JPS59201073A - 原稿送り装置 - Google Patents

原稿送り装置

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JPS59201073A
JPS59201073A JP7665683A JP7665683A JPS59201073A JP S59201073 A JPS59201073 A JP S59201073A JP 7665683 A JP7665683 A JP 7665683A JP 7665683 A JP7665683 A JP 7665683A JP S59201073 A JPS59201073 A JP S59201073A
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roller
shaft
power
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JP7665683A
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English (en)
Inventor
Shuzo Tsubo
壷 周三
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPS59201073A publication Critical patent/JPS59201073A/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/60Apparatus which relate to the handling of originals
    • G03G15/602Apparatus which relate to the handling of originals for transporting

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は原稿を画像形成装置本体に設けられている露光
台上で所定位置まで搬送し、露光後に該原稿を露光台か
ら排出する装置に関するものである。
「発明の技術的背景とその問題点] この種の従来装置は露光台上で原稿を摩擦搬送づる搬送
部が画像形成装置本体に回動可能に枢支されていて露光
台に対して開閉可能に構成されている。
しかしながら搬送部の駆動源や制御部も搬送部内に取付
けられているために搬送部の重量が増し、搬送部の開閉
作業を円滑に行うことができないという問題があった。
[発明の目的] 本発明は上記事情上に鑑みてなされたものであり、搬送
部の重量を軽減することができ、露光台に対して搬送部
を容易に開閉することができる原稿送り装置を提供する
ことを目的とするものである。
[発明の概要] 本発明は上記目的を達成するために一端部が画像形成装
置本体に回動可能に枢支されかつ他端部が前記露光台か
ら離間可能に設けられ露光台上の原稿を搬送する搬送部
と、この搬送部とは分離して画像形成装置本体に固定的
に取付けられ前記搬送部を駆動するとともにその制御を
司る駆動源及び制御部と、この駆動源からの動力を前記
搬送部に伝達する動力伝達手段とを設けて原稿送り装置
を構成したものである。
(以下余白) 〔発明の実施例〕 以下本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例装置を原稿自動送り機能を備
えた複写機に適用した場合の概略斜視図である。図にお
いて1Aで示すものは複写機本体であり、その上部には
原稿送り装置1Bが設けら誉ている。原稿送り装置1B
は少なくとも給送装置2と搬送部3とによって構成され
ていて複写機本体1Aの一側部には給送装置2が設けら
れている。この紙葉類の給送装置(以下単に分離給送装
置ともいう)2は、積層状態で投入された紙葉類例えば
原稿を最端層例えば最上層のものから順次1枚づつ送り
出す装置である。送り出された原稿は一端部が複写機本
体1Aの背面部に枢支され露光台(以下単に原稿台ガラ
スともいう)4から離間可能に設けられている搬送部(
以下搬送装置ともいう)3によって原稿台ガラス4上の
所定位置く露光位置)まで送られ、当該原稿の複写終了
後その原稿は原稿トレー5へ送られるように構成されで
いる。なお、図において104で示すものは原稿台ガラ
ス4上に搬送されてくる原稿を例えば搬送部3の搬送力
に抗して露光位置で停止する原稿停止手段であり、位置
調整可能に原稿の搬送方向に交差する方向に配設されて
いる。このように、分離給送装置2を介することによっ
て次々と新しい原稿が送られて複写に供されることにな
る。なd3、分離給送装置において、積層状態の原稿を
載置する載置部6の構成は次のようになっている。
すなわち、複数枚の原稿を一括かつ傾斜状態で収容し得
る集積室6Aの底面の一部を形成する載置台6Bが傾斜
状態に設けられている。この載置台6Bの−り面側には
原稿のサイズに応じて給送方向に対して直角方向にスラ
イド自在な一対の側面規制板6Cが配設されている。ま
た、傾斜上端部には、原稿を短手方向にセット零“る際
、第1図示実線で示すように載置台6B上に回転収納で
き、原稿を長手方向にセットする際には、第1図示2点
鎖線で示すようにほぼ150°回動させて載置台6Bの
延長部を構成する原稿支持部材60が枢着されている。
ここで、前記分離給送装置2の内部機構を示す概略側面
図である第2図(a>と部分斜視図である第2図(b)
とに基づいて分離給送装置の概略を説明する。図におい
て6Bで示すものは前期載置台であり、原稿Pが積層状
態で載置される。載置されている原稿Pは、第2図(a
 )に示す矢印AI 、A2方向に揺動可能なストッパ
(載置されている紙葉類を位置決め規制し、かつ位置決
め規制を解除したときには積層状態の紙葉類を間欠的に
押圧する位置決め押圧部の一例であるとともに、載置台
