JPS59133309A - 精錬炉のフオ−ミング抑止方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は精錬炉のフォーミング抑止方法に関するもので
ある。

周仰のごとく精錬炉として、例えば転炉での銅吹錬中ま
たは吹錬後炉内溶鋼が目標とする成分、温度にあるか否
かを測定することが行なわｎているが、炉内溶鋼上面に
は滓がフォーミング（泡立ち）シ、フォーミングが激し
いときは測定器の装入に支障をきたし、また測定器中へ
滓が入ることによシ、溶鋼のサンプリングが不可能にな
る。

このようなフォーミングを抑えるために炉内へ薪、ある
いは特公昭５５−５１００３号公報に開示のととく鋸屑
、切屑、籾殻を投入することが知らｎている。しかして
このような物質の使用は、溶鋼（鋼製品）のコスト上昇
という欠点を伴なう。

一方、近年精錬技術の改善が進み溶銑の段階で脱８ｉ、
脱Ｐを行なった後、該溶銑を転炉へ装入して吹錬する方
法が一部採用さ几始めて居る。このプロセスにおいて溶
銑を処理する際にスラグメタル間でフォーミングする問
題が新たに生じておシこの場合にもフォーミングを抑止
することが必要である。

本発明は、上記の転炉または浴銑予備処理時等の精錬炉
での７オーミング防止剤として従来の防止剤よシも低コ
ストのものを用いてフォーミングを防止するところに特
徴がちシ、具体的には廃棄ゴム製品を精錬中または精錬
後の炉内鋼滓中に投入するフォーミング抑止方法である
。

本発明における廃棄ゴム製品としては、例えば自動車等
のタイヤ、コンベヤーベルト、防振用ゴム、緩衝用ゴム
、防音用ゴム等のゴムで使用後廃棄するものを用いる。

このような廃棄ゴム製品を適描に切断して炉内へ投入す
るものである。かくすることにより、：ム製品の燃焼に
よりガスが発生して鋼滓中に含〕ｎでいるガスの泡を破
壊し、両ガスが共に大気１に発散しフォーミングの発生
を確実に防止出来λ従来の薪、オガ屑に比ベゴムは単位
重量当６　’ｃ燃焼力が犬であシ、フォーミングの抑止
効果大−ある。

しかしてその投入量であるが６０〜３００の１炉または
溶銑予備処理炉の場合で、１０〜１５０ｈ。

回で十分な効果が得らｎる。

本発明方法によ几ば、廃棄ゴム製品という産〕。

廃棄物を有効に用いるので産業廃棄物の処理土木めて有
意義であり、かつ、フォーミングの発生）従来方法よシ
も、安い費用でよシ一層確実に押工することができる等
の優れた効果が得らｆる。

次に本発明方法の実施例を比較例と共に挙げ２し。

） 伝 ／ 注に転炉は酸素上吹転炉で実施 匹 注２：比較例の鋸屑は、バインダー（陶土）２０％で固
形（平均４ｆｔ　）化して使用。

注３：実施例２の自動車タイヤ１／４切片は乗用車用タ
イヤを用いた。

〕Ｏ 注４：実施例の自動車タイヤは液体窒素で深冷処理後破
砕したものも一部混合して使用した。

注り＝実施例４は混銑車内溶銑の予備処理（脱人後直ち
にフォーミングの発生が確実に抑止でき、その効果は比
較例の鋸屑を使用した場合よシも、早く顕わｎた。防止
剤のコストハ、薪に比べて大巾に低くかった。

代理人　弁理士　秋　沢　政　光 外２名

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 抑止方法。