JPS5922102B2 - 浮動内接歯車組の防塵装置 - Google Patents
浮動内接歯車組の防塵装置Info
- Publication number
- JPS5922102B2 JPS5922102B2 JP56184372A JP18437281A JPS5922102B2 JP S5922102 B2 JPS5922102 B2 JP S5922102B2 JP 56184372 A JP56184372 A JP 56184372A JP 18437281 A JP18437281 A JP 18437281A JP S5922102 B2 JPS5922102 B2 JP S5922102B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- internal
- floating
- wheel
- gear set
- internal gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J13/00—Guards for chain, chain drive or equivalent drive, e.g. belt drive
- B62J13/04—Guards for chain, chain drive or equivalent drive, e.g. belt drive completely enclosing the chain drive or the like
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
- Gear Transmission (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はベルトまたはチェノ等の伝動帯の自動張力調節
機能を有する伝動装置における内歯歯車を有するリング
状の内接浮動車と、この内接浮動車と噛合する外＠歯車
とよりなる浮動内接歯車組の防塵装置に関するものであ
る。
機能を有する伝動装置における内歯歯車を有するリング
状の内接浮動車と、この内接浮動車と噛合する外＠歯車
とよりなる浮動内接歯車組の防塵装置に関するものであ
る。
第１図および第２図は伝動帯の自動張力調節機能を有す
る伝動装置の一例を示すもので、これは自転車の駆動装
置に適用したものである。
る伝動装置の一例を示すもので、これは自転車の駆動装
置に適用したものである。
図中１は駆動軸、２はこの駆動軸１に固着した外歯歯車
、３は内周部に内歯３ａを設けたリング状の内接浮動車
で、外歯歯車２と浮動状態で内接噛合するものである。
、３は内周部に内歯３ａを設けたリング状の内接浮動車
で、外歯歯車２と浮動状態で内接噛合するものである。
４は駆動軸１と離間した位置に保持されている被動軸、
５はこの被動軸４に設けたもう一方の伝動車である被動
車、６は前記内接浮動車３の外周部と被動車５の外周部
にかけ渡した伝動帯であり、この伝動帯はベルトまたは
チェ７いずれでもよい。
５はこの被動軸４に設けたもう一方の伝動車である被動
車、６は前記内接浮動車３の外周部と被動車５の外周部
にかけ渡した伝動帯であり、この伝動帯はベルトまたは
チェ７いずれでもよい。
本実施例では歯付きベルト（タイミングベルト）を使用
している。
している。
この伝動装置の伝動帯６に第１図の矢印Ｂのような張力
が作用すると、伝動帯６にゆるみがある場合には内接浮
動車３が下方へ偏心移動することにより、伝動帯６のゆ
るみを自動的に吸収する。
が作用すると、伝動帯６にゆるみがある場合には内接浮
動車３が下方へ偏心移動することにより、伝動帯６のゆ
るみを自動的に吸収する。
この機能が伝動帯の自動張力調節機能である。
しかして上述のような内接浮動車を有する伝動機構を自
転車等の車両に組みつけた場合、上述のように外歯歯車
２と浮動状態で噛合している内接歯車組の内接浮動車３
の内歯３ａと外歯歯車２の外歯２ａとの間には空隙７が
あるため、この空隙７内に外部から塵埃やその他の異物
が侵入したり、雨水が侵入すると歯が損傷したり、歯の
摩耗が増大するという問題点があった。
転車等の車両に組みつけた場合、上述のように外歯歯車
２と浮動状態で噛合している内接歯車組の内接浮動車３
の内歯３ａと外歯歯車２の外歯２ａとの間には空隙７が
あるため、この空隙７内に外部から塵埃やその他の異物
が侵入したり、雨水が侵入すると歯が損傷したり、歯の
摩耗が増大するという問題点があった。
この問題点を解消するため、例えば第３図に示すように
、内接浮動車３０両側面に中空円板８をあてがってボル
ト９およびナツト１０により固定してこれらの円板８が
外歯歯車２の側面と摺動接触するようにして前記空隙７
を塞ぐ方法もあるが、この方法では円板８が少しでも変
形したり、撓んだりすると防塵効果が減少したり、摺動
接触抵抗が増大するなどの欠点があった。
、内接浮動車３０両側面に中空円板８をあてがってボル
ト９およびナツト１０により固定してこれらの円板８が
外歯歯車２の側面と摺動接触するようにして前記空隙７
を塞ぐ方法もあるが、この方法では円板８が少しでも変
形したり、撓んだりすると防塵効果が減少したり、摺動
接触抵抗が増大するなどの欠点があった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされた
もので、内接浮動車の両側面に中空円板状の案内板を添
設するとともにこの案内板に挾まれて回転する外歯歯車
の両側面に案内板の側面に摺接する円環状のシールリン
グを設け、浮動状態で噛合する内接歯車組の空隙部を外
部と遮断することにより、噛合部への異物や雨水の侵入
