JPS59222427A - 芳香族炭化水素の側鎖アルキル化方法 - Google Patents

芳香族炭化水素の側鎖アルキル化方法

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JPS59222427A
JPS59222427A JP58096756A JP9675683A JPS59222427A JP S59222427 A JPS59222427 A JP S59222427A JP 58096756 A JP58096756 A JP 58096756A JP 9675683 A JP9675683 A JP 9675683A JP S59222427 A JPS59222427 A JP S59222427A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、側鎖のα位の炭素に少なくとも1個の水素原
子が結合している芳香族炭化水素化合物の側鎖をオレフ
ィンを用いてアルキル化する新規な方法に関する。さら
に詳しくは、式 %式% で示される担体くただし、上式においてXは0゜5≦ 
X≦11なる範囲の値を示す)にナトリウムおよび/ま
たはナトリウムアマイドを担持させた触媒を用いて側鎖
のα位の炭素に少なくとも1個の水素原子が結合してい
る芳香族炭化水素化合物をオレフィンを用いて側鎖アル
キル化することによりアルキルベンゼンを収率よくかつ
選択率よく得る方法に関する。
オレフィンとしては通常炭素数2〜20の化合物、たと
えばエチレン、プロピレン、ブテン類、ペンテン類、ヘ
キセン類などが用いられるが、工チレン、プロピレンが
より好ましい。
芳香族炭化水素としては側鎖の炭素数が1〜6であり、
かつそのα位の炭素に少なくとも1個の水素原子をもつ
化合物、たとえばトルエン、エチルベンゼン、キュメン
、ノルマルプロピルベンゼン、5ec−プチルベゼン、
イソブチルベンゼン、n−ブチルベンゼン、キシレン類
、メシチレン、およびアルキルナフタレン類などの置換
多環芳香族炭化水素が用いられる。
特に有用な反応としては、エチレンまたはプロピレンを
用いてトルエンをアルキル化し、それぞれn−プロピル
ベンゼンあるいはイソブチルベンゼンを得る反応および
エチルベンゼンとプロピレンの反応により2−メチル−
3−フェニルブタンを得る反応があげられる。これらの
アルキルベンゼン類は医薬、農薬および香料の原料とし
て非常に有用な化合物である。
従来よりフリーデルクラフッ型触媒を用いてベンゼンを
アルキルハライドあるいは対応するオレフィンと反応さ
せてアルキルベンゼンを得る方法は知られている。しか
しながらこの方法は異性化反応を併発するために反応生
成物は多くの異性体を含有する混合物となっており特定
の生成物を得るためには精留を行なうなど多くの操作が
必要である。
一方、リチウム、ナトリウム、カリウムなどのアルカリ
金属の存在化に芳香族炭化水素とオレフィンとを反応さ
せてアルキルベンゼンを得ることも知られている(たと
えばl−1,pinesらのJ、Am、Chem、So
c、78 4316(1956)における報告)。さら
にアルカリ金属を担体に担持させた触媒を用いてアルキ
ルベンゼンを得る方法も知られている(たとえば英国特
許1,269゜280号)。
これらのアルカリ金属を触媒として用いる方法は前述の
フリーゾルタラフッ触媒よりは異性体の数が少ないとは
いえ、まだ芳香族炭化水素の反応率が低く、また異性体
のアルキルベンゼンやオレフィンの二量体が多聞に副生
じ目的とするアルキルベンゼンの選択率が低いといった
欠点を有している。またこれらの触媒はその最高活性の
出現までに長時間を要する、すなわち誘導期間の長いも
のが多く、反応が定常化するのに長時間を要し、経済性
、安定操業性の面でも劣るものが多い。またこれら公知
の触媒は上述のアルキル化やオレフィンの三量化のほか
に重合反応もひきおこし、生成した重合体が触媒表面を
覆い徐々に活性を失わしめることがある。特にこのよう
