JPS59192006A - ペレツト化種子の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、一つのペレット内に複数の種子を含み発芽
率の向上及び栽培性等を良好とするペレット化種子の製
造方法に関１′る。

従来から種子のコーティング及びペレッティング方法に
関し多くの改良策が述べられている。このコーティング
方法はいわゆる転勤造粒ないし噴霧造粒によるものであ
り種子表面に適宜’ｃｈ　ｌ−ナイングを行なうもので
あり原理から一塊一種子の形体となる。又従来よりのベ
レッディング方法もやはり一種子を対象としたもの（・
ある。これら一種子をコーティングし或いはベレンラー
イングして得られた種子は根本的に大きな問題が残る。

即ち、一種子の発芽率は１００％を望むことは到底で込
ないので点播づる場合には、欠株を生じ、結局−ケ所に
多くの種子を播かねばならく丁い。また、一種子に添加
しうる〕−ディングないしベレッテーｒング原料の量に
は限界があり、■Φ子の′ｌ／Ｉｖ（ｉを改良すべき範
囲が限定される。

一つのペレット内に複数の種子を含まＵれば発芽率を向
上させることが可能である啜れとも複数種子を一塊中に
均一に含ませるということは試験的にも経訣といわゆる
Ｗ）を要づるどころであり、その製造方法は確立されて
ぃ４ｆがった。

この発明は上記観点から発芽率を向上させ栽培性を良好
とする複数種子を含むペレット化種子の製造方法を簡易
な構成で得ることを目的とし、よって得られたペレット
化種子により播種時の労ノｊの削減、播きムラによる種
子消費量の削減等図ることを目的とする。

しかして、この発明に係るペレット化種子の製造方法の
特徴とするところは、有機質物質又は／及び無機質物質
と所定量の種子とに適宜な補助剤を加え、更に水溶性糊
剤を加えて均一に混合し、該混合物を圧縮成型した後乾
燥固化し塊状に形成すること、或いは、有機質物質又は
／及び無機質物質と所定量の種子とに適宜な補助剤を加
え、更に固着剤を加えて均一に混合し、圧縮成型した復
水を噴霧して乾燥固化し椀状に形成覆−ることである。

一つのベーン１〜内に含ませる種子の数は発芽率試験値
の結果から計算によって求める。例えば欠株率０．１％
以下のペレット化種子を製造する場合、発芽率５０％の
種子を一ペレット中に１０り以上含ませれば良い。又発
芽率９０％の種子であれず３ヶ以上で良いことになる。

即ち、種子の発芽率と目標とする欠株率の決定により〜
ペレッｈ中に含ませる種子の数は決定される。

有機買物質は例えばビート・、鋸屑、製紙粕、パルプ、
紡績屑、水ご（プ、腐植０４ｇと用いることができる。

無機質物質は例えばクレー、珪藻土、バーミキュライト
、ハイドＥ１マイカ、ペン１〜ノーイ１〜、モンモリロ
ナイトなど用いること／）′Ｘできる。補助剤は発芽促
進剤、植物成長促進剤、肥料成分の他殺菌剤、殺虫剤な
ど防除剤、等々から適宜ｊハび種子の発芽、成長を助成
すべく加えられる。

この発明に係る製造方法は基本的に（まに記有機質物質
と無機質物質から成る充−（ん・剤に所定量の種子、そ
の他適宜補助剤ど、更にこれらに埋伏化するための糊剤
或いは固着剤を加えて混合しｆ−Ｆ、縮成型するもので
あるが、糊剤或いは固着剤の利用の仕方が若干異なるの
で、以下、２゛）の製造方法に分類して説明する。

第１の製造方法は、前記有機質物質又は１．・・′及び
前記無機質物質と所定量の種子とに前記補助剤を加え、
更に水溶性糊剤と水を加え−Ｃ均一に混合し、該混合物
を圧縮成型した後乾燥固化し塊状に形成づるものである
。

有機ｖ１物買又は／及び無機質物質から成る充てん剤は
圧縮成型する時のクッション的な役目を成し種子が損傷
するのを守ることができる。又増量剤として、或いは前
記肥料成分的な役目もする。

更に仙の配合要素との均一な混合を可能ならしめるもの
である。種子（Ａ積の１００〜ｉ　ｏｏｏ％が好適であ
る。

水溶性糊剤は、ポリビニルアルコール、アラビアゴム、
カルボギシメチルセルロース等が良い。

０．５・〜５％の水容液とし、当該糊剤以外の混合物の
縮重最に２すし５〜３０％を添加する。にり攪拌混合し
イ１がら指触で２；ケらない程度に均一に行なう。

１干縮成型は月力３〜２０　ｋｏ／　ｃｍ２で行なう。

３ｋｊＪ、１０ｎ＋２より手の圧力では型から外す時成
型品が崩れる（１゛「率か高く、２０　ｋ（］／　ｃｍ
２より上の圧力では充てん剤のクッション効果・がなく
なり種子を損傷しがらである。圧縮時間は、０．５〜５
秒間以上行なう。

