JPS59162287A - 改造隔膜電解槽 - Google Patents
改造隔膜電解槽Info
- Publication number
- JPS59162287A JPS59162287A JP58178917A JP17891783A JPS59162287A JP S59162287 A JPS59162287 A JP S59162287A JP 58178917 A JP58178917 A JP 58178917A JP 17891783 A JP17891783 A JP 17891783A JP S59162287 A JPS59162287 A JP S59162287A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrolytic cell
- cathode
- anodes
- finger
- cation exchange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は陽イオン交換膜をフィンガーｍｔＥ解槽に装着
して塩化アルカリ金属の電解を行なう新規な電解槽に関
するものである。
して塩化アルカリ金属の電解を行なう新規な電解槽に関
するものである。
従来苛性ソーダの製造にはアスベスト隔膜を用−た隔膜
法電解槽が使用されている。し７１）シ、アスベスト隔
膜電解槽は生産される苛性ソーダの品質が悪く、５０％
苛注苛性ダ中に通常塩化ナトリウム０．９〜１．２％が
含まれている。この隔膜法苛性ソーダ中の塩化ナトリウ
ムをアンモニア抽出法、水和物法等によって除去するこ
とが出来るが、これら精製法を工業的に実施しようとし
ても、塩化ナトリウムはせいぜい５００〜１０００ ｐ
ｐｍ程度迄し力・精製出来ず、しかも精製費用も比較的
高価である。レーヨン工業用の苛性ソーダは５０％苛性
ンーダ中に塩化ナトリウム２００ ｐｐｌＴ１以下程度
でないと使用出来ないとされている。隔膜法苛性ソーダ
を精製してレーヨン工業で使用出来る苛性ソーダを製造
することはコスト面から見て困難である。
法電解槽が使用されている。し７１）シ、アスベスト隔
膜電解槽は生産される苛性ソーダの品質が悪く、５０％
苛注苛性ダ中に通常塩化ナトリウム０．９〜１．２％が
含まれている。この隔膜法苛性ソーダ中の塩化ナトリウ
ムをアンモニア抽出法、水和物法等によって除去するこ
とが出来るが、これら精製法を工業的に実施しようとし
ても、塩化ナトリウムはせいぜい５００〜１０００ ｐ
ｐｍ程度迄し力・精製出来ず、しかも精製費用も比較的
高価である。レーヨン工業用の苛性ソーダは５０％苛性
ンーダ中に塩化ナトリウム２００ ｐｐｌＴ１以下程度
でないと使用出来ないとされている。隔膜法苛性ソーダ
を精製してレーヨン工業で使用出来る苛性ソーダを製造
することはコスト面から見て困難である。
本発明者等はアスベス１−隔膜法電解槽として通常使用
されているフィンガー型電解権に陽イオン交換膜を装着
して品質の良力苛性ソーダを安価に製造する装置を研究
し１本発明をなすに至った。
されているフィンガー型電解権に陽イオン交換膜を装着
して品質の良力苛性ソーダを安価に製造する装置を研究
し１本発明をなすに至った。
即ち、本発明はフィンガー型アスベスト隔膜電解槽に隔
膜として陽イオン交換膜を装着し、陽極として拡張可能
金属陽極を備え、陽極室に１以上の演壇水抜き出し口を
、陰極室に１以上の住方水入口を追加して設けた改造隔
膜電解槽を内容とするものである。
膜として陽イオン交換膜を装着し、陽極として拡張可能
金属陽極を備え、陽極室に１以上の演壇水抜き出し口を
、陰極室に１以上の住方水入口を追加して設けた改造隔
膜電解槽を内容とするものである。
本発明でいうフィンガー型電解槽とはＪ、Ｓ。
５ＣＯＮＣＥ 編のＣＨＬＯＲ工ＮＥ−工ｔＢ’ １Ｖ
ｊａｒｌｕｆａｃ ｔｌｌｒｏ。
ｊａｒｌｕｆａｃ ｔｌｌｒｏ。
Ｐｒｏｐｅｒｔｉｅｓ Ａｎｄ Ｕｓｅｓ （ＲＥ工Ｎ
