JPS5918504A - 電気接点材料 - Google Patents
電気接点材料Info
- Publication number
- JPS5918504A JPS5918504A JP57129463A JP12946382A JPS5918504A JP S5918504 A JPS5918504 A JP S5918504A JP 57129463 A JP57129463 A JP 57129463A JP 12946382 A JP12946382 A JP 12946382A JP S5918504 A JPS5918504 A JP S5918504A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact material
- electrical contact
- resistance
- present
- carbon fiber
- Prior art date
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- Pending
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- Conductive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電気接点材料に関する。さらに詳しくは、銀（
Ａｇ）・炭化硼素（Ｂ１０）および炭素繊維よりなり、
回路用遮断器などの気中開閉器用として好適に使用され
うる電気接点材料に関する。
Ａｇ）・炭化硼素（Ｂ１０）および炭素繊維よりなり、
回路用遮断器などの気中開閉器用として好適に使用され
うる電気接点材料に関する。
従来より回路用遮断器などの気中開閉器の電気接点材料
としては、Ａｇ −ＷＯ系あるいはＡｇ −０ｃＬＯ系
の材料が主として使用されているが、Ａｇ −ＷＯ系の
材料を用いるはあいアークにより高絶縁性のタングステ
ン（Ｗ）の酸化物が接点表面に生成し、接触抵抗の増大
により接点の温度が上昇するという問題があり、またＡ
ｇ−ＱｄＱ系の材料を用いるばあい、接触抵抗は比較的
安定しているが、耐火性あるいは耐溶着性に劣るなどの
ため、遮断容量が小さくなるという欠点がある。
としては、Ａｇ −ＷＯ系あるいはＡｇ −０ｃＬＯ系
の材料が主として使用されているが、Ａｇ −ＷＯ系の
材料を用いるはあいアークにより高絶縁性のタングステ
ン（Ｗ）の酸化物が接点表面に生成し、接触抵抗の増大
により接点の温度が上昇するという問題があり、またＡ
ｇ−ＱｄＱ系の材料を用いるばあい、接触抵抗は比較的
安定しているが、耐火性あるいは耐溶着性に劣るなどの
ため、遮断容量が小さくなるという欠点がある。
近時１ｔ！気接点材料の主成分である貴金属のＡｇ使用
蓋を節減することが要望されていると共に、遮断器の小
型化および遮断容量の増大化の動向に伴ない、遮断器に
要求される特性を充分に満足しうる電気接点材料の必要
性が増大している。
蓋を節減することが要望されていると共に、遮断器の小
型化および遮断容量の増大化の動向に伴ない、遮断器に
要求される特性を充分に満足しうる電気接点材料の必要
性が増大している。
そこで本発明者らは叙上の欠点を排除すべく鋭意研究を
重ねた結果、 Ａｇ中にＢ４Ｃおよび炭素繊維を分散さ
せることによって、Ａｇ使用量の節減と共に、遮断器な
どの気中開閉器を小型化でき、しかもその性能を向上せ
しめることができる電気接点材料を完成するにいたった
。
重ねた結果、 Ａｇ中にＢ４Ｃおよび炭素繊維を分散さ
せることによって、Ａｇ使用量の節減と共に、遮断器な
どの気中開閉器を小型化でき、しかもその性能を向上せ
しめることができる電気接点材料を完成するにいたった
。
すなわち本発明の電気接点材料は、Ｂ４Ｃ１〜２０％（
重量％、以下同様）炭素繊維０〜１０％および残部がＡ
ｇより実質的になる電気接点材料である。
