JPS59217727A - ポリフエニレンスルフイドの製造方法 - Google Patents

ポリフエニレンスルフイドの製造方法

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JPS59217727A
JPS59217727A JP58091300A JP9130083A JPS59217727A JP S59217727 A JPS59217727 A JP S59217727A JP 58091300 A JP58091300 A JP 58091300A JP 9130083 A JP9130083 A JP 9130083A JP S59217727 A JPS59217727 A JP S59217727A
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Toshinori Sugie
杉江 敏典
Toheiji Kawabata
川端 十平次
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古畑 文弘
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  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリフェニレンスルフィドの表造法に関するも
のであり、さらに詳しくは高分子量のポリフェニレンス
ルフィドを製造する方法に関する。
ポリフェニレンスルフィドは特公昭45−3368号に
開示されている如き方法で製造されている。即ち、N−
メチルピロリドン等の有ta酸媒中でP−ジクロルベン
ゼンと硫化ナトリウムを反応させて得る方法によって製
造されている。この方法で得られるポリフェニレンスル
フィドは極めて低重合度でありこのままでは使用に適さ
ず、工業的にはこの低重合度ポリマーを空気中で加熱し
、酸化架橋させ。
三次元架橋により高分子量”して射出成形用などの実用
用途に使用されている。しかしこの高分子量化されたも
のでも押出成形性に劣り、繊維、フィルム、パイプ、シ
ートなどの用途には使うことができなかった。
又、重合反応により高分子量ポリフェニレンスルフィド
を得る方法も既に公知である。すなわち1%開昭53−
156.100.特開昭51−144,495.特開昭
51−144.497、特開昭55−28,217号に
示される如く。
重合工程に先だって硫化アルカリあるいはその水利塩な
有する重合助剤に起因する水を系内より除去した後にポ
リマーの重合な行なっている。例えば特開昭53−13
6,100号によれば1重合工程に先だち、60%値化
す) IJウムとN−メチルピロリドンの混合物を加熱
し、脱水して重合系内の水kW化ナナトリウム1モルた
り、1.0〜2.4モルの範囲内に牌節してい7)。
この際、′s々の問題が発生する。第一には、高価な俗
媒であるN−メチルピロリドンが水とともに揮発して、
その回収率が低下しコストアップの要因となる。第二に
は、値化ナトリウムより副生する値化水素が鉄、ステン
レスなどンレスにせざるを得ない重合釜と同一の釜で値
化ナトリウムの脱水工程を行なうことは腐食の虞で問題
があり、釜の耐久性、あるいは安全性を低下せしめる。
第三には値化ナトリウム自体が熱的に十分安定なもので
ないために、脱水工程中分解あるいは酸化され、ボIJ
/・口芳香族化合物との当量バランスがくずれ、そのた
めに高分子1iPPSン安定に製造することができない
本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、水分菫の微妙なコ
ントロールlすることなく、実質的に無水の値化ナトリ
ウムと亜砧酸ナトリウムを用いることにより高分子量ポ
リフェニレンスルフィドが安定に得られることを見い出
し本発明に到達した。
すなわち、本発明は実質的に無水で亜硫酸ナトリウム0
.1〜15重奮チおよび値化す) IJウム999〜8
5重量%からなる混合物とポリハロ芳香族化合物乞有機
極性俗媒中で、かつ重合系内に存在する水分が硫化ナト
リウム1モルあたり0.6モル以下である条件下で故応
