JPS5916667Y2 - ガス制御器の過熱防止装置 - Google Patents
ガス制御器の過熱防止装置Info
- Publication number
- JPS5916667Y2 JPS5916667Y2 JP10257178U JP10257178U JPS5916667Y2 JP S5916667 Y2 JPS5916667 Y2 JP S5916667Y2 JP 10257178 U JP10257178 U JP 10257178U JP 10257178 U JP10257178 U JP 10257178U JP S5916667 Y2 JPS5916667 Y2 JP S5916667Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- valve body
- electromagnet
- prevention device
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Temperature-Responsive Valves (AREA)
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
- Control Of Combustion (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はガス制御器の過熱防止装置に関するものであ
る。
る。
従来、燃焼部に臨ませた熱電対等の加熱端子に生じる熱
起電力で励磁される電磁石に対向して吸着板を設け、該
吸着板に連結した弁杆の先端に弁体を設けた熱電気式安
全弁が安全装置としてガス器具の最も上流の位置に設置
されており、熱交換器の空だき防止や器具内の異常温度
上昇を防止する手段として、バイメタルスイッチや温度
ヒユーズを温度検出個所に設置し、かかるバイメタルス
イッチや温度ヒユーズを上記加熱端子と電磁石回路との
間に直列に接続する方法が一般的である。
起電力で励磁される電磁石に対向して吸着板を設け、該
吸着板に連結した弁杆の先端に弁体を設けた熱電気式安
全弁が安全装置としてガス器具の最も上流の位置に設置
されており、熱交換器の空だき防止や器具内の異常温度
上昇を防止する手段として、バイメタルスイッチや温度
ヒユーズを温度検出個所に設置し、かかるバイメタルス
イッチや温度ヒユーズを上記加熱端子と電磁石回路との
間に直列に接続する方法が一般的である。
しかし、バイメタルスイッチや温度ヒユーズを接続する
と電磁石回路の抵抗が増加するためガス器具内のすべて
の個所の温度を検出することはできず、また制御器内に
バイメタルスイッチや温度ヒユーズを設けることもでき
ないので制御器内の温度を検出することはできなかった
。
と電磁石回路の抵抗が増加するためガス器具内のすべて
の個所の温度を検出することはできず、また制御器内に
バイメタルスイッチや温度ヒユーズを設けることもでき
ないので制御器内の温度を検出することはできなかった
。
そのため、上記手段では制御器内の異常温度上昇によっ
て弁体、カムおよびシール材に用いられる樹脂やゴム材
などが熱破損されて制御不能となり、最悪の場合にガス
漏れ等の事故を生ずる危険を防止することはできなかっ
た。
て弁体、カムおよびシール材に用いられる樹脂やゴム材
などが熱破損されて制御不能となり、最悪の場合にガス
漏れ等の事故を生ずる危険を防止することはできなかっ
た。
この考案は上記熱電気式安全弁に、設定温度に達すると
、上記電磁石の吸着力に抗して弁体を閉弁方向に押圧し
て閉成させる偏位を生じるバイメタルを設置して制御器
内の異常温度上昇を防止しようとするものである。
、上記電磁石の吸着力に抗して弁体を閉弁方向に押圧し
て閉成させる偏位を生じるバイメタルを設置して制御器
内の異常温度上昇を防止しようとするものである。
以下に図面を用いて具体的に説明する。
図面の制御器１はケーシング０１内に網袋した操作軸０
２の回動により該操作軸０２に装備されたカム２が回動
し、弁座９に支承された押圧杆３を駆動して熱電気式安
全弁を開成させる。
２の回動により該操作軸０２に装備されたカム２が回動
し、弁座９に支承された押圧杆３を駆動して熱電気式安
全弁を開成させる。
熱電気式安全弁は伝導棒１０先端の加熱端子に生じる熱
起電力により励磁される電磁石７に対向して吸着板６が
電磁石ケース１２内に設けられ、該吸着板６に連結した
弁杆５の先端に弁体４が設けられ、該弁体４の背面に常
時閉弁方向に付勢するバネ１１が配されて構成されてい
る。
起電力により励磁される電磁石７に対向して吸着板６が
電磁石ケース１２内に設けられ、該吸着板６に連結した
弁杆５の先端に弁体４が設けられ、該弁体４の背面に常
時閉弁方向に付勢するバネ１１が配されて構成されてい
る。
８は電磁石ケース１２の側壁前方に一端を固定された小
片のバイメタルで、複数個設けられており、設定温度に
達すると、弁体４を閉弁方向に押圧する偏位を生じる。
片のバイメタルで、複数個設けられており、設定温度に
達すると、弁体４を閉弁方向に押圧する偏位を生じる。
点火行程時にカム２は所定の角度回動し、押圧杆３を駆
動して弁体４を開成させ、ここで弁体４は背面のバイメ
タル８と間隙を有している（第２図参照）。
動して弁体４を開成させ、ここで弁体４は背面のバイメ
タル８と間隙を有している（第２図参照）。
上記加熱端子が加熱され、電磁石７が励磁されて吸着板
６が吸着後、何らかの押圧解除機構によりカム２は逆回
