JPS59150505A - 液体分離装置 - Google Patents

液体分離装置

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JPS59150505A
JPS59150505A JP2600383A JP2600383A JPS59150505A JP S59150505 A JPS59150505 A JP S59150505A JP 2600383 A JP2600383 A JP 2600383A JP 2600383 A JP2600383 A JP 2600383A JP S59150505 A JPS59150505 A JP S59150505A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
membrane
liquid
treated
leaves
spiral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2600383A
Other languages
English (en)
Inventor
Takatoshi Shimomura
下村 隆敏
Kiminari Nakamura
中村 公成
Yukito Nakamura
中村 之人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP2600383A priority Critical patent/JPS59150505A/ja
Publication of JPS59150505A publication Critical patent/JPS59150505A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、半透膜を用いた液体分離装置に関し、更に詳
しくは、逆浸透膜あるいは限外濾過膜を用いたスパイラ
ル型の液体分離装置に関するものである。
従来から使用されている逆浸透圧法または限外f過法を
用いたスパイラル型の液体分離装置としては、特公昭4
4−14216号によって代表されるような2枚の半透
膜で封筒状で形成される膜透過液流路、即ち膜リーフを
穴あき中空管を起点としてその周りに網状スペーサーを
重ねた状態でスパイラル状に巻き上げ、かつ被処理液が
膜透過液流路の外側に位置する網状スペーサーに沿って
穴あき中空管の軸方向に流れる装置が最も一般的である
ところで、特公昭44−14216号公報では1本のス
パイラル状エレメント当りに半透膜を封筒状に成形して
得られた膜リーフが1枚設けられた例が記載されている
が、実用的には1本のスパイラル状エレメント当りに複
数枚の膜リーフが設けられ、より効率的な設計がなされ
る。
1本のスパイラル状エレメント当りに複数枚の膜リーフ
が設けられる例は、特公昭49−8629号公報にも認
められる。
しかし、従来のこの種のスパイラル型液体分離装置にお
いては被処理液がスパイラル状に巻き込まれた膜リーフ
と網状スペーサーの層間を軸方向に流れるため被処理液
と膜との接触距離が短く、分離効率が低くなってしまう
という欠点を有している。また、この型式の分離装置で
は幾重にもスパイラル状に巻き込まれた膜リーフと網状
スペーサーのおりなす多数の層間を軸方向に被処理液を
均一に流れるようにすることが事実上困難であシ。
従って収納する半透膜の膜面積全域にわたって一様な透
過液の流れを期待することは不可能といわねばならず、
これも分離効率の低下を招く一因となっている。
これら二つの問題点のうち、第一の問題点である被処理
液と膜との接触距離が短い点を改良したものに特公昭5
2−5431号公報の提案によって代表される装置があ
る。この種の装置において被処理液は膜リーフに沿って
螺旋状に流れるので被処理液と膜との接触距離は比較的
大きくとれ、前記第一の問題点は改良される。しかしな
がら、第二の問題点である膜リーフ間に形成される被処
理液の複数の流路に被処理液を均一に流れるようにする
点について十分な解決を与える装置は未だ認められてい
ない。
本発明の目的は上述の如き問題点に即応し、これを解決
した液体分離袋Nを提供することにある。
即ち、本発明は半透膜のスパイラルエレメントから構成
される液体分離装置において、被処理液と膜リーフとの
接触距離が長く、シかも膜リーフの面積全域にわたって
一様に被処理液が流れるような改良された型の装置を提
供することを目的とするものであり、その特徴とすると
ころは、中心部に位置する穴あき中空の集水管を起点と
してその周りに複数枚の膜リーフを網状スペーサーを介
してスパイラル状に巻き上げてなるスパイラルエレメン
トよりなり、隣接する膜リーフ間に被処理液が供給され
且つ膜リーフの内側に得られる膜透過液を前記集水管に
集束するようにした液体分離装置において、前記スパイ
ラルエレメントのスパイ 8− ラル軸を横切る両端縁をそれぞれ閉塞すると共に、隣接
する膜リーフ相互間に少なくとも1本の被処理液分配管
をスパイラル軸に平行に、好ましくはスパイラルエレメ
ント中心部に近接して設けてなることにある。
以下、上記本発明による液体分離装置の更に具体的な実
施態様を添付図面に示す実施例を用いて詳述する。
第1図は本発明液体分離装置の1例を示す全体縦断面図
であり、円筒容器(2)、入口側端板(3)、出口側端
板(4)から構成される高圧容器内にスパイラルエレメ
ント(1)が設置されている。そして、被処理物は原液
供給口(5)から供給され、スパイラルエレメント(1
)で膜処理された後、濃縮液出口(6)から排出される
一方、膜処理されて得られた膜透過液は、スパイラルエ
レメント(1)の中心に設けられた集水管(7)を通し
て得られる。
第2図は上記の如き構成からなる本発明装置において、
その要部をなすスパイラルエレメント(1) 4− の具体的例として膜リーフの数が3枚の場合の実施例の
縦断面図を示し、第3図は同第2図のA−A断面図であ
る。
しかして、これら図において本発明に適用される膜リー
フは半透膜(8)ヲ封筒状に成形し、内部に導水材(9
)を設けてあシ、膜リーフは、集水管(7)に接続され
、膜リーフ内の膜透過液は多数の小孔04)を通じて集
水管(7)へ導かれる。
なお、この場合、膜リーフと集水管(7)との接続方法
は、従来知られた各方法が採用可能である。
