これを用いて、t=
QでZ−Z。
にあった測定波に対する重み関数(式(11)のg(Z
o−z)に相当する)を平面波の場合と同様にして求め
ておく事ができる。従って、この重み関数の逆特性を持
つフィルタを平面波の場合と同様。(′)を得る事がで
きる・但し・平面波の場合と異なり、測定波の注目して
いる部分がt=Qで2軸上のどの部分にあるかによって
、つまりZ。
O値によって、その注目している部分が2軸上で受ける
音圧分布が異ってくる。この様子を第7図に模式的に示
す。なお、第7図(A)はt=Qの時点に球面波が到来
している場合の音圧分布を表わし、第7図(B)はt=
oにおいてz−21にあった測定波に対して本来の平面
波のボンピング波を受けた場合の2軸上での音圧分布、
第7図(C)はt=Qにおいてz=z1にあった測定波
が球面波のボンピング波を受けた場合の2軸−ヒで0音
圧分布、第7図(D)はt=Qにおいてz=Qにあった
測定波が球面波のボンピング波を受けた場合の2軸上で
の音圧分布をそれぞれ表わしている。従って、式(11
ンのg’(z)に相当する重み関夕も、26をパラメー
タとして異なったものとなる。つまり、このフィルタは
、どの2座標の変化するものとなるが、第5図に示す如
く、Z。
の各値に対して注目している測定波が2軸上で受ける音
圧を求める事ができるので、これがら各Z。
の値に対するフィルタ特性を予め計算しておく事ができ
る。第3図における位相検出器8の出力を時間的に見る
と、これは、逐次異なるZoに対応する位相変化が出力
されているから、この出力に対し、各Zoに対する上述
のフィルタを順次作用−(Z)の分布を得る事ができる
。この時、順次異なる特性のフィルタを作用させる方法
としては、例えば、位相検出器出力を一旦A/D変換し
た上でディジタルフィルタリングを施しても良い。
特別な場合として、測定波ビームがボンピング波の遠距
離音場にある場合を考えると、ボンピング波が球面波で
あるので、測定波ビーム上での音圧分布は P(wt−に人工+y” +z’ ) と書くことができる。ここでy>x、zであり、ポンプ
波の十分遠距離音場であるとすると、ビーム上(y=y
o)で P(wt−kr石1フー) ・ ・ ・ (162 第1項は(x、 y、  z) = (0,yo 、 
 O)なる映像面の中心の位相であり、第2項は位置に
よる位相のずれを表わしている。従って今、という変数
変換を行えば、式(9)は ・・・(18) (17)の関係から変数をZから2に戻してやると、う
にボンピング波と測定波ビームとをある程度距離をもた
せることにより信号処理が非常に容易になる。
の変化量等の分布のS/N比を向上させる手段を提供し
ている。等価非線形パラメータと音圧との積による測定
波の位相変化量が小さい時には、本来の位相変化量φ(
z)に対して回路内その他で発生ずる雑音を無視できな
くなる。このため、φ(z)から求めた る事になる。この様子を第8図に示す。第8図(A)図
示の無雑音の位相検出器出力φ(Z)に第図(B)図示
の雑音Nが加わる事により、第8図(C)図示の如き信
号が実際には出力される。この対策として、同一測定部
位をに回測定して第8図(C)図示のSl −3kの如
き雑音の加わった信号を得て、これらを同一2座標の点
毎に加算すると、各点において信号成分は振幅でに倍さ
れるが、雑音成分は電力でに倍されるに過ぎず、もし雑
音が不規則雑音であれば各点における雑音振幅は5倍さ
れるにとでよる。従ってS/N比は尼倍改善されて第8
図(D)図示の如き出力が得られる事になる。
この方法を用いたシステム構成例を第9図に示す。第9
図において、第3図と同一の構成要素には同一の番号を
付しており説明は省略する。第9      ′図にお
いて、21はボンピング波の送信繰り返し周期Tだけ信
号を遅らせる遅延回路であり、例え      □ばC
CDやBBD等のアナログ的手段で実現しても良いし、
またA/D変換器とシフトレジスタ又はメモリとを用い
たディジタル的手段で実現して良い事は言うまでもない
。20は加算器であり、遅延回路の種類に応じてアナロ
グ又はディジタルのいずれのタイプでも良い。第9図図
示の構成の場合、位相検出器8の出力Siが同一の2軸
座標の各点毎に加算される事は明らかであり、いわゆる
同期加算によりS/N比の改善を行なう事ができる。
の変化量等の2次元又は3次元分布を得る事が可能とな
る。これまでの説明で明らかな様に、特定の分布を得る
