JPS59216903A - ブラジャ−およびその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はブラジャーおよびその製造方法、特に女性の乳
頭を隠し、乳頭がバＡ）の自然な弧状の線から突出する
のを防ぐ乳頭カバーを備えた薄手の生地のブラジャーに
関する。

現代のブラジャーは形状、支持および／または分離を与
え一一方快適な着ごこちおよび好ましい外観を与えるこ
とを意図している。最近の傾向は、***の形状に従うな
だらかな輪郭をもつ自然な、締めつけの少ないブラジャ
ーを供給することである。たとえば薄手の生地で作られ
た成形された裏当てなしのカップが好まれ、中心に目に
見える嵩ばった継目をもつ裁断され縫合されたカップは
避けられている。

さらに”ナチュラル・ルック（自然な外見）“を強調す
る今日のファッションにより−、より軽量でぴったりし
た衣服が着用されている。このような衣服が裁断され縫
製されたブラジャーまたは成形され、たブラジャーの上
に着用された場合−ゾラシヤ−の輪郭が見える可能性が
ある。好まれている薄手の成形ブラジャーを着用した場
合特に、矯用者の乳頭が突出し、乳頭（その周囲の孔軸
を含む）が着用者のブラジャーおよびその外衣から透け
て見える傾向がある。多くの女性にとってこれは慎みと
いう理由から望ましくないと思われる。

この慎みという問題は、裁断され縫製されたカップに関
してはカップの継目が乳頭を隠し、および／または乳頭
の突出を制限するので起こらないが、女性はなだらかな
自然な外見を与える成形された裏当てなしのカップの方
を好む。従って、乳頭が突出すること、および透けて見
えることはかなりの問題を提起する。

スポット形ばんそうこう様の乳頭カバーを用いてこの問
題を解決するための若干の試みがなされた。たとえば米
国特許第４，３３３，４７１号（１９８２年６月８日付
与）は６使用者の乳頭を取り巻く皮膚の周囲に付着固定
することを意図した円盤状の乳頭カバーにつき示してい
る。女性が衣服を着る度毎に、新たな乳頭カバーをかぶ
せなければならない。従ってこの概念は著しく不便であ
る。さらにこのカバーは遮蔽としての機能をもつにすぎ
ず、乳頭を押し付けて乳頭の突出を妨げるのではない。

先行技術についての参考・安献は、繊維入りの全カップ
裏当てなどを採用することにより、乳頭が透けて見え−
または突出するという上記の問題を本来避けていた。た
とえば−乳頭領域またはその周囲にブラジャーの密着性
および支持性を改善するパッドを備えたブラジャーが米
国特許第２．５９４，５４９号（１９５２年４月２９日
付与）、米国特許第２，５６７，７３２号（１９５１年
９月１１日付与）、米国特許第２，４４０，４６６号（
１９４８年４月２７日付与）、および米国特許第２，４
２０，４７２号（１９４７年５月１３日付与）に示され
ている。この種のブラジャーは一般に、より軽量で、よ
り柔らかく、かつより自然な輪郭を示すブラジャーを求
める市場の需要を満足せず、また比較的厚手の繊維入り
またはノミラド付きカップを用いた場合ですらブラジャ
ーは乳頭を隠すが押さえつけはしない。さらに、この種
の付加的なものは消費者にとって明らかな不利益である
。

さらに、一般に嵩高の吸収用ノミラドを入れるためのポ
ケットをもつ授乳用またはマタニティー用のブラジャー
は、本来透けて見えることおよび乳頭が突出することを
防いでいる。この種の授乳用ブラジャーは米国特許第２
，０４７，５２２号（１９３６年７月１４日付与）、米
国特許第２，５２２，０１０号（１９５０年９月１２日
付与）、米国特許第２，９２５，８１６号（１９６０年
２月２３日付与）、および米国特許第３．５１３，８５
２号（１９７０年５月２６日付与）に示されている。

上記のブラジャーに関する問題は一般に−それらがなだ
らかな（ただし過大に形作られた）輪郭を与えるが快適
でなく嵩高でありかつパッド付きであるか、あるいは薄
手で裏当ておよび継目がなく従って乳頭が見苦しく透け
て見え、また突出するというものである。特にカップの
生地が裏当ておよび継目のないものである場合、自然な
外見を与えなおかつ慎ましい外観をもつ薄手の軽量ブラ
ジャーを提供するという今日の市場の要求は、今までの
ところいずれのブラジャーも満たしていな〜）。

