JPS5920555B2 - 繊維ベルトの締結構造 - Google Patents

繊維ベルトの締結構造

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JPS5920555B2
JPS5920555B2 JP16969481A JP16969481A JPS5920555B2 JP S5920555 B2 JPS5920555 B2 JP S5920555B2 JP 16969481 A JP16969481 A JP 16969481A JP 16969481 A JP16969481 A JP 16969481A JP S5920555 B2 JPS5920555 B2 JP S5920555B2
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JP
Japan
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belt
fiber belt
fiber
fastening structure
sealing material
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JP16969481A
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JPS5873557A (ja
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静夫 倉持
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は各種製品等の荷物を輸送・保管するために荷
台等に固定する荷締用などに使用される繊維ベルトの締
結構造に関する。
従来、ステンレス製タンクや大径パイプ或いは各種機器
等の大型製品を輸送するにはその荷締ベルトとして帯鋼
が多く用いられていた。
この帯鋼は耐強度大で荷くずれ等がなく輸送・保管の安
全が確実に得られる利点がある。しかしながら、この種
の荷締ベルトは通常輸出先で破棄されると云つた具合に
使い捨てとなることから、コストの高い帯鋼では不経済
で輸送費が高くつく問題があつた。またこの帯鋼では他
の荷造り用ロープ等に比し取扱えが面倒で且つ締結作業
中や開梱時に製品に損傷を与える心配あり、しかもその
作業中に作業員に対する危険性が大でこのために荷締の
作業に手間がかかり作業性が悪い欠点などがあつた。そ
こで最近では帯鋼に代えて繊維ベルトの使用が考えられ
てきている。つまり、最近ではポリエステル繊維ベルト
など耐久性、耐寒、耐候性に優れたものが開発されて多
種多様の用途に利用されつつあり、こうした繊維ベルト
は大型製品の荷締ベルトとしても強度的に十分耐えられ
ると共に、コストが安く荷造り費の低域が図れ、且つ可
撓性を有することで取扱えや保管が簡便で、製品に傷を
つけることがなく荷締め作業を容易に行うことができ、
また着色が自由で帯鋼に比し体裁がよいなど多くの利点
が得られることから、荷締ベルトとして最適なものと考
えられて来た。ここで、上述した繊維ベルトで荷締を行
う場合、その繊維ベルトの端部を荷台等の掛止金具に引
掛けるために該ベルトの端部を折返してループ部を作る
必要があり、又ベルトとベルトをつなぎ合わせる必要が
ある場合もあり、そうした場合にベルトの折返し重合部
或いはベルトとベルトとのつなぎ合わせ重合部を締結し
なければならない。
しかし繊維ベルトの重合部の締結は一般にミシンにより
縫着すると云つた手段しかとられておらず、この縫着に
よる締結構造では上記大型製品の荷締を行う上で強度的
に弱く問題である。そこで本出願人は従来から帯鉄締結
用として知られているリップ溝型鋼よりなるシール材を
2枚の帯鋼の重合部に被嵌して封緘機でかしめて該両帯
鋼を締結すると云つた手段を繊維ベルトに応用して、強
靭な締結構造を得ようと試みたが、しかしシール材内に
包持される繊維ベルトが可撓性を有することで、該シー
ル材を封緘機でかしめようとすると全体が巾方向に彎曲
して縮むだけで内部の繊維ベルトが簡単に抜けてしまう
と云つた如く強固に締結し得なかつた。この発明は上記
事情に鑑みなされたもので、その目的とする処は、帯鉄
締結用の手段に改良を加えることで繊維ベルトを強固に
締結できて該繊維ベルトを大型荷締ベルトにも利用し得
るようになせる非常に実用上効果的な繊維ベルト締結構
造を提供することにある。
つまり、この発明は繊維ベルトの重合部にこれと略同巾
の金属板を重合し、それらベルト重合部と金属板とを包
持すべくリツプ溝形鋼等のシール材を被嵌して封緘機で
かしめてなる繊維ベルトの締結構造を特徴とするもので
ある。
以下この発明の一実施例を図面に従い説明する。
先ず第1図は輸送トラツク1の荷台2上に製品3を乗せ
て繊維ベルト4で荷締した状態を示すもので、各繊維ベ
ルト4は端部に折返したループ部5を有して、荷台2の
掛止金具6に引掛けられ、又両側からの繊維ベルト4,
4が公知の帯締機7により引き締められて、製品3を荷
台2上に強固に締付け固定している。ここで、上記繊維
ベルト4を第2図A,bにより述べると、これは例えば
ポリエステルやナイロン等の合成樹脂繊維をダブル織り
して厚手で巾広な帯体となして構成したもので、可撓性
を有するが、耐久性、耐寒性、耐候性いずれも大で非常
に引張り強度に優れた強靭なものである。
そしてこの繊維ベルト4を上記掛止金具6に引掛けるた
めのループ部5は該繊維ベルト4の端部を折返し重合し
、その重合部4A,4Bをこの発明の締結構造により締
結することで構成されている。その締結構造は第2図乃
至第4図に示す如く、繊維ベルト4の重合部4A,4B
の適当長さの範囲に該ベルト4と略等しい巾をもつ帯鋼
