JPS5921781A - 繊維製品加工剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は繊細製品仕」二剤、特には耐洗ｆｆｎ↑イ１．
の良好な繊維製品仕上剤に関するものである。

６１１ト製品の防しわ７ＪＩＪ工などを目的とする繊＃
１４　Ｗ品仕上剤については、従来、メラミン樹脂、尿
素樹脂などの熱硬化性樹脂が汎用さ］ｔてきており、こ
れらの熱硬化ｖト樹脂で処理された繊１１「製品にはす
ぐり、た耐洗面性がイ：１与されるので、こ」しらは繊
細Ｍ品の防しわｍ工と共ＶＣＷ　Ｗ加工などに好適とさ
れる。しかし、こり、らの熱硬化↑・′１樹ＩＩ！？は
遊離のホルマリンを金子１しており、こ」ｔはまた条件
によってはこハ、らのもソ・１ｌｌｌｊの分解によって
徐々にホルマリンを放出するものであるため、こハ、に
ばこれらの樹脂を使用する東、Ｙ・ＩＩ＋製品加工工ｖ
１１やこの加工した職、７１ｔす品の倉庫、販売店など
の１１Ｖｉ境をこの遊離のホルマリンによって悪化させ
るという不利があり、これにはまた、このように処］１
１１された繊維製品の着用者がこのホルマリンによる被
害を受けるという欠点のあることが指摘され　’ｒ＋’
ｒにこの被害についてはホルマリンによる眼、呼吸器、
皮ＩＩＩＪにズ゛１する−１１、“ｒ　ｆｌｖな刺げき
のほかにそれが弁ガン性を・（−ｉすイ）との説もあり
、社会問題にまでづ＾展していることが知らノ１．てい
ン）。子のため、この小１ｆの乙“ノ〜（ｊ史化性４ｉ
Ｍ脂についてはメラミン、尿温・えなどのアミノ化合′
１勿に対するホルマリンｉ小加鼠を低十さ（ｊたり、こ
れＶＣ第三成分を共縮合さ・Ｕ”、心るいはホル７リン
吸収イ１］をフイ５力１１する方ＩＣＥなどによって、
このホルマリンの発散を極力減少さ・仕シ）方策がＪＪ
施されており、いわゆる低ポルマリン伺１旧として市販
されているが、こｔ＋Ｊ、はいずれも木質［１ツにホル
マリンの含有トＡをたくしたものではないので、根木旧
な解決とけなっていない。

したがって−この繊維製品仕上剤については、ポルマリ
ンを全く含オないものとしてウレタン樹脂、エボキリ樹
脂、ビニルスルホン樹脂、架Ｊ、ｊｊ　１’Ｆアグリル
ａ脂などが（基布さ１５男出化されているが、これらは
いず′ｌｔもＷｌｉＪ　？先ｒ１ｉｌ　ｉ生、）勇しワ
１牛イ；］ｒｊトいう点において上記したメラミン樹脂
に及ばないンＥめ、そのイ史１＋１げまメど一バ１ｉ　
１ｃ　ｌτ這小ノさＪじ〔ｔｄす、」Ｌ４実には一夕だ
人部力の１■・ＩＩＩ旨ＩＪ１１．］−恢１品が止む金
持）　ｎ’　１記した低ポルマリン化したメラミン１１
“Ｉ）脂／Ｉど゛Ｃ処３１１１されている。

４１１２方、この１′１．’ｊイＩｆ　！ｌ−，＞品の
１７・Ｊ指加工については、」二に己したよりな各挿；
フッζ１１すｊ化↑・′目、っ１脂と（ＪＩＪｌ’ｌ　
Ｌ　−Ｃ；ｉｔ靴製品の風合を改良するという＋ｔ　１
）：）において−ポリ酢Ａ年ヒニルのエマルジョン、；
＋！、リビニルーｒルロール溶１’（シブｊどの使用も
行ブｆわり、ているが、こ１１．らけあくまでも上ご己
した熱Ｃｊ史化↑ｌＪ″（ｂ１１指への補助ｒ１す使月
１であるから、この４’ｌ；　１ｉｌはそれらと匿１月
的に論にらｉするものではない。

