JPS5919737B2 - 精穀転子 - Google Patents
精穀転子Info
- Publication number
- JPS5919737B2 JPS5919737B2 JP52001811A JP181177A JPS5919737B2 JP S5919737 B2 JPS5919737 B2 JP S5919737B2 JP 52001811 A JP52001811 A JP 52001811A JP 181177 A JP181177 A JP 181177A JP S5919737 B2 JPS5919737 B2 JP S5919737B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grain
- trochanter
- milling
- top wall
- friction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は加水精穀機の改良に係り、精穀転子***突子の
吸湿口の回転方向に対する背部に発生する糠粉固着の欠
陥事故を完全に防止すると共に湿風を集中的に高密米粒
に噴出して、加湿精穀作用を安定させ、効率を増大させ
るために開発されたものである。
吸湿口の回転方向に対する背部に発生する糠粉固着の欠
陥事故を完全に防止すると共に湿風を集中的に高密米粒
に噴出して、加湿精穀作用を安定させ、効率を増大させ
るために開発されたものである。
従来の加水精穀機においては精穀転子の周面に設げた加
湿口から水分を供給して穀粒を加湿軟化して精白能率を
高め、かつ穀粒面に光沢を帯びさせる際、精穀転子の周
面に***突設した突子の回転方向に対する背部の精穀転
子の周面そのものに給温口を開設したために、給温口周
辺が水分のために濡れその水分が回転と反対の方向に導
かれ、水分を帯びた精穀転子周面に糠粉が固着堆積して
糠粉の突脈な生成するに至り、精穀作用を不安定にして
、ついに事故を起こす宿命的な欠陥になっている。
湿口から水分を供給して穀粒を加湿軟化して精白能率を
高め、かつ穀粒面に光沢を帯びさせる際、精穀転子の周
面に***突設した突子の回転方向に対する背部の精穀転
子の周面そのものに給温口を開設したために、給温口周
辺が水分のために濡れその水分が回転と反対の方向に導
かれ、水分を帯びた精穀転子周面に糠粉が固着堆積して
糠粉の突脈な生成するに至り、精穀作用を不安定にして
、ついに事故を起こす宿命的な欠陥になっている。
すなわち、従来のものは図面第4図のように突子17の
背部18における転子周面19に給温口20が開口して
いるので給温された水分は直ちに転子周面19を湿潤し
て濡れた周面19の糠粉の付着した床が生成し徐々に堆
積状に固着し、ついに糠粉突子21を突出するに至って
運転事故を発生するものである。
背部18における転子周面19に給温口20が開口して
いるので給温された水分は直ちに転子周面19を湿潤し
て濡れた周面19の糠粉の付着した床が生成し徐々に堆
積状に固着し、ついに糠粉突子21を突出するに至って
運転事故を発生するものである。
この背部は精白室内での穀粒の攪拌摩擦を必要とするた
め***突子の回転方向に向かう前部の精穀転子周面半径
より小径に形成されており、給温口が穀粒の摩擦を受け
ない隅蔭部に開いているので一層糠粉の付着を促す原因
をなしている。
め***突子の回転方向に向かう前部の精穀転子周面半径
より小径に形成されており、給温口が穀粒の摩擦を受け
ない隅蔭部に開いているので一層糠粉の付着を促す原因
をなしている。
このために、精穀作用そのものの特性は極めて優れてい
ても、運転が短時間内に停止して精穀作用が持続できな
いので、有効な加湿精穀の実用化が妨げられているのが
現状である。
ても、運転が短時間内に停止して精穀作用が持続できな
いので、有効な加湿精穀の実用化が妨げられているのが
現状である。
また、精穀機の搗精転子に長手方向に沿って攪拌摩擦用
***突子と噴気孔とを形成し、この噴気孔を前記攪拌摩
擦用***突子の正荷両面の降壁間の先端拡大四部中夫に
設けたものが実公昭33−5347号公報に記載されて
いる。
***突子と噴気孔とを形成し、この噴気孔を前記攪拌摩
擦用***突子の正荷両面の降壁間の先端拡大四部中夫に
