JPS59184643A - 不飽和ポリエステル樹脂積層板 - Google Patents

不飽和ポリエステル樹脂積層板

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Publication number
JPS59184643A
JPS59184643A JP5859783A JP5859783A JPS59184643A JP S59184643 A JPS59184643 A JP S59184643A JP 5859783 A JP5859783 A JP 5859783A JP 5859783 A JP5859783 A JP 5859783A JP S59184643 A JPS59184643 A JP S59184643A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber
unsaturated polyester
polyester resin
base paper
mixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP5859783A
Other languages
English (en)
Inventor
日笠 章暉
丹羽 光男
八木 俊明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Bakelite Co Ltd filed Critical Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は機械的強度に秀れ、且つ加熱、加湿処理時の寸
法変化の小さな不飽和ポリエステル樹脂積層板に関する
ものである。
従来、産業用或は民生用電子機器のプリント配線基板や
絶縁基板などにはガラス布基材や紙基材とエポキシ樹脂
、フェノール樹脂や不飽和ポリエステル樹脂とから成る
銅張シ積層板及び積層板が用いられてきた。
近年の電子機器の小型化、軽量化はプリント配線板の高
密度化、ファイン化、薄物化や多層回路化を要求し、銅
張り積層板に対しても機械的強度が強く、高温度、高湿
度の条件下に於ても寸法変化の小さいものが要求されて
いる。
しかるに、従来技術による紙基材不飽和ポリエステル樹
脂銅張シ積層板や積層板は機械的強度が弱く、加工工程
時や部品実装時の半田処理に於ける寸法安定性に欠け、
そシ、ねじれが生じ易いなどの欠点があった。
本発明はこれら上記の欠点を解決するもので、不飽和ポ
リエステル樹脂を基材に含浸し、積層加熱成形して成る
積層板において、基材としてガラス繊維の量が3〜25
重量%混抄された繊維素繊維原紙、特に密度が0.3〜
0.6に鼠、湿憫引張り強さが03〜3.0 kg/i
s間、150℃2時間加熱による収縮率が04チ以下、
40℃相対湿度90%、96時間加湿処理による膨稍率
が0.2チ以下である前記ガラス繊維混抄繊維素繊維原
紙を用いることを特徴とする機械的強度に秀れ、且つ加
熱、加湿処理時の寸法変化の小さな積層板に関するもの
であり、混抄するガラス繊維は電気用のEガラスで、そ
の#11!維径が6〜13μm1長さが3〜20鏑の解
繊されたフィラメント状のものが適当であり、又繊維素
繊維は広葉樹を原料としたクラフトパルプ繊維が適当で
ある。即ち、例えはクラフトパルプ繊維を原料とし、積
層板用クラフト原紙を抄造する工程で、特定のガラス繊
維を均−分散且つ解繊させ抄造して得られる混抄紙を用
いることを特徴とするものであるが、抄造に肖っては特
別にバイングーを必要とせず原紙繊維ミセル間隙にガラ
ス繊維が#1と良く混在して、これが強固にして剛直性
のある網目構造をとシ無混抄の繊維素繊維原紙上くらべ
て寸法変化を著るしく小さくおさえることが可能である
ことを見い出した。
詳しく説明すれば、クラフトパルプ繊維に対するガラス
繊維の含有量が3〜25重量%、特に5〜20重量−の
範囲にある混抄紙が好ましいことが明らかになった。3
重量−以下ではガラス繊維の寸法安定性に対する改善効
果が不足であり、20重量%以上では機械的強度の向上
には効果的であるが、寸法安定性に於ては加熱収縮、加
湿膨潤共はとんど一定であシ、ガラス繊維を増やしても
それ#1どの効果がなく、打抜き加工性に於てけ打抜き
孔の周シにガラス繊維の充分に切断されない部分が生じ
てきて好ましくない。
次に、混抄するガラス繊維の選定は前記混抄比率と共に
電気特性、寸法安定性、強度、加工性、原紙の生産性、
経済性に対して重要な因子であシ、繊維素繊維との混抄
という観点からEガラ妾−維径6〜13μm、繊維長3
〜20■のものが適当である。
上記内容で得られるガラス繊維混抄紙は更に積層板の加
熱、加湿処理下における寸法変化を効果的に小さくおさ
えるため、150℃2時間の加熱処理後の加熱収縮が0
.4 %以下、40℃湿度90%96時間処理後の加湿
膨潤率が0.2チ以下である様に均一化して抄造された
ものでなければならない。この様に加熱、加湿処理後の
寸法変化を小さくするためにはガラス繊維の混抄が効果
的であり、寸法変化の小さい積層板を経済的に得るため
に必要なことである。
原紙としての密度は樹脂フェスの含浸に対して重要な因
子であるが、ガラス繊維を混抄することにより含浸性の
良い低密度の原紙が得られることとな、90.3〜0.
6 f/cdの範囲のものが適切である。
原紙としての湿潤引張強さは樹脂フェスの含浸時の強度
に関するもので、生産装置内における工程中で原紙切れ
などのトラブルを起さないためには一定の強度が必要で
ある。特に不飽和ポリエステ潤引張強さ0.3〜3. 
Okg/15+++mと比較的大きな強度が要求される
。0.3 kf/15mm以下では水によって原紙切れ