本発明は上記した１ｊ；ルマリンにょＺ〕不利をｌｌ’
ｒ　ｉ、Ｊ：した、れ（絣製品にすぐれた耐洗類τ′）
を勺え７．）ことのできるＡ・０１ト特品仕」二剤に関
するものでろカ、こ」ルユ２］：リビニルアルコールと
ジアルデヒドでん粉とを主剤としてなることを！ｉ、ｌ
ｒ徴とするものである。

こ牙１．を説明すると、本発明者ら幻、ポリビニルアル
コールのれＱＫｉｌｌ処Ｊ！ｌ！　；刊への応月１につ
いて石ｈ々検ｌの結果、ポリビニルアルコールそのもの
μ嗣／Ｊ（Ｙ（１・がないので、これは七ハ、自体だけ
では繊Ｘｌｔ持品仕上剤とはブｊり慢ないけｉｔども、
これをジアルデヒドでん粉と反応さ（力るとそれが不溶
′１４＋となるので、このボリヒ゛ニルアルコール と金主ハリとしたものを哄イ１１製品住」ニｈ１１とす
ると７］ζリ−ビニルアルコールが本来もってい７．、
）　ｆＹｉ　ｉ！を性能との組合せしこよって彩撃１（
製品にすぐ」１，たｉｌ＋ｉ４　？；いＴｆｆ４１の付
巧さ１１ろこと、また力ルボニルノ，（をイ１すＺ）ポ
リビニルアルコールは容易に耐水化し？けるが，その製
法」二，低巾合ｆ則のものとなるのが留１１っであるた
め、硬度が不十分で、いわゆるシャリ昧のある仕」二げ
には向かなかったのであるが−こり．もジアルデヒドで
ん粉と反応さぜると耐水ｔ！ｌ・のある硬仕上剤となる
ことを見出し、こ１ｔについてさらしてｆｉｔ）究を進
めて本発明を完成させた。

本発明の繊＆ＩＩＩ製品仕上剤を購成するポリビニルア
ルコールは）１（合曳が５０〜３，０　０　０−Ｃ，り
ん化ＩＷが７５モル係−Ｃある＋＋Ｉｉ　’畠市１（１
〈されてい之）ものでよいがポリビニルアルコールとし
゛てのＪ）、日１１を（Ｖ持−ｌ箕〕ものでろハ，ｔｉ
そのｇ幻慴１１１：＝−共１１（僑゛（本であ１）てよ
く、また１１１１１７１（、イ゛ｔ＋Ｉ　１１の点力・
らζ」′１ｈに０．０５モルＪツ、上のカル７ｊテニル
ノ１トを含ｒ１す２）ものと−（２，ことが９１寸しい
。なお、このカル；ｊζニルノ．（を含ｆ４すシフポリ
ビニルアル：１−ル（１　市１ｔ１．シの７１でリビニ
ルー１′ルフールを刀′！もよ　’＞　’，’，’４自
’？　−　　１（、’ｌ）　Ｉｊ，λ７外ｌ′１執　ｌ
欠４１３幻，、ソ１４（２ま　た（」七）しらの塩、過
流酸塩、過炭酸塩、硝酸、過酸化水素、オゾンブ！どの
公知のｌ’ｉｊＦ化剤で酸化し７で、・ｔの末端もしく
に主に’ｔＮ　ＩＣカルボニルノｊ（を］Ｉ７，人］−
Ｚ）す１、あＺ）い（・よビニルエステルをホルムアル
デヒド、アービトアルデヒド、ブチルアルデヒド、グＩ
Ｊ　；４Ａ゛−リ゛−ル、グリコールアルデヒド゛、ペ
ン・ソアルーア５ヒ）゛などのアルデヒｌ；　′１．１
１−またしよアセトンーメチルコーチルケトン、アセ壬
ルアセトン、シクロヘギーリーノンナトのケトン類の共
存下で１４合し、ついでこノ１，をけん化することによ
って作ることができるが、この方■収が０．００５〜０
，０３モルチである通常のｚＪ？！Ｊビニルアルコール
よりも後述するジアルデヒドでん粉と配合して繊細製品
仕上剤としたときに、その洗／ｒｎ性が同上するという
有利性をもっている。

