JPS5915243B2 - 電気車用チヨツパ制御装置 - Google Patents

電気車用チヨツパ制御装置

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JPS5915243B2
JPS5915243B2 JP52078882A JP7888277A JPS5915243B2 JP S5915243 B2 JPS5915243 B2 JP S5915243B2 JP 52078882 A JP52078882 A JP 52078882A JP 7888277 A JP7888277 A JP 7888277A JP S5915243 B2 JPS5915243 B2 JP S5915243B2
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JP
Japan
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brake
control circuit
current
circuit
chopper
Prior art date
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JP52078882A
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English (en)
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JPS5413914A (en
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敏昭 粟野
昌司 成戸
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、回生ブレーキ等を使用するチョッパ制御電車
においてブレーキ時にある速度迄減速するとモータ電流
を緩やかに減少させ、応答特性の悪い空気ブレーキ装置
へブレーキ力の落込み無しになめらかに切替えることを
目的としたチョッパ制御装置に関するものである。
最近の直流電気車には、回生ブレーキによる大巾な電力
節減が可能であるチョッパ制御装置を採用することが多
くなっている。
−゛しかし、回生エネルギーを吸収するのは、他の力行
車であるため、回生負荷は常に変動するものと考えねば
ならない。
従って、回生ブレーキのみでは所定のブレーキ力が得ら
れないことがあるので、ブレーキ装置としては、空気ブ
レーキ等の他のブレーキ装置でバックアップし絶えず補
足演算を行なう方式が必要である。
以下、回生ブレーキと空気ブレーキとを併用したチョッ
パ制御車について説明する。
第1図に示すようにブレーキトルク指令は、パターン発
生回路1において指令値Ipに変換されてチョッパ制御
回路2の出力によってトルク変換3が行なわれる。
このトルク変換された出力は、゛回生ブレーキ等のモー
タ電流によるブレーキトルクとして検出され、ブレーキ
トルク指令と比較回路4において演算されて指令値に対
する回生ブレーキトルクの不足分は、ブレーキ制御装置
5によって空気ブレーキを作動させて補足される。
前述のような補足演算を行なう回生ブレーキと空気ブレ
ーキ併用方式のチョッパ制御車では、回生負荷が十分に
ある場合、ブレーキが指令されると電気車のモータ電流
は、その車速(第2図a)が低下し、チョッパ通流率(
第2図b)が最大通流率に達するまで、指令された一定
電流に自動制御され、所定の一定ブレーキ力(第2図C
)を得ることができる。
しかしながら、停止直前で最大通流率に達するとモータ
の起動力が下カリ、回路の内部抵抗に抗して一定の電流
を流す制御が不可能となり、モータ電流は急速に減衰す
る。
このモー〉電流の減衰が速いため、応答特性の悪い空気
ブレーキ装置では、むだ時間や立上り時定数が大きいた
めこの電気ブレーキ力の減衰に追ずい出来ず、総合ブレ
ーキ力に第2図のような落込みを生じ乗心地を低下させ
るだけでなく停止直前にブレーキ力が落込むため保安上
の問題にもなっていた。
したがって回生ブレーキを使用するチョッパ制御装置と
一諸に使われる空気ブレーキ装置は、応答特性の良い高
価なブレーキ装置が必要とされており、又従来からの空
気ブレーキ装置を用いるとしても応答を良くするため中
継弁(説明は省略する)を台車毎に設置するなど種々の
