JPS592223Y2 - 厨房家具におけるバツクガ−ドのシ−ル装置 - Google Patents

厨房家具におけるバツクガ−ドのシ−ル装置

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Publication number
JPS592223Y2
JPS592223Y2 JP3533979U JP3533979U JPS592223Y2 JP S592223 Y2 JPS592223 Y2 JP S592223Y2 JP 3533979 U JP3533979 U JP 3533979U JP 3533979 U JP3533979 U JP 3533979U JP S592223 Y2 JPS592223 Y2 JP S592223Y2
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JP
Japan
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back guard
cap
kitchen furniture
wall surface
fitting groove
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Expired
Application number
JP3533979U
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English (en)
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JPS55136872U (ja
Inventor
勝洋 新村
Original Assignee
サンウエーブ工業株式会社
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Publication date
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案は厨房家具のバックガードと壁面との間の隙間をシ
ールする装置に関するものである。
従来、壁面に沿って設置された厨房家具のバックガード
と、壁面との間の水漏れを防止する機構として壁面側に
水切りカバーを取付け、この水切りカバーでバックガー
ドの上方を覆う構造のものや、あるいはバックガードの
上縁にシールパツキンを接着してその上端縁を壁面に圧
接させる構造のものが使用されていた。
しかしながら、前者の構造によるときには、施工現場に
おいて建物の壁面に水切りカバーを固定するための工事
を必要とし、また後者の構造によるときにはシールパツ
キンをバックガード上縁の定位置に正確に接着しなけれ
ばならずその作業に熟練を要し、しかも据付後において
シールパツキンの剥離や接着不良などによる水漏れが生
ずるという問題点があった。
本案は上記問題点を解消するもので、バックガードの上
縁にキャップをかぶせ、該キャップの上縁にシールパツ
キンを係止させて、その先端縁を壁面に圧接させること
により壁面とバックガードとの間をシールするようにし
たことを特徴とするものである。
第1図は本案装置を適用した厨房家具を示すもので、厨
房家具はキャビネット1と該キャビネット1上面に固定
された上板2と該上板2と一体または別体に組合わされ
たバックガード3とからなるものである。
本案はこのバックガード3の上縁に沿わせてキャップ4
を嵌め合わせ、該キャップ4の上縁に設けた嵌合溝5に
弾性材シールパツキン6を保持させ、このパツキン6の
上端縁を壁面に圧接させてシールを行なうものである。
以下本案の実施例を図によって説明する。
第2図は通常の厨房家具に適用できるキャップ4の構造
の一例を示すものである。
すなわちキャップ4はその本体8の下面に前記バックガ
ード3の上縁形状に沿わせる曲面7を有し、後部上縁に
パツキン6を係止させる係止部として背面に開口した嵌
合溝5を設けたもので、この嵌合溝5はキャップ4の両
端縁に開放しており、本体8の下端縁には棚あるいは容
器類に設けられた突縁を嵌合させる正面に開口した掛止
溝9が設けられ、さらに前記嵌合溝5から下方向けに差
込縁10を設けてアルミニウム合成樹脂その他の材料で
一体成形したものである。
またパツキン6はゴムなどの弾性体からなり、嵌合溝5
内に係止させる係合部6Aと、壁面に圧接させる中空状
の圧接部6Bとからなるもので、このパツキン6の圧接
部6Bを嵌合溝5内に差し込んでおく。
第3図イ90は上記のキャップ4を従来の厨房家具にお
けるバックガードに適用した場合の例を示す。
すなわちキャップ4の本体下面に形成された曲面7をバ
ックガード3の上端継に沿わせて、これをバックガード
3にかぶせる。
なお、厨房家具を設置する壁面に凹凸があってバックガ
ードを壁面Wに正確に沿わせることができない場合には
第3図口に示すように、壁面Wの表面に当て板11をね
し12などで固定し、この当て板11を基準としてその
表面にバックガード3の背面を沿わせ、前記キャップ4
に設けた差込縁10を当て板11の上縁に開口されたス
リット11A内に上方より挿入してこれを定位置に設置
し、前記パツキン6の圧接部6Bを壁面Wに圧着させる
パツキン6を壁面に圧着させることにより中空の圧接部
6Bが扁平に押しつぶされて壁面Wとバックガード3と
の間の隙間がシールされるものである。
なお、キャップ4に設けた掛止溝9内には必要により棚
板あるいは容器類■に設けた突縁Fを差しこんでバック
ガード3の正面にこれを設置する。
以上実施例においては、通常の形態のバックガードの上
縁にキャップを嵌め合わせたもののみのものであるが、
あるいは第4図に示すように、キャップ4の上縁に設け
た嵌合溝5を下方にずらせて一体成型し、またバックガ
ード3の上縁および正面一部にキャップ4の形状に沿う
段部13A、13Bを形成することによって、キャップ
4をバックガード3に安定に設置することができる。
前記キャップには必ずしも棚類設置用の掛止溝を設ける
必要はなく、第5図に示すように、バックガード3の正
面に形成された段部13Aにキャップ4の下端縁を嵌合
させて、該キャップ4の表面をバックガード3の表面と
ほぼ同一平面で連続させるようにしてもよく、さらに第
6図に示すように前記棚類の取付は用係止溝14をキャ
ップ4の延長上のバックガード3の正面一部に設けても
よい。
第7図はさらにキャップの他の実施例を示すものである
本実施例ではバックガードの上縁にまたがらせる嵌合縁
15の下面にバックガードの形状に沿う曲面16を設け
、嵌合縁15より上方に延びる中空状の立上り部17を
形威し、立上り部17の背面に係止部としてシールパツ
