JPS59176460A - 燃料ポンプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明は内燃機関用の燃料ポンプに関する。

口、従来技術 燃料ポンプにおいて、合成樹脂製品のホース接続口の補
強は、通常ホース接続口の根本に第１図に示すように多
数のリプ（１）をっけたり、第２図に示すように大きな
Ｒ（２）をっけたり、又はホース接続口の肉厚を増して
ホース接続口に加わるモーメントに耐えられるようにし
ている。

又、板金製燃料ポンプの例では、燃料ポンプと一緒にホ
ース接続口をポデ一部（吸入室あるいは吐出室）の内側
に絞り込んだ取付孔に根本から挿し込んでホース接続口
の亀裂を防いだり、あるいは万一亀裂が生じても燃料ホ
ースが取りつけられているため燃料洩れのないようにし
ているものが実開昭５乙−７７３７９２号で提案されて
いる。

しかし、ホース接続口に多数のリプを設けるものについ
てはリプの長さを短かくすれば大きなモーメントに１耐
えられないし、リプを長くすれば燃料ホースを挿し込む
長さが足シなくなる等といった制限が出る。　ホース接
続口の根本に大きなＲをつけるものについても同様であ
る。

ホース接続口の肉厚を増すものについては、内径が小さ
くなりホース接続口の燃料流れ抵抗が増して燃料ポンプ
の効率が落ち、エンジン不調、ペーパーロック等の弊害
を生じる。　又、板金製燃料ポンプの例では、ホース接
続口の曲がりについては効果があるが、燃料ホースに飛
来物が当って燃料ホースが裂は燃料洩れが生ずる。

というのは、固定されていない燃料ホース部は、ホース
の自由度により飛来物が当っても亀裂は生じないが、燃
料ポンプ付近の燃料ホースはポンプに固定しであるため
飛来物によって裂けたり穴があいたりする。

ハ１発明の目的 本発明は上記に鑑み、ホース接続口外周をおおうカバー
を設けることにより、上記欠点を解消することを目的と
するものである。

二９発明の構成 本発明は、上記目的を達成するために、合成樹脂製のホ
ース接続口（７）、（８）の外周に、ホース接続口（７
）、（８）をおおうカバー０１１．（１１１を燃料ホー
スが挿入できる隙間を存して一体に形成したことを特徴
とするものである。

ホ、実施例 第３図は本発明の一実施例を示す燃料ポンプの縦断面図
で、（３）は偏心カム、（４）は揺動腕、（５）は作動
横杆、（６）は作動膜、（９）、αＯけ合成樹脂製のそ
れぞれ吸入室と吐出室で、吸入ホース接続口（７）、吐
出ホース接続口（８）及び該ホース接続口（７）。

（８）の同心円上外周に燃料ホース（ハ）が挿入できる
隙間を存して形成させた円筒状の力／＜−Ｑｌ）、αＢ
を一体的に形成している。　α３．０３はホース接続口
（７）、（８）に燃料ホース（２）、（２）を固定する
クリップである。　第を図は、第３図に示すホース接続
口部の拡大縦断面図である。　第Ｓ図はその正面図であ
る。　尚、カバーの形状は多角の筒状のもの（第に図）
、ホース接続口（７）、（８）全体をおおうものでなく
一部分をおおうもの（第７図）、分割して柵状におおう
もの（第３図、第７図）でもよい。

へ０作用 今、偏心カム（１）が回転することにより常にカム（１
）に接している揺動腕（２）が上下し、その運動を作動
横杆（３）に伝え、その他端に作動膜（４）が固定され
ているので、作動横杆の上下運動につれて作動膜（４）
が上下する。　この運動によシ燃料がＦｌ料タンクより
吸入されホース接続口（７）を通ってポンプ内に入りホ
ース接続口（６）を通って気化器に吐出される。

ところで、ホース接続口（７）、（８）が合成樹脂製の
ため、弾力性、復原性があり、金属製ホース接続口のよ
うに力が加わると曲りつげなしとか、亀裂を生じること
がない。　又ホース接続口（７）。

（８）は燃料ホースαの、（２）によって結合、連通さ
れており燃料ホースにモーメントが加わるとホース接続
口（７）、（８）と燃料ホース０２．０のに曲げが生じ
、カバー（刊、（１１）との隙間が小さいため、カバー
Ｑｌ）、Ｑｌｌに燃料ホース（ｌの、ａ２が接触してカ
バー、燃料ホース、ホース接続口が一体となるため、ホ
ース接続口（７）、（８）の径を２〜３倍にしたように
なりホース接続口（７）、（８）に加わるモーメントを
支える作用をする。　又、カバー０１）、（Ｉｌｌはホ
ース接続口（７）、（８）より径が太いのでモーメント
が加わっても変形することが少ない。　さらに又、車両
の衝突時、あるいはエンジン組付時に外部から燃料ホー
スに飛来物があると、ホースが固定されていない部分は
ホースの自由度で逃げられるが、燃料ポンプに固定され
ている部分はカバー〇υ、０】）で保護し、燃料ホース
の亀裂、穴あき等を防ぐことができる。