せしめてポリフェニレンスルフィドを製造する方法を提
供する。
本発明の方法で用いるポリハロ芳香族化合物は芳香核に
直接結合した2個以上のノ・ロゲ/原子を有するノーロ
ゲン化芳香族化合物であり、具体的にはp−ジクロルベ
ンゼン。
m−ジクロルベンゼン、0−ジクロルベンゼン、トリク
ロルベンゼン、テトラクロルベンゼン、ジクロルナフタ
レン、トリクロルナフタレン、ジブロムベンゼン、トリ
ブロムベンゼン、ジブロムナフタレン、ショートベンゼ
ン、トリヨードベンゼン、ジクロルジフェニルスルホン
、ジブロムジフェニルスルホン、ジクロルベンゾフェノ
ン、ジブロムベンゾフェノン、ジクロルジフェニルエー
テル、ジブロムジフェニルエーテル、ジクロルジフェニ
ルスルフィト、ジブロムジフェニルスルフィド、ジクロ
ルビフェニル、ジブロムビフェニル等およびこれらの混
合物が挙げられる。通常はジハロ芳香族化合物が使用さ
れ、好適にはp−ジクロルベンゼンが使用される。尚1
分岐構造によるポリマーの粘5一 度増大を図るために、1分子中に3個以上のハロゲン置
換基をもつポリハロ芳香族化合物を少量ジハロ芳香族化
合物と併用させてもよい。
本発明で用いる硫黄供給源は硫化ナトリウムと亜Wt酸
すの硫化ナトリウムと亜硫酸す) IJウムの混合物と
はその含有する水和水が硫化す) IJウム1モルあた
り0.′5モル以下であるものをいう。0.3モルを越
える水利水を有する当該混合物は本発明に使用すること
ができない。尚、かかる混合物は好ましくは0.2モル
以下、更に好ましくは0.1モル以下の水利水を有する
ものが用いられる。
また上記混合物は亜硫酸す) IJウム0.1〜15重
奮チおよび像化ナトリウム999〜85重普チからなる
ものであり、亜硫酸ナトリウム0.5〜7重flチおよ
び像化ナトリウム995〜93重童膚からなるものが好
ましい。この混合6− 物中に亜5MP11ナトリウムを含むため殆んど水を含
まない重合系において予期せざる効果が発揮される。す
なわち1本発明での重合系において、亜硫酸す) IJ
ウムが塩基の緩衝作用を生じ1重合活性端近傍に存在し
て重合反応を活性化させるとともに、生成ポリフェニレ
ンスルフィドポリff −の分解を防止する等が相乗し
て発揮される。
本発明に於いて、無水値化ナトリウムと亜硫酸ナトリウ
ムとの混合方法は得られる混合物の組成比が本発明の範
囲内であれは特に鯖限はなにもない。たとえば、無水硫
化ナトリウムと亜偵「酸ナトリウムを所定酋秤奮採取し
両者を混合するだけでもよい。また便化ナトリウムを空
気中の酸素などにより部分酸化させ、結果として混合物
を得てもよい。
本発明の方法において使用される有機極性溶媒は使用さ
れる反応温度および圧力におい1実實的に液状であるべ
きである。好ましい有串・極性酌媒とし又はホルムアミ
ド、アセトアミド、N−メチルホルムアミド%N、N−
ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセトアミド
、2−ピロリドン、N−メチル−2−ヒロリドン、N−
エチルー2−ピロリドン、ε−カプロラクタム、N−メ
チル−ε−カプロラクタム、ヘキサメチルホスホルアミ
ド、テトラメチル尿累、1,3−ジメチル−2−イミダ
ゾリジノン等のアミド、尿素およびラクタム類;スルホ
ラン、ジメチルスルホラン等のスルホン類;ベンゾニト
リル等のニトリル類:メチルフェニルケトン等のケトン
類等およびこれらの混合物をあげることができる。これ
らの溶媒のうちではアミド類。
ラクタム類あるいはスルホン類等の非プロトン性有機極
性m媒な使用することが特に好ましい。
本発明におい又は重合系内に存在する水分が硫化ナトリ
ウム1モルあたり0.6モル以下、好ましくは0.2モ
ル以下であることが必要である。当該水分とは1重合系
内に存在するすべ又の水分の総和であり1例えば硫化ナ
トリウムの水和水5重合助剤の水和水、遊離の水等を含
める。尚、水分が0.6モル/硫化アルカリ1モルを越
える場合、ポリフェニレンスルフィドを高分子鎗化する
ことができないだけでなく、ステンレス、鉄などの蕎壁
の腐食を生じるので好ましくない。
本発明の製造方法におい又は各種の重合助剤を併用する
