JPS59212642A - ボイラ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、主として高圧ポンプを介し洗滌銃より高圧の
温水もしくけ冷水を噴射して自動歪等の洗滌を行なう高
圧温水洗滌機において温水を得るための手段として中い
られる貯湯式ボイラーに関するものである。

貯湯式ボイラーは、ボイラーの缶体内に加熱ノ（イブを
コイル状に巻回して長く配設した加熱コイル式ボイラー
と異なり単位時間内における温水供給量を増大せしめる
ことができるか、構造上大容量であるため、所望温度の
温水を得るために比較的時間がかかり、熱効率が加熱コ
イル式ボイラーに比して良好とけいい難たいものであっ
た。そこで、従来の貯湯式ボイラーにおいては、熱効率
を高めるために、ボイラー缶体内に導入された水の水路
およびバーナーの火炎の通路を多数個所に亘って屈曲さ
せる等工夫を施し、可及的に広範囲に亘って加熱される
ようになしていた。しかし、この場合にはボイラーの缶
体内の構造かきわめて複雑となるという難点を有する上
に、そのためにカロ熱によって°生ずる水の対流現象お
よび上′ｙ５に向つて進行する火炎の進行方向を一部妨
げ抵抗を生ずる懸念もあり、熱効率の点でも炉はど効果
的でになかった。

本発明に、加熱ＶＣよって生ずる水の対流現象およびバ
ーナーの火炎の進行方向を妨げることなく、この現象を
合理的に利用してきわめて簡潔な構造により上記従来の
貯湯式ボイラーの有する難点を解消し得るボイラーを提
供することを目的とする。

別紙図面について本発明実施の一例を説明する。

１け、ボイラーの内借で、長さ方向−側壁にバーナ−１
１付口２が設けられており、内部は燃焼室３となってい
る。４げ、該内借１の外面に適宜間隔を配して内借を包
囲する状態で配役はれたボイラーの外缶で、外缶４と内
借１との間の空間ｓは水源に接続ぜる貯湯室５となって
いる。内借の燃焼室３内Ｋに、バーナー取付口２より上
方の位置に、バーナー取付口がわの一側壁より反対がわ
他側壁Ｋ　（Ｂって両端部が貯湯室５と接続する適宜数
の加熱バイブロが漸次土万に＃ｌ斜する状態で配設され
ている。各加熱バイブロは７４図示の如く、上下方向に
隣接するパイプ相互がｌｘり合わな因ように交互に位置
をずらせて配置されている。この燃焼室３内における適
宜数の加熱バイブロのバーナー取付口２がわ下節Ｋに、
Ｊ１３図、１４図示の如く、加熱バイブロの長での約半
分程の寸法の巾を有する火炎方向制御板７が、燃焼室３
の巾方向両側壁に亘り加熱バイブロの傾斜に沿って配役
はれている。燃焼率３内に傾斜状にかけわた坏れた加熱
バイブロの高位置がわにおける外缶４の側端部上方には
、貯湯室５に接続するシスタンク８が外缶と一体に突出
形成されて粘る。シスタンク８（ハ）には下側部が前方
に向って下方に傾斜する仕切り板９が配設づれており、
シスタンク８内σこの仕切り板９により給水室１０と温
水室１１に区画はれている。仕切り板９の下端部は、２
３図、）Ｐ４図示の如く、外缶４の上面板より下方に突
出し、内借１の上面板とは微量＠を配するとともＫぞの
巾方向−側端部がわに臨んでいる。１２はシスタンク８
の給水室１０がわ側壁に設けられた給水口で、給水管に
接続するとともに、フロートが温水室１１内に位置する
状態でポールタップ（図示せず）が取す付けられる。１
３は仕切り板９に設けられた是孔で、ポールタップのフ
ロート取付杆を遊ｆＩＴ−するためのものである。１４
．＋５．．１６に夫々シスタンク８の温水室１１がわ側
壁に設けられた給湯管取付口、貯湯室の温度制御をなす
潤度調節器の検出部取付口、沿水管増付口である。洗滌
機においては給湯管は高圧ポンプの吸引口に接続する。

