JPS5921654B2 - 溶融スラグ処理用回転ドラム - Google Patents
溶融スラグ処理用回転ドラムInfo
- Publication number
- JPS5921654B2 JPS5921654B2 JP55077865A JP7786580A JPS5921654B2 JP S5921654 B2 JPS5921654 B2 JP S5921654B2 JP 55077865 A JP55077865 A JP 55077865A JP 7786580 A JP7786580 A JP 7786580A JP S5921654 B2 JPS5921654 B2 JP S5921654B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molten slag
- drum
- slag
- drums
- rotating drum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
- Manufacture Of Iron (AREA)
- Furnace Details (AREA)
- Glanulating (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、急冷固化すべき溶融スラグの、付着性およ
び剥離性に優れた、溶融スラグ処理用回転ドラムに関す
るものである。
び剥離性に優れた、溶融スラグ処理用回転ドラムに関す
るものである。
例えば、高炉、転炉等の溶融スラグを急冷固化するため
の、溶融スラグの処理装置として、第１図および第２図
にそれぞれ示す装置がある。
の、溶融スラグの処理装置として、第１図および第２図
にそれぞれ示す装置がある。
第１図には、２ドラム式の溶融スラグの処理装置が、断
面図で示されている。
面図で示されている。
第１図に示すように、ホッパ１内には、１対のドラム２
，２′が水平に設けられている。
，２′が水平に設けられている。
ドラム２，２′は、同程度の長さ、同程度の径であり、
そして、軸方向にそって接している。
そして、軸方向にそって接している。
また、ドラム２，２′の接触部をその下向から上方に向
って、その表面が通過するように、ドラム２，２′は回
転する（回転方向を図中ａ 、 ａ’で示す）。
って、その表面が通過するように、ドラム２，２′は回
転する（回転方向を図中ａ 、 ａ’で示す）。
さらに、ドラム２，２′は、その内部に冷却水が流通す
ることによって冷却される。
ることによって冷却される。
ホッパ１の上部開口部１ａには、溶滓樋３の排出端部が
配置されている。
配置されている。
ドラム２，２′の上面間には、ドラム２，２′の表面に
近接して、せき止め４が設けられている。
近接して、せき止め４が設けられている。
せき止め４には、開口４ａが設けられている。
従って、溶滓樋３から排出された溶融スラグは、せき止
め４の開口４ａ内を通って、ドラム２，２′の接触部と
、ドラム２，２′の表面と、せき止め４とによって形成
された空間に流し込まれ、回転するドラム２，２′の表
面に付着する。
め４の開口４ａ内を通って、ドラム２，２′の接触部と
、ドラム２，２′の表面と、せき止め４とによって形成
された空間に流し込まれ、回転するドラム２，２′の表
面に付着する。
かくしてドラム２，２′の表面に付着した溶融スラグは
、ドラム２，２′によって急冷され、固化し、そして、
急冷固化したスラグは、ドラム２，２′の接触部の直下
に、ドラム２，２′の表面に接するように設けられたス
クレーパ５によって、ホッパ１内下部にかき落される。
、ドラム２，２′によって急冷され、固化し、そして、
急冷固化したスラグは、ドラム２，２′の接触部の直下
に、ドラム２，２′の表面に接するように設けられたス
クレーパ５によって、ホッパ１内下部にかき落される。
なお、ドラム２，２′内を流通する冷却水は、溶融スラ
グによって高温となるが、その熱は、気水ドラム６によ
って回収される。
グによって高温となるが、その熱は、気水ドラム６によ
って回収される。
第２図には、■ドラム式の溶融スラグの処理装置が断面
図で示されている。
図で示されている。
第２図に示すように、ホッパ１内には、１つのドラム２
が設けられており、ホッパ１の上部の開口１ａを通って
、溶滓樋３かも排出された溶融スラグは、ホッパ１内の
タンディシュ７内に流し込まれ、回転するドラム２０表
面に付着する。
が設けられており、ホッパ１の上部の開口１ａを通って
、溶滓樋３かも排出された溶融スラグは、ホッパ１内の
タンディシュ７内に流し込まれ、回転するドラム２０表
面に付着する。
か（してドラム２０表面に付着した溶融スラグは、ドラ
ム２によって急冷され、固化し、そして、急冷固化した
スラグは、スクレーパ５′によって、ホッパ１内下部に
かき落される。
ム２によって急冷され、固化し、そして、急冷固化した
スラグは、スクレーパ５′によって、ホッパ１内下部に
かき落される。
なお、ドラム２内を流通する、ドラム２の冷却水は、気
水ドラム６を通過する際に、気水ドラム６によって熱回
収される。
水ドラム６を通過する際に、気水ドラム６によって熱回
