JPS59170285A - フインガ−型イオン交換膜法電解槽 - Google Patents
フインガ−型イオン交換膜法電解槽Info
- Publication number
- JPS59170285A JPS59170285A JP58041530A JP4153083A JPS59170285A JP S59170285 A JPS59170285 A JP S59170285A JP 58041530 A JP58041530 A JP 58041530A JP 4153083 A JP4153083 A JP 4153083A JP S59170285 A JPS59170285 A JP S59170285A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrolytic cell
- finger
- outlet
- electrolyte
- exchange membrane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Electrodes For Compound Or Non-Metal Manufacture (AREA)
- Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、フィンガー型イオン交換膜法電解槽の゛小勢
室内の″電解液を槽外に取り出す際に、気液混合状態で
取り出されることを防止し、特に、陽極室からの取出液
中に塩素が混入することを防止するようにした電解槽に
関する。
室内の″電解液を槽外に取り出す際に、気液混合状態で
取り出されることを防止し、特に、陽極室からの取出液
中に塩素が混入することを防止するようにした電解槽に
関する。
フィンガー型陽イオン交換膜法電解槽は、たとえば第１
図に示す通電、フィンガー状陽極Ａとフィンガー状陰極
Ｂとを、該陰極を収容した、陽イオン交換膜から成る袋
状成型体Ｃで区画してなり、陽極室の所要個所に設けら
れた塩化アルカリ供給口りから塩化アルカリ水溶液を陽
極室に供給しつつ、陽極側から通電し、陽極室で塩素を
、陰極室でカセイアルカリと水素を製造するようにして
いる。従来の電解槽では、未電解の陽極液を取り出す際
には、陽極室Ｅの側壁に直接陽極液取出口Ｆを設け、陽
極液を取シ出すようにしている。しかしこのような取出
方法では、陽極液取出口Ｆの基端付近で未電解の陽極液
と発生する塩素ガスとが気液混合状態にあシ、取シ出さ
れる陽極液中にかなシの量の塩素ガスが混入するととも
に、いわゆるフラッシング現象によシ、陽極室内の圧力
変動をきたすおそれがある。取シ出された陽極液は、脱
塩素され、塩化アルカリを加えて飽和化され、さらにキ
レート樹脂等を使って塩化アルカリ中に混入しているカ
ルシウムやマグネシウムを除いた後、陽極室に循環され
るが、陽極室から取り出されたＩ？ｊ４へ液中にかなシ
の量の塩素が混入していると、脱塩素工程における処理
薬剤の景が増え、又、脱塩素が不十分であると、キレー
ト樹脂の寿命が短くなるという欠点がある。また、フラ
ッシングによシ陽極室内に圧力変動が生ずると、陽イオ
ン交換膜が振動して陽極や陰極に接触し、損傷しやすく
なる。
図に示す通電、フィンガー状陽極Ａとフィンガー状陰極
Ｂとを、該陰極を収容した、陽イオン交換膜から成る袋
状成型体Ｃで区画してなり、陽極室の所要個所に設けら
れた塩化アルカリ供給口りから塩化アルカリ水溶液を陽
極室に供給しつつ、陽極側から通電し、陽極室で塩素を
、陰極室でカセイアルカリと水素を製造するようにして
いる。従来の電解槽では、未電解の陽極液を取り出す際
には、陽極室Ｅの側壁に直接陽極液取出口Ｆを設け、陽
極液を取シ出すようにしている。しかしこのような取出
方法では、陽極液取出口Ｆの基端付近で未電解の陽極液
と発生する塩素ガスとが気液混合状態にあシ、取シ出さ
れる陽極液中にかなシの量の塩素ガスが混入するととも
に、いわゆるフラッシング現象によシ、陽極室内の圧力
変動をきたすおそれがある。取シ出された陽極液は、脱