等の金属板8を重合し、それらベルト4の重合部4A,
4Bと金属板8とを包持するように鋼板製等のリツプ溝
形状シール材9を被嵌し、そのシール材9の長手方向に
対する2個所をそれぞれ両外側から押し潰す如く公知の
帯鉄締結用封緘機と略同様の封緘機(図示せず)でかし
めてなる構成である。
なお、ここで使用した封緘機はシール材9の2個所9A
,9Bを同時にかしめ得るもので、それぞれ第2図aに
示す如く表面側から見ると巾方向に亘る凹溝を形成する
と共にその巾方向両側端を略への字状に屈曲すべく更に
深く押し潰すことができる型歯をもつものである。而し
て、上述した締結構造では繊維ベルト4の重合部4A,
4Bが金属板8と一緒にシール材9内に圧着包持されて
、長手方向には波形状に屈曲され、且つ巾方向両側各2
個所が更に深く略への字状に屈曲する状態で挟持されて
、重合部4A,4B相互の引張り方向の力に対して抜け
外れるようなことなく強固に締結されるようになる。
なお、第5図は上記金属板8を設けずに従来の帯鉄締結
構造をそのまま利用して繊維ベルト4の重合部4A,4
Bを締結した場合の断面図で、第4図と比較して解るよ
うに、金属板8を用いずに繊維ベルト4だけをシール材
9で包持してかしめると、該ベルト4が町撓性大である
ことから、シール材9が巾方向に彎曲して縮まるだけで
、内部のベルト重合部4A,4Bは単に波うつだけで挟
圧されず、引張り力により簡単に抜け外れてしまうので
ある。なお、上記実施例において金属板8はベルト4の
重合部4A,4B相互間に介在して重合してもよく、ま
た金属板8を2枚以上重合してもよく、更には上記リツ
プ溝形状のシール材9の両側折返し板部を巾広にして、
封緘機でかしめた際に該両側折返し板部の対向縁が完全
に接合するようにしても可であり、また封緘機でシール
材9の9A,9B部を更に深く波形状にかしめたり、そ
の波形状の各部に更に小さなくほみが複数個できるよう
な型歯をもつ封緘機でかしめるなどすることで、一層強
度的に大なる締結構造となる。
第6図はこの発明の他の実施例を示すもので、繊維ベル
ト4の端部を一回折返してループ部5を構成すると共に
、その折返した端部を更に折返して2層の重合部4A,
4B,4Cを構成し、その重合部4A,4B,4Cに金
属板8,8を重合してシール材9により被嵌してかしめ
た構造であり、上記実施例のものより更に強度的に大な
る締結構造となる。
この発明は以上詳述した如くなしたから、帯鉄締結用手
段を利用し且つ金属板を加えることで繊維ベルトの重合
部を強固に締結することができ、該繊維ベルトを大型荷
締ベルトとして利用するのに好都合であつて非常に実用
上効果大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は繊維ベルトにより荷締した状態の側面図、第2
図A,bはこの発明の繊維ベルト締結構造を示す表側か
ら見た斜視図及び裏面側から見た斜視図、第3図,第4
図は第2図のl−線及び一線に沿う各々断面図、第5図
は金属板を用いない従来技術により繊維ベルトを締結し
た状態の断面図、第6図はこの発明の他の実施例を示す
断面図である。 4・・・・・・繊維ベルト、4A,4B,4C・・・・
・・ベル卜重合部、5・・・・・・ループ部・8・・・
・・・金属板、9・゜゜・・・シール材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 長尺帯板状の繊維ベルトを重合した部分を相互に締
    結する構造において、上記ベルトの重合部に該ベルトと
    略等しい巾をもつ帯鋼等の金属板を重合すると共に、そ
    れらベルト重合部と金属板とを包持すべく鋼板製等のリ
    ップ溝形状のシール材を被嵌してその複数個所を封緘機
    でかしめてなる繊維ベルトの締結構造。
JP16969481A 1981-10-23 1981-10-23 繊維ベルトの締結構造 Expired JPS5920555B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16969481A JPS5920555B2 (ja) 1981-10-23 1981-10-23 繊維ベルトの締結構造

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JP16969481A JPS5920555B2 (ja) 1981-10-23 1981-10-23 繊維ベルトの締結構造

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Publication Number Publication Date
JPS5873557A JPS5873557A (ja) 1983-05-02
JPS5920555B2 true JPS5920555B2 (ja) 1984-05-14

Family

ID=15891150

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200064941A (ko) 2018-11-29 2020-06-08 가부시키가이샤 도쿠슈 긴조쿠 엑셀 스텐레스 강대 또는 강박 및 그 제조 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200064941A (ko) 2018-11-29 2020-06-08 가부시키가이샤 도쿠슈 긴조쿠 엑셀 스텐레스 강대 또는 강박 및 그 제조 방법

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JPS5873557A (ja) 1983-05-02

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