な触媒を用いると活性の低下とともに選択率も低下して
いく傾向がしばしば認められる。このようにして活性の
なくなった触媒は反応器内で樹脂状ポリマーによって固
化してしまってはいるが、その内部にはまだ十分に高い
活性の触媒が残存しており、触媒交換のために廃触媒の
抜出しを行なう際に大気中の酸素、水分等との接触によ
る発火、火災といった危険が伴なうために取扱いが不便
であるという欠点もある。
本発明らは上述のような従来公知の方法および触媒にお
ける欠点を改善すべく鋭意研究を行なった結果本発明を
完成するに至った。すなわち本発明の方法は反応触媒の
担体として に20・×A℃203 で示されるもの(ただし上式においてXは0.5≦ X
≦11好ましくは1≦X ≦5なる範囲の値を示す)に
ナトリウムおよび/またはナトリウムアマイドを担持さ
せたものを触媒として側鎖のα位の炭素に少なくとも1
個の水素原子を有する芳香族炭化水素化合物の側鎖をア
ルキル化するものである。
本発明によると既に知られている各種の触媒および方法
における欠点を改善することができるのみならず、担体
へのナトリウムの担持量を高くすることが可能となり、
反応速度およびアルキルベンゼンの選択率を著しく高く
するとができるとともに、この活性および選択率を非常
に長期間高い値に保つことができ得ることが明らかとな
った。
本発明の方法において担体として用いる化合物に2O−
XAf203 (ここでXは前記と同じ)はたとえば以下の方法によっ
て得るものである。すなわち、KOH,にOR’  (
R1はC1〜C20の直鎖もしくは分岐脂肪族炭化水素
残基、C6〜C30のアリール基およびアラルキル基よ
り選ばれた少なくとも1種以上のもの) 、KHCO3
,K 2CO3(結晶水を含有するものも含む)、KH
,KRl (RII はC1〜C2+1の直鎖もしくは
分岐脂肪族炭化水素残基、C6〜C30のアリール基も
しくはアラルキル基より選ばれた少なくとも1種以上の
もの)などのカリウム含有化合物のすくなくとも1種と
、ハイドロギライト、バイアライト、ベーマイト、ダイ
アスポールなどのアルミナ水和物α−および7−フルl
−、/l (ORm)3 (R■はCI〜G2Gの直鎖
もしくは分岐脂肪族炭化水素残基、06〜C3[1のア
リール基もしくはアラルキル基より選ばれた少なくとも
1種以上の混合物よりなる)などのアルミニウム含有化
合物の少なくとも1種をに//l比が前記した所定のX
となるように混合し、通常400〜2000℃、好まし
くは500〜1500℃の温度において、空気、窒素等
の存在下または不存在下に1〜20時間反応させること
によって得られるものである。
本担体を構成する化合物はに20と/1203とを構成
要素とするものであるが、これは原料試薬の仕込み組成
が変化した場合に生成した担体の組成を便宜的に表わす
ためのものであって、これら構成要素の化合物がそのま
まの形で残存しているものではなく主に複酸化物として
存在するものである。従って単にに20とAf 203
とを混合しても、それは全く別種の担体であって、本担
体を用いたときに期待される活性、選択性を発現させる
ことはできない。
本発明の方法におけるもう1つの重要な特徴は反応器に
新しい触媒を導入したのち芳香族炭化水素とオレフィン
とを送入して反応を開始させる際に反応開始までの誘導
期がほとんど認められないと言う点である。
さらにまた従来より知られているアルキルベンゼン製造
用の触媒では担体へのナトリウムあるいはカリウムの担
持量は担体自体が不活性であることや空隙率が小さいこ
となどのために5wt%以下、通常は1〜3wt%程度
である。もしこれらの担体へ5wt%以上のナトリウム
もしくはカリウムを担持させようとするとこれらのアル
カリ金属が担体表面上に泥状に付着してしまい、そのた
めに触媒が凝集して塊状となり工業的に取扱うことが困
難となっていまうばかりか、触媒活性が極端に低下して
しまうことが多かった。これに対して本発明の方法にお