塩素され、塩化アルカリを加えて飽和化され、さらにキ
レート樹脂等を使って塩化アルカリ中に混入しているカ
ルシウムやマグネシウムを除いた後、陽極室に循環され
るが、陽極室から取り出されたＩ？ｊ４へ液中にかなシ
の量の塩素が混入していると、脱塩素工程における処理
薬剤の景が増え、又、脱塩素が不十分であると、キレー
ト樹脂の寿命が短くなるという欠点がある。また、フラ
ッシングによシ陽極室内に圧力変動が生ずると、陽イオ
ン交換膜が振動して陽極や陰極に接触し、損傷しやすく
なる。
本発明は、電解液の液面より下方の電解槽側面に電解液
取出管の取出口を設け、かつ電解液上部のガスゾーンと
連通させることにより、上述の欠点を解消することを目
的とするものである。
取出管の取出口を設け、かつ電解液上部のガスゾーンと
連通させることにより、上述の欠点を解消することを目
的とするものである。
即ち、本発明は、陽イオン交換膜により陽極室と陰極室
とに分割されてなるフィンガー型陽イオン交換膜法電解
槽において、電解液の液面より下方の電解槽１１１１面
に、電解液取出管の取出口を設は該電解液取出管を電解
液上部のガスゾーンと連通せしめたフィンガー型陽イオ
ン交換膜法電ｊ’Ｊ”ｌ一槽であり、以下添付図面に示
す一実施例に基いて本発明をより詳細に説明する。
とに分割されてなるフィンガー型陽イオン交換膜法電解
槽において、電解液の液面より下方の電解槽１１１１面
に、電解液取出管の取出口を設は該電解液取出管を電解
液上部のガスゾーンと連通せしめたフィンガー型陽イオ
ン交換膜法電ｊ’Ｊ”ｌ一槽であり、以下添付図面に示
す一実施例に基いて本発明をより詳細に説明する。
第２図は、本発明に係わるフィンガー型陽イオン交換膜
法電解槽の一例を示す縦断面図、第６図は第２図のｌｌ
ｌ７１１１綜横断面図である。
法電解槽の一例を示す縦断面図、第６図は第２図のｌｌ
ｌ７１１１綜横断面図である。
電解槽本体１は、複数の単位電解槽２から成り、各単位
電解槽２は、両側板５、底板４及び天板５から構成され
ている。各単位電解槽２には、各端縁が両側板３、底板
４及び天板５に密着した区画板６が設置され、電解室本
体１を単位電解槽２と同数の電解室に分割している。区
画板６には、円筒状の連結筒７が嵌着され、該連結筒７
の一端（第６図における右端）は、袋状のメツシ一体か
ら成るフィンガー状陰極８の基端近傍の内側部分に溶接
等により固着されている。各フィンガー状陰極８の基端
部は、メツシュ板から成る陰極取付板９に取り付けられ
、各フィンガー状陰極８が連結されている。
電解槽２は、両側板５、底板４及び天板５から構成され
ている。各単位電解槽２には、各端縁が両側板３、底板
４及び天板５に密着した区画板６が設置され、電解室本
体１を単位電解槽２と同数の電解室に分割している。区
画板６には、円筒状の連結筒７が嵌着され、該連結筒７
の一端（第６図における右端）は、袋状のメツシ一体か
ら成るフィンガー状陰極８の基端近傍の内側部分に溶接
等により固着されている。各フィンガー状陰極８の基端
部は、メツシュ板から成る陰極取付板９に取り付けられ
、各フィンガー状陰極８が連結されている。
前記連結筒７の他端（第３図における左端）には、メツ
シー板から成る陽極取付板１０が溶接等により固着され
、該陽極取付板１０には、メツシー板から成り、上下両
端及び先端が開口する複数のフィンガー状陽極１１が溶
接等によシ固着されている。このフィンガー状陽極１１
は、その先端が隣接するフィンガー状陰極８の基端間に
位置し、かつフィンガー状陰極８の先端が隣接するフィ
ンガー状陽極１１の基端間に位置するように電解槽本体
１内に設置されている。
シー板から成る陽極取付板１０が溶接等により固着され
、該陽極取付板１０には、メツシー板から成り、上下両
端及び先端が開口する複数のフィンガー状陽極１１が溶
接等によシ固着されている。このフィンガー状陽極１１
は、その先端が隣接するフィンガー状陰極８の基端間に
位置し、かつフィンガー状陰極８の先端が隣接するフィ
ンガー状陽極１１の基端間に位置するように電解槽本体
１内に設置されている。
