JPS59169620A - コイルの連続供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は交互に送られてくるコイルを接合しながら連続
的に供給し得る装置に関する。

コイルを連続して供給する場合として例えば、電縫管の
製造があり、生産能率の向上と不良部分の短縮化のため
素材としてのコイルを接合しながら連続供給する。

このコイルの接合にあたっては、先に供給しているコイ
ルの終端部とこれから供給するコイルの始端部のそれぞ
れの圧延不良部分を切り落してから接合しなければなら
ない。

このた嶋従来は第１図に示すように、電縫管の加工ライ
ンの入口側にクロップシャ等の切断装置０３′ｔ−設置
しておき、コイルホルダ０２の先のコイル０６の終端部
が切断位置０３に米たときにラインを一旦停止してこれ
を切断しローツレベラ０４等を介して溶接装置０５に送
る一方、コイルカーＯ１によってコイルホルダ０１に供
給される新たなコイル０７の始端部もこの切断装置０３
で切断して溶接装置０５に送ることが行われており、必
ず加工ラインの停止を必要とし生産能率の低下やライン
停止にともなう不良部分の増大を招くという欠点がある
。

本発明はかかる従来の欠点を解消し、コイルを順次送給
し、このコイルを走行させながら接合できるコイルの連
続供給装置の提供を目的とする。かかる目的を達成する
本発明の構成はコイルの供給ライン入側に該供給ライン
前後方向に並設され交互にコイルを巻き戻しながら供給
するコイル時期装置と、このコイル時期ｉｔへ交互にコ
イルを移送する移送装置と、前記コイル時期装置から交
互に供給されるコイルｔ−走行しながら接合する中継ぎ
装置とからなること全特徴とする。

以下、本発明にかかるコイルの連続供給装置を電縫管の
製造ラインに適用した一実施例に基づき詳細に説明する
っ 本実施例は、その概略構成を表わす第２図に示すように
、コイル１を予め前処理、例えば圧延不良部分を切断す
る等のコイル前処理装置２と、処理されたコイルｉｔ−
所定の位置に移送する移送装置３と、移送されたコイル
１（ｉ−交互に送給すると共に一方のコイル１を時期状
態に保持する時期装置４と、交互に送給されるコイルｌ
の先行ストリップと後行ストリップとｔ″走行たまま接
合する走行中継ぎ装に５とでなるものであろう コイル前処理装置１２としては圧凪されたストリップが
巻き取られたコイル１の先熾不良部分を切断するコイル
外周端部切断装置ｔカニあり、その構造は、第３図に示
すように、コイル１−載置されるコイル支持台ｌＯ上に
は、一対の水平ローラｌｌが回転自在に取付けられてお
り、そのうちの一方の水平ローラ１１には図示しない駆
動源が連結され、コイルｌを転動させることができるよ
うになっている。基台１２上にはアーム１３０基端部が
枢着されると共に基台１２とアーム１３の中央部との間
にアーム回動用油圧シリンダ１４が介装されている。さ
らに、アーム１３の先端部にはコイルｌの上端外周に当
接するコイル駆動ローラ１５が取付けられ、ローラ駆動
モータ１６およびチェーンで駆動されるようになってい
る。

また、コイル１を挟んでアーム１３の反対１１１に拭コ
イルの脱落全防止するコイル脱落防止用押えローラ１７
が昇降およびコイルに対して接近離反移動自在に設けで
あるう 基台１２にはコイルｌの外周端部が導ひ力蔦れる受台１
９の基端部が枢着され、基台１２とこの受台１９の中央
部との間に介装された受台回動用油圧シリンダ２０で揺
動させるようになっている。また、受台１９内には受台
１９の長手方向に沿ってコイルｌの外周の接線方向に往
復動自在の喫状をなす引き杖がし用ナイフ２１ｉ先端に
具えたナイフ駆動用油圧シリンダ２２が組付けられてい
る。

一方、アーム１３の中央部にはコイル１の外周端部を受
台１９に固定するための押え部２３を先端に具えたスト
リップ固定用油圧シリンダ２４が下向きに取付けられて
いる。また、ストリップ固定用油圧シリンダ２４とコイ
ル駆動ローラ１５との間のアーム１３にはコイルｌの軸
方向と平行なりロスレール２５が配設されると共にラッ
ク２６が並設しておる。このクロスレール２５にコイル
ｌの幅方向に往復動する切断機２７が装着してあり、こ
の切断機２７に組付けられた走行用モータ２８で駆動さ
れるビニオン２９ｔ−ラック２６に噛み合わせることで
切断機２７全走行する。この切断機２７にはプラズマ切
断トーチ３０が駆動装置３１により昇降自在に取付けら
れると共に冷却用のシャワーノズル３２が近傍に組付け
られている。

