JPS59133044A - 透明熱線反射性積層板の製造方法 - Google Patents
透明熱線反射性積層板の製造方法Info
- Publication number
- JPS59133044A JPS59133044A JP583283A JP583283A JPS59133044A JP S59133044 A JPS59133044 A JP S59133044A JP 583283 A JP583283 A JP 583283A JP 583283 A JP583283 A JP 583283A JP S59133044 A JPS59133044 A JP S59133044A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- laminate
- transparent
- transparent heat
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は透明熱線反射性フィルムと剛性の高い透明板と
を貼り合せてなる透明熱線反射性積層板の製造方法の改
良に関するものである。従来、二軸配向ポリエチレンテ
レフタレートフィルム(以後PETフィルムと略称する
)の少なくとも片面に、 Au、、 Ag、 Cuあ
るいはこれらの合金などの金属および/またはTiO2
、ZrO2+ 工n20. 、 5102 +SnOな
どの金属化合物の薄膜を形成せしめて、透明性と熱線(
赤外線)反射性とを兼備した透明熱線反射性フィルムは
よく知られており、窓ガラスに貼って夏の熱い太陽光線
の侵入を防ぐような用途に用いられてきた。このフィル
ムを窓ガラスに貼る場合2通常用いられているのは、ポ
リビニルアルコール系、ポリ(メタ)アクリル酸系ある
いはポリ酢酸ビニル系などの水系接着剤あるいは感圧粘
着剤であり、これらは室温で貼り合せ作業ができるので
極めて便利である。しかし、最近になって2本フィルム
を貼り合せだ積層板の用途が広がり、高温、高湿下で使
用されるようなケースが増えてきた。この場合、上述の
ような水系接着剤あるいは感圧粘着剤では、接着部の耐
熱性あるいは耐湿性が劣るので、よシ耐熱性および/ま
たは耐湿性に優れた接着剤を用いることが必要になり。
を貼り合せてなる透明熱線反射性積層板の製造方法の改
良に関するものである。従来、二軸配向ポリエチレンテ
レフタレートフィルム(以後PETフィルムと略称する
)の少なくとも片面に、 Au、、 Ag、 Cuあ
るいはこれらの合金などの金属および/またはTiO2
、ZrO2+ 工n20. 、 5102 +SnOな
どの金属化合物の薄膜を形成せしめて、透明性と熱線(
赤外線)反射性とを兼備した透明熱線反射性フィルムは
よく知られており、窓ガラスに貼って夏の熱い太陽光線
の侵入を防ぐような用途に用いられてきた。このフィル
ムを窓ガラスに貼る場合2通常用いられているのは、ポ
リビニルアルコール系、ポリ(メタ)アクリル酸系ある
いはポリ酢酸ビニル系などの水系接着剤あるいは感圧粘
着剤であり、これらは室温で貼り合せ作業ができるので
極めて便利である。しかし、最近になって2本フィルム
を貼り合せだ積層板の用途が広がり、高温、高湿下で使
用されるようなケースが増えてきた。この場合、上述の
ような水系接着剤あるいは感圧粘着剤では、接着部の耐
熱性あるいは耐湿性が劣るので、よシ耐熱性および/ま
たは耐湿性に優れた接着剤を用いることが必要になり。
必然的に貼シ合せ時の温度も50〜150°Cというよ
うな高い温度が用いられるようになってきた。
うな高い温度が用いられるようになってきた。
しかし、このように高い温度で本フィルムを剛性の高い
透明板2例えばプラスチック板に貼シ合せると、貼り合
せた後の積層板に、シま模様”が発生して、透視性が悪
くなってしまうという問題点があることがわかった。こ
こで言う゛しま模様”とは、積層板を透視した時、その
積層板の中に。
透明板2例えばプラスチック板に貼シ合せると、貼り合
せた後の積層板に、シま模様”が発生して、透視性が悪
くなってしまうという問題点があることがわかった。こ