多数の生地を三次元形状に積層し、加熱することによっ
て本来乳頭が透ケ工見え、また突出するのを防ぐ多層ブ
ラジャーを作成することは先行技術において周知である
（たとえば米国特許第２．３０４，９８９号、第３，３
１７，６４５号および第３，３２０，３４６号が挙げら
れるが、わずかである）。さらに、米国特許第４，１７
２，００２号（１９７９年１０月２３日）に示されるよ
うに、ブラジャーにアンダーカップ支持パネルを組込む
手段が案出されている。この特許明細書の記述によれば
支持パネルなブラジャーカップの生地に２工程法で付着
させる。この方法ではある温度を採用してパネルを生地
に付着させ、次いでカップおよびパネルをこれよりも比
較的高い温度で三次元形状に成形する。この種の２工程
法は費用がかかるが、カップ生地に対する支持パネルの
動き、およびしわの発生を避けるために必要であると考
えられている。この記述はカップに形状および支持を与
えかつカップの下端部分のみを覆う支持ノミネル以外の
ものの位置決定、接着または成形の問題に向けられたも
のではなく、その方法は成形されたカップ生地に頂部カ
バーパッチを固定するのには不適切であると考えられる
。

他の先行技術によれば、支持パッチとカップを別個に成
形し、これら両者を縫合により結合させることにより、
支持パネルとの複合カップが形成される。これはその費
用のため望ましくなく、パッチとカップが必ずしもぴっ
たり合わず、しわおよび折り目の生じる可能性がある。

従って、着用者の乳頭を簡単な様式で隠しかつ押しつけ
て上記の欠点および問題点を克服する成形された***カ
ップを製造することが望まれている。

本発明によれば、それぞれカップの頂部に付着した乳頭
カバーをもつ２個の薄手の、好ましくは一重の生地の乳
房カップがブラジャーに含まれる。

このカバーは着用者の乳頭（その周囲、″の孔軸な含む
）を取り囲む寸法および形状をもち、カップ生地と一緒
になってこれらを隠蔽ないしは遮蔽するのに十分な不透
明度をもつ。快適性のためには、このカバーが比較的薄
手で、着用者の乳頭に直接に触れる平滑な表面をもち、
かつカップの三次元形状に容易に従うことが好ましい。

カバーを各カツブに接着するのに用いられる接着剤は各
乳頭に剛性を与え、ブラジャーが着用されているとき着
用者の乳頭を内側へ押しつげる。従ってとのブラジャー
は、乳頭カバーが着用者の乳頭を内側へ押しつげかつこ
れを隠すため、慎ましい外観、およびバストの自然な弧
状の線に沿ってなだらかな輪郭を与えるように適合させ
である。

ブラジャーの***カップを製造する方法は一乳頭カバー
生地を成形可能なカップ生地の中央部にゆるく配置し、
次いで選ばれた成形温度でこれらの生地を互いに結合さ
せ、同時にこれらの生地を三次元の形状に成形する工程
を含む。乳頭カバー生地は配置する前に熱可塑性接着剤
で被覆され、これは得られる成形されたカップの頂部を
実質的に覆いかつ成形工程中にプリーツ形成が起こらな
い寸法および形状のものである。配置させる（位置決定
）工程には、好ましくは乳頭カバー生地の形状の輪郭を
薄手で半透明のカップ生地の中央部に照らし出し、次い
で乳頭カバー生地をカップ生地の中央部上の輪郭にそろ
える工程が含まれる。

次いで乳頭カバーおよびカップ生地を加熱された雄屋と
加熱された雌型の間に置き、ここで加熱された型の活動
に際し、被覆された乳頭カバー生地が同時に接着および
成形されて、容易に形状に従う乳頭カバーをその頂部に
もつ三次元の一体化したカップが結果的に形成される。

