JPS5921005B2 - 写真カメラ - Google Patents

写真カメラ

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JPS5921005B2
JPS5921005B2 JP48093235A JP9323573A JPS5921005B2 JP S5921005 B2 JPS5921005 B2 JP S5921005B2 JP 48093235 A JP48093235 A JP 48093235A JP 9323573 A JP9323573 A JP 9323573A JP S5921005 B2 JPS5921005 B2 JP S5921005B2
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JP
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step switch
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JP48093235A
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JPS4960531A (ja
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ペ−テル シユトラウス カ−ル
コラ− ビルヘルム
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ROORAI UERUKE FURANKE UNTO HAIDETSUKE
Original Assignee
ROORAI UERUKE FURANKE UNTO HAIDETSUKE
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Publication date
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Publication of JPS4960531A publication Critical patent/JPS4960531A/ja
Publication of JPS5921005B2 publication Critical patent/JPS5921005B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B7/00Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
    • G03B7/08Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
    • G03B7/091Digital circuits
    • G03B7/097Digital circuits for control of both exposure time and aperture

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、露出過程前と露出過程中と、露出終了後のカ
メラのセツト中にカメラの種々の機能動作を制御するプ
ログラム制御装置を有する写真カメラに関する。
電子的絞りシャツタと自動露出回路とを備えた(ドイツ
連邦共和国特許出願公開第2141943号公報から)
公知の写真カメラは、所定のプログラムに従つて露出お
よびシャツタレリーズの経過を匍脚する制御装置を有し
ている。
カメラのレリーズノブを介して制御装置を投入接続する
と、機械的制御機購が始動し、この機構は各ステツプに
おいて所定の動作をトリガする。即ち第1ステツプにお
いては、露出制御回路が作動され、この回路がEE測定
方式で、必要な絞りの開口値を決定する。
その際ストツパが決定された絞り開口値に応じて調整さ
れ、これによりシヤツタ羽根はこの絞り値になるまでし
か開かず、この位置に達すると、1つの電気信号により
トリガされた保持部材によつて保持される。次のステツ
プにおいて、制御装置はシャツタ羽根の駆動機構を投入
接続し、その結果シャッタ羽根は予め設定された絞り値
まで開く。
同時に制御装置は、露出制御回路の動作を、絞り値設定
動作から露出時間決定のための動作へと切換えられる。
次にシャツタ羽根を閉じる駆動機構が作動され、露出制
御回路からの信号に応じて駆動機構がシヤツタ羽根閉成
動作を開始する。フィルム露光後に制御装置がりセツト
され、シャッタも準備位置にセツトされる。
これにより、制御装置も最初のプログラムステツプに戻
される。この形式の機械的制御装置は、その慣性モーメ
ントにより、好ましくない始(起)動時間のずれや遅延
時間で動作するという欠点を有し、また所要スペースが
大きく、且つ多量の写真を撮影すると摩耗して故障し易
いという欠点もある。その上この形式の機械的制御装置
では、写真撮影過程がレリーズキ一の操作のたびに同一
のプログラムに基いて行なわれ、制御装置全体を別り制
御装置に代えなければ制御プログラムを変更することが
できない。従つて本発明の目的は、写真撮影に関与する
各カメラ素子の始動により開始される、写真撮影に必要
な総べてのプロセスが電子的に結合されており、且つ容
易に取換できるプログラムに従つて論理的に制御される
ようになつており、さらにプログラムの内容をプリセツ
トによつて変更可能であり、前記電子的結合において、
個々の動作を任意に省略、停止、飛越し(ジアップ)、
繰返しを行なえるような写真カメラを提供することにあ
る。
本発明の写真カメラによつて、上述の欠?を総べて取除
けるだけでなく、写真撮影に関与するカメラ素子間の作
用結合が従来の複雑な歯車伝動連結装置によらず、その
代りに電子結合装置により実現できる。この電子結合装
置は歯車伝動連結部に比べ製造が容易であり、もつぱら
既存の素子を用いて構成することができる。更にこの電
子結合装置によつて、各カメラ素子間の作用結合を容易
に安価に変形および変更することができるようになるの
で、使用後(殊にカメラ生産者側で)露出プログラムを
変更する必要が生じても、一度選択した(現用の)露出
プログラムを容易に且つ経済的に変更することができる
。換言すれば、カメラの動作プロセスを機械的操作部材
間の連結による機械的力伝達によつてではなく、電子的
回路(論理結合)による情報伝達によつて制御すれば、
これによりカメラの動作経過時間を短縮できることは明
らかである。
この利点は本発明による電子回路(論理結合)の構成に
よつて達成され得る。さらに本発明の目的とするところ
は露出または測定過程に必要な制御、調整機能が遅延な
しでかつ摩耗せずに、また極めてわずかな数の動作段階
で一様に経過するようにした著しく自動化された写真カ
メラを提供することにある。
上記の目的は本発明によれば次のように構成された写真
カメラによつて達成される。
即ち、歩進スイツチ及び制御・プログラムユニツトを有
する匍脚プログラムアセンブリが設けられており、前記
制御・プログラムユニツトの入力側には、写真撮影に関
与するカメラ部材の各種の実際値が供給′され、さらに
制御・プログラムユニツトは歩進スィツチの人力側に、
歩進ステツプの飛越ないしジアップまたは歩進スイツチ
のりセツトのために接続されており、さらに制御・プロ
グラムユニツトは制御線を介して制御パルス発生器の作
動接続もしくは遮断のために2つの制御パルス発生器に
、接続されており、前記制御パルス発生器は歩進スイツ
チの別の入力側に接続されていて、制御プログラムユニ
ツトの制御パルスに依存して歩進スイッチを作動して歩
進ステップでシフトさせ、また歩進スィッチは複数の出
力側を有しており、該出力側に、フイルム送りモータ、
ミラー制御装置、シャッタ開放.閉成装置、自動絞り調
整装置等の写真撮影に関与するカメラ部材が接続されて
いて、該カメラ部材は歩進スィッチの歩進ステップに依
存して作動され、さらに歩進スイツチの複数出力側のう
ち1つの出力側が第1の帰還線路を介して、露出時間セ
ツト装置により所望の露出時間を設定可能な、露出時間
形成発信器に接続されており、歩進スィツチの複数の出
力側のうちの他の1つの出力側が第2の帰還線路を介し
て制御パルス発生器のうちの一方に接続されており、歩
進スイツチの複数出力側のうちさらに他の少なくとも1
つの出力側が、写真撮影に関与するカメラ部材の各種の
実際値に依存してプログラム制御するため、第3の帰還
線路として構成された接続線を介して制御・プログラム
ユニツトの別の入力側に接続されており、前記一方の制
御パルス発生器は、シヤツタ開放.閉成装置により作動
されるシヤツタの開放に際して、電圧に依存する起動時
間のはじめに歩進スイツチによつて制御されて、歩進ス
イツチを、その都度の電池電圧損失に応じた時間後に制
御して、前記第1の帰還線路を介して露出時間形成発信
器を作動し、さらに露出時間形成発信器が歩進スィツチ
の前記別の入力側に接続されており、前記の制御パルス
発生器の一方および露出時間形成発信器の作動中は前記
両制御パルス発生器のうち他方が停止される写真カメラ
さらに本発明によれば次のような構成を有する写真カメ
ラによつても、上記の目的を達成できる。
即ち、歩進スイツチ及び制御・プログラムユニツトを有
する制御プログラムアセンブリが設けられており、前記
制御・プログラムユニツトの入力側には、写真撮影に関
与するカメラ部材の各種の実際値が供給され、さらに制
御・プログラムユニツトは歩進スイツチの入力側に、歩
進ステツプの飛越ないしジアップまたは歩進スイツチの
りセツトのために接続されており、さらに制御・プログ
ラムユニツトは制御線を介して制御パルス発生器の作動
接続もしくは遮断のために2つの制御パルス発生器に接
続されており、前記制御パルス発生器は歩進スィツチの
別の入力側に接続されていて、制御プログラムユニツト
の制御パルスに依存して歩進スィツチを作動して歩進ス
テツプでシフトさせ、また歩進スィツチは複数の出力側
を有しており、該出力側に、フイルム送りモータ、ミラ
ー制御装置、シャツタ開放・閉成装置等の写真撮影に関
与するカメラ部材が接続されていて、該カメラ部材は歩
進スィツチの歩進ステツプに依存して作動され、さらに