こで言う゛しま模様”とは、積層板を透視した時、その
積層板の中に。
しま状、波状あるいはしわ状の凹凸が見える現象であり
、これがあると当然ながら、透視像が歪んだり、あるい
は明暗差を生じたシするので透視性が悪くなる。本発明
の目的は、このような”しま模様″の発生がない透明熱
線反射性積層板の製造方法を提供せんとするものである
。
、これがあると当然ながら、透視像が歪んだり、あるい
は明暗差を生じたシするので透視性が悪くなる。本発明
の目的は、このような”しま模様″の発生がない透明熱
線反射性積層板の製造方法を提供せんとするものである
。
本発明は上記目的を達成するため2次の構成。
すなわち、二軸配向PETフィルムの少なくとも片面に
金属および/まだは金属化合物の薄膜が設けられた透明
熱線反射性フィルムを、接着層を介して剛性の高い透明
板に加熱して貼り合せる積層板の製造方法であって、か
つ該透明熱線反射性フィルムは、120°C熱収縮率が
長手方向および幅方向ともに、05〜5%である。透明
熱線反射性積層板の製造方法を特徴とするものである。
金属および/まだは金属化合物の薄膜が設けられた透明
熱線反射性フィルムを、接着層を介して剛性の高い透明
板に加熱して貼り合せる積層板の製造方法であって、か
つ該透明熱線反射性フィルムは、120°C熱収縮率が
長手方向および幅方向ともに、05〜5%である。透明
熱線反射性積層板の製造方法を特徴とするものである。
ここでいう二軸配向PETフィルムとは、エチレンテレ
フタレート単位を80重重量板上含むホモポリマまたは
コポリマを二軸方向に延伸して作ったフィルムである。
フタレート単位を80重重量板上含むホモポリマまたは
コポリマを二軸方向に延伸して作ったフィルムである。
そして、そのフィルムは厚さが10〜100μm、可視
光線透過率が70%以上のものが特に好ましい。
光線透過率が70%以上のものが特に好ましい。
このフィルムの少なくとも片面に薄膜を形成せしめる金
属とは、 Au、 Ag、 Cu、 Pt、 P
d、Cr。
属とは、 Au、 Ag、 Cu、 Pt、 P
d、Cr。
Co、 Ni、 Ti、 Zr、 In、 Sn、 Z
n、 Alあるいはこれらを含む合金などであるが2本
発明に特に好ましいのは、 Au、 Ag、 Cuある
いはこれらを含む合金である。また、金属化合物として
好ましいものは、 TiO2,ZrO,、、工n20
5. SiO2,SnOなどで代表される金属酸化物
であり2本発明に特に好ましいのはTiO2,ZrO2
、SnOおよびこれらの混合物である。フィルム上に形
成される金属および/まだは金属化合物薄膜層の合計厚
みは、1〜200nmの範囲が望ましく、特に好ましい
のは、10〜1100nの範囲である。
n、 Alあるいはこれらを含む合金などであるが2本
発明に特に好ましいのは、 Au、 Ag、 Cuある
いはこれらを含む合金である。また、金属化合物として
好ましいものは、 TiO2,ZrO,、、工n20
5. SiO2,SnOなどで代表される金属酸化物
であり2本発明に特に好ましいのはTiO2,ZrO2
、SnOおよびこれらの混合物である。フィルム上に形
成される金属および/まだは金属化合物薄膜層の合計厚
みは、1〜200nmの範囲が望ましく、特に好ましい
のは、10〜1100nの範囲である。
上記した好ましい範囲の組み合せによって2本発明に特
に適した透明熱線反射性フィルムは、可視光線透過率7
5チ以上(波長550nmの全光線透過率)、赤外線反
射率60%以上(波長1700nmで測定)のものであ
る。このようなフィルムは、透明板に貼シ合せて積層板
にすると特にシま模様″が目立ちやすいので2本発明製
造方法はとりわけ有効である。
に適した透明熱線反射性フィルムは、可視光線透過率7
5チ以上(波長550nmの全光線透過率)、赤外線反
射率60%以上(波長1700nmで測定)のものであ
る。このようなフィルムは、透明板に貼シ合せて積層板
にすると特にシま模様″が目立ちやすいので2本発明製
造方法はとりわけ有効である。
二軸配向PETフィルムと上記した金属および/″i!