ここで本発明を添付の図面に関連して記述する。

図面中の 第１図は使用者が着用した先行技術の裏当てなしのブラ
ジャーの透視図（一部を除いたもの）であり； 第２図は使用者が着用した、本発明の原理による裏当て
なしのブラジャーの透視図（一部を除いたもの）であり
、 第３図は第２図に示したブラジャーの前面平面図であり
、 第４図は第３図に示したブラジャーの裏面平面図であり
、 第５図は本発明に従って使用する前の照明および心合せ
の装置の分解組立て立面図（概略的に示したもの）であ
り； 第６図は本発明に従って使用中の第５図に示した装置の
立面図（概略的に示したもの）であり；第７図は成形員
子に関して適所に配置された支持板アセンブリーの前両
立面図（概略的に示したもの）であり； 第８図は閉じた位置にある成形員子の前面断面図（概略
的に示したもの）であり； 第９図は本発明に従って仕上げられた成形カップの透視
図であり；そして 第１０図は本発明による乳頭カバーの他の形態の平面図
である。

第１図に関しては、使用者が着用した先行技術による裏
当てなしのブラジャー１０が示される。

ブラジャー１０には２個のカップ１２が含まれ、これら
は均一に薄手で単一の厚さの生地から作成されており、
その乳頭の位置１４に乳頭が透けて見え、かつ突出して
いる。これに対し第３２図は、着用者が着用した状態の
本発明によるブラジャー１６を示す。ブラジャー１６は
、着用者の乳頭を隠しかつ押しつけて慎ましい外観およ
び着用者の***の自然な弧状の線に沿ったなだらかな輪
郭を与える乳頭カバーないしはパッチを含む２個の***
カップ１８をもつ。

第３図および第４１図に最も良く示されるように、ブラ
ジャー１６は２個の実質的に薄手の***カップ１８、カ
ップ１８を取り囲む枠２６、ならびに枠２６およびカッ
プ１８をそれらの両側から連結するサイドパネル２８を
含む。***カップ１８は一般に裏当てされておらず、薄
手で半透明であり、一層のポリエステルトリコット生地
から作成される。

本発明によれば、乳頭カバーないしはパッチ２０は***
カップ１８の頂点部分１９に固定され、その三次元形状
に従う。パッチ２ｏはブラジャー１６が着用された場合
に着用者の乳頭に面する外側の露出した面２２、および
カップ１８に面する内側の面２４をもつ。外側の露出し
た面２２は平滑な表面をもつことが好ましい。

パンチ２０は一般に快適ざのため薄手グージ（好ましく
は０．０１２−０．０１４インチ）であり、非伸縮性材
料、たとえば木綿、トリコット−ポリエステルまたはシ
ンプレックス（Ｓｉｍｐｌｅｘ）から作成されている。

所望によりパッチ２０はカップ１８と同一の材料で作成
されていてもよい。

パッチ材料は乳頭が透けて見えるのを避けるためにそれ
自身が、またはカップ材料と一緒になって、不透明性を
もつ。しかしパッチ材料が***カップ１８と明瞭なコン
トラストを生じないことが好ましい。従ってパッチ２０
はブラジャー１６の上にごく薄手の衣服を着た場合に認
められることはない。

パッチ２０はカップ１８の頂部１９をなだらかに覆い、
従ってブラジャー１６の着用者の乳頭（これを取り巻く
孔軸な含む）を隠蔽ないしは遮蔽するように限定された
寸法および形状をもつ。

パッチはここで述べたブラジャー１６の製造工程中にパ
ッチ２０がプリーツまたはしわを生じないことを確実に
するため、パンチ２００半分の部分が他の半分の部分の
鏡像である程度には少なくとも対称形であることが好ま
しい。さらに−パツチ２０を美的にみて快いものにデザ
インすることが好ましく、従ってパッチ２０が頂部１９
を越えて広がっていることが望ましい。第１０図のパッ
チ３０は上記の要件を満たす代替パッチ形状を示す。