6B上の原稿をその自重によって滑落させる滑落部の一
例である)10にて位置決め規制されるようになってお
り、このストッパ10が第2図(a)に示す矢印A1方
向に回動すると原稿Pは斜め下方へ自重で滑落する。そ
して積層状態で滑落した原稿の少なくとも一部の先端部
に当接して摩擦制動する摩擦制動部材例えばウレタンゴ
ムシート101が第3のマイラガイド15Cを介してガ
イド板100上に設けられている(第2図(b)をも参
照)。このようなウレタンゴムシート101を設けると
、積層状態で滑落した原稿は、その自重により摩擦制動
されて全体が第2図(a)の左方へ横ずベリすることが
ない。その後第2図(a )に示す矢印A2方向へ回動
すると滑落した原稿はストッパ10にて背面が押圧され
ることになる。そして押圧された原稿の最端層に接触す
ることにより原稿を先方へ確実に送り込む送り込み部例
えば送り込みローラ11が設(プられている。
さらに、この送り込みローラ11とストッパ10との協
同作用にて送られてきた原稿の最端層のものを他の原稿
から分離して先方へ送る分離給送部]2が設けられてい
て、ここから送られてきた原稿はその先方に設けてれて
いる一対のレジストローラ’13A、13’Bに当接さ
れ、ここで原稿の搬送タイミングがとられた後に前記原
稿台ガラス4の方へ搬送されるようになっている。なお
、第2図(a)に示すように前記送り込みローラ11の
手前には第1のマイラガイド15Aが設けられていて、
積層状態の原稿を円滑に載置台6Bに載置できるように
なっている。また送り込みローラ11から前記分離給送
部12に至るまでの上方には第2のマイラガイド15B
が設けられ、前記第3のマイラガイド15Cとあいまっ
て送り込みローラ11などによって送られてきた原稿を
円滑かつ確実に分離給送部12へ送ることができるよう
になっている。また前記第3のマイラガイド15Cの先
方には略「り」の字状に折曲された第4のマイラガイド
15Dがアッパガイド103に対向して設けられている
(第2図(b)をも参照)。
よって前記分離給送部12から取出し搬送されてきた原
稿は、第4のマイラガイド15Dとアッパガイド103
とによって上に凸状とされその先端部が前記一対のレジ
ストローラ13A、13Bのニップ部に案内されること
になる。なお、この第4のマイラガイド15Dの先端部
(原稿の搬送方向に対して)は固定されていないので上
から押圧力が作用した場合にはほぼ平坦となるようにな
っている。
次に、分離給送装置の駆動系を示す第3図を中心にして
本実施例装置を詳細に説明する。
本実施例装置は、前記ストッパ10、送り込みローラ1
1、分離給送部12及びレジストローラ13A、13B
及び後述する搬送ベルト71などを一つの駆動源の正逆
転にて選択駆動するようになっている。そのために先ず
、駆動源例えば第3図示X1 、Y1方向に正逆転可能
なモータ20と、このモータ20のモータ軸に固着され
た第1のプーリ21Aと、第1のプーリ21Aの回転が
伝達される第2のプーリ21Bと、両プーリ21A。
21Bに張設された第1のタイミングベルト22Aと、
第2のプーリ21Bと一体回転する第1のアイドルギア
23Aと、第1のアイドルギア23Aに噛合する第2の
アイドルギア23Bと、第2のアイドルギア23Bに噛
合する第1のドライブギア24Aと、第1のドライブギ
ア24Aと一体回転する第1軸25とが設けられ、第1
軸25は、前記モータ20の×1方向回転に対して×2
方向へ回転し、Y1方向回転に対してY2方向へ回転す
るようになっている。なお、モータ20から、第1のド
ライブギア24Aまでの動力伝達系の詳細は、第4図(
a)、(b)に示す分解斜視図と組立斜視図に示すよう
になっている。
そして第1軸25の第3図示右端には、第1軸25のY
2方向の回転のみを伝達する第1のワンウェイクラッチ
26Aを介して第2のドライブギア24Bが固着されて
いる。さらにこの第2のドライブギア24Bの回転が伝
達される第3のドライブギア24Cと、この第3のドラ
イブギア24Cとともに第3図示矢印Y3方向へ回転す
る分離給送軸35と、分離給送軸35に固着された第3
のプーリ21Cと、第3のプーリ21Cとの回転が伝達
される第4のプーリ210と、両プーリ210、’21
Dに張設された第2のタイミングベルト22Bと、第4
のプーリ21Dと一体に矢印Y4方向に回転する取出ロ
ーラ駆動軸27とが設けられている。
また、前記第2軸25の第3図示左端には、第1軸25
の第3図示矢印×2方向の回転のみを伝達する第2のワ
ンウェイクラッチ26Bを介して第5のプーリ21Eが
固着されている。さらに、第5のプーリ21Eの回転が
伝達される第6のプーリ21Fと、両プーリ21E、2
1Fに張設された第3のタイミングベル1〜22Cと、
第6のプーリ21Fと一体に第3図示矢印×3方向に回
転する第2軸28とか設けられている。この第2軸28
の第3図示右端部には第4のドライブギア24Dが固着
され、ざらに第4のドライブギア24Dに噛合する第5
のドライブギア24Eと、第5のドライブギア24Eと
一体回転可能な第1のレジストローラ軸29Aとが設け
られていて、第2図で説明した一方のレジストローラ1
3Aは第1のレジストローラ軸29Aに取付けられて第
3図示矢印×4方向に回転可能となっている。なお、第
2図で説明しl〔他方のレジストローラ13Bは、フリ
ー回転可能な第2のレジストローラ軸29Bに取(=j
けられていて、図示しない付勢部材を介することにより
下方にあるレジストローラ・13Aに押圧されるように
なっている。
また、前記第1軸25の中間部には第7のプーリ21G
が固着され1、さらに第7のプーリ21Gからの回転が
伝達される第8のプーリ21Hと、両プーリ21G、2
1Hに張設された第4のタイミングベルト22Dと、第
8のプーリ21Hと一体回転する第3軸30とが設けら
れている。なお、この第3軸30は、前記第8のプーリ