歩進スィツチの複数出力側のうち1つの出力側が、フィ
ルム感度セツト装置と絞り値セツト装置とによつて制御
される自動露出時間調整装置に第1の帰還線路を介して
接続されており、歩進スイツチの複数の出力側のうちの
他の1つの出力側が第2の帰還線路を介して制御パルス
発生器のうちの一方に接続されており、歩進スイツチの
複数出力側のうちさらに他の少なくとも1つの出力側が
、写真撮影に関与するカメラ部材の各種の実際値に依存
してプログラム制御するため、第3Q滞還線路として構
成された接続線を介して制御・プログラムユニツトの別
の入力側に接続されており、前記一方の制御パルス発生
器頃シヤッタ開放・閉成装置により作動されるシャッタ
の開放に際して、電圧に依存する起動時間のはじめに歩
進スィツチによつて制御されて、歩進スィツチを、そO
都度の電池電圧損失に応じた時間後に制御して、前記第
1の帰還線路を介して自動露出時間調整装置を作動し、
さらに自動露出時間調整装置が歩進スィツチの前記の別
の入力側に接続さ これており、前記の制御パルス発生
器のうちの一方と自動露出時間調整装置との作動中は前
記制御パルス発生器のうちの他方が停止される写真カメ
ラ。以上の構成を有する写真カメラでは、歯車伝動連結
部材の代わりに電子結合装置が使用されるの 4で、カ
メラにおける動作経過時間が短縮され、例えばレフレツ
クスカメラにおいて、本来の露出時間に比して短かい測
定、作動時間が可能になる。なお、制御パルス発生器と
共に歩進スイツチをフ夛 使用することにより、種々のカメラ要素に対する個々の
増幅器信号、および制御・プログラムユニツトに対する
帰還信号を実際上遅延せずに伝送することができる。
本発明の実施例によれば歩進スイツチに対して複数個の
入力側を設けこれらの入力側を介して歩進スイツチを直
接制御・プログラムユニツトによりいずれの所望の段階
にもセツトできるようにするのである。
これによつて、連続撮影、すなわち自動的撮影繰返しの
場合歩進スィツチにおいて露出測定のためのステツプを
省いて本来の露出プログラムの開始のためのステツプか
ら始められるようになる。これによつて高められたフイ
ルム通過送り時間、すなわち比較的に速いフイルム送リ
カ(比較的わずかなエネルギで達成される。測定キー作
動状態下で時間または絞りの誤調整の場合、時間調整器
ないし絞り調整器を新たに作動させると歩進スイツチが
制御・プログラムユニツトを用いて1つの入力側を介し
て直ちに出発位置にりセツトされる。
要するにフイルム露出を行なうことができるかどうか調
べる場合新たに調整された時間ないし絞りに付加して測
定キーを新たに作動する必要はない。現存する被写体明
るさに適当な撮影データの設定調整の場合、自動絞り調
整装置では時間調整器を、自動時間調整装置では絞り調
整器を、測定キー押圧状態のままでたんに次の時点まで
回転させる、即ちカメラの指示部材が使用フイルムに対
して露出に応じたカメラ調整値を信号化するまで回転さ
せる。要するにカメラ調整値を求める場合時間または絞
り調整器にて変更の場合新たに測定キーを押圧する必要
はない。本発明の別の実施例によれば連続コマ送り回路
はレリーズの作動している間作用し、送り装置の非作動
状態検出後歩進スイツチ制御・プログラムユニツトを用
いて測定キー不作動状態下では一方の入力側を介して出
発状態にセツトされるか、または測定キー作動状態下で
は他方の入力側を介して直ぐ露出プログラム開始に対す
る段階64″にりセツトされる。この装置により、連続
コマ送りにおいて抑淀キーの非作動状態下でそのつど露
出過程前に自動露出セツト装置により測定を行なうこと
が達成される。測定キー作動状態下ではコマ送り動作を
一層高速に行なうことができる、それは露出調整装置に
対して定められた歩進スイツチの歩進ステツプをジアッ
プするからである。カメラはこの実施例に依り写真撮影
者の要望に適うものとなる。本発明の第1実施例では歩
進スイツチおよび時間、フイルム感度調整器に自動絞り
調整装置を有する露出測定装置を設けるのである。
すなわち手動調整される露出時間に応じて上述の装置を
用いて露出過程に対して適正な絞りが調整される。本発
明の第2実施例では歩進スィツチおよびデータ入力部材
である絞り、フィルム感度調整装置に、自動時間調整装
置を有する露出測定装置を設けるのである。手動調整さ
れた絞りの場合露出時間がフイルム感度と、入射光とに
依存して歩進スイツチで制御の際最適に形成される。本
発明の別の実施例によれば歩進スイツチが種種のカメラ
機能に対して増幅器を制御し、帰還路を介して制御・プ
ログラムユニツトを制御する。
この種帰還によつてプロセス制御装置ひいてはカメラが
最適利用される。エネルギを節減しカメラにおける不要
な操作部材を省くため本発明のさらに別の実施例によれ
ばレリーズキ一または測定キーがエネルギ供給源を作動
接続し制御・プログラムユニツトが、そのつどのプログ
ラム段階の経過後エネルギ供給源を遮断するようにする
。これによつてカメラ不使用時カメラ操作者がエネルギ
供給源を遮断するのを忘れたため電池消費するのが防止
される。エネルギ供給源の作動接続のためのカメラにお
ける憎口的スイツチが不要になる。本発明のさらに別の
実施例によれば第2制御パルス発生器を設け、この発生
器はシヤツタ開放のための電圧依存の始動(起動)時間
中次のように歩進スイツチに依り制御される、即ちその
つど生ずる電池電圧損失に応じて歩進スイツチを露出時
間インタロケーションのためシフトさせるように制御さ
れる。この第2制御パルス発生器を用いて第1制御パル
ス発生器のパルスに影響を受けなくなる。このような影
響を受けなくなることが必要なのは、電池の充電状態が
フイルム送り数の増大と共に連続的に変化するからであ
る。要するに電気機械的シヤツタ開放のための始動時間
は電池の充電状態の減少の場合増大する。電気機械シャ
ッタ開放のための異なる始動時間が第2制御パルス発生
器によつて次のようにして補償される、即ち電気機械シ
ヤツタが実際に開放したときはじめてフ露出時間が時間
形成発生器によつてインタロゲートされるようにするの
である。
要するにこの回路装置により電気機械シャッタの開放速
度への電池充電状態の影響が効果的に補正される。さら
に本発明の別の実施例によればコイルを過負荷しない所
定時間の間のみシヤツタ開放のためコイルを歩進スィツ
チに無関係に制御できる回路装置を設け、その場合、シ
ャッタ開放のため始動時間が露出時間と合せてこの所定
時間より短かい場合に制御が中断される。この回路装置
によつて電気機械的シャツタに対するコイルの焼損が防
止され、さらに、シャツタ開放のための始動時間が露出
時間と合せて、コイルを過負荷しない時間より短かい場
合この回路装置(モノフロツプ)を制御中断することに
よつて短絡が次のようにして阻止される、即ちシャッタ
開放用の線路と同時にシャツタ閉成用の線路をも制御す
るものである。次に図示の実施例を用いて本発明を詳細
に説明する。
第1図に自動絞り調整装置付露出測定装置を有する写真
カメラ用の中央電子プロセス制御装置29Aの制御、調
整回路を示す。
この回路の主要部は歩進スィツチであり、この歩進スイ
ツチは制御・プログラムユニツトにより制御パルス発生
器aを介して制御される。この歩進スイツチは2進動作
し、制御線18を介してクロツク入力側に供給されるパ
ルスにより歩進的にシフトされ、露出過程においてカメ
ラ部材の被制御動作過程に対して自動絞り調整装置付絞
り測定装置を制御し、かつ歩進スィツチ出力線路31,
25を介してカメラ諸機能を制御する。すなわちフィル
ム送りモータ制御用の制御線5、ミラーの磁石制御用制
御線13、シャッタの開放用制御線22、シャッタ閉成
用制御線14を介して個々の増幅器を制御し帰還路24
を介して制御・プログラムユニツトを制御する。シャツ
タ開放の際の電池電圧の損失の始動時補償のため歩進ス
ィツチは別の帰還路21を介して第2制御パルス発生器
bと接続されておりこの発生器は制御パルス線路15を
介して既述の発生器aの制御パルス線路18と接続され
ている。制御パルス発生器bは電池電圧損失補償線路3
6を介してカメラのエネルギ伊給源ないし電源装置と接
続されている。制御パルス発生器aは、例えば10ms
毎に歩進スイツチIをシフトする。制御パルス発生器b
頃電池の電池電圧の損失に起因するシャツタ開放装置の
起動時間のばらつきを補償し、更に露出時間をインタロ
ゲートするために制御パルス発生器aに代わり歩進スイ
ツチIをシフトする。露出時間形成発信器cは、露出の
開始と共に動作し、セツトされた露出時間に応じて制御
線8,18を介し歩進スィツチIを1段だけシフトする
。自動絞り調整装置はフィルム感度セツト装置と露出時
間セツト装置とによつて制御されその場合露出時間セツ
ト装置は付加的に時間調整線路34を介して露出時間形
成発信器cを制御する。
さらに露出時間セツト装置の実際値が実際値人力線路1
7を介して匍?・プログラムユニツトに供給される。ど
のように時間調整ないしセツトするか(セツト時間)に
応じて、その実際値は例えば直列コードのディジタル信
号として符号化されて、匍磨・プログラムユニツトに入
力供給される。その他の実際値入力線は、分り易くする
ため省いてある。それらの実際値は一般的に、デイジタ
ル信号であり、この信号は単に1つの「YESかNOか
」の判定、例えば[ミラーは下方位置にあるか?」 「
レリーズはロツクされているか?」 「自動絞り調整装
置は投入接続されているか?」等の判定を可能にするデ
ィジタル信号である。このような実際値がいかにして形
成されるかは、当業者にとつて公知ないし容易に想到し
得る技術事項である。例えば「ミラーは下方位置にある
か?」を示す実際値を形成する場合、例えばリミツトス
イツチを設け、このリミツトスィツチはミラーが下方位
置に制御されると作動されて、対応する実際値入力線上
の電位を変えるようにする。この変化した電位が実際値
に関する情報となる。このことは、その他のカメラ構成
部材についても行なわれ、その際該部材の機能ないし動
作状 こ態に関して同様に制御・プログラムュニットに
入力値信号として供給されるのであり、そのようなこと
は当業者にとつて同様に公知ないし容易に想到し得る技
術手段である。わかり易くするためほかのすべての機能