第乙図〜第り図は、本発明の他の実施例を示すもので、
第３図はｖ！！５料ホース０［Ｆ］、αのをホース接続
口（７）、（８）の根本付近にクリップ固定できる様に
カバー０１）、α】）が多数個に分割されて柵状に形成
されている。　この場合でもホース接続口（７）、（８
）は合成樹脂製のため、弾力性、復原性に富み、少々の
変形では亀裂を生じない。　それ故、部分的なカバー０
１）、Ｑｌｌでもある程度、変形し、モーメントに耐え
亀裂の発生がない。

カバーＱｌ）、（１１）は、第７図に示す様に、飛来物
の方向が決まっておればその方向にのみ設けることもで
きる。　第ｇ図は、カバーαｎ、０ｎを多角の筒状に形
成したものを示す。

第７図は、カバーα℃、０】）を柵状に形成したものに
おいて、カバー（１１）、Ｑｌ）の上からクリップする
ことによりホース接続口（７）、（８）の長さを短かく
でき、又第６図に示した実施例と同じく弾力性、復原性
があるのでモーメントに耐え、さらにカバー０１１、ｆ
ｌｌ＋の上からクリップしているので飛来物から燃料ホ
ースを保護する効果が一層大きい。

ト２発明の効果 本発明によれば、燃料ホースにモーメントが加わるとホ
ース接続口と燃料ホースに曲げが生じ、カバーに、燃料
ホースが接触してカバー、Ｐ料ホーヌ、ホース接続口が
−にと；＆す、ホース接続口の径が細くともカバーを設
けることにより実質径が太くなる為、さらに力！（−は
ホース接続口より外径が太いので大きなモーメントＫ　
Ｆｉｔ見られホース接続口の折れ、亀裂が生じにくい構
造となっている。　又、車両の衝突時あるいはエンジン
組付時に外部から燃料ホースに飛来物があると、ホース
が固定されていない部分はホースの自由度で逃げられる
が、燃料ポンプに固定されている部分はカバーで保護し
、燃料ホースの亀裂、穴あき等を防ぐことができる。

さらにホース接続口にリプやＢを設けなくてもよいので
ホース接続口のホース挿入直線部が長くとれ密閉性が増
し、燃料洩れがなくなる。

又、上記の様にカバー、燃料ホース、ホース接続口が一
体とがり大きなモーメントに耐えられる為、ホース接続
口の肉厚を薄く内径が大きくでき、そのためホース接続
口の燃料流れ抵抗が少なくなり、ポンプ効率を良くする
ことができる等の効果により、燃料洩れの車両火災等の
危険を防ぐことができる安全で信頼性の高い、高性能で
又、合成樹脂製のため軽量で安価な燃料ポンプを提供で
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は従来のホース接続口の縦断面図、第３
図は本発明の一実施例を示す燃料ポンプの従断面図、第
１図は第３図に示す実施例のホース接続口部の拡大縦断
面図、第Ｓ図は第を図に示すホース接続口部の正面図、
第乙〜第ｇ図は他の実施例を示すホース接続口部の正面
図、第７図（Ａ）、…）は他の実施例を示すホース接続
口部の縦断面図と正面図である。 （３）・・・偏心カム （４）・・・揺動腕 （５）−・・作動横杆 （６）・−・作動模 （７）・・・吸入ホース接続口 （８）・・・吐出ホース接続口 （９）・・・吸入室 αＯ・・・吐出室 圓・・−カバー （２）・・・燃料ホース ０３・・・クリップ 特許出願人 愛三工業株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、合成樹脂製のホース接続口（７）、（８）の外周に
   、ホース接続口（７）、（８）をおおうカバー０１Ｊ、
   αＤを燃料ホースが挿入できる隙間を存して一体に形成
   したことを特徴とする燃料ポン１プ。 ２、上記カバー圓、０１１　’が、ホース接続口（７）
   、（８）外周の全周に亘って筒状に形成された特許請求
   の範囲第１項記載の燃料ポンプ。 ３、上記カバー圓、０１）が、ホース接続口（７）、（
   ８）外周の全周の一部をおおうように形成された特許請
   求の範囲第１項記載の燃料ポンプ。 ４、上記カバーＱｌ）、（１１）が、ホース接続口（７
   ）、（８＞外周を柵状に分割しておおうように形成され
   た特許請求の範囲第１項記載の燃料ポンプ。