設けたものが実公昭33−5347号公報に記載されて
いる。
しかし、このものは加水精穀機でな(、これを加水精穀
機に使用するときは噴気孔が攪拌摩擦用***突子の先端
拡大四部に設げられているため、前記従来例と同様に突
子の回転方向に対する背部方向の先端拡大四部に糠粉の
堆積を生じ、前記と同様に精穀作用を不安定にし、運転
事故を生じ、さらに噴気孔が先端拡大四部に連接してい
るので、噴気孔より噴出する噴気が拡大散乱して集中的
噴気とならず、米粒に対する除糠・光沢付与作業が十分
性われず、また、搗精転子の***突子以外の表面は回転
中心より等距離にあるために米粒に摩擦力を効率良く与
えることができない。
機に使用するときは噴気孔が攪拌摩擦用***突子の先端
拡大四部に設げられているため、前記従来例と同様に突
子の回転方向に対する背部方向の先端拡大四部に糠粉の
堆積を生じ、前記と同様に精穀作用を不安定にし、運転
事故を生じ、さらに噴気孔が先端拡大四部に連接してい
るので、噴気孔より噴出する噴気が拡大散乱して集中的
噴気とならず、米粒に対する除糠・光沢付与作業が十分
性われず、また、搗精転子の***突子以外の表面は回転
中心より等距離にあるために米粒に摩擦力を効率良く与
えることができない。
本発明は前記の問題に対処し、給温口から供給された水
分が精穀転子周面を湿潤して糠粉を付着固形化する危険
がないと共に攪拌摩擦用***突子の給温口にも糠粉が付
着固形化することがなく、時間に制限なく連続精穀を可
能にして加湿精穀の特性を遺憾なく発揮し得、給温口か
ら供給される湿風が分散することな(集中して精穀転子
によって高密度にされた米粒に作用し、効率の良い除糠
と光沢付与が行われる加水精穀機を提供することを目的
とするものである。
分が精穀転子周面を湿潤して糠粉を付着固形化する危険
がないと共に攪拌摩擦用***突子の給温口にも糠粉が付
着固形化することがなく、時間に制限なく連続精穀を可
能にして加湿精穀の特性を遺憾なく発揮し得、給温口か
ら供給される湿風が分散することな(集中して精穀転子
によって高密度にされた米粒に作用し、効率の良い除糠
と光沢付与が行われる加水精穀機を提供することを目的
とするものである。
本発明を実施例図第1図、第2図、第3図について説明
すると、通風管軸1に連絡的に装嵌された中空精穀転子
2の外周面長手方向に沿って攪拌摩擦用***突子3を突
設し、その回転方向に向かう前方面周辺4をその回転の
反対方向に向かう後方面すなわち突子3の背部5の後方
面周辺6より大径とな(、突子3の正荷両面の降壁7,
8によってその間の突子3の頂壁に給温口9すなわち給
温部を形成する。
すると、通風管軸1に連絡的に装嵌された中空精穀転子
2の外周面長手方向に沿って攪拌摩擦用***突子3を突
設し、その回転方向に向かう前方面周辺4をその回転の
反対方向に向かう後方面すなわち突子3の背部5の後方
面周辺6より大径とな(、突子3の正荷両面の降壁7,
8によってその間の突子3の頂壁に給温口9すなわち給
温部を形成する。
攪拌摩擦用***突子3はその頂壁3aがやや外方膨出状
とされ、給温口9を形成する長手方向平行内側面9a、
9aは攪拌摩擦用***突子3の頂壁3aと交差している
。
とされ、給温口9を形成する長手方向平行内側面9a、
9aは攪拌摩擦用***突子3の頂壁3aと交差している
。
穀粒は後方面周辺6に溜る穀粒束が転子2の回転により
突子3の前方面周辺4と突子3の先端部に押し着けられ
ながら強圧によって摩擦精白されるが、突子3の先端頂
壁部な通過する瞬間、給温口9から射出する水分によっ
て直接湿潤されて直ちに吸湿した後背部5をジャンプし
て転子の後方面周辺6に接触し、転子2面の背部5を直
接湿潤したり、背部5の空間に水分密度の高い高湿な雰
囲気を生成しないから、粉糖の付着するおそれがない。
突子3の前方面周辺4と突子3の先端部に押し着けられ
ながら強圧によって摩擦精白されるが、突子3の先端頂
壁部な通過する瞬間、給温口9から射出する水分によっ
て直接湿潤されて直ちに吸湿した後背部5をジャンプし
て転子の後方面周辺6に接触し、転子2面の背部5を直
接湿潤したり、背部5の空間に水分密度の高い高湿な雰