ＨＯＬＤ ＰＵＢＬＩＳＨ工１’、ＩＧＣＯＲＰＯＲＡ
ＴＩＯＮ、 ＮＥＷ ＹＯ器、 １９６２ ）の９３頁
に記されているＦｊ−ｎｇｅｒ ｔｙｐｅ ｃｏｎｓｔ
ｒｕｃｔｊ−ｏｎ ｏ）電解槽の他にＦｌａｔｔｅｎｅ
ｃｌ ｔｕｂｅ−ｔｙｐｅＣｏｎｓｔｒｕｃｔｉｏｎの
電解槽をも包含するものとする。現在Ｆｌａｔｔｅｎｅ
ｄ ｔｕｂｅ−ｔｙｐｅ Ｃ０ｎ５ｔｒｕ、ＣｔｉＯｎ
（７） ？［解槽もフィンガー型電解槽と一般に称さ
れている。
ＨＯＬＤ ＰＵＢＬＩＳＨ工１’、ＩＧＣＯＲＰＯＲＡ
ＴＩＯＮ、 ＮＥＷ ＹＯ器、 １９６２ ）の９３頁
に記されているＦｊ−ｎｇｅｒ ｔｙｐｅ ｃｏｎｓｔ
ｒｕｃｔｊ−ｏｎ ｏ）電解槽の他にＦｌａｔｔｅｎｅ
ｃｌ ｔｕｂｅ−ｔｙｐｅＣｏｎｓｔｒｕｃｔｉｏｎの
電解槽をも包含するものとする。現在Ｆｌａｔｔｅｎｅ
ｄ ｔｕｂｅ−ｔｙｐｅ Ｃ０ｎ５ｔｒｕ、ＣｔｉＯｎ
（７） ？［解槽もフィンガー型電解槽と一般に称さ
れている。
本発明を適用出来る電解槽としては、単極式電解槽では
例えばフッカ−Ｈ−４Ｕ、Ｈ−２Ａ型、ダイヤモンドジ
ャムロックＤＳ−４５型、Ｄ Ｓ−８５ｍ、複極式電解
槽では例えばクラノールＶ−１１−４４型電解権の陽極
室に１以上の演壇水抜き出し口、及び陰極室に１以上の
住方水入１」を追加して設けた改造隔膜電解槽がある。
例えばフッカ−Ｈ−４Ｕ、Ｈ−２Ａ型、ダイヤモンドジ
ャムロックＤＳ−４５型、Ｄ Ｓ−８５ｍ、複極式電解
槽では例えばクラノールＶ−１１−４４型電解権の陽極
室に１以上の演壇水抜き出し口、及び陰極室に１以上の
住方水入１」を追加して設けた改造隔膜電解槽がある。
本発明電解槽においては拡張可能金属陽極を用いるのが
好適である。拡張可能金属陽極を使用すればバネの拡張
力を調節することにより、陽イオン交換膜に過大な圧力
をかけることなく陽イオン交換膜に陽極を密着させるこ
とができる。
好適である。拡張可能金属陽極を使用すればバネの拡張
力を調節することにより、陽イオン交換膜に過大な圧力
をかけることなく陽イオン交換膜に陽極を密着させるこ
とができる。
以下、本発明の実施態様を示す図面に基づいて説明する
が、本発明はこれにより制限されるものではない。
が、本発明はこれにより制限されるものではない。
第１図において、本発明電解槽はセルカバー（１）、フ
ィンガー状陰極（２）及び拡張可能金属陽極（８） ７
１ｓらなる単極式フィンガー型電解槽に、陽イオン交換
膜（４）を装着してなる。セルカバー（１）は塩水入口
（５）、演壇水抜き出し口（６）及び陰極ガス出口（７
）を備えている。フィンガー状陰極（２）を平行列垂直
に内蔵してなる陰極ボックス（８）は、住方水入口（９
〕、陰極液出口（１０）及び陰極ガス出口ａυを備えて
いる。
ィンガー状陰極（２）及び拡張可能金属陽極（８） ７
１ｓらなる単極式フィンガー型電解槽に、陽イオン交換
膜（４）を装着してなる。セルカバー（１）は塩水入口
（５）、演壇水抜き出し口（６）及び陰極ガス出口（７
）を備えている。フィンガー状陰極（２）を平行列垂直
に内蔵してなる陰極ボックス（８）は、住方水入口（９
〕、陰極液出口（１０）及び陰極ガス出口ａυを備えて
いる。
拡張可能金属陽極（３）は底板０つに平行列垂直に植設
され、ゴム製ブランケット（１３によりシールされてい
る。拡張可能金属陽極（３〕はそれぞれ対向するフィン
ガー状陰極（２）と嵌合するよう番こ組み立てられる。
され、ゴム製ブランケット（１３によりシールされてい
る。拡張可能金属陽極（３〕はそれぞれ対向するフィン
ガー状陰極（２）と嵌合するよう番こ組み立てられる。
陽イオン交換膜（４）としては、デュポン社製ゞナフィ
オン８３１５′／膜を腹巻型に変形Ｅ−、チタン製陽イ
オン父換膜取り伺けｌ？ Ｃ４）を使用して、押さえ板
（ハ）及びパツキンθのを介して圧着（ボｌしｌ・締め
）によって装着されている。
オン８３１５′／膜を腹巻型に変形Ｅ−、チタン製陽イ