21Hと一体回転する原動軸30Aと、この原動軸30
Aとは分離した従動軸30Bとによって構成され、両軸
30A、30Bはクラッチ31によって断続されるよう
になっている。ここでこのクラッチ31の構成を第5図
(a)、(b、)に基づいて説明する。すなわち、第5
図(a )に示すように原動ボス部材31Aが前記原動
軸30Aと一体回転可能に取付けられ、かつ従動ボス部
材31Bが前記従動軸30Bと一体回転可能に取付けら
れていて、前記原動ボス部材31Aにはスプリングジヨ
イント31Gの一端が外嵌され、このスプリングジヨイ
ント31Cの他端は前記従動ボス部材31 Bに対して
固定的に保持されている。さらにスプリングジヨイント
31Cにはスリーブ31Dが外挿され、かつこのスリー
ブ31Dの一端は前記スプリングジヨイント31Cの一
端部に固定的に取着され、さらにスリーブ31Dの外周
辺部には係止突起31Eが配置されている。さらに、前
記スリーブ311)の近傍には第5図(b ’)に示す
ように、ベース31Fと、揺動自在にベース31Fに設
けられる断続レバー31Gと、この断続レバー31Gを
矢印C1方向に回転付勢する付勢部材311」と、断続
レバー31Gを付勢部材31Hの付勢力に抗して矢印C
2方向に回動するソレノイド31Jとによって構成され
るクラッチ断続部31Kが設りられている。このような
りラッチ31にあっては、前記ソレノイド31Jの消磁
時には断続レバー31Gの先端部31G−が前記スリー
ブ31Dの係止突起31Fに係合するようになっていて
、このときには第5図<a )に示すスリーブ31Dの
回転が規制されるので、前記原動ボス部材31Δのボス
部31A−が前記スプリングジヨイント31Gの内径部
でスリップして、原動軸30Aのトルクは従動軸30B
に伝達されない。またソレノイド31Jの励磁時には断
続レバー31Gの先端部31G−がスリーブ31Dの係
止突起31Eから離脱するようになっているので、この
ときには第5図(a )に示すスリーブ31Dはフリー
になるので、スプリングジヨイント31Cの内径部と原
動ボス部材31Aのボス部31A−との摩擦力によって
、原動軸30Aのトルクは従動軸30Bに伝達されるよ
うになっている。
次に、前記第1軸25、分離給送軸35、取出ローラ軸
27及び第3軸を介して駆動されることになるストッパ
10.送り込みローラ11及び分離給送12を詳細に説
明する。この部分の駆動系は第3図゛の8部分に示す部
分であり、前記第2図(a )に示す部分に対応してい
る。
第6図は第3図示J部分の詳細斜視図である。
前記ストッパ10は、第6図に示すようにストッパ保持
部材40の一端中央に取付けられたビン41を介して僅
かに揺動(原稿Pの送出方向りに直角な方向)可能に設
けられている。ストッパ10の先端部にて原稿を均一に
押圧するためである。
そして前記ストッパ保持部材40の他端部はカムレバー
軸42に固着され、この軸42の端部にはカムレバー4
3が取付けられている。なお、カムレバー43には付勢
部材44が取付けられ、カムレバー軸42を常時第4図
示A2方向へ回動付勢している。そしてこのカムレバー
43を作動してストッパ10を第6図及び第2図(a 
)に示す矢印AI 、A2方向へ揺動するため、第7図
のごとく前記第3軸30の従動軸30Bにはカム44が
取付(プられている。しかして、カム44の回転によっ
てストッパ10は第2図(a >及び第6図示矢印AI
 、A2方向へ揺動することになり、矢印A1方向に回
動されると第2図(a )に示す原稿Pは斜め下方へ自
然落下し、その後矢印A2方向へ回動すると、落下した
原稿Pはストッパ10にて背面が押圧されて斜め上方へ
押し上げられることになる。
前記送り込みローラ11は、第3図及び第6図に示ずよ
うに、前記取出ローラ駆動軸27に回動自在に取着され
た一対のアーム50の中間部に回動自在に挿通された送
り込みローラ軸51が設けられ、この送り込みローラ軸
51の両端部に一体回転可能に取付けられている。そし
て送り込みローラ11を駆動するために、前記第3軸3
0の従動輪30Bには第1のドライブスプロケット52
Aが一体回転可能に取付けられ、かつ第3図及び第6図
示矢印×5方向の回転のみを前記送り込みローラ軸51
に伝達する第3のワンウェイクラッチ26Cを介して第
2のドライブスプロケット52Bが送り込みローラ軸5
1に設けられていて、両スプロケット52A、52Bに
は第1のラダーチェーン53Aが張設されている。しか
し、て、前記送り込みローラ11は、前記従動軸30B
が第3図及び第6図示矢印×5方向に回転されたときに
第3図及び第6図示矢印×6方向に回転駆動されること
になり、積層状態の原稿の最上層に転接してこれを先方
へ摩擦送出することになる。原稿は強制的に先方へ送出
されるので、第2図<a >に示す分離給送部12へ確
実に送り込むことができる。
前記分離給送部12は、第3図及び第6図に示すように
、前記一対のアーム5oの自由端部近傍に回転自在に挿
通された取出ローラ軸55と、取出ローラ軸55の両端
部に一体回転可能に取付けられた取出ローラ56と、前
記取出ローラ軸55の中間部に固着された第4のドライ
ブスプロケット52Dと、前記取出ローラ軸27の第3
図及び第6図示矢印Y4方向の回転のみを伝達する第4
のワンウェイクラッチ26Dを介して取出ローラ軸27
に設けられた第3のドライブスプロケット52Cと、両
スプロケット52G、52Dに張設された第2のラダー
チェーン53Bと、第3図に示す前記分離給送軸35に
設けられていて、その分離給送軸35の回転トルクを一
定範囲内で伝達する限定動力伝達機構58と、この限定
動力伝達8M4?458を介してトルクが伝達されるも
のであって前記取出ローラ56に対向配置された分離ロ
ーラ59とによって構成されている。なお前記一対のア
ーム50は、図示しない付勢部材にて第6図の下方へ付
勢されているので、前記取出ローラ56と分離ローラ5
9とは一定の力で当接している。