囲気を生成しないから、粉糖の付着するおそれがない。
さらに、給温口9より供給される加湿気体は長手方向平
行内側面9a、9aからこの長手方向平行内側面9a、
9aと交差する攪拌摩擦用***突子3の外方膨出頂壁3
a外へ排出されるので、分散せずに集中的に大径周辺6
及び突子3で高密にされた穀粒に作用して除糠・光沢付
与を行い、給温口9の周囲の糠粉は外方膨出頂壁3aと
穀粒との摩擦により、常に給温口9周囲より除去される
。
行内側面9a、9aからこの長手方向平行内側面9a、
9aと交差する攪拌摩擦用***突子3の外方膨出頂壁3
a外へ排出されるので、分散せずに集中的に大径周辺6
及び突子3で高密にされた穀粒に作用して除糠・光沢付
与を行い、給温口9の周囲の糠粉は外方膨出頂壁3aと
穀粒との摩擦により、常に給温口9周囲より除去される
。
水分は給湿装置となるボイラー10から送湿管11を経
てノズル12を管軸1の端尾口に臨設して精穀転子2内
部より供給され、その吸風は精白室13に外接する風室
14の排風機15によって発生している。
てノズル12を管軸1の端尾口に臨設して精穀転子2内
部より供給され、その吸風は精白室13に外接する風室
14の排風機15によって発生している。
16は多孔壁精白筒である。以上に述べたように、本発
明は長手方向に沿って攪拌摩擦用***突子を形成し、こ
の攪拌摩擦用***突子の頂壁に給温口を形成し、前記攪
拌摩擦用***突子の頂壁はやや外方膨出状となし、前記
給温口の長手方向平行内側面を前記頂隣と交差し、前記
摩擦用***突子以外の表面は回転の反対方向に向けて大
径となした精穀転子を多孔壁精白筒内に回転自在に収納
し、この精穀転子の内部を給湿装置に連絡したことを特
徴とする加水精穀機を要旨とするので、供給された水分
が直接穀粒を湿し、精穀転子2内口及び精穀転子の回転
方向における攪拌摩擦用***突子背部に糠粉が付着固形
化する危険がなく、時間に制限なく連続精穀を可能にし
、精穀転子の回転方向の反対方向に向けて大径となした
表面によって精穀転子の回転に従って穀粒は多孔壁精白
筒と精穀転子との間で高密度となり、この状態で攪拌摩
擦用***突子によって攪拌されて除糠されるが、この高
密度攪拌に際して攪拌摩擦用***突子頂壁を通って長手
方向平行内側面より前記頂壁に集中的に湿風が供給され
、水分付与と粒々摩擦と除糠とが瞬時に行われ、従来の
装置では得ることができなかった光沢穀粒を得ることが
でき加湿精穀の特性を遺憾なく発揮し得る顕著な効果を
奏するものである。
明は長手方向に沿って攪拌摩擦用***突子を形成し、こ
の攪拌摩擦用***突子の頂壁に給温口を形成し、前記攪
拌摩擦用***突子の頂壁はやや外方膨出状となし、前記
給温口の長手方向平行内側面を前記頂隣と交差し、前記
摩擦用***突子以外の表面は回転の反対方向に向けて大
径となした精穀転子を多孔壁精白筒内に回転自在に収納
し、この精穀転子の内部を給湿装置に連絡したことを特
徴とする加水精穀機を要旨とするので、供給された水分
が直接穀粒を湿し、精穀転子2内口及び精穀転子の回転
方向における攪拌摩擦用***突子背部に糠粉が付着固形
化する危険がなく、時間に制限なく連続精穀を可能にし
、精穀転子の回転方向の反対方向に向けて大径となした
表面によって精穀転子の回転に従って穀粒は多孔壁精白
筒と精穀転子との間で高密度となり、この状態で攪拌摩
擦用***突子によって攪拌されて除糠されるが、この高
密度攪拌に際して攪拌摩擦用***突子頂壁を通って長手
方向平行内側面より前記頂壁に集中的に湿風が供給され
、水分付与と粒々摩擦と除糠とが瞬時に行われ、従来の
装置では得ることができなかった光沢穀粒を得ることが
でき加湿精穀の特性を遺憾なく発揮し得る顕著な効果を
奏するものである。
なお、本発明の加湿には、水液・霧・蒸気等をいろいろ
な種類の状態で任意の条件で用い、風と共に供給するの
が通例である。
な種類の状態で任意の条件で用い、風と共に供給するの
が通例である。
従って、精穀転子の給温口においては吸風または噴風に
よって水分が供給される場合が多い。
よって水分が供給される場合が多い。
図面第1図は本発明の実施例の一部断面側面図、第2図
はその要部の側面図、第3図はその正断面図、第4図は
