JPS5918399Y2 - 生殖腺防護巻スカ−ト - Google Patents

生殖腺防護巻スカ−ト

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JPS5918399Y2
JPS5918399Y2 JP1978115723U JP11572378U JPS5918399Y2 JP S5918399 Y2 JPS5918399 Y2 JP S5918399Y2 JP 1978115723 U JP1978115723 U JP 1978115723U JP 11572378 U JP11572378 U JP 11572378U JP S5918399 Y2 JPS5918399 Y2 JP S5918399Y2
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JP
Japan
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skirt
lead
area
gonad
gonads
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JP1978115723U
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JPS5532463U (ja
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守 小林
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は生殖腺防護スカート、特に胃腸X線診断(レン
トゲン診断)時の患者の生殖腺防護に用いる防護巻スカ
ートに関するもので、患者に着用せしめて生殖腺を防護
し安全に検査、診断を遂行せしめる巻スカートを提供す
るものである。
胃、胸部等をはじめその他X線(放射線)による検査診
断は極めて多く行われるようになり、さらに健康人を対
象とする集団検診、人間ドック、成人病検診等が実施さ
れているので、一般的にもX線の照射を受ける頻度は著
しく増加している。
したがって、これらの検診においては透視を含め複数の
撮影がともなう関係上、検査目的部位以外の部分への被
曝線量を極力減少させねばならないことはいうまでもな
い。
特に生殖腺や骨隨に対する被曝は重大な問題である。
すなわち被検者は男女共に多くは生殖可能年令層であり
、放射線被曝による影響は大きい。
勿論、生殖腺被曝線量は診断部位により異なるが、胃腸
、胆のう等は診断区域が生殖腺に近接しているので、特
に細心の注意をもって遮へいする必要がある。
特に近年X線テレビ装置が普及し、放射線の入射方向は
背部から腹部、腹部から背部等、胃腸、胆のう等の透視
撮影においては360°方向から入射してくるので、こ
のような放射線に対して生殖腺を防護しなければならな
いのが現状である。
したがって従来のようにただ単にエプロン状防護シート
を一方向のみに被せた程度ではとうてい充分な遮へいは
できないのみならず、生殖腺への被曝線量を考慮すれば
検診操作自体も確実に行うことは困難である。
本考案はこのような現状において放射線被曝から被検者
を護るためになされたものであり、360゜方向からの
入射線に対して生殖腺の被曝を防ぎ、その着用により体
位変換のローリングにおいて殊に女性被検者は心理的に
も安心して検査を受けることができ、一方医療者側もタ
イミングよく必要部位の透視、撮影等の操作が出来る防
護用具を提供するものである。
以下図面により本考案の一実施例を示して具体的に説明
する。
第1図は本考案のスカートの一例を示す正面図であって
1はスカート本体で、含鉛ゴムシート又は含鉛合戊樹脂
(例えば塩化ビニル樹脂等)シートよりなるもので、通
常ゴム分又は樹脂分100重量部に対し鉛化合物約70
0重量部を配合し均一に分散させたものである。
鉛化合物としては、例えば酸化鉛、硫酸鉛、炭酸鉛等が
あげられるが、酸化鉄、酸化錫などの重金属化合物でも
X線遮断性のある物質であれば差支えない。
本考案においてはこれらも含めて含鉛シートと称する。
また本考案におけるシートは裏面に布地等の裏地が施さ
れてもよいことは勿論である。
図面に示すように通常丈(たけ)約50cm、上端部側
まわり約100cm、裾まわり約120cm位のフリー
サイズ型とし、上部及びほぼ中はどに綿ファスナーなど
による止め具2,2′、3,3′を設ける。
3,3′はほぼ中はどに設けることによって装着して検
診を受ける時患者衣(ガウン)の裾のひらき(みだれ)
を防ぐことができ、かつ高鉛当量区域4による生殖腺部
の包囲を確実に保つことができる。
斜線で示す部分4は、腰に装着した時、生殖腺部即ち生
殖腺がある帯域を完全に包囲する区域に形成された高度
の含鉛(鉛当量の大きい)部分である。
上記した寸法のスカートでは約25cm幅の部分である
通常この部分の形成は、含鉛シートを複数枚に折り重ね
ればよいが、これに限らず、他の手段でこの部分の鉛当
量を大きくしてもよいことは勿論である。
例えば三重折りにして下部区域5の鉛当量の約3倍位と
すればよい。
この例では5の部分の鉛当量は0.18 mmPbで、
4の部分は約Q 、5 mmPbである。
通常4の区域の鉛当量は0.3〜1mmPb、5の区域
は0.1〜0.2mmPbの範囲から選ばれる。
図において6はスカート本体の裾部の裏面に取付けられ
た綿ファスナー等よりなる補助バンドで、巻スカートを
装着した際着用者の片方の大腿。
部に巻付けて固定するようにすれば、ローリング時の上
部移動が防がれ、生殖腺部が確実に防護できる。
第2図は本考案の防護スカートを人体に装着した時の態
様を示す斜視図であって、補助バンド6は片方の大腿部
に巻着された状態を示す。
7はスカート本体の上端縁に適宜間隔で形成された紐通
し用の乳(ち)であって、図示していないがこれに紐を
通して腰部にむすびつければ一層確実に装着され、胃下
垂又は、やせ型体型の患者においても使用中ずりおちる
ことがない。
本考案のスカートは通常被検者(患者)に検査衣(患者
衣)を着用させた後その上から通常のスカートの如く腰
に巻き止め具で止めて装着させる。
下部5は鉛当量が少いので全体は軽量であり、着用時苦
痛を与えずフリーサイズであるから被検者の体形に応じ
てフィツトし、中央部付近の止め具3,3′により、検
査中***を変えるローリングにも何等患者衣の裾がみだ
れたり、はだけたりすることなく、シかも足さばきは楽
で、検査台の昇降動作もし易く、検査中生殖腺部は同量
から完全に被覆され360°方向の放射線から確実に防
護することができる。
しかも被検者は心理的にも安心して検査を受けることが
できる。
また着脱操作も極めて簡単である。
本考案によればこのように非検査部位の被曝量の軽減、
生殖腺の防護のみならず、検査に当って男女共に***変
換ローリング動作が速やかにできるので例えば胃検査時
の微細な粘膜像(バリウム付着)等がタイミングよく撮
影することが可能となり、情報量の豊かな検査時のX線
写真が安全に得られる等検診上の効果も極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の平面図、第2図は装着した時
の態様を示す斜視図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 展開形状はぼ台形をなし、横方向に沿って中央部付近よ
    り上部の全域を特に給当量の高い区域4とした含鉛ゴム
    又は含鉛合成樹脂のシートによりフリーサイズ型スカー
    ト本体1を形成し、その上部両側及びほぼ中はどの両側
    に止め具2,2′及び3.3′を設け、裾部裏面には大
    腿部固定用バンド6を設けてなる生殖腺防護巻スカート
JP1978115723U 1978-08-25 1978-08-25 生殖腺防護巻スカ−ト Expired JPS5918399Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5532463U JPS5532463U (ja) 1980-03-01
JPS5918399Y2 true JPS5918399Y2 (ja) 1984-05-28

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JPS60131165U (ja) * 1984-02-13 1985-09-02 ダイワ精工株式会社 魚釣用スピニングリ−ル
JPH041805Y2 (ja) * 1985-12-02 1992-01-22
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JPS5498499A (en) * 1978-01-03 1979-08-03 Shielding Inc Radiation shielding vest and skirt

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