手段が講じられていて、価格的にも上昇し、システムも
複雑になっていた。
本発明は、このような欠点を除去するものでチョッパ制
御回路を極く一部変更することにより、停止前のモータ
電流の変化や緩やかにさせ応答特性の悪い一般空気ブレ
ーキ装置と組合せても回生ブレーキと空気ブレーキとの
切替をなめらかにし、ブレーキ力の落込みをなくそうと
するものである。
以下本発明の一実施例を図にもとづいて説明する。
第3図は本発明によるブレーキ電流制御のためのチョッ
パ制御装置の一実施例を示し、同図において、1はブレ
ーキトルク指令に基づき指令値Ipを発生するパターン
発生回路、6はパターン発生回路1から供給される指令
値Ipとモータ電流IMおよび後述するブレーキ制御回
路9の出力とを比較演算する比較回路、7は比較回路6
の出°力に対応して電流制御を行なう電流制御回路(A
CR)、8は電流制御回路Iの出力に対応してモータ電
流を制御するチョッパ主回路、9は電流制御回路γの出
力と車速信号e。
を入力としてブレーキ制御信号を比較回路6に供給する
ブレーキ制御回路(LMT)である。
先ず従来の一般的電流制御から説明する。
回生ブレーキ時の主回路における関係式は周知の通り次
のように表わされる。
EM−ES(1−r)−(1) FM:モータ発生電圧 ES:給電々圧 r :通流率 又、チョツノく主回路の出力である通流率rは次のよう
にも表わされる。
r=に1−Gl−(Ip−IM)−(2)G1:電流制
御系ACRの利得 ■P二指令パタ ーン ■M:モータ電流信号 に1:チョッパー主回路変換係数 モータ発生電圧はモータ電流が一定である条件で次のよ
うに表わされる。
EM=に2・v ・・・・・・(3) V:車速 に2:係数 (1) j (2) 、 (3)式から、IES−に2
・V IP−IM=−・□・・・・・・(4) GI Kl・gs の関係式が導かれ、この特性を示すと第4図となる。
この図かられかるように指令値IPに対するモータ電流
IMとの偏差IP−IMは、給電電圧Esを一定とすれ
ば、車速Vの減少に伴って増大する。
図中、■は電流制御回路の特性を示している。
本来、このチョッパ電流制御回路は、利得G1を大きく
して、この偏差(Ip−IM)を極力小さくし、定電流
制御精度を上げるようにしているが、制御系の安定性の
問題からG1をむやみに大きく出来ず、現実には有限の
利得値にしている。
従ってIP−IMの偏差もIPの絶対値に対し数係のも
のが出ている。
次に第3図に示す本発明のように、ブレーキ制御回路9
(LMT)を付加した場合の電流制御について説明する
第3図に示す記号e。は、速度に対応した電圧値を示す
もの(以下、車速信号という)とし、この制御回路9は
、電流制御回路7の出力と車速信号e。
の差を利得G2で増幅し、電流制御回路7へ負入力とし
て帰還するようにしたものである。
ブレーキ制御回路9を付加した時の偏差(Ip−IM)
は次の(5)式で表わされる。
I ES−に2°V (廓−8°“ IP−IM=−・□+ −−eo) GI Kl・Es Kl・gsG2・・・・
・・・・・(5) G2:LMT回路の利得 K s −K 2・V ここで、電流制御回路8の出力値 かに1・
Es 車速信号e。
と等しくなる時の速度をVoとすると、 gs−に2・VQ K1.ES o ・・・・・・(6)で表わ
される。
(6)式のe。
を(5)式に代入してまとめると、I Es−に2−
V K2 Ip−IM−一・□+G2・ GI Kl・Els Kl・ES(Vo−
V)・・・・・・(7) (7)・式のようになる。
ここでブレーキ制御回路9は(電流制御回路γの出力値
)≧eoの時のみ出力を発生する検波機能を持っている
ものとする。
つまり(7)式は、車速vfJzv□より小さくなって
、 2 G 2 ・−(Vo−’y)、h、Q Kなった時の
みに1・gs 出力されることになる。
第5図は本発明に基づく(7)式の特性を示し、車速v
hv、の時は従来の特性■を示し、(Ip−IM)は小
さく抑えられ、車速Vが減速されてv Voとなると
、従来の特性直線に に2 G2・□ffo−V)の項が重畳され、 K1・gs (Ip−IM)は増大することが判る。
すなわち、図中、■はブレーキ制御回路9の特性、■は
電流制御回路7とブレーキ制御回路9に基づく特性を示
している。
つまりモータ電流は緩やかな減少をすることになる。
すなわち、第6図a−Cに示す如く、速度、通流率およ
