JPS59194125A - 宇宙用軸受の放電損傷防止装置 - Google Patents
宇宙用軸受の放電損傷防止装置Info
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- JPS59194125A JPS59194125A JP58068207A JP6820783A JPS59194125A JP S59194125 A JPS59194125 A JP S59194125A JP 58068207 A JP58068207 A JP 58068207A JP 6820783 A JP6820783 A JP 6820783A JP S59194125 A JPS59194125 A JP S59194125A
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- Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、人工衛星等の宇宙飛翔体に用いる宇宙用軸
受の放電損傷防止装置に関するものである。
受の放電損傷防止装置に関するものである。
人工衛星等の宇宙飛翔体が宇宙空間の光電子やイオン等
の荷電粒子との衝突や、その他の宇宙空間における各種
電磁環境により、帯電することが知られている。人工衛
星等の宇宙飛翔体に今後用いられると思われる磁気軸受
はロータをステータから完全に浮上させて無接触にする
場合が多いので、宇宙飛翔体が宇宙空間を飛行している
間に飛翔体本体が帯電し、ロータと、飛翔体本体と一体
をなしているステータとの間に電位差が生じるおそれが
ある。一方何らかの原因で、または故意の帯電消去のた
めにロータがステータに接触する際には、ボールベアリ
ング等の機械式軸受に接触して、この磁気軸受の損傷を
防ぐようになっているが、前述の電位差は数10KVに
もなることもあると思われるので、接触によって瞬間的
に大電流が機械式軸受を流れ、例えばポールベアリング
では、ボール、内外レース、保持器に損傷が起りかねな
い。
の荷電粒子との衝突や、その他の宇宙空間における各種
電磁環境により、帯電することが知られている。人工衛
星等の宇宙飛翔体に今後用いられると思われる磁気軸受
はロータをステータから完全に浮上させて無接触にする
場合が多いので、宇宙飛翔体が宇宙空間を飛行している
間に飛翔体本体が帯電し、ロータと、飛翔体本体と一体
をなしているステータとの間に電位差が生じるおそれが
ある。一方何らかの原因で、または故意の帯電消去のた
めにロータがステータに接触する際には、ボールベアリ
ング等の機械式軸受に接触して、この磁気軸受の損傷を
防ぐようになっているが、前述の電位差は数10KVに
もなることもあると思われるので、接触によって瞬間的
に大電流が機械式軸受を流れ、例えばポールベアリング
では、ボール、内外レース、保持器に損傷が起りかねな
い。
この発明は、上述の点にかんがみてなされたもので、宇
宙空間を飛行する宇宙飛翔体の本体に光電子やイオン等
の荷電粒子の衝突あるいは各種電磁環境による電荷が帯
電して、その電荷が緊急接触用機械式軸受に流れること
による軸受の損傷を防止するようにした宇宙用軸受の放
電損傷防止装置を提供することを目的とする。以下この
発明を図面に基づいて説明する。
宙空間を飛行する宇宙飛翔体の本体に光電子やイオン等
の荷電粒子の衝突あるいは各種電磁環境による電荷が帯
電して、その電荷が緊急接触用機械式軸受に流れること
による軸受の損傷を防止するようにした宇宙用軸受の放
電損傷防止装置を提供することを目的とする。以下この
発明を図面に基づいて説明する。
第1図は宇宙用軸受として用いられる磁気軸受の一例の
断面図であり、第2図はステータ部およびロータ部の平
面図である。これらの図において、ステータ部1は軸3
に一体的に固定されており、その周囲をロータ部2が回
転するような構成とされ、ロータ部2にはフライホイー
ル4が取付けられている。ステータ部1は内径、外径を
共に同じくする平板円環状の3個のヨーク、すなわち外
側に配置された第1、第2のステータヨーク11.12
と、これらに挟まれた第3のステータヨーク13とを有
し、第1、第3のステータヨーク11.13の間および
第3、第2のステータヨーク13.12の間には、それ