得られた成型品を乾燥づれぽ前記糊剤の砺ｊハにより固
化してペレット化様子か１ｒＩられる。このペレット化
種子を第１図、第２図に示した。種子１が充てん剤、或
いは補助剤３中で均一に分散されたペレット化種子５を
示り“。

第２の製造方法は、前記ｈ１人Ｙ′１物τ゛１又ＬＪ１
、／′及び前記無機質物質と所定量の種子とに適宜イｊ
補助剤を加え、更に固着剤を加えて均一に混合し、月１
１１１成型して復水を噴霧し、しかる後乾燥固化し【塊
状に形成するものである。

固着剤としては粉末状で水分を勺えるど硬化りるものを
用いる。石３・を用いる場合ＣＪ、乾燥１分末のまま種
子及び充てん剤及び補助剤ど充分混合り“る１゜縮重ω
の３〜２０％添加（Ｊるのが良く、３％より下では充分
に硬化Ｕす“、２０％よりＩ：、　−Ｃ”　ｆ、Ｌ硬化
しすぎ種子の発芽の障害となる。この製造方法では第１
の製造方法と較べて１［縮形成後に水を１１（１霧して
硬化させる点が異なる。噴霧４．Ｌ均一に１−■なう。

前記粉末固着剤を湿潤さＵるもので・あり軽く行なえば
良い。

この方１人に係るペレッ１へ化種子も第１の方法で製造
したものと外観状変わるところがなく第１図、第２図に
示されるしのと同様である。

実施例 発芽率５０％のハツカタイコン種子１００ｍ１と粉砕し
たピー１〜モス１５０ｍ１、珪藻±１５０ｍ　ｌ　／！
：均一に混合した後アラビアゴム３％水溶液を３００噴
霧し攪拌機で充分均一に混合した後直径１０ｎ＋ｍｉ３
さ５ｍｍの型に入れ１０ｋｇ／ｃｍ２で１秒間圧縮成型
した。型から取り出した後４０℃で６０分乾燥し円筒型
のペレット化種子を得たく第１図参照）。こカベレット
化種子１ｏｏ塊を手で壊し種子の数を調べると、１塊中
に１０〜１５ケの幅に入っていた。

上記ペレット化種子１００塊を畑土に各々５ｃｍ間隔で
一塊づつ配設し薄く覆土し潅水し発芽状態を観察した。

又、同時に比較実験と、？１′るため裸種子についても
５０１１Ｉ間隔で−っまみづつ１００ケ所点播してａ３
さ同一環境下においた。

この結果−週間でベーン化種化種子を捕いｌＣ−地点で
、各２〜１０本の丈夫な発芽／心観察さ杭、欠株は存在
しなかった。裸種子に関しては欠株か１り所存在すると
共に１ケ所の発芽数にバラツキがあり１０本以上の発芽
も見られた。この事からペレット化種子の発芽２ｒは裸
種子と比べ優るども劣らないことが実証でさ・た。

更に、この播種試験は手で行４ｃわれたので−あるが、
裸種子の数を約１０・〜１５１☆に４ｒ　＜’Ｊ　ｊ、
う一つまみつつ点播してゆくのに比へ、ベレツ１〜化種
子を一塊づつ点播してゆく方が形かに短０．１間でか′
）簡単に行なえた。

なお、形状、大きさが均−Ｃ゛あるこのベーン化種化種
子は適度な形状に製造し、適′３なタイミングで等間隔
に点播してゆく機械捕さにｂ適しくいる、１又、シード
テープやシードプレートを加−１する揚台、このペレッ
ト化種子を原料どして川うれば、確実、容易に製作でき
るようになる。

充てん剤と所定間の種子とに適宜＜Ｋ補助剤を加えて圧
縮成型するこの発明によるペレット化種子の製造方法に
よれば、複数の種子をベレット内に均一に含ませること
が容易にｉうなえる３、シがも、この製造方法により得
られｌ、：ペレット化種子は発芽率良好であると共に成
１（促進剤等補助剤の効架を加味することが可能である
。更に、このペレット化種子を用うれば播種時の労ツノ
の削減、４ｔｆｉさムラによる種子消費用の削減を１１
なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はペレット化種子の斜視図、 第２図は第１図のＩ−ＩＩ矢祝断面図でｄする。 １・・・種子 ３・・・充てん剤及び補助剤 ５・・・ペレット化種子 特許出願人　　スリーホント株」（会ネ［第１閃 ＠２図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　有機買物買又は／及び無機質物質と所定量の
   種子とに適宜補助剤を加え、更に水溶性糊剤を加えて均
   一に混合し、該混合物を圧縮成型した後乾燥固化して塊
   状に形成することを特徴とするペレット化種子の製′）
   香方法。
2. （２）　　イｉ機質物質又は／及び無機質物質と所定量
   の種子どに適宜補助剤を加え、更に固着剤を加えて均一
   に混合し、該混合物を圧縮成型した復水を噴霧して乾燥
   固化し椀状に形成することを特徴とツるペレット化種子
   の製造方法。