JPS5918975B2 - 食料品の凍結した部分を顆粒状製品で被覆する装置および方法 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は凍結した部分を顆粒状製品で被覆するための装
置および方法に関する。

食糧品の凍結した部分を顆粒状の製造で被覆するのに好
適な装置は、凍結した部分を支持するためのプレートを
担持しかつ段階的にかつ引続いて前進するように構成さ
れたコンベヤと、顆粒状製品をプレート上に配置する装
置と、凍結した部分をプレート上に配置する装置と、凍
結した部分の表面に熱を供給する装置と、凍結した部分
を顆粒状製品で被覆する装置と、前記被覆部分をコンペ
ヤから放出する装置とを備えている。

本発明は、また、連続的に、凍結した部分を支持するた
めに顆粒状製品をプレートの上に配置し、冷凍した部分
をプレート上に位置決めし、加熱により凍結した部分の
表面を軟かくし、かつ凍結した部分を顆粒状製品の容器
の中に導入することによって顆粒状製品を凍結した部分
の表面に付着させることを含む、食料品の凍結した部分
を顆粒状製品で被覆する方法に関する。

本発明の一実施例を添付図面について以下説明する。

添付図面を参照すると、本発明の装置は段階的に前進す
るように構成されたコンベヤ１を備えている。

コンベヤ１には凍結した部分を支持するプレート２が固
定されている。

コンベヤ１の構造について以下詳細に説明する。

参照符号Ａは慣用の装置（図示せず）により顆粒状製品
をプレート２の上に配置するための装置を示す。

参照符号Ｂは凍結した部分をプレート２上に位置決めす
るための装置を示す。

凍結した部分はプレート２と対向して下方に開放した型
３の凹陥部中に保持されている。

各々の凹陥部の基部には小さい開口部が形成されている
。

装置Ｂは型３を包囲する加熱された室４を備え、また圧
縮空気供給ラインが小室の基部の開口部に連結している
。

凍結した部分の外面を加熱するための装置Ｃは下端部が
開口したハウジング５を備えている。

ノ・ウジング５はプレート２の上方に配置されかつ該ハ
ウジングには２０℃ないし６００℃の温度の空気が供給
される。

被覆装置りが熱絶縁された囲壁６の中に収納されている
。

囲壁６の内部には、−８℃ないし一４０℃、好ましくは
一２０℃程度の温度の冷たい空気の流れが循環している
。

コンベヤ１が静止しているときにこの囲壁を閉ざすゲー
トが設けられている。

装置りは顆粒状製品を収納するホッパー７を備えている
。

このホッパー７（第２図参照）の基部は傾斜しており、
かつ滑動しうるトラップ８および９と回転しうるみその
ついたローラ１０および１１を備えている。

ホッパー７の下端部は垂直方向に変位可能な箱１２によ
って形成されている。

この箱１２の下面は下方に配置されたプレート２の数と
同数でありかつ同一の形状の開口部を有している。

変位可能な箱１２は、また、下方に配置されたプレート
２の数と等しい数の一連の要素を備えている。

これらの要素の各々は円錐形部分１３とブレード１４と
によって形成されている。

円錐形部分１３０基部はプレート２の直径よりも僅か小
さい直径を有し、またブレード１４はこれらの要素に花
弁を持つ花の外観を与えている。

図の平面に関してホッパー７の背後の熱絶縁された囲壁
６の内側にエレベータ（図示せず）が配置されている。

このエレベータはホッパー７の下方に配置された振動す
るトレイ１５によって送られ、かつその荷重をホッパー
７の頂部に運搬する。

放出装置Ｅ、さらに詳しくいうと、プレート２を第３図
により詳細に示した。

各プレート２は桿２１によって担持され、また桿２１は
コンベヤ１に固定されたスリーブ２２中を滑動しうるよ
うになっている。

もどしばね２３がプレート２をスリーブ２２に向って押
圧する。

各々のスリーブ２２はプレート２の開口部を通じて延び
るスパイク２４を担持している。

ラム１６が桿２１の端部に作用している。

受入用プレートが放出装置の下方に配置されている。

例示した実施例で＆ζコンベヤ１およびプレート２を洗
滌する装置が囲壁６の実質上下方に配置され、かつ排水
および乾燥装置によってコンベヤ１０走行方向に移動さ
れる。