たは金属化合物の薄膜とからなる透明熱線反射性フィル
ムは、120℃熱収縮率が、長手方向および幅方向とも
に、0.5〜5%の範囲にあることが必要であシ、特に
好ましいのは、1〜4%の範囲である。熱収縮率が上記
範囲から外れると、フィルムを透明板に貼り合せて積層
板にした時、この積層板の中に′しま模様″が発生する
。なお。
たは金属化合物の薄膜とからなる透明熱線反射性フィル
ムは、120℃熱収縮率が、長手方向および幅方向とも
に、0.5〜5%の範囲にあることが必要であシ、特に
好ましいのは、1〜4%の範囲である。熱収縮率が上記
範囲から外れると、フィルムを透明板に貼り合せて積層
板にした時、この積層板の中に′しま模様″が発生する
。なお。
ここで言う剛性の高い透明板とは、プラスチック板、セ
ラミック板、ガラス板などの総称であり。
ラミック板、ガラス板などの総称であり。
通常、厚さが0.05〜5皿、可視光線透過率60%以
上のものである。
上のものである。
次に本発明製造方法の具体例を説明する。市販の透明熱
線反射性フィルム(二軸配向PETフィルムの片面に、
AuとAgの合金薄膜層およびその上KT102の
薄膜層がスパッター法によって形成されているもの。1
20°C熱収縮率は、長手方向0.2係2幅方向−0,
4チ)を緊張状態で150〜220゛Cに加熱し2次い
で、長手方向に1.05〜1.5倍。
線反射性フィルム(二軸配向PETフィルムの片面に、
AuとAgの合金薄膜層およびその上KT102の
薄膜層がスパッター法によって形成されているもの。1
20°C熱収縮率は、長手方向0.2係2幅方向−0,
4チ)を緊張状態で150〜220゛Cに加熱し2次い
で、長手方向に1.05〜1.5倍。
幅方向に1.1〜2.0倍程度の延伸を行なう。延伸後
、緊張状態を保ったまま徐冷して、長手方向および幅方
向の120’a熱収縮率が0.5〜5係、好ましくは1
〜4係の範囲に入るようにする。次に。
、緊張状態を保ったまま徐冷して、長手方向および幅方
向の120’a熱収縮率が0.5〜5係、好ましくは1
〜4係の範囲に入るようにする。次に。
このフィルムの片面に耐熱性および/または耐湿性の良
い接着用樹脂(熱可塑性、熱硬化性のいずれでもOT)
をコーティングし、このコーテイング面と剛性の高い透
明板とを重ね合せ、50〜150°Cに加熱しつつ、ロ
ール加圧あるいはプレス加圧などの手段で適当な圧力(
0,1〜ID0y/■2程度)をかけて貼り合せて積層
板とする。
い接着用樹脂(熱可塑性、熱硬化性のいずれでもOT)
をコーティングし、このコーテイング面と剛性の高い透
明板とを重ね合せ、50〜150°Cに加熱しつつ、ロ
ール加圧あるいはプレス加圧などの手段で適当な圧力(
0,1〜ID0y/■2程度)をかけて貼り合せて積層
板とする。
あるいは、このフィルムの両面に、加熱接着性のある樹
脂からなるフィルムあるいはシ・−トを重ね合せ、さら
にその両面に、剛性の高い透明板を重ね合せ、全体を5
0〜150℃に加熱しつつ、ロール加圧あるいはプレス
加圧のような加圧手段で適当な圧力(051〜100鞄
/a112程度)をかけて貼り合せ一体化して積層板と
するような方法をとってもよい。
脂からなるフィルムあるいはシ・−トを重ね合せ、さら
にその両面に、剛性の高い透明板を重ね合せ、全体を5
0〜150℃に加熱しつつ、ロール加圧あるいはプレス
加圧のような加圧手段で適当な圧力(051〜100鞄
/a112程度)をかけて貼り合せ一体化して積層板と
するような方法をとってもよい。
以上のような製造方法を用いることにより。
゛しま模様”の発生がなく、極めて透視性の良い透明熱
線反射性積層板を作ることができる。
線反射性積層板を作ることができる。
本発明製造方法をさらに優れたものにするには。
貼り合せに用いる透明熱線反射性フィルムの120°C
熱収縮率を、長手方向と幅方向の値の比が0.25〜4
.好ましくは05〜2の範囲て納まるようにすることが