事ができるから、送信・受信振動子の対を相対位置を一
定に保ったままでXまたは1およびy方向に移動させ各
X、または1およびy座ρ0CO 3次元分布を得る事ができる。
第10図はその構成例で、第9図と同じ構成要素には同
一番号を付しており、説明は省略する。
第10図において、駆動部22例えばステンビングモー
タによって振動子4.6の対を移動させる部分であり、
タイミング制御部1からの制御パルスに応じて振動子の
対の移動を行なう。位置検出部23は例えばステンビン
グモータの軸に取り付けられたロータリ・エンコーダ等
により振動子4゜6の対の位置を検出する部分である。
メモリ制御部24は、タイミング制御部1からのボンピ
ング波送信同期信号やクロック等を受けて位置検出部2
3からの出力に対応したメモリアドレスを発生する。メ
モリ25は、メモリ制御部24からの書込/読出等の制
御信号及びアドレスに従って、減液化量をA/D変換し
た後、記憶する。表示部2の分布をメモリから読め出し
て表示する。
化量の分布の2次元又は3次元分布を得る事ができる事
は明らかでる。
尚、第10図において、振動子4,6の対の移動は機械
的に行なうものとしたが、振動子の対として、いわゆる
電子スキャン・プローブの対を用いる事により、機械的
走査を行なわなくても得られる様になる事は言うまでも
ない。又、第10図においてメモリ25を用いず、表示
管の残光2次元分布像を得ても良い事は言うまでもない
特許請求の範囲第6項は、上述の如くして得ら前後の変
化量(式(17)参照) に然るべき係数、例えば式(17〕の最終行のΔ′Fの
を乗する事によって、温度変化等へT (z)そのもの
を得られる事を述べたもので、前述の如く、K1は予め
求めておく事ができるので、特許請求の範囲第6項を実
現するには、例えば第1θ図の減算部13の後にに1倍
の増幅器を設ければ良い。
K1が2の関数、従って時間の関数である場合には、こ
の増幅器を、時間と共に利得の変化するいわゆるTGC
(Time  Ga in  Cant−rol)増幅
器とすれば良い事は言うまでもない。
特許請求の範囲第7項は、第11図に示す如く、ρOc
又は被測定超音波媒体の温度変化の前後のは温度変化量
へ1゛を推定しよとするものである。
これを実現するためには、第11図の曲線に対応する信
号変換回路27を、第11図(A)に対応する場合は例
えば第12図に示す如く、第11図(B)に対応する場
合は例えば第13図に示す如く、挿入すれば良い事は明
らかである。尚、信号変換回路としては、例えば良く知
られたダイオード折線近似回路を作っても良いし、第1
4図に示ず如く、A / I)変換器、符合変換用RO
M、D/A変換器から成る回線を用いても良い事は言う
までもない。
(E)発明の効果 以上述べた如く、本発明によれば、超音波媒体内の温度
又は温度変化又はそれと密接な関係にある量の空間的分
布を、比較開部Q’jな手段で容易に実現する事ができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の詳細な説明する説明図、
第3図は本発明の一実施例構成、第4図は第3図におけ
る記憶部12の一実施例構成、第5図は第3図図示構成
の動作を説明する説明図。 第6図は本発明の別の実施例構成、第7図は球面波のボ
ンピング波が到来する場合を説明する説明図、第8図ば
S/N比を向上する態様を説明する施例構成、第11図
は温度または温度変化量との例を示す図、第12図は温
度分布を求めるための一実施例構成、第13図は温度変
化分布を求めるための一実施例構成、第14図は第12
図および第13図における信号変換回路27の一実施例
構成である。 図中、1はタイミング制御部、2発振器、3はドライバ
、4は送信用振動子、5は被測定超音波媒体、6ば受信
用振動子、7は受信増幅器、8は位相検出器、9はフィ
ルタ、10はボンピング波相のドライバ、11はボンピ
ング波発生用振動子。 12は記憶部、i3は減算回路、15はA / I)変
換器、16は■・Cメそり、17ばD/A変換器。 18は制御部、20は加算部、21は遅延回路。 22は振動子の位置を変えるための駆動部、23は振動
子の位置検出部、24ばメモリ制御部、25はメモリ、
26は表示部を表わす。 面1・l°″−;’ l J・・” (I Ii l’
;’ i : ′’: :文なし)第1図 第14図 手続補正書(6式う 昭和 58年特+I’l’腐1第)O2O3,脣シン3