収される。
しかしながら、このような溶融スラグの処理装置の回転
ドラムにおいては、その表面に、溶融スラグな安定に付
着させ、かつ、急冷固化したスラグを安定に剥離させる
ことが困難であるという問題がある。
ドラムにおいては、その表面に、溶融スラグな安定に付
着させ、かつ、急冷固化したスラグを安定に剥離させる
ことが困難であるという問題がある。
即ち、従来、ドラム表面への溶融スラグの付着性および
剥離性が、溶融スラグの成分および温度、ドラムの材質
、表面温度、および表面性状、ならびに、溶融スラグと
ドラム表面との接触時間および接触圧力のいずれによる
ものかが、はとんど不明であった。
剥離性が、溶融スラグの成分および温度、ドラムの材質
、表面温度、および表面性状、ならびに、溶融スラグと
ドラム表面との接触時間および接触圧力のいずれによる
ものかが、はとんど不明であった。
そのため、例えば、付着性が悪いと溶融スラグの冷却効
率が悪くなりそのガラス化率が低下するし、特に、最悪
の場合には、全くドラム表面に溶融スラグが付着せずに
処理不能になるという問題があり、一方、例えば、ドラ
ム表面に溶融スラグが強（付着し過ぎると、スクレーパ
によるかき落しの際に、急冷固化したスラグの剥離性が
悪くなり、その結果、ドラム表面およびスクレーパの摩
耗が太き（なり、スラグのドラム間へのかみ込み（２ド
ラム式の場合）が生じ易くなって、ドラム表面およびス
クレーパの損耗が大きくなるという問題がある。
率が悪くなりそのガラス化率が低下するし、特に、最悪
の場合には、全くドラム表面に溶融スラグが付着せずに
処理不能になるという問題があり、一方、例えば、ドラ
ム表面に溶融スラグが強（付着し過ぎると、スクレーパ
によるかき落しの際に、急冷固化したスラグの剥離性が
悪くなり、その結果、ドラム表面およびスクレーパの摩
耗が太き（なり、スラグのドラム間へのかみ込み（２ド
ラム式の場合）が生じ易くなって、ドラム表面およびス
クレーパの損耗が大きくなるという問題がある。
そこでこの発明は、以上のような問題を解消すべくなさ
れたもので、 溶融スラグをその表面に付着させることによって急冷固
化し、そして、前記表面から急冷固化したスラグを剥離
することによって、急冷固化スラグを得るための、溶融
スラグ処理用回転ドラムにおいて、 前記表面を１２〜５００Ｓ（Ｓ：ＪＩＳ Ｂ１２Ｏ３
に規定する最大高さの許せる最大値によって指示した表
面あらさの数値に付す記号）のあらさにしたことに特徴
を有する。
れたもので、 溶融スラグをその表面に付着させることによって急冷固
化し、そして、前記表面から急冷固化したスラグを剥離
することによって、急冷固化スラグを得るための、溶融
スラグ処理用回転ドラムにおいて、 前記表面を１２〜５００Ｓ（Ｓ：ＪＩＳ Ｂ１２Ｏ３
に規定する最大高さの許せる最大値によって指示した表
面あらさの数値に付す記号）のあらさにしたことに特徴
を有する。
この発明においては、回転ドラムの表面を、ＪＩＳ
Ｂ・０６０１に規定する最大高さの許せる最大値によっ
て指示する表面あらさの表示で、１２〜５００Ｓのあら
さとする。
Ｂ・０６０１に規定する最大高さの許せる最大値によっ
て指示する表面あらさの表示で、１２〜５００Ｓのあら
さとする。
上述のように数値限定した理由は次の通りである。
即ち、５００Ｓを越えたあらさにドラム表面を加工する
ことは困難であり、しかも、５００Ｓを越えた表面あら
さでは、溶融スラグがドラム表面に強く付着し過ぎてそ
の剥離性が悪くなってしまうからである。
ことは困難であり、しかも、５００Ｓを越えた表面あら
さでは、溶融スラグがドラム表面に強く付着し過ぎてそ
の剥離性が悪くなってしまうからである。
一方、１２８未満の表面あらさでは、ドラム表面は滑ら
かになりすぎて、溶融スラグの付着性が悪（なるからで
ある。
かになりすぎて、溶融スラグの付着性が悪（なるからで
ある。
次いでこの発明の実施例について説明する。
ドラム径：４００ｍｍφ、および２０００ｍ１φドラム
回転数：３〜１５ ｒ、ｐ、ｍ。
回転数：３〜１５ ｒ、ｐ、ｍ。
ドラム温度：１０〜３５０℃
接触圧カニ ０〜３０００ｍ１Ｈ２０
であって、表面あらさ１０〜５００Ｓの、本発明ドラム
１〜７、および比較ドラム１〜２を作成し、これらを装
着した２ドラム式溶融スラグ処理装置（第１図参照）を
使用し、 高炉スラグおよび転炉スラグを、１３５０〜１５００℃
の受入温度で、前記２ドラム式溶融スラグ処理装置に供
給し、ガラス質の急冷固化スラグを製造した。
１〜７、および比較ドラム１〜２を作成し、これらを装
着した２ドラム式溶融スラグ処理装置（第１図参照）を
使用し、 高炉スラグおよび転炉スラグを、１３５０〜１５００℃
の受入温度で、前記２ドラム式溶融スラグ処理装置に供
給し、ガラス質の急冷固化スラグを製造した。
その結果を第１表に示す。表中、付着性の欄において、
×：付着せず。
○：付着した。
◎：極めて良（付着した。
であり、
剥離性の欄において、
○：スクレーパにより良好に剥離した。
◎ニドラム下部で自重により自然剥離し落下した。
である。
表から、本発明ドラムが、付着性および剥離性に優れて
いることが明らかである。