要素に対してはたんに入力の矢 4印と番号でのみ示す
。すなわち連続コマ送りないし連続撮影回路は1、自動
絞り装置は2、補助シャツタは3、下方ミラー位置検出
は4(これについては後に行なう第5ステツブに関連し
て詳述すノる)、誤露出の撮影防止用のレリーズロツク
装置は16、測定キーは26、レリーズは27、フイル
ム送りモータ作動操作は28で示され、カメラ要素に対
する入力線路32および個々の実際値は省略してある。
第2図には第1図と同じような写真カメラ用電子プロセ
ス制御装置のプロツク接続図を示す。
自動絞り調整装置付露出測定装置の代りにたんに自動時
間調整装置を有する露出測定装置が使用される。この構
成では露出時間形成発信器cを省くことができる。それ
は自勲時間調整装置がその代りの働きをするからである
。自動時間調整装置Vはフィルム感度セツト装置と絞り
値セツト装置とによつて制御される。絞り値セツト装置
の実際値は実際値入力線路−17を介して制御−プログ
ラムユニツトに供給される。自動時間調整装置Vを有す
る露出測定装置は帰還路7,9,20,23を介して歩
進スィツチの出力線路31に接続されている。
絞りの本来の作動はシミユレートされた絞り状態におい
て絞り開口度の測定後時間形成出力線路8と歩進スイツ
チと、歩進スィツチ出力線路31,25と増幅器と線路
10,11とを介して行なわれる。要するに絞りは第1
図のように露出測定装置と増幅器とを介して直接制御さ
れるのではなく、歩進スイツチIを用いて行なわれる。
第3図および第4図では電子制御写真カメラ用論理回路
から構成される制御・プログラムアセンブリを30で示
す。
この論理回路から成る制御・プログラムアセンブリは回
路プロツクI(歩進スィツチ)と(制御・プログラムユ
ニツト)を有し、この回路プロツクは第1図および第2
図の破線で示す囲いの中に設けられている構成部分であ
る。歩進スイツチIは実質的に計数器A,B,C,Dと
16シフトステツプを有するデコーダとから成る。歩進
スィッチは2進動作し、その、出力線路31により帰還
路24を介して制御・プログラムユニツトに接続され、
帰還路20を介して時間形成発生器cまたは自動時間調
整装置に接続され、帰還路21を介して制御パルス発生
器bに接続され、増幅器入力線路25を介してカメラ要
素に対する個々の増幅器と接続されている。歩進スイツ
チIがシフトする毎に前記デコーダの次の出力側に信号
が生ずる。4つの計数器A〜Dはクリア入力側又はりセ
ツト入力側を有する。
計数器A−Dは、クリア入力側又はりセツト入力側を介
してクリア又はりセツトされる。すべてのりセツト入力
側に信号が供給されれば、歩進スィツチIは初期状態に
りセツトされる。初期状態では第0の出力側より論理値
0の信号力溌生される。制御.プログラムユニツトは異
なる論理結合素子賛アンド―(電オア― 山ナンド―
収ノア9リから成り、これらの素子は実際値入力線路3
2にて入来する信号を選定露出プログラムに従つて処理
し、匍御・プログラムユニツトの出力線路6,12,1
9を介して送出する。制御・プログラムユニツト中には
特に制御線22を介してシャツタの開放装置を制御する
単安定マルチバイブレータ35が設けられている。単安
定マルチバイブレータは2つの可能な出力状態を有する
ディジタル回路であり、この両出力状態のうちたんに1
つのみが安定状態である。この単安定マルチパイプレー
タ35は外部から非安定状態に制御されると所定の可調
整時間後安定状態に戻る。第2入力側(この場合歩進ス
イツチの次またはその次のシフトステツフリを介して単
安定マルチバイブレータ35がこの所定の可調整時間の
経過前でもリセツト可能である。ステツプ6からステツ
プ7,8へのシフトの際の各論理回路素子の動作につい
ての後に行なう説明から明らかなように、単安定マルチ
バイブレータ35の働きにより、シャツタ開放のため励
振は歩進スイツチの位置に完全には依存しない。自動絞
り調整装置を有する電子制御写真カメラ用のプロセス制
御装置29の動作を第1のフロツク図および第3図、第
4図を用いて説明する。次に歩進スィツチ1および制御
・プログラムユニツトを有する電子制御式スチルカメラ
の論理回路から成る制御プログラムアセンブリ(第3図
および第4図)を、カメラの動作に沿つて説明する。
第3図および第4図は、第1図および第2図において鎖
線により囲まれた部分の論理回路を示す。フイルム感度
セツト装置によりフイルム感度をセツトし、露出時間セ
ツト装置により露出時間をセツトすれば、フイルム感度
とセツト時間力相動絞り調整装置中に入力され、露出時
間形成発信器c中に露出時間が入力される。レリーズ2
7を操作すればエネルギ給電源ないし電源装置が投入接
続され、制御プログラムユニツト及び個々のカメラ部材
に対するすべての駆動部に作動電圧が加わる。そうする
ど投人接続(作動)パルスがコンデンサ51を介して送
出され、匍磨線12に接続されたNOR素子130の入
力側には論理値1の信号が供給される。NOR素子13
0の他方の入力側の論理値に関係なく、NOR素子13
0の出力の論理値はOである。NOR素子130にはA
ND素子131,132が接続される。NOR素子13
0の出力の論理値がoでぁるから、AND素子131,
132の一方の入力側には論理値0の信号が供給される
。AND素子131,132の出力の論理値は、他方の
入力側の論理値に関係なくOである。従つて計数器A〜
Dのクリア入力側(りセツト入力側)には論理値0の信
号が印加される。その結果歩進スィツチIは初期状態に
りセツトされる。初期状態での歩進スイツチIの第0の
出力側の論理値は0である。他方歩進スイツチIの残り
の出力側(第1の出力側〜第15の出力側)の論理値は
1である。制御線10には、NOT素子133を介して
基準電位に比し正の信号が送出される。その結果絞り駆
動装置が作動接続される。従つて絞りは絞り駆動装置に
より閉成される。絞りは被写体からの入射光を完全に遮
断する。カメラのエネルギ給電源ないし電源装置を投入
接続すると、匍御パルス発生器aが投入される。
制御パルス発生器a!ζ例えば約10ms毎にパルスを
発生する。その結果制御線18には短時間基準電位(零
電位)のパルスが生ずる。このパルスはNOT素子13
4により正パルスに変換され、歩進スィツチIのクロツ
ク入力側に供給される。このクロツクパルスにより歩進
スイツチIは第1の出力側にシフトする。今や歩進スィ
ツチIの第1の出力側の論理値はOである。他方歩進ス
イツチの残りの出力側の論理値はIである。その結果N
OT素子135を介して制御線9(制御線9は障害光レ
ベル形成用の線である)に正の電位が現われる。それに
より絞り自動調整装置が作動接続され、先ず絞り閉成状
態のもとで(絞り閉成中)フアインダを通して入つて来
る障害光を測定する障害光レベルが記憶され、ひきつづ
いての光測定の際基準電位として用いられる。さらに1
0ms後、歩進スイツチIは、制御パルス発生器aによ
り第2の出力側(第2ステツプ)にシフトする。第2ス
テツプでは、歩進スィツチIの第2の出力側の論理値は
0である。歩進スィツチIの出力はNOT素子136に
より正電位の信号に変換され、制御線7を介して送出さ
れる。その結果自動絞り調整装置が働く。制御線7が励
振される10msの時間は仮調整用の時間である。この
10m8の時間は、自動絞り調整を行うには短すぎるこ
とがある。従つて歩進スィツチIが第3の出力側にシフ
トすると、NOT素子137を介して制御線23が励振
され、自動絞り調整における付加調整が行われる。その
結果絞りの調整が続行され得る。なお、上記の「仮り調
整」と[付加調整」との相違点について述べると、所定
の10msの時間では場合により絞り調整には不十分な
ことがあり、従つてそれにひきつづく10msの期間(
第3ステツプ)が設けられ、前者と後者をたんに夫々そ
う称するものである。
更に10m8経過すると、歩進スィツチIは第4の出力
側にシフトする。
ここで、レリーズキ一27が最初から操作されていれば
、後述するように本来の露出過程のため第4ステップで
は、歩進スイツチIの第4の出力側の論理値はOであり
、残りの出力側の論理値は1である。従つて歩進スイツ
チIの第4の出力側に接続されたNAND素子138の
一方の入力側の論理値はOである。また歩進スィツチI
の第8の出力側に接続されたNAND素子138の他方
の入力側には論理値1の信号が印加される。NAND素
子138の出力側の論理値は1である。従つてシヤツタ
閉成用の制御線14を介して、正のパルスがシャッタ閉
成装置に供給され、それによりシャツタ閉成装置が動作
し、シヤツタはシヤツタ閉成装置により閉成される。歩
進スイツチIは通常制御パルス発生器aのクロツクパル
スによつて歩進送りされる。
即ち第0ステツプから第1ステツプへ、第1ステツプか
ら第2ステツプへ、・・・・・・・・・第13ステツプ
から第14ステツプへ、第14ステツプから第15ステ
ツブへの夫々のシフトがaのクロツクパルスによつて行
なわれる。但し、第6ステツプから第7ステツプへのシ
フトは制御パルス発生器bからの制御パルスによつて行
なわれ第7ステツプから第8ステツプへのシフトは露出
時間形成発信器cからの制御パルスによつて行なわれる
。つまり第3ステツプから第4ステツプへのシフトも制
御パルス発生器aのクロツクパルスによつて行なわれる
。なお、図示の実施例は、レンズ中に絞りと主シヤツタ
とを備えたカメラを基礎としている。
シャツタの後方にはカメラのミラーがあり、このミラー
によつてフアインダの像を注視できるようになつており
、従つてミラーは6下方”に位置している。ハーフミラ
ーの後側には露出測定装置の最適感度の検出素子が設け
られている。従つて露出測定はミラーが“下方1の位置
にあるときに行なわれる。従つて露出測定には主シヤツ
タが開いていることが不可欠である。ミラーの後方にあ
るフィルムが露出されるのを防ぐため、ミラーとフイル
ムとの間に補助シヤツタが設けられている。この補助シ
ヤツタは、本来の撮影の直前に開かれるが、シャツタ時
間調整には関係ない。つまりステツプ60′゛〜“3”
゜における露出測定は、主シヤツタが開き、補助シャツ
タが閉じ、ミラーが゛下方゛゜にあるときに行なわれな
ければならない。露出を行うにはシャツタを閉じる必要
