JPS5913498B2 - トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸エステルの製法 - Google Patents

トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸エステルの製法

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JPS5913498B2
JPS5913498B2 JP50092684A JP9268475A JPS5913498B2 JP S5913498 B2 JPS5913498 B2 JP S5913498B2 JP 50092684 A JP50092684 A JP 50092684A JP 9268475 A JP9268475 A JP 9268475A JP S5913498 B2 JPS5913498 B2 JP S5913498B2
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trans
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は優れた抗プラスミンおよび坑潰瘍作用を有する
トランスー 4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン
酸−4’ 一(2″ 一カルボキシエチル)フェニルエ
ステル(以下、CEPエステルと称す。
)の新規かつ工業的に有利な製法に関し、詳しくは5一
般式(I)H2NCH2呵・・・・C0O(LΣH…2
CH2C0oR(I)″O(式中Rは第一級或は第二級
低級アルキル基又はシアノメチル基を示す。
)で示されるカルボン酸低級アルキルエステル類又はそ
の酸付加塩を酸触媒の存在下加水分解し、CEPエステ
ル又はその酸付加塩を製する方法に関する。″5 従来
、CEPエステルの製造法としては、トランスー 4−
アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸(以下を−AM
CHAと称す)を一方の原料とし、これの4位アミノメ
チル基をベンジルオキシカルボニル基で保護するか或は
保護することなく塩素’0 化し酸クロライド体となし
、これとカルボキシル基をベンジル基或は第三級ブチル
基で保護した4一ヒドロキシフェニルプロピオン酸とを
反応させた後接触還元するか(特公昭46−19950
号公報及び特開昭48−75547号公報参照)又’5
は・・ロゲン化水素=酢酸で処理するかして(特開昭
48−78143号公報参照)保護基を脱離させる方法
がとられている。
かかる特定の保護基を使用し、かつ特定の保護基脱離法
をとらねばならない理由は式(I)の化合物に於てはフ
エニルエ0 スチル部分の結合力が極めて弱いことに起
因する。即ち、本発明の原料化合物はフェニルエステル
部分と末端カルボン酸エステル部分のニケのエステル結
合部分が存するが、かかる異質のエステル結合が一つの
化合物中に存する場合、一般にエス5 チルの加水分解
に繁用される加水分解法を適用した場合には、フェニル
エステル部分の分解が末端カルボン酸エステル部分の分
解にはるかに優先するため通常の加水分解法を適用する
ことは工業的には殆んど不可能と考えられ、いまだ実施
されたことはなかつた。
事実、式(1)の化合物を水溶液中で塩基の存在下処理
すると速やかにそのフエニルエステル結合が加水分解さ
れ、t−AMCHAと4−ヒドロキシフエニルプロピオ
ン酸とに分解され、目的とするCEPエステルは取得す
ることは出来ない。
従つて、本発明の目的化合物の工業的製造法としてはこ
れまで上述した如く、末端カルボン酸をベンジル基又は
第三級ブチル基で保護されたCEPエステル体を接触還
元又は・・ロゲン化水素一酢酸で処理する方法が最善の
方法と考えられていた。これら接触還元又は・・ロゲン
化水素−酢酸処理法はそれぞれCEPエステル体の製造
法としては特徴を有する方法ではあるが、工業的製法と
しての観点からは必ずしも満足すべきものではない。即
ち、保護基として使用される原料化合物が高価であるこ
と、末端カルボン酸のエステル体の製造が繁雑であるこ
と、更には保護基の脱離工程に於て高価なパラジウム触
媒を使用する等の欠陥を有する。従つて、本発明者等は
更に工業的に有利なCEPエステル体の製造法を検討し
た結果、一方の原料である4−ヒドロキシフエニルプロ
ピオン酸のカルボキシル基の保護に際し、低級アルコー
ル類(特に好ましくはメタノール)により低級アルキル
エステル体となし、これとt−AMCHAの酸クロリド
とを反応させ、式(1)で示される新規化合物を製し、
これを酸触媒の存在下加水分解すると、フエニルエステ
ル部分に優先して末端カルボン酸エステル部分が加水分
解され、工業的に実施可能な収率をもつて目的化合物C
EPエステルを製しうるという、従来予想だにできなか
つた驚くべき事実を見い出し本発明を完成した。
以下、更に本発明方法について詳述する。本発明方法に
使用される酸触媒としては、塩酸、臭化水素酸、硫酸、
