JPS591987A - 発電設備における排水温度制御方法 - Google Patents
発電設備における排水温度制御方法Info
- Publication number
- JPS591987A JPS591987A JP11112082A JP11112082A JPS591987A JP S591987 A JPS591987 A JP S591987A JP 11112082 A JP11112082 A JP 11112082A JP 11112082 A JP11112082 A JP 11112082A JP S591987 A JPS591987 A JP S591987A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- temperature
- sea
- condenser
- shallow sea
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28B—STEAM OR VAPOUR CONDENSERS
- F28B11/00—Controlling arrangements with features specially adapted for condensers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は発電設備において、蒸気発生器からタービン
ジェネレータに導かれて仕事をした高温高圧の蒸気を、
復水して蒸気発生器へ還流する蒸気復水装置に関するも
のである。
ジェネレータに導かれて仕事をした高温高圧の蒸気を、
復水して蒸気発生器へ還流する蒸気復水装置に関するも
のである。
一般に火力発電所とか原子力発電所における発電設備は
、従来、第１図に示すようなブロック構成からなってい
る。すなわち、タービン１とジェネレータ２とによシ一
体的に形成されたタービンジェネレータ３を有し、この
タービンジェネレータ３には蒸気発生器４と復水器５と
が閉管路を形成し、かつこれらの蒸気発生器４と復水器
５との間にポンプ６を配して接続させると共に、発電所
近傍の浅海内に設けた取水口Ｔを復水器５にポンプ８を
介して配管接続させた構成である。そしてこの構成の場
合、蒸気発生器４から得られた高温高圧の蒸気は、ター
ビンジェネレータ３に送られて仕事をしたのち復水器５
に導かれ、この復水器５においてはポンプ８で取水口Ｔ
から汲み上げられた海水と熱交換されて復水し、ポンプ
６により再度蒸気発生器４に還流され、一方、熱交換後
の海水については取水ロアから離れた海中に再度放流す
るようにしている。
、従来、第１図に示すようなブロック構成からなってい
る。すなわち、タービン１とジェネレータ２とによシ一
体的に形成されたタービンジェネレータ３を有し、この
タービンジェネレータ３には蒸気発生器４と復水器５と
が閉管路を形成し、かつこれらの蒸気発生器４と復水器
５との間にポンプ６を配して接続させると共に、発電所
近傍の浅海内に設けた取水口Ｔを復水器５にポンプ８を
介して配管接続させた構成である。そしてこの構成の場
合、蒸気発生器４から得られた高温高圧の蒸気は、ター
ビンジェネレータ３に送られて仕事をしたのち復水器５
に導かれ、この復水器５においてはポンプ８で取水口Ｔ
から汲み上げられた海水と熱交換されて復水し、ポンプ
６により再度蒸気発生器４に還流され、一方、熱交換後
の海水については取水ロアから離れた海中に再度放流す
るようにしている。
このように発電所においては、仕事をしたのちの蒸気を
復水させるための冷却媒体として海水を使用しておシ、
復水器から排出される熱交換後の排水温度は通常５℃〜
１０℃程度まで昇温されることになるもので、この温排
水の海水中への放流が環境問題を惹き起す不都合があっ
た。
復水させるための冷却媒体として海水を使用しておシ、
復水器から排出される熱交換後の排水温度は通常５℃〜
１０℃程度まで昇温されることになるもので、この温排
水の海水中への放流が環境問題を惹き起す不都合があっ
た。
この発明は従来のこのような欠点に鑑み、復水器から排
出される排水温度と、この排水を放流する部分の海水温
度、すなわち放流部海水温度との温度差を検出し、この
温度差が環境問題を惹き起すことのない程度９例えば２
℃以上には昇温しないように制御するため、浅海での海
水温度よシも常に充分低温度である深海での海水を汲み
上げて、この深海からの海水を浅海からの海水に混入す
るか、もしくは昇温した排水に混入して、排水温度の調
整を行なうようにしたものである。
出される排水温度と、この排水を放流する部分の海水温
度、すなわち放流部海水温度との温度差を検出し、この
温度差が環境問題を惹き起すことのない程度９例えば２
℃以上には昇温しないように制御するため、浅海での海
水温度よシも常に充分低温度である深海での海水を汲み
上げて、この深海からの海水を浅海からの海水に混入す
るか、もしくは昇温した排水に混入して、排水温度の調
整を行なうようにしたものである。
以下、この発明に係わる蒸気復水装置の実施例につき、
第２図および第３図を参照して詳細に説明する。
第２図および第３図を参照して詳細に説明する。
第２図実施例は浅海からの海水に深海からの海水を混入
して排水温度を調整する場合、第３図実施例はさらに深
海からの海水を排水にも混入して同様に排水温度を調整
する場合である。これらの各図中、前記第１図と同一符
号は同一または相当部分を示しておシ、まず、第２図実
施例では、前記復水器５への給水系として、従来の浅海
内に取水ロアをもつポンプ８の系に開閉制御パルプ９を
挿入し、また同系から分岐して、浅海よりも常に充分低
温度である深海内に取水口１０をもつポンプ１１および
開閉制御パルプ１２の系を設けると共に、復水器５の排
水側と取水口Ｔ付近の浅海内とにそれぞれ温度検出器１
３．１４を配し、かつこれらの各温度検出器１３．１４
の温度差を検出する温度差検出器１５を設け、この温度
差検出器１５の検出々力によシ前記各開閉制御パルプ９