がある。それというのは主シャツタは露出のために所定
の露出時間(ハ)間だけしか開いてはいけないからであ
る。シャツタが閉じた後ミラーが高い位置に旋回させら
れ、ミラーと共に補助シヤツタも開かれる。これにより
カメラは露出可能にされる。次にレンズ中の主シャツタ
が所定の露出時間の間開き、これによりフイルムが露出
される。その後補助シャツタとミラーとが再び1下方”
の位置に戻されると、直ちに主シヤツタが次の露出測定
を可能にするように開く。従つて第3ステツプにおいて
主シヤツタは開いている。
第4ステツプにおいてシヤツタが閉じると、ミラーと補
助シヤツタとを゛上方゛の位置、即ちフイルムの露出を
可能にする位置に動かすことができる。更に10msの
経過後、歩進スィツチIは制御パルス発生器aにより第
5の出力側にシフトする。
第5ステツプでは、歩進スィツチIの第5の出力側の論
理値はOである。この場合、レフレツクスカメラのミラ
ーはフアインダ位置(下方ミラー位置)にある。6下方
ミラー位置゛とは、ミラ一を旋回させて光路中に配置し
た位置であり、ミラーが45せの傾斜をもつので、これ
によりレンズを通つて入射した像の観察と露出測定とが
可能になる。
フイルムを露出する間はミラーは、フイルムに光が入射
するように光路から外されて高く旋回させられる。従つ
てミラー位置検出スイツチ36は開放されている。また
補助シャッタもアパーチャを被う位置にある。従つて補
助シャツタ位置検出スイツチ29は閉成されている。検
出スイツチ36は、実際値入力線4を介して制御・プロ
グラムユニツトに接続される。検出スィツチ29は、実
際値入力線3を介して制御・プログラムユニツトに接続
される。従つて実際値入力線4を介して、NOT素子1
40の入力側には論理値1の信号が供給される。他方実
際値入力線3を介して論理値0の信号が送出される。N
OT素子140により否定されるので、NOR素子13
9の両入力側の論理値はOである。従つてNOR素子1
39の出力側の論理値は1である。その結果ミラーマグ
ネツト操作装置が制御線13を介して励振され、ミラー
が釈放され、緊張下のばねの作用により撮影位置にフラ
ツプアツプする。その際補助シャツタも、他の駆動ばね
の作用により撮影位置に旋回する。ミラーが下方の位置
から離反するや否や、検出スイツチ36は閉成する。他
方補助シャツタが上方の位置に達するや否や、検出スイ
ツチ29が開放する。検出スィツチ36が閉成すると、
実際値入力線4の電位は基準電位に等しい。従つてNO
T素子140の出力側には論理値1の信号が生ずる。N
OR素子139の出力側には論理値0の信号が生ずる。
その結果ミラーマグネツト操作装置は最早制御線13を
介して励振されない。歩進スイツチIの第5の出力側に
論理値Oの信号が生じかつ検出スイツチ29が閉成され
ていれば、0R素子141の両入力側に論理値0の信号
が印加される。従つて0R素子141の出力側の論理値
はOである。それによりアンドゲート142の入力側に
論理値0ど1゛が加わる。それというのは第7の出力側
に論理値1が現われるからである。それ故AND素子1
42の出力の論理値もOである。歩進スイツチの第5の
出力側の論理値がOであれば第9の出力側の論理値は1
であり、従つて第9の出力側に接続されたNOR素子1
44の入力側の論理値は1である。従つてNOR素子1
44の出力の論理値はOである。またNOR素子145
の両入力側の論理値はOであるから、NOR素子145
の出力の論理値は1である。NOR素子144に接続さ
れない方のNOR素子145の入力側の論理値が0であ
る理由は次の通りである;即ちNOR素子146の一方
の入力側は歩進スイツチIの第12の出力側に接続され
、NOR素子147の一方の入力側は歩進スィッチIの
第14の出力側に接続される。歩進スイツチIの第12
および第14の出力側の論理値は1であるから、NOR
素子146,147の出力の論理値は0である。それ故
0R素子148の出力の論理値はOである。AND素子
157の一方の入力側は歩進スイツチIの第14の出力
側に接続され、他方の入力側は第15の出力側に接続さ
れる。それ故AND素子157の両入力側の論理値は1
である。従つてAND素子157の出力の論理値は1で
ある。またNOR素子158の出力の論理値はOである
。従つて0R素子149の出力の論理値はOである。0
R素子149の両入力の論理値がOだからである。
以上の説明から明らかなように、NOR素子144に接
続されない方のNOR素子145の入力側の論理値はO
であり、従つてNOR素子145の出力の論理値は1で
ある。またNOR素子145に接続されたNAND素子
143の一方の入力側の論理値も1である。NAND素
子143の他方の入力側の論理値はOであるから、NA
ND素子143の出力の論理値は1である。従つて制御
線19を介して正電位の信号が制御パルス発生器aに印
加され、制御パルス発生器aは遮断される。補助シヤツ
タが上方の位置(即ち所謂撮影位置)に達すれば、スィ
ツチ29が開放する。
その結果、実際値入力線3を介しで励振される0R素子
141の入力側の論理値は1に変化する。従つて0R素
子141の出力の論理値も1に変化する。AND素子1
42の両入力の論理値は1であるから、AND素子14
2の出力の論理値も1である。従つてNAND素子14
3の両入力の論理値は1である。NAND素子143の
出力の論理値はOである。従つて制御パルス発生器aの
遮断が解除され、制御パルス発生器Allζひきつづい
て10rrLsの後再び歩進スイツチlのクロツク入力
側に制御パルスを送出する。その結果歩進スィツチIは
第6の出力側にシフトする。第6ステツプでは、歩進ス
イツチIの第6の出力側の論理値はOである。従つてN
OT素子150の出力側には論理値1の信号が生ずる。
この信号により制御線21を介して制御パルス発生器b
が投入される。制御パルス発生器bは、電池電圧の損失
に起因するシヤツタ開放装置の起動時間を補償する。但
し制御パルス発生器bが歩進スイツチをシフトするまで
の時間は、電池電圧の損失に応じて比較的に大または比
較的に小の程度10msより短(・。即ち電池電圧の損
失の際のシャツタ開放装置の種々異なる始動時間を補償
するものである。換言すれば電池電圧損失に応じて、よ
り多くまたはより少なく10msを下回る時間間隔が経
つてから歩進スイツチlを第7出力側にシフトする。歩
進スイツチIが第7の出力側にシフトすると、制御パル
ス発生器bが遮断され、最早制御パルスを発生しない。
歩進スイツチの第6の出力側に論理値0の信号が生ずる
と、この信号は単安定マルチバイブレータ35を介して
制御線22に送出される。その結果、シャツタ開放装置
・によりシャッタが開放制御され、シャツタは開放する
。即ち歩進スイツチIの第6の出力側に接続された方の
単安定マルチバイブレータ35のNAND素子151の
入力側に論理値0の信号が印加され、従つてNAND素
子151の出力側に論理値1の信号が生ずる。NAND
素子151の論理値1の出力lζコンデンサ152を介
してNAND素子153の一方の入力側に印加される。
NAND素子153の他方の人力側の論理値は1である
。従つてNAND素子153の出力の論理値は0である
。またNAND素子154の一方の入力の論理値はOで
、他方の入力の論理値は1である。NAND素子154
の出力側には論理値1の信号が生ずる。この信号により
制御線22を介して、シャツタ開放がなされる。単安定
マルチバイブレータ35は、シャッタ開放のための励振
の開始から約10ms後にコンデンサ152に接続され
たNAND素子153の入力側の論理値が0になるよう
に構成される。NAND素子153の前記入力側の論理
値がOになれば、単安定マルチバイブレータ35はりセ
ツトする。単安定マルチバイブレータ35がりセツトす
ると、NAND素子]153の出力の論理値は1である
従つてNAND素子154の出力の論理値はOである。
従つて制御線22を介するシャツタ1駆動装置の励振は
停止する。他方露出時間が10msより短い場合には、
単安定マルチバイブレータ哄歩進スイツチIの第8の出
力側の論理値が0になる際にりセツトされる。何故なら
第8の出力側の論理値が0であれば、歩進スイツチIの
第8の出力側に接続されたNAND素子153の論理値
がOだからである。シャツタ駆動装置の巻線に過負荷を
作用しない程度の所定時間(即ち10ms)の間のみ駆
動装置の巻線に通電するように、マルチバイブレータ3
5が準安定状態にとどまるべき時間を約10msに設定
する。更に単安定マルチバイブレータ35の働きにより
、シャッタ開放のための励振は歩進スイツチIの位置に
完全には依存しな(′o即ち歩進スイツチIが相応の出
力側にシフトしても、シヤツタ開放のための励振はその
まま続行される。従つてシヤツタが開放位置に達した後
はね返る心配がない。例えば歩進スィツチIが第6の出
力側にシフトされてシャッタが開放のため励振され、シ
ヤツタが開放位置に到達した時、歩進スィツチIが第7
の出力側にシフトされる。この場合、第7ステツブの時
点でシヤツタ開放のための励振を停止してしまうと、高
速度で開放するシヤツタは確実にチャタリングにより閉
成位置に戻ろうとし、そして再び開放しようとする。こ
れを防止するには、シャツタ開放のための励振を行わし
める位置に、比較的長時間の間歩進スィツチを固定しな
ければならない。そのためセツトされた露出時間のイン
タロケーションが遅れる。しかし既述のように単安定マ
ルチバイブレータ35を設ければこの種の欠点を解消す
ることができる。シャッタは磁気的に開閉制御される。
このためにコイルに磁界を発生させる必要があるので、
シヤツタの開放開始時間ないしシャツタ開放装置の起動
時間は電池電圧つまりその損失に依存ないし影響される
。この依存関係ないし影響を第2パルス電圧発生器bが
補償する。つまり第2のパルス発生器は、動作電圧に依
存する時間間隔の後、歩進スイツチIを第6ステツプか
ら第7ステツプへとシフトするパルスを発生する。第2
のパルス発生器bの作動中は、パルス発生器aは制御線
19を介して停止させられている。パルス発生器a自体
は、10ms毎に1つのパルスを発生する。第2のパル
ス発生器bからのパルス発生時間間隔は、シヤツタの開
