JPS59167616A - 気化式灯油燃焼装置 - Google Patents
気化式灯油燃焼装置Info
- Publication number
- JPS59167616A JPS59167616A JP4351183A JP4351183A JPS59167616A JP S59167616 A JPS59167616 A JP S59167616A JP 4351183 A JP4351183 A JP 4351183A JP 4351183 A JP4351183 A JP 4351183A JP S59167616 A JPS59167616 A JP S59167616A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating film
- evaporating surface
- combustion device
- inorganic coating
- vaporizing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Spray-Type Burners (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上のｆ１１用分野
本発明は気化式灯油燃焼装置の気化面Ｖこ関するもので
ある。
ある。
従来例の構成とその問題点
従来の気化式灯油燃焼装置の気化面はアルミタイキャス
トや機械加工した平滑な全尿面で、３００℃以下の核沸
騰温度域で気化させていた。このタイプの装置は構造が
簡単で、燃焼制御か容タフにできるという特徴がある反
面、気化面にター／しがたい積し、気化面から燃料への
熱移動が低下し、気化速度が低下し、脈動を起したり、
着火、消火時に白煙、臭気を発生したりして安定燃焼が
阻害されるという問題があった。特に変質油、重質油な
どの不純物（過酸化物、有機酸、ガム分、硫黄分）全含
む燃料を使用すると短時間の燃・暁で多量のタールがた
い積するという問題がａった。
トや機械加工した平滑な全尿面で、３００℃以下の核沸
騰温度域で気化させていた。このタイプの装置は構造が
簡単で、燃焼制御か容タフにできるという特徴がある反
面、気化面にター／しがたい積し、気化面から燃料への
熱移動が低下し、気化速度が低下し、脈動を起したり、
着火、消火時に白煙、臭気を発生したりして安定燃焼が
阻害されるという問題があった。特に変質油、重質油な
どの不純物（過酸化物、有機酸、ガム分、硫黄分）全含
む燃料を使用すると短時間の燃・暁で多量のタールがた
い積するという問題がａった。
発明の目的
本発明はこのような従来の問題点を解決するもので、気
化面にタールのたい＠を防ぎ、長期間安定燃焼が行われ
るようにすることを目的とするものである。
化面にタールのたい＠を防ぎ、長期間安定燃焼が行われ
るようにすることを目的とするものである。
発明の構成
この目的を達成するために本発明は、全１．４．気化面
全炭化水素分解触媒を含有する無機塗膜で被覆するとと
もに、この塗膜表ｄｎ Ｋさらに炭化水素分解触媒を担
持するとともに、気化［７１ｉ温度を灯油の膜沸騰温度
以上に制御する構成としたものでｆりる。
全炭化水素分解触媒を含有する無機塗膜で被覆するとと
もに、この塗膜表ｄｎ Ｋさらに炭化水素分解触媒を担
持するとともに、気化［７１ｉ温度を灯油の膜沸騰温度
以上に制御する構成としたものでｆりる。
このような構成にすることにより、次に述べる作用によ
りたい債するター／Ｉ／量が極めて少なくなる。
りたい債するター／Ｉ／量が極めて少なくなる。
（１）気化面温度を膜沸騰温度以上とすることにより灯
油は粒状となって電化ｒｆｆｉｆ運動しながら気化する
ため、ター１ｖ性不純物も同時ｙｔｃｚ化し、気化面に
たい積するタール性不純物は減少し、クー／Ｉ／量が減
少する。
油は粒状となって電化ｒｆｆｉｆ運動しながら気化する
ため、ター１ｖ性不純物も同時ｙｔｃｚ化し、気化面に
たい積するタール性不純物は減少し、クー／Ｉ／量が減
少する。
（２）灯油中のター１ｖ性不純物は、飽和炭化水素。
不飽和炭化水素全生成分とし、副成分として工ｙ、 ｙ
ｔｖ 、 有機ｅ 、 ！酸化％ｒ 、ナフテン酸、
フェノール系化合物、硫黄化合物を含む徘雑な混合物で
あるが１５０〜４２５℃において徐々に分解し、５００
℃前後で酸化反応を起して燃焼する。ところがター１ｖ
性不純物は炭化水素分解触媒と接触すると３００℃前後
で酸化反応を起して燃焼するため、気化面温度を膜沸１
協温度以上とすることによりタールのたい積置は減少す
る。
ｔｖ 、 有機ｅ 、 ！酸化％ｒ 、ナフテン酸、
フェノール系化合物、硫黄化合物を含む徘雑な混合物で
あるが１５０〜４２５℃において徐々に分解し、５００
℃前後で酸化反応を起して燃焼する。ところがター１ｖ
性不純物は炭化水素分解触媒と接触すると３００℃前後
で酸化反応を起して燃焼するため、気化面温度を膜沸１
協温度以上とすることによりタールのたい積置は減少す
る。
（３）炭化７Ｊ（素分解触媒は無機塗膜中に混合すると
ともに塗膜表面にも担持する構成とすることによりクー
／Ｖ性不純物を効果的に分解し、たい積グーＪＶ量全減
少する。
ともに塗膜表面にも担持する構成とすることによりクー
／Ｖ性不純物を効果的に分解し、たい積グーＪＶ量全減
少する。
（４）無機０ねに金属と比較するとふぐ剤率が高いため
油滴に列する加熱効果か高く、蒸発速度を速める。
油滴に列する加熱効果か高く、蒸発速度を速める。
実施例の説明
以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
（実施例１）