１７げ煙突で、下端部は燃焼室３内に突出しその下面開
口部に燃焼室内に傾酬状にかけわたされた加熱バイブロ
の低位置がわ上面に近接する状態で貯湯室５を貫通し外
缶４の上面［９出形成されている。１８にシスタンク８
に設けられた加熱防止用のハイリミットスイッチ、１９
ｒ、ｔｊＦ？湯室５に設けられた水圧を感知する圧力ス
イッチで空炊きを防止するためのものである。２０，２
１に夫々炉焼室３、貯湯室５のドレンである。２２．２
３け外缶４の底面に設けた一対の取付脚で、シスタンク
８がわの取付脚の方が他方の取付脚より背高がやや高く
なっており、ボイラーを洗滌機）機枠内等に配設した場
合、貯湯室５に全体にシスタンク８がわに向ってやや上
方に傾斜するようになっている。

しかして、上記実施例に係るボイラーの作用について説
明する。シスタンク８の給水室１０内に水道等の水源に
より給水すると、給水はれた水は仕切り板９の下側部の
傾斜に沿って貯湯室５のボイラーの缶体の巾方向がわ一
１ｕＯｓの部分よ゛り底部に向って落下し、次矛に貯湯
室の上方の部分１１］’ｊで貯溜きれる状態となる。バ
ーナーを作動きせると、火炎の進行゛経路は牙３図矢印
の如くなる。即ち火炎は、燃焼室３内を前方に向う他煙
突１７の配置すれている方向即ち上方に向おうとするが
、そのバーナー取付口２の上ヵには火炎方向制御板７が
位置しているので直接上方に進むことにできず、火炎方
向制御板７に沿ってしたがって加熱バイブロの下面に沿
って斜め上方に進み、火炎方向制御板７か位置していな
い加熱バイブロの高位置がわ端部より各加熱バイブロ間
の間隙をぬって燃焼室３の上方に進むとともに、各加熱
バイブロの上面を加熱バイブロの低位＠側に配＃これて
いる煙突１７に向つ′Ｃ進む。しかし、煙突１７げその
下端部間口面が加熱バイブロの低位置側上面に近接配置
きれるように下端剖が燃焼室内に突出しているので、火
炎は直ちに煙突より外部に排出でれることはなく、煙突
の燃焼室内に突出している下側部を廻り込む状態で煙突
より排出される。したがって、加熱バイブロの高位置が
わ端部より加熱バイブロの上面に抜けた火炎は、加熱バ
イブロの上面をそれに沿って進むとともに、加熱ノくイ
ブ６の低位蓋がわ端部より各加熱バイブロ間の間隙をぬ
って煙突１７に向う。しかして、給水された水に、内借
１同囲における貯湯室５内において一次加熱されて加温
された水が対流により上昇し、燃焼室３の上方に傾斜状
に配役てれた適宜数の加熱バイブロ内に入り、各加熱バ
イブロの外面？その全長に亘って均一に、加熱する火炎
により二次加熱でれて温度上昇し、加熱バイブロの傾斜
に沿って流れ、その高位置がわ端部より貯湯室５の上方
に位置するシスタンク８の温水室１１内に上昇し該部内
に貯湯される。

なお、温水室１１の給湯口１４の下面には適宜長ζに亘
って消泡板２４が設けられており、高圧ポンプ内に加温
された温水の気泡が吸引されないようになしている。

な卦、上記実施例においてけ、外缶４の上面にシスタン
ク８を設けるものを示したが、シスタンク８は下面にお
いて貯湯室５に接続していてその温水室１１は貯湯室５
の一部をなすものであるから、必ずしもシスタンク８を
外缶４の上面に設けなくても貯湯室５の上刃部分の空間
を太きくとり、該部に給湯口を設けるようになしてもよ
い。また、シスタンク８を外缶４に一体ｖｃ接続しなく
ても接続管を介して外缶４の外部に配置するようｖｃ７
！してもよい。さらに、給水口は仕切り板９を介してシ
スタンク８内に区画形成した給水室１０ｖｃ設けるもの
を示したが、貯湯室５０下側部に設けるようｖｃなして
もよい。その際給水の自動制御をなすボールタップは、
給水口と水源との間に水槽を設けてその水槽内に設ける
、或すは貯湯室５に接続管を介してシスタンクを接続し
そのシスタンク内に設けるようｖｃ′ｆｘ丁。ざらに捷
た、煙突１７に、外缶４の上面板より上方に突出するも
のを示したが、下側端部を燃焼室３内に位置せしめ外缶
４の仙［力より外面に突出するようＶＣなしてもよい。