従来のものの要部の正断面図である。 2・・・・・・精穀転子、計・・・・・攪拌摩擦用***
突子、3a・・・・・・頂壁、7・・・・・・正面降壁
、8・・・・・・背面降壁、9・・・・・給温口、9a
・・・・・・長手方向平行内側面。
はその要部の側面図、第3図はその正断面図、第4図は
従来のものの要部の正断面図である。 2・・・・・・精穀転子、計・・・・・攪拌摩擦用***
突子、3a・・・・・・頂壁、7・・・・・・正面降壁
、8・・・・・・背面降壁、9・・・・・給温口、9a
・・・・・・長手方向平行内側面。
Claims (1)
- 1 長手方向に沿って攪拌摩擦用***突子を形成し、こ
の攪拌摩擦用***突子の頂壁に給温口を形成し、前記攪
拌摩擦用***突子の頂壁はやや外方膨出状となし、前記
給温口の長手方向平行内側面を前記頂壁と交差し、前記
摩擦用***突子以外の表面は回転の反対方向に向けて大
径となした精穀転子を多孔壁精白筒内に回転自在に収納
し、この精穀転子の内部を給温装置に連絡したことを特
徴とする加水精穀機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52001811A JPS5919737B2 (ja) | 1977-01-10 | 1977-01-10 | 精穀転子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52001811A JPS5919737B2 (ja) | 1977-01-10 | 1977-01-10 | 精穀転子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5386361A JPS5386361A (en) | 1978-07-29 |
JPS5919737B2 true JPS5919737B2 (ja) | 1984-05-08 |
Family
ID=11511947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52001811A Expired JPS5919737B2 (ja) | 1977-01-10 | 1977-01-10 | 精穀転子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5919737B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017221923A (ja) * | 2016-06-17 | 2017-12-21 | 株式会社サタケ | 研削式横型精米機 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008041995A (ja) * | 2006-08-08 | 2008-02-21 | Yazaki Corp | プリント配線基板及びプリント配線基板の製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4848254A (ja) * | 1971-10-20 | 1973-07-09 |
-
1977
- 1977-01-10 JP JP52001811A patent/JPS5919737B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4848254A (ja) * | 1971-10-20 | 1973-07-09 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017221923A (ja) * | 2016-06-17 | 2017-12-21 | 株式会社サタケ | 研削式横型精米機 |
WO2017217246A1 (ja) * | 2016-06-17 | 2017-12-21 | 株式会社サタケ | 研削式横型精米機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5386361A (en) | 1978-07-29 |
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