望ましい。このようにすることによって、でき上った積
層板中の“しま模様゛′の発生をさらに完全になくすこ
とができる。熱収縮率の値の比を上記範囲に納める方法
としては、前記した透明熱線反射性フィルムを延伸する
際の長手および幅方向の延伸倍率あるいは延伸温度を適
宜変えることなどによって達成しうる。
熱収縮率を、長手方向と幅方向の値の比が0.25〜4
.好ましくは05〜2の範囲て納まるようにすることが
望ましい。このようにすることによって、でき上った積
層板中の“しま模様゛′の発生をさらに完全になくすこ
とができる。熱収縮率の値の比を上記範囲に納める方法
としては、前記した透明熱線反射性フィルムを延伸する
際の長手および幅方向の延伸倍率あるいは延伸温度を適
宜変えることなどによって達成しうる。
以上2本発明製造方法の具体例を述べたが2本発明はこ
れらの具体例に限定されるものではない。
れらの具体例に限定されるものではない。
例えば、二軸配向PETフィルムを製造する時に。
長手および幅方向の120℃熱収縮率が高いフィルムを
予め作っておき、これに金属および/まだは金属化合物
の薄膜を形成せしめる時の加工条件(スパッター、真空
蒸着、イオンブレーティング。
予め作っておき、これに金属および/まだは金属化合物
の薄膜を形成せしめる時の加工条件(スパッター、真空
蒸着、イオンブレーティング。
メッキ、化学蒸着、コーティングなど)を適宜調節して
、得られる透明熱線反射性フィルムの120°C熱収縮
率が本発明範囲内に入るようにしてもよい。上記加工条
件の中で、特に熱収縮率を左右するものは、加工中の温
度、加熱時間およびフィルム搬送時の張力である。
、得られる透明熱線反射性フィルムの120°C熱収縮
率が本発明範囲内に入るようにしてもよい。上記加工条
件の中で、特に熱収縮率を左右するものは、加工中の温
度、加熱時間およびフィルム搬送時の張力である。
本発明は、二軸配向PETフィルムと金属および/−!
だは金属化合物薄膜層とからなる透明熱線反射性フィル
ムの120°C熱収縮率を、長手方向および幅方向とも
に0.5〜5%、好ましくは1〜4係の範囲とし、かつ
、さらに好ましくは、この両方向熱収縮率の値の比を0
.25〜4.望ましくは05〜2の範囲とし、このフィ
ルムを剛性の高い透明板に貼り合せるという手法をとっ
たことによって、シま模様”がなく、透視性の良好な透
明熱線反射性積層板を作ることに成功したものである。
だは金属化合物薄膜層とからなる透明熱線反射性フィル
ムの120°C熱収縮率を、長手方向および幅方向とも
に0.5〜5%、好ましくは1〜4係の範囲とし、かつ
、さらに好ましくは、この両方向熱収縮率の値の比を0
.25〜4.望ましくは05〜2の範囲とし、このフィ
ルムを剛性の高い透明板に貼り合せるという手法をとっ
たことによって、シま模様”がなく、透視性の良好な透
明熱線反射性積層板を作ることに成功したものである。
なお、以下に本発明で用いる測定法および評価方法をま
とめておく。
とめておく。
1)、120’c熱収縮率
試料とする透明熱線反射性フィルムから、5×60皿の
試片を切り出す(測定しようとする方向を60−の方向
に合せる)。この試片を吊り下げて、その下端にカール
防止用として6gの錘りをつける。この状態で、この試
片の長さ50mm分を正確に測り、これを片長とする。
試片を切り出す(測定しようとする方向を60−の方向
に合せる)。この試片を吊り下げて、その下端にカール
防止用として6gの錘りをつける。この状態で、この試
片の長さ50mm分を正確に測り、これを片長とする。
次いで、5°C/分の昇温速度で試片周囲の雰囲気温度
を上げていき。
を上げていき。
この温度が120°Cになった時点で、片長からの縮み
分△J (mlll)を測定する。この片長および縮み
分の測定は、差動トランスなどを用いて、0.05mm
の精度まで正確に測定する。かくして、その試料の12