ぞれ円環状の永久磁石14.15が挟設されている。こ
れらの永久磁石14.15は軸方向に着磁されており、
永久磁石14.15同士の極性は第3のステータヨーク
13を中心に上下に対称的となるようにされている。第
1、第2のステータヨーク11.12は例えば第2図に
示すように、放射状に磁気的に8分割されており、それ
ぞれ十文字状の第1、第2の電磁ヨーク16.17が取
付けられている。これらの電磁ヨーク16.17は第2
図におけるX軸およびY軸上にある第1、第2のステー
タヨーク11.12の分割部に磁気的に接続し、X軸お
よびY軸上に存在しない分割部は電磁ヨーク16.17
および他の分割部とは磁気的にほぼ絶縁されている。ま
た、電磁ヨーク16および17の各脚部16a、16b
、16c、16dおよび17a、17b、17c、17
d(17b、17dは図示せず)には、それぞれ1個ず
つ計8個の電磁コイル18a、18b、18c、18d
および19a、19b、19c、19d(19b、19
dは図示せず)が巻回されている。
断面図であり、第2図はステータ部およびロータ部の平
面図である。これらの図において、ステータ部1は軸3
に一体的に固定されており、その周囲をロータ部2が回
転するような構成とされ、ロータ部2にはフライホイー
ル4が取付けられている。ステータ部1は内径、外径を
共に同じくする平板円環状の3個のヨーク、すなわち外
側に配置された第1、第2のステータヨーク11.12
と、これらに挟まれた第3のステータヨーク13とを有
し、第1、第3のステータヨーク11.13の間および
第3、第2のステータヨーク13.12の間には、それ
ぞれ円環状の永久磁石14.15が挟設されている。こ
れらの永久磁石14.15は軸方向に着磁されており、
永久磁石14.15同士の極性は第3のステータヨーク
13を中心に上下に対称的となるようにされている。第
1、第2のステータヨーク11.12は例えば第2図に
示すように、放射状に磁気的に8分割されており、それ
ぞれ十文字状の第1、第2の電磁ヨーク16.17が取
付けられている。これらの電磁ヨーク16.17は第2
図におけるX軸およびY軸上にある第1、第2のステー
タヨーク11.12の分割部に磁気的に接続し、X軸お
よびY軸上に存在しない分割部は電磁ヨーク16.17
および他の分割部とは磁気的にほぼ絶縁されている。ま
た、電磁ヨーク16および17の各脚部16a、16b
、16c、16dおよび17a、17b、17c、17
d(17b、17dは図示せず)には、それぞれ1個ず
つ計8個の電磁コイル18a、18b、18c、18d
および19a、19b、19c、19d(19b、19
dは図示せず)が巻回されている。
一方、ロータ部2にはステータヨーク11.12.13
の周囲を非接触で回転するためのステータヨーク11.
12.13よりも大径の3個の平板円環状ヨークが設け
られており、$1、第2のロータヨーク21.22の内
周面が第1、第2のステータヨーク11.12の外周面
とそれぞれ対向し、第3のロータヨーク23の内周面が
第3のステータヨーク13の外周面と対向するように配
置されている。また、ロータヨーク21.22.23同
士の間にもステータ部1と同様に軸方向に着磁された永
久磁石24.25が、第3のロータヨーク23を中心に
極性を対称とするように配置されている。なお、このロ
ータ部2の永久磁石24.25の極性はステータ部1の
永久磁石14.15の極性の向きとは逆方向となってい
る。26はロータ部2のX軸方向の変位を検出するため
の位置センサであり、Y軸方向用の位置センサは図面に
おいては省略されている。X軸用位置センサ26の出力
は図示しない制御回路、パワーアンプを経て、電磁ヨー
ク16および17のX軸方向の脚部16a、16cおよ
び17a、17cに巻回された電磁コイル18a、18
cおよび19a、19cに電流を流すようにされている
。同様にして、図示しないY軸用位置センサからはY軸
方向の脚部16b、16dおよび17b、17dに巻回
された電磁コイル18b、18dおよび19b、19d
に電流が供給される。27は前記ロータ部2の浮上制御
が不能になったときや停電時等にロータ部2を支持する
ための玉軸受である。なお、実線および点線の矢印は磁
束を示す。
の周囲を非接触で回転するためのステータヨーク11.
