JPS59172459A - β−メルカプトプロピオン酸多価アルコ−ルエステルの製造法 - Google Patents
β−メルカプトプロピオン酸多価アルコ−ルエステルの製造法Info
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- JPS59172459A JPS59172459A JP4447183A JP4447183A JPS59172459A JP S59172459 A JPS59172459 A JP S59172459A JP 4447183 A JP4447183 A JP 4447183A JP 4447183 A JP4447183 A JP 4447183A JP S59172459 A JPS59172459 A JP S59172459A
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- Japan
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- polyhydric alcohol
- mercaptopropionic acid
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ルコールエステルの改良製造法に関するものである。
βーメルカプトプロピオン酸多価アルコーノシエステル
類は、種々の樹脂硬化剤または松脂改質剤として有用な
化合物である。
類は、種々の樹脂硬化剤または松脂改質剤として有用な
化合物である。
メルカプトカルボン酸多価アルコールエステル類の公知
製造法としては、大別して以下の二つの方法がある。す
なわち、(1)多価アルコールとメルカプトカルボン酸
低級アルキルエステルとを、エステル化触媒、およびメ
ルカプトカルボン酸低級アルキルエステルの01〜10
0当量の水の存在下に、副生ずる低級アルコールおよび
水を系外に除Nながら反応させる、いわゆるエステル交
換法(特開昭57−t1959号)、(2)多価アルb
−ルとメルカプトカルホン酸とを、エステル化触媒の存
在下、副生ずる水を系外に除きながら反応させる、いわ
ゆる直接エステル化法(特公昭39−9071号)、で
ある。
製造法としては、大別して以下の二つの方法がある。す
なわち、(1)多価アルコールとメルカプトカルボン酸
低級アルキルエステルとを、エステル化触媒、およびメ
ルカプトカルボン酸低級アルキルエステルの01〜10
0当量の水の存在下に、副生ずる低級アルコールおよび
水を系外に除Nながら反応させる、いわゆるエステル交
換法(特開昭57−t1959号)、(2)多価アルb
−ルとメルカプトカルホン酸とを、エステル化触媒の存
在下、副生ずる水を系外に除きながら反応させる、いわ
ゆる直接エステル化法(特公昭39−9071号)、で
ある。
しかしながら、(1)のエステル交換法は、山メルカプ
トカルホン酸低級アルコールエステルをメルカプトカル
ホン酸と低級アルコールとのエステル化反応により製造
精製する必要があり、工業的には、工程数が多くなシ経
済的でない、(11)得られるメルカプト力ルボン酸多
価アルコールエステル類はSH化率(多価アルコールの
水酸基がメルカプトカルホン酸エステルに変換されるこ
とによって導入されたチオール基の理論値に対する割合
を表わす)が90=92%と低く、残りの8〜10係相
当分の水酸基がエステル化されないま捷残っている、 したがって、メルカプトカルホン酸多仙iアルコールエ
ステル石を、例えはエポキシ樹脂の硬化剤等として用い
るためには、硬化性および硬化物の物性、耐水性等の点
から、SH化率が十分高くなければならないので、この
ような用途に適用するに十分ではない、等の理由から必
ずしも満足し得る方法とは言い難い。
トカルホン酸低級アルコールエステルをメルカプトカル
ホン酸と低級アルコールとのエステル化反応により製造
精製する必要があり、工業的には、工程数が多くなシ経
済的でない、(11)得られるメルカプト力ルボン酸多
価アルコールエステル類はSH化率(多価アルコールの
水酸基がメルカプトカルホン酸エステルに変換されるこ
とによって導入されたチオール基の理論値に対する割合
を表わす)が90=92%と低く、残りの8〜10係相