°また、本発明の繊細製品仕上剤を病成する他の成分と
してジアルデヒドでん粉は、でんわ）を過よう９ｐ　＋
’＋ザまたはその塩と反応させ、そのグルコース環の２
．３位の水酸法を酸化開裂させて得られるで示される構
造を有するものであるが、これにはその１阜料でん粉の
種類、ｎ【今度などに特に制限はなく、これはまたその
分子鎖中に一部未酸化の部分があっても、またそのアル
デヒドｌｋの一部がカルボキレ九となったもの、酸牲曲
硫酸す）　Ｕウムイ又１力１１物と１ｊ−１）たもの、
さらにｒよ第４級フ′ンモニウム塩でカチオン化された
ものであってもよい。

本発明のイｒａ　Ｋ＋ｂ　ａｌ、１！品仕−り用］ｔよ
」１記したｚＲパリビニルアルコールジアルデヒドでん
粉との単純な配合で作ることができるが、これらの配合
比はポリビニルアルコールに対するジアルデヒドでん粉
の舟が少なすぎイ）と目的とする棋＋１′１Ｆ製品ＶＣ
５えられる耐水性が不完うγとなり、これが多ずぎると
この仕上剤の♀ｔ１．ｉ　′ｆｔ＃製品に対する接梠性
が不良となるので、こｉｔはボ・リビニルアルコールと
ジアルデヒド澱粉とが重ｎ比テ１　：　０．００５〜１
　：　１０　（７，）ｅ’ｌＪ囲、特ｖｒｖ：ｘ　：　
０．０１−ｔ　：　５の範囲とすることがよい。

カルボニルジ、νを金子イするポリビニルアルコールは
元来耐水性があるため、洗濯Ｉｎ１ｌの硬度かや＼低く
はなるが、ジアルデヒドでん粉を添加するときには、そ
の配合比が低い範囲でも耐水性のきわめてすぐれた仕上
げが得られる。”また、梢イ弘的に柔く・仕上げながら
耐水性を望むときには、この配合比の低い範囲を採用す
べきである。

本発明の化４１６仕上ｆｉＴＪによって繊維製品を処理
すルニ際しては、ポリビニルアルコールおよヒシアルデ
ヒドでん粉を合ｔ１で０．５〜１０市１代％稈曳のｌ背
反の水溶液として使用すればよいが、これら両１戊分の
溶解方法、混合方法は任、徴とされ、これに特に制限は
ない。これは例えばポリビニルアルコールについてはこ
れを７０〜９５℃で）Ｊ［Ｊ　ｐ：、ｏ、溶解するのが
好ましく、ジアルデヒドでん粉は水にｔ（Ｆ溶なので酸
性亜硫酸す）　ＩＪウム水溶溶や過ＩＴ５化水累水など
の溶′ｌＪ７メ助剤を添加して加オＪげるの摂曹ａとさ
れるが、こり、ばまた何等かの方法によって々）解した
水溶液として市販されているものを用いてもよく、この
仕上げ剤とするためにはついでこれらの画成うすの水溶
液を適宜混合す」ｔばよい。さらにこのカルボニル系含
有ポリビニルアルコールヲ製造するのして過酸化水ｆ；
をポリビニルアルコールに反応させる方法を採用する場
合は、ジアルデヒドでん粉のｎＷ　Ｍ　ｋこのＪｉ　ｌ
心と同時ｖ？ｌ　ｊ−１１，ｇつ１ノ）、アＺ〕いはこ
れを反しシ、？ｎの残ｉ７過酸化水素を利用してｉｊな
う方法もある。

本発明のｒｊｋ　＃ｆ４　！！＃晶仕」二剤の繊維製品
に対す２＋　（マＪ賀１且は、その目ＩＦＪによって異
なるので−ｉ！’！　ｉでは云えないけ）１ども、織布
の硬仕上の場合でｌゴ布に対し固形分として１〜１０車
ｆｉｔ　％とすることがよい。

本発明の決、？）ｌｌ製品仕上剤によＺ）孫＃Ｉｌ　！
ｌ’＃品の処理に当っては、この糸に硬化触媒を添加す
ることがよく、この硬化ＭｊＬνとしては塩化アンモニ
ウム。