オン父換膜取り伺けｌ？ Ｃ４）を使用して、押さえ板
（ハ）及びパツキンθのを介して圧着（ボｌしｌ・締め
）によって装着されている。
刀・＜シて、陽イオン交換１漢（４）を介して内部番こ
拡張可能金属陽極（３）を有する陽極室０７）とフィン
ガー状陰極（２）を有する陰極室α８）とが形成される
。
拡張可能金属陽極（３）を有する陽極室０７）とフィン
ガー状陰極（２）を有する陰極室α８）とが形成される
。
陽イオン交換膜（４）と拡張可能金属陽極（３）と番ま
該陽極のバネを調節して両者は密着して構成されヤいる
。
該陽極のバネを調節して両者は密着して構成されヤいる
。
」二記電解槽を用いて塩化すトリウム水ｆａ ７１７．
を電解する方法について述べると、塩化ナト１ノウム水
溶液は塩水入口（５）より供給され、拡張可能金属陽極
（３〕により電気分解されて発生する塩素ガスは陽極ガ
ス出口（７）より取り出される。一方、電気分解された
演壇水は演壇水抜き出し口（６） Ｊ：り抜き出される
。他方、住方水入口（９）を通じて水又は希薄苛性ソー
ダ水浴液が陰極室α１こ導入され、フィンガー状陰極（
２）ｌこより電気分解され、水素ガスが発生する。発生
し７た水素ガスは陰極ガス出口（功より排出され、一方
、濃苛性ソーダは陰極液出口（］０）より取り出される
。
を電解する方法について述べると、塩化ナト１ノウム水
溶液は塩水入口（５）より供給され、拡張可能金属陽極
（３〕により電気分解されて発生する塩素ガスは陽極ガ
ス出口（７）より取り出される。一方、電気分解された
演壇水は演壇水抜き出し口（６） Ｊ：り抜き出される
。他方、住方水入口（９）を通じて水又は希薄苛性ソー
ダ水浴液が陰極室α１こ導入され、フィンガー状陰極（
２）ｌこより電気分解され、水素ガスが発生する。発生
し７た水素ガスは陰極ガス出口（功より排出され、一方
、濃苛性ソーダは陰極液出口（］０）より取り出される
。
本発明によって隔膜法苛性ソーダプラントをイオン交換
膜法苛性ソーダプラントに転換下れば、生産される苛性
ソーダの品質が向上するのみならずプラントの運転も容
易になる。即ち蒸発系で塩が析出しないため、スラリー
ラインの洗浄、洗缶等が無くなり、殆んど計装のみ番こ
よる自動運転が可能となる。本発明番こよりアスベスト
隔膜法からイオン交換膜法へ転換した場合の他の利点は
ＮａＣβを殆んど含有しないセル１ツカ−が得られると
いうことである。白玉場内あるいはコンビナート内で使
用する苛１生ソータ゛（ま蒸発して４５−５０％に濃縮
することなく送液可能である。即ちアスベスト隔膜法の
セルＩＪカーは塩化す） ＩＪウム含量か多いので、白
玉場内あるいはコンビナート内の使用であり、且つ％１
ｊ注ソーダ濃度が低（でも良い目的での使用であっても
塩化ナトリウムかロスとなるため蒸発工程で４５−５０
％に濃縮後便用１．なければならなかった。し７）＞
Ｌ、、イオン交換膜法に転換すれば塩化すトリウムを含
有しないから、その寸＼の濃度で所望の温度に冷却する
だけで使用出来るし、又５０％に濃縮した苛性ソーダと
混合して所望の濃度に調整し使用することも出来る。
膜法苛性ソーダプラントに転換下れば、生産される苛性
ソーダの品質が向上するのみならずプラントの運転も容
易になる。即ち蒸発系で塩が析出しないため、スラリー
ラインの洗浄、洗缶等が無くなり、殆んど計装のみ番こ
よる自動運転が可能となる。本発明番こよりアスベスト
隔膜法からイオン交換膜法へ転換した場合の他の利点は
ＮａＣβを殆んど含有しないセル１ツカ−が得られると
いうことである。白玉場内あるいはコンビナート内で使
用する苛１生ソータ゛（ま蒸発して４５−５０％に濃縮
することなく送液可能である。即ちアスベスト隔膜法の
セルＩＪカーは塩化す） ＩＪウム含量か多いので、白
玉場内あるいはコンビナート内の使用であり、且つ％１
ｊ注ソーダ濃度が低（でも良い目的での使用であっても
塩化ナトリウムかロスとなるため蒸発工程で４５−５０