12.13よりも大径の3個の平板円環状ヨークが設け
られており、$1、第2のロータヨーク21.22の内
周面が第1、第2のステータヨーク11.12の外周面
とそれぞれ対向し、第3のロータヨーク23の内周面が
第3のステータヨーク13の外周面と対向するように配
置されている。また、ロータヨーク21.22.23同
士の間にもステータ部1と同様に軸方向に着磁された永
久磁石24.25が、第3のロータヨーク23を中心に
極性を対称とするように配置されている。なお、このロ
ータ部2の永久磁石24.25の極性はステータ部1の
永久磁石14.15の極性の向きとは逆方向となってい
る。26はロータ部2のX軸方向の変位を検出するため
の位置センサであり、Y軸方向用の位置センサは図面に
おいては省略されている。X軸用位置センサ26の出力
は図示しない制御回路、パワーアンプを経て、電磁ヨー
ク16および17のX軸方向の脚部16a、16cおよ
び17a、17cに巻回された電磁コイル18a、18
cおよび19a、19cに電流を流すようにされている
。同様にして、図示しないY軸用位置センサからはY軸
方向の脚部16b、16dおよび17b、17dに巻回
された電磁コイル18b、18dおよび19b、19d
に電流が供給される。27は前記ロータ部2の浮上制御
が不能になったときや停電時等にロータ部2を支持する
ための玉軸受である。なお、実線および点線の矢印は磁
束を示す。
上記の構成の磁気軸受において、通常は、ロータ部2は
ステータ部1から完全に浮上させた状態である。このよ
うな磁気軸受を塔載した宇宙飛翔体が宇宙空間を舟航す
ると、光電子、イオン等の荷電粒子の衝突やその他の宇
宙における各種電磁環境により帯電され、そのためにロ
ータ部2とステータ部1との間に電位差が生じる。何ら
かの原因でロータ部2がステータ部1と機械的に接触し
ようとする際には、ボールベアリング等の機械式の玉軸
受27に接触して磁気軸受の損傷を防ぐようになってい
る。しかしながら前述のように数10kVになり得る帯
電電圧があると、玉軸受27に接触の瞬間、瞬時に大電
流が玉軸受27に流れ、例えば図示のようなボールベア
リング軸受ではボール27a、内外レース27b、保持
器等に損傷が起こりかねない。帯電を故意に消去するた
めにロータ部2とステータ部1を接触させたときも同様
な損傷が起りかねない。
ステータ部1から完全に浮上させた状態である。このよ
うな磁気軸受を塔載した宇宙飛翔体が宇宙空間を舟航す
ると、光電子、イオン等の荷電粒子の衝突やその他の宇
宙における各種電磁環境により帯電され、そのためにロ
ータ部2とステータ部1との間に電位差が生じる。何ら
かの原因でロータ部2がステータ部1と機械的に接触し
ようとする際には、ボールベアリング等の機械式の玉軸
受27に接触して磁気軸受の損傷を防ぐようになってい
る。しかしながら前述のように数10kVになり得る帯
電電圧があると、玉軸受27に接触の瞬間、瞬時に大電
流が玉軸受27に流れ、例えば図示のようなボールベア
リング軸受ではボール27a、内外レース27b、保持
器等に損傷が起こりかねない。帯電を故意に消去するた
めにロータ部2とステータ部1を接触させたときも同様
な損傷が起りかねない。
第3図はこの発明の宇宙軸受の放電損傷防止装置の一実
施例の概略図で、上記磁気軸受の玉軸受27部分の一部
拡大断面図である。同図において、28は電気絶縁体で
、ステータ部1が固定されている軸3に固定され、この
電気絶縁体28には玉軸受27が固定されている。29
はコイル、30は抵抗器であり、このコイル29と抵抗
器3oは直列に接続され、この直列体の一端は玉軸受2
7に接続され、他端は軸3に接続される。なお、コイル
29と抵抗器30は必要に応じ設けるものとする。
施例の概略図で、上記磁気軸受の玉軸受27部分の一部
拡大断面図である。同図において、28は電気絶縁体で
、ステータ部1が固定されている軸3に固定され、この
電気絶縁体28には玉軸受27が固定されている。29
はコイル、30は抵抗器であり、このコイル29と抵抗
器3oは直列に接続され、この直列体の一端は玉軸受2
7に接続され、他端は軸3に接続される。なお、コイル
29と抵抗器30は必要に応じ設けるものとする。
上記の構成において、いま、コイル29と抵抗器30の
直列体がない場合についてまず説明する。何らかの原因