前記限定動力伝達機構58は、第8に示すようになって
おり、前記分離ローラ59は、分離ローラ軸35に回転
自在に外嵌された樹脂製の分離ローラボス61に装着さ
れているとともに分離ローラボス61の一側端面側に位
置してスプリングジヨイント62が分離ローラ軸35に
外嵌されている。このスプリングジヨイント62の一端
部は分離ローラ軸35に対して固定的に取着されたばね
支持部材63により固定的に保持され、また、スプリン
グジヨイント62の他端部には分離ローラボス61の一
側端面に突設された筒状部61aをその内径部で絞付け
た状態で外嵌される構成となっている。そして、スプリ
ングジヨイントロ2の内径部と分離ローラボス61の筒
状部の618の外周面との摩擦力をもって分離ローラ軸
35の軸トルクを分離ローラ59が装着された分離ロー
ラボス61に伝達するようになっている。また分離ロー
ラ59を介して分離ローラボス61に一定の制動トルク
が作用すると、分離ローラボス61の筒状部61aがス
プリングジヨイント62の内径部分でスリップし、分離
ローラ59の回転が規制されるようになっている。なお
分離ローラ59は、原稿との摩擦によって一定の制動力
を得るようにするため、例えば硬度80°のウレタンゴ
ム材からできていて、さらに表面は良好に仕上げられ紙
カス等のイリ着による経時的変化にも対応できるように
なっている。
しかして、前記取出ローラ56は第3図示矢印Y5方向
に回転し、分離ローラ59は第3図示矢EJJ Y 3
方向に回転することになるが、両ローラ56.59のニ
ップ部に複数枚の原稿が積層状態で当接しCいるとき、
最上層の原稿は取出ロー556の回転によって先方に送
られ、その下にある原稿は分離ローラ59の回転によっ
て逆方向に戻されることになる。原稿の間での摩擦力に
よっては、前記限定動力伝達機構58はスリップしない
からぐある。その結果、確実に最上層の原稿だけが取出
されることになる。取出された原稿を搬送してゆくとき
には、搬送途上の原稿と分離ローラ59との間での摩擦
力が前記限定動力伝達機構58をスリップさせるに十分
な制動トルクとして作用するので、原稿の下面は分離ロ
ーラ59を逆転させることになる。なお最上層の原稿の
搬送途上において、その下の原稿が取出ローラ56と分
離ローラ59との間に入ろうとしたときには制動トルク
が解除されて上記同様分離ローラ59が第3図示Y3方
向に回転して逆方向に戻すことになる。
なお、原稿が前記載置台(第1図及び第2図(a)参照
)6Bに載置されているが否かを検出する原稿検出部6
5が設けられている。これは第9図に示すように、図示
しないフレームに固定されたロンドロ6と、回転自在に
ロッド66に設けられた検出レバー67と、前記第3軸
30の従動軸30Bに固着され、かつ前記検出レバー6
7の背面に係合可能な解除カム68と、前記検出レバー
67の先端部67Aの有無を光学的に検出する検出器6
9とによって構成されていて、積層状態の原稿が第9図
示り方向から挿入されて載置台に載置されると、原稿が
検出レバー67と検出器69との間に介在する結果原稿
有りが判断され、原稿がなくなると検出レバー67の先
端部67Aが検出器68を遮断する結果原稿無しを判断
できるようになっている。
次に上記分離給送装置3の動作を第10図をも参考しな
がら説明する。
第10図(a)は原稿投入前の状態説明図である。まず
、原稿Pを複数枚重ねて一括して集積室6A内に投入す
る。このとき集積室6A内に投入された原稿Pは第10
図(b )に示すように検出レバー67を押しのけて検
出器68を非遮断とし、これにより、「紙有り」を検出
する。そして、集積室6A内に投入された原稿Pは、載
置台6B上に側面規制板6Cと載置台6Bの傾斜下端側
に突出づるストッパ10とこのストッパ10とこのス1
〜ツバに当接する送込みローラ11とにより、その両側
端および先端部を位置決めされた状態に待機保持される
次に原稿送り装置1Bの図示しないスタート釦が押下さ
れると、前記モータ20が第3図示X1方向に回転され
、かつ前記ソレノイド31Jが励磁される。ソレノイド
31Jが励磁されると、第5図<a)、(b’)で説明
したようにクラッチ31が接続状態となり、モータ2o
の×1方向回転は前述の第1軸25から第3軸3oの原
動軸3゜Aを経由して従動軸30Bに伝達され、この軸
は第3図示X5方向へ回転される。
この回転により、前記第1のドライブスプロケット52
A、、第2のドライブスプロケット52B1第1のラダ
ーチェーン53A及び第4のワンウェイクラッチ26C
を介して前記送り込みローラ11が第3図示X6方向に
回転するとともに、従動軸30Bに取付けられているカ
ム44が回転し、このカムに付勢当接されているカムレ
バー43、カムレバー軸42などを介して前記ストッパ
10が第10図(C)の矢印A1方向に回動して下降す
る。すると、第10図(C’)に示すように原稿Pは最
上層のものから徐々に斜め下方へ滑落する。滑落した原
稿群のうち載置台6Bに近い原稿(下層に位置する原稿
)はその先端部と前記ウレタンゴムシート101との摩
擦力を大きく受は上層のものほどその摩擦力は小さくな
るため、滑落した原稿群の先端部は確実に階段状になっ
て摩擦制動される。このため、滑落した原稿群全体が先
方に横すべりして最上層の原稿が前記取出ローラ56の
相当上方の外周面に当接上でしまうことを防止すること
ができ、前記取出ローラ56と分離ローラ59との接触
部に最上層の原稿を食込ませることができないという事
態を完全に回避することができる。ざらにカム44が回
転されると、このカム44のカム曲線の戻り行程に追従
してス]ヘツパ10が第10図(d )の矢印A2方向
に回動され、最上層の原稿Pを送り込みローラ11へ押
し付ける。送り込みローラ11に押し付けられた原稿す
なわち最上層の原稿は、第10図(0’)の矢印×6方
向に回転する送り込みローラ11によって取出ローラ5