のが好ましい。その重合助剤としては1重合故旧の促進
作用1重合反応ならびに後処理工程中のポリマーの分解
防止作用ならびにポリマー中に存在する副生食塩の除去
作用などに応じ1選択される。
本発明に使用しうる重合助剤の一つはハロゲン化リチウ
ムであり1例えば塩化リチウム、臭化リチウム、沃化リ
チウム、及びその混合物を含む。
本発明に使用しうる重合助剤の一つは有機カルボン飲会
9− 酸塩である。有機カルボン酸金属塩のカルボキシル基を
除く有機基は通常、その炭素数が1ないし50であり、
また窒素、fR素、ハロゲン、ケイ累、イオウを含んで
い又もより、好ましくはアルキル基、シクロアルキル基
、アリール基およびアルキルアリール基である。また、
有機カルボン酸金属塩の金属原子はリチウム、ナトリウ
ム、カリウム。
ルビジウム、セシウム、マグネシウム、カルシウム、亜
鉛。
ストロンチウム、カドミウム、バリウムから選ばれ、特
にアルカリ金属が好ましい。尚、有機カルボン酸金属塩
は無水のものが好ましいが、必兼であれば重合工程に先
だつ1備化ナトリウムを添加せずにN−メチルピロリド
ンの如き有機極性溶媒の存在下で1重合系中の水分が本
発明の範囲内になるまで脱水し1用いることもできる。
本発明方法で用いることのできるカルボン酸金属塩とし
ては、酢酸リチウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、
ブー1〇− ロピオン酸リチウム、グロビオン酸ナトリウム、2−メ
チルプロピオン酸リチウム、酪酸ルビジウム、吉草酸リ
チウム4草酸ナトリウム、ヘキサン酸セシウム、ヘプタ
ン酸リチウム、2−メチルオクタン酸リチウム、ドデカ
ン敲カリウム、4−エチルエトラデカン酸ルビジウム、
オクタデカン酸ナトリウム、ヘンエイコサン酸ナトリウ
ム、シクロヘキサンカルボン酸リチウム、シクロトチカ
ンカルボン酸セシウム、3−メチルシクロペンタンカル
ボン酸ナトリウム、シクロヘキシル酢酸カリウム、安息
香酸カリウム、安息香酸リチウム、安息香酸ナトリウム
、m−)ルイル酸カリウム、フェニル酢酸リチウム、4
−フェニルシクロヘキサンカルボン酸ナトリウム、p−
トリル酢酸カリウム、4−エチルシクロヘキシル酢酸リ
チウム、コハク酸二リチウム、コハク酸二ナトリウム、
コハク酸二カリウム、アジピン酸二リチウム、アジピン
酸二ナトリウム、アジピン酸二カリウム、セバシン酸二
リチウム、セバシン酸二ナトリウム、セパシン酸二カリ
ウム、デカンジカルボン酸二リチウム、デカンジカルボ
ン酸二ナトリウム、デカンジカルボン酸二カリウム、フ
タル酸二リチウム、フタル酸二ナトリウム、フタル酸二
カリウム、インフタル酸二リチウム、イソフタル酸二ナ
トリウム、イソフタル酸二カリウム、テレフタル酸二リ
チウム、テレフタル酸二ナトリウム、テレフタル酸二カ
リウム、トリメリット酸三リチウム、トリメリット酸三
ナトリウム、トリメリット酸三カリウム、ピロメリット
酸四リチウム、ピロメリット酸四ナトリウム、ピロメリ
ット酸四カリウム、トルエンジカルボン酸二リチウム。
トルエンジカルボン酸二ナトリウム、トルエンジカルボ
ン酸二カリウム、ナフタレンジカルボン酸二リチウム、
ナフタレンジカルボン酸二ナトリウム、ナフタレンジカ
ルボン酸二カリウム、酢酸マグネシウム、酢酸カルシウ
ム、安息香酸カルシウム、その他の同種類の塩およびそ
れらの混合物が挙げられる。
本発明に使用しうる重合助剤の一つは下記に示す化合物
Aである。
化合物A  :  ao+cn、cn、o+ n(式中
、Rは炭素数8〜60のアルキル基および/あるいは了
り−ル基であり、酸素、イオウ、フッ素、塩素。
臭素などの原子を含んでいてもよい。nは0以上500
以下の整数を表わす。) 上記式中のRは炭素数8〜60.好ましくは8〜3oの
アルキル基および/あるいは了り−ル基であり、酸素、
イオウ、フッ素、塩素、臭素などの原子を含有していて
もよ・ い。Rの例としてはオクチル基、ラウリル基、
デシル基。
トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキ
サデシル基、オクタデシル基、トコシル基などの直鎖ア