当分の水酸基がエステル化されないま捷残っている、 したがって、メルカプトカルホン酸多仙iアルコールエ
ステル石を、例えはエポキシ樹脂の硬化剤等として用い
るためには、硬化性および硬化物の物性、耐水性等の点
から、SH化率が十分高くなければならないので、この
ような用途に適用するに十分ではない、等の理由から必
ずしも満足し得る方法とは言い難い。
一方、(2)の直接エステル化は、メルカプトカルホン
酸類が酸、塩基、金属イオノ等の存在下では不安定であ
るために、一般的には、多価アルコール類とのエステル
化の際に着色や、異臭成分の生成をもたらすなどの欠点
があり、好ましい方法ではないとされている(特開昭5
7−11959号)。実際、直接エステル化法で得られ
た、例えばペンタエリスリトールテトラキス(2−メル
カプト酢酸)は、SH化率は98%と非常に良好である
にもかかわらず、黄色に着色している(特公昭39−9
071号)。
酸類が酸、塩基、金属イオノ等の存在下では不安定であ
るために、一般的には、多価アルコール類とのエステル
化の際に着色や、異臭成分の生成をもたらすなどの欠点
があり、好ましい方法ではないとされている(特開昭5
7−11959号)。実際、直接エステル化法で得られ
た、例えばペンタエリスリトールテトラキス(2−メル
カプト酢酸)は、SH化率は98%と非常に良好である
にもかかわらず、黄色に着色している(特公昭39−9
071号)。
これらのことから、直接エステル化法で得られたメルカ
プトカルホン酸類(+IIiアルコールエステルの方が
、エステル交換法で得られ)にメルカプトカルホン酸多
価アルコールエステルよ、bも、sH化率が6%以上も
良好であるので、着色化および異臭成分の副生を抑制で
きれば、直接エステル化の方かエステル交換法よりも、
工業的かつ経済的であり、その上高純度、高品質のメル
カプトカルホン酸多価アルコールエステル類を得ること
ができる。
プトカルホン酸類(+IIiアルコールエステルの方が
、エステル交換法で得られ)にメルカプトカルホン酸多
価アルコールエステルよ、bも、sH化率が6%以上も
良好であるので、着色化および異臭成分の副生を抑制で
きれば、直接エステル化の方かエステル交換法よりも、
工業的かつ経済的であり、その上高純度、高品質のメル
カプトカルホン酸多価アルコールエステル類を得ること
ができる。
そこで、本発明者らは、β−メルカプトプロピ ′オ
ン酸と多価アルコール類との直接エステル化反応によっ
て、無色透明かつ副生・物に由来する異臭の少ない高純
度かつ高品質のβ−メルカプトプロピオン酸多価アルコ
ールエステル類を製造する方法について鋭意検討した。
ン酸と多価アルコール類との直接エステル化反応によっ
て、無色透明かつ副生・物に由来する異臭の少ない高純
度かつ高品質のβ−メルカプトプロピオン酸多価アルコ
ールエステル類を製造する方法について鋭意検討した。
β−メルカプトプロピオン酸多価アルコールエステルの
製造において、着色および異臭成分の副生をもたらす原
因は豐原料として使用するβ−メルカプトプロピオ/酸
の不安定さにあシ、これは分子中に存在する酸化反応等
に対して非常に活性なSH基が種々の副反応が生じるた
めと考えられる。実際、通常使用される重合禁止剤、例
えは、ハ・イドロキノン、ジブチルヒドロキシトルエ7
等を添加すれば、製品の着色化および異臭成分の副生を
かなりの程度抑制することが可能であることが判明した
。しかし、β−メルカプトプロピオン酸考慮すると、β
−メルカプトプロピオン酸多価アルコールエステル中に
たとえ微量でも混入する可能性のある上記重合禁止剤の
使用は、製品品質上あt5好−ましいことではない。と
ころが、意外にも、反応によって生成してくる水の糸外
への留去を容易にするために一般的に使用される共沸溶
剤の使用量を調節することによって1.前記のような重
合禁止剤を使用しなくても、製品の着色および異臭成分
の副生を抑制し得ることを見出し、本発明を完成した。
製造において、着色および異臭成分の副生をもたらす原
因は豐原料として使用するβ−メルカプトプロピオ/酸
の不安定さにあシ、これは分子中に存在する酸化反応等
に対して非常に活性なSH基が種々の副反応が生じるた
めと考えられる。実際、通常使用される重合禁止剤、例