％に濃縮後便用１．なければならなかった。し７）＞
Ｌ、、イオン交換膜法に転換すれば塩化すトリウムを含
有しないから、その寸＼の濃度で所望の温度に冷却する
だけで使用出来るし、又５０％に濃縮した苛性ソーダと
混合して所望の濃度に調整し使用することも出来る。
本発明の方法によってアスベスト隔１換法をイオン交換
膜法に転換Ｔｆ′Ｌばアスベスト公害の問題も解決する
。
膜法に転換Ｔｆ′Ｌばアスベスト公害の問題も解決する
。
第１図は本発明電解槽の実７Ａ態様を示す概略断面図で
ある。 ｌ・・・セルカバー ２・・・フィンガー状陰
極３・・・拡張可能金属陽極 ４・・・陽イオン父換
１漢５・・・塩水人口 ６・・・演壇水抜
き出し「１７・・・陽極ガス出口 ８・・・陰極
ホックス９・・・圧加水入口 １０・・・陰極
液出［」１１・・・陰極ガス出口 ］２・・・底
板１３・・・ ゴム製プランケツ１− １４・・・陽イオン交換膜取り付は枠 １５・・・ｔｌえ板 １６・・・ツク゛ソキ
ン１７・・・陰極室 １８・・・陰極室特許
出願人 鐘淵化学工業株式会社
ある。 ｌ・・・セルカバー ２・・・フィンガー状陰
極３・・・拡張可能金属陽極 ４・・・陽イオン父換
１漢５・・・塩水人口 ６・・・演壇水抜
き出し「１７・・・陽極ガス出口 ８・・・陰極
ホックス９・・・圧加水入口 １０・・・陰極
液出［」１１・・・陰極ガス出口 ］２・・・底
板１３・・・ ゴム製プランケツ１− １４・・・陽イオン交換膜取り付は枠 １５・・・ｔｌえ板 １６・・・ツク゛ソキ
ン１７・・・陰極室 １８・・・陰極室特許
出願人 鐘淵化学工業株式会社
Claims (1)
- ■、 フィンガー型アスベスト隔膜電解槽に隔膜として
陽イオン交換膜を装着１．陽極として拡張可能金属陽極
を備え、陽極室に１以上の演壇水抜き出し口を、陰極室
に１以上の住方水入口を追加して設けた改造隔膜電解槽
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58178917A JPS59162287A (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 改造隔膜電解槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58178917A JPS59162287A (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 改造隔膜電解槽 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15973277A Division JPS5488898A (en) | 1977-09-22 | 1977-12-26 | Electrolyzing method for alkali metal chloride |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59162287A true JPS59162287A (ja) | 1984-09-13 |
Family
ID=16056908
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58178917A Pending JPS59162287A (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 改造隔膜電解槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59162287A (ja) |
-
1983
- 1983-09-26 JP JP58178917A patent/JPS59162287A/ja active Pending
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