重量％、以下同様）炭素繊維０〜１０％および残部がＡ
ｇより実質的になる電気接点材料である。
本発明の電気接点材料に用いられるＢ４Ｃは、硬質（硬
さ３５００ｋｐ／ｍｍ２）であるため電気接点の強度お
よび硬度を高めると共に耐消耗性を向上せしめる。また
Ｂ４Ｃの融点（２４５０Ｏｃ） ）が高いために、電気
接点の耐火性が高められ、さらにＢ４Ｃは金属との濡れ
性が小さいので電気接点の耐溶着性は向上される。
さ３５００ｋｐ／ｍｍ２）であるため電気接点の強度お
よび硬度を高めると共に耐消耗性を向上せしめる。また
Ｂ４Ｃの融点（２４５０Ｏｃ） ）が高いために、電気
接点の耐火性が高められ、さらにＢ４Ｃは金属との濡れ
性が小さいので電気接点の耐溶着性は向上される。
本発明の接点材料に用いられる炭素繊維は、溶融金属と
の濡れ性が低いので接点の耐溶着性を改善すると共に、
固有抵抗が小さく、また高温においても接点材料の酸化
を防止し、接触抵抗を低減させる効果がある。とくに前
記Ｂ４０の酸化を防止するという効果も有する。さらに
炭素繊維は高強度材（引張強さ３ＤＤ 〜３５０ｋｐ／
ｍｍ２ ）であり、Ａｇ中に分散させることにより炭素
繊維強化金属が構成されるため接点の強度を増大させる
と共に、融点（３７００°０）が高いために接点の耐火
性を向上させる。
の濡れ性が低いので接点の耐溶着性を改善すると共に、
固有抵抗が小さく、また高温においても接点材料の酸化
を防止し、接触抵抗を低減させる効果がある。とくに前
記Ｂ４０の酸化を防止するという効果も有する。さらに
炭素繊維は高強度材（引張強さ３ＤＤ 〜３５０ｋｐ／
ｍｍ２ ）であり、Ａｇ中に分散させることにより炭素
繊維強化金属が構成されるため接点の強度を増大させる
と共に、融点（３７００°０）が高いために接点の耐火
性を向上させる。
また従来の電気接点材料として使用されているＷＯの比
重が１５．８であるのに対して、本発明の電気接点材料
に含まれるＢ４Ｏおよび炭素繊維の比重がそれぞれ２．
５および１．７５と小さいので、接点材料の重量を従来
のものに比べて低減せしめることができる。
重が１５．８であるのに対して、本発明の電気接点材料
に含まれるＢ４Ｏおよび炭素繊維の比重がそれぞれ２．
５および１．７５と小さいので、接点材料の重量を従来
のものに比べて低減せしめることができる。
以上述べたように、本発明の電気接点材料はＡｇ中にＥ
、Ｏならびに炭素繊維を分散させることによって、接触
抵抗が小さく、耐溶着性、耐火性および耐消耗性にすぐ
れ、軽量で高強度な電気接点材料である。
、Ｏならびに炭素繊維を分散させることによって、接触
抵抗が小さく、耐溶着性、耐火性および耐消耗性にすぐ
れ、軽量で高強度な電気接点材料である。
本発明の電気接点材料は、前記のごと＜ Ｂ４Ｏ１〜２
０％１炭素繊維０〜１０％および残部がＡｇより実質的
になる。そのＢ４Ｏ含量が１％未満では、えられる電気
接点材料の消耗量が多くなり、添加による効果が充分に
現われない。またＢ４Ｏ含量が２０％を超えると、えら
れる電気接点材料の接触抵抗が大きくなり・好ましくな
い。一方炭素繊維含量が１０％を超えると、えられる電
気接点材料の消耗量が大きくなり、好ましくない。
０％１炭素繊維０〜１０％および残部がＡｇより実質的
になる。そのＢ４Ｏ含量が１％未満では、えられる電気
接点材料の消耗量が多くなり、添加による効果が充分に
現われない。またＢ４Ｏ含量が２０％を超えると、えら
れる電気接点材料の接触抵抗が大きくなり・好ましくな
い。一方炭素繊維含量が１０％を超えると、えられる電
気接点材料の消耗量が大きくなり、好ましくない。
なお、本発明の電気接点材料に前記Ｂ４０および炭素繊
維のほかに、その用途や要求特性に応じてさらに他の物
質を添加してもよい。
維のほかに、その用途や要求特性に応じてさらに他の物
質を添加してもよい。
つぎに実施例をあげて本発明の電気接点材料を説明する
。
