JPS59219075A

JPS59219075A - 電子スチルカメラのリモ−トコントロ−ル装置

Info

Publication number: JPS59219075A
Application number: JP58093650A
Authority: JP
Inventors: Yoshiro Nara; 奈良　義郎
Original assignee: Nikon Corp; Nippon Kogaku KK
Current assignee: Nikon Corp
Priority date: 1983-05-27
Filing date: 1983-05-27
Publication date: 1984-12-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（発明の技術分野）本発明は回転磁気円板、回転磁気シート（以下単に磁気
ディスクと称す）、磁気バブル、磁気テープ、光ディス
ク等の銀塩フィルム以外の各種の記憶媒体を用いて静止
画像を記録する電子スチルカメラのリモートコントロー
ル装置に関するものである。

（発明の背景）一般に銀塩フィルムを記録媒体として用いる従来のスチ
ルカメラを遠隔操作する場合には、無線あるいは有線方
式のリモートコントロール装置が用いられる。その場合
の制御方法はコントロール部より信号を発生してカメラ
側に伝達し、カメラを駆動する形式である。コントロー
ル部が発生する信号は半押し信号、レリーズ信号等が主
であシ、自動露出制御のカメラを使用して、コントロー
ル側で半押しから、レリーズまで瞬時に操作したとして
も、半押し信号により、カメラの電気回路部に電源が投
入されてから、数十ミリ秒程度の遅れでレリーズ動作が
行われ、撮影が可能であるということから、カメラカラ
コントロール部への信号のフィードバックの必要性はな
かった。つまり、コントロール部において、レリーズ操
作きえすれば必ず撮影が可能な訳である。一方、電子ス
チルカメラの場合について考えてみる。先ず磁気ディス
クや光ディスク（以下磁気ディスク等という）は回転き
せて使用しなければならないので、カメラの動作シーケ
ンスを考えると、筐ずレリーズスイッチを半押しして、
磁気ディスク等が回転し始めるのであるが、記録可能な
定速回転になるまで時間を要する。その間電子スチルカ
メラは待期状態となり、レリーズしても撮影はできない
。磁気ディスク等が定速に達して、初めて撮影が可能と
なる訳である。リモート撮影をしている場合、従来の銀
塩フィルムを用いるスチルカメラのリモートコントロー
ル装置のようなコントロール部だけからの一力通行の信
号の伝達では、カメラが撮影可能状態にあるか否かが撮
影者力；確認し得ない。ここで磁気ディスク等の回転初
期の立ち上がり期間が数十ミリ秒程度であり、レリーズ
してから遅くとも１００ミリ秒前後には必ず撮影が可能
であれば人間の感覚から考えて、まず問題はないと思わ
れるが、１００ハリ秒以内程度で規定の定常回転にする
のはポータプルの電源容量の制約や回転制御方式等から
回転制御回路が複雑高価となシ実際問題として大変困難
である。しかし磁気ディスク等を規定の定常回転に達っ
する迄の時間が１００εり秒を大幅に超過すると、まだ
定常回転に達っしていないいわゆる待期状態のとき記録
動作が行われて撮影が失敗に終るか、あるいは記録動作
が行われないという危険がある。また記録媒体として磁
気バブルや磁気テーノニを用いた電子スチルカメラの場
合は書き込み速度が遅いことから連写する場合に連写ス
ピードに制限がある。

従って前に撮影した画像信号がまだ前記記録媒体に書き
込み完了する以前に次の撮影が行われると不都合が生ず
る。

（発明の目的）本発明は磁気ディスク、磁気バブル、磁気テープ、光デ
ィスク等を記憶媒体を用いた電子スチルカメラのリモー
ト撮影時の不便さを解消し、失敗の無いリモート撮影が
できるようなリモートコントロール装置を提供すること
を目的とする。