ルキ13− ル基;1−メチルへブチル基、2−エチルヘキシル基、
1−メチル−4−エチルヘキシルi、i−メーr−ルー
4−エチルオクチル基などの分岐アルキル基;エチルフ
ェニル基。
ブチルフェニル基、ヘキシルフェニル基、ドテシルフェ
ニル基、ノニルフェニル基、イソオクチルフェニル基、
テトラプロピレンフェニル基、ビニルフェニル基などの
アルキルアリール基:ソルビクンアルキルエステルのア
ルコール残基などが挙げられる。これらの化合物は単独
でもあるいは混合物でもいずれの形でも用いることがで
きる。尚、かかる化合物はそのHLBが0〜195が好
ましい。ここでHLBは親水性と疎水性のバランスな示
す数値であり1次式で定義される。
化合物Aの分子量 本発明に使用しうる重合助剤の一つは下記に示す化合物
14− Bである。
化合物B : (式中、R1は炭素数2ないし4のアルキレン基、R1
は水素あるいは炭素数1ないし30のアルキル基および
/あるいはアリール基、aおよびmは平均重合度を示し
、それぞれ1ないし50および0ないし90ンあられす
。)7B” 上式中の81の例とし又は−CBICHI−、−Cl、
CH−。
およびこれらの混合物が挙げられる。又、R2の例とし
又は。
水垢、メチル基、エチル基、ブチル基、オクチル基、ノ
ニル基、ドデシル基、セチル基、1−メチルヘプチル、
2−エチルヘキシル、1−メチル−4−エチルオクチル
ナトのアルキル基:エチルフェニル基、ドデシルフェニ
ル基等のアルキルアリール基;フェニル基、ナフチル基
等のアリール基等が挙げられる。上記式Bで示される化
合物とじ又具体的には、ポリオキシエチレンフェニルホ
ルムアルテヒト縮合物、ポリオキシエチレンメチルフェ
ニルホルムアルデヒトJlto物、 ポリオキシエチレ
ンノニルフェニルホルムアルデヒド縮合物、ポリオキシ
エチレンセチルフェニルホルムアルデヒド縮合物、ポリ
オキシプロピレンメチルフェニルホルムアルデヒド縮合
物、ポリオキシプロピレンノニルフェニルホルムアルデ
ヒド縮合物、ポリオキシブチレンフェニルホルムアルデ
ヒド縮合物、ポリオキシブチレンノニルフェニルホルム
アルデヒド縮合物、フェノールホルムアルデヒド縮合物
、ノニルフェノールホルムアルデヒド縮合物等およびこ
れらの混合物が挙げられる。
本発明の方法で用いる硫化ナトリウムの使用量はジノ1
0芳香族化合物に対するモル比で0.8ないし1.2の
範囲で。
好ましくは0.9ないし11の範囲である。又、有機極
性溶媒の使用量は硫化アルカリ金属に対するモル比で2
.5ないし20の範囲で、好fL、<は3ないし10の
範囲である。
本発明の方法で使用できる重合助剤の添加奮は用いる化
合物の種間により異なるが1通常モノマーのノ叩ゲン化
芳香族化合物に対し10.01ないし200重tS、好
ましくは0.5ないし100重t%の範囲である。
本発明におい又は水酸化アルカリの存在下で重合を行な
うことが好ましい。使用しうる水酸化アルカリの例とし
ては水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム。
水酸化ルビジウム、水酸化セシウム及びそれらの混合物
が挙げられる。水酸化アルカリの使用量は一般に硫化ナ
トリウム1モルに対しo、ooa〜t8モル、好ましく
は0.01517− 〜0.6モルの範囲内である。
更に本発明におい又は上記の水酸化アルカリの代替化合
物として炭酸アルカリ塩を用いることができる。炭酸ア
ルカリ塩の使用量は一般に硫化ナトリウム1モルに対し
0.004〜0.9モル、好ましくは0.010〜0,
4モルの範囲内である。
本発明方法の実施に際し又は1重合工程に先だち、あら
かじめ系内の水分を硫化す) IJウム1モルあたり0
.6モル以内にすることが必要である。重合溶媒あるい
は重合助剤が水分を含んでいたり、水和塩である場合、
Wr化す) IJウムを系内に導入する前に所定音以内
に脱水が行なわれる。
この際、硫化す) IJウム存在下で脱水を行なうと、
脱水が困難となる他に反応容器の腐食、硫化ナトリウム
の分解などが起り、しかも処理したものを用い又重合を
行なり又も高分子鎗のものが得られない。