びブレーキ力が変化し、これによって応答性の悪い空気
ブレーキ装置と組合せても回生ブレーキと空気ブレーキ
との切替をなめらかにして総合ブレーキ力に落込みをな
くすることができる。
第7図は第3図に示す回路の特にブレーキ制御回路9の
具体例を示すものであって、図中、10は演算増巾器、
11はダイオード、12〜14は、抵抗器という数少な
い簡単な回路で構成されている。
この回路の場合、ブレーキ制御回路9の利得G2及びブ
レーキ制御回路9の帰還開始速度VOは抵抗器12〜1
4の組合せで簡単に設定出来る。
また、速度VがVo以上ではブレーキ制御回路9の出力
を出さない。
つまりEs−に2・V 5式の(−e(1) ・G2 <0又は(7)弐に1・
ES 2 のG2− (Vo−v) <o−c−は、ブレーキ制御
に1・ES 回路9の出力IFを出させない検波機能は、ダイオード
11によって容易に達成出来る。
以上のように本発明によれば、回生ブレーキと空気ブレ
ーキの切替えがなめらかとなり、総合ブレーキ力に落込
みが生じなく、保安上の問題も解消し、乗心地を向上さ
せることが出来る。
同時に従来のチョッパ装置と共に使用されているような
応答特性の良い複雑で高価なブレーキ装置を使う必要も
なく、安価な空気ブレーキを用いて性能のよいブレーキ
制御をすることが出来る。
なお、以上の説明では、回生ブレーキ方式のチョッパ制
御装置で行なったが、発電ブレーキ等の他の電気ブレー
キ方式のチョッパ制御装置でも同様の効果が得られるこ
とは自然である。
更にブレーキ制御回路の帰還開始速度を決定する入力(
eo)は、一定電圧にするだけでなく速度に比例した電
圧を入力することも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電気車用チョッパ制御装置の一例を示す
ブロック図、第2図a〜Cは第1図の各部動作を示す制
御特性図、第3図は本発明の一実施例を示すブロック図
、第4図は第1図に示す回路の速度−偏差特性を示す特
性図、第5図は第3図に示す回路の速度−偏差特性を示
す特性図、第6図a〜Cは第3図の各部動作を示す制御
特性図、第7図は第3図の要部の具体的な一例を示す回
路図である。 なお、図中同一符号は同一もしくは相当部分を示す。 図中、1はパターン発生回路、6は比較回路、7は電流
制御回路、8はチョッパ主回路、9はブレーキ制御回路
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電気車を駆動するモータの電流を制御する電流制御
    回路を備え、回生制動により上記電気車の車速が所定値
    まで減少したときに空気ブレーキを作用させると共に電
    気ブレーキを緩やかに減少させるように上記電流を制御
    する電気車用チョッパ制御装置において、上記電気車の
    車速信号と上記電流制御回路の出力信号との差を増幅し
    て制御信号を得ると共に上記所定値以下のときにのみ上
    記制御信号を上記電流制御回路に帰還入力させるブレー
    キ制御回路を備えたことを特徴とする電気車用チョッパ
    制御装置。
JP52078882A 1977-06-30 1977-06-30 電気車用チヨツパ制御装置 Expired JPS5915243B2 (ja)

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JP52078882A JPS5915243B2 (ja) 1977-06-30 1977-06-30 電気車用チヨツパ制御装置
MX173994A MX144986A (es) 1977-06-30 1978-06-29 Mejoras en aparato de control interruptor para carro electrico

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JPS5413914A JPS5413914A (en) 1979-02-01
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5213606A (en) * 1975-07-23 1977-02-02 Tomohachi Tsukagoshi Small-sized motor

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