，１２を開閉制御して、各温度検出器１３．１４の検出
温度差が可及的小さく２例えば少なくとも±２℃以下に
維持されるようにしたものである。
して排水温度を調整する場合、第３図実施例はさらに深
海からの海水を排水にも混入して同様に排水温度を調整
する場合である。これらの各図中、前記第１図と同一符
号は同一または相当部分を示しておシ、まず、第２図実
施例では、前記復水器５への給水系として、従来の浅海
内に取水ロアをもつポンプ８の系に開閉制御パルプ９を
挿入し、また同系から分岐して、浅海よりも常に充分低
温度である深海内に取水口１０をもつポンプ１１および
開閉制御パルプ１２の系を設けると共に、復水器５の排
水側と取水口Ｔ付近の浅海内とにそれぞれ温度検出器１
３．１４を配し、かつこれらの各温度検出器１３．１４
の温度差を検出する温度差検出器１５を設け、この温度
差検出器１５の検出々力によシ前記各開閉制御パルプ９
，１２を開閉制御して、各温度検出器１３．１４の検出
温度差が可及的小さく２例えば少なくとも±２℃以下に
維持されるようにしたものである。
すなわち、具体的には、温度検出器１３．換言すると復
水器５の排水側温度が、温度検出器１４゜換言すると取
水口Ｔ付近の浅海内海水の温度よシも上昇したときには
、両者の温度差を検出器１５によシ検出して、その検出
々力によシ開閉制御パルプ９の開度を減じて浅海からの
取水量を少なくし、同時に開閉制御パルプ１２の開度を
増してよシ低温である深海からの取水量を多くすること
で、復水器５への給水温度、ひいては相対的に復水器５
からの排水温度を低下させ、そしてまた温度検出器１３
の温度が温度検出器１４の温度よシも下降したときには
前記とは反対に作動させ、これによって排水が放流され
る浅海内の温度変化を可及的に少なくするように自動制
御するのである。
水器５の排水側温度が、温度検出器１４゜換言すると取
水口Ｔ付近の浅海内海水の温度よシも上昇したときには
、両者の温度差を検出器１５によシ検出して、その検出
々力によシ開閉制御パルプ９の開度を減じて浅海からの
取水量を少なくし、同時に開閉制御パルプ１２の開度を
増してよシ低温である深海からの取水量を多くすること
で、復水器５への給水温度、ひいては相対的に復水器５
からの排水温度を低下させ、そしてまた温度検出器１３
の温度が温度検出器１４の温度よシも下降したときには
前記とは反対に作動させ、これによって排水が放流され
る浅海内の温度変化を可及的に少なくするように自動制
御するのである。
次に第３図実施例は前記第２図実施例において、開閉制
御弁９，１２を通常の加減パルプ９ａ、１２ａとし、代
わシに深海内での取水口１０．ポンプ１１の系から前記
復水器５の排水系に、開閉制御パルプ１６を介して給水
系を接続させたもので、この場合には温度検出器１３に
よる排水側温度が、温度検出器１４による取水口Ｔ付近
の海水温度よシも上昇したときには、温度差検出器１５
の検出々力によシ開閉制御バルブ１６の一度を制御して
、より低温である深海から取水された海水を排水中に混
入させ、この混入によって排水温度を低下させ、同様に
排水が放流される浅海内の温度変化を可及的に少なくす
るように自動制御するのである。
御弁９，１２を通常の加減パルプ９ａ、１２ａとし、代
わシに深海内での取水口１０．ポンプ１１の系から前記
復水器５の排水系に、開閉制御パルプ１６を介して給水
系を接続させたもので、この場合には温度検出器１３に
よる排水側温度が、温度検出器１４による取水口Ｔ付近
の海水温度よシも上昇したときには、温度差検出器１５
の検出々力によシ開閉制御バルブ１６の一度を制御して
、より低温である深海から取水された海水を排水中に混
入させ、この混入によって排水温度を低下させ、同様に
排水が放流される浅海内の温度変化を可及的に少なくす
るように自動制御するのである。
以上詳述したようにこの発明によれば、浅海からの取水
を給水して復水を行なう発電設備の蒸気復水装置におい
て、よシ低温である深海からの取水系を併設させると共
に、復水器排水側の温度と浅海取水口付近の温度との温
度差を検出する検出器を設け、この温度差検出器の検出
々力によシ各給水系に配した開閉制御弁を制御して、深
海から取水されたよシ低温の給水を、復水器に供給する
ことで相対的に排水温度を低下させるか、あるいは排水
中に供給混入することで排水温度を低下させるようにし
たので、浅海中に放流される排水温度〒１この浅海での
海水温度に可及的に均しくさせることができ、従って排
水放流に伴なう環境問題を自動的に解消し得られる特長
があシ、また夏季などにおいては、復水器によシ多くの
低温海水を供給することで、復水性能を増加させ得られ
、これによって二次的に復水器内の真空度を向上させ、
発電効率を高め得るなどの利点も併有するものである。
を給水して復水を行なう発電設備の蒸気復水装置におい
て、よシ低温である深海からの取水系を併設させると共
に、復水器排水側の温度と浅海取水口付近の温度との温
度差を検出する検出器を設け、この温度差検出器の検出
々力によシ各給水系に配した開閉制御弁を制御して、深
海から取水されたよシ低温の給水を、復水器に供給する
ことで相対的に排水温度を低下させるか、あるいは排水
中に供給混入することで排水温度を低下させるようにし
たので、浅海中に放流される排水温度〒１この浅海での
海水温度に可及的に均しくさせることができ、従って排
水放流に伴なう環境問題を自動的に解消し得られる特長
があシ、また夏季などにおいては、復水器によシ多くの
低温海水を供給することで、復水性能を増加させ得られ
、これによって二次的に復水器内の真空度を向上させ、
発電効率を高め得るなどの利点も併有するものである。
第１図は従来例による蒸気復水装置の概要を示す構成シ
ステム図、第２図および第３図はこの発明に係わる蒸気
復水装置の各別の実施例概要を示すそれぞれ構成システ
ム図である。 ３・・・会タービンジェネレータ ４ ＠・・・蒸気発
生器、５・・・・復水器、１・・・・浅海内域水口、８
・・・・ポンプ、９＠・・・Ｍ閉制御弁、１０・・嗜・