本発明は叙上のように、内借の長で方向−側壁にバーナ
ー取付口を設けて内部を燃焼室となし、該内借の外面に
適宜間隔を配して外缶を配設して外缶と内借との間の空
間部を水源に接続せる貯湯室となし、内借の燃焼室内の
バーナー取付口より上方の位＃にバーナー取付口がわの
一側壁より反対がわ他側壁に亘って両端部が貯湯室と接
続する適宜数の加熱パイプを漸次上″：）ｊＫ傾斜する
状態で配設し、該燃焼室内における加熱パイプのバーナ
ー取付口がわ下面に燃焼室の巾方向両側壁に亘る適宜中
の火炎方向制御板を配設し、燃焼室内に傾斜状にかけわ
たされた加熱パイプの高位置がわ端部が接続する位＃に
おける貯湯室の上部に給湯口を設けるとともに、該燃焼
室内における加熱パイプの低位置がわ上面に下端部間口
面が近接する状態に煙突を配設してボイラーを形成した
ので、次の効果を有する。

即ち、給水された水の道路げ、面状の内借１と外缶４と
の空間部である貯湯室５と燃焼室３内に傾斜状に配設さ
れ貯湯室５と接続する適宜数の加熱バイブロとからなっ
ており、従来のボイラーのように水の通路が多数個所に
亘って屈曲するような複雑な構造となっておらず、した
がって、水の加熱によって生ずる対流現象を妨げるよう
なおそれ例えば−上昇方向へ進む温水を一時的に下方へ
向わせるようなことにない。１だ、バーナーの火炎のｊ
ｌｌ路においても、面状の内借１の内部の燃焼室３と、
バーナー取付口２の上方加熱バイブロの下面に適宜中に
亘って配設された火炎方向制御板７と、燃焼室３におけ
る傾斜状の加熱バイブロの低位置がわ上面に下端部間口
面が近接配置でれる煙突１７とからなっており、従来の
ボイラーのように火炎の通路が多数個所に亘って屈曲す
るような複雑な杯漬となっておらず、したがって火炎が
上方へ向って進行する現象を妨けるようなおそれ例えは
上昇方向へ進む火炎を一時的に下方に向わはせるような
ことはな１八。よって、給水された水け、加熱による対
流現象ｆ：損われることなく円滑に貯湯室５内を上昇す
るとともに、加熱バイブロ内をその傾斜ＶＣ沿って高位
置がわに向って流れ、貯湯室５の上部へ％られる。−万
、バーナーの火炎も、バーナー取付口２上万の火炎方向
制御板７により燃焼室３を通って直ちに煙突１７より排
出されるようなことはないとともに、そＩＬによって上
方に向って進行する現象を損われることなく円滑に火表
方向制御板７に沿ってしたがって加熱バイブロの下面に
沿って加熱バイフロの高位置−かわｌに部に向って進み
、核部より加熱バイブロの上面がわに抜け、加熱バイブ
ロの低位器がわ上面に近接配置はれた煙突１７の下端御
開口面へと導かれ煙突１７より外地へ排出される。した
かって鮎焼室３内に配設された適宜数の加熱バイブロげ
その全長に亘り全外向面がバーナーの火炎により均一に
力ｌ］熱される。したがって、以上の給水された水の通
路とバーナーの火炎の通路の構漬により、給水された水
は、燃焼室３内を通週するバーナーの火炎によって先ず
燃焼室３周囲の貯湯室５内において一次加熱されて温度
上昇し、次いで燃焼室３内の加熱バイブロ内を上方に向
って移行する際に加熱バイブロの全外筒面を均一に加熱
する状態で煙突へと導かれる火炎により二次加熱されて
更に温度上昇し貯湯室５の上部へと集められる。したが
って従来のボイラーと異なり、加熱による水のれた水の
加熱を行なうことができるので、従来のボイラーに比し
て給水された水に対する熱交換率を無駄なく確実に良好
になすことができ、その結果大容葦の貯湯式ボイラーに
おいて所望温度の温水を迅速に得ることができるととも
に、燃料費の節約を１丁ことができる。しかも、上記の
如くボイラーの全体構造がきわめて簡潔であるので、製
造上好適であり、価格を低兼なものとなすことができる
とともに、大容量を維持して可及的に小型化することが
できる。