キン6を嵌め合わせる嵌合溝18を設けてアルミニウム
または合成樹脂その他の材料で一体成形した場合の例を
示すものである。
このキャップ4の嵌合縁15を第8図に示すように、バ
ックガード3の前後に形e、された段部19,20に嵌
め込んで曲面16をバックガード3の上縁に沿わせ、差
込縁となる嵌合縁15の後部片をバックガード3と壁面
との間に形成される隙間内に挿入させると共に前記嵌合
溝18内に嵌め合わせたシールパツキン6の圧接部6B
を建物の壁面Wに圧着して設置する。
なお、必要により立上り部17より棚板または棚受けと
なる突出縁22を水平方向に一体に設けてもよい。
さらに壁面に凹凸が形成されている場合には、前実施例
と同様に当て板を使用してその表面に取付ける構造とす
ることももちろんできる。
第9図はキャップ4の立上り部17の正面に棚類の取付
用掛止溝21を設けるほか前記シールパツキンの係止部
としてキャップ4の後部上縁に上方に起立した係止突縁
23を設けたものである。
本実施例では、この係止突縁23にシールパツキン24
の下端の凹溝を嵌め込み、このシールパツキン24の先
端縁を壁面Wに圧着してシールを行なうものである。
この構造のキャップを用いた場合は、たとえば、第10
図に示すようにバックガード3の上縁にキャップ4を取
付け、その係止突縁23に小物棚、アルミホイル、照明
具、はう丁差し、ふきんかけ、コンセント、スイッチ類
などを設置するための掛止溝25を備えた取付板26の
下縁の凹部を嵌め込み、該取付板26の上縁に設けられ
た四部に、タイル、化粧パネル27などを差し込み、こ
れら部材を上方に連続して順次組合わせて壁面に設置す
ることもできる。
以上第7図〜第10図に示す実施例によれば、キャップ
に一定高さの立上り部を有しているため、バックガード
本来の高さを低く抑えることができ、厨房家具の運搬の
際にもキャップの立上り部の高さだけ厨房家具の高さが
減少して運搬取扱いが便利となる。
とくに道路交通法で運搬物の高さが規制されるような場
合にも厨房家具の高さが低いため、運送中道路交通法に
違反することがなく、施工現場においてバックガード上
にキャップを組合わせることにより規定高さの厨房家具
に組立てることができる。
本案は以上のように、厨房家具のバックガードにキャッ
プを組合わせ、このキャップにシールパツキンを取付け
るようにしたために施工現場において単なる部材の組合
わせによって容易に据付けることができ、またこのキャ
ップの一部を利用して棚類、容器その他の器具類の設置
が可能となり、さらにキャップ自体に第8図に示す棚板
、棚受けなどを一体に成形することによって多様の目的
で使用で゛きる。
したがって、本案によれば組立て施工が容易で、しかも
壁面と厨房家具のバックガードとの間のシールを完全に
行なうことができる効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案を適用した厨房家具の斜視図、第2図はバ
ックガードに取付けるキャップの一実施例を示す縦断面
図、第3図イ90はその実施例を示すもので、イは要部
拡大断面側面図、口は平面図、第4図〜第6図は本案の
他の実施例を示す要部断面側面図、第7図はキャップの
さらに他の実施例を示す側面図、第8図はその適用例を
示す要部断面図、第9図は他の実施例を示す要部拡大側
面図、第10図はその応用例を示す要部拡大断面側面図
である。 3・・・・・・バックガード、4・・・・・・キャップ
、5,18・・・・・・嵌合溝(係止部)、6・・・・
・・パツキン、10・・・・・・差込縁、11・・・・
・・当て板、11A・・・・・・スリット、14・・・
・・・掛止溝、17・・・・・・立上り部、22・・・
・・・突出縁、23・・・・・・係止突縁(係止部)、
24・・・・・・シールパツキン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 厨房家具に設けられたバックガードの上縁の形状に倣う
    形状を本体下面に有し、本体の後部上縁にシールパツキ
    ンを嵌合保持させる嵌合溝及び該嵌合溝より下方に延び
    る差込縁を一体に設けたキャップと、ゴムなどの弾性体
    で形成され、前記嵌合溝内に嵌合させる係止部と壁面に
    圧接させる圧接部とを一体に備えたシールパツキンとか
    らなり、 前記シールパツキンの係止部をキャップ本体の嵌合溝内
    に係止させ、キャップ本体を厨房家具の後縁より立上ら
    せたバックガードの上縁にかぶせると共に前記差込縁を
    壁面に固定した当て板のスリット又はバックガードと壁
    面との間に形成される隙間内に挿入し、シールパツキン
    の圧接部を壁面に圧着させてなる厨房家具におけるバッ
    クガードのシール装置。
JP3533979U 1979-03-19 1979-03-19 厨房家具におけるバツクガ−ドのシ−ル装置 Expired JPS592223Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3533979U JPS592223Y2 (ja) 1979-03-19 1979-03-19 厨房家具におけるバツクガ−ドのシ−ル装置

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JP3533979U JPS592223Y2 (ja) 1979-03-19 1979-03-19 厨房家具におけるバツクガ−ドのシ−ル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55136872U JPS55136872U (ja) 1980-09-29
JPS592223Y2 true JPS592223Y2 (ja) 1984-01-21

Family

ID=28894417

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JP3533979U Expired JPS592223Y2 (ja) 1979-03-19 1979-03-19 厨房家具におけるバツクガ−ドのシ−ル装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4750971B2 (ja) * 2001-06-28 2011-08-17 株式会社ハーマンプロ 調理キャビネットのバックガード部の水切り構造

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JPS55136872U (ja) 1980-09-29

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