したがって、コイルＩｔコイル支持台ｌＯに載置し、ア
ーム１３ｔ−回動させてコイル駆動ロー９１５を当接さ
せると共にコイル脱落防止用押えローラ！７でコイルｌ
を押える。こののち、ナイフ駆動用油圧シリンダ２２を
作動して引きはがし用ナイフ２１の先端をコイルｌの外
周に当接させると共に受台回動用油圧シリンダ２０でコ
イルｌに押圧させておき、ナイフ駆動用油圧シリンダ２
２を芒らに伸長しながらコイルｌの外周端部音引き出す
ようコイル駆動ローラ１５１ｋｉ動して引きはがし受台
１９に導く。そして、所定長さコイルｌの外周端部を引
き出したのち引きはがし用ナイフ２１を引き戻すと共に
ストリップ固定用油圧シリンダ２４ｔｌ−作動して固定
する。この後、プラズマ切断トーチ３０およびシャワー
ノズル３２を作動させてコイルｌの幅方向に切断機’２
７ｔ−走行させて切断を行う。切断後の切断片祉受台１
９に沿って落下して図示しないシュートに入るようにな
っている。

こうして前処理がな“されたコイル１はコイル供給ライ
ンの入口側に設置された時期装置４として句コイルホル
ダまで移送する必要があり、移送装置３が設けである。

移送装置３としては、重量物の運搬に適するものとして
知られている上下動と送シ移動とｔ組合せたウオーキン
グビーム型コンベア４ｏがコイル供給ラインと直角方向
に設置されると共にこのウオーキングビーム！！Ｉ！コ
ンベア４００出側に祉コイルｌｔ受けて供給ライン前後
に位置する２台のコイルホルダ４２．４３間を移動する
コイルカー４１がレール上を走行するよう設置しである
。このコイルカー４１杖コイルホルダ４２の一方のコイ
ル１がなくな９他方のコイルホルダ４３のコイルが供給
されると、なくなったコイルホルダ４２にコイルを補充
スるものであり、交互に前後動をくり返すこととなる。

尚−移送装［３としては図示したウオーキングビーム型
コンベア４０とこれと直交する方向に移動するコイルカ
ー４１とで構成するものに限らず、ローラコンベアとコ
イルカー４１とを組合せたり、２つの直交するウオーキ
ングビー・ム型コンベアやローラコンベアとすることも
可能であり、コイルカーをあらゆる方向に自走できるよ
うにしコイルカーのみで構成することもできるが、供給
ライン後方のコイルホルダ４３のコイルを使用している
鳴音にもこのコイルの下側を利用して前方のコイルホル
ダ４２に予備のコイルを供給できるものでなければなら
ない。

次に、コイル１の使用にともなって交互にコイル１ｆ：
供給すると共に一方のコイルを時期状態とする時期装置
４としてコイル供給ライン、すなわち、電縫管の製造ラ
インと同一方向の前後に２台のフィルホルダ４２．４３
が並設しである。このコイルホルダ４２　、４３ハコイ
ルｌが取付けられる取付軸４４およびこれを回転駆動し
てコイル１七巻き戻す駆動機構４５１に具えている。ま
た、２台のコイルホルダ４２．４３の問およびコイルホ
ルダ４２の前方に設置されフィルｌのまきぐせをとるロ
ーラレベラ４６とコイルホルダ４２との間には、図示省
略し九がコイル１を案内するガイドが設置しである。

次に、コイルホルダ４２．４３から交互に送られてくる
ストリップを電縫管の製造ラインを停止せずに接合する
ための走行式のコイル中継ぎ装置５について説明する。

このコイル中継ぎ装置５は、第４図にその側面を示すよ
うに、ローラレペラ４６と電縫管の成形ヤードの八ｍま
での間に２本のレール５０が敷設してあり、このレール
５０上に走行台車５１が載置される。そして、走行台車
５１に組込まれた駆動モータ５２に一方の車軸が連係名
　〜れて走行される。尚、レール５０と平行にラックを
敷設し、これに駆動モータで駆動されるビニオンを噛み
合わせてスリップすることなく走行するようにしても良
い。この走行台車５１のストリップｌａの入側の通板ラ
イン下部に拡前後方向に摺動可能にテーブル５３が設け
てあり、その下側には走行台車５１側に取付叶たテーブ
ル駆動用油圧シリンダ５４が連結されテーブル５３を前
後方向に移動する。このテーブル５３にはストリップｌ
ａの側端を案内して位置決めする前後二対の入側サイド
ガイド５５が設け１あυ、この入側サイドガイド５５の
前後にはストリップｌａを上下に挾んで固定するための
入側クランプ装置５６が設けである。