いて用いる担体である に20’−xAf203 は多量のナトリウムやカリウムおよびその水素化物、ア
マイドなどを非常に早く吸収担持するために非常に良好
な分散状態を保っており、本反応において高い活性と選
択率を与える触媒を形成することができる。
上述のように触媒の分散性が良くて凝集しないこと、ま
た活性、選択性がともに高いこと、また反応開始時にお
ける誘導期がほとんど認められないことなどの特徴を合
せ持っている本触媒系は固定床を用いた流通式反応様式
のみならず、触媒を原料とともに連続的に種型反応器に
導入する完全混合様式の反応にも非常に適したものであ
る。
本発明の方法における担体へのナトリウムおよび既に述
べた各種ナトリウム化合物の担持ωはナトリウム原子と
して0.1〜20W【%が好ましい。
本触媒系はナトリウムおよび既に述べた各種ナトリウム
化合物の担持量がナトリウム原子として20wt%とい
う非常に高い値であっても分散性が良くサラサラしてお
り、本反応において活性が高いことは勿論のこと、担持
量が多くなったために選択率が低下することは全くなく
、またタールや樹脂状物の副生もほとんど認められない
こと、さらには担持量を多くすることができるため反応
系に混入してる水分やその他の不純物に対しても強い抵
抗性を示し、非常に長期間にわたって高い活性と選択性
を維持することができる。勿論0.1〜Iwt%といっ
た低い担持量においても活性が若干低下するだけで本発
明の方法の実施に対しては何等の支障のないことは明ら
かである。実際的には、1〜15wt%の量を好ましく
使用することができる。
本担体へのナトリウムの担持の方法は無溶媒のままナト
リウムの融点以上の温度(たとえば120〜400℃)
で担体とナトリウムとを撹拌混合させる方法、担体にナ
トリウム蒸気を沈漬させる方法、ホワイト・オイルなど
の高い洲点溶剤中でナトリウムと担体とをナトリウムの
融点以上の温度で高速撹拌して担持させる方法などがあ
る。またナトリウムアマイドの担持方法としてはナトリ
ウムを液体アンモニアに溶解し、ナトリウムアマイドに
アンモニア溶液としたものに通常温度O〜200℃で担
体を浸漬し、十分に含浸させたのちアンモニアを蒸発さ
せて担持させる方法が一般的である。
本発明の担体にナトリウム金属、ナトリウムアマイドを
担持させたものの構造は必ずしも明らかでないがNa原
子の一部が担体表面上に物理的に吸着していることのみ
ならず、化学的吸着をし、さらには担体を構成している
原子と置換しているものもあると考えられる。
使用する担体の粒径は使用する反応器の形状、容量など
に応じて0.1mm程度のものから10mm程度のもの
まで任意に選ぶことができる。これらは担体焼成後に破
砕、分級する方法や原料を混練造粒した後に焼成して希
望のサイズのものを得る方法などがある。
本発明の方法を実施するのに適当な温度範囲は100〜
250℃、好ましくは100〜180℃であり、また適
当な圧力範囲は10〜100に!II/Cl112であ
る。
原料芳香族炭化水素とオレフィンのモル比は0゜5〜1
0、特に1〜5の範囲が好ましい。なぜならそのモル比
が0.5よりも小さいとオレフィン自身の三量化生成物
の割合が増加し、アルキルベンゼンの選択率が低くなり
、逆にそのモル比が10以上と大きくなると得られるア
ルキルベンゼンの得量が小さくなり実際的でなくなるか
らである。
本発明の方法を実施するにあたって種々の接触反応様式
が考えられるがオートクレーブを用いたバッチ式、セミ
パッチ式あるいはオートクレーブに触媒と原料を連続的
に供給する完全混合槽型連続反応法、触媒を反応器に充
填し、そこへ原料を流通させる固定床型連続反応法など
が採用され得る。
オートクレーブを用いる場合には、原料芳香族炭化水素
に対する触媒使用量は特に制限はないが、実用的には0
.5〜20wt%の範囲が好ましい。
なお、触媒使用量とは担体と担持させたナトリウムおよ
び/またはナトリウム化合物の合計をいう。
また反応時間(バッチ式あるいはセミパッチ式の場合)