深海内域水口、１１・−・・ポンプ、１２．１６・・・
命開閉制御弁、１３・・・・排水側温度検出器、１４・
・・・浅海取水部側温度検出器、１５争・・・温度差検
出器。 第１図 第２図 ）
ステム図、第２図および第３図はこの発明に係わる蒸気
復水装置の各別の実施例概要を示すそれぞれ構成システ
ム図である。 ３・・・会タービンジェネレータ ４ ＠・・・蒸気発
生器、５・・・・復水器、１・・・・浅海内域水口、８
・・・・ポンプ、９＠・・・Ｍ閉制御弁、１０・・嗜・
深海内域水口、１１・−・・ポンプ、１２．１６・・・
命開閉制御弁、１３・・・・排水側温度検出器、１４・
・・・浅海取水部側温度検出器、１５争・・・温度差検
出器。 第１図 第２図 ）
Claims (1)
- 蒸気発生器、タービンジェネレータ、および復水器を備
え、この復水器に浅海内域水口から汲み上げられた海水
を供給して復水作用を得る発電設備において、前記浅海
内取水による給水系に加え、よシ低温である深海内取水
による給水系を併設させると共に、これらの両給水系に
は開閉制御弁を介装させ、また前記復水器の排水側温度
と、浅海取水口付近の海水温度との温度差を検出する検
出器を配し、この温度差検出器の検出々力によシ前記そ
れぞれの開閉制御弁を開閉制御して、深海からのよシ低
温の海水を前記復水器への給水中、もしくは排水中に混
入させて、浅海内に放流される排水温度を浅海々水温度
に可及的一致させるようにしたことを特徴とする発電設
備における蒸気復水装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11112082A JPS591987A (ja) | 1982-06-28 | 1982-06-28 | 発電設備における排水温度制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11112082A JPS591987A (ja) | 1982-06-28 | 1982-06-28 | 発電設備における排水温度制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS591987A true JPS591987A (ja) | 1984-01-07 |
| JPS6223231B2 JPS6223231B2 (ja) | 1987-05-21 |
Family
ID=14552931
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11112082A Granted JPS591987A (ja) | 1982-06-28 | 1982-06-28 | 発電設備における排水温度制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS591987A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4642992A (en) * | 1986-02-04 | 1987-02-17 | Julovich George C | Energy-saving method and apparatus for automatically controlling cooling pumps of steam power plants |
| JP2007132582A (ja) * | 2005-11-09 | 2007-05-31 | Hitachi Plant Technologies Ltd | クーリングシステム |
| JP2009243944A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-22 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 液体温度測定手段及びこれを用いた復水器の冷却設備 |
| JP2016014378A (ja) * | 2014-07-03 | 2016-01-28 | 横河電機株式会社 | 取水方法及び取水システム |
-
1982
- 1982-06-28 JP JP11112082A patent/JPS591987A/ja active Granted
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4642992A (en) * | 1986-02-04 | 1987-02-17 | Julovich George C | Energy-saving method and apparatus for automatically controlling cooling pumps of steam power plants |
| JP2007132582A (ja) * | 2005-11-09 | 2007-05-31 | Hitachi Plant Technologies Ltd | クーリングシステム |
| JP4706836B2 (ja) * | 2005-11-09 | 2011-06-22 | 株式会社日立プラントテクノロジー | クーリングシステム |
| JP2009243944A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-22 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 液体温度測定手段及びこれを用いた復水器の冷却設備 |
| JP2016014378A (ja) * | 2014-07-03 | 2016-01-28 | 横河電機株式会社 | 取水方法及び取水システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6223231B2 (ja) | 1987-05-21 |
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