これらの装置の両方は慣用型式のものである。

本装置は下記のとおり作動する。

コンベヤ１は段階的に前進する。

すなわち、コンベヤ１は前進しその後停止して種々の装
置において実施される操作を完遂可能ならしめ、これら
の操作の完了時に再び前進する。

添付図面を参照すると、コンベヤ１の上向き移動は左側
から右側に向ってなされ、またコンベヤ１の下向き移動
は右側から左側に向ってなされる。

種々の装置によってなされる操作は下記のとおりである
。

装置Ａにおいて、顆粒状製品がプレート２の上に放出さ
れてプレート２をこの製品の層で被覆する。

装置Ｂにおいて、逆さになった凍結部分を収納する各々
の型３は型の壁部から凍結部分を釈放する囲壁４の中で
加熱される。

凹陥部の基部の開口部を通して導入された圧縮空気は凍
結した部分を駆逐する。

凍結部分はその後プレート２の上に配置され、そこで凍
結部分はスパイク２４（第３図）によって保持される。

装置Ｃにおいて、凍結部分は熱風の流れに曝されてその
表面が僅か軟かくなる。

装置りにおいて、囲壁６のゲートが閉ざされ、かつ変位
しうる箱１２が下側位置に下降し、該位置において、そ
の開口部がプレート２を包囲する。

その後トラップ８，９が閉ざされ、かつみぞのついたロ
ーラ１０および１１が回転せしめられる。

顆粒状製品は、その後、箱１２が一杯になるまで要素１
３，１４により覆われた凍結部分上に均一に分布せしめ
られる。

その後、箱１２および要素１３，１４は数ミＩＪメート
ルの距離にわたって数回垂直方向に往復動せしめられ、
それにより顆粒状製品を凍結部分上に押しつげる。

最後に、箱１２は図面に示した位置に昇揚される。

凍結部分に接着しない顆粒状製品は囲壁６の底部に落下
し、そこでトレイ１５およびエレベータにより捕かくさ
れかつホッパー７の中に上方に運ばれる。

囲壁６のゲートが、開かれ、またコンベヤ１が前進せし
められる。

装置Ｅにおいて、プレート２が転倒され、かつ受入用ト
レイが被覆された製品の下方に配置される。

ラム１６が桿２１を作動させてそれにより被覆された部
分をスパイク２４かも釈放しかつ被覆された部分を受入
用トレイ（第３図の左側）上に配置する。

プレート２、スパイク２４およびコンベヤ１は、その後
、洗滌されかつ排水され、その後前記サイクルが再び開
始される。

上記の装置はアイスクリームの部分をくるみ製砂糖菓子
、すなわち、カラメル化した砂糖であふり焼きされた粉
砕したナツツおよびアーモンドの混合物で被覆するため
に特に好適である。

【図面の簡単な説明】

第１ａ図および第１ｂ図は本発明の装置の図解縦断面の
２個の半部分を全体として示した図、第２図は被覆装置
のさらに詳細な縦断面を示した図、かつ第３図は放出装
置の詳細な断面を示した図である。 １・・・・・・コンベヤ、２・・・・・・プレート、３
・・・・・・型、４・・・・・・加熱された室、５・・
・・・・・・ウジング、６・・・・・・囲壁、７・・・
・−・ホッパー、８，９・・・・・・トラップ、１０．
１１・・・・・・ローラ、１２・・・・・・箱、１３・
・・・・・円錐形部分、１４・・・・・・ブレード、１
５・・・・・・振動トレイ、２１・・・・−桿、２２・
・・・・・スリーブ、２３・・・・・−もどしばね、２
４・・・・・・スパイク、Ａ・・・・・・顆粒状製品を
プレート上に配置する装置、Ｂ・・・・・・食料品の凍
結部分をプレート上に配置する装置、Ｃ・・・・・・凍
結部分表面加熱装置、Ｄ・・・・・・被覆装置、Ｅ・・
・・・・放出装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 凍結した部分を支持するためのプレートを担持しか
   つ段階的にかつ引続いて前進するように構成されたコン
   ベヤと、顆粒状製品をプレートに配置する装置と、凍結
   した部分をプレート上に配置する装置と、凍結した部分
   の表面を熱を供給する装置と、凍結した部分を顆粒状製
   品で被覆する装置と、被覆された部分をコンベヤから放
   出する装置とを備えたことを特徴とする、食料品の凍結
   した部分を顆粒状製品で被覆するために好適な装置。 ２、特許請求の範囲第１項記載の装置において、被覆装
   置が低温の囲壁の中に収納されていることを特徴とする
   装置。 ３ 特許請求の範囲第１項または第２項記載の装置にお
   いて、被覆装置が顆粒状製品用ホッパーと、前記ホッパ
   ーの下部において垂直方向に変位しうる箱とを備えてい
   ることを特徴とする装置。 ４ 特許請求の範囲第１項または第２項記載の装置にお
   いて、被覆装置が顆粒状製品用ホッパーを備え、前記ホ
   ッパーは傾斜壁部と、少くとも１個の滑動する開放トラ
   ップと少くとも１個の回転可能なみぞのついたローラと
   を備えていることを特徴とする装置。 ５ 特許請求の範囲第３項記載の装置において、箱が花
   弁を有する花のような外観を有する円錐形部分およびブ
   レードによって形成された要素を備えていることを特徴
   とする装置。 ６ 特許請求の範囲第３項または第４項記載の装置にお
   いて、前記箱がその下端部においてプレートを受入れる
   開口部を備えていることを特徴とする装置。 ７ 特許請求の範囲第１項ないし第６項のいずれか記載
   の装置において、各プレートがコンベヤに固定されたス
   リーブ中を滑動するようになった桿によって担持され、
   前記スリーブはプレートに形成された開口部を通して延
   びるスパイクを担持することを特徴とする装置。 ８ 連続的に、食料品の凍結した部分を支持するために
   顆粒状製品をプレート上に配置し、前記凍結した部分を
   プレート上に配置し、加熱により凍結した部分の表面を
   軟かくし、凍結した部分を顆粒状製品の容器の中に導入
   することによって顆粒状製品を凍結した部分の表面に付
   着させることを含むことを特徴とする、食料品の凍結し
   た部分を顆粒状製品で被覆する方法。