。
実施例
６２５メツシユのＡｇ粉と、１８０メツシユのＢ４Ｏ粉
および直径約７μｍで平均繊維長３００μｍの炭素繊維
をＡｇ９３％、Ｂ４Ｏ３，５％および炭素繊維６．５％
の割合で配合した混合粉末を、直径ｉ Ｑｍｍの円筒金
型に入れ）圧力６Ｔｏｎ／ａｍ２で加圧成形し、板厚２
ｍｍの円板状の圧縮体を作製した。えられた圧縮体をチ
ッ素気流中８５０°ａの温度で加熱焼結した。さらに焼
結体ｔｔ ４Ｔｏｎ／ｃｍ２の圧力で再加圧した。この
ようにしてえられた実施例の電気接点材料試片の走査型
電子顕微鏡による断面組織観察写真を第１図（倍率６４
倍）および第２図（倍率４００倍）に示す。この実施例
の組成は、Ａｇ９藁、Ｂ４Ｏ５，５％、炭素繊維６．５
％であった。なお、第２図において（１）はＢ４Ｏ、（
２）は炭素繊維、（３）はｍａｔｒｉｘのＡｇである。
および直径約７μｍで平均繊維長３００μｍの炭素繊維
をＡｇ９３％、Ｂ４Ｏ３，５％および炭素繊維６．５％
の割合で配合した混合粉末を、直径ｉ Ｑｍｍの円筒金
型に入れ）圧力６Ｔｏｎ／ａｍ２で加圧成形し、板厚２
ｍｍの円板状の圧縮体を作製した。えられた圧縮体をチ
ッ素気流中８５０°ａの温度で加熱焼結した。さらに焼
結体ｔｔ ４Ｔｏｎ／ｃｍ２の圧力で再加圧した。この
ようにしてえられた実施例の電気接点材料試片の走査型
電子顕微鏡による断面組織観察写真を第１図（倍率６４
倍）および第２図（倍率４００倍）に示す。この実施例
の組成は、Ａｇ９藁、Ｂ４Ｏ５，５％、炭素繊維６．５
％であった。なお、第２図において（１）はＢ４Ｏ、（
２）は炭素繊維、（３）はｍａｔｒｉｘのＡｇである。
第１〜２図に示す断面組織観察写真かられかるように、
本発明の電気接点材料はＡｇ中にＢ４Ｏおよび炭素繊維
が均一に分散しているものであり、それにより耐消耗性
、耐溶着性および耐火性にすぐれるという本発明の効果
かえられる。
本発明の電気接点材料はＡｇ中にＢ４Ｏおよび炭素繊維
が均一に分散しているものであり、それにより耐消耗性
、耐溶着性および耐火性にすぐれるという本発明の効果
かえられる。
本発明の電気接点材料は、接触抵抗が小さく、耐消耗性
耐溶着性および耐火性にすぐれた電気接点を構成しうる
もので、回路遮断器などの気中開閉器に用いることによ
り−，Ａｇ使用量の節減と共に、遮断器などの気中開閉
器の小を化あるいはその性能を向上せしめることができ
るというすぐれた効果を有し、その実用的価値はきわめ
て大である。
耐溶着性および耐火性にすぐれた電気接点を構成しうる
もので、回路遮断器などの気中開閉器に用いることによ
り−，Ａｇ使用量の節減と共に、遮断器などの気中開閉
器の小を化あるいはその性能を向上せしめることができ
るというすぐれた効果を有し、その実用的価値はきわめ
て大である。
第１図および第２図は、実施例でえられた本発明の電気
接点材料の走査型電子顕微鏡によるそれぞれ６４倍およ
び４００倍の断面組織観察写真である。 （図面の符号） （１） ： Ｂ４Ｏ （２）：炭素繊維 （ＩＩ）： ｍａｔｒｉｘのＡｇ 代理人 葛野信−（ほか１名） 第 １ 図 第 ２ 図 手続補正書（方式） １、事件の表示 特願昭 ５７−１２９４６５号
２、発明の名称 電気接点材料 ３、補正をする者 代表者片由仁へ部 ４、代理人 ５、補正命令の日付 昭和５７年１０月２６日（発送日） ６、補正の対象 （１）明細書の１発明の詳細な説明」の欄（２）明細書
の「図面の簡単な説明」の欄（８）図 面 ７、補正の内容 （１）明細書５頁８行の１写真」を「写真のスケッチ図
」と補正する。 （２）同５頁１６行の「写真」を「写真のスケッチ図」
と補正する。 （３）同６頁８行の「写真」を１写真のスケッチ図」と
補正する。 （４）図面（第１図および第２図）を別紙補正図面（第
１図および第２図）のとおり補正する。 （５）参考写真を補充する。 ８、添付書類の目録 （１）補正図面（第１図および第２図）
１通（２）参考写真（参考写真Ａおよび参考写真Ｂ）