そシテ、上記スパイラルエレメント(1)において本発
明はその特徴として隣接する膜リーフ相互間に、スパイ
ラル軸に平行に、好ましくは図示の如くスパイラルエレ
メント(1)中心部に近接して原液供給口(5)から供
給された被処理液を分配供給する被処理液分配管(11
)が設けられており、これには膜面上に被処理液を供給
するための多数の小孔(15)が穿設されている。
従って、被処理液は原液供給口(5)から供給された後
、被処理液分配管01)を通り、それに設けられた多数
の小孔(15)を通じて膜面上に供給される。
なお、被処理液分配管01)は図では膜リーフの間に夫
々1水死、計3本設けられているが、この数は少なくと
も合計で1本以上、適宜数を選定することができる。
また、膜リーフ相互同志の間には前記被処理液分配管の
外に網状スペーサー00)を設け、膜面の濃度分極を減
らすようにすることが必要である。
かくして、被処理液は結局、膜リーフに沿って螺旋状に
スパイラルニレメンI−(1)の中を流れた後、濃縮さ
れて濃縮液出口(6)から排出される。
なお、上記の流れにおいて、原液供給口(5)から供給
された被処理液がスパイラルエレメント(1)の内部を
通らずに直接、濃縮液出口(6)ヘショートパスするこ
とは回避すべきであり、これを防ぐためにスパイラルエ
レメント(1)には仕切板(ロ)と0リング06)とを
設け、封止を確実にする。
又、スパイラルエレメント(1)の中に被処理液のらせ
ん方向の流れを確保するために、前記仕切板02)の側
で膜リーフを仕切板((2)に接着する等して被処理液
の軸方向の流れを防ぐと共に、他方の側も接着剤(13
)で被処理液の軸方向の流れを防ぐ等、スパイラルエレ
メント(1)のスパイラル軸を横切る両端縁をそれぞれ
閉塞することが肝要である。
以上のようにして本発明分離装置は構成され、そのスパ
イラルエレメントは、その内部に膜リーフのみならず、
被処理液分配管を有しているので、膜リーフの間に形成
される被処理液の複数の流路に被処理液を均一に流すこ
とが容易となり、これによって半透膜の膜面積全域にわ
たって一様な被処理液の流れを確保することができ、液
体分離装置として溶質排除性能を著しく向上させること
ができる顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の液体分離装置の一実施例を示す全体縦
断面図、第2図は本発明のスパイラルエレメントの一実
施例の縦断面図、第3図は第2図のA−A線切断面中心
部を示した断面図である。 (1)・・・・・・・・・・スパイラルエレメント。 (2)・・・・・・・・・・・円筒容器、(3)・・・
・・・・・・・・入口側端板。  7− (4)・・・・・・・・・・・出口側端板、(5)・・
−・・・・・・・・原液供給口。 (6)・・・・・・・・・・・濃縮液出口、(7)・・
・・・・・・・・・集水管。 (8)・・・・・・・・・・・半透膜、(9)・・・・
・・・・・・・導水材。 Oo)・・・・・・・・・・・網状スペーサー。 (n)・・・・・・・・・・・被処理液分配管。 02)・・・・・・・・・・・仕切板、03)・・・・
・・・・・・・接着剤。 04)・・・・・・・・・・・小 孔、    (15
)・・・・・・・・・・・小 孔。 06)・・・・・・・・・・・0リング。  8− V1目 竿Z目 /″  口A デ e  t。 ・ 一葬−−−−−−− 713 60−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l、 中心部に位置する穴あき中空の集水管を起点とし
    てその周りに複数枚の膜リーフを網状スペーサーを介し
    てスパイラル状に巻き上げてなるスパイラルエレメント
    よりなり、隣接すル膜+J −7間に被処理液が供給さ
    れ且つ膜リーフの内側に得られる膜透過液を前記集水管
    に集束するようにした液体分離装置において、前記スパ
    イラルエレメントのスパイラル軸を横する両端縁をそれ
    ぞれ閉塞すると共に、隣接する膜リーフ相互間に少なく
    とも1本の被処理液分配管をスパイラル軸に平行に設け
    てなることを特徴とする液体分離装置。 2、被処理液分配管がスパイラルエレメント中心部に近
    接して設けられた前記特許請求の範囲第1項記載の液体
    分離装置。
JP2600383A 1983-02-17 1983-02-17 液体分離装置 Pending JPS59150505A (ja)

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JP2600383A JPS59150505A (ja) 1983-02-17 1983-02-17 液体分離装置

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JP2600383A JPS59150505A (ja) 1983-02-17 1983-02-17 液体分離装置

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JPS59150505A true JPS59150505A (ja) 1984-08-28

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ID=12181523

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JP2600383A Pending JPS59150505A (ja) 1983-02-17 1983-02-17 液体分離装置

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0359030U (ja) * 1989-10-04 1991-06-10
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US10258928B2 (en) 2014-03-31 2019-04-16 Dow Global Technologies Llc Spiral wound membrane module adapted for high recovery
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