JPS59213016A - 磁気記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明の第１の目的は一般の磁気記録装置としては勿論
のこと５％に可撓性ディスクに高密度に記録する磁気記
録装置として有用な磁気記録装置を提供するにある。

他の目的は磁気ヘッド駆動回路に比較的簡単な回路を付
加するだけで性能向上を図ることのできるものを提供す
るにある。

近時、その使い勝手の良さから事務能率向上用に可撓性
ディスクを用いた磁気記録装置が、盛んに用いられてい
ることは周知の通シであるが、更に高記録密度化並びに
小型化全目的とする研究が進められている。

本発明もこの目的を達成する一手段として成されたもの
である。　　　゛ 現在一般に用いられている可撓性ディスク用磁気記録装
置の磁気ヘッド用磁性体としては抗磁力が約３００エル
ステツドのものが用いられている。

これに対し、高記録密度用の磁性体としては抗磁力が約
６００エルステツドと云う大きなものが用いられている
。

このように抗磁力が大きいことは減磁に対する抵抗力か
強い事を意味する反面、記録及び消去の為の磁界の強さ
が大きいことが必要となシ％仁の為磁気ヘッドの残留磁
気も大きくなってしまうので、それによる不都合を生じ
ることになる。

即ち、消去磁気ヘッドの残留磁気が大きいと、磁気媒体
に記録されたデータ上を消去磁気ヘッドが摺動すること
によシ、その減磁作用によって記録データの再生出力振
幅が減小せしめられることになるので、再生性能に影響
を及ぼすことになる。

そこで１本発明は、磁気ヘッドの残留磁気が少い優れた
磁気記録装置を提供しようとするものである。

即ち５本発明は磁気ヘッドの駆動コイルに駆動電流を流
している時に駆動コイルに蓄えられた磁気エネルギーを
利用し、消勢完了後、新たに付加した自己消磁回路によ
って生じる時間と共に減衰する交流電流を駆動コイルに
流して磁気ヘッドの消磁を行なって記録媒体に対する磁
気ヘッドの減磁作用を改善するようにしたものである。

第１図は本発明の原理説明因で、横軸は磁界の強さの強
さＨ１縦軸は磁束密度Ｂを示している。

従来の磁気記録装置では、駆動コイルに流す直流電流を
切ると、駆動中１１点にあった磁気ヘッドの磁束密度は
矢印方向に減磁し、残留磁束密度はＢｌとなるが、それ
以下には減小しないのでこれが問題を起すのである。

本発明は、駆動電流ｒＢを切った後、第２図に示すよう
に自己減衰する交流消磁電流を流すことにより、磁束密
度が０に収斂するようにしたものである。

ここで第１図と第２図を対応させると、第１図に示すＢ
−Ｈ１ｉｌｌ＠！上の２１点は、第２図におけ゛る消去
電流ＩＮに対応し、２２点は■２に対応する。

駆動コイルに流す電流が第２図に示すように変化すると
、Ｂ−Ｈ特性は第１図に示したＢ−Ｈ曲線上をＰ１→Ｐ
２→Ｐｓ・・・と変化し、残留磁束密度がＢ１→Ｂ２→
Ｂｓ→・・・と小さくなる。

本発明はこのような働きをするＬＯ共振回路から成る自
己消磁回路を磁気ヘッド駆動回路に設けたものである。

以下消去磁気ヘッドに木兄ＢＡを適用した場合の実施例
について説明すれば次の通シである。

第３図は本発明の実施例を示すもので１は消去磁気ヘッ
ド、２は消去電流コントロール用スイッチＳＷと消去磁
気ヘッド１の間に設けたＬＯＲ共振回路、Ｅは直流定電
流源ｂ　ＬＢは消去コイル、ｒ鱒消去コイルＬｌｌの内
部抵抗である。

ここで消去電流をｉＢ、固有角周波数をωｎ、角度をφ
とし、消去コイルＬＢのインダクタンスをＩＦ３〔Ｈ３
、消去コイルの内部抵抗ｒＨの抵抗値’ｆｃ　ｒｎｃΩ
〕。

（但しγＢ＃０）ｈ消去コイルに直列に接続されたコイ
ルＬのインダクタンスをＬ［ＨＪ　＆電源に対し並列に
接続したコンデンサＣと抵抗凡の値を夫々０ＦＦ）　％
几〔Ω〕とすると、スイッチＳＷが閉じている時。

即ち、消去磁気ヘッド１が働いている時の消去電流１Ｂ
は直流定電流源Ｅの電流に等しい。

この状態でスイッチＳＷを第２図におけるｔ＝０点で開
いた時の消去電流３Ｆ＋（ｔ　）は、下記（１）式で表
・・・（１） φ−ｔ　ａ　ｎ−”凸：で　　　　　　　　　・・・（
旬ζ である。

上式においてζく１となる様に几、０．Ｌを選ぶと、（
１式は第２図に示すような減殺振動となる。

従って、この様に振動しながら減衰する交流電流を消去
コイルＬＨに流せばその交流消磁作用により残留磁束密
度を小さくすることができる。

なお、第３図の実施例において、抵抗几は省略する場合
もある。

第４図は異なる実施例を示すもので、第３図に示すもの
が、コンデンサと抵抗几を直流定電流源Ｅに対して去列
に接続したものに対し、直列に接続した場合Ｔ、Ｌ、Ｏ
，几の値を適当に選ぶことによシ、同様の働きをさせる
ことができる。

以上ここでは可続性ディスク使用の磁気記録装置の消去
磁気ヘッドに適用した場合の実施例について説明したが
、一般の磁気記録装置の消去磁気ヘッドに対しても適用
が可能である。

一般の消去磁気ヘッドへの適用に関しての注意点は消去
終了後の減衰振動喧流にょシ媒体に記録が残る。仁れは
本発明の適用を制限するものではない。

またここでは消去磁気ヘッドに直流電流を流した時の説
明をしたが１本発明の原理は消去コイルに蓄えられた磁
気エネルギを消磁に利用するものであることから解る様
に、消去電流をオフした時の消去電流にのみ関係する為
、交流電流を流す消去磁気ヘッドにも適用可能である。

また、データの書き込み用ヘッドにも適用可能である。

なお消去コイルに直列に接続したインダクタンスＬは１
本質的なものではなく消去ヘッドのインダクタンスの値
によって不要となる場合がある。

従って、本発明はここに例示したもののみに限定される
ものでないことを諒承すべきである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の詳細な説明するためのＢ−Ｈ曲線図、
第２図は本発明における消去電流特性囚。 第３図及び第４図は夫々本発明の実施例の電気回路図で
ちる。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　消去用磁気ヘッド駆動回路にＬＯ共振回路か
   ら成る自己消磁回路を設けたことを％徴とする磁気記録
   装置。 ■）　書込用磁気ヘッド駆動回路に共振周波数〃；曹き
   込み信号と共振を起さない周波数としたＬＯ共振回路か
   ら成る自己消磁回路を設けたことを特徴とする磁気記録
   装置。