硫酸アンモニウム、硝酸亜鉛、アミン塩酸塩などの酸性
′吻質が例示されるが、この活力旧１１は；パリビニル
アルコールとジアルデヒドでん粉の合Ｍｌ’ｉｉｌに対
し５重６１チ以下、通常１−ｔ３取ＦＶｌ係以下とすれ
ばよい。寸だ、この仕上剤には必要に応じてウレタン樹
脂、エボキＩ／樹脂、架橋↑１１アグリル樹脂など」１
記した非ポルマリン糸の仕上剤を添７Ｊ１．ｌ　Ｌ、た
り、あるいｌ”ｊ：１ｉｉＪ紀したメラミン樹脂、尿素
樹脂を添加してもよく、こｊｌ、ＶＣはまたポリ酢酸ビ
ニル、ポリアクリル酸エステルなどのエマルジョンや合
成ゴムラテックスなどの曲助的樹脂を併用すること、さ
らＶＣｌ−Ｊ：この柿の仕上ＮＩＪに悄１１Ｊされてい
る各種の滲透剤、消泡剤、柔軟剤、帯′を旧男止削、防
カビ剤。

防炎剤、撥水剤、”Ｊ　ｆｆｌ剤などを添加することも
任意とされる。

コレを要するに本発明はポリビニルアルコールとジアル
デヒドでん粉とからなる繊維製品仕上剤に関するもので
あるが、これはホルマリンを全く含有していないので、
このホルマリン含有にモトづく不利は全く考慮する必要
がないし、これげジアルデヒドでん粉の添加によって（
ＡＭ　４１１；製品にすぐれた耐洗潤性が伺勾され、こ
れによって処理された繊維製品ＶＣにその洗濯後におい
ても適宜な硬度が＋ＩＦ３されるという効果が与えられ
る。なお、この繊維製品仕上剤は各種の繊維製品の処理
にＱｐ用することができ、これによれば木綿−昨　紹、
羊毛などの天然縁＋ｔｌｊのほか、レーヨン、ギュブラ
、アセテートなどの化学紙紐、ナイロン、ポリエステル
、ボリアグリ【ゴニトリル、ビニロン、ポリウレタン、
ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル７ｚどの合成繊維など
の製品を効果間に処Ｊ！ｌ！−ｊることかできる。

つぎに本発明の実施例をあげる。

実施例　１゜ ポリビニルアルコール０−１７（信越化学工業１株）社
製、商品名１重合度１．７３０、けん化度９８．７モル
％　）＋７）１０％水溶ｉＶｉ°１叫は部、１１（硫酸
水ナトリウムのｌチ水溶液に溶解したジアルデヒドでん
粉・カル７７５号〔日本カーリッｌ−（株ン社製・商品
名〕のＩＯ係溶液Ｗカ爪量ｇｌｉ−および塩化アンモニ
ウム０．１　市’、　！ＦＪ部とを混合し、これに水を
加えて１００東爪部とした。

一〕ぎに、この液にポリエステル６５　／　ＫＪｌｌ　
３５のｄ４紡４５番ブロード地を浸漬して刀・らマング
ルで絞シ、ビッグアップ約１００％（固形ラナ約２．５
％付ｎ）として１００℃で２分間乾燥したのら。

１３０℃で３分間熱処理をし、ついでこの布を６０℃の
温水中で３０分間ゆるく攪拌しつつ洗面後、風乾し、こ
れについてその洗濯前後の布の硬度をカンチレバー法で
測定したところ、第１　！＞に示したとおシの結果が得
られた（表中の（ｌ！！度の数字は係を示したものであ
る。以下同様）。

第　１　表 実施例　２゜ １４ｉＪ例で使用シたポリビニルアルコール０−１７の
ＩＯ係氷水溶液その１モル係１１（の過よう素ｆ１９を
加えて５０℃で１０分間反応させてから、アセトン中に
投入し、生成した沈画を冷水でついでメタノールで洗滌
し、乾燥したところ、カルボニル１１（を０．６０モル
係含有するポリビニルアルコールが得られた（以下、こ
れを変Ｖ１″ＰＶＡ−Ｉという）。

つぎに、１１１例におけるポリビニルアルコールに代え
てこの変性ＰＶＡ−Ｉを使用してｌｌｉＪ例と全く同様
の方法でジアルデヒドでん粉・カル７７５号（ｉｊｌ出
）と配合し、これについてポリニスデル６５／イＪ６３
５の混紡４５番ブロード処Ｊ！１！をイｊない、こり、
ｖＣついてその洗ｎｕｒＪ後の布の硬度をカンチレバー
法でｆ則定したところ、第２表に示したとおりの結果が
優られた。