6と分離ローラ59との接触部に食込ませられる。この
動作は従動軸30Bの1回転中に行われ、ざらに従動軸
30Bが1回転されることによって第10図(C)及び
第10図(d )に示すと同様の動作が行われる。(第
10図(e)、(f))。この結果、最上層の原稿はそ
の下に位置する原稿よりも必らず先行して取出ローラ5
6と分離ローラ59との間に食い込むことになる。
そしてこの食い込み動作が終了すると、前記モータ20
が逆転されて第3図示矢印Y1方向に回転する。すると
、第3図に示す第1軸25、第1のワンウェイクラッチ
26A、分離給送軸35、取出ローラ駆動軸27、第4
のワンウェイクラッチ26D及び取出ローラ軸55など
を介して取出ローラ56が第10図(0)の矢印Y5方
向に1o o mm/sea程度の低速で回転し、同時
に一方では第3図示矢印Y3方向に回転する分離給送軸
35と限定動力伝達機構58との作用により前記分離ロ
ーラ59を原稿の給送方向に対し逆方向に回転せしめよ
うとする。このとき、第10図(h)に示すように最上
層の原稿P1又はその近傍の原IPxが完全に取出しロ
ーラ56と分離ローラ59の接触部に噛んでいない瞬間
は、取出しローラ56が分離ローラ59に伝える摩擦回
転力が第8図(a )に示づスプリングジヨイント62
を介して伝える分離ローラ59の逆転摩擦回転力を上ま
わり、取出しローラ56が駆動用のローラとして順方向
に回転しかつ分離ローラ59は従動ローラとして順方向
に回転することになる。この動作を続けると摩擦係数の
大きい天然ゴム材で出来ている取出しローラ56の外周
は第10図(i)に示すように原稿P1又はpxを取出
しローラ56と分離ローラ59の接触部に確実に呼び込
む。なお、摩擦抵抗の差により1枚取出し時には分離ロ
ーラ59が原稿を取出す方向に、また2枚以上の場合に
は原稿を戻す方向に回転する。そして、第10図(0)
に示すように2対のローラ協同作用で1枚確実に取出さ
れれば取出ローラ56の作用で所定m送られ、前記第4
のマイラガイド1°5Dとアッパガイド103との共同
作用での原稿Pは上方に凸状とされその先端部が前記一
対のレジストローラ13A、13Bの接触部に向かって
案内されて第10図(j )に示すようにレジストロー
ラ13A、13Bの接触部に原稿Pの先端が喰込み、前
記取出ローラ56とレジストローラ13A、13Bとの
間で原稿がウェーブされて先端ズレが修正された形で前
記モータ20は一旦停止する。
ここで取出ローラ56と分離ローラ59との間での原稿
の送り作用及び分離作用について第10図(k)、(1
)をも参照しながらさらに詳述する。ストッパ10の下
降とともに載置ガイド6B上の最上部の原稿が取出しロ
ーラ56と分離ローラ59の接触部に喰い込むのが理想
である。しかし異なった紙質の原稿を混合載置したり、
また理想的に階段状に原稿が分離されるとの保障はなく
(最上部の原稿の下方に位置する原稿が取出しローラ5
6と分離ロー559の接触部に喰い込むことが極めてま
れなチャンスとしては起こり得る)。
前述のごとく時間的おくれをもって起動される取出しロ
ーラ56及び分離ローラ59の作用ににより強制分離が
行なわれることになる。現実にはいかなる形にせよ2枚
以上の原稿が両ローラ56゜59の接触部に噛み込んだ
瞬間に、取出しローラ56が一番上の原稿PX1に伝え
る摩擦搬送力、一番上の原稿PX1の搬送力を受けて摩
擦搬送されるPX2そしてPX2  (又はPX3 )
の搬送力が摩擦搬送ツノとして分離ローラ59に接して
いる原稿PRの上面に伝えられる。しかし一方では第8
図(a )に示すスプリングジヨイント62を介して伝
達され常時取出し搬送方向に対して逆回転負荷を受けて
いる分離ローラ59から受ける原稿と原稿の間の摩擦搬
送力よりも分離ローラ59が原稿PRに伝達する摩擦搬
送ノ〕を大きく設定すれば可能となる。従って原稿P、
Rは分離ローラ59の作用により載置台6B方向へ戻さ
れつつ、その上方の原稿PX1 、PX2  (PX3
 ’)は取出しローラ59の作用で取出し方向へ進行す
る。ここで取出しローラ56の周速VFに対し分離ロー
ラ59の逆転周速VRはVFのほぼ3倍に設定されてお
り、取出しローラに接している原稿PX1が多重送りさ
れた状態から10mn+進むと仮定すると、分離ローラ
56に接触゛している原稿PRは約30mm戻されるこ
とになる。しかし分離開始される瞬間において取出しロ
ーラ56と分離ローラ59の接触部から原稿PRの原稿
先端′までの距離1 (図示せず)が30m111以下
(X)であればl−Xの戻し量は原稿PRの上方に位置
する原稿PX2  (又はPX3)に戻し量として伝達
され瞬時におし戻される。これを繰返して分離作用を行
ない、取出しローラ56に接する原稿PX1下面と接触
することになる。分離ローラ59は引き続きPX 1の
原稿をもおし戻そうとするが、分離ローラ59と分離ロ
ーラ軸35との間には第8図(a )に示すスプリング
ジヨイント62が介在しており、原稿PX1の上面から
は取出しローラ56から取出し方向への摩擦搬送力を受
け、一方原稿PXIの下面からはスプリングジヨイント
62を介して摩擦駆動力を受ける分離ローラ59の力を
受けようとするが、取出しローラ56が原稿PX1上面
に伝える摩擦搬送力の方がスプリングジヨイント62か
ら分離ローラ59に伝えられる摩擦力よりはるかに大き
い為、原稿PX1は取出しローラ56の回転に従い取出
し搬送される。ここで原稿PX1下面が分離ローラ56
に伝達する摩擦回転力はスプリングジヨイント62から
分離ローラ59に伝える摩擦回転力より大きい為原稿P
X1下面は分離ローラ59に対して滑ることなく取出し
ローラ56との協同で最上部の原稿PX1だけが確実に
ローラ接触部から離れて取出し搬送されることになる。
次に取出しローラ56と分離ローラ59とによる原稿の
分離能力を第10図(1)にもとづいて説明する。分離
開始直前の状態にある取出しローラ56と分離ローラ5