放開始時間(起動時間)が丁度補償されるように選定さ
れている。パルス発生器bが歩進スィツチを第7ステツ
プにシフトすると初めて、シャツタの開放動作が実際に
行なわれる。このとき初めて本来の露出時間が経過し始
める。この露出時間は、露出時間形成用パルス発信器c
によつて制御される。このパルス発信器cでは、露出測
定(段階80゛〜゛3”)に基づいて露出時間が電子的
に形成される。露出時間形成発信器cの作動の終るまで
、パルス発生器aは停止させられる。露出時間形成発信
器cは露出時間経過後に歩進スイツチIを段階87”か
ら段階゛8”に切換える。これによりシヤツタは閉じる
。パルス発生器aは通常状態において、つまり制御線1
9を介して特別な信号によつて遮断されていないときに
パルス間隔10msの制御パルスを発生するが、パルス
発生器bおよびcは単に1つのパルスを、しかも次のよ
うな1つの時点で発生する。
即ち第2のパルス発生器bの場合電池電圧によつて決定
され、露出時間形成発信器cの場合露出時間によつて決
定される1つの時点で発生する。すなわち制御パルス発
生器aに代わつて「露出時間のインタロケーション」の
位置に歩進スイツチIをシフトする。それ故シヤツタが
開放し始めない限り、露出時間はインタロゲートされな
い。制御パルス発生器bは制御線21を介して作動され
る。上述のように、クロックパルス発生器aは、制御線
19の信号によつて停止状態にされていないときには通
常10ms毎に1つのクロツクパルスを発生する。
制御パルス発生器B,cは各各唯1つのパルスを発生し
、そのB,cから送出されるパルスの、発生器aからの
最後のクロツクパルスに対するパルス間隔は、所定の条
件ないし状況(発生器bの場合は電池電圧状況、発生器
cの場合はどのような露出時間がセツトされているか)
によつて決定される。発生器B,cが動作する際はクロ
ツクパルス発生器aは遮断される。その際は歩進スイツ
チIは通常のようにクロツクパルス発生器aによつて歩
進送りされるのではなく、そのつど発生器bないしcに
よつて歩進送りされる。これにより歩進スィツチの出力
側では次のプログラム段階に相応する制御が行なわれる
。クロツクパルス発生器aの遮断と、該当する別の発生
器bないしCの作動とは、制御・プログラム部ないじ論
理回路゛(第3図および第4図に詳細に示す)によつて
行なわれる。この論理回路G悶1」のカメラ素子、例え
ば゛連続撮影(コマ送り)回路”や゛レリーズロツク装
置”等の制御も行う。既述のように、制御パルス発生器
bは電池電圧に依存する時間間隔の後歩進スイツチIを
第7の出力側にシフトする。
第7ステツプでは、歩進スィツチIの第7の出力側の論
理値はOである。この場合0R素子141とAND素子
142とNOR素子144とNOR素子145とNAN
D素子143の人出力信号の論理値は次のとおりである
。歩進スイツチIの第5の出力側の論理値は1であるか
ら、0R素子141の両入力の論理値は1である。0R
素子141の出力の論理値は1で、歩進スィツチlの第
7の出力側の論理値はOだから、AND素子142の一
方の入力の論理値は1であり、他方の入力の論理値はO
である。
従つてAND素子142の出力の論理値はOである。既
に第5ステツプについて説明したように、NOR素子1
45の出力の論理値は1である。従つてNAND素子1
430一方の入力の論理値は0であり、他方の入力論理
値は1である。NAND素子143の出力側には論理値
1の信号が生じ、この信号は制御縁19を介して制御パ
ルス発生器aに供給され制御パルス発生aは遮断される
。他方NOT素子154の出力側には論理値1の信号が
生ずる。この信号は、制御線20を介して露出時間形成
発信器cに供給され露出時間形成発信器Cが動作する。
露出時間のセツトにより決定された、露出時間形成発信
器の動作時間の経過後、露出時間形成発信器cの出力側
8から正のパルスが送出される。この正のパルスにより
制御線18に基準電位の信号が生ずる。従つてNOT素
子134の出力側には正のパルスが生じ、歩進スィツチ
Iのクロツク入力側に供給される。この正のパルスによ
り歩進スイツチIは第8の出力側にシフトする。第8ス
テツプでは、歩進スイツチの第8の出力側の論理値はO
である。従つてNAND素子138の入力の論理値は0
で、NAND素子138の出力の論理値は1である。N
AND素子138の出力は、制御線14を介してシヤツ
タ閉成装置に供給されるシャツタ閉成装置よりシヤツタ
が閉成制御される。歩進スィツチIの第8の出力側に接
続された単安定マルチバイブレータ35のNAND素子
153の入力の論理値はOである。従つてNAND素子
153の出力の論理値は1である。露出時間が10ms
より短い場合には、単安定マルチバイブレータ35は準
安定状態にあり、NAND素子153の出力側の論理値
1の信号が帰還線155を介して帰還され単安定マルチ
バイブレータ35が安定状態にりセツトされる。その際
NAND素子153の出力の論理値は1である。他方N
AND素子154の出力論理値は0である。従つて制御
線22は最早励振されず、シャッタ開放のための励振が
停止する。歩進スイツチIを第8の出力側にシフトすれ
ば歩進スイツチIの第7の出力側に接続されたAND素
子142の入力側の論理値が0から1に変化する。その
結果AND素子142の出力の論理値は1である。0R
素子141とNOR素子144とNOR素子145の入
出力の論理値に変化がないので、NAND素子143の
両入力の論理値は1である。
従つてNAND素子143の出力の論理値はOに変化す
る。これにより制御パルス発生器aが再び動作する。1
0ms後、制御線18を介して制御パルス発生器aから
供給される制御パルスにより、歩進スイツチIは第9の
出力側にシフトする。
第9ステツプでは、歩進スイツチの第9の出力側の論理
値はOである。0R素子141およびAND素子142
の入出力の論理値は不変であるから、NOR素子144
の出力の論理値は1である。
何故なら検出スイツチ36が閉成されており、また歩進
スイツチIの第9の出力側の論理値がOだからである。
NOR素子146とNOR素子147と0R素子148
,149とAND素子157とNOR素子158の入出
力の論理値に変化がなくまたNOR素子144の出力の
論理値が1であるから、NOR素子145の両入力の論
理値は1である。従つてNOR素子145の出力の論理
値は0である。それ故NAND素子143の一方の論理
値は0であり、他方の入力の論理値は1である。従つて
NAND素子143の出力の論理値は1である。この出
力は既述のように、制御線19を介して制御パルス発生
器aに供給され、制御パルス発生器aが遮断される。他
方NOT素子156の出力側には論理値1の信号が生じ
、この信号は制御線5を介してフイルム送り電動機に供
給される。
その結果フィルム送り電動機が投入される。フイルム送
り電動機屯 フイルムを送ると共に、補助シヤツタをア
パーチャを被う位置に戻し、ミラーをフアィンダ位置に
戻す。フイルム送り電動機が若干旋回すると、自己保持
回路が閉成される。従つてフイルム送り電動機は、フイ
ルムが1コマだけ送られ自己保持回路が機械的に遮断さ
れるまで、NOT素子156の出力信号の有無にかかわ
らず歩進スィツチIにより動作する。補助シャツタが上
方の位置から離反するや否や、スィツチ29が閉成され
る。他方ミラーがフアインダ位置に切換えられるや否や
、ミラーによりスィツチ36が開放される。スイツチ3
6が開放すると、制御線4に論理値1の信号が生ずる。
その結果NOR素子144の一方の入力側に論理値1の
信号が供給されるので、NOR素子144の出力の論理
値はOである。NOR素子146とNOR素子147と
0R素子148,149の論理値に変化がないので、N
OR素子145の両入力の論理値はOである。従つてN
OR素子145の出力側には論理値1の信号が生ずる。
0R素子141の一方の入力側は歩進スィツチIの第5
の出力側に接続されているから、0R素子141の出力
の論理値は1である。
従つてAND素子142の両入力の論理値は1であるか
ら、AND素子142の出力の論理値も1である。それ
故NAND素子143の両入力の論理値は1である。従
つてNAND素子143の出力の論理値は0である。制
御パルス発生器aが動作する。要約すると、ミラーがフ
アインダ位置にフラツプする際、制御パルス発生器aが
動作する。10ms後歩進スイツチIは制御パルス発生
器aにより第10の出力側にシフトする。
第10ステツプでは、歩進スイツチIの第10の出力側
の論理値はOである。それ故NAND素子154の出力
側に論理値1の信号が生ずる。歩進スィツチIの第10
の出力側に接続されたNAND素子154の入力側の論
理値がOだからである。NAND素子154の出力によ
りシャツタ開放装置が動作し、シヤツタが開放する第1
0ステツプにおけるシャツタの開放は補助スイツチが閉
じ且つミラーが下方に降りた後に行なわれ、これはカメ
ラが再び露出測定可能になつたことを意味する。次に制
御パルス発生器aにより歩進スイツチIが第11の出力
側にシフトする。
しかし第11の出力側は使用されない。従つて10ms
後第12の出力側にシフトする。第12ステツプでは、
歩進スイツチIの第12の出力側の論理値はOである。
第12ステツプでは、測定キー又は連続影響装置のスイ
ツチ31が閉成されているか否かが帰還路24を介して
インタロゲートされる。測定キー又はスイツチ31が開
放されていれば、10ms後歩進スイツチIは制御パル
ス発生器aにより第13の出力側にシフトする。第12
ステツプにおいて、クロツクパルス発生器aは通常状態
にある。
つまりやはり10ms毎に1つのクロツクパルスを発生
する。通常プログラムにおいて(つまり測定キーが押圧
されておらず、連続撮影装置が作動していないときに)
クロツクパルス発生器は歩進スィツチIを第13ステツ
プにシフトし、更に第14ステツプにシフトする。
第14ステツプにおいてプログラムが終了するので、エ
ネルギ供給源が遮断される。第12ステツブにおいて測
定キーが押圧されているとき、制御・プログラムユニツ
トにより、歩進スイツチIは第0ステツプに制御されて
露出測定が行なわれる。