を防ぎ、噛合部に塗着したグリース等の潤滑剤を長期間
保護して歯面の摩耗を極力抑えるとともに、異物を咬み
込むことによる歯の損傷を防止する上に、防塵のための
接触摩擦抵抗を極力小さくして内接歯車組の噛み合いの
安定および１駆動効率の向上を目的とするものである。
もので、内接浮動車の両側面に中空円板状の案内板を添
設するとともにこの案内板に挾まれて回転する外歯歯車
の両側面に案内板の側面に摺接する円環状のシールリン
グを設け、浮動状態で噛合する内接歯車組の空隙部を外
部と遮断することにより、噛合部への異物や雨水の侵入
を防ぎ、噛合部に塗着したグリース等の潤滑剤を長期間
保護して歯面の摩耗を極力抑えるとともに、異物を咬み
込むことによる歯の損傷を防止する上に、防塵のための
接触摩擦抵抗を極力小さくして内接歯車組の噛み合いの
安定および１駆動効率の向上を目的とするものである。
以下第４図について本発明の詳細な説明する。
図中前記した符号と同一の符号は同等のものを示す。
なお１１は駆動軸１と一体に連結したクランクアームで
ある。
ある。
本発明においては、外歯歯車２の巾を内接浮動車３の巾
よりわずかに小さくし、内接浮動車３０両側面にそれぞ
れ中空円板状の案内板８をあてがい、これら案内板８と
内接浮動車３を貫通するボルト９およびナツト１０によ
り案内板８を内接浮動車３に固定する。
よりわずかに小さくし、内接浮動車３０両側面にそれぞ
れ中空円板状の案内板８をあてがい、これら案内板８と
内接浮動車３を貫通するボルト９およびナツト１０によ
り案内板８を内接浮動車３に固定する。
案内板８の外径は内接浮動車３に歯付きベルト６を巻装
した状態の外径より若干大きい径とし、案内板８の内径
は外歯歯車２と一体の駆動軸１と干渉しない範囲で出来
るだけ小さいことが望ましい。
した状態の外径より若干大きい径とし、案内板８の内径
は外歯歯車２と一体の駆動軸１と干渉しない範囲で出来
るだけ小さいことが望ましい。
次に外歯歯車２０両側面の歯底円直径より幾分小径の位
置に円環状の溝２ｂを周設してこの溝２ｂにゴム、テフ
ロン、ナイロン等の弾性物製のリング１２を嵌装し、こ
のシールリング１２の一部を外歯歯車２の側面より突出
させて、案内板８の内側面に摺接するようにする。
置に円環状の溝２ｂを周設してこの溝２ｂにゴム、テフ
ロン、ナイロン等の弾性物製のリング１２を嵌装し、こ
のシールリング１２の一部を外歯歯車２の側面より突出
させて、案内板８の内側面に摺接するようにする。
次に上述のように構成した本発明防塵装置の作用効果を
説明する。
説明する。
外歯歯車２と一体のクランクアーム１１の先端のペダル
（図示せず）を踏み込むと外歯歯車２が回転し、この外
歯歯車２に浮動状態で噛合する内接浮動車３が同一回転
方向へ回転し、さらに伝動帯６を介して被駆動車５が回
転する。
（図示せず）を踏み込むと外歯歯車２が回転し、この外
歯歯車２に浮動状態で噛合する内接浮動車３が同一回転
方向へ回転し、さらに伝動帯６を介して被駆動車５が回
転する。
この場合内接浮動車３には軸がないから内接浮動車３の
回転中心は外歯歯車２の回転中心に対して偏心している
。
回転中心は外歯歯車２の回転中心に対して偏心している
。
このため内接浮動車３０両側に設けた中空円板状の案内
板８も内接浮動車３と同じ動きをするから、第３図のも
のでは案内板８の中心寄りの内面が常に外歯歯車２の側
面と摺動する。
板８も内接浮動車３と同じ動きをするから、第３図のも
のでは案内板８の中心寄りの内面が常に外歯歯車２の側
面と摺動する。
このように案内板８の内面が直接外歯歯車２の側面と摺
動すると摺動摩擦が多かったり、摺動面に間隙が生じて
防塵効果が不完全となるが、第４図に示す本発明装置に
おいては外歯歯車２０両側の嵌装したシールリング１２
が外歯歯車２の側面より外方に突出しており、このシー
ルリング１２のみが案内板８の内側面と摺動接触するか
ら、これにまり外歯歯車２と内接浮動車３の内ｍ３ａと
の空隙部７を外部から完全に遮断することができる。
動すると摺動摩擦が多かったり、摺動面に間隙が生じて
防塵効果が不完全となるが、第４図に示す本発明装置に
おいては外歯歯車２０両側の嵌装したシールリング１２
が外歯歯車２の側面より外方に突出しており、このシー
ルリング１２のみが案内板８の内側面と摺動接触するか
ら、これにまり外歯歯車２と内接浮動車３の内ｍ３ａと
の空隙部７を外部から完全に遮断することができる。
また摺動接触抵抗を減らすためにシールリング１２の材
質を適宜選択することによって、さらに摺動摩擦抵抗を
非常に小さくすることができる。
質を適宜選択することによって、さらに摺動摩擦抵抗を
非常に小さくすることができる。
また本発明のように案内板８にシールリング１２のみが
接触するようにすると、このシールリング１２を嵌装し
た外歯歯車２の側壁は精密加工する必要がなく、表面の
若干の凹凸は障害とならないから側壁部の仕上げ加工を
節減できるという効果も得られる。
接触するようにすると、このシールリング１２を嵌装し
た外歯歯車２の側壁は精密加工する必要がなく、表面の
若干の凹凸は障害とならないから側壁部の仕上げ加工を
節減できるという効果も得られる。
なお本実施例においては、浮動内接歯車組を駆動側とし
た場合について説明したが、この浮動内接歯車組を被動
側にした場合においても本発明を適用できることは云う
までもない。
た場合について説明したが、この浮動内接歯車組を被動
側にした場合においても本発明を適用できることは云う
までもない。
第１図は浮動内接歯車組を有するベルト伝動装置の正面
図、第２図は第１図のＡ−Ａ断面図、第３図は前記伝動
装置に従来の防塵機構を設けた状態を示す断面図、第４