燐酸、硝酸等の鉱酸類、蟻酸、酢酸、モノクロル酢酸、
トリクロル酢酸、修酸、フタール酸、クエン酸等の有機
酸類、P−トルエンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸等
の有機スルホン酸類等が挙げられ、更に陽イオン交換樹
脂も同様に使用しうる。
酸触媒は原料化合物(1)の加水分解に必要な水素イオ
ン濃度を生じるものであれば特に制限はない。酸触媒の
濃度は酸触媒の種類により異なるが、例えば塩酸を用い
る場合は0.01〜1.0規定の濃度が好ましく、また
酢酸を用いる場合には0.1〜15規定の濃度が好まし
い。反応に用いられる溶媒は水あるいはアルコール類、
アセトンまたはジオキサン等の有機溶媒と水との混合溶
媒が用いられる。反応温度は重要な因子の一つであり、
(1)の末端エステル基の種類、反応系に存在する酸触
媒の種類およびその濃度またはPHによつて異なるが、
通常25〜150℃の範囲から適宜選択される。本発明
方法に於ても、目的化合物の生成とともに副反応生成物
としてt−AMCHAおよび4−ヒドロキシプロピオン
酸又はそのエステルが生成するが、これら副反応生成物
は常用の手段により容易にほぼ定量的に回収することが
可能であり、式(1)で示される原料化合物の原料とし
て循環使用が可能であるため反応条件は巾があるが、工
業的に好ましくは目的化合物の生成率が最高値に達した
時点で反応を中止するのが経済的である。
上記した如く、本発明方法による場合、末端カルボキシ
ル基の保護剤として従来の特殊かつ高価な副原料を用い
ることなく、工業上廉価かつ有利に繁用される低級アル
コール類、例えばメタノール、イソプロパノール等を使
用して低級アルキルエステルとすることが出来、かつ又
保護基の脱離も従来の操作に比べ極めて簡単かつ安価な
条件をもつて目的化合物を製しうるものである。参考例 4−ヒドロキシフエニルプロピオン酸メチルエステル1
6.57とトランス−4−アミノメチルシクロヘキサン
カルボン酸クロライド塩酸塩19.57を二塩化エタン
160m1中、60〜70℃で2時間攪拌下に反応する
反応液を冷却し、析出晶を濾取、乾燥し、トランス−4
−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸−4′−(2
″−メトキシカルボニルエチル)フエニルエステル塩酸
塩31.87(972%)を得る。このものを水から再
結晶し、分解点217℃の無色鱗片状晶を得る。元素分
析値 Cl8H26NO4Cl理論値 C6O.75、
H736、N3.94、Cl9.96実験値 C6O.
8l、H735、N4.O2、Cl9.89同様にして
、他の原料化合物(1)も製造される。
これらの融点および元素分析値を第;表に示す。実施例
1 トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸
−4′−(2″−メトキシカルボニルエチル)フエニル
エステル塩酸塩1.787と0.1N一塩酸8m1を混
合し、65〜70℃で4時間攪拌下に反応する。
反応後、反応液を氷冷し析出する結晶を濾取、水洗、乾
燥すれば融点238℃(分解)のトランス−4−アミノ
メチル−シクロヘキサンカルボン酸−4′一(2′Lカ
ルボキシエチル)フエニルエステル塩酸塩0.5627
を得る。本品は標品と融点およびIRスペクトルが完全
に一致した。一方、濾液をアルカリ性となし加熱処理し
た後、酢酸エチルエステル20m1で抽出し、4−ハイ
ドロキシフエニルプロピオン酸0.547を回収し、ま
た水層をイオン交換樹脂で処理し、トランス4−アミノ
メチルシクロヘキサンカルボン酸0.50yを回収する
。トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン
酸の回収を考慮したトランス−4−アミノメチルシクロ
ヘキサンカルボン酸−4′−(2″−カルボキシエチル
)フエニルエステル塩酸塩の収率は90.4%である。
実施例 2 トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸
−4′−(2″−メトキシカルボニルエチル)フエニル
エステル塩酸塩1.787と1N一酢酸10m1を混合
し、95〜100℃で7時間撹拌下に反応する。
反応後、反応液をアンモニア水でPH7.Oに中和し、
析出晶を濾取、水洗、乾燥すればトランス−4−アミノ
メチル−シクロヘキサンカルボン酸−4′一(2″−カ
ルボキシエチル)フエニルエステル0,535yを得る
。本品を酢酸から再結晶し、融点280℃以上の無色粉
末を得る。一方、濾液を実施例1と同様に処理し、4−
ハイドロキシフエニルプロピオン酸0.537およびト
ランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸0
.497を回収する。トランス−4−アミノメチルシク
ロヘキサンカルボン酸の回収を考慮したトランス−4−
アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸−4′−(2″
一カルボキシエチル)フエニルエステルの収率は93.
