JPS59182772A - プリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はプリンタに係り、さらに詳しくは印字時と非印
字時にカセットをアップダウンさせると共に、誤印字消
去時において消去用テープが上昇するのに伴い、印字用
のインクリボンが活字ホイールの活字面よりも高い位置
に位置する構造のカセット装着・浅溝を備えだプリンタ
に関するものである。

従来技術 従来のこの種のカセット装着機構を第１図及び第２図に
示す。

各図において符号１で示すものはインクリボンカセット
で、内部にインクリボン５の供給リールと巻取リールと
を備えており、全体として偏平な筐体状をしており、左
右の腕１ａ、１ａの一方の先端からインクリボン５が引
き出され、他方の腕１ａ側に引込まれる。

従って、腕ｌａ、１ａ間は空間部となっている。

このインクリボンカセット１の基部の左右には同一軸線
上に軸２，３が突設されており、これら軸２．３は第２
図（Ａ）に示すようにキャリアフレーム１９の左右両側
から突設された支持板１９ａの上端に構成されたＵ字状
の切欠部１９ｂ中に嵌合される。

支持板１９ａの前記切欠部１９ｂの近傍で、かつ上方に
は軸２２を介してほぼＬ字状に形成されたカセント押え
２１が回動自在に取付けられている。

カセット押え２１の一端には４ｆｌｌｌ　２　、３を押
える突片２１ａが突設され、他端側には突起２１ｂが突
設されている。

このカセット押え２１はキャリアフレーム１９の両側に
１個ずつ設けられている。

従って、カセット押え２１を第２図ｃＡ）中皮時計方向
へ回転させ第２図に示すように突片２１ａを切欠部１９
ｂから遠ざけると、第２図（Ｉ３）に示すように軸２，
３を切欠部１９ｂに対して自由に着脱できる。

そして、キャリアフレーム１９（Ｊｉｌで、かつインク
リボンカセット１よシ下方に設けられた第１図に示すコ
イル部が２個あるダブルタイプのねじりコイルばね２０
をたわませつつインクリボンカセット１を押圧し、軸２
，３を切欠部１９１〕の下端部に嵌合させるカセット押
え２１を図中時計方向に回動させれば、第２図（Ａ）に
示すように突片２１．１＋により軸２，３を押え、カセ
ットをセットすることができる。

インクリボンカセット１の一方の腕１ａの内側にはピン
７が突設されており、このピ／７と係合し得る位置にお
いてキャリア側にはカム８が・！１ｌ１８ａを介して回
動自在に取付けられている３゜カム８の下側で、かつ第
１図においてＭｓ　ａより手前側に寄った位置にはソレ
ノイド９が設けられており、このソレノイド９が作動し
、そのロッド９ａによってカム８が押上げられると、カ
ム８は軸８ａを中心として第１図中反時計方向に回動さ
れ、ピン７を押上げるため、インクリボンカセット１は
軸２，３を中心として第２図（５）に鎖線で示すように
先端側が上がり、インクリボン５が活字４の前面に至り
、プラテン１０と対向し、印字状態となる。

この時、ハンマ１５が作動すれば図示していない用紙に
印字が行なわれる。

なお、第１図に示した例にあっては活字４は１個しか示
していないが、実際には例えばディジーホイール型の活
字ホイールのように多数個ある。

一方、キャリア上にはインクリボンカセット１の左右の
両側に相当する位置で、かつ下方においてアーム１１が
配置されている。

アーム１１は左右一対あり、その一方には消去用インク
リボン６が巻イ」けられた供給リール１２が１収付けら
れており、これから引出された消去用インクリボン６は
ガイドローラ１３に接して方向を変え、図示を省略した
アーム１１上に設けられた巻取リール側に巻取られる。

なお、第１図からも明らかなように／／！ｉ去用インク
リボン６の走行経路はインクリボンカセット１の先端の
外側を囲むように配置されている。

一方、左右のアーム１１上にはりフタ１７が突設されて
おり、それぞれアーム１ａの下面に接している。

まだ、左のアーム１１の下側にはソレノイド１４が配置
されており、そのロッド１４ａによってアーＪ−１１の
先端が持上げられる。

なお、左右のアーム１１の手前側の端部はそれぞれ軸１
６によって回動自在にキャリア側に軸承されている。左
右のアーム１１は軸１６により一体と形成されているた
め同一の動作を行なう。

以上のような構造のもとに誤印字を消去するには、イン
クリボンカセット１を第２図（Ａ）の実線で示すように
水平・配置の待機状態の廿丑ンレノイド１４を作動させ
ロッド１４ａを突出さぜ、アーム１１゜１１を軸１６を
中心として第１図中時計方向へ回動させ、リフタ１１を
介してインクリボンカセット１も軸２，３を中心として
時計方向に回動さぜ、インクリボン５を活字４を越えて
上方に位置させ、消去用インクリボン６を活字４の前面
に位置させる。