第１図において１〜３は円筒状のモーターケースとバー
ナーケースと燃焼筒で、この順に連結されている。４は
モークーケーク１内に設置したモーターで、軸はバーナ
ーケース２内の円錐形状のコーン５１円形状振り切り板
６．かくはん羽根７と連結している。８はバーナーケー
ス２内に設置した円筒状の気化筒で、熱伝導性の高いア
・ルミニウムで（有底した。９は気化筒８内に埋設した
電電ヒーター、１０は気化面温度検出素子である。
ナーケースと燃焼筒で、この順に連結されている。４は
モークーケーク１内に設置したモーターで、軸はバーナ
ーケース２内の円錐形状のコーン５１円形状振り切り板
６．かくはん羽根７と連結している。８はバーナーケー
ス２内に設置した円筒状の気化筒で、熱伝導性の高いア
・ルミニウムで（有底した。９は気化筒８内に埋設した
電電ヒーター、１０は気化面温度検出素子である。
１１けバーナーケース２内においてモーター軸の中程に
取付は固定したターボファンで、バーナーケース２内に
固定したガイド羽根１２と組み合せて起風室を構成して
いる。
取付は固定したターボファンで、バーナーケース２内に
固定したガイド羽根１２と組み合せて起風室を構成して
いる。
上記構成において、燃焼開始にあたっては、まず電気ヒ
ーター９に通電し、気化筒８を加夕）する。
ーター９に通電し、気化筒８を加夕）する。
通電により３５０℃以」二まで気化筒８の４１１１瓜が
上列すると、温度検出素子１０で気化面温度を検知し、
モーター４が始動し、コーン６、振り切り板６、かくは
ん羽根７が回転する。久−ポファン１１が風圧を起生ず
ると、１次および２次の燃ル□ム用空気が気化筒２の内
外を流扛る。送風開始と同時に燃料ポンプが作動し、燃
料が供結バイ１１４ケ通ってコーン５上に供給され、振
り切り板６．がくはん羽根７を経て微粒油滴となり気化
面１５に向って飛散する。
上列すると、温度検出素子１０で気化面温度を検知し、
モーター４が始動し、コーン６、振り切り板６、かくは
ん羽根７が回転する。久−ポファン１１が風圧を起生ず
ると、１次および２次の燃ル□ム用空気が気化筒２の内
外を流扛る。送風開始と同時に燃料ポンプが作動し、燃
料が供結バイ１１４ケ通ってコーン５上に供給され、振
り切り板６．がくはん羽根７を経て微粒油滴となり気化
面１５に向って飛散する。
一方気化筒２内には１次空慨が送られているので気化し
た灯油と混合ζ扛で混合ガス流となりバーナーヘッド１
２を通り抜け、燃焼炎１３となる。
た灯油と混合ζ扛で混合ガス流となりバーナーヘッド１
２を通り抜け、燃焼炎１３となる。
気化筒１６け厚さ３０ミクロンの１０重量％の二酸化マ
ンガンを含有するりん酸塩系無機塗膜層であり、その表
面には硝酸マンガン水溶液を塗装焼付して二酸化マンガ
ンを担持したものである。気化筒の構成および灯油の気
化状態のモデルを第２図に示した。同図において８はア
ルミニウム気化筒、１６はりん酸塩系無機塗膜、１了は
二酸化マンガン、１８は油滴であり、気化筒１５上を運
動しなから気化していく。
ンガンを含有するりん酸塩系無機塗膜層であり、その表
面には硝酸マンガン水溶液を塗装焼付して二酸化マンガ
ンを担持したものである。気化筒の構成および灯油の気
化状態のモデルを第２図に示した。同図において８はア
ルミニウム気化筒、１６はりん酸塩系無機塗膜、１了は
二酸化マンガン、１８は油滴であり、気化筒１５上を運
動しなから気化していく。
本実施例の気化筒のふく射率は０．９でらった。
内径８４Ｍの気化筒８に全酸価０．１の変質灯油２２７
ｏｍｌ／ Ｈｒ の割合で供給しながら連続燃焼し気
化面１６にたい積するタール量を重量法で測定すると第
３図の曲線人に示す結果が得らｎた。
ｏｍｌ／ Ｈｒ の割合で供給しながら連続燃焼し気
化面１６にたい積するタール量を重量法で測定すると第
３図の曲線人に示す結果が得らｎた。
この時の気化面温度は３５０℃であった。
同図において曲線Ｂは従来例で、気化面１５は機械加工
した平滑なアルミニウムでそのふく射率は０．１であり
、気化面１６の温度は３５０℃でめった。同図より本実
施例の気化式灯油燃焼装置のタールたい＠量は１００時
間で従来例のＩＡに減少した。
した平滑なアルミニウムでそのふく射率は０．１であり
、気化面１６の温度は３５０℃でめった。同図より本実
施例の気化式灯油燃焼装置のタールたい＠量は１００時
間で従来例のＩＡに減少した。
（実施例２）
実施例１と同じ形状、寸法の鉄製慨化筒の気化面に厚さ
３０ミクロンのけい酸塩無機塗膜層であり、その表面に
は塩化白金酸水溶液をφ装焼例して白金触媒を担持した
ものでるる。
３０ミクロンのけい酸塩無機塗膜層であり、その表面に
は塩化白金酸水溶液をφ装焼例して白金触媒を担持した
ものでるる。
本実施例の気化面のふく射率は０．９で８った。
実施例１と同条件でクール生成量′（ｌｌ−測定すると
第３図曲線Ｇｐこ示すように１００１ｔ９１ｊ１で・従
来例の衿に減少した。
第３図曲線Ｇｐこ示すように１００１ｔ９１ｊ１で・従
来例の衿に減少した。
発明の効果
本発明の気化式灯油燃焼装置によれば、金属気化筒の気
化面を炭化水素酸化触媒を含有する無機塗膜で被覆し、
この塗膜表面に炭化水素酸化触媒を担持するとともに、
気化面温度を膜沸＆温度以上に制御することにより、灯
油の蒸発速度を高め、灯油中のター／ｖｌ’ｌＥ不純物
の酸化反応を促進することによりタール生成量が著しく
減少するという効 。
化面を炭化水素酸化触媒を含有する無機塗膜で被覆し、
この塗膜表面に炭化水素酸化触媒を担持するとともに、
気化面温度を膜沸＆温度以上に制御することにより、灯
油の蒸発速度を高め、灯油中のター／ｖｌ’ｌＥ不純物