これに関連した詳細な記載が、後述する 1.露出測定 2.連続撮影 の項のところに行なつてある。
ここで、わずかに付言すると、測定キーが押圧されてお
り、レリーズが押圧されていないときは、露出測定プロ
グラムステツプ″O”〜13゛のみ行なわれる。つまり
露出測定のみ行なわれる。同時にレリーズを押正すれば
、プログラムはステツプ541〜112′2へと再びス
タートする。第13ステツプでは、歩進スイツチIの第
13の出力側の論理値はOである。従つてNOT素子1
59の出力側には論理値1の信号が生ずる。この信号に
より絞り制御装置が導通する。その結果絞りが既述のよ
うに開放する。ミラーはフアインダ位置にあり、シャツ
タおよび絞りは開放しているから、カメラは再び撮影準
備状態にある。10ms後歩進スイツチIは第14の出
力側にシフトする。
第14ステツプでは、歩進スイツチIの第14の出力側
の論理値はOである。連続撮影装置用の選択スイツチ3
1は開放されていれば、実際値入力線1には正電位が生
ずる。従つて0R素子160の一方の入力の論理値は1
である。0R素子160の出力側には論理値1の信号が
生じ、従つて0R素子161の出力の論理値も1である
それ故NOR素子147の一方の入力の論理値は1で、
他方の入力の論理値はOである。従つてNOR素子14
7の出力の論理値はOである。AND素子157の出力
の論理値はOである。AND素子157の一方の入力側
が歩進スィツチの第14の出力側に接続されるからであ
る。従つてNOR素子158の両入力の論理値はOであ
る。NOR素子158の出力側には論理値1の信号が生
ずる。この信号は、制御線6を介して電源装置(エネル
ギ合電)が遮断される。以上でプロセス制御系およびカ
メラのすべての構成素子が遮断される。歩進スィツチI
の第15の出力側は励振されない。第15の出力側は、
第14ステツプでの遮断の際に論理回路に障害が生じ遮
断が完全に行われない場合に、給電を完全に停止する目
的で使用される。即ち既述の場合と同様に、歩進スイツ
チIが第15の出力側にシフトする際、制御線6に制御
パルスが送出される。以上のプログラム制御では、レリ
ーズキ一のみが操作され、自動絞り調整が行なわれ、露
出プログラムが実行され、再び絞りが開放される。
しかし前記以外の他のプログラム制御も可能である。1
.露出測定 露出測定では測定キー26が操作される。
その結果接点40が閉成される。第0ステツプから第3
ステツプまでのプログラム制御は既述の場合と同様であ
る。第3ステツプで絞りの自動調整が終了する。絞りリ
ングに取り付けられた指針により絞り値を読み取ること
ができる。被写体の輝度下では最適の絞り値が得られな
い場合には、指示装置が作動接続される。この指示装置
は例えば発光ダイオードにより、セツトされた露出時間
が短すぎる旨の指示が行われる。この指示装置は図示し
ていないが、第1図の自動絞り調整装置から絞り10,
11のところまで設けられている接続線路中に挿入接続
される。絞り値の実際値と設定値とが比較されると、絞
りに自動絞り調整装置から制御パルスが供給され、この
制御パルスによつて絞りが調整移動される。撮り調整時
間は30msである。この時間の後に、なお接続線路に
制御パルスが存在すれば、このFbI磨パルスは検出さ
れ、これにより、相応の発光ダイオードが投入接続され
る。絞りの2つの調整移動方向に対して2つの異なる制
御線10,11が設けられているので、絞り調整のため
の実際値が設定値を下回るか上回るかによつて、一方の
制御線に゛絞りを閉じる1ための制御パルスが加わるか
あるいは他方の制御線に6絞りを開らぐ”ための制御パ
ルスが加わる。相応の方法で両制御線に各々1つの発光
ダイオードが設けられており、これらが露出不足ないし
は露出過剰を指示する。既述のように、歩進スイツチI
は第3の出力側から第4の出力側にシフトする。
第4ステツプでは、第4の出力側の論理値はOである。
レリーズキ一27は押圧されていないので、接点39は
開放されている。従つて0R素子162の一方の入力側
には論理値1の信号が供給される。従つて0R素子16
2の出力の論理値も1である。0R素子162の出力側
はNOR素子163の入力側に接続される。
従つてNOR素子163の出力の論理値はOである。そ
れ故0R素子164の両入力の論理値はOである。0R
素子164の一方の入力側が歩進スイツチIの第4の出
力側(第4の出力側の論理値は0)に接続され、他方の
入力側がNOR素子163の出力側に接続されるからで
ある。
0R素子164の出力側は計数器Dのプリセツト入力側
に接続される。
計数器Dのプリセツト入力側には論理値0の信号が供給
される。その結累計数器D(フリツプフロツプ回路)は
Oから1にセツトされる。その結果、歩進スイツチIの
第4の出力側が励振されているため4を出力とするデコ
ーダに、8が加算される。従つて歩進スィツチIは第4
ステツプ(第4の出力側)から第12ステツプ(第12
の出力側)にジアップする。第12ステツプでは、第1
2の出力側の論理値が0である。測定キー26を操作し
接点40を閉成すれば、実際値入力線(レリーズキ一)
27の電位は基準電位である。従つてAND素子165
の出力の電位は基準電位に等しい。
実際値入力線(レリーズキ一)27に接続されたAND
素子165の入力側の論理値がOだからである。従つて
NOR素子146の両入力の論理値はOであり、NOR
素子146の出力の論理値は1である。それ故0R素子
148の出力の論理値も1であり、0R素子149の出
力の論理値およびNOR素子145の入力の論理値も1
である。
従つてNOR素子145の出力の論理値およびNOR素
子145に接続されたNAND素子143の入力側の論
理値はOである。NAND素子143の出力の論理値は
1であり、この出力は制御線19を介して制御パルス発
生器aに供給される。その結果宙1脚パルス発生器aは
遮断される。それ故測定キー26が押圧され接点40が
閉成している限り、歩進スィツチIは第12の出力側に
留る。上述のようにレリーズが作動していないときに測
定キーが押圧されていれば、露出測定後に歩進スイツチ
Iはレリーズプログラムをジアップして第12ステツプ
にセツトされる。
その際測定キーは改めて押圧されているか否か、即ち測
定を繰返すべきかどうかがインタロゲートされる。その
ようにあらためて押圧されていれば以下述べるように露
出が反復すなわちあらためて露出が測定される。例えば
セツトされた露出時間が短すぎる旨の指示があり、そこ
で露出時間セツト装置を調節すれば(但し測定キー26
を押圧し接点40を閉成したままで)、露出時間セツト
装置の前セツト値を変更する際、それまで閉成されてい
た接点38が開放される。
そして露出時間セツト装置を他の位置に調節して他の露
出時間にセツトし直すと、接点38は再び閉成される。
接点38は、実際値入力線17を介してNOT素子16
6に接続される。従つて露出時間セツト装置の前セツト
値を変更する際NOT素子166の出力側には正のパル
スが生ずる。この正のパルスの上昇縁は入力側42cを
介してフリツプフロツプ回路42に供給される。入力側
42cに前記パルスが印加されると、フリツプフロツプ
回路42の出力側42aにはフリツプフロツプ回路42
の所謂D入力側42bの正電位が転送される。そしてフ
リツプフロツプ回路42はりセツトされる。但しそのた
めには、入力側42dに信号を印加しフリツプフロツプ
回路42を準備状態におかなければならない(即ちセツ
トしておかなければならない)。レリ一図阻止用の選択
スイツチ37を閉成しないか又はレリーズキ一27を押
圧しなければ、NAND素子174の一方の入力の論理
値はOである。この場合、NAND素子174の出力側
およびNAND素子174の出力側に接続された方のA
ND素子175の入力側の論理値は1である。測定キー
26を閉成すれば、既述のように、AND素子165の
出力側の論理値およびAND素子165の出力側に接続
された方のNOR素子146の人力側の論理値はOであ
る。
第12ステツプでは、歩進スイツチIの第12の出力側
の論理値はOである。従つて歩進スイッチIの第12の
出力側に接続されたNOR素子146の入力側の論理値
もOである。それ故NOR素子146の出力の論理値は
1である。更にNOR素子146に接続された方のAN
D素子175の入力側における論理値も1である。従つ
てAND素子175の出力の論理値は1である。それ故
フリツプフロツプ回路42の入力側42dには論理値1
の信号が印加される。フリツプスロツプ回路42がりセ
ツトすると、フリツプフロツプ回路42の出力側42a
に接続された0R素子1671の入力側に、論理値1の
信号が供給される。従つて0R素子167′の出力の論
理値は1である。またNOR素子130の出力の論理値
はOである。更にAND素子131,132の出力の論
理伯林0である。その結果歩進スイツチIは、計数器A
−Dのクリア入力側又はりセツト入力側を介して第0ス
テツプ(第0の出力側)にりセツトされる。歩進スイツ
チIが第0ステツプにりセツトされれば、既述のように
あらためて露出が測定され、絞り値がセツトされる。そ
して露出時間セツト装置を、表示が消えるまで、矢印の
指示方向に調節することができる。測定キー26を押圧
して適正な露出が得られ、歩進スイツチIが第12の出
力側にある際、更にレリーズキ一27を押圧すれば、歩
進スィッチIの計数器Dのクリア入力側又はりセツト入
力側にくAND素子131の出力側を介して論理値0の
信号が供給される。
今や、歩進スイツチIの第4の出力側から論理値0の信
号が計数器Dに供給される場合とは逆の動作が生じる。
即ちデコーダの値12から計数器Dの値8が減算される
。従つて歩進スィツチIは第4ステツプ(第4の出力側
)にシフトする。接点39が閉成され、0R素子162
の入力の論理値はOである。従つて0R素子162の出
力の論理値はOである。それ故NOT素子168の出力
の論理値は1である。NOT素子168の出力は、フリ
ツプフロツプ回路43の入力側43cに印加される。歩
進スィツチIの第12の出力側に論理値00信号が生じ
、NOR素子146の一方の人力側が第12の出力側に
接続され、他方の入力側がAND素子165の出力側に
接続され、接点40を閉成すれば実際値入力線26を介