すなわち８個の対称的に配置された花弁３１をもつパン
チ３０はプリーツ形成されにくく、かつ美的に快い。

パンチ２０はカップの生地に比して十分に剛性であり、
このためパンチ２０は着用者の乳頭に接触した場合これ
を内側へ押しつけることができる。

これはここに述べたように比較的剛性のパッチ生地を用
いることにより、および／またはこれに剛性を与える接
着剤を用いることにより達成される。

パッチ２０をカップ１８の頂部１９に縫いつけることも
できるが、パッチ２０の内面２４に施された接着剤の被
膜によりパッチ２０を各***カップ１８の頂部１９に接
着することが好ましい。接着剤はパッチ２０および***
カップ１８を成形する前にパンチ２０の内面２．４に塗
被され、ここに述べたようにパッチ２０および***カッ
プ１８の成形中に活性化された際にパッチ２０に若干の
剛性を与える。接着剤によりパンチ２０に与えられたこ
の曲げ剛性またはねじり剛性は乳頭を押しつける傾向を
示しなおかつなだらかな自然な輪郭を維持する。熱可塑
性のホットメルト接着剤、たとえば普通の成形温度で活
性化されるポリアミド系またはポリエステル系の接着剤
を用いることが好ましい。

このように乳頭パッチないしはカバー２０は、着用者の
乳頭（その周囲の孔軸を含む）が十分にかつ快適に覆わ
れ、隠されるような寸法、形状および配置をもち、この
ような材料で作成される。

パンチ２０は、パッチ２０およびカップ１８の不透明度
を選ぶことにより、カップ１８とまたはこの上に着用さ
れたぴったりした薄手の衣服と明瞭なコントラストを示
さない。さらに−パツチ２０に与えられた剛性は、乳頭
を押しつげ、これにより乳頭が着用者の***の自然な弧
状の線から突出するのを防ぐのに十分なものである。従
ってパッチ２０は薄手のブラジャー１６において乳頭が
透けて見え、また突出するのを快適に防ぎ、柔軟かつ自
然ではあるが慎ましい外観を与えることができる。

ブラジャー１６の***カップ１８は改変された一般的成
形装置を用いて、被覆された乳頭パッチ生地２０αを半
透明の***カップ生地１８（Ｚの中央部４６上にゆるく
乗せ、次いで生地２０２および１８αが双方とも平坦に
配置された状態で、パッチ生地２０αをカップ生地１８
αに同時に接着および成形して三次元カップ１８を形成
させる。得られたパッチ２０はカップ１８の三次元形状
に容易に従い、カップ１８の頂部に固着する。

第５〜８図に最も良くみられるように、成形装置４１は
保持装置３９ならびに位置決定および心合せ装置４０と
組合わせて用いられ、本発明によるカップ１８を形成す
る。第７図は当技術分野で周知の成形装置４１を示す（
たとえば米国特許第３．８８０，５６１号、１９７５年
４月２９日付与）。これはここに述べられたように極用
され、カップ１８の三次元形状をもつ上部ないしは雄型
の成形貰子３４．ならびに雄型貰子３４およびカップ生
地１８αをその中に受容するように適合させた相補の底
部ないしは雌型の成形貰子３６を含む。第８図に最も良
く見られるように、成形貰子３４および３６はこれらを
あらかじめ選ばれた温度に加熱するための一般的な手段
４２、ならびにさらに雄部成形貰子３４を雌型成形量子
３６の開口３８へ降下挿入する一般的な手段４４を備え
ている。

支持装置３９には好ましくは雌型成形量子３６と連結し
た一対のプレート３２および３３が含まれ、これらは事
実上乳頭カバー２０αをカップ生地１８αに対して位置
決定する間、およびブラジャーカップ１８を成形する前
に、カップ生地１８αおよび乳頭カバー２０αを保持し
、支えかつはさむ台となる。プレート３２および３３は
可動性であり、これによりプレート３２および３３は本
発明による成形工程と位置決定工程の間を移動する。プ
レート３２および３３は−これらがその間を移動するこ
とができるものである限り、上記の一般的な成形装置４
１、あるいはここに詳述した位置決定および心合せの装
置４０のいずれに連結していてもよい。プレート３２お
よび３ｒば、得られる成形カップ１８ｂ（第９図）の希
望する底部断面形状に対応する等しい開口３５をもつ。

底部プレート３２は成形前に水平に固定されて、カップ
生地１８αを支え、保持する。上部プレート３３は好ま
しくは底部プレート３２に丁番付けされ、これにより上
部プレート３３は開いた位置（第５図）または閉じてク
ランプされた位置（第６図）Ｋ回転することができる。

第５図および第６図に示されたように、位置決定および
心合せ装置４０によってパッチ生地２０αを成形前に乳
房カップ生地１８αの中央部４６に正確に位置決定し、
心合せすることができる。これは、パッチ２０αと同形
の開口５４をもつ頂部型板５２を備えたシャド９−ボッ
クス５０を含む位置決定装置４０上にあるプレート３２
にカップ生地１８αを平らに乗せた場合に達成される。