えは、ハ・イドロキノン、ジブチルヒドロキシトルエ7
等を添加すれば、製品の着色化および異臭成分の副生を
かなりの程度抑制することが可能であることが判明した
。しかし、β−メルカプトプロピオン酸考慮すると、β
−メルカプトプロピオン酸多価アルコールエステル中に
たとえ微量でも混入する可能性のある上記重合禁止剤の
使用は、製品品質上あt5好−ましいことではない。と
ころが、意外にも、反応によって生成してくる水の糸外
への留去を容易にするために一般的に使用される共沸溶
剤の使用量を調節することによって1.前記のような重
合禁止剤を使用しなくても、製品の着色および異臭成分
の副生を抑制し得ることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、分子中に6〜6個の水i12基を
有する多価アルコール類の一種または二種以上と、β−
メルカプトプロピオ/酸とを反応させてβ−メルカプト
プロピオン酸多価アルコールエステル類を製造する際に
、副生ずる水に対する共沸剤を、多価アルコール類の1
0〜50倍量使用することを特徴とするβ−メルカプト
プロピオン酸多価アルコールエステル類の製造法である
。
有する多価アルコール類の一種または二種以上と、β−
メルカプトプロピオ/酸とを反応させてβ−メルカプト
プロピオン酸多価アルコールエステル類を製造する際に
、副生ずる水に対する共沸剤を、多価アルコール類の1
0〜50倍量使用することを特徴とするβ−メルカプト
プロピオン酸多価アルコールエステル類の製造法である
。
本発明の方法で用いられる分子中に6〜6個の水酸基を
有する多価アルコール類とは、例えは、トリメチロール
エタン、トリメチロールプロパン、グリセリン、トリス
(2−ヒドロキシエチル)イノシアヌレート、ペンタエ
リスリトーノへ ジトリメチロールプロパン、シペンタ
エリスリト−ル、マンニトール、ソルビトーノペイノシ
1い一ルおよびこれらのアルキレンオキサイド(例えば
、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブナレ
ンオキサイド、ブチルグリシジルエーテル等)付加物等
である。
有する多価アルコール類とは、例えは、トリメチロール
エタン、トリメチロールプロパン、グリセリン、トリス
(2−ヒドロキシエチル)イノシアヌレート、ペンタエ
リスリトーノへ ジトリメチロールプロパン、シペンタ
エリスリト−ル、マンニトール、ソルビトーノペイノシ
1い一ルおよびこれらのアルキレンオキサイド(例えば
、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブナレ
ンオキサイド、ブチルグリシジルエーテル等)付加物等
である。
本発明の方法で使用する副生ずる水に対する共沸剤とは
、ベンゼン、トルエン、キンレン等の芳香族炭化水素系
溶剤、クロルベンゼン、ジクロルベンゼン等のハロゲン
化芳香族炭化水素系溶剤、シクロヘキーサン、シクロペ
ンタン等の脂環式炭化水素系溶剤、四塩化炭素、クロロ
ホルム、1,2−シクロルエタン、1.2−シクロルゾ
ロハン等ノハロゲン化炭化水素系溶剤、インゾロビルエ
ーテル、1.2−ジメトキシエタン等の脂肪族エーテル
糸溶剤、トリオキサン等の脂環式エーテル系溶剤等であ
るが、取シ扱い易さ、経済性の点から、芳香族炭化水素
系溶剤および脂環式炭化水素系溶剤が好ましい。
、ベンゼン、トルエン、キンレン等の芳香族炭化水素系
溶剤、クロルベンゼン、ジクロルベンゼン等のハロゲン
化芳香族炭化水素系溶剤、シクロヘキーサン、シクロペ
ンタン等の脂環式炭化水素系溶剤、四塩化炭素、クロロ
ホルム、1,2−シクロルエタン、1.2−シクロルゾ
ロハン等ノハロゲン化炭化水素系溶剤、インゾロビルエ
ーテル、1.2−ジメトキシエタン等の脂肪族エーテル
糸溶剤、トリオキサン等の脂環式エーテル系溶剤等であ
るが、取シ扱い易さ、経済性の点から、芳香族炭化水素
系溶剤および脂環式炭化水素系溶剤が好ましい。
共沸剤の使用量は、原料多価アルコール類の1.0〜5
0倍量である。10より少くても、また逆に50倍よシ
多くても、製品は着色し、さらに異臭成分が副生ずる。
0倍量である。10より少くても、また逆に50倍よシ
多くても、製品は着色し、さらに異臭成分が副生ずる。