動して弁体４への押圧は解除され、熱電気式安全弁は不
意の消火時に電磁石７が消磁して弁体４が閉成してガス
の供給を停止する安全器として働く。
６が吸着後、何らかの押圧解除機構によりカム２は逆回
動して弁体４への押圧は解除され、熱電気式安全弁は不
意の消火時に電磁石７が消磁して弁体４が閉成してガス
の供給を停止する安全器として働く。
ここで、何らかの原因で制御器が異常加熱され制御器内
の温度が設定温度に達すれば、バイメタル８が弁体４を
閉成方向に押圧する偏位を生じ、電磁石７の吸着力に抗
して弁体４は閉成されてガスの供給が停止される。
の温度が設定温度に達すれば、バイメタル８が弁体４を
閉成方向に押圧する偏位を生じ、電磁石７の吸着力に抗
して弁体４は閉成されてガスの供給が停止される。
もちろん、この考案は図例に限定されるものではなく、
各ガス器具の条件に最適のバイメタル、およびその設置
位置、設置温度は適宜決定されるものである。
各ガス器具の条件に最適のバイメタル、およびその設置
位置、設置温度は適宜決定されるものである。
この考案の特徴的な機能は次の諸点である。
この考案は熱電気式安全弁に異常温度上昇時に弁体４を
閉成させる偏位を生じるバイメタル８を設けたことによ
り、制御器内の温度を直接検出することができるもので
、制御器内に使用されているゴムや樹脂材の熱破損を未
然に防止することができるものである。
閉成させる偏位を生じるバイメタル８を設けたことによ
り、制御器内の温度を直接検出することができるもので
、制御器内に使用されているゴムや樹脂材の熱破損を未
然に防止することができるものである。
また、従来の加熱端子と電磁石回路との間に直列にバイ
メタルスイッチや温度ヒユーズを接続する加熱防止装置
と容易に併用することができるので、器具内のみならず
、制御器内の異常温度上昇を防止して二重の安全が保障
されるものである。
メタルスイッチや温度ヒユーズを接続する加熱防止装置
と容易に併用することができるので、器具内のみならず
、制御器内の異常温度上昇を防止して二重の安全が保障
されるものである。
また、この考案の過熱防止装置はガス流路の最も上流に
位置する熱電気式安全弁に設けられるものであるから、
この過熱防止装置のみで異常加熱時にガスの供給をすべ
て停止させることができるとともに、簡単な手段で廉価
に得られるので実用的価値が高いなどの効果を奏するも
のである。
位置する熱電気式安全弁に設けられるものであるから、
この過熱防止装置のみで異常加熱時にガスの供給をすべ
て停止させることができるとともに、簡単な手段で廉価
に得られるので実用的価値が高いなどの効果を奏するも
のである。
図面はこの考案の実施例を示す要部を切欠いた裁断平面
図で、第１図は制御器停止状態、第２図は点火時、第３
図は過熱防止装置が作動した状態を示す。 １・・・・・・ガス制御器、４・・・・・・弁体、５・
・・・・・弁杆、６・・・・・・吸着板、７・・・・・
・電磁石、８・・・・・・バイメタル。
図で、第１図は制御器停止状態、第２図は点火時、第３
図は過熱防止装置が作動した状態を示す。 １・・・・・・ガス制御器、４・・・・・・弁体、５・
・・・・・弁杆、６・・・・・・吸着板、７・・・・・
・電磁石、８・・・・・・バイメタル。
Claims (1)
- 燃焼部に臨ませた加熱端子に生じる熱起電力で励磁され
る電磁石７に対向して吸着板６を設け、該吸着板６に連
結した弁杆５の先端に弁体４を設けた熱電気式安全弁に
、設定温度に達すると、上記電磁石７の吸着力に抗して
弁体４を閉弁方向に押圧して閉成させる偏位を生じるバ
イメタル８を設置したことを特徴とするガス制御器の過
熱防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10257178U JPS5916667Y2 (ja) | 1978-07-26 | 1978-07-26 | ガス制御器の過熱防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10257178U JPS5916667Y2 (ja) | 1978-07-26 | 1978-07-26 | ガス制御器の過熱防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5519973U JPS5519973U (ja) | 1980-02-07 |
| JPS5916667Y2 true JPS5916667Y2 (ja) | 1984-05-16 |
Family
ID=29042279
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10257178U Expired JPS5916667Y2 (ja) | 1978-07-26 | 1978-07-26 | ガス制御器の過熱防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5916667Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-07-26 JP JP10257178U patent/JPS5916667Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5519973U (ja) | 1980-02-07 |
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