して論理値0の信号がAND素子165の入力側に供給
される。それ故NOR素子146の両入力の論理値はO
であり、NOR素子146の出力の論理値は1である。
従つてフリツプフロツプ回路43は、NOR素子146
の出力によりセツトされている。NOT素子168から
入力側43cに供給される信号の上昇縁により、フリツ
プフロツプ回路43はりセツトする。その結果フリツプ
フロツプ回路43の非反転出力側には、所謂D入力側4
3bの論理値1の信号が生ずる。NAND素子169の
一方の入力側はフリツプフロツプ回路43の反転入力側
43aに接続される。
従つてNAND素子169の前記入力側には論理値0の
信号が供給される。
それ故NAND素子169の出力の論理値は1である。
従つてAND素子170の両入力および出力の論理値は
1である。フィルム送り電動機は停止しているので、接
点41は開放しており、実際値入力線28には論理値1
の信号が生ずる。従つてNAND素子171の両入力の
論理値は1である。またNAND素子171の出力の論
理値はOである。それ故AND素子131の一方の入力
の論理値はOである。
AND素子131の出力側は計数器Dのクリア入力側に
接続され、その論理値はOである。既述のように歩進ス
イツチIは第4ステツプ(第4の出力側)にセツトされ
る。レリーズキ一27の接点39は閉成されているので
、歩進スイツチIは第5、第6、第7、第8・・・・・
・・・・の出力側にシフトし、測定キー26の接点40
の開放後プロセス制御装置が第14の出力側において遮
断されるまで、既述の露出過程が実行される。この場合
、露出測定に基いて指示される絞り値により露出が行わ
れる。測定キー26が投入されていれば、既述のように
、歩進スィツチIは第12の出力側にとどまる。レリー
ズキ一27をあらためて押圧すれば、既述の過程が反復
する。2.連続撮影装置 連続して複数の写真を撮影する場合には、連続撮影用選
択スイツチ31を閉成しさえすればよい。
次に連続撮影装置の動作を3つのサブルーチンについて
説明する。2.1.レリーズキ一27を押圧する場合。
この場合、冒頭で記述したように撮影が行われる。
歩進スィツチIは第0の出力側から第14の出力側まで
の全出力側をシフトし、自動的に第0の出力側に復帰す
る。そして第Oの出力側から再びシフトし続ける。歩進
スイツチIのシフトは、レリーズキ一27が釈放される
まで続行する。レリーズキ一27を釈放すると、歩進ス
ィツチIが第14の出力側にある際、電源装置が遮断さ
れる。撮影毎にあらためて露出が測定され、絞り値が調
整される。第14の出力側から第0の出力側への歩進ス
ィツチIの自動りセツトは、次のように行われる;即ち
スイツチ31を閉成すれば、実際値入力線1を介して0
R素子160の一方の入力側に論理値0の信号が印加さ
れる。レリ一図氾止用のスイツチ37が開放しているの
で、0R素子160の他方の入力側には、NOT素子1
67を介して論理値0の信号が印加される。従つて0R
素子160の出力の論理値はOである。レリーズキ一2
7は投入されているので、0R素子162の両入力の論
理値はOである。従つて0R素子162の出力および0
R素子161の両入力の論理値はOである。
それ故NOR素子147の両入力の論理値および出力の
論理値はそれぞれ011である。
フイルム送り電動機は動作していないので、スイツチ4
1は開放されている。従つて実際値入力線28を介して
AND素子172の一方の入力側に論理値1の信号が印
加される。AND素子172の両入力の論理値は1であ
るから、AND素子172の出力の論理値は1である。
それ故0R素子167′の出力の論理値は1であり、N
OR素子130の出力とAND素子131,132の出
力の論理値はOである。その結果既述のように、計数器
A−Dのクリア入力側の論理値は0であり、歩進スィツ
チIは第0の出力側にりセツトされる。2.レリーズキ
一27を押圧せず、測定キー26を押圧する場合。
この場合は、第1項に記載したように動作する。
歩進スィツチIは第0の出力側から第3の出力側にシフ
トし、次に第12の出力側にジアップする。制御パルス
発生器aは制御線19を介して(第1項の露出測定につ
いて説明したように)遮断されるので、歩進スイツチI
は第12の出力側にとどまる。
この場合露出の測定のみ行われる。露出時間セツト装置
のセツト値を適正値に調節する際、既述のように露出の
測定および絞りの調整が反復される。
詳細頃第1項(露出測定)に記載されている。
3.測定キー26およびレリーズキ一27を押圧する場
合。
測定キー26を押圧し歩進スイツチIの第12の出力側
が励振される際、レリーズキ一27を押圧すれば、フィ
ルム送り電動機が停止するや否や歩進スィツチIは、計
数器Dのプリセツト入力側を介して第4の出力側にセツ
トされる。
即ちスイツチ31を閉成すると、0R素子160の出力
側および0R素子161の一方の入力側に論理値0の信
号が生ずる。
そこでレリーズキ一27を押圧して接点39を閉成すれ
ば、0R素子162の制御可能な入力側に、実際値入力
線(レリーズキ一)27を介して論理値0の信号が供給
される。0R素子162の出力の論理値はOであるから
、0R素子161の他方の入力値の論理値はOである。
従つて0R素子161の出力の論理値もOである。それ
故NAND素子169の出力の論理値は、フリツプフロ
ツプ回路43に接続された方のNAND素子169の入
力側の論理値に無関係に、1である。
AND素子170の一方の入力側がNAND素子169
の出力側に接続され、また他方の入力側にはNOR素子
146より論理値1の信号が印加されるので、AND素
子170の出力の論理値は1である。
フイルム送り電動機が停止し従つてスイツチ41が開放
していれば、NAND素子171の両入力の論理値は1
である。従つてNAND素子171の出力の論理値はO
である。
またAND素子131の出力の論理値もOである。
計数器Dのプリセツト入力側には論理値0の信号が供給
され、その結果歩進スイツチIは第4の出力側にシフト
する。その際レリーズキ一27が押圧されたままならば
、歩進スイツチIは第4の出力側から第12の出力側ま
で順次シフトする。歩進スィツチIが第12の出力側に
ある際レリーズキ一27の接点39が既に開放されてい
れば、制御線19を介して制御パルス発生器aが遮断さ
れるので、歩進スイツチIは第12の出力側にとどまる
他方歩進スイツチIが第12の出力側にある際レリーズ
キ一27の接点39が依然として閉成されていれば、レ
リーズキ一27および測定キー26が釈放されるまで既
述の動作が反復する。
従つて歩進スイツチIは第12の出力側から第14の出
力側にシフトする。第14の出力側に歩進スイツチIが
シフトする際、電源装置が歩進スイツチにより遮断され
る。
測定キー26およびレリーズキ一27を押圧して連続撮
影する場合には、撮影毎に露出時間および絞り値を変更
しない。
即ち露出時間および絞り値を固定して露出する。3.自
動絞り調整装置の遮断 マニユアルに調整可能な絞り値および露出時間に基いて
撮影する場合には、選択スイツチ44を閉成することに
より自動絞り調整装置を遮断することができる。
この場合も、第2項に記載した3つの場合が該当する。
3.1.レリーズキ一27のみを押圧する場合。
作の詳細は既述の通りである。3.3.測定キー26お
よびレリーズキ一27を押圧する場合。
測定キー26を押圧すれば、第3.2.項の記載のよう
に、歩進スィツチIは第12の出力側にとどまる。
次にレリーズキ一27を押圧すれば、実際値入力線27
と0R素子162とNOT素子168を介してフリツプ
フロツプ回路43の入力側43cに論理値1の信号が供
給される。その結果第1項ないし第2.3.項の記載の
ように、フリツプフロツプ回路43はりセツトする。
それ以後の動作も同様である。歩進スイツチIは計数器
Dにより第4の出力側にセツトされる。歩進スィツチI
が第4の出力側にセツトされる際にレリーズキ一27が
押圧されていれば、歩進スイツチIは第5の出力側から
第12の出力側まで順次シフトする。測定キー26を押
圧すれば、歩進スィツチIは第12の出力側にとどまる
。レリーズキ一27をあらためて押圧すれば、動作が反
復される。測定キー26を釈放すれば、歩進スィッチI
は第14の出力側にシフトする。歩進スイツチIは第1
4の出力側にシフトすると、第14ステツプについて既
に説明したように、フイルム送り電動機の停止後制御線
6を介して電源装置が遮断される。4.レリーズ阻止 明るさの条件が悪く絞りの最適値が見い出せない場合に
は、次のようにして影響を停止することができる;即ち
レリーズ阻止用の選択スイ Jツチ37を閉成すれば、
不適正な露出により撮影するおそれのある場合、絞り値
の調節後撮影をやめることができる。
選択スイツチ37を閉成すれば、歩進スイツチIは第4
の出力側に短時間とどまつた後、直ちに第12の出力側
にシ 3フトし、第12の出力側にとどまる。露出時間
のセツト値が不適正である旨を指示装置は、露出時間又
は明るさの条件を変更する必要がある旨を撮影者に通報
する。第2図は、絞り値セツト装置と自動露出時 4間
調整装置Vとを具備するカメラの電子式プロセス制御装
置を示す。
第1図のプロセス制御装置と第2図のプロセス制御装置
とは類似する。第2図のプロセス制御装置では、自動絞
り調整装置の代わりに自動露出時間調整装置Vが使用さ
れる。また露出時間セツト装置の代わりに、絞り値セツ
ト装置が使用される。自動露出時間調整装置ζセツトさ
れる絞り値下で、被写体の輝度を検出し、被写体の輝度
を電気信号に変換する。この電気信号により露出時間形
成発信器が制御される。但し第2図の実施例では、露出
時間形成発信器が自動露出時間調整装置に含まれている
。従つて第1図の実施例のように、露出時間形成発信器
cを設ける必要はない。フイルム感度のセツト値および
絞り値のセツト値は、実際値入力線32′,33′を介
して自動露出時間調整装置Vに供給される。第1図の実
施例では露出時間のセツト値が制御・プログラムユニツ
トに供給される。他方第2図の実施例では絞り値のセツ
ト値が、実際値入力線17″を介して制御・プログラム
ユニツトに供給される。絞り制御装置は絞り駆動装置X
を作動する。絞り制御装置は歩進スイツチIのみにより