あるいは滞留時間(連続式の場合)は0゜1〜10時間
の範囲が好ましい。
固定床型連続法においては液体空間速度(LH8V)は
0.1〜10 (V/V−hr)の範囲が好ましい。
本反応に用いる芳香族炭化水素化合物は、その側鎖のα
位の炭素に少なくとも1個の水素原子を有し、またその
側鎖の炭素数が1〜6である化合物である。これらの化
合物の例としてはトルエン、エチルベンゼン、キュメン
、n−プロピルベンゼン、5ec−ブチルベンゼン、イ
ソブチルベンゼン、n−ブチルベンゼン、o −、m−
およびp−キシレン、メシチレン、プソイドキュメン、
デュレン、イソデュレン、p−ジイソプロピルベンゼン
、α〜およびβ−メチルナフタレン、ジメチルナフタレ
ン類などがあげられる。
本反応に用いるオレフィンは炭素数2〜20の直鎖もし
くは分岐の化合物であり、二重結合の位置は分子の末端
あるいは内部にあってもよい。これらの化合物の例とし
ては、エチレン、プロピレン、1−ブテン、cis−お
よびtrans −2−ブテン、1−ペンテン、3−メ
チル−1−ペンテン、1−ヘキセン、cis−およびt
ransの−2−ヘキセン、−3−ヘキセン、4−メチ
ル−1−ペンテン、4−メチル−2−ペンテン、ドデセ
ン、ヘキサデセンなどがあげられる。
これらの芳香族炭化水素およびオレフィンは必ずしも高
純度である必要はないが目的とするもの以外のオレフィ
ン、芳香族炭化水素、ジオレフィン、水、空気、炭酸ガ
ス等を通常工業的に可能な範囲で除去したものを用いる
ことができる。なおエタン、プロパン、ブタンなどの飽
和の炭化水素類は含まれない方が良いが含有されても支
障はない。
これらの反応様式のいずれにおいてもヘプタン、オクタ
ン、ドデカンのごとき脂肪族炭化水素またはこれらの混
合物さらには本反応において副反応を起さない化合物を
溶媒に用いて反応を行なうことは可能である。
以下に実施例によって本発明をさらに具体的に説明する
KOH+ベーマイトー−s−K 2 Q ・X A l
f、 20 ”(X  =  0.98  ) Na                    l= 
 1−←−Na担持K 20−X Af 203水酸化
力リウムベレツト66g (水分15%を含む)を粉砕
し、微粉末としたものとベーマイト80gとをよく混合
し、アルミナ製ルツボに入れ、空気雰囲気下で1200
℃、5時間焼成を行なつた。放冷後のと焼成物を取出し
、アルミナ製ポットに入れ、遠心ボールミルで2時間粉
砕を行ない、60 meshより細かいものを担体とし
て用いた。
この担体60gを300mf内容の三つロフラスコ中、
窒素ガス雰囲気下で150℃に加熱し、撹拌しながらナ
トリウム6gを添加した。添加後温度を200℃にあげ
1時間撹拌をつづけ均一に担持させた。
このようにして得られた触媒をイソブチルベンゼンの合
成反応に用いた。。すなわち、内容10100Oのステ
ンレス製磁気回転撹拌式オートクレーブに上記触媒16
g、トルエン390(]、およびプロピレン60qを入
れ、160℃で3時間反応を行なった。反応終了後オー
トクレーブを水道水で急冷し、反応を停止させ、未反応
プロピレンをドライアイス−メタノール浴中のトラップ
で捕集した。さらに反応器内に残っている未反応トルエ
ン、反応生成物等を減圧蒸溜によって回収した。
回収反応液に先にトラップに捕集したプロピレンを蒸発
させた後に残ったプOビレンニ量体以上の沸点を有する
部分を合わせ、シリコーン0V−101を液相とした0
、25φ×50mの石英キャピラリーカラムを用いてガ
スクロマトグラフィーによる分析を行なったところプロ
ピレンの反応率は59.7%であり、イソブチルベンゼ
ンの選択率は85.6mo1%(プロピレン基準)であ
った。なお反応結果の詳細を表1に示した。
比較例1 触媒としてに金属23gを使用したほかは、実施例1と
同様の条件で反応を行なった。その結果を表1に示した
。トルエンの反応率、イソブチルベンゼンの選択率は共
に実施例1に比べ著しく低く、しかも誘導期が長い。
