JPS5914392Y2 - 円筒体の包装箱 - Google Patents

円筒体の包装箱

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JPS5914392Y2
JPS5914392Y2 JP15002981U JP15002981U JPS5914392Y2 JP S5914392 Y2 JPS5914392 Y2 JP S5914392Y2 JP 15002981 U JP15002981 U JP 15002981U JP 15002981 U JP15002981 U JP 15002981U JP S5914392 Y2 JPS5914392 Y2 JP S5914392Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
gable
packaging box
box
drum
Prior art date
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Expired
Application number
JP15002981U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5855093U (ja
Inventor
三郎 真壁
善徳 鎌田
Original Assignee
本州ダンボ−ル工業株式会社
東京芝浦電気株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 本州ダンボ−ル工業株式会社, 東京芝浦電気株式会社 filed Critical 本州ダンボ−ル工業株式会社
Priority to JP15002981U priority Critical patent/JPS5914392Y2/ja
Publication of JPS5855093U publication Critical patent/JPS5855093U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は複写機の感光ドラム、ヒートローラなどの円筒
体の包装箱に関するものであって、特に運搬中における
感光ドラムなどの破損を防止し得るようになし、また収
納時あるいは取出し時に感光ドラム面に手指を触れない
で済むようにした円筒体の包装箱に係るものである。
また本考案は一枚のシート材料から包装箱を形成するこ
とができるようにして、従来使用されている2ピースま
たはそれ以上の材料からなるケースに較べて生産性、材
料使用量等において経済的に有利な包装箱を提供しよう
とするものである。
複写機の部品、特に感光ドラム(以下、単にドラムとい
う)は、ドラム面に傷やゴミ、手油等が付くの極度に嫌
うものである。
そのためこのドラムを包装する場合は、当然ながらドラ
ムにゴミ設が付着したり、外部衝撃により乱動し破損す
ることがないように考慮を払わなければならない。
このような円筒状機器を包装する際、従来は外部衝撃を
緩和しまた機器を動揺せしめないように機器Gの底部な
どに第9図に示すように段ボール積層体または発泡スチ
ロールなどで成形した固定緩衝体Cが配設されるように
箱本体りに装入しているものであった。
しかるにこのような固定緩衝体Cは箱本体と別に製造し
なければならず、包装材料を多く要するうえにプラスチ
ック材の廃棄物処理公害の問題及び原材料の高騰に伴う
コストアップの問題等があった。
ここに於て本考案は段ボール紙などからなる単なる一枚
の台紙を用いて、所謂B式の包装箱を形成し、その内部
に同一材料で複写機のドラムを宙吊り状態に支持し、外
部から衝撃が加わっても物品が動いたり破損することが
ないようにし、また支持部はこの種機器の重量衝撃に耐
える堅牢な構成となし、更に機器の収納時又は取出し時
にドラム面に手指を触れずに簡単に出し入れできるよう
にしたものである。
次に本考案の構成を実施例に基−)′いて具体的に説明
する。
第1図は本考案の展開図を示すものであって、段ボール
紙などからなる一枚の台紙を用いて、中央に配設した矩
形の底板1の相対する長辺に同形状の側板2a又は2b
を対称的に連接し、またこの側板2 a 、2 bの上
下辺にはそれぞれ内側板3と蓋板4とを連接する。
側板2aの左右両辺には外妻板5,5を連接し、該外妻
板の上辺には内妻板6,6を一体に設け、下辺には底フ
ラツプ7.7を一体に設ける。
而して前記外妻板5と内妻板6との連接部を境として外
妻板5側にはその中央上部に、平行な2条の切目8,8
を刻設することにより、外妻板5上に折曲げ可能な摘片
8aを形成する。
また内妻板6側には前記切目に接して凹部9aと横溝9
bとから戊るL形溝9を設ける。