 補正をする右 事件との関係     t1許出願人 f王所 神奈川県用崎市中原区」−小1.11中101
5番地(522)名称富士通株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11(イ)超音波媒体を透過する測定用連続超音波ビ
    ームを送信・受信する一対の超音波振動子と(ロ)該超
    音波ビームと交差し、被観察部位をカバーするだけのビ
    ーム幅を待つポンピング用超音波パルスを送信する超音
    波振動子と (ハ)受信波の位相の、ポンピング波による遷移量の、
    該測定用ビーム走査線上の空間的分布を検出する手段と
    、 (ニ)上記位相遷移量の、上記測定用ビーム走査線上の
    空間的分布出力を、ポンピング波の周波数特性の逆特性
    にほぼ等しい特性のフィルタに通す事により、該超音波
    媒体の等価非線形バラメーの空間的分布を得てこれを記
    憶する手段と、(ホ)該超音波媒体が温度変化を受けた
    後で上の空間的分布を得て、これと(ニ)で記憶したf
    段と、 を持つ事を特徴とする、超音波による温度測定装置。 (2)(イ)超音波媒体を透過する測定用連続超音波ビ
    ームを送信・受信する一対の超音波振動子と、(ロ)該
    超音波ビームと交差し、被観察部位をカバーするだけの
    ビーム幅を持つボンピング用超音波パルスを送信する超
    音波振動子と、(ハ)受信波の位相の、ポンピング波に
    よる遷移量の、該測定用ビーム走査線上の空間的分布を
    検出してこれを記憶する手段と、 (ニ)該超音波媒体が温度変化を受けた後で受信波の位
    相遷移量の上記測定用ビーム走査線上の空間的分布を得
    て、これと()1)で記憶した位Ill遷移量の空間的
    分布との差を得る手段と、(ホ)上記位相遷移量の差の
    空間的分布出力を、ポンピング波の周波数特性の逆特性
    にほぼ等しし)特性のフィルタに通ず事により、該超音
    波媒体の温度変化に伴う変化量の空間的分布を得る手段
    と、を持つ事を特徴とする、超音波による温度測定装置
    。 (3)  ポンピング波の音圧分布を場所および時間の
    関数として予め測定しておき、特許請求の範囲第1項(
    ニ)または第2項(ホ)の部分の処理を行う際に、該予
    め測定された音圧分布による補正を行う手段を持つ事を
    特徴とする特許請求の範囲m 1 項ナイし第2項のい
    ずれかに記載の、超音波による温度測定装置。 (4)同一の測定用ビーム走査線上の同一位置に対応す
    る位相遷移量を、複数回のポンピング波の送信毎に加算
    する。いわゆる同期加算機能を持つ事を特徴とする特許
    請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の超音
    波による温度測定装置。 (5)送信・受信用振動子対を一次元的または二次走査
    部・表示部を持つ事を特徴とする特許請求の範囲第1項
    ないし第4項のいずれかに記載の、超音波による温度測
    定装置。 て、適当な係数(必要に応じて場所により異ったもので
    もよい)を乗する事により、温度変化量の分布を得る様
    にした事を特徴とする特許請求の範囲第1項なしル第5
    項のいずれ力・に記載の、超音波による温度測定装置。 (7)  被測定超音波媒体内の各部の温度または温度
    量を測定する事により、該被測定超音波媒体内の第5項
    のいずれかに記載の、超音波による温度測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0226466A2 (en) * 1985-12-13 1987-06-24 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Ultrasonic diagnostic apparatus based on variations of acoustic characteristic
KR100439656B1 (ko) * 2002-01-04 2004-07-12 (주)휴먼정보통신 초음파를 이용한 비접촉식 온도분포 계측장치

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