シャドーボックス５０内および型板′５２の下方に照明
源４８がある。これは型板５２に対して、生地１８αを
成形前にシャドーボックス５０上に置いたとき乳頭パッ
チの輪郭ないしは影５６（第６図）が照らし出されて見
えるように配置される。得られる輪郭５６の形状は開口
５４およびパッチ２０αに対応スる。あるいは輪郭５６
は照明源４８と支持プレート３２０間にパッチ２０１Ｚ
と等しい形状をもつ型板または不透明な領域をつるすこ
とによってカップ生地１８α上に投影できることも認識
すべきである。

パッチ生地２０αをカップ生地１８α上に配置する前お
よび２枚の生地２０αおよび１８αをカップ１８に成形
する前に、パッチ材料を裁断し、形作る。

得られるカップ１８のパッチ２０が着用者の乳頭を慎ま
しく覆い、なおブラジャー１６の内袖な外観および軽量
感を維持するためには、パッチ生地２０αは前述のよう
に限定された寸法および形状をもつことが見出された。

ノぐツチ材料は−パツチ生地２０αおよびカップ生地１
８１Ｚを三次元の形状に成形する際にプリーツまたはし
わの形成を避けるような形状に裁断されなければならな
い。多数のパッチ形状がこれらの要件に適合し、一般に
その審美性および／またはこれを用いるシラジャーその
もののデザインに基づいて選ばれる。希望する寸法およ
び形状を選んだのち−パツチ材料を裁断する（たとえば
打抜く）。

裁断前の感熱接着剤の被膜をノ々ツチ材料に施し。

これによりパッチ２０ａをここに述べた成形工程中にカ
ップ生地１８αに接着させることができる。この接着剤
は普通の成形温度で活性化され、分解はされないので、
パッチ２０αは成形工程中に同時に接着および成形され
て三次元形状を形成する。成形中に活性化された際、接
着剤は前述のようにパッチ２０に若干の剛性を与える。

パッチ２０αを塗被および裁断し゛たのち第５図および
第６図に示されるようにカップ生地１８Ｚをシャドーボ
ックス５０上に配置された底部プレート３２上に平らに
置く。まず上部プレート３３を回転させて開く。カップ
生地１８αを下部プレート３２の上に置いたのち、上部
プレート３３をカップ生地１８α上に閉じて、カップ生
′地１８αが開口３５上で、プレート３２と３３の間に
平らに置かれるようにする。照明源４８がパッチ２０α
と同じ形状の輪郭５６をカップ生地１８αの中央部４６
上に照らし出す。接着剤が塗被されたパッチ２ｏαを次
いで照らし出された輪郭５６と並置させて心合せし、重
力によりその場に保持する。

カップ生地１８αはその上に輪郭５６を照らし出すこと
ができるように半透明材料から作成されることを理解す
べきである。さらに、ノぐツチ２０αをカップ生地１８
αに乗せる位置は、パッチ２０がカップ１８の成形に際
して確実にその頂部１９に位置するものでなければなら
ない。

生地２０αおよび１８αをシャドーボックス５ｏの上方
のプレート３２および３３上に並置して位置決定したの
ち、生地２０αおよび１８αを保持したプレート３２お
よび３３をシャトゝ−ボックス５０上の位置決定ステー
ションから成形貰子３４と３６の間、詳細には雌型３６
の頂部に隣接した成形ステーションへ移動させる。先き
に示唆したように、位置決定装置４０または成形装置４
１を用いる種々の手段力ζプレート３２および３３を位
置決定ステーションと成形ステーションの間で移動させ
るために提供される。さらに、プレート３２および３３
に接続させることができるかまたはこれらと一体となっ
た別個の移動可能な構造物（たとえばローラーを備えた
移動可能な台）を用いて、プレート３２および３３を位
置決定装置から成形装置４１に移動させることができる
。