因みに符号10は前記内妻板6の先端に設けた係止用突
起である。
11は前記突起10に対応して底フラツプ7の付根部に
設けたコ字状の切目である。
この切目は段ボール等の平板を抜加工するに当り、下ま
で貫通しない程度の半切れ線により形成するのであり、
組立時に該切目の内側を押し潰して紙厚に段差を生じさ
せ、それによる凹溝部11aに前記突起10を装入させ
て固定するのである。
一方、側板2bの左右両辺には略鍵形をなす軸承板12
.12を一体に設けるものであり、その中央には図示の
如く前記り形溝9の凹部9aに対応する軸承孔13が形
成されている。
なお符号14は蓋板4の左右両辺に付設した折込片、1
5は同じく蓋板の下辺に付設した差込舌片を示し、この
差込舌片の挿入溝16を側板2aと内側板3との連設部
に設ける。
また符号17で示すものは内側板3の先端に設けた突起
、18はこの突起と係合するように底フラツプ7の縁に
設けた切欠きである。
次に上記構成から戒る本考案包装箱の組立方法を第2〜
3図を参照して説明する。
先ず側板2aを底板1に対し直角に折立ててから側板2
aの内側に内側板3を折曲げる。
次に内妻板6を外妻板5の内側に折曲げつつ底フラツプ
7を底板1の上に載置する。
このとき、内側板3の突起17を底フラツプに設けた切
欠き18に嵌合させて、該突起17を測方より抑え込む
ようにする。
また前述のように内側に折曲げた内妻板6は突起10を
第3図の如く底フラツプ7の付根部分に設けた凹溝部1
1aに嵌入させて固定する。
なおその際、鍵形の軸承P/i12.12を側板2bに
対し直角に折曲げてがら外妻板5と内妻板6との間に挿
入することにより固′老1−ると、第4図の如く開箱状
態の包装箱が得られるのである。
第5図は折込片14を溝9bから内体妻板の間隙に挿入
し、また差込舌片15を挿入溝16に挿入して、蓋板4
により箱の上面を閉塞した状態を示した斜視図である。
上記の箱に複写機のドラムGを収容する場合は、内妻板
6及び軸承板12の中央部に設けた凹部9a及び軸承孔
13内にドラム両端に突設された軸部gを嵌め込むよう
にする。
そして蓋板4に付設した折込片14を溝9bより内外の
妻板5,6間に挿入して、第7図の如く前記軸部gを上
方より折込片14で抑え込んで、外部より強い衝撃が箱
本体に加えられてもドラムGは上r左右何れの方向にも
動くことがないようにする。
なお図示の如くドラム本体はその軸部gによって包装箱
内に宙吊り状態に支承されるから、ドラム面を損傷した
り、ゴミなどがつく虞れがなくなり、しかもドラムの重
量は内妻板と軸承板の2枚によって支承するので衝撃に
対しても強度の高い構造となる。
上記の箱から前記ドラムを取出す場合或いはドラムを収
納する場合は、第8図に示す如く外妻板5の上部に刻設
した平行な2条の切目8,8で、区画された摘片8aを
図示のように外方に折曲げて手指の入る隙間を形成する
そしてこの隙間を利用して軸部gを手指でつかんCパド
ラムGを取出し或いは箱内に収納する。
このようにしたときはドラム面には全く手指を触れずに
荷役作業を行なうことができる。
なお本考案の実施例にあっては、内妻板6の先端に設け
た突起10を底フラツプ7の付根に設けた凹溝部11
aに係合させるに当り、底フラツプに孔をあけず、半切
れ線による切目を設けたうえで紙を潰して紙厚に段差を
生じさせ、それにより凹溝部11を形成させるようにし
たがら、従来のように孔の内面から発生した切屑がドラ
ムに付着するのを防ぐことができるものである。
なお、上記実施例では、感光ドラムを例にとったが、同
様にヒートローラ、クリーニングブラシ、マグネットロ
ーラ等を収納することができる。
以上詳述したように本考案は1枚のシー 1・村から経
済的に包装箱体を形成することかで′き、か゛つこの箱
体の妻板に箱の開口両側から底板に向つζ凹部を形成し
、この凹部に複写機のドラムなどの軸部を係合させて宙
吊り状態に保持でき、その」二妻板上部に切目を入れて
軸部を汁からつまむために摘片を折曲げ可能に形成しで
あるのでドラム、ロール等の収納または取出し時にはド
ラム面に手を触れずに、しかも箱内面を無理に押し広げ
ることを要せず簡単にドラム等の出し入れを行なう二と
ができる点で実用上効果が大きい。
また本考案の実施例によると蓋板に設けた折込片とによ
ってドラムを上からも抑えて固定しているので運搬中に
前記凹部からドラムが離脱して破損を生ずるようなこと
がない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は展開図、
第2図は組立途中の斜視図、第3図は同上要部の縦断面
図、第4図は組立後の斜視図にして蓋を開けた状態を示
す斜視図、第5図は蓋を閉じた状態を示す斜視図、第6
図及び第7図は第4図のA−A線及びB−B線の断面図