が起シ量産的に使用することが困難である。
この湿潤引張強さが0.3〜3.0 kg/15調と強
い原紙はいわゆる湿潤紙力増強剤といわれる尿素・ホル
ムアルデヒド樹脂、ポリエチレンイミン、メラミン・ホ
ルムアルデヒド樹脂、ポリアミド・ポリアミン・エピク
ロルヒドリン樹脂、ポリアクリルアミドなどの水溶性で
かつ加熱により架橋する熱硬化性樹脂で処理して湿潤引
張強さを向上せしめ得られたものである。勿論、この混
抄紙に耐燃性を付与するために三酸化アンチモンのよう
な無機物を添加することも可能である。
本発明で用いる不飽和ポリエステル樹脂は、例えば一般
に、オルソフタル酸系、イソフタル酸系、ビスフェノー
ル系、ビニルエステル系と称されているものやこれらを
変性したものである。そしてこの不飽和ポリニスデル樹
脂には三酸化アンチモンや、炭酸カルシウム、クレー、
シリカ等の無機物、更には無機物との親和力を−増すた
めのカップリング剤等が添加さ第1ていても差支えない
ものであるO 前述した原紙と樹脂を用いて含浸、積層、加熱成形して
得られた積層板は機械的強度に秀れ、温度、湿度条件下
に於ても、たて、よこ、厚さ方向の寸法変化が小さく、
反シ、ねじれの発生も少なく板厚の薄い板でも必要な強
度を有し、低温打抜き加工性も良好なものが得られる。
勿論、この場合積層成形時に銅箔を重ね合わせることに
より得られた片面又は両面の銅張り積層板も本発明に含
まれることは旨うまでもない。
以上の如く、本発明の方法を実施することにより、加熱
、加侵条件下での寸法変化が小さく、加・   熱後の
反り、ねじれの少ない、且つ機械的強度の秀れた積層根
伐いは銅張り積層板を経済的に得ることができる。
以下実施例により本発明を説明する。
実施例 ガラス繊維の混抄比率及び湿憫引張強さを741表の如
く変えたクラフト原紙に水溶性のメチロールメラミン樹
脂を樹脂分10%になるよう含浸処理した後、イソフタ
ル酸系ポリエステル樹脂を含浸し、積層加熱成形し樹脂
分55%、厚さ1.6 vanの積層板を得た。これら
積層板の曲げ強さ、加熱収縮率、加湿膨潤率、反υ特性
、打抜き加工性、作業性は第1表の通りであった。第1
表から明らかなように、各実施例で得られた積層板は加
熱、加湿条件下での寸法変化が小さく、加熱後のソリが
小さく、他の特性も非常にすぐれている。
(注1)初期寸法をLO,150℃2時間加熱処理抜の
寸法をLlとし、加熱収縮率を次の式で算出した。
加熱収縮率(%) =Lo −L+ / Lo X 1
00(注2)初期寸法をtol 40℃相対湿度90チ
96時間処理後の寸法をtlとし、加湿膨憫率を次の式
で算出した。
加湿膨飼率(%) −1!−io / to X 10
0(注3)420X330wnの試料を220℃10分
処理(−1冷却後定盤上に平置し、最大の持ち上り量を
測定した。
(注4)JISK−6911による。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ガラス繊維の背が3〜25重量%混抄された繊維素
    繊維原紙に不飽和ポリエステル樹脂を含浸させ、積層加
    熱成形してなることを特徴とする不飽和ポリエステル樹
    脂積層板。 2、ガラス繊維混抄繊維素繊維原紙の密度が03〜0.
    69Atd、湿潤引張強さが03〜3.0 kg715
    門であり、150℃2時間加熱による収縮率が04%以
    丁、40℃相対湿度90チ96時間加湿による膨張率が
    02チ以下であることを特徴とする特V[請求の範囲第
    1項記載の積層板。 3、混抄されるガラス繊維が電気用のEガラスでありそ
    の繊維径が6へ・13μm、長さ3〜20WIWlの解
    4、繊維素繊維原紙が広葉樹パルプを原料としたクラフ
    トパルプ繊維である特許請求の範囲第1項又り 要等第2項記載の積層板。
JP5859783A 1983-04-05 1983-04-05 不飽和ポリエステル樹脂積層板 Pending JPS59184643A (ja)

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JP5859783A JPS59184643A (ja) 1983-04-05 1983-04-05 不飽和ポリエステル樹脂積層板

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JPS59184643A true JPS59184643A (ja) 1984-10-20

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ID=13088906

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JP5859783A Pending JPS59184643A (ja) 1983-04-05 1983-04-05 不飽和ポリエステル樹脂積層板

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JP (1) JPS59184643A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6146705A (en) * 1997-09-08 2000-11-14 Elk Corporation Of Dallas Structural mat matrix
GB2403223A (en) * 2003-06-27 2004-12-29 Excel Ind Ltd Composite material

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