この状態で活字４を誤印字を行なった文字に合わぜ、ハ
ンマ１５を作動させれば誤印字の消去を行なうことがで
きる。

この時インクリボンカセット１の下面はダブルのねじり
コイルばねをたわませてストップ１８に接しオーバーラ
ンが防止され、その回動限を規制される。

なお、インクリボンカセット１の先端の高さを決めるの
はりフタ１７である。

ところで、以上のように構成された従来構造を採用する
と次のような欠点がある。

すなわちダブルタイプのねじりコイルばねは構造が複雑
で高価であり装置全体がコストアップとなる。

また、インクリボンカセットの着脱時に、ねじりコイル
ばねが、インクリボンカセットの底面に接触するだめカ
セットが大きく傷つけられる。

目　　　　　的 本発明は以上のよう彦従来の欠点を除去するためになさ
れたもので、カセットを傷つけることのない、安価な機
構のカセットストッパを備えたプリンタを提供すること
を目的としている。

実施例 第３図（Ａ）　、　（Ｂ）は本発明の一実施例を説明す
るもので、各図中第１図及び第２図と同一部分には同一
符号が付してちる。

本実施例にあってはキャリアフレーム１９側のインクリ
ボンカセット１の底面と対応する位置にストッパ軸２３
を垂直方向へ昇降自在に設け、キャリアフレーム１９の
上側においてゴムなどのクツ／コン材からなるストッパ
１８を固定しである。

そして、キャリアフレーム１９の下側に一端を固定され
だ板ばね２４の自由端とストッパ’ＩＮ！１２３の下端
とを接触させである。

従って、ストッパ軸２３は常時上方への移動習性が与え
られている。

次に以上のように構成された本実施例の動作につき説明
する。

第３図囚はカセット１が装着されている場合で、消去時
にカセット１の先端が最も上がった状態で、ストッパ１
８がキャリアフレーム１９に接しているところである。

ストッパ１８に差し込まれているストッパＩｉ！ｌｂ　
２３はインクリボンカセット１によりストッパ１８を介
して押されているため、板ばね２４を押し、最底位置ま
で下がっている。

第３図（Ｂ）はインクリボンカセット押え２１（第２図
参照）を押して、カセットをはずした状態である。

板ばね２４の力で、ストッパ軸２３およびストッパ１８
が押されて上がるため、インクリボンカセット１も持上
がっている。

ストッパ１８は、従来例と同様ゴム製であるため、カセ
ット１の底面に傷をつけることはない１、このように、
本発明ではカセット１のストッパ機能および持上げ機能
を果たすのに、板ばね２４、ストッパ軸２３、ストッパ
１８の３部品を使用しているが、これら３部品はプレス
およびモールド成形にて非常に安価にできるだめ、従来
例の、高価なダブルのねしシコイルばね２０を使用する
機構と比べてコストの面で有利である。

効　　果 以上の説明から明らかなように、本発明によればカセッ
トを傷つけることなく、カセットを持」二げることがで
き、かつ安価にカセットのストッパ及び持上げ機能を実
現することができるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のキャリア部の斜視図、第２図（Ａ）は従
来のキャリアにおいてカセットが装着され／こ状態を示
す説明図、第２図（Ｂ）は従来のキャリアにおいてカセ
ットが持ち上げられた状態を示す説明図、第３図囚、（
Ｂ）は本発明の一実施例を説明するもので、第３図（〜
はカセットが装着された状態を示す断面図、第３図（１
３）はカセットが持ち上げられた状態を示す断面図であ
る。 １　　インクリボンカセット２．３・・・軸４・・・活
字　　　　　　５・・・インクリボン６・・消去用イン
クリボン１０・・・プラテン１５・・・ハンマ　　　　
　１８・・・ストッパ１９・・・キャリアフレーム２１
・・・カセット押え２３・・・ストッパ軸　　２４・・
・板ばね。 特許出願人　　キ　ヤ　ノ　ン　株式会社第１＠ （Ａ） 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. インクリボンカセットが着脱自在に装着され、このイン
   クリボンカセットと消去用インクリボンとをアップダウ
   ンさせ印字および誤印字の消去動作を行なうプリンタに
   おいて、キャリア側に昇降自在なストッパ軸を設け、こ
   のストッパ軸の上端にインクリボンカセットの底面と接
   触するクッンヨン材からなるストッパを設け、ストッパ
   軸の下端を板ばねの自由端で支持したことを待機とする
   プリンタ。