の酸化反応を促進することによりタール生成量が著しく
減少するという効 。
果が得ら几る。
第１図は本発明の一実施例にかかる気化式灯油燃焼装置
の構成図、第２図は同篭化面における灯油の気化状態を
示す図、第３図は同装置の効果を説明する％注口でらる
。 ８・・・・・・金属気化筒、１６・・・・・・無機塗膜
、１７・・・・・炭化水素酸化触媒。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第１
図 第２図 ／８ ６９− 第３図 ０ ５０ １００ 、１５θ メ然°λジヒ１ｒザ１ 開 （Ｈと）
の構成図、第２図は同篭化面における灯油の気化状態を
示す図、第３図は同装置の効果を説明する％注口でらる
。 ８・・・・・・金属気化筒、１６・・・・・・無機塗膜
、１７・・・・・炭化水素酸化触媒。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第１
図 第２図 ／８ ６９− 第３図 ０ ５０ １００ 、１５θ メ然°λジヒ１ｒザ１ 開 （Ｈと）
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 （１）金属気化面を灰化水素酸化触媒金含有する無機塗
膜で被覆するとともに、この塗膜表面に炭化水素酸化触
媒を担持し、気化面溝１度を膜沸胱温度以上に制御する
構成とした気化式灯油燃焼装置。 （２）金Ｒ気化面としてアルミニウムｌ Ｉｔ ｌ ＞
１’Ｑ ＋アルミニウム処理凭ｉ板又はニッケルの君ｔ
がら選んだ特許請求のｉＩｆ￥囲第１項記教の気化式灯
油燃焼装置。 ゛（３）炭化水素分解触媒としてマンガン酸化物、マン
ガン複合酸化物又は白金属元素の群から選んだ特許請求
の範囲第１項記載の気化式灯油燃焼装置。 （４）無優墜膜としてけい酸塩系無機塗膜、りん酸塩系
無機塗膜の群から選んだ籍許請求の範囲第１項記載の気
化式灯油燃焼装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4351183A JPS59167616A (ja) | 1983-03-15 | 1983-03-15 | 気化式灯油燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4351183A JPS59167616A (ja) | 1983-03-15 | 1983-03-15 | 気化式灯油燃焼装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59167616A true JPS59167616A (ja) | 1984-09-21 |
Family
ID=12665755
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4351183A Pending JPS59167616A (ja) | 1983-03-15 | 1983-03-15 | 気化式灯油燃焼装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59167616A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6669469B2 (en) * | 2001-02-21 | 2003-12-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Catalyst combustion device and method of producing frame body portion thereof |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5659107A (en) * | 1979-10-16 | 1981-05-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Liquid fuel combustor |
| JPS56119409A (en) * | 1980-02-25 | 1981-09-19 | Mitsubishi Electric Corp | Combustion apparatus |
-
1983
- 1983-03-15 JP JP4351183A patent/JPS59167616A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5659107A (en) * | 1979-10-16 | 1981-05-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Liquid fuel combustor |
| JPS56119409A (en) * | 1980-02-25 | 1981-09-19 | Mitsubishi Electric Corp | Combustion apparatus |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6669469B2 (en) * | 2001-02-21 | 2003-12-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Catalyst combustion device and method of producing frame body portion thereof |
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