18− 本発明で重合が行なわれろ反応温度は一般に170C〜
330 C=好ましくは190〜300Cである。圧力
は重合浴媒および重合モノマーであるハロ芳香族化合物
を実質的に液相に保持するような範囲であるべきであり
、一般に常圧〜200 DA♂1好ましくは常圧〜20
呻A−の範囲より選択される。反応時間は温度および圧
力により異なるが、一般に10分ないし約72時間の範
囲であり、望ましくは1時間ないし48時間である。
本発明の方法はポリハロ芳香族化合物、硫化す) IJ
ウムと亜硫酸ナトリウムとの混合物1重合溶媒、必要に
より重合助剤を混合し、好ましくは不活性雰囲気下で加
熱することにより実施されうる。各成分の混合のjI序
には特に制限はなく1重合工程に際し又上記成分を部分
的に少量づつあるいは一時に添加することにより行なわ
れる。
本発明の方法により生成されるポリフェニレンスルフィ
ドは従来の方式により、例えば重合体をf過し1次いで
水洗することにより、もしくは水で反応混合物を稀釈し
1次いでe過し、水洗し又分離、精製される。その際、
重合浴媒は水洗に先だつ′″C尺応混合物から蒸留によ
り回収することができる。また1重合反応途中あるいは
重合終了時に二酸化炭素を吹き込むのが好筐しく、これ
はポリフェニレンスルフィドの分解を防止し、生成ポリ
マーの高分子量化に寄与するのみならずN−メチルピロ
リドンの分解防止にも効果がある。
本発明の方法により製造されるポリフェニレンスルフィ
ドは従来の製造法によるポリフェニレンスルフィドに比
し分子量が大幅に高くなり、空気中で加熱するような架
橋処理することなく、#液粘度で約0.19以上、50
0Cで荷重5Kgにおけるメルトインデックスが約0.
1.9/10分ないし約10001710分、望ましく
は0.5,9/1Q分ないし500.9/10分の範囲
の所望の特性を有するものである。つまり1本発明のポ
リフェニレンスルフィドの製造方法においては従来必須
だった架橋工程が不要になるのである。また、従来高分
子量ポリフェニレンスルフィドの製造に必要だった重合
助剤の使用音も減らすことができる。
本発明により製造されるポリフェニレンスルフィドは特
に架橋することなく、射出成形もしくは圧縮成形用途に
用いるもことができる。また、シート、フィルム、管、
チューブなどの押出成形用、ブロー成形用ならびに被接
用にも用いることができる。必要ならば本発明のポリフ
ェニレンスルフィドに充填剤、顔料、a燃剤、安定化剤
、他のポリマーと配合することも好適である。例えば1
機械強度および耐熱性を向上させるためにガラス繊維を
配合することもできる。
以下、本発明の方法を実施例に従つ又説明する。ポリマ
21− エニレンスルフイドの固有粘度値〔η〕は0.4.9/
100m1俗液なるポリマー濃度におい又、α−クロル
ナフタレン中206Cで測定し5式 に従い算出した値である。尚1例中の部およびチは重量
基準である、 参考例 常法により水分0.1%(0,0086モル/Na、8
 1モル)を含む儲化す) IJウムを得た。この実質
的に無水の硫化ナトリウムと無水の亜硫酸ナトリウムと
を混合し5表1に示すように種々の組成の混合物な得た
22− 表 1  (参考例) −23− 〔実施例 1〕 1jオートクレーブにN−メチルピロリドン350.9
゜参考例で得た硫化ナトリウム混合物F6a、6i<m
化ナトリウム純分換算で62.4L0.8モル)および
水酸化ナトリウム0.419 (0,01モル)を仕込
み1次いで表2に示すように水分を調整し、更にp−ジ
クロルベンゼン117.<S10.80モル)およびN
−メチルピロリドン8011からなる酸液を加え、25
0Cで1時間、次いで260Cで3時間反応させた。重
合終了時の内圧は4.0〜/cIIL2であった。
表2に示すように、得られるポリマーの収率および峙液
粘度は重合系中の水分の鎗により大きく影響され1重合
系中の水分が0.6モル1モルNa18 1モルよりも
少ないときに高分子蓋ポリマーが得られろ。
24− 〔比較例 1〕 11オートクレーブにN−メチルピロリドン350gと
三協化成製32チ硫化す) IJウム(9水4)192
.2.9(0,80モル〕および水酸化ナトリウム0.