反応は、触媒を用いなくても進行するが、反応時間を短
縮するために、触媒を用いる方が好ましい。触媒として
は、エステル化触媒として一般に用いられているものが
使用され、その代表的なものとしては、例えば、p−1
ルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、ベンセンスルホ
ン醒、ラウリルスルホン酸等の有機スルホン酸及びその
塩、塩酸、硫酸、リン酸等の無機酸、ジブチル錫オキサ
イド、ジブチル錫ジラウレート塩化第一錫、塩化第二錫
、ジメチル錫ジクロライド等の有機錫化合物、チタンイ
ノプロポキサイド等の金属アルコキサイド、陽イオン交
換園脂等が挙げられる。
縮するために、触媒を用いる方が好ましい。触媒として
は、エステル化触媒として一般に用いられているものが
使用され、その代表的なものとしては、例えば、p−1
ルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、ベンセンスルホ
ン醒、ラウリルスルホン酸等の有機スルホン酸及びその
塩、塩酸、硫酸、リン酸等の無機酸、ジブチル錫オキサ
イド、ジブチル錫ジラウレート塩化第一錫、塩化第二錫
、ジメチル錫ジクロライド等の有機錫化合物、チタンイ
ノプロポキサイド等の金属アルコキサイド、陽イオン交
換園脂等が挙げられる。
これら触媒の使用量は、原料多価アルコ−/l’Mの量
に対して001〜10重量饅の範囲が好ましい。
に対して001〜10重量饅の範囲が好ましい。
反応温度は、使用する共υト剤によって決するが、通常
40〜150℃が反応速度および製品の着色、異臭成分
副生防止等の点から好lしい。
40〜150℃が反応速度および製品の着色、異臭成分
副生防止等の点から好lしい。
本発明の方法で使用する原料の量比は、多価アルコール
類の水酸基1当量に対し、β−メルカプトプロピオン酸
09〜15当量、好ましくは10〜12当量である。
類の水酸基1当量に対し、β−メルカプトプロピオン酸
09〜15当量、好ましくは10〜12当量である。
本発明の方法において、β−メルカプトプロピオン酸は
、反応開始前に、多価アルコール類、触媒および共沸剤
と共に反応器内に一括して仕込むことも、あるいは、多
価アルコール類、触媒および共沸剤を仕込み、共沸剤の
還流温度で加熱撹拌しながら、この混合物中に分割添加
することも可能である。
、反応開始前に、多価アルコール類、触媒および共沸剤
と共に反応器内に一括して仕込むことも、あるいは、多
価アルコール類、触媒および共沸剤を仕込み、共沸剤の
還流温度で加熱撹拌しながら、この混合物中に分割添加
することも可能である。
本反応は、通常、常圧下で実施するが、反応温度を下げ
る目的で減圧下に実施することも可能である。
る目的で減圧下に実施することも可能である。
本反応は、β−メルカプトプロピオン酸および生成物で
あるβ−メルカプトプロピオン酸多価アルコールエステ
ル類の酸化を防止する目的で、窒素等の不活性ガス雰囲
気中で実施することが好寸しい。
あるβ−メルカプトプロピオン酸多価アルコールエステ
ル類の酸化を防止する目的で、窒素等の不活性ガス雰囲
気中で実施することが好寸しい。
反応率は、共沸組成物として留出してくる水層の水量を
測定することにより、計算で求めること・ ができる
。はぼ理論量の水が留出した時点て加熱反応を終了する
。
測定することにより、計算で求めること・ ができる
。はぼ理論量の水が留出した時点て加熱反応を終了する
。
反応終了後、室温まで冷却し、析出している7触媒をP
別除去する。有機層をアルカリ洗浄、続いて水洗を充分
行った後、低沸分(共沸剤、未反応β−メルカプトプロ
ピオン酸膵)を減圧下に留去 −する等、通常用いられ
る後処理をすることにより、高純度、高品質のβ−メル
カプトプロピオン酸多価アルコールエステル類を、無色
透明の液体として収率良く得ることができる。
別除去する。有機層をアルカリ洗浄、続いて水洗を充分
行った後、低沸分(共沸剤、未反応β−メルカプトプロ
ピオン酸膵)を減圧下に留去 −する等、通常用いられ
る後処理をすることにより、高純度、高品質のβ−メル
カプトプロピオン酸多価アルコールエステル類を、無色
透明の液体として収率良く得ることができる。
以下、本発明を実施例および比較列により示す。