次いで成形貰子３４および３６を一目前の成形操作のた
めにあらかじめ選ばれた温度に加熱する。

雄型３４の温度、およびパッチ２ｏαがまず雄型３４と
接触してから雄型３４と雌型３６が互いに完全に接触す
るまでの期間は、接着剤の一部のみを活性化するように
選ばれる。雄型３４とパッチ２ｏαの初期接触から雄型
３４が雌型３６へ完全に挿入されるまでの期間も、さら
にここに述べるように成形工程中にパッチ２０αのプリ
ーツ形成を制限するという要望に基づいて選ばれる。他
方雌型３６は、生地２０αおよび１８が型負子３４およ
び３６と完全に接触した時点で接着剤を完全に活性化す
るように、また生地２０（Ｚおよび１８αを希望する三
次元の形状に適切に成形するのに十分なほどの温度にな
るように、雄型３４よりも高い温度に設定される。成形
操作中にパッチ２０αおよびカップ生地１８αの相対的
な動き（１ｃｒＩＬまで）があるので、これらの温度パ
ラメーターにより、接着剤がパッチ２０とカップ１８の
間の最終固定領域を越えて見えるのを防ぎ、これにより
カップ１８上のパンチ２０を取巻く接着剤の縁取りが見
苦しく見えるのを避ける。

これらの温度は、選ばれたホットメルト接着剤およびパ
ッチ材料、ならびに雄型が−ξラッチ０αと最初に接触
したのち雌型３６に完全に挿入された状態になるのに要
する時間に応じて変わるであろう。たとえばポ・ナアミ
ド系感熱接着剤をポリエステルトリコット製パッチに塗
被する場合、雄型３４を約３５０　’Ｐ　Ｋ加熱するこ
とができ、雄型３４がパッチ２０αおよび生地１８αと
最初に接触した時点から雄型３４が完全に雌型３６に挿
入されるまでは、一般に約４秒である。相補の雌型３６
は約４１５０Ｆに設定される。

型貰子３４および３６が適切に加熱されたのち一部７図
および第８図に概略的に示されるように。

雄型３４を一回の連続した下方への動きにより下降させ
てパッチ２０（Ｚと接触させる。雄型３４が下方へ進む
のに伴い（ただしパッチ生地２ｏαと接触させる前に）
、伸縮自在な一般的りランプ棒（図示されていない）が
同様に下方へ移動して、プレート３２および３３がこれ
らの間に平らに置かれた生地２０αおよび１８αを静止
した位置に置いた状態でしっかりと締め付ける。雄型３
４がパッチ２０αと最初に接触した時点から雄型３４が
雌型３６に完全に挿入されるまでは、一般に約２〜４秒
を要するであろう。成形順序のこの部分のタイミングは
、前述のように接着剤がパッチ２ｏとカップ１８の間の
最終固定領域を越えて見えるのを防ぐという要望、およ
びパッチ１８のプリーツ形成を避けるという要望により
指示される。従って雄型３４は徐々にかつ連続的に移動
しなければならない。雄型３４が中断せずに開口３８へ
下降し続けるのに伴い、パッチ生地２０αおよびカップ
生地１８αは乳頭パッチ２０が頂部１９に接着されて乳
頭パッチ２０がカップ１８の三次元形状に従った状態で
一体に成形されたカップ１８を形成する。

生地２０αおよび１８αは成形貰子３４と３６の間に約
３０秒間完全に接触した状態で成形される。次いで雄型
３４およびクランプ手段（図示されていない）を上方へ
移動させ、これにより得られたカップ１８ｈ（第９図）
を雌型３６から取出すことができる。

型温度および成形工程のタイミングは用いられる材料お
よび接着剤の種類に応じて変わると解すべきである。し
かし、ポリエステルトリコットをカップ生地１８αおよ
びパッチ生地２０ａの双方に使用し、ポリアミ、ド系ま
たはポリエステル系の接着剤を使用した場合、上記のタ
イミングおよび温度パラメーターが好ましいことが認め
られた。

成形されたカップ１８ｈを第９図に示すように取出した
のち、これを適切に裁断し、たとえばカップ１８を胴体
包囲ノミネル２８をもつ枠２６゛に縫い込むことにより
、乳頭を被覆しかつ押しつげる手段をもつ一般的ブラシ
ャーのアセンズリーに用いる。左と右のカップ１８は同
時に成形することができ、これらは鏡像対称関係にある
ことを理解すべきである。