（発明の概要）本発明は、電子スチルカメラ側から、リモートコントロ
ール部へカメラが撮影可能状態であるか否かを知らせる
ための信号を伝達しこれをリモートコントロール部にて
確認可能とすることを技術的要点としている。

（実施例）第１図は本発明の実施例のひとつの模式回路図を示して
いる。一点鎖線で囲まれている（１）及び（１６）はそ
れぞれ電子カメラ本体及びリモートコントロール部を示
し、（３０）は前記電子カメラ本体（１）とリモートコ
ントロール部（１６）とを電気的に接続する多芯ケーブ
ルである。勿論該、多芯ケーブルを用いない無線式のリ
モートコントロール方式のものであってもよい。回路ブ
ロック（２）は、磁気ディスク駆動回路を含む記録ブロ
ックであり、磁気ディスクの回転状態を接続端子（６）
Ｋ出力している。出力形態は磁気ディスクの回転の立ち
上がり中、つまり電源投入より撮影可能な定速回転にな
る間は出力としてＬ″を出力している。撮影可能な規定
の定速回転になるとＨ″を出力する。（３）はカメラの
シーケンス制御回路ブロックであり、接続端子（７）よ
り、レリーズ信号、同じく（８）より半押し信号が入力
きれる。入力形式はレリーズ信号、半押し信号、共にス
イッチ（以下ＳＷと記す）がＯＮするとＬ″で入力され
る。（４）は磁気ディスクの撮影駒数をカウントしてい
るディスク駒数カウント回路ブロックであり、接続端子
（９）よシ、ディスクの駒数が終端になった時に″Ｈ″
レベルの出力をする。それ以外の時にはＬ″を出力して
いる。接続端子（１０）はリモートコントロール部（１
６）との電気的な共通電位を伝達する端子である。（１
１）〜（１５）は信号伝送路であり電子カメラ本体（１
）とリモートコントロール部（１６）とを接続している
。リモートコントロール部（１６）の内部に於いて信号
伝送路（１１）は電流制限抵抗（２１）を通して、緑色
に発光する緑色Ｌ　Ｅ　Ｄ　（１７）に接続きれている
。

信号伝送路（１２）　ｌ″ｉｉレリーズ５Ｗ９）に接続
されている。信号伝送路（１３）は半押し５Ｗ（２０）
に接続されている。信号伝送路（１４）は電流制限抵抗
（２２）を通して、赤色に発光する赤色ＬＥＩＸ１８）
に接続されている。信号伝送路（１５）は共通電位を伝
達するラインであり、緑色ＬＥＤ（１７）、５Ｗ（１９
，２０）、赤色ＬＥＤ（１８）の片端子に接続される。

第２図は、第１図で示したリモートコントロール部（１
６）の外観図である。押し釦（２３）は電子スチルカメ
ラの撮影動作を制御する操作部材であって半押しＳＷと
レリーズＳＷの操作部材を兼用しておシ、軽く全ストロ
ークの半分程度、押し込むことによって、半押し５Ｗ（
２０）がＯＮしてカメラに半押し信号が入力される。さ
らに押し込むことによって、レリーズ５Ｗ（１９）もＯ
Ｎして、カメラにレリーズ信号を入力する。外側ケース
（１６つは使用者が手で握りやすい形状をとっている。

緑色ＬＥ３Ｄ（１７’）は第１″図の緑色ＬＥＤ（１７
）にあたり、赤色ＬＥＤ（１８’）は第１図の赤色ＬＥ
Ｄ（１８）にらだる。多芯ケーブル（３０）は第」図の
信号伝送路（１１）〜（１５）を含む。第１図、第２図
を用いて動作を説明する。まず押しボタン（１９’）を
半分程度、押し込むことにより、信号伝送路（１２）が
Ｌ″となシ、電子カメラ本体（１）は半押し状態となっ
て図示しない磁気ディスクが回転を始めて、撮影の準備
状態になる。ディスクの回転が定速になるまでは撮影不
可能であるので、ライン（１１）は“Ｌ″を出力してい
る。よって、ＲＥＡＤＹを示す緑色ＬＥＤ　（１７つは
点灯しない。

