JPS591769Y2 - ロ−タリ切削用原木 - Google Patents

ロ−タリ切削用原木

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Publication number
JPS591769Y2
JPS591769Y2 JP13658979U JP13658979U JPS591769Y2 JP S591769 Y2 JPS591769 Y2 JP S591769Y2 JP 13658979 U JP13658979 U JP 13658979U JP 13658979 U JP13658979 U JP 13658979U JP S591769 Y2 JPS591769 Y2 JP S591769Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary
core material
rotary cutting
wood
log
Prior art date
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Expired
Application number
JP13658979U
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English (en)
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JPS5653510U (ja
Inventor
国博 中原
俊雄 中西
Original Assignee
松下電工株式会社
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Publication date
Application filed by 松下電工株式会社 filed Critical 松下電工株式会社
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Publication of JPS5653510U publication Critical patent/JPS5653510U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はロータリ切削用原木に関するものである。
原木をロータリ加工する場合には必要な長さに玉切りし
て行なうが、それによって生じていた玉切瑞相は、従来
ロス材としてチップ材に廻されたり、焼却処分されてお
り、極めて不経済であった。
そのため、従来、玉切瑞相の有効利用を図るため、第1
図に示すように一方の玉切瑞相1の端面に角柱状の突起
2を形成するとともに、他方の玉切瑞相1′の端面に前
記実記2が嵌合しうる溝3を形威し、両端材1,1′を
接合することが提案されたが、突起2や溝3の加工が煩
雑であるという証題があった。
したがって、この考案の目的は、原木の玉切りによって
生じる玉切瑞相を簡単に有効利用することができるロー
タリ切削用原木を提供することである。
この考案のロータリ切削用原木は複数の玉切瑞相の対向
する端面につれぞれ穴を設け、これらの穴に周面に回転
防止用咬止片を突設した心材を嵌入し接着剤を介して雇
い実継したことを特徴とするものである。
前記雇い実継構造としては、第2図および第3図に示す
ように接合すべき2つの玉切瑞相1.fの端面の双方に
つれそれ軸心が揃うように穴4を形成するとともに、雇
い実として前記穴4に嵌着しうる円柱状の鉄製心材5を
形成し、この心材5を介して玉切瑞相1,1′を継合す
る。
前記雇い実として円柱状の心材5を用いる第2図および
第3図に例示した継合の場合には、心材5を軸とする回
転方向へのずれを防止するために、第2図に示すように
心材5の周面に咬止片5aを突設する。
なお、前記咬止片5aは1つ以上あればいくつ設けても
よく第4図A、 B、 C,Dにその設定例を示す。
このようにして得られた第5図に示すような継ぎ合わせ
原木6をロータリスライスすることにより、第6図に示
すように複数の材面の継ぎ合わさったロータリスライス
単板7を得、これを染色処理して第7路に示すように積
層し凹凸型版8により接着・圧締処理してフリッチ化し
スライスして得た第8図に示す人工化粧単板9は、その
木目模様のそれぞれの秋材層、春材層が、前記複数の材
面の継合に起因する色彩の微妙に異なる複数の領域に分
割され、自然感に富んだ外観を呈する。
以上のように、この考案のロータリ切削用原木は、複数
の玉切瑞相の端面を接着剤を介し雇い実継したため、原
木のロータリ加工において生しる玉切瑞相を有効に利用
でき、製品コストを低減化できるという効果を有する。
しかも、雇い実継構造であるから、各玉切瑞相の端面に
穴を形威し、心材で継合するだけでよく、瑞相の加工が
きわめて容易である。
実施例 1 直径60 cm、長さ1.5mのラブラ材原木の玉切瑞
相2玉を 継ぎ合せ部の穴寸法:直径15cm 鉄製心材の寸法:直径15 cm、長さ30 cm心材
の形状:前記第4図A 接着剤:タケネー) XAW 224 (武田薬品社製
)の条件で雇い実継した。
このようにして得られた継ぎ合わせ原木をスライス加工
することにより、幅3mのロータリ単板が得られた。
実施例 2 直径60 cm、長さがそれぞれ1.5m、 0.8m
、 0゜5mのラブラ材原木の玉切瑞相各1玉を 継ぎ合せ部の穴寸法:直径15 cm 鉄製心材の寸法:直径15 cm、長さ40cm心材の
形状:前記第4図B 接着剤:タケネートXAW 224 の条件で雇い実継した。
このようにして得られた継ぎ合わせ原木をスライス加工
することにより、幅2.8mのロータリ単板が得られた
実施例 3 直径1m、長さがそれぞれ1.2m、 1.5mのエリ
マ材原木の玉切瑞相各1玉を 継ぎ合せ部の穴寸法:直径20cm 鉄製心材の寸法:直径20 cm、長さ40cm心材の
形状:前記第4図C 接着剤:タケネートXAW 224 の条件で雇い実継した。
このようにして得られた継ぎ合わせ原木をスライス加工
することにより、幅2.7mのロータリ単板が得られた
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の玉切瑞相の接合方法を示す分解斜視図、
第2図はこの考案における玉切瑞相の一接合例を示す分
解斜視図、第3図はその継合状態を示す平面図、第4図
はその継合に用いる心材の種々形状を示す側面図、第5
図はこの考案のロータリ切削用原木の斜視図、第6図は
そのロータリ切削用原木より得たロータリスライス単板
の斜視図、第7図はそのロータリスライス単板を用いて
人工化粧単板を製造する場合のフリッチ化工程を示す説
明図、第8図はそのロータリスライス単板から得られた
人工化粧単板の平面図である。 1.1′・・・・・・玉切瑞相、4・・・・・・穴、5
・・・・・・心材、5a・・・・・・咬止片、6・・・
・・・継ぎ合わせ原木、7・・・・・・ロータリスライ
ス単板、8・・・・・・凹凸型板、9・・・・・・人工
化粧単板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の玉切瑞相の対向する端面にそれぞれ穴を設け、こ
    れらの穴に周面に回転防止用咬止片を突設した心材を嵌
    入し接着剤を介して雇い実継したことを特徴とするロー
    タリ切削用原木。
JP13658979U 1979-09-29 1979-09-29 ロ−タリ切削用原木 Expired JPS591769Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13658979U JPS591769Y2 (ja) 1979-09-29 1979-09-29 ロ−タリ切削用原木

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JP13658979U JPS591769Y2 (ja) 1979-09-29 1979-09-29 ロ−タリ切削用原木

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5653510U JPS5653510U (ja) 1981-05-11
JPS591769Y2 true JPS591769Y2 (ja) 1984-01-19

Family

ID=29368076

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JP13658979U Expired JPS591769Y2 (ja) 1979-09-29 1979-09-29 ロ−タリ切削用原木

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JPS5653510U (ja) 1981-05-11

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