比較例2 触媒としてK 2003粉末にNaを5Vlt%担持し
た触媒33CI用いた以外は実施例1と同様の条件で反
応を行なった。その結果を表1に示した。
トルエンの反応率、イソブチルベンゼンの選択率は比較
例1より改善されているが、実施例1よりはかなり低く
不充分である。
失1」[と エチルベンゼン400g、プロピレン65(lを用いた
ほかは実施例1と同様にして160℃で3時間反応を行
なった。その結果はプロピレンの反応率52.1%、2
−メチル−3−フェニルブタンの選択率83.8%(プ
ロピレン基準)であった。
止1」しL 触媒としてに2CO3粉末にNaを5wt%担持した触
13 :llを用いた以外は実施例2と同様の条件で反
応を行なった。その結果はプロピレンの反応率23.0
%、2−メチル−3−フェニルブタンの選択率73.4
%(プロピレン基準)であった。
表1 実施例1 比較例1 ル較伝2 K(またはNa)、モル       0.07  0
,06  0.07トルエン、モル         
  4.24   4.00   4,52プロピレン
、モル          1.33   1,26 
  1.37反反応度、℃16016o160 反応時間、hr             3    
3    3プロピレンの反応率、%       5
9.7   18.3   26.2C6の選択率、モ
ル%        1.5   19.0   11
.2CI−0の選択率、モル%       94.5
   68.9   85.3イソブチルベンゼン n−ブチルベンゼン 、モル比    9.5   8
.1   8.6イソブチルベンゼンの生成壷 プロピレンの反応量    、モル% 85.6   
60.1   76.4実施例3 実施例1で得られた触媒11およびトルエン400(]
を実施例1と同様のオートフレ1ブに入れ、これにエチ
レンを40Kg/cm  まで加圧し、150℃で反応
を行なった。反応中エチレンを補給することによって4
0Kg/cm2に保ち3時間反応を行なった。反応終了
後未反応エチレンを放出させた後、内容物を取り出し分
析を行なった。
その結果、トルエンの反応率は76%でありn −プロ
ピルベンゼン98.7%およびインダン1゜3%が生成
していた。ナトリウムを用いた場合に副生ずる3−フェ
ニルペンタンは認められなかった。
特許出願人   日本石油株式会社 代理人  弁理士 野 村 滋 1

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)側鎖のα位の炭素に少なくとも1個の水素原子が
    結合している芳香族炭化水素化合物の側鎖をオレフィン
    を用いてアルキル化する方法において K  2O−xA、5 2Q  3 で示される担体(ただし上式においてXは0.5≦ X
    ≦11なる範囲の値を示す)にナトリウムおよび/また
    はナトリウムアマイドを担持させた触媒を用いることを
    特徴とする芳香族炭化水素の側鎖アルキル化方法。
  2. (2)芳香族炭化水素化合物の側鎖が炭素数1〜6であ
    る特許請求の範囲第1項に記載の側鎖アルキル化方法。
  3. (3)オレフィンが炭素数2〜20である特許請求の範
    囲第1項に記載の側鎖アルキル化方法。
  4. (4)芳香族炭化水素にトルエンを、またオレフィンに
    プロピレンを用いイソブチルベンゼンを製造する特許請
    求の範囲第1項、第2項または第3項記載の側鎖アルキ
    ル化方法。
JP58096756A 1983-05-31 1983-05-31 芳香族炭化水素の側鎖アルキル化方法 Granted JPS59222427A (ja)

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DE (1) DE3461919D1 (ja)

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