JPS59169642A - 金型用塗型剤 - Google Patents
金型用塗型剤Info
- Publication number
- JPS59169642A JPS59169642A JP4295183A JP4295183A JPS59169642A JP S59169642 A JPS59169642 A JP S59169642A JP 4295183 A JP4295183 A JP 4295183A JP 4295183 A JP4295183 A JP 4295183A JP S59169642 A JPS59169642 A JP S59169642A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- diatomaceous earth
- binder
- coating
- water absorption
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22C—FOUNDRY MOULDING
- B22C3/00—Selection of compositions for coating the surfaces of moulds, cores, or patterns
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mold Materials And Core Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、金型の内壁面に塗型を形成するための珪そう
土からなる塗型剤の改良に関する。
土からなる塗型剤の改良に関する。
鋳鋼、その他の金属の鋳造（遠心力鋳造等）における金
型鋳型の塗型剤として珪そう士を使用することは広く知
られている。塗型の形成は、珪そう土に結合剤を配合し
、通常はこれを水性スラリーとして金型内面に塗布する
ことにより行なわれる。塗型は、鋳造される金属の鋳型
内壁面への焼付き全防止するとともに、得られる鋳造体
に平滑美Ｉｔな鋳肌を形成することを目的とするもので
ある。従って、これに使用される珪そう土は、そのよう
な塗型全形成することのできる品位を有するものでなけ
ればならない。従来、１、その品位な。
型鋳型の塗型剤として珪そう士を使用することは広く知
られている。塗型の形成は、珪そう土に結合剤を配合し
、通常はこれを水性スラリーとして金型内面に塗布する
ことにより行なわれる。塗型は、鋳造される金属の鋳型
内壁面への焼付き全防止するとともに、得られる鋳造体
に平滑美Ｉｔな鋳肌を形成することを目的とするもので
ある。従って、これに使用される珪そう土は、そのよう
な塗型全形成することのできる品位を有するものでなけ
ればならない。従来、１、その品位な。
評価・管理するための特性として、化学成分組成、崇比
重、粒度および色合いが用いられている。
重、粒度および色合いが用いられている。
しかしながら、上記各特性のすべてを満たし、品質上全
く問題がないと評価される珪そう土を使用して塗型を形
成するにもかかわらず、得られる鋳造体の鋳肌には、し
ばしば一部もしくは全面にわたって鋳肌荒れが生じたシ
、また塗型の剥離とそれに伴う溶湯の侵入・焼付き、異
物の噛込み等のトラブルが生じることも少くない。
く問題がないと評価される珪そう土を使用して塗型を形
成するにもかかわらず、得られる鋳造体の鋳肌には、し
ばしば一部もしくは全面にわたって鋳肌荒れが生じたシ
、また塗型の剥離とそれに伴う溶湯の侵入・焼付き、異
物の噛込み等のトラブルが生じることも少くない。
本発明者等は、上記問題を解決するために鋭意研究を重
ねた結果、塗型の品位全左右する珪そう土の特性として
吸水率に注目すべきことを発見二吸水率が一定の範囲に
ある珪そう土を使用することＫより、形成される塗型の
品位と安定性を高へ前記鋳造上の欠点を解消し得ること
全知見して本発明上なすに到った。
ねた結果、塗型の品位全左右する珪そう土の特性として
吸水率に注目すべきことを発見二吸水率が一定の範囲に
ある珪そう土を使用することＫより、形成される塗型の
品位と安定性を高へ前記鋳造上の欠点を解消し得ること
全知見して本発明上なすに到った。
本発明は、吸水率が１１５〜１３５の珪そう土全使用し
、これに結合剤全配合し、水性スラリーとして金型内壁
面に塗布し塗型全形成する金型用塗型剤を提供する。
、これに結合剤全配合し、水性スラリーとして金型内壁