9の接触部からその搬送方向前方にある一対のレジスト
ローラ13A。
13Bの接触部までの距離を1.取出しローラ56と分
離ローラ59の接触部に多重送り状態で噛み込まれた原
稿台々の先端から両ローラ56,59接触部までの距離
を11.12.13・・・ IR1取出しローラ56の
周速をVF、分離ローラ59の周速をVRとし、3VF
=VRと仮に定めると、3(L−11) >12+13
+・・・ IRを満す範囲で分離作用を行なう。
そして完全に分離されて給送された原稿は、第10図<
j )に基づいて説明したようにレジストローラ13A
、13Bに当接されてウェーブされ、前記モータ20が
一旦停止されることになる。そして所定時間経過後前記
モータ20は第3図示矢印×1方向に回転され、その結
果第3図に示す第1軸25.第2のワンウェイクラッチ
26B、第3のタイミングベルト22C1第2軸28、
第4及び第5のドライブギア24D、24Eと第1及び
第2のレジストローラ軸29A、298などを介して一
対のレジストローラ13A、13Bが回転され、原稿に
は第10図(m )が示すようにして画像プロセス等所
定タイミングに合わせて前述の搬送装置3へ向けて搬送
されることになる。
なお、取出しローラ56と分離ローラ59の間で接触保
持状態で原稿づまりが生じた場合は図示しないローラ接
触解除手段を操作することによりアーム50を自動偏位
させることにより接触が絶たれ原稿を容易に載置台6B
の方へ引き抜くことが可能となる。この時、載置台6B
上には原稿Pが1枚あるいは複数枚存在しているが、両
ローラ56.59の接触は絶たれており、原稿に対して
は分離給送不可能状態となっている。
次に前記搬送装置3について説明する。第3図において
3で示すものが搬送装置の駆動系を概略的に示したもの
であり、第11図は搬送装置等の概略側面断面である。
この搬送装置は、一対のベルトローラ70A、70Bと
、両ベルトローラ70A、70Bに張設され原稿台ガラ
ス4上の原稿を摩擦力にて滑り搬送する無端状の搬送ベ
ルト71ど、この搬送ベルト71の内径側に配置され前
記原稿台ガラス4に向(プて搬送ベルト71に圧力を加
える複数の抑圧手段109と、前記ベルトローラ70A
への動力伝達を断続する動力断続装置72ど、ベルトロ
ーラ70Bからの動力にて駆動される排出ローラ73と
によって構成されている。
なお、原稿の搬送方向に沿った原稿台ガラス4の先端部
近傍には、前述のごとく原稿台ガラス4上に搬送されて
くる原稿を例えば搬送装置3の搬送力に抗して露光位置
で停止する原稿停止手段104が位置調整可能に原稿の
搬送方向に交差して配置されている。この搬送装置3は
、モータ20の第3図示矢印×1方向の回転によって矢
印×3方向に回転する前記搬送ベルト71が第3図示矢
印×7方向に駆動され、前記レジストローラ13A。
13Bにて送出されてきた原稿を第11図に示す原稿台
ガラス4上で滑り搬送し前記原稿停止手段104に当接
させて露光位置に停止し、第2図に示す前記複写機本体
1Aによる該原稿に対する複写が終了した後再度その原
稿を搬送して前記原稿トレー5へ放出するようになって
いる。
ここで前記押圧手段109の詳細について説明する。例
えば押圧力手段109は、例えば前記搬送ベルト71の
内径側に加圧ローラ109Aが回転自在に配置され、各
加圧ローラ109Aの図示しないシャフトは図示しない
板バネ等の付勢部材に付勢され原稿台ガラス4の表面に
向けて搬送ベルト71に圧力を加えるようになっている
。このような押圧手段109を設けることにより、原稿
を原稿台ガラス4上で円滑に滑り搬送することが可能に
なる。特に、原稿が前記原稿停止手段104に当接した
後にも原稿に対しては搬送ベルト71によって搬送力が
加えられ原稿の先端部全体が原稿停止手段104に当接
するように押付は整位されるので、この押付は整位の際
にウェーブを生じ易い原稿の先方(搬送方向の先方)部
分に位置する加圧ローラ109Aは他の加圧ローラより
も大きな加圧力が作用されるように図示しない前記イ」
勢部材が選択されている。したがって搬送ベルト71の
うち原稿停止手段104近傍の部分では特に張力が増大
され原稿のウェーブを防止することができ、複写機本体
1Aでの露光に際しては歪みのない画像情報を確実に原
稿から得ることが可能になる。また原稿の送り方向と交
差する方向に沿った所定間隔毎に搬送ベルト71に対し
て4つの加圧部分を有すべく前記加圧ローラ109A及
び図示しない(=l勢部材を格別に配置して前記抑圧手
段109を構成すれば、原稿に対する適当な搬送速度を
確保することのできる摩擦搬送力を得ることができると
ともに、原稿のウェーブを生じ易くなる程に強力な搬送
力が原稿に作用することを防止することができ、安価で
高信頼性を達成することができる。また原稿の送り方向
に沿った所定間隔毎に搬送ベルト71に対して4列の加
圧部分を有すべく前記加圧ロー5109A及び図示しな
い付勢部材を格別に配置して前記抑圧手段を構成すれば
、簡素な構造によって原稿の直進搬送性を向上すること
ができる。
次に前記動力断続装置72の詳細を第12図をも参照し
ながら説明する。
この動力断続装置72は、第1図に示すように前記搬送
装置3が開かれて原稿台ガラス4と搬送ベルト71とが
離隔した状態にあっては第3図に示す第2軸28(モー
タ20から第2軸28に至るまでの駆動系が紙葉類の搬
送面に対して固定配置された駆動部81の一例である)
の回転伝達が断たれ、搬送装置3が第1図示矢印E方向
に回転されて原稿台ガラス4と搬送ベルト71とが接し
た状態にあっては第3図に示す第2軸28の回転が伝達
され得る待機状態にされるようになっている。ずなわち
、第12図に示すように第2軸28の中間部に一体回転
可能に取付けられた動力断続用駆動ギア(以下単に第6
のドライブギアともいう)24Fと、第2@28に回転
自在に取付けられたホルダアーム75と、このホルダア