実施例1〜ろおよび比較例1〜2
1党拌機、還流冷却器を上部に取り付けた水分分離器、
N2吹き込み管および温度計を取り付けた西ソロフラス
コ中に、ペンタエリスリトール1367(水酸基当り4
当量)、β−メルカプトプロピオン酸(純1度98%品
) 437 f! (4,04当量)、p−トルエンス
ルホン酸1水塩657および所定量のトルエンを仕込み
、N2をゆるく流しながら、還流下加熱撹拌した。水分
分離器中に留出分離した成分のうち、トルエンはフラス
コ内に戻し、水は系外に除去した。理論量の水729−
が留出した時点で加熱をやめ、室温まで冷却した。反応
ヤスを、1%炭酸ナトリウム水溶液、あるいは1%炭酸
水素ナトリウム水溶液で洗浄後、水で充分洗浄した。
N2吹き込み管および温度計を取り付けた西ソロフラス
コ中に、ペンタエリスリトール1367(水酸基当り4
当量)、β−メルカプトプロピオン酸(純1度98%品
) 437 f! (4,04当量)、p−トルエンス
ルホン酸1水塩657および所定量のトルエンを仕込み
、N2をゆるく流しながら、還流下加熱撹拌した。水分
分離器中に留出分離した成分のうち、トルエンはフラス
コ内に戻し、水は系外に除去した。理論量の水729−
が留出した時点で加熱をやめ、室温まで冷却した。反応
ヤスを、1%炭酸ナトリウム水溶液、あるいは1%炭酸
水素ナトリウム水溶液で洗浄後、水で充分洗浄した。
有機層を蒸留フラスコに入れ、トルエンを回収した後、
さらに1.0 mmHft の減圧下160℃壕での低
沸分を留去することにより、ペンタエリスリトールテト
ラキス(β−メルカプトプロピオネート)を粘稠液体と
して得た。結果を表−1に示した。
さらに1.0 mmHft の減圧下160℃壕での低
沸分を留去することにより、ペンタエリスリトールテト
ラキス(β−メルカプトプロピオネート)を粘稠液体と
して得た。結果を表−1に示した。
実施例−4
実施例−1に示したと同じ装置を付1けた1tの四ツロ
フラスコ内に、トリメチロールプロパン1ろ47(水酸
基当シロ当量)、β−メルカプトプロピオン酸(純度9
8゛系品) 373 ii’ (3,45当凧)、p−
トルエンスルホン酸1水塩45グ、およびトルエン16
37を仕込み、実施例−1と同様に、油浴温度120〜
150℃(内温100〜130℃)で宛流下加熱攪拌し
た。理論量の水54?が留出するまでに約4時間かかっ
た。この様にして得られた、若干の自沈(p=l−ルエ
ンスルホン駿の一部が析出したもの)を含んだ無色液体
を、1%炭酸水素す) IJウム水溶液で洗浄後、水で
充分洗浄した。
フラスコ内に、トリメチロールプロパン1ろ47(水酸
基当シロ当量)、β−メルカプトプロピオン酸(純度9
8゛系品) 373 ii’ (3,45当凧)、p−
トルエンスルホン酸1水塩45グ、およびトルエン16
37を仕込み、実施例−1と同様に、油浴温度120〜
150℃(内温100〜130℃)で宛流下加熱攪拌し
た。理論量の水54?が留出するまでに約4時間かかっ
た。この様にして得られた、若干の自沈(p=l−ルエ
ンスルホン駿の一部が析出したもの)を含んだ無色液体
を、1%炭酸水素す) IJウム水溶液で洗浄後、水で
充分洗浄した。
有機層を、実施例−1と同様に処理することによシ、無
色透明液体476 f (収率qa1% )を得た。
色透明液体476 f (収率qa1% )を得た。
ヨード法によシ測定したSH化率は983%であった。
さらにこのものは、トリメチロールプロパントリス(/
9.−メルカプトプロピオネート)と工Rスペクトルお
よびIH−NMRスペクトルで完全に一致し今。また1
、わずかに特有の香シがあるが、メルカプタン化合物に
由来する異臭は殆んとなかった。
9.−メルカプトプロピオネート)と工Rスペクトルお
よびIH−NMRスペクトルで完全に一致し今。また1
、わずかに特有の香シがあるが、メルカプタン化合物に
由来する異臭は殆んとなかった。
比較例−6
実施例−6と同様に、但し2tの四ノロフラスコを用い
、かつトルエンを8107使い、油浴温度120〜14
0℃(内温100〜111℃)て還流下加熱撹拌した。
、かつトルエンを8107使い、油浴温度120〜14
0℃(内温100〜111℃)て還流下加熱撹拌した。