4.9 (0,01モル)を仕込み、N累雰囲気下、1
.SOCから200Cまで約2時間ヲ要し”C1’!拌
しながら昇温し、21.6mAの水を含むN−メチルピ
ロリドンとの混合液を留出させて、ル応系な150Cに
冷却した後、p−ジクロルベンゼン111610.80
モル〕1N−メチルピロリドン8011’に加えた。
重合直前の系中の會水蓋はは化ナトリウム1モルあたり
2.7モルであった。260Cで1時間、次いで260
C5時間反応させた。重合糾了時の内圧は6.5 Kf
/♂であった。
iられたポリフェニレンスルフィドの収率、固有粘度な
らびにオートクレーブ内壁の腐食の程度を表3に示す。
また。
表6に示すように脱水温度および脱水時間を変えた種々
の含水首の系につい又も同様に行なった。
また、脱水条件を変化させ、あるいは原料の価化す) 
IJウムを5水塩に変えtこ他は同様σ−)方法で、ポ
リフェニレンスルフィドを得た。その結果を表2に併記
し1こ。
〔実施例 2〕 癖考例で得られた無水硫化す) IJウムA、B、C,
D。
E、G、H,Iを原料とじ1用いる他は、実施例1の魔
1と同様にし又ポリフェニレンスルフィトン得1こ。結
果を表4に記す。
本例より、亜信酸ナトリウムを0.1重量饅以上15重
量−以下含有する特定の無水硫化ナトリウムを用いた場
合にのみ高分子量のポリフェニレンスルフィドが得られ
ること〔実施例 3〕 参考例に℃得た硫化ナトリウム混合物Fを用い1表5に
記した重合助剤の存在下で、実施例1の/I61と同様
にし又ポリフェニレンスルフィドを合成した。結果を同
表に併記する。
本例と後述の比較例2よりわかる如く1本発明の範囲内
にある無水硫化ナトリウムを用いた場合、高分子量のポ
リフェニレンスルフィドが高収率で得られることが明白
であ〔比較例 2〕 表6に記した重合助剤を用いる他は、比較例1の/46
1と同様にし又ポリフェニレンスルフィドを合成した。
結果を同表に併記する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 実質的に無水で亜vf酸す? IJウムD、1〜15重
    t%および値化ナトリウム99.9〜B5重fjkチか
    らなる混合物とポリハロ芳香族化合物を有機極性溶媒中
    で、かつ重合系内に存在する水分が硫化ナトIJウム1
    モルあたり0.6モル以下である灸件下で反応せしめる
    ことを特徴とするポリフェニレンスルフィドの創造方法
JP58091300A 1983-05-24 1983-05-24 ポリフエニレンスルフイドの製造方法 Granted JPS59217727A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4863669A (en) * 1985-05-08 1989-09-05 Kureha Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Process for forming polyarylenethioether stretched blow-molded vessel
US5194580A (en) * 1988-08-05 1993-03-16 Idemitsu Petrochemical Co., Ltd. Process for preparing polyarylene sulfides under reduced pressure
KR100254698B1 (ko) * 1997-10-20 2000-05-01 조민호 고분자량 폴리아릴렌설파이드의 제조방법
CN103665379A (zh) * 2013-11-19 2014-03-26 广州高八二塑料有限公司 纳米碳酸盐成核合成聚苯硫醚的方法

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