1%である。実施例 3 トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸
−4′−(2″−メトキシカルボニルエチル)フエニル
エステル塩酸塩1.787と0.2N一硫酸20m1を
55〜60℃で4時間撹拌下に反応する。
反応後、実施例1と同様に処理しトランス−4アミノメ
チルシクロヘキサンカルボン酸−4′(2″−カルボキ
シエチル)フエニルエステル+硫酸塩0.5807を得
る。本品を水から再結晶し、融点2375℃(分解)の
無色針状晶を得る。一方、濾液は実施例1と同様に処理
し、4−・・イドロキシフエニルプロピオン酸0.54
yおよびトランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカ
ルボン酸0.50yを回収する。トランス−4−アミノ
メチルシクロヘキサンカルボン酸の回収を考慮したトラ
ンス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸−4
′−(2″一カルボキシエチル)フエニルエステル+硫
酸塩の収率は90.0%である。実施例 4トランス−
4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸−4′一(
2″−メトキシカルボニルエチル)フエニルエステル塩
酸塩1.78yと5%燐酸20m1を混合し60〜65
℃で5時間撹拌下に反応する。
反応後、反応液を実施例1と同様に処理し、トランス−
4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸−4′−(
2″−カルボキシエチル)フエニルエステル燐酸塩0.
6317を得る。本品を水から再結晶し、融点220℃
(分解)の無色鱗片状晶を得る。一方、濾液を実施例1
と同様に処理し、4−ハイドロキシフエニルプロピオン
酸0.547およびトランス−4−アミノメチルシクロ
ヘキサンカル!ン酸0.527を回収する。
トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸
の回収を考慮したトランス−4−アミノメチルシクロヘ
キサンカルボン酸−4′−(2″一カルボキシエチル)
フエニルエステル燐酸塩の収率は92.5%である。実
施例 5トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカ
ルボン酸−4′−(2″−メトキシカルボニルエチル)
フエニルエステル塩酸塩1.787、P−トルエンスル
ホン酸一水塩1.907と水20m1を混合し90〜1
00℃、1時間攪拌下に反応する。
反応後、反応液を実施例1と同様に処理し、トランス4
−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸一4′−(2
I−カルボキシエチノ(へ)フエニルエステルP−トル
エンスルホン酸塩0.827Vを得る。本品を水から再
結晶し融点223.5℃(分解)の無色結晶を得る。一
方、濾液を実施例1と同様に処理し、4−ハイドロキシ
フエニルプロピオン酸0.53yおよびトランス−4−
アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸0.487を回
収する。
トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸
の回収を考慮したトランス−4−アミノメチルシクロヘ
キサンカルボン酸−4′−(2″一カルボキシエチル)
フエニルエステルP−トルエンスルホン酸塩の収率は8
9.0%である。実施例 6 トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸
−4′−(2″−メトキシカルボニルエチル)フエニル
エステル塩酸塩1.787、ベンゼンスルホン酸一水塩
1,767と水20m1を実施例5と同様に反応、処理
し、トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボ
ン酸−4′−(2″一カルボキシエチル)フエニルエス
テルベンゼンスルホン酸塩0.7707を得る。
本品を水から再結晶し融点216℃(分解)の無色針状
晶を得る。濾液を実施例1と同様に処理し、4−ハイド
ロキシフエニルプロピオン酸0.547およびトランス
−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸0.50
7を回収する。
トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸
の回収を考慮したトランス−4−アミノメチルシクロヘ
キサンカルボン酸−4′−(2″一カルボキシエチル)
フエニルエステルベンゼンスルホン酸塩の収率は91.