理論量の水が留出するまでに約6時間かかった。反応終
了後の液は淡黄色に着色していた。反応生成物を、実施
例−6と同様に処理したところ、黄色に着色した液体4
59グ(収率946%)を得た。ヨード法により測定し
たSH化率は942係であり、工Rスペクトル中にも’
1 ’HNMR中にも、トリメチロールプロパントリス
(β−メルカプトプロピオネート)に基づくシグナル以
外の、帰属不明のシグナルが観測された。さらにトリメ
チロールプロパントリス(β−メルカプトプロピオネー
ト)!特有の香シ以外の、メルカプタン化合物に由来す
る異臭が強かった。
了後の液は淡黄色に着色していた。反応生成物を、実施
例−6と同様に処理したところ、黄色に着色した液体4
59グ(収率946%)を得た。ヨード法により測定し
たSH化率は942係であり、工Rスペクトル中にも’
1 ’HNMR中にも、トリメチロールプロパントリス
(β−メルカプトプロピオネート)に基づくシグナル以
外の、帰属不明のシグナルが観測された。さらにトリメ
チロールプロパントリス(β−メルカプトプロピオネー
ト)!特有の香シ以外の、メルカプタン化合物に由来す
る異臭が強かった。
特許比、願人
三井東圧化学株式会社
Claims (1)
- θ分子中に5〜6個の水酸基を有する多価アルコール類
の一種または二種以上と、β−メルカプトプロピオン酸
とを反応させてβ−メルカプトプロピオン醒多価アルコ
ールエステル類を製造する際に、副生ずる水に対する共
沸剤を、多価アルコール類の1.0〜50倍量使用する
ことを特徴とするβ−メルカプトプロピオン識多佃iア
ルコールエステル類の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4447183A JPS59172459A (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | β−メルカプトプロピオン酸多価アルコ−ルエステルの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4447183A JPS59172459A (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | β−メルカプトプロピオン酸多価アルコ−ルエステルの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59172459A true JPS59172459A (ja) | 1984-09-29 |
Family
ID=12692424
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4447183A Pending JPS59172459A (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | β−メルカプトプロピオン酸多価アルコ−ルエステルの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59172459A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101307829B1 (ko) * | 2013-05-15 | 2013-09-12 | (주)에버그린켐텍 | 렌즈용 머캅토프로피오네이트의 제조방법 |
KR101389356B1 (ko) * | 2011-01-20 | 2014-04-28 | 주식회사 케이오씨솔루션 | 3-메르캅토(메타)프로피온산의 제조방법 및 이를 이용한 메르캅토기를 갖는 (메타)카르본산 에스테르 화합물 |
EP3202805A1 (en) | 2014-09-30 | 2017-08-09 | Hoya Lens Thailand Ltd. | Polymerizable composition, transparent resin, optical material, plastic lens, and method for manufacturing transparent resin |
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