制御される。自動露出調整機構仄選択スイツチ30によ
り、実際値入力線2′および制御・プログラムユニツト
を介して遮断可能である。第2図の実施例の残りの部分
の構成および動作は、第1図の実施例の相応する部分(
制御パルス発生器A,bおよび絞り駆動装置を具備する
絞り制御装置)と同様である。
なお(マスター)クリア線路12このパルス4ζ歩道ス
イツチIのカウンタすべてをりセツトする。
このりセツトはもつぱら制御装置の電子回路の投入接続
時に行なわれる。つまり例えばレリーズ27を押圧する
ことにより制御装置の電子回路を投入接続したときに行
なわれる。この投入接続により生ずるパルスはコンデン
サ51(第3図)で微分され、線路12を介してカウン
タA−Dのクリア入力端子に供給される。これによりカ
ウンタはりセツトされる。実際値線路16は、選択スイ
ツチ37(第4図)を介しでレリーズロツク装置”が投
入接続されたときに作用をする。このレリーズロツク装
置は、露出測定時に絞りを、設定された露出時間に必要
な絞り値に調整できないとき、第3ステツプが第4ステ
ツプに移行するのを阻止する。これにより、レリーズ2
7が押圧されていても線路16がロックされているので
、7レリーズ1プログラム(ステツプ64゛〜012゛
)は開始されない。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明のカメラの実施例の部分プ
ロツク図、第3図および第4図は本発明のカメラの論理
制御部分から成る制御・プログラムアセンブリのプロツ
ク図である。 1・・・・・・歩進スイツチ、・・・・・・制御・プロ
グラム一2ト、A,b・・・・・・FbI脚パルス発生
器、c・・・・・・露出時間形成発信器、・・・・・伯
動絞り調整装置、・・・・・伯動露出時間調整装置、・
・・・・・露出時間セツト装置、・・・・・・フィルム
感度セツト装置、・・・・・・絞り値セツト装置、26
・・・・・・測定キー27・・・・・・レリーズキ一。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 歩進スイッチ I 及び制御・プログラムユニットII
    を有する制御プログラムアセンブリ30が設けられてお
    り、前記制御・プログラムユニットIIの入力側には、写
    真撮影に関与するカメラ部材の各種の実際値(1、2、
    3、4、16、17、26、28)が供給され、さらに
    制御・プログラムユニットIIは歩進スイッチ I の入力
    側に、歩進ステップの飛越ないしジャンプまたは歩進ス
    イッチ I のリセットのために接続されており、さらに
    制御・プログラムユニットIIは制御線19を介して制御
    パルス発生器IIIa、IIIbの作動接続もしくは遮断のた
    めに2つの制御パルス発生器IIIa、IIIbに、接続され
    ており、前記制御パルス発生器は歩進スイッチ I の別
    の入力側に接続されていて、制御プログラムユニットI
    Iの制御パルスに依存して歩進スイッチを作動して歩進
    ステップでシフトさせ、また歩進スイッチ I は複数の
    出力側を有しており、該出力側に、フィルム送りモータ
    5、ミラー制御装置13、シャッタ開放・閉成装置22
    、14、自動絞り調整装置IV等の写真撮影に関与するカ
    メラ部材が接続されていて、該カメラ部材は歩進スイッ
    チ I の歩進ステップに依存して作動され、さらに歩進
    スイッチ I の複数出力側のうち1つの出力側が第1の
    帰還線路20を介して、露出時間セット装置VIにより所
    望の露出時間を設定可能な、露出時間形成発信器IIIc
    に接続されており、歩進スイッチ I の複数の出力側の
    うちの他の1つの出力側が第2の帰還線路21を介して
    制御パルス発生器IIIa、IIIbのうちの一方IIIbに接
    続されており、歩進スイッチ I の複数出力側のうちさ
    らに他の少なくとも1つの出力側が、写真撮影に関する
    カメラ部材の各種の実際値に依存してプログラム制御す
    るため、第3の帰還線路として構成された接続線24を
    介して制御・プログラムユニットIIの別の入力側に接続
    されており、前記一方の制御パルス発生器IIIbは、シ
    ャッタ開放・閉成装置22、14により作動されるシャ
    ッタの開放に際して、電圧に依存する起動時間のはじめ
    に歩進スイッチ I によつて制御されて、歩進スイッチ
    I を、その都度の電池電圧損失に応じた時間後に制御
    して、前記第1の帰還線路20を介して露出時間形成発
    信器IIIcを作動し、さらに露出時間形成発信器IIIcが
    歩進スイッチ I の前記別の入力側に接続されており、
    前記の制御パルス発生器の一方IIIをおよび露出時間形
    成発信器IIIcの作動中は前記両制御パルス発生器のう
    ち他方IIIaが停止されることを特徴とする写真カメラ
    。 2 歩進スイッチ I 及び制御・プログラムユニットII
    を有する制御プログラムアセンブリ30が設けられてお
    り、前記制御・プログラムユニットIIの入力側には、写
    真撮影に関与するカメラ部材の各種の実際値(1、2、
    3、4、16、17、26、28)が供給され、さらに
    制御・プログラムユニットIIは歩進スイッチ I の入力
    側に、歩進ステップの飛越ないしジャンプまたは歩進ス
    イッチ I のリセットのために接続されており、さらに
    制御・プログラムユニットIIは制御線19を介して制御
    パルス発生器IIIa、IIIbの作動接続もしくは遮断のた
    めに2つの制御パルス発生器IIIa、IIIbに、接続され
    ており、前記制御パルス発生器は歩進スイッチ I の別
    の入力側に接続されていて、制御プログラムユニットI
    Iの制御パルスに依存して歩進スイッチを作動して歩進
    ステップでシフトさせ、また歩進スイッチ I は複数の
    出力側を有しており、該出力側に、フィルム送りモータ
    5ミラー制御装置13、シャッタ開放・閉成装置22、
    14、等の写真撮影に関与するカメラ部材が接続されて
    いて、該カメラ部材は歩進スイッチ I の歩進ステップ
    に依存して作動され、さらに歩進スイッチ I の複数出
    力側のうち1つの出力側が、フィルム感度セット装置V
    IIIと絞り値セットIXとによつて制御される自動露出時
    間調整装置Vに第1の帰還線路7、9、20、23を介
    して接続されており、歩進スイッチ I の複数の出力側
    のうちの他の1つの出力側が第2の帰還線路21を介し
    て制御パルス発生器IIIa、IIIbのうちの一方IIIbに
    接続されており、歩進スイッチ I の複数出力側のうち
    さらに他の少なくとも1つの出力側が、写真撮影に関与
    するカメラ部材の各種の実際値に依存してプログラム制
    御するため、第3の帰還線路として構成された接続線2
    4を介して制御、プログラムユニットIIの別の入力側に
    接続されており、前記一方の制御パルス発生器IIIbは
    、シャッタ開放・閉成装置22、14により作動される
    シャッタの開放に際して、電圧に依存する起動時間のは
    じめに歩進スイッチ I によつて制御されて、歩進スイ
    ッチ I を、その都度の電池電圧損失に応じた時間後に
    制御して、前記第1の帰還線路7、9、20、23を介
    して自動露出時間調整装置Vを作動し、さらに自動露出
    時間調整装置Vが歩進スイッチ I の前記の別の入力側
    に接続されており、前記の制御パルス発生器のうちの一
    方IIIbと自動露出時間調整装置Vとの作動中は前記制
    御パルス発生器のうちの他方IIIaが停止されることを
    特徴とする写真カメラ。
JP48093235A 1972-08-19 1973-08-20 写真カメラ Expired JPS5921005B2 (ja)

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DE2240920 1972-08-19

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JPS4960531A JPS4960531A (ja) 1974-06-12
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BR (1) BR7306331D0 (ja)
CA (1) CA1022789A (ja)
CH (1) CH560396A5 (ja)
DD (1) DD112840A5 (ja)
DE (1) DE2240920C3 (ja)
FR (1) FR2196721A5 (ja)
GB (1) GB1433814A (ja)
IT (1) IT994603B (ja)
SE (1) SE390846B (ja)
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CH560396A5 (ja) 1975-03-27
GB1433814A (en) 1976-04-28
AU5921773A (en) 1975-02-20
DE2240920A1 (de) 1974-03-07
DE2240920B2 (de) 1977-06-02
SE390846B (sv) 1977-01-24
JPS4960531A (ja) 1974-06-12
AU470135B2 (en) 1976-03-04
BR7306331D0 (pt) 1974-07-25
CA1022789A (en) 1977-12-20
DD112840A5 (ja) 1975-05-05
ZA734205B (en) 1974-05-29
DE2240920C3 (de) 1980-01-03

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