フィンガー状陰極８の基端部分には、要所にテーパー状
に折曲された折曲部１２を有するシール材１６が装着さ
れ、該シール材１６には、その右方（第６図）からシー
ル材１５の折曲部１２と対応する個所に長円孔１４が穿
孔された分離板１５が近接している。分離板１５とシー
ル材１６とはボルト等により固定され、分離板１５には
折曲部１６を有する弾性体１７が弾性的に嵌着されてい
る。
に折曲された折曲部１２を有するシール材１６が装着さ
れ、該シール材１６には、その右方（第６図）からシー
ル材１５の折曲部１２と対応する個所に長円孔１４が穿
孔された分離板１５が近接している。分離板１５とシー
ル材１６とはボルト等により固定され、分離板１５には
折曲部１６を有する弾性体１７が弾性的に嵌着されてい
る。
フィンガー状陰極８は、陽イオン交換膜から成る袋状成
型体１８に収容され、該袋状成型体１８はその基端部全
、シール材１３の折曲部１２と分離板１５・の折曲部１
６との間に挾持することにより固定されている。単位電
解槽２は、この袋状成型体１８によシ、＠極室と陰極室
とに分割されている。
型体１８に収容され、該袋状成型体１８はその基端部全
、シール材１３の折曲部１２と分離板１５・の折曲部１
６との間に挾持することにより固定されている。単位電
解槽２は、この袋状成型体１８によシ、＠極室と陰極室
とに分割されている。
単位電解槽２の天板５は、陽極室の１ｊ１（縁近傍にお
いて上向きに折曲され、塩化アルカリ水溶液供給口１９
が形成されている。該供給口１９内には、上端がろうと
状に開口する塩化アルカリ水溶液供給管２０が装着され
、該供給管２０の下端は、単位電解槽２の底板４近傍に
達している。単位電解槽２の天板５の前記供給口１９の
反対個所には、上向きにガス取出管２１が設けられ、陽
極室で発生する塩素ガスを取シ出すようになっており、
該ガス取出管２１には側板６側に向かう補助管２２が連
設されている。単位電解槽２の前記ガス取出ｇ２１側の
側板３の陽極液液面２６より下方には、上記補助管２２
と同一方向を向き、基端が陽極液取出口２４とされた補
助管２５が連設され、両補助管２２．２５は、上下両端
が同一方向に向かって折曲された陽極液取出管２６によ
シ連結され、陽極液取出口２４と電解液上部のガスゾー
ンがｙａ ３１されている。陽極液取出管２６の陽極液
液面２３と対応する個所には、外方に向かう陽極液取出
部２７が連設され、この陽極液取出部２７から陽極液を
取り出し、必要に応じて循環使用する。
いて上向きに折曲され、塩化アルカリ水溶液供給口１９
が形成されている。該供給口１９内には、上端がろうと
状に開口する塩化アルカリ水溶液供給管２０が装着され
、該供給管２０の下端は、単位電解槽２の底板４近傍に
達している。単位電解槽２の天板５の前記供給口１９の
反対個所には、上向きにガス取出管２１が設けられ、陽
極室で発生する塩素ガスを取シ出すようになっており、
該ガス取出管２１には側板６側に向かう補助管２２が連
設されている。単位電解槽２の前記ガス取出ｇ２１側の
側板３の陽極液液面２６より下方には、上記補助管２２
と同一方向を向き、基端が陽極液取出口２４とされた補
助管２５が連設され、両補助管２２．２５は、上下両端
が同一方向に向かって折曲された陽極液取出管２６によ
シ連結され、陽極液取出口２４と電解液上部のガスゾー
ンがｙａ ３１されている。陽極液取出管２６の陽極液
液面２３と対応する個所には、外方に向かう陽極液取出
部２７が連設され、この陽極液取出部２７から陽極液を
取り出し、必要に応じて循環使用する。
上記実施例では、電解槽の＠極室側に電解液の取出口を
設けたが、陰極室側に、陰極液取出口を設けるようにし
てもよい。
設けたが、陰極室側に、陰極液取出口を設けるようにし
てもよい。
本発明は、上述の通り、電解液の液面よシ下方の電解伯
側面に電解液取出口を設け、かつ取出口と電解液上部の
ガスゾーンを連通させであるため、電解槽から電解液を
取り出す際に電解液と生成ガスとが気液混合状態となる
ことがない。これ拠よシ、フラッシングによる電極室内
の圧力変動が防止され、陽イオン交換膜が電極と接触し