この入側クランプ装置５６はテーブル５３上に設けられ
た固定部５６ａと、テーブル５３上の支持枠５７に取付
けられたクランプ用シリン゛ダ５６ｂと、その先端に取
付けた押え部５６ｃとからなっている。このテーブル５
３の前部ニは上下動可能に枠部材５８が設けてあり、こ
の枠部材５８にストリップ１ｍの供給方向に対し直角を
なす水平送りねじ軸５９が取付けてあり、この送りねじ
軸５９に入側切断装置として複数の切断トーチ６０が等
間隔に螺合してあり、送９ねじ軸５９の端部に連結した
モータによってストリップＩＢの幅方向に移動するよう
になつている。尚、ここでは切断トーチ６０をテーブル
５３側に設けたが走行台車５１側に設けても良い。

一方、走行台車５１の上部におけるストリップ１ｍの出
側にも、ストリップｌａの幅方向に移動してストリップ
ｌａＯ側端を案内位置決めする前後二対の出側サイドガ
イド６１が設けてあり、これらの前後にはストリップｌ
ａを上下方向に挟んで固定するための出側クランプ装置
６２が設けである。出側クランプ装置６２は、入側り２
ンプ装置５６と同様に固定部６２ａと、クランプ用シリ
ンダ６２ｂと、押え部６２ｃとからなっている。また、
走行台車５１の出側クランプ装置６２の後側には、上下
動可能に支持枠６３が設けてあり、この支持枠６３にス
トリップ１の供給方向に対し直角をなす水平な送りねじ
軸６４が取付けである。この送りねじ軸６４には出側切
断装置として複数の出側の切断トーチ６５がを井４（螺
合されると共にこれら各切断トーチ６５の近傍に溶接ト
ーチ６６が設けてあり、送りねじ軸６４の端部に連結し
たモータ６７によりストリップ１ａの幅方向に移動する
ようになつ１いる。尚、第５図では切断トーチ６５のみ
を示しである。また、切断トーチとしては効率の面から
プラズマ切断トーチが好ましいがガス切断トーチの使用
も可能である一方、機械的な切削装置でも良い。

一方、走行台車５１の走行中、走行台車５１前後のスト
リップｌａ、ｌｂを支える必要があるが、このため走行
範囲の両端にスプロケット６８が設けられると共に走行
範囲の両側に支持レールが設置してあり、両端に支持レ
ール上を走行するガイド車輪を具え中央部にローラ６９
を具えたチェーン７０がスズロケット６８間に掛は渡さ
れてお９、チェーン７０の端部がそれぞれ走行台車５１
の前後部に係留しである。したがって、走行台車５１の
走行前部および後部にそれぞれローラテーブルが形成さ
れることとなる。

次に、かように構成された中継ぎ装置の作用とともにコ
イルの連続供給装置によるコイルの連続供給について説
明する。

供給中のコイルｌの残シが少なくなると、これが検出さ
れ、この検出信号を受けてストリップｌａの送シ速度が
遅くされる（例えば５０ｍ／順→２０　ｖｎ／ＮＲ）。

中継ぎ装置５はこのとき移動範囲の始端、つま９０−ツ
レペラ４６側に時期してお９、入側および出側のサイド
ガイド５５．６１及びフラング装置５６．６２は解放状
態となっているうそして、中継ぎ装置５内にストリップ
ｌａの後端が入って来ると、出側サイドガイド６１が作
動してストリップｌａのセンタリングを行ない、更に後
端のある位置の通過を検出して出側クランプ装置６２が
作動しストリップｌａを所定の位置でクランプする。こ
のクランプ状態では先行ストリップｌａの後端部が出側
の切断トーチ６５に切断部分が位置することとなる。こ
の２ランプと同時に走行台車５１は駆動モータ５２によ
り低速度となったストリップｌａの送り速度と同顕して
走行する。