でロータ部2が変位し、ロータ部2が玉軸受27に接触
しても、ロータ部2と軸3の間には電気絶縁体28が直
列に介在しているために、ステータ部1あるいはロータ
部2に帯電した電荷は、ステータ部1からロータ部2へ
、あるいは反対にロータ部2からステータ部1へは流れ
ない。
直列体がない場合についてまず説明する。何らかの原因
でロータ部2が変位し、ロータ部2が玉軸受27に接触
しても、ロータ部2と軸3の間には電気絶縁体28が直
列に介在しているために、ステータ部1あるいはロータ
部2に帯電した電荷は、ステータ部1からロータ部2へ
、あるいは反対にロータ部2からステータ部1へは流れ
ない。
次にコイル29と抵抗器30の直列体がある場合を説明
する。ロータ部2が玉軸受27に接触すると、コイル2
9のインダクタンスLと抵抗器30の抵抗rとが第4図
に示すような等価回路を形成する。同図において、Eは
帯電電圧、Rは電気絶縁体28の抵抗、■は軸3からロ
ータ部2へると、電流Iは第5図の実線のように流れる
が、実際には電流が流れるにつれて電位差Eが減少する
ので、同図の破線のように流れる。つまり電流■はロー
タ部2と軸受3の接触初期はコイル29のインダクタン
スLにより抑制されて、瞬時に大電流が玉軸受27に流
れることはない。従って玉軸受27の損傷はまねかれる
。
する。ロータ部2が玉軸受27に接触すると、コイル2
9のインダクタンスLと抵抗器30の抵抗rとが第4図
に示すような等価回路を形成する。同図において、Eは
帯電電圧、Rは電気絶縁体28の抵抗、■は軸3からロ
ータ部2へると、電流Iは第5図の実線のように流れる
が、実際には電流が流れるにつれて電位差Eが減少する
ので、同図の破線のように流れる。つまり電流■はロー
タ部2と軸受3の接触初期はコイル29のインダクタン
スLにより抑制されて、瞬時に大電流が玉軸受27に流
れることはない。従って玉軸受27の損傷はまねかれる
。
第6図はこの発明の他の実施例を示す図で、ロータ部2
に電気絶縁体31を固定し、この電気絶縁体31に玉軸
受27を固定した構造のものである。この場合も第3図
の並列回路がない場合と同様になる。
に電気絶縁体31を固定し、この電気絶縁体31に玉軸
受27を固定した構造のものである。この場合も第3図
の並列回路がない場合と同様になる。
第7図、第8図はそれぞれこの発明の他の実施例を示す
図で、同図に示すように、電気絶縁体32.33を軸3
およびロータ部2の両者に設けた場合である。
図で、同図に示すように、電気絶縁体32.33を軸3
およびロータ部2の両者に設けた場合である。
なお、上記の実施例では玉軸受27を用いたが、これは
一般的には機械式軸受であればよい。
一般的には機械式軸受であればよい。
以上説明したように、この発明にかかる宇宙用軸受の放
電損傷防止装置は、磁気軸受のロータ側またはステータ
側あるいは両者に電気絶縁体部材をロータとステータ間
を電気的に絶縁するように直列に挿入したので、何らか
の原因でロータあるいはステータが緊急接触用機械式軸
受に接触しても大電流が流れて、機械式軸受が放電損傷
することがないという極めてすぐれた効果を有する。ま
た、前記電気絶縁体部材と並列に電気抵抗体とインダク
タンスを直列にした回路を付加したので、帯電電荷を緩
慢に放電させることができ、帯電を安全に消去すること
が可能になる。
電損傷防止装置は、磁気軸受のロータ側またはステータ
側あるいは両者に電気絶縁体部材をロータとステータ間
を電気的に絶縁するように直列に挿入したので、何らか
の原因でロータあるいはステータが緊急接触用機械式軸
受に接触しても大電流が流れて、機械式軸受が放電損傷
することがないという極めてすぐれた効果を有する。ま
た、前記電気絶縁体部材と並列に電気抵抗体とインダク
タンスを直列にした回路を付加したので、帯電電荷を緩
慢に放電させることができ、帯電を安全に消去すること
が可能になる。
第1図は宇宙軸受として用いる磁気軸受の断面図、第2
図はステータ部およびロータ部の平面図、第3図はこの
発明の一実施例をなす宇宙軸受の放電損傷防止装置の概
略図、第4図は宇宙軸受の放電損傷防止装置の等価回路
、第5図は放電電流の変化を示す図、第6図、第7図、
第8図はこの発明の他の実施例をそれぞれ示す要部の概
略図である。 図中、2はロータ部、3は軸、27は玉軸受、28は電
気絶縁体、29はコイル、30は抵抗器、31.32.