ーム75を第12図示矢印し方向に回転付勢する付勢部
材76と、回転付勢されたホルダアーム75に係合して
これを所定位置で係止(回動規制)づるストッパ77と
、前記ボルダアーム75に回転自在に枢支され、かつ前
記第6のドライブギア24Fに噛合づ゛る動力断続用中
間ギア(以下単にアイドルギアともいう)78と、この
アイドルギア78のピッチ円径にほぼ等しい外径を有す
るとともにその回転中心軸線と同一の回転中心軸線を有
する第1のピッチサークルディスク107と、前記ロー
ラ70Aのローラ@70A′に取付けられて前記アイド
ルギア78と接離可能であって前記第6のドライブギア
24Fからアイドルギア78に作用づる力の作用線の向
きが回転中心と前記第6のドライブギアの24Fの回転
中心とを結ぶ線分に交差する向ぎで配置されている動力
断続用従動ギア(以下単に第7のドライブギアともいう
)24Gと、この動力断続用従動ギアのピッチ円径にほ
ぼ等しい外径を有するとともにその回転中心軸線と同一
の回転中心軸線を有し前記第1のピッチサークルディス
ク107と転がり接触可能な第2のピッチサークルディ
スク108とによって構成されている。
しかして、搬送ベルト71と原稿台ガラス4とが接した
状態〈第12図に示す状態〉にあっては、第2軸28の
回転が第6のドライブギア24Fに伝達され前記アイド
ルギア78が図中矢印方向に回転される。ところで第7
のドライブギア24Gに対するアイドルギア78の位置
と回転方向とは、前述のようにアイドルギア78の回転
が第7のドライブギア24Gに対して食い込み分力を得
る方向に設定されている。したがって前記搬送装置3が
原稿台ガラス4に対してm間可能になっているために搬
送装置を閉じて搬送ベルト71と原稿台ガラス4とが対
向して接しようとするときに前記アイドルギア78の山
部と第7のドライブギア24Gの山部とが出会ってその
時点では動力の伝達が不可能になる場合があるが、第7
のドライブギア24G及びアイドルギア78は瞬間的に
山と谷とで噛合って駆動系は完全に接続することになる
そして、アイドルギア78と第7のドライブギア24G
とが噛合したときには第1のピッチサークルディスク1
07と第2のピッチサークルディスク108とが転がり
接触可能に外周部で当接する。
したがってアイドルギア78と、第7のドライブギア2
4Gとの心間距離は両ディスク107.108ににつて
規制され、両ギアはピッチサークルで転がり接触するご
とく理想的な噛合回転をすることができ、動力伝達中の
騒音、振動を防止できるとともに両ギアの偏摩耗を防止
することができる。なお、特にこのような構成を精度の
低いギアに適用した場合にはギアの低精度に起因する騒
音、振動をも防止することができる。そして前記第7の
ドライブギア24Gの回転がO−ラフ0Aに伝達され、
前記押圧手段109からの圧力を介して搬送ベルト71
の下面と原稿台ガラス4の上面との間で原稿が摩擦搬送
されることになる。また原稿台ガラス4と搬送ベルト7
1との間で原稿がつまったり、前記分離給送装置2を使
用せずに直接原稿を原稿台ガラス4に載置する場合には
第1図に示すように搬送装置3を矢印F方向に回動して
開く。すると第7のドライブギア24Gがアイドルギア
78から離脱し、前記ホルダアーム75が付勢部材76
を介して第11図示矢印り方向に回動付勢され、所定量
回動じた時点で前記ストッパ77にてその回動が規制さ
れる。このような状態でたとえ前記モータ20が駆動さ
れても搬送ベルト71は回転しないので、作業(搬送ベ
ルト71の清掃作業、原稿づまりの除去作業、手作業に
よる原稿のセツティング作業)の安全性が確保される。
次に前記原稿停止手段104の詳細を第13図(a>、
(b)をも参照しながら説明する。各図において104
Aで示すものは、短手方向の一端部に段差が設けられ他
端部にはほぼL型に折曲された駆動シャフト104Bが
両端突出状態で取着されていて原稿台ガラス4上を搬送
されてくる原稿に当接してこれを露光位置に停止させる
ストッププレートである。そして、前記駆動シャフト1
04Bの第1の突出部104Baが第1のストップホル
ダ104Cに遊嵌され、駆動シャフト104Bの第2の
突出部104Bbが第2のストップホルダ104Dに遊
Iffされ、ストッププレート104Aは両ストップボ
ルダ104C1104Dに対して回動自在になっている
。そしてこの状態で第1のストップホルダ104Cが原
稿の搬送方向に対して移動可能、例えば長孔104Ca
を介して複写機本体1Aの上面にネジで取付けられ、第
2のストップホルダ104Dが回動変位可能にネジで取
(=Iけられている。このため前記ストッププレー1−
104Aは、第2のストップホルダ1041つの取付部
を中心にして第13図(a )に示ず矢印α 1、α2
方向に回動変位でき、露光位置調整が可能に構成されて
いる。なお、前記両ストップホルダ104Cと、104
Dは、その先端部が原稿台ガラス4の端面とその近傍の
上面とを押さえて原稿台ガラス4の位置決めを行なう機
能をも備えている。また、第3図(b)に示すように一
前記駆動シャフト104BのL型折曲部104BCの中
間部には引張コイルスプリング104Fが取付けられ端
部にはプランジャ型ソレノイド104Fのプランジャ1
04F=が接続され、駆動シャフト104Bを中心に第
13図(b)に示す矢印β1、β2方向に回動可能に構
成されている。原稿停止手段104をこのように構成す
れば、複写機本体の特性に応じた原稿の露光位置調整を
行う場合には、複写用紙に対する実際の複写画像の位置
を比らべながら行うjことができるので、その調整作業
は極めて容易であり、さらに高品質の画像形成に寄与す
ることができる。なお、当該原稿に対する露光終了後に
は前記プランジャ型ソレノイド104Fを励磁してスト
ッププレート104Aを第11図示β1方向に回動する
ことにより原稿の停止規制が解かれて排紙可能状態とな
る。