面に塗布し塗型全形成する金型用塗型剤を提供する。
珪そう土の吸水率は下式［Ａ］により算出される。
Ｗｋ
〔式中、Ｗｋ：珪そう生試料の重量（！ｌｉ’） 、
Ｗｗ ：珪そう生試料の吸水量（Ｐ）］。
Ｗｗ ：珪そう生試料の吸水量（Ｐ）］。
上記吸水率を測定するには、適量の珪そう土の集合体を
試料とし、これに水を与えて吸収させる。
試料とし、これに水を与えて吸収させる。
試料が吸収し得る液量は、ある一定量で飽和に達し、そ
れ以上は吸収されないか、もしくは一旦吸収嘔れても再
び分離する。そのときの吸水量と試料重量とから前記〔
Ａ３式により吸水率が得られる。
れ以上は吸収されないか、もしくは一旦吸収嘔れても再
び分離する。そのときの吸水量と試料重量とから前記〔
Ａ３式により吸水率が得られる。
一般に吸液率と称されるが、本発明では液として水を使
用するので吸水率と言う。なお、上記測定における試料
重量は、測定値の正確性、測定操作の簡便性等の点から
、約２．００ｙ程度が適当である。
用するので吸水率と言う。なお、上記測定における試料
重量は、測定値の正確性、測定操作の簡便性等の点から
、約２．００ｙ程度が適当である。
珪そう土の吸水率は、ロットに、ｌ：り高低さまざまで
あり、塗型剤として使用されている前記各特性を満足す
る珪そう土においても、その吸水率は約６０〜２００に
わたる広範囲のバラツキを有する。本発明の塗型剤は、
吸水率が１１５〜１３５である珪そう生金使用すること
を要件とする。吸水率が１１５に満たない低い値である
と、化学成分組成、崇比重、粒度などの特性に問題がな
くても、塗型の品位・安定性が悪く、得られる鋳造体に
鋳肌荒れが生じ、一方吸水率が１３５をこえると、鋳肌
に凹凸等が発生し、極端な場合には塗型が剥離し、その
部分への溶湯侵入による金型壁への焼付きや剥離片の噛
込みなどを生じるからである。
あり、塗型剤として使用されている前記各特性を満足す
る珪そう土においても、その吸水率は約６０〜２００に
わたる広範囲のバラツキを有する。本発明の塗型剤は、
吸水率が１１５〜１３５である珪そう生金使用すること
を要件とする。吸水率が１１５に満たない低い値である
と、化学成分組成、崇比重、粒度などの特性に問題がな
くても、塗型の品位・安定性が悪く、得られる鋳造体に
鋳肌荒れが生じ、一方吸水率が１３５をこえると、鋳肌
に凹凸等が発生し、極端な場合には塗型が剥離し、その
部分への溶湯侵入による金型壁への焼付きや剥離片の噛
込みなどを生じるからである。
第１表に、種々の吸水率を有する珪そう土からなる塗型
全形成した金型に、ＳＭ材（溶接構造用炭素鋼）を遠心
力鋳造して得られた中空円筒状鋳造体（外径： ４００
ｍｍ、肉厚： ４５ｍｍ、長さ＝４０５０ｍｍ）の鋳造
品質を示す。各賦香における珪そう土の吸水率以外の各
特性は実質的に互いに同じであり、塗型剤として一般的
なものである。
全形成した金型に、ＳＭ材（溶接構造用炭素鋼）を遠心
力鋳造して得られた中空円筒状鋳造体（外径： ４００
ｍｍ、肉厚： ４５ｍｍ、長さ＝４０５０ｍｍ）の鋳造
品質を示す。各賦香における珪そう土の吸水率以外の各
特性は実質的に互いに同じであり、塗型剤として一般的
なものである。
各塗型剤は、珪そう土に結合剤としてベントナイトヲ配
合し、水性スラリー（但し、珪そう土：結合剤：水の配
合重量比＝２５：２ニア３）としてスプレーにより金型
内壁面の全面に塗布した。塗型厚さはいづれも１．５ｍ
ｍである。
合し、水性スラリー（但し、珪そう土：結合剤：水の配
合重量比＝２５：２ニア３）としてスプレーにより金型
内壁面の全面に塗布した。塗型厚さはいづれも１．５ｍ
ｍである。
第１表
上記試険結果に示嘔れるとおり、吸水率１１５〜１３５
の珪そう土からなる塗型剤を使用した賦香３〜５では、
塗型の安定性にすぐれ、剥離等はなく、鋳肌荒れ、凹凸
の生じることもなく、平滑美麗な鋳肌をもつ製品が得ら
れることがわかる。
の珪そう土からなる塗型剤を使用した賦香３〜５では、
塗型の安定性にすぐれ、剥離等はなく、鋳肌荒れ、凹凸
の生じることもなく、平滑美麗な鋳肌をもつ製品が得ら
れることがわかる。
本発明に係る塗型剤は、前記吸水率を有する珪そう土に
、適当な結合剤、例えばベントナイト、シリカゾル、水
ガラスなどを配合し、これに水を加えて水性スラリーと
して、スプレーその他の方法により金型内壁面に塗布さ
れる。むろん、使用される珪そう土の吸水率以外の各特
性は通常塗型剤として要求される一般的なものであれば