やがて、ディスクが規定の定速回転となシ、撮影可能状
態になると、ライン（１１）がＨ″　　となシ、緑色Ｌ
ＥＤ（１７’）が点灯して、使用者にレリーズ可能なこ
とを表示する。この状態になったら、押し釦（２３）を
さらに押し込むと、レリーズＳＷ（１９）がＯＮして、
電子カメラ本体の端子（７）を介してシーケンス制御（
ロ）路ブロックにレリーズ信号を伝えて、カメラはレリ
ーズシーケンスに入いる。つまり撮影動作に入いる訳で
ある。撮影をくり返すことによって、ディスクの撮影可
能駒数の上限に達すると、信号伝送路（１４）がＨ″と
なって、磁気ディスク交換を意味する赤色ＬＥＤ（１８
’）が点灯して、ディスクの規定駒数が終了したことを
表示し、カメラは以後のレリーズ信号を受けつけなくな
る。

以上のように手もとのリモートコン−トロール部の表示
を見るだけで遠隔にあるカメラの状態が把握できるので
使用者にとって非常に便利である。

また、半押し信号を一度ＯＮすると何秒間か半押し状態
をホールドするようなカメラの構成にした場合には、半
押し状態にカメラがなっている間、緑色ＬＥＤ　（１７
／）が点灯して、いつでもレリ・−ズ可能なことを表示
することもできる。

さらに磁気ディスクの撮影規定枚数以下で、カメラにト
ラブル（バッテリーがなくなった場合等）が生じて、撮
影不可能にな−った場合なども緑色ＬＥＤ　（１７つを
消灯させて、赤色ＬＥＤ（１８’）を点灯させる様にす
ることによって、使用者がトラブル発生をすぐに知るこ
とができる。（ディスクの駒数がなくなった場合には緑
色ＬＥＤ（１７つが点灯し、かつ、赤色ＬＥＤ（１８つ
が点灯する。）上記説明では磁気ディスクについて述べたが勿論光ディ
スクについても全く同様である。また磁気バブル、磁気
テープについては書き込み動作中であることを表示して
先行する撮影の記録媒体への書き込みが完了したことを
確認して後続の撮影を行う様にする。

本実施例では使用者への情報の伝達を表示で行っている
が、もちろん発音などによって行ってもよいことは言う
までもない。

また、上述の表示以外にカメラの絞り、シャッタースピ
ード等をリモートコントロール部に表示することも可能
である。

（発明の効果）以上のように本発明によれば、リモートコントロールで
カメラを動作させる時に、カメラから離れた場所でカメ
ラの状態を把握することができるので撮影の失敗を防ぐ
ことができ、使用者にと−）で非常に扱い易く、便利に
なると共に、リモー　トコントロールする上での不安感
を解消することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示した模式的な回路ブロック
図。第２図は本発明の実施例の外観図を示す。（主要部分の符号の説明）１　：電子カメラ本体１６　：リモートコントロール１７．１７’：緑色ＬＥＤ１８．１８’：赤色ＬＥＤ１９ニレリーズ５Ｗ２０：半押し５Ｗ２３：押し釦　　３０：多芯ケーブル出願人　日本元学工業株式会社代理人　渡　　辺　　隆　　男オ？図

Claims

【特許請求の範囲】１、電子スチルカメラの撮影動作を制御する操作手段と
、電子スチルカメラが撮影可能状態であるか否かの確認
が可能の表示装置とを備えることを特徴とする電子スチ
ルカメラのリモートコントロール装置。２、前記電子スチルカメラは記録媒体として回転する円
板状記録媒体を用い、前記表示装置は前記円板状記録媒
体が規定の回転数で回転しているか否かを表示すること
を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の電子スチルカ
メラノリモートコントロール装置。