上述の分離給送装置2と搬送装置3との説明から明らか
なように、これらによって構成される原稿送り装置にあ
っては、搬送部3を駆動する駆動源(モータ)20(第
3図参照)と搬送部の駆動制御を行う制御部120(第
11図参照)とが搬送装置3とは分離して設けられてい
るので搬送装置3は極めて軽量化が図られていて、搬送
装置3を第1図示矢印F方向へ開くときの装置を著しく
容易に行うことができる。
なお上記実施例は一例であり本発明の要旨の範囲内にJ
3いて種々の変形実施が可能であることは言うまでもな
い。
し発明の効果] 以上の説明から明らかなように本発明の原稿送り装置に
あっては、搬送部を駆動する駆動源と搬送部の制御を司
る制御部とを搬送部とは分離して設けたので、搬送部の
重量を軽減することができ、露光台に対して搬送部を容
易に開閉ターることかできるなどの優れた効果を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例装置を原稿自動送り機能を備
えた複写磯に適用した場合の概略斜視図、第2図は紙葉
類の分離給送装置の内部機構を示す概略側面図9部分概
略斜視図、第3図は紙葉類の分離給送装置及び紙葉類の
搬送装置の駆動系を示す説明図、第4図(a)、(b)
は駆動系の一部を示す分解斜視図2組立斜視図、第5図
(a)。 (b )はクラッチの分解斜視図、クラッチ断続部の分
解斜視図、第6図は第3図示J部分の詳細斜視図、第7
図はカムレバー近傍の概略斜視図、第8図(a)、(b
)は限定動力伝達機構の分解斜視図9組立斜視図、第9
図は原稿検出部の概略斜視図、第10図(a )〜(I
ll )は分離給送装置の動作説明図、第11図は搬送
装置等の概略側面断面図、第12図は動力断続装置の概
略斜視図、第13図(a)、(b)は原稿停止手段の組
立斜視図1分解斜視図である。 1A・・・画像形成装置本体、1B・・・原稿送り装置
、3・・・搬送部、4・・・露光台、20・・・駆動源
、24F・・・動力断続用駆動ギア、24G・・・動力
断続用従動ギア、71・・・搬送ベルト、72・・・動
力伝達手段(動力断続装置)、78・・・動力断続用中
間ギア、107・・・第1のピッチサークルディスク、
108・・・第2のピンチサークルディスク、109・
・・押圧手段、120・・・制御部 第2図 (0) 弔2図 (b) 00 24A 弔5図 (0) 0B 0A 第8図 35

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 供給された原稿を画像形成装置本体に設けられ
    ている露光台上で所定位置まで搬送し、露光後に該原稿
    を露光台から排出する装置において、一端部が画像形成
    装置本体に回動可能に枢支されかつ他端部が前記露光台
    から離間可能に設けられ露光台上の原稿を搬送する搬送
    部と、この搬送部とは分離して画像形成装置本体に固定
    的に取付けられ前記搬送部を駆動するとともにその制御
    を司る駆動源及び制御部と、この駆動源からの動力を前
    記搬送部に伝達する動力伝達手段とを備えることを特徴
    とする原稿送り装置。
  2. (2) 前記搬送部は、露光台上の原稿を摩擦力にて滑
    り搬送する無端状の搬送ベルトと、この搬送ベルトの内
    径側に配置され露光台に向けて搬送ベルトに圧力を加え
    る抑圧手段とを備える特許請求の範囲第1項記載の原稿
    送り装置。
  3. (3) 前記押圧手段は、原稿の送り方向に沿って複数
    配置されていて原稿の送り方向の最先力のものについて
    は他のものよりも加圧力が大きい特許請求の範囲第2項
    記載の原稿送り装置。
  4. (4) 前記押圧手段は、原稿の送り方向に沿った所定
    間隔毎に搬送ベルトに対して4列の加圧部分を有すべく
    配置されている特許請求の範囲第2項又は第3項記載の
    原稿送り装置。
  5. (5) 前記押圧手段は、原稿の送り方向と直交する方
    向に沿った所定間隔毎に搬送ベルトに対して4つの加圧
    部分を有すべく配置されている特許請求の範囲第2項な
    いし第4項のいずれか1項記載の原稿送り装置。
  6. (6) 前記動力伝達手段は、前記駆動源からの動力が
    伝達される動力断続用駆動ギアと、この動力断続用駆動
    ギアに噛合する動力断続用中間ギアと、この動力断続用
    中間ギアのピッチ円径にほぼ等しい外径を有するととも
    にその回転中心軸線と同一の回転中心軸線を有する第1
    のピッチサークルディスクと、搬送部に設けられ前記動
    力断続用中間ギアと接離可能であって前記動力断続用駆
    動ギアから動力断続用中間ギアに作用する力の作用線の
    向きが回転中心と前記動力断続用駆動ギアの回転中心と
    を結ぶ線分に交差する向きに配置されている動力断続用
    駆動ギアと、この動力断続用従動ギアのピッチ円径にほ
    ぼ等しい外径を有するとともにその回転中心軸線と同一
    の回転中心軸線を有づる第2のピッチサークルディスク
    とを具備し、搬送部を露光台から離間したときには搬送
    部への動力が断たれる特許請求の範囲第1項記載の原稿
    送り装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61179466A (ja) * 1984-12-06 1986-08-12 ゼロツクス コ−ポレ−シヨン 複写器
JPS62133549U (ja) * 1986-07-17 1987-08-22

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JPH0512189Y2 (ja) * 1986-07-17 1993-03-29

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