一方、時期装置４の前方のコイルホルダ４２のコイルｌ
かなくなると、ローラレベラ４６の近傍にストリップの
先端が位置し１待期状態の後方のコイルホルダ４３に装
着しであるコイル１′がさらに、巻き戻されて後行スト
リップ１ｂとして高速で供給されて中継ぎ装置５に追い
つき装置内に入る。この後行ストリップｌｂが装置に入
って来ると、これを検出し、この検出信号により入側の
サイドガイド５５が作動して後行ストリップ１ｂのセン
タリングを行ない、先端がある位置、すなわち、先端が
入側の切断トーチ６０より前方に来ると、それを検出し
て入側クランプ装置５６が作動し、後行のストリップｌ
ｂがクランプされる。

こののち、先行ストリップ１ａおよび後行ストリップｌ
ｂがそれぞれ切断トーチ６５　、６０によりプラズマ切
断がなされ接合に必要な開先が加工される。尚、この切
断は複数の切断トーチで行なわれ極く短時間で完了する
つ こうして切断がなされたのち、走行台車５１後部のテー
ブル５３を前方に押し出し、入側クランプ装置５６でク
ランプしたままの後行ストリップｌｂを先行ストリップ
ｌａに突き合わせ溶接可能な状態とする。この後行スト
リップｌｂの押し出しの際には、コイルホルダ４３、ロ
ーラレベ２４６等のストリップ供給系も後行ストリップ
ｌｂを送り出すよう作動される。

こののち溶接トーチ６６により先行ストリップ１ａと後
行ストリップｌｂの突き合せ部分が溶接場れるが、溶接
の場合も切断の場合と同様に複数（図示例では４本）の
溶接トーチで溶接するので極く短時間で完了する。尚、
溶接方法としてはプラズマ溶接法が効率的に好ましいが
他の溶接法も適用できる。

こうして先行ストリップｌａと後行ストリップｌｂとの
接合がなされるが、接合作業中等走行台車５１の走行中
、ストリップｌａ、ｌｂは走行台車５１前後のローラテ
ーブルで支持される。

溶接完了後は、入側および出側のクランプ装置５６．６
２及びサイドガイド５５．６１が解放され、ス）　ＩＪ
ツブは通常の速度に増速される一方、走行台車５１は元
の位置に戻り、次の接合作業にそなえる。

また、時期装置４の前方のコイルホルダ４２にはコイル
カー４１から新たなコイルが供給されると共にその先端
がローツレベラ４６近傍まで送られて時期状態となって
いるつ こｔして一方のコイルがなくなると他方のコイルが供給
され、これを互に接合して供給するのでコイルの連続供
給ができる。

で説明したが、圧延巻き取り段階等ですでに圧延不良部
分を切除しであるコイルを用いることで前処理装置を省
くようにしても良い。

以上、実施例とともに具体的に説・明したように本発明
によれば、時期装置や中継ぎ装置へのコイルの供給を移
送装置により連続して行なうことができると共に中継ぎ
装置にょシ先行ストリップと後行ストリップとを供給ラ
インを停止せずに１先加工して溶接接合することができ
後工程作業、例えば電縫管の製造が中断することなく連
続して行なえる。また、コイルの残量やス）　ＩＪツブ
の位置や通過を検出する検出器をそれぞれ装備すればコ
イルの供給から接合までを完全自動化することも可能と
なるつ

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のコイル供給装置の概略構成図、第２図は
本発明のコイルの連続供給装置の一実施例にかかる概略
構成を示す斜視図、第３図はコイルの外周端部切断装置
の正面図、第４図および第５図は走行式の中継ぎ装置に
かかるｌｌ１１面図および溶接トーチ部分の正肉図であ
る。 図面中、 １　、１’はコイル、 ｌａ、ｌｋ）は先行および後行ス）　ＩＪツブ、２はコ
イル前処理装置、 ３は移送装置、 ４は時期装置、 ５は走行中継き゛装置、 ４０はウオーキングビーム型コンベア、４１はコイルカ
ー、 ４２．４３はコイルホルダ、 ４６鉱ローラレベラ、 ５１は走行台車、 ５３はテーブル、 ５４はテーブル駆動用油圧シリンダ、 ５５．６１は入札および出側のサイドガイド、５６．６
２は入側および出側のクランプ装置、６０．６５は切断
トーチ、 ６６は溶接トーチである。 特許出願人　三菱ｌ工業株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. コイルの供給ライン入側に該供給ライン前後方向に並設
   され央交互にコイルを巻き戻しながら供給するコイル時
   期装置と、このコイル時期装置へ交互にコイルを移送す
   る移送装置と、前記コイル時期装置から交互に供給され
   るコイルを走行しながら接合する中継ぎ装置とからなる
   ことを特徴とするコイルの連続供給装置つ