JPS59155296A - アイロン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般家庭において使用するアイロンのタンク
部の注水口部に関するものである。

従来例の構成とその問題点 第１図は、従来のアイロンの注水口部を示すもので、ベ
ース１上に設置した断熱板２と把手３とによυタンク部
４を形成し１把手３の前部にはタンク部４とその注水口
５を設けており、同じく把手３の前方には、注水口５の
蓋６を開閉自在に取付けていた。γは注水口５上部のス
プレーノズルを示す。

タンク部４に注水する場合においては、注水口５の蓋６
を開き１通常のアイロン掛けにおいては。

蓋６を閉じて使用していた。しかし注水口５を蓋６で完
全に封じる構成ではなくアイロンを前後・左右に素早く
動作させた時、あるいはスプレー使用中にアイロンを前
方に傾斜させた時などタンク部４内の水が注水口５より
もれやすい。丑だ、タンク部４内で発生した水蒸気が、
注水口５より出て、蓋６の内側で露結し、外部へ流れお
ちる等の問題があった。

発明の目的 本発明はこのような従来の問題を解消し、タンクの注水
口よりの水もれを防止したアイロンを提供するものであ
る。

発明の構成 本発明のアイロンは、ベース上に設置した把手と、タン
クと、タンクに設けた注水口と、注水口に開閉自在に取
付けた注水口蓋とを備え、前記注水口蓋に、注水口を封
じるパツキンを装着したものであり、注水口をパツキン
で封じたことによりアイロン掛は作業中にアイロンを前
方に傾斜しても１前後左右に素早く動作させても、注水
口からの水もれを防止できるものである。

実施例の説明 以下、添付図面に基づいて本発明の一実施例について説
明する。第２図〜第５図において、１１はベース１２上
に設置された断熱材よりなるベースカバー１３と把手１
４により構成されたタンク部であり、把手１４の前部に
はタンク部１１の注水口１５を設けている。１６は注水
口１５を開閉できる注水口蓋であり、支持台１７を介し
て把手１４の前方に取付けている。注水口蓋１６と支持
台１７（はヒンジで開閉自在に取付けており、注水口蓋
１６に設けた保止部１８と、支持台１７に設けた係止部
１９により確実に固定される。２ｏは注水口１５を封じ
る栓となる弾性体で構成した・；ッキンであり、注水口
１６との嵌合部はフランジ２１で構成している。パツキ
ン２ｏは注水口蓋１６に設けたパツキン支持台２２に、
隙間２３を有して固定されている。２４は注水ロ１６壁
面に設けた凹溝である。２５は注水口蓋１６開閉用の凹
部であシ注水口１５とは貫通穴２６により連通している
。２７はスプレーノズルであり、スプレーボタン２８を
操作することにより噴霧される。

上記構成において動作を説明すると、スチーム及びスプ
レーを使用する時に圧水口１５よりタンク部１１内に注
水した後、注水口蓋１６を閉じる場合、パツキン２０は
、パツキン支持台２２とに隙間２３を有して取付けられ
ているので、注水口１５にスムーズに恢合しやすく、か
つ、注水口蓋１６との嵌合部はフランジ部２１を設けて
いるので、シール性も向上し、注水口１５との嵌合もス
ムーズに行える。また注水口蓋１６は係止片１８が支持
台１７の係止部１９に圧入されるので確実に固定される
。

このように、注水口１５をパツキン２ｏで封じたことに
より、アイロン掛は作業中に前後・左右に素早く動作さ
せても、またスプレーを使用する場合にアイロンを前方
に大きく傾斜した場合でも。

注水口１５からの水もれを防止することができる。

また、タンク部１１内で発生した蒸気も、パツキン２０
のフランジ部２１で露結するので、タンク部１１の外部
へ水がたれることもない、さらに注水口蓋１６の下方に
設けた注水口蓋１６の開閉用凹部２５と、係止部１９で
構成した空間部に貫通穴２６を設けたことにより、注水
時に・この空間部に水が入っても水が溜るのを防止でき
る。丑だ注水口１６の壁面にはパツキン２Ｑのフランジ
部２１との嵌合する箇所に凹溝２４を設けたことにより
、タンク部１１内の空気は置換し。

スチーム性能に影響を及ぼすことはない。

なお、凹溝２４は第６図に示すようにパツキン２９に凹
溝３０として設けても同じ効果がある。

発明の効果 上記各実施例からあきらかなように、本発明のアイロン
は、注水口を注水口蓋に装着したパツキンで封じること
により、アイロン掛は作業中にアイロンを前方に傾斜さ
ぞても１前後・左右に素早く動作させても、タンク部内
の水が注水口より。

もれることはないものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来のアイロンの注水口部を示す要部断面図
、第２図は本発明の一実施例を示すアイロンの注水口部
の断面図、第３図は注水口蓋開時の同断面図、第４図は
パツキンの斜視図、第５図は注水口蓋を取去った状態の
注水口形状を示す正面図、第６図は本発明の他の実施世
」を示すパツキンの正面図である。 １１・・・・・・タンク部、１２・・・・・・べ＝ス＋
１４・・・・・・把手、１５・・・・・・注水０．１６
・・・・・・注水口蓋、２０゜２９・・・・・・パツキ
ン、２１・・・・・・フランジ、２４゜３０・・・・・
・凹溝。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第３図 第４図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）ベース上に設置した把手と、タンク部と、タンク
   部に設けた注水口と、注水口に開閉自在に取付けた注水
   口蓋とを備え、前記蓋に、注水口を封じるパツキンを装
   着したアイロン。
2. （２）上記パツキンは、注水口との嵌合部に、フランジ
   を設けた特許請求の範囲第１項記載のアイロン。
3. （３）上記パツキンと、注水口との嵌合部に、空気を連
   通さぜる凹溝を設けた特許請求の範囲第１項記載のアイ
   ロン。