従って、成形前の位置決定および心合せ工程によりパン
チ２０αがカップ生地１８αの中央部４６上に配置され
、得られる乳頭パッチ２０がカップ１８の頂部１９を確
実に覆う。さらに上記のような一単一の接着−成形工程
により感熱接着剤がパッチ２０とカップ１８の間の固定
領域に実質的に限定される。従ってパッチ２０は接着剤
により剛性となり、なおりツブ１８自体は成形中の生地
の動きにより起こる見苦しい接着剤を含まない。従って
先行技術の２工程接着−成形操作により起こる接着剤漏
れの問題は軽減する。最後に一本発明の接着−成形操作
は２つの別個の接着工程および成形工程に対し連続した
１工程で行われるので、パンチ２０のプリーツ形成が避
けられ、得られたパンチ２０は容易にカップ１８の三次
元゛形状に従う。

要約すると、ブラジャー１６は女性の乳頭を覆いかつ押
しつける手段を備え、これにより乳頭が透けて見えまた
突出するのが防止される。ブラジャー１６の乳頭パッチ
ないしはカバー２０は乳頭を押しつけるのに十分な程度
に剛性であり、なおかつ快適に着用される構造をもつ。

パッチ２０は筑頭（その周囲の孔軸を含む）を覆う寸法
および形状をもち、なおかつカップ１８または外衣と明
瞭なコントラストを生じないように加工されている。従
って薄手で裏当てなしのブラジャー１６はバストの弧状
の線に沿ってなだらかな輪郭を与え。

自然でありなおかつ慎ましい外観を与える。さらに、ブ
ラジャー１６は、照明および心合せ装置４０を用いて、
被覆されたパッチ２０αをカップ生地１８αの中央部４
６に簡単に配置し、次いで一般的な成形装置４１を用い
て生地２０αおよび１８αを単一の連続した工程で同時
に接着および成形して、容易に形状に従う剛性のパッチ
２０を含む成形カップ１８を形成させることにより容易
に製造できる。

以上の詳細な説明および図面は単に本発明を具体的に説
明するもの士あり、本発明をこの記述された形態に限定
することを意図するものではない。

当業者に明らかな改変および変更は特許請求の範囲に包
含されるものとする。たとえばここに開示された本発明
がブラジャーのみでなく、成形された***カップを含み
うる衣類（たとえば水着）のいずれにも使用できること
は認識されるであろう。

さらにカップ１８のパッチ２０は図示されたようにカッ
プ１８の内側の***を受容する面に配置されることが好
ましいが、乳頭パッチ２０をカップ１８の外面に接着さ
せて着用者の乳頭をなお覆いかつ押しつけることも本発
明の範囲に包含されると解すべきである。