いることが明らかである。
以上説明したように、この発明においては、溶融スラグ
の付着性および剥離性に優れた、溶融スラグ処理用回転
ドラムを得ることができる。
の付着性および剥離性に優れた、溶融スラグ処理用回転
ドラムを得ることができる。
第１図は２ドラム式溶融スラグの処理装置の断面図、第
２図は１ドラム式溶融スラグの処理装置の断面図である
。 １・・・・・・ホッパ、２，２′・・・・・・ドラム、
３・・・・・・溶滓樋、４・・・・・・せき止め、５・
・・・・・スクレーパ、６・・・・・・気水ドラム、Ｔ
・・・・・・タンディシュ。
２図は１ドラム式溶融スラグの処理装置の断面図である
。 １・・・・・・ホッパ、２，２′・・・・・・ドラム、
３・・・・・・溶滓樋、４・・・・・・せき止め、５・
・・・・・スクレーパ、６・・・・・・気水ドラム、Ｔ
・・・・・・タンディシュ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 溶融スラグをその表面に付着させることによて急冷
固化し、そして、前記表面から急冷固化したスラグを剥
離することによって、急冷固化スラグを得るための、溶
融スラグ処理用回転ドラムにおいて、 前記表面を、１２〜５００Ｓ（Ｓ：ＪＩＳ Ｂ１２Ｏ
３に規定する最大高さの許せる最大値によって指示した
表面あうさの数値に付す記号）のあらさにしたことを特
徴とする溶融スラグ処理用回転ドラム。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55077865A JPS5921654B2 (ja) | 1980-06-11 | 1980-06-11 | 溶融スラグ処理用回転ドラム |
| US06/266,819 US4362504A (en) | 1980-06-11 | 1981-05-26 | Apparatus for manufacturing a rapidly cooled solidified gas having rotating cooling drum |
| GB8117334A GB2078709B (en) | 1980-06-11 | 1981-06-05 | Rapidly cooled solidified slag |
| CA000379276A CA1160840A (en) | 1980-06-11 | 1981-06-08 | Apparatus for manufacturing a rapidly cooled solidified slag having rotating cooling drum |
| DE3122807A DE3122807C2 (de) | 1980-06-11 | 1981-06-09 | Vorrichtung zur Herstellung einer schnellgekühlten, erstarrten Schlacke |
| FR8111528A FR2484454A1 (fr) | 1980-06-11 | 1981-06-11 | Appareil pour la fabrication d'un laitier solidifie par refroidissement rapide, comportant un tambour refroidisseur tournant |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55077865A JPS5921654B2 (ja) | 1980-06-11 | 1980-06-11 | 溶融スラグ処理用回転ドラム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS574223A JPS574223A (en) | 1982-01-09 |
| JPS5921654B2 true JPS5921654B2 (ja) | 1984-05-21 |
Family
ID=13645941
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55077865A Expired JPS5921654B2 (ja) | 1980-06-11 | 1980-06-11 | 溶融スラグ処理用回転ドラム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5921654B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000036520A (ja) | 1998-05-15 | 2000-02-02 | Nec Corp | フリップチップ実装方法及び装置 |
-
1980
- 1980-06-11 JP JP55077865A patent/JPS5921654B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS574223A (en) | 1982-01-09 |
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