よく、例えば、化学成分組成はＳｉＯ２約９０〜９４％
、１１２０３２〜６％、崇比重は約０．４〜０５、粒度
は３２５メツシュ残１％以下程度のものが適当である。
、適当な結合剤、例えばベントナイト、シリカゾル、水
ガラスなどを配合し、これに水を加えて水性スラリーと
して、スプレーその他の方法により金型内壁面に塗布さ
れる。むろん、使用される珪そう土の吸水率以外の各特
性は通常塗型剤として要求される一般的なものであれば
よく、例えば、化学成分組成はＳｉＯ２約９０〜９４％
、１１２０３２〜６％、崇比重は約０．４〜０５、粒度
は３２５メツシュ残１％以下程度のものが適当である。
水性スラリーの調製は常法に従って行えばよく、その配
合割合は、重量比で珪そう土：結合剤：水＝２３〜２７
：１〜３ニア０〜７６としてよい。
合割合は、重量比で珪そう土：結合剤：水＝２３〜２７
：１〜３ニア０〜７６としてよい。
また、塗型の層厚も通常のそれと同様であって、例えば
１．０〜２．５ｍｍとすればよい。その層厚を形成する
に当っては、多層塗りによりうすい皮膜層を重ねて所望
の層厚に成層することも、塗型性能を高める有効な方法
である。
１．０〜２．５ｍｍとすればよい。その層厚を形成する
に当っては、多層塗りによりうすい皮膜層を重ねて所望
の層厚に成層することも、塗型性能を高める有効な方法
である。
本発明の塗型剤は、塗型剤として使用される他の構成分
、例えばジルコンやンリコンなどと複合的に使用するこ
ともできる。複合使用法としては、珪そう土と他の構成
分であるジルコンなど全混合一体化してもよいが、各構
成分のそれぞれの材質的特長を十分に発揮させるために
は、それぞれ各別に塗布して複数層に重層するのが望ま
しい。例えば、本発明の塗型剤にて金型鋳型内壁面に層
厚０．５〜１．５ｍｍ程度の第１層を形成し、更にジル
コンに結合剤を配合した水性スラリーにて層厚１．０〜
１．５ｍｍ程度の第２層を積層した２層構造の塗型全形
成すれば、第１層（珪そう土）の断熱性と第２層（ジル
コン）の耐火性とを兼備したものとなる。その塗型は、
すぐれた耐火性によって溶湯の焼付きを確実に防止する
一方、その断熱効果によって、横型遠心鋳造等において
も、鋳型同の溶湯の渦流性が確保されるとともに均一な
鋳造組織の形成を可能とし、かつ全面にわたって平滑美
麗な鋳肌を与える。
、例えばジルコンやンリコンなどと複合的に使用するこ
ともできる。複合使用法としては、珪そう土と他の構成
分であるジルコンなど全混合一体化してもよいが、各構
成分のそれぞれの材質的特長を十分に発揮させるために
は、それぞれ各別に塗布して複数層に重層するのが望ま
しい。例えば、本発明の塗型剤にて金型鋳型内壁面に層
厚０．５〜１．５ｍｍ程度の第１層を形成し、更にジル
コンに結合剤を配合した水性スラリーにて層厚１．０〜
１．５ｍｍ程度の第２層を積層した２層構造の塗型全形
成すれば、第１層（珪そう土）の断熱性と第２層（ジル
コン）の耐火性とを兼備したものとなる。その塗型は、
すぐれた耐火性によって溶湯の焼付きを確実に防止する
一方、その断熱効果によって、横型遠心鋳造等において
も、鋳型同の溶湯の渦流性が確保されるとともに均一な
鋳造組織の形成を可能とし、かつ全面にわたって平滑美
麗な鋳肌を与える。
本発明の塗型剤は、遠心力鋳造や置庄鋳造など、鋳造方
式を問わず、また鋳鋼、鋳鉄、その他の各種金属・合金
の鋳造に使用される金型の塗型剤として適用されて安定
した高品位の塗型を形成するＣとにより、剥離やそれに
伴う金属の焼付き、異物噛込みなどの鋳造上のトラブル
を生じることなく、平滑美麗な鋳肌をもつ製品の鋳造を
保証する。
式を問わず、また鋳鋼、鋳鉄、その他の各種金属・合金
の鋳造に使用される金型の塗型剤として適用されて安定
した高品位の塗型を形成するＣとにより、剥離やそれに
伴う金属の焼付き、異物噛込みなどの鋳造上のトラブル
を生じることなく、平滑美麗な鋳肌をもつ製品の鋳造を
保証する。
また、その塗型の安定性により金型の内壁面の損傷・劣
化の進行を抑制し、金型の耐用命数の向上、原単価低減
等の諸効果をもたらすことは言うまでもない。
化の進行を抑制し、金型の耐用命数の向上、原単価低減
等の諸効果をもたらすことは言うまでもない。
代理人 弁理士 宮 崎 新八部
Claims (1)
- （１）珪そう土に結合剤を配合し、水性スラリーとして
金型内壁面に塗型を形成するための塗型剤であって、珪
そう土が、１１５〜１’ ３５の吸水率全有するもので