１通才１ 図
接点材料の走査型電子顕微鏡によるそれぞれ６４倍およ
び４００倍の断面組織観察写真である。 （図面の符号） （１） ： Ｂ４Ｏ （２）：炭素繊維 （ＩＩ）： ｍａｔｒｉｘのＡｇ 代理人 葛野信−（ほか１名） 第 １ 図 第 ２ 図 手続補正書（方式） １、事件の表示 特願昭 ５７−１２９４６５号
２、発明の名称 電気接点材料 ３、補正をする者 代表者片由仁へ部 ４、代理人 ５、補正命令の日付 昭和５７年１０月２６日（発送日） ６、補正の対象 （１）明細書の１発明の詳細な説明」の欄（２）明細書
の「図面の簡単な説明」の欄（８）図 面 ７、補正の内容 （１）明細書５頁８行の１写真」を「写真のスケッチ図
」と補正する。 （２）同５頁１６行の「写真」を「写真のスケッチ図」
と補正する。 （３）同６頁８行の「写真」を１写真のスケッチ図」と
補正する。 （４）図面（第１図および第２図）を別紙補正図面（第
１図および第２図）のとおり補正する。 （５）参考写真を補充する。 ８、添付書類の目録 （１）補正図面（第１図および第２図）
１通（２）参考写真（参考写真Ａおよび参考写真Ｂ）
１通才１ 図
Claims (1)
- （１）炭化硼素１〜２０重量％、炭素繊維０〜１０重量
％および残部が銀より実質的になる電気接点材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57129463A JPS5918504A (ja) | 1982-07-22 | 1982-07-22 | 電気接点材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57129463A JPS5918504A (ja) | 1982-07-22 | 1982-07-22 | 電気接点材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5918504A true JPS5918504A (ja) | 1984-01-30 |
Family
ID=15010112
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57129463A Pending JPS5918504A (ja) | 1982-07-22 | 1982-07-22 | 電気接点材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5918504A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102883853A (zh) * | 2010-05-13 | 2013-01-16 | 日本发条株式会社 | 大气接合用钎料、接合体及集电材料 |
| CN103249520A (zh) * | 2010-12-09 | 2013-08-14 | 日本发条株式会社 | 大气接合用钎料、接合体以及集电材料 |
-
1982
- 1982-07-22 JP JP57129463A patent/JPS5918504A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102883853A (zh) * | 2010-05-13 | 2013-01-16 | 日本发条株式会社 | 大气接合用钎料、接合体及集电材料 |
| CN103249520A (zh) * | 2010-12-09 | 2013-08-14 | 日本发条株式会社 | 大气接合用钎料、接合体以及集电材料 |
| CN103249520B (zh) * | 2010-12-09 | 2016-01-20 | 日本发条株式会社 | 大气接合用钎料、接合体以及集电材料 |
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