て損傷することがなくなるとともに、取り出す電解液中
に生成ガスが混入することが防止され、循環使用する際
等における処理操作が簡便になる。
側面に電解液取出口を設け、かつ取出口と電解液上部の
ガスゾーンを連通させであるため、電解槽から電解液を
取り出す際に電解液と生成ガスとが気液混合状態となる
ことがない。これ拠よシ、フラッシングによる電極室内
の圧力変動が防止され、陽イオン交換膜が電極と接触し
て損傷することがなくなるとともに、取り出す電解液中
に生成ガスが混入することが防止され、循環使用する際
等における処理操作が簡便になる。
第１図は、従来のフィンガー型゛電群槽の一例を示す縦
断面図、第２図は、本発明に係わるフィンガー型′屯ｊ
′Ｊ′！！セ１の一実施例を示す縦断面図、第３図は、
第２図のＩＩＩ−ＩＩＩ線横線面断面図る。 １・・・電解槽本体 ８・・・フィンガー状陰極 １１・・・フィンガー状陽極 ２３・・・陽極液液面 ２４・・・陽極液取出口 ２６・・・陽極液取出管
断面図、第２図は、本発明に係わるフィンガー型′屯ｊ
′Ｊ′！！セ１の一実施例を示す縦断面図、第３図は、
第２図のＩＩＩ−ＩＩＩ線横線面断面図る。 １・・・電解槽本体 ８・・・フィンガー状陰極 １１・・・フィンガー状陽極 ２３・・・陽極液液面 ２４・・・陽極液取出口 ２６・・・陽極液取出管
Claims (2)
- （１）陽イオン交換膜によシ陽極室と陰極室とに分割さ
れてなるフィンガー型陽イオン交換脱法７Ｅ力・イ槽に
おいて、電解液の液面より下方の電解槽側面に、電解液
取出管の取出口を設け、該電解液取出管を７ｉＫ解液上
液上ガスゾーンと連通せしめたことを特徴とするフィン
ガー型イオン交換膜法電解槽。 - （２）電解液が陽極液であり、電解液取出口が陽極室側
面に設けられている特許請求の範囲第（１）項に記載の
電解槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58041530A JPS59170285A (ja) | 1983-03-15 | 1983-03-15 | フインガ−型イオン交換膜法電解槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58041530A JPS59170285A (ja) | 1983-03-15 | 1983-03-15 | フインガ−型イオン交換膜法電解槽 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59170285A true JPS59170285A (ja) | 1984-09-26 |
Family
ID=12610959
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58041530A Pending JPS59170285A (ja) | 1983-03-15 | 1983-03-15 | フインガ−型イオン交換膜法電解槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59170285A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9310136B2 (en) | 2008-12-17 | 2016-04-12 | Swep International Ab | Port opening of heat exchanger |
-
1983
- 1983-03-15 JP JP58041530A patent/JPS59170285A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9310136B2 (en) | 2008-12-17 | 2016-04-12 | Swep International Ab | Port opening of heat exchanger |
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