また、従来のボイラーのように一時的にしろ給水され加
温される水および火炎の円清な進行を妨げるような構造
になっている場合Ｋに、熱効率が低下するばかりでなく
、円滑な進行を妨げられることによって生ずる抵抗によ
りボイラーの缶体内に不必要な圧力がかかり、故障の原
因につながるものであるが、本発明においては、上記の
如く給水され加温される水および火炎の進行は円滑に行
われるので斯かるおそれは全くない。ちなみに、本発明
に係るボイラーの熱効率は、従来のボイ２−が約７０％
程度であったものを約９０％程度に１で高めることが実
験により確認された。

なお、上記実施例で示したように、傾斜した加熱バイブ
ロの高位置がわ端部が接続する貯湯室５０部分がわの外
缶４の側端部上面に、下面において貯湯室５と接続する
シスタンク８を一体に突出形成した場合には、シスタン
ク８内には常に所望温度の温水のみが効率よく集められ
るので使用上好適であるとともに、シスタンク８を貯湯
室５と配管を介して接続し外地に設ける場合に比しボイ
ラーの全体構造を可及的に小型化することができ、特に
機枠内に種々の構成要素を組み込む洗滌機に使用した場
合好適であり、また、ボイラー缶体内の貯湯室５がシス
タンク８を介して大気に接続することとなるので、開放
型ボイラーとなり、万一過熱した場合の蒸気圧による爆
発はなく、安全である。さらに、シスタンク８内を、冷
水と温水との混合全規制し給水はれた冷水を貯湯室５の
底部Ｖこ向って直行ζせる仕切り板９を介して、給水室
１０と温水室１１とに区画し、シスタンクにボールタッ
プ等の自動給水制御装（ｔを設けた場合にけ、給水部と
温水取り出し部と給水制御部が一個所に集中し配管構成
等が簡潔とｌＯ製造上好適であるとともに、全体構造を
一層小型化することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明実施の一例を示すもので、第１図は分解斜
視図、２２図は一部を省略した平面図、第３図は縦断正
面図、第４図は縦断側面図である。 ｌ　・・・嗜・・内　缶　　　２・・・・・・バーナー
取付目３・拳・・・・燃焼室　　４−・・・・・外　缶
５・・・・・・貯湯室　　６・・・・・・加熱ノ（イブ
７・・・ｅ・・火炎方向制御板　１７・・・・・・煙　
突特許出願人　　株式会社　共和製作所

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 内借の長さ方向−側壁にバーナー取付口を設けて内部を
   燃焼室となし、該内借の外面に適宜間隔を配して外缶を
   配設して外缶と内借との間の空間部を水源に接続せる貯
   湯室となし、内借の燃焼室内のバーナー取付口より上方
   の位置にバーナー取付口がわの一側壁より反対がわ他側
   壁に亘って両ＺＭ　ＨＬが貯湯室と接続する適宜数の加
   熱パイプを漸次上方に傾斜する状態で配設し、該燃焼室
   内における加熱パイプのバーナー取付口がわ下面に燃焼
   室の巾方向両側壁に亘る適宜中の火炎方向制御板を配設
   し、燃焼室内に傾斜状にかけわたされた加熱パイプの高
   位置がわ端部が接続する位置における貯湯室の上部に給
   湯口を設けるとともに、該燃焼室内における加熱バイブ
   の低位置がわ上面に下端部間口面か近接する状態に、煙
   突を配設したことを特徴とするボイラー。