33は電気絶縁体である。 特許出願人 航空宇宙技術研究所長 武1)峻第3図 第6図 第7図 第8図
図はステータ部およびロータ部の平面図、第3図はこの
発明の一実施例をなす宇宙軸受の放電損傷防止装置の概
略図、第4図は宇宙軸受の放電損傷防止装置の等価回路
、第5図は放電電流の変化を示す図、第6図、第7図、
第8図はこの発明の他の実施例をそれぞれ示す要部の概
略図である。 図中、2はロータ部、3は軸、27は玉軸受、28は電
気絶縁体、29はコイル、30は抵抗器、31.32.
33は電気絶縁体である。 特許出願人 航空宇宙技術研究所長 武1)峻第3図 第6図 第7図 第8図
Claims (2)
- (1) ステータに対しロータを磁気軸受により支承
し、前記ステータとロータとの間に緊急接触用の機械式
軸受を前記ステータまたはロータのいずれか一方に取り
付は介在させた宇宙用軸受におい〜 て、前記ロータ側とステータ側の少なくとも一方に電気
絶縁体を前記ロータとステータ間を電気的に絶縁するよ
うに前記機械式軸受に対して直列に挿入したことを特徴
とする宇宙用軸受の放電損傷防止装置。 - (2) ステータに対しロータを磁気軸受により支承
し、前記ステータとロータとの間に緊急接触用の機械式
軸受を前記ステータまたはロータのいずれか一方に取り
付は介在させた宇宙用軸受において、前記ロータ側とス
テータ側の少なくとも一方に電気絶縁体を前記ロータと
ステータ間を電気的に絶縁するように前記機械式軸受に
対して直列に挿入し、前記機械式軸受とステータ間に抵
抗器とインダクタンスの直列体を接続したことを特徴と
する宇宙用軸受の放電損傷防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58068207A JPS59194125A (ja) | 1983-04-18 | 1983-04-18 | 宇宙用軸受の放電損傷防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58068207A JPS59194125A (ja) | 1983-04-18 | 1983-04-18 | 宇宙用軸受の放電損傷防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59194125A true JPS59194125A (ja) | 1984-11-02 |
JPH0249413B2 JPH0249413B2 (ja) | 1990-10-30 |
Family
ID=13367114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58068207A Granted JPS59194125A (ja) | 1983-04-18 | 1983-04-18 | 宇宙用軸受の放電損傷防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59194125A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62194025A (ja) * | 1986-02-18 | 1987-08-26 | Ebara Corp | 磁気軸受 |
JPH0198316U (ja) * | 1987-12-21 | 1989-06-30 | ||
JPH0293517U (ja) * | 1989-01-13 | 1990-07-25 | ||
US5977677A (en) * | 1996-06-26 | 1999-11-02 | Allison Engine Company | Combination bearing for gas turbine engine |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4887600U (ja) * | 1972-01-26 | 1973-10-23 |
-
1983
- 1983-04-18 JP JP58068207A patent/JPS59194125A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4887600U (ja) * | 1972-01-26 | 1973-10-23 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62194025A (ja) * | 1986-02-18 | 1987-08-26 | Ebara Corp | 磁気軸受 |
JPH0198316U (ja) * | 1987-12-21 | 1989-06-30 | ||
JPH0293517U (ja) * | 1989-01-13 | 1990-07-25 | ||
US5977677A (en) * | 1996-06-26 | 1999-11-02 | Allison Engine Company | Combination bearing for gas turbine engine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0249413B2 (ja) | 1990-10-30 |
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