図は本発明の防塵装置を示す断面図である。 １・・・・・・駆動軸、２・・・・・・外歯歯車、３・
・・・・・内接浮動車、３ａ・・・・・・内歯、４・・
・・・・被動軸、５・・・・・・被動車（伝動車）、６
・・・・・・伝動帯（歯付きベルト）、７・・・・・・
空隙、８・・・・・・案内板、９・・・・・・ボルト、
１０・・・・・・ナツト、１１・・・・・・クランクア
ーム、１２・・・・・・シールリング。
図、第２図は第１図のＡ−Ａ断面図、第３図は前記伝動
装置に従来の防塵機構を設けた状態を示す断面図、第４
図は本発明の防塵装置を示す断面図である。 １・・・・・・駆動軸、２・・・・・・外歯歯車、３・
・・・・・内接浮動車、３ａ・・・・・・内歯、４・・
・・・・被動軸、５・・・・・・被動車（伝動車）、６
・・・・・・伝動帯（歯付きベルト）、７・・・・・・
空隙、８・・・・・・案内板、９・・・・・・ボルト、
１０・・・・・・ナツト、１１・・・・・・クランクア
ーム、１２・・・・・・シールリング。
Claims (1)
- １ 内周部に内歯を設けたリング状の内接浮動車を外歯
歯車と噛合させ、離間位置に設けた伝動車と前記内接浮
動車の外周部に伝動帯をかけ渡した伝動装置の浮動内接
歯車組において、前記内接浮動車の両側面に中空円板状
の案内板を添設するとともに、この案内板に挾まれ回転
する外歯歯車の両側面に、案内板の側面に摺接する円環
状のシールリングを設けたことを特徴とする浮動内接歯
車組の防塵装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56184372A JPS5922102B2 (ja) | 1981-11-19 | 1981-11-19 | 浮動内接歯車組の防塵装置 |
| US06/438,499 US4501576A (en) | 1981-11-12 | 1982-11-02 | Power transmission mechanism |
| DE8282110177T DE3273766D1 (en) | 1981-11-12 | 1982-11-04 | Power transmission mechanism |
| EP82110177A EP0079534B1 (en) | 1981-11-12 | 1982-11-04 | Power transmission mechanism |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56184372A JPS5922102B2 (ja) | 1981-11-19 | 1981-11-19 | 浮動内接歯車組の防塵装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5888258A JPS5888258A (ja) | 1983-05-26 |
| JPS5922102B2 true JPS5922102B2 (ja) | 1984-05-24 |
Family
ID=16152058
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56184372A Expired JPS5922102B2 (ja) | 1981-11-12 | 1981-11-19 | 浮動内接歯車組の防塵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5922102B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60119918A (ja) * | 1983-12-03 | 1985-06-27 | キヤノン株式会社 | 自動視力計 |
| JPS61115533A (ja) * | 1984-11-12 | 1986-06-03 | キヤノン株式会社 | 自動視力計 |
| JPH032241Y2 (ja) * | 1985-07-31 | 1991-01-22 | ||
| JPH0310726Y2 (ja) * | 1985-07-31 | 1991-03-18 | ||
| WO2004069631A1 (ja) * | 2003-02-03 | 2004-08-19 | Koyo Seiko Co., Ltd. | 電動パワーステアリング装置 |
-
1981
- 1981-11-19 JP JP56184372A patent/JPS5922102B2/ja not_active Expired
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60119918A (ja) * | 1983-12-03 | 1985-06-27 | キヤノン株式会社 | 自動視力計 |
| JPS61115533A (ja) * | 1984-11-12 | 1986-06-03 | キヤノン株式会社 | 自動視力計 |
| JPH032241Y2 (ja) * | 1985-07-31 | 1991-01-22 | ||
| JPH0310726Y2 (ja) * | 1985-07-31 | 1991-03-18 | ||
| WO2004069631A1 (ja) * | 2003-02-03 | 2004-08-19 | Koyo Seiko Co., Ltd. | 電動パワーステアリング装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5888258A (ja) | 1983-05-26 |
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