にして、被包装物たる複写機の感光ドラムが収容された
状態を示す。 第8図は前記ドラムの取出し状態を示す斜視図、第9図
は従来型複写機感光ドラムの包装状態の一例を示す説明
図である。 1:底板、2a、2b:側板、3:内側板、4:蓋板、
5:外妻板、6:内妻板、7:底フラツプ、8:切目、
9:L形溝、9a:凹部、9b:横溝、10:突起、1
1:コ字状切目、11 a :凹溝部、12:軸承板、
13:軸承孔、14:折込片、15:差込舌片、16:
挿入溝、17:突起、18:切欠き。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.矩形状の底板の相対する長辺に沿ってそれぞれ側板
    を設け、上記底板の相対する短辺に沿ってそれぞれ妻板
    を設けて一面に開口面を有する箱体を形成し、この箱体
    内に両端に軸部が突設された円筒体を収納し、上記開口
    面を蓋板でおおうように構成すると共に上記妻板に上記
    開口面側から上記底板に向って凹部を形威し、この凹部
    に上記軸部を係合させて円筒体を保持するようにした包
    装箱において、上記妻板を内妻板と外妻板とにより構成
    して上記軸部が係合する凹部を内妻板を切除することに
    よって形成させ、また上記外妻板には上記凹部に対応す
    る2条の切目によって箱体の外方に向って変形可能な指
    挿入用摘片を設けたことを特徴とする円筒体の包装箱。 2、内妻板と外妻板とは間隙を存して互いに対向して設
    けられ、蓋板の一部がこの妻板と外妻板との間隙に、外
    妻板に設けられた指挿入用摘片と重合した状態で挿入さ
    れ、凹部に係合している円筒体の軸部に前記蓋板の一部
    が当接する実用新案登録請求の範囲第1項記載の円筒体
    の包装箱。
JP15002981U 1981-10-12 1981-10-12 円筒体の包装箱 Expired JPS5914392Y2 (ja)

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JP15002981U JPS5914392Y2 (ja) 1981-10-12 1981-10-12 円筒体の包装箱

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JP15002981U JPS5914392Y2 (ja) 1981-10-12 1981-10-12 円筒体の包装箱

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Publication Number Publication Date
JPS5855093U JPS5855093U (ja) 1983-04-14
JPS5914392Y2 true JPS5914392Y2 (ja) 1984-04-26

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ID=29942776

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JP15002981U Expired JPS5914392Y2 (ja) 1981-10-12 1981-10-12 円筒体の包装箱

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004014761A1 (ja) * 2002-08-09 2004-02-19 Tapicco. Co.,Ltd. 原反ロール用梱包箱及び原反ロール梱包製品

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JP4698284B2 (ja) * 2005-05-19 2011-06-08 京セラミタ株式会社 梱包部材
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JP5864225B2 (ja) * 2011-11-18 2016-02-17 村角株式会社 ロール製品用ケース

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WO2004014761A1 (ja) * 2002-08-09 2004-02-19 Tapicco. Co.,Ltd. 原反ロール用梱包箱及び原反ロール梱包製品

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JPS5855093U (ja) 1983-04-14

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