3%である。実施例 7 トランス一4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸
−4′−(2″−メトキシカルボニルエチル)フエニル
エステル塩酸塩1.78y、修酸二水塩1.267と水
20m1を混合し、60〜65℃で5時間撹拌下に反応
する。
反応液を実施例1と同様に処理し、トランス−4−アミ
,ツメチルシクロヘキサンカルボン酸−4′−(2″−
カルボキシエチル)フエニルエステル修酸塩0.677
7を得る。本品を水から再結晶し、融点220℃(分解
)の無色針状晶を得る。一方、濾液を実施例1と同様に
処理し、4−ハイドロキシフエニルプロピオン酸0.5
37およびトランス−4−アミノメチルシクロヘキサン
カルボン酸0.497を回収する。
トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸
の回収を考慮したトランス−4−アミノメチルシクロヘ
キサンカルボン酸−4′−(2″一カルボキシエチル)
フエニルエステル修酸塩の収率は91.0%である。実
施例 8トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカ
ルボン酸−4′−(2″−エトキシカルボニルエチル)
フエニルエステル塩酸塩1.857と0.1N一塩酸1
0m1を混合し、65〜70℃で6時間攪拌下に反応す
る。
反応液を実施例2と同様に処理し、トランス−4−アミ
ノメチルシクロヘキサンカルボン酸−4′−(2″−カ
ルボキシエチル)フエニルエステル0.4007を得る
。本品は実施例2で得られるものとIRスペクトルが完
全に一致した。また、濾液を実施例1と同様に処理し、
4−・・ィドロキシフエニルプロピオン酸0.607お
よびトランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボ
ン酸0.547を回収する。トランス−4−アミノメチ
ルシクロヘキサンカルボン酸の回収を考慮したトランス
−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸−4′−
(2″一カルボキシエチル)フエニルエステルの収率は
83,7%である。実施例 9 トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸
−4′一(2″−イソプロポキシカルボニルエチル)フ
エニルエステル塩酸塩1.927と0.1N一塩酸10
m1を混合し、65〜70℃で8時間攪拌下に反応する
反応後、反応液を実施例2と同様に処理し、トランス−
4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸−4′−(
2″一カルボキシエチル)フエニルエステル0.322
7を得る。本品は実施例2で得られたものとIRスペク
トルが完全に一致した。また、濾液を実施例1と同様に
処理し、4−ハイドロキシフエニルプロピオン酸0.6
47およびトランス−4−アミノメチルシクカヘキサン
カルボン酸0.59yを回収する。トランス−4−アミ
ノメチルシクロヘキサンカルボン酸の回収を考慮したト
ランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸−
4′一(2″一カルボキシエチル)フエニルエステルの
収率は84.6%である。実施例 10 トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸
−4′−(2″−n−ブトキシカルボニルエチル)フエ
ニルエステル塩酸塩1.997と0.1N−塩酸10m
1を混合し、実施例9と同様に反応、処理し、トランス
−4−アミノメチル−シクロヘキサンカルボン酸−4′
−(2″一カルボキシエチル)フエニルエステル0,3
057を得る。
本品は実施例2で得られるものとIRスペクトルが完全
に一致した。また、濾液を実施例1と同様に処理し、4
−ハイドロキシフエニルプロピオン酸0.62Vおよび
トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸
0.60tを回収する。トランス−4−アミノメチルシ
クロヘキサンカルボン酸の回収を考慮したトランス−4
−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸−4′−(2
″一カルボキシエチル)フエニルエステルの収率は84
.5%である。実施例 11トランス−4−アミノメチ
ルシクロヘキサンカルボン酸−4′−(2I−シアノメ
トキシカルボニルエチル)フエニルエステル塩酸塩1.
907と0.1N一塩酸10m1を混合し、65〜70
℃で5時間攪拌下に反応する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Rは第一級或は第二級低級アルキル基又はシアノ
    メチル基を示す。 )で示されるトランス−4−アミノメチルシクロヘキサ
    ンカルボン酸エスチル誘導体又はその酸付加塩を酸触媒
    の存在下加水分解することを特徴とするトランス−4−
    アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸−4′−(2″
    −カルボキシエチル)−フェニルエステルおよびその酸
    付加塩の製法。
JP50092684A 1975-07-30 1975-07-30 トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸エステルの製法 Expired JPS5913498B2 (ja)

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SE460667B (sv) * 1979-09-20 1989-11-06 Nippon Chemiphar Co Cyklohexankarboxylsyraderivat, foerfarande foer framstaellning daerav samt naemnda derivat foer terapeutisk anvaendning

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