あること全特徴とする金型用塗型剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4295183A JPS59169642A (ja) | 1983-03-15 | 1983-03-15 | 金型用塗型剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4295183A JPS59169642A (ja) | 1983-03-15 | 1983-03-15 | 金型用塗型剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59169642A true JPS59169642A (ja) | 1984-09-25 |
Family
ID=12650324
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4295183A Pending JPS59169642A (ja) | 1983-03-15 | 1983-03-15 | 金型用塗型剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59169642A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4804035A (en) * | 1986-04-24 | 1989-02-14 | Mazda Motor Corporation | Method of gravity casting |
| WO2006029611A2 (de) * | 2004-09-18 | 2006-03-23 | MPT Präzisionsteile GmbH Mittweida | Rohrförmige kokille für den schleuderguss und schleudergussform |
| CN103008534A (zh) * | 2012-12-28 | 2013-04-03 | 辽宁科技学院 | 金属型铸造生产普通中碳钢铸件用新型绝热复层涂料 |
| CN105921688A (zh) * | 2016-06-07 | 2016-09-07 | 平顶山市美伊金属制品有限公司 | 一种金属炊具压铸用复合脱模剂及其制备方法 |
| CN105921687A (zh) * | 2016-06-07 | 2016-09-07 | 平顶山市美伊金属制品有限公司 | 一种用于生产铸铁锅的铸造用脱模剂及其制备方法 |
-
1983
- 1983-03-15 JP JP4295183A patent/JPS59169642A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4804035A (en) * | 1986-04-24 | 1989-02-14 | Mazda Motor Corporation | Method of gravity casting |
| WO2006029611A2 (de) * | 2004-09-18 | 2006-03-23 | MPT Präzisionsteile GmbH Mittweida | Rohrförmige kokille für den schleuderguss und schleudergussform |
| WO2006029611A3 (de) * | 2004-09-18 | 2006-06-08 | Mpt Praez Steile Gmbh Mittweid | Rohrförmige kokille für den schleuderguss und schleudergussform |
| CN103008534A (zh) * | 2012-12-28 | 2013-04-03 | 辽宁科技学院 | 金属型铸造生产普通中碳钢铸件用新型绝热复层涂料 |
| CN105921688A (zh) * | 2016-06-07 | 2016-09-07 | 平顶山市美伊金属制品有限公司 | 一种金属炊具压铸用复合脱模剂及其制备方法 |
| CN105921687A (zh) * | 2016-06-07 | 2016-09-07 | 平顶山市美伊金属制品有限公司 | 一种用于生产铸铁锅的铸造用脱模剂及其制备方法 |
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