【図面の簡単な説明】

第１図は使用者が着用した先行・技術の裏当てなしのブ
ラジャーの透視図であり； 第２図は使用者が着用した、本発明の原理による裏当て
なしのブラジャーの透視図であり；第３図は第２図に示
したブラジャーの前面平面図であり； 第４図は第３図に示したブラジャーの裏面平面図であり
； 第５図は本発明に従って使用する前の照明および心合せ
装置の分解組立て立面図であり；第６図は本発明に従っ
て使用中の第５図に示した装置の立面図であり； 第７図は成形員子に関して適所に配置された支持板アセ
ンブリーの前両立面図であり； 第８図は閉じた状態にある成形員子の前両立面図であり
； 第９図は本発明に従って仕上げられた成形カップの透視
図であり、；　そして 第１０図は本発明による乳頭カバーの他の形態の平面図
である。 図面中の各記号は下記のものを表わす。 １０：先行技術によるブラジャー；　１２：カツプ１４
：乳頭の位置；　１６：本発明によるブラジャー１８：
カツプ；　　　　２６：１８の枠２８：サイドパネル；
２０：乳頭パッチ（カバー）１９：カップの頂部；　２
２：パッチの外面２４：パッチの内面；　　３０：代替
パッチ２０α：パッチ生地；１８α：カップ生地４６　
：　１８αの中央部；　４Ｉ：成形装置３９：保持装置
；　４０：位置決定および心合せ装置３４：雄型；　　
　　　３６：雌型 ４２：加熱手段；　　　３８：雌型の開口４４：雄型の
挿入手段；３２：底部プレート３３：上部プレート；　
　３５ニブレートの開口５０：シャトゝ−ボックス；　
　５２：５０の頂部型板５４：５２の開口：　　４８：
照明源 ５６：パッチの輪郭 特許出願人　　インターナショナル・プレイテックス・
インコーホレーテッド （外４名）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１１比較的薄手の生地で作成された***カップであっ
   て、***カップの頂部において補足的な被覆を与えるた
   めにカップに固定された被覆手段、およびとの被覆手段
   に剛性を与え、それにより着用者の乳頭を隠しかつ押し
   つけ、これによって乳頭がカップから透けて見えまた突
   出するのを防ぐべく適合させた手段を特徴とする***カ
   ップ。 （２）被覆手段がカップの頂部を覆いかつカップの三次
   元形状に容易に従うパッチを含み−このパッチおよび乳
   房カップの生地が一緒になって着用者の乳頭を隠すのに
   十分な不透明度をもつことを特徴とする特許請求の範囲
   第１項記載の***カップ。 （３）剛性を与える手段が被覆手段をカップの頂部に固
   定するための接着手段を含み、この接着手段がノモツチ
   の***カップ生地に面する側に施され、パッチに乳頭の
   突出を防ぐのに十分な剛性を与えることを特徴とする特
   許 の***カップ。 （４）２個の比較的薄手の生地の***カップ、これらの
   ***カップを互いに結合するための手段、およびこれら
   の***カップを女性の胴体の囲りに固定するための手段
   を有するブラジャーであって、これらの***カップが、
   これらのカップの頂部において補足的な被覆を与えるた
   めに***カップ生地に固定された被覆手段、およびこの
   被覆手段に剛性を与え、それにより着用者の乳頭を隠し
   かつ押しつけ、これによって乳頭がブラジャーから透け
   て見えまた突出するのを防ぐべく適合させた手段を特徴
   とするブラジャー。 （５）被覆手段が各カップの頂部を覆いかつカップの三
   次元形状に容易に従うパッチを含み、このパッチおよび
   ***カップが一緒になって着用者の乳頭を隠すのに十分
   な不透明度をもっことを特徴とする、特許請求の範囲第
   ４項記載のブラジャー。 （６）ハツチによる被覆が木質的にカップの頂部にのみ
   限定されていることを特徴とする特許請求の範囲第５項
   記載のブラジャー。 （７）剛性を与える手段が被覆手段をカップの頂部に固
   定するための接着手段を含み、この接着手段がパッチの
   ***カップ生地に面する側に施され一パッチに乳頭の突
   出を防ぐのに十分な剛性を与えることを特徴とする特許
   請求の範囲第４項記載のブラジャー。 （８）第１の平坦な成形可能な生地、および第２の成形
   可能な生地およびこれに積層されたホットメルト接着剤
   からなる乳頭カバーノξツチを用いて加工され、該乳頭
   カバーがカップの頂部に位置する、実質的に薄手の成形
   されたブラジャーカップを製造する方法であって、平坦
   な乳頭カバーを平坦な状態で平坦な成形可能なブラジャ
   ーカップ生地の中央部に乗せる工程、この平坦なカップ
   生地および乳頭カバーに圧力および熱をかけて同時に乳
   頭カバーをカップ生地に接着しかつ乳頭カバーおよびカ
   ップ生地を容易に形状に従う三次元カップ形状に成形す
   る工程を特徴とする方法。 （９）位置を決定する工程が、平坦な成形可能なカップ
   生地を開口をもつ移動可能な支持員子上に置き、支持員
   子を通して乳頭カバーの輪郭をカップ生地の中心部に照
   らし出し、乳頭カバーとこの輪郭をカップ生地の中央部
   と並置した状態に心合せする工程を含むことを特徴とす
   る特許請求の範囲第８項記載の方法。 αＱ　圧力および熱をかける工程が、雄型成形員子を乳
   頭カバーのホットメルト接着剤が部分的に活性化される
   のに適した選ばれた温度範囲に加熱し、雌型成形員子を
   乳頭カバーのホットメルト接着剤が完全に活性化されて
   乳頭カバーおよびカップが成形される選ばれた温度範囲
   に加熱し、これらの加熱された雄型および雌型成形員子
   の間にある乳頭カバーおよびカップを成形して一体に成
   形された***カップを形成させる工程を含むことを特徴
   とする特許請求の範囲第８項記載の方法。