第　　２　　表 なお、実験Ａｌ０（比較例）においては、カルボニル基
を含有するポリビニルアルコールヲ使用しているので、
洗濯前の硬度は低いが耐水性があるため、δ旨ｒａによ
る硬度の低下の小さいことが示されている。

実施例　３゜ ポリビニルアルコールＰＡ−２０（信越化学工業（株］
社製・商品名１重合度２，０２０、けん化＋ｘ　８７．
８　モル％　）　（７）　ｌ　Ｏ％　７Ｊ＜　ｆ？３１
１’ｙ　２２　ｊｌｊ’　Ｉ’７ｊ　ｒｏｌｌ、ジアル
デヒドでんγ分・カルダメ５Ｓ〔日本カーリット　（株
）製・部品名、１部形分淵ｊ見１０チ１３］Ｔ１５ｊ部
十６よびり、且ｆヒアンモニウ１％　０．１．７１１．
’　１７１↑；Ｂとをン昆合し７、水を加えてｌＯＯ爪
ｌへ１部としプこものを使用して、″Ａ施部側と同様に
してポリニスデル６５／綿３５の混紡４５番ｊａ−トヲ
処Ｊ’ＨＩ、、’Ｃ（７）　７５１−７ｆｄ　ｆｌｉｊ
　ｉ’１２　（Ｄ硬度を測定し７てところ、これはン；
’ＱＷＱ　１ｓｉｌ　５７のものが洗濯後も４７であっ
たが、比較のため上記におけるカルダメ５Ｓを流力Ｕせ
ずボリヒ′ニルアルコールＰＡ−２０のｌＯ係氷水溶液
２５重Ｐ＋１部としたほかに同様に処理して得た布の硬
度は洗１Ｔｉｔｔｉｉ、＋　５６．６１シ１ｌｌＪ後１
５であった。

実施例　４ ポリビニルアルコールＭＡ−Ｔ１７〔イト１越化学工業
（株）社製・部品名１重合度１７２０．けん化度９６．
２モルチクの１２チ水溶液に対し、その２０％Ｊｄの３
５％過酸化水紮と５係ｎｔの水酸化ナトリウムを叩えて
７５℃で３０ウナ間反応させ、ついで硫酸でｐＨ５Ｖｃ
中和し、水で固形’７ｊｌＯ係にまで稲沢したところ、
カルボニル２１（ンー０．３２モル係含有するポリビニ
ルアルコールが肖られた（以下これをｉｌ／−ＦＰＶＡ
−ＩＩ　１！：ｌ、’う）。

つ；ぎに、この変１ｇ１Ｅ　Ｐ　Ｖ　Ａ　−ＩＩの１０
チ水溶液２．０車１１【部に１８ｉ１４＋ｊｌで使月１
したジアルデヒドでん粉・カルダメ５Ｂ（Ｂｉ団旬の５
重１武部と塩化アンモニウム０．１重ｔｉｔ部とを添加
し、水を加えて１ＯＯｆｉｔ　Ｋｎ部としたものを使用
してνき部側１と同様の布を同一の方法で処理したとこ
ろ、この布の洗濯前後の硬１ｙは洗濯Ｉ＆−１：ｌ　５
９　、洗濯後５３であったけれども、比較のためこのカ
ルダメ５Ｓを添加せず、このポリビニルアルコールＭＡ
−１７の１０％水溶液量を２５重量部としたもので処理
した布のそり七は洗濯中１５７．洗濯後１８であった。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　ポリビニルアルコールとジアルデヒドでん粉とを
   主剤としてなることを特徴とするｆｌ（錐製品仕上剤。 ２、ポリビニルアルコールとジアルデヒドでん粉とが１
   ：Ｑ、００５〜０．１：１の重量比で配合さ牙１．たも
   のである特許請求の範囲第１項記、載の繊＆Ｉｌｌ製品
   仕上剤。 ３、　ポリビニルアルコールがカルボニル先含有ポリビ
   ニルアルコールである特許ｇｆｆ求の範囲第１項またに
   第２項記載の繊維製品仕上剤。