0°C熱収縮率は、(Δl:150 ) x I DO
(旬として与えられる。
分△J (mlll)を測定する。この片長および縮み
分の測定は、差動トランスなどを用いて、0.05mm
の精度まで正確に測定する。かくして、その試料の12
0°C熱収縮率は、(Δl:150 ) x I DO
(旬として与えられる。
2)、熱収縮率の比
」二記で得られた120°0熱収縮率の値を用いて。
(長手方向の値7幅方向の値)またはその逆の(幅方向
の値/長手方向の値)として求める。
の値/長手方向の値)として求める。
6)、“′しま模様”の評価方法
得られた透明熱線反射性積層板を、フィルムを貼り合せ
る前の透明板と比較しつつ透視観察して。
る前の透明板と比較しつつ透視観察して。
パシま模様″の程度を次の6段階で表示した。
A:まったくシま模様″がない。
B;微かにパシま模様”があるが、それほど透視像の歪
みや明暗差を感じさせず、用途によっては使用できる。
みや明暗差を感じさせず、用途によっては使用できる。
c 二= l、ま模様″が明らかに存在して、透視像の
歪みや明暗差かはつきシあられれ。
歪みや明暗差かはつきシあられれ。
通常の用途には使用しにくい。
次に実施例および比較例を用いて9本発明の実施態様を
説明する。
説明する。
実施例1
市販の透明熱線反射性フィルム(二軸配向PETフィル
ムの片面に、Ag−Auの合金がスノぐツタリングされ
、さらにその上にTiO2がスノくツタリングされてい
るもの。)を緊張状態で2 D O’cに加熱し。
ムの片面に、Ag−Auの合金がスノぐツタリングされ
、さらにその上にTiO2がスノくツタリングされてい
るもの。)を緊張状態で2 D O’cに加熱し。
長手方向に1.2倍2幅方向に1.4倍、同時二軸延伸
し、緊張状態を保った−1ま室温まで冷却して。
し、緊張状態を保った−1ま室温まで冷却して。
120°C熱収縮率が長手方向1.5%、幅方向1.5
係。
係。
熱収縮率の比が1.0.可視光線透過率82係、赤外線
反射率66係の透明熱線反射性フィルムを作った。この
フィルムのスパッタリング面の上に。
反射率66係の透明熱線反射性フィルムを作った。この
フィルムのスパッタリング面の上に。
メチルメタクリレートとn−ブチルアクリレート(重量
比60 : 40 )とを主鎖とし、少量のヒドロキシ
エチルメタクリレート、グリシジルメタクリレートとを
含む共重合体に、少量のメラミン樹脂を加えた接着用樹
脂を溶液状態でコーティングし、厚さ15μmの塗膜を
形成させた。次いで、このフィルムと、厚さ2onの透
明なポリカーボネート板とを、 13 D ’0 、
10 ’lcg/cyn2の圧力下で加圧貼着し、積
層板を作った。この積層板について、パシま模様″の発
生程度を評価したところ、まったく゛しま模様″が存在
せず、評価等級はAであった。
比60 : 40 )とを主鎖とし、少量のヒドロキシ
エチルメタクリレート、グリシジルメタクリレートとを
含む共重合体に、少量のメラミン樹脂を加えた接着用樹
脂を溶液状態でコーティングし、厚さ15μmの塗膜を
形成させた。次いで、このフィルムと、厚さ2onの透
明なポリカーボネート板とを、 13 D ’0 、
10 ’lcg/cyn2の圧力下で加圧貼着し、積
層板を作った。この積層板について、パシま模様″の発
生程度を評価したところ、まったく゛しま模様″が存在
せず、評価等級はAであった。
比較例1
上記実施例1で用いた市販の透明熱線反射性フィルムを
、そのit用いて、実施例1と同じ操作で積層板を作っ
てみた。このフィルムの120’a熱収縮率は、長手方
向0.3%、 幅方向−0,5%(つ−jfi、0.
5%だけ伸びる)であった。
、そのit用いて、実施例1と同じ操作で積層板を作っ
てみた。このフィルムの120’a熱収縮率は、長手方
向0.3%、 幅方向−0,5%(つ−jfi、0.
5%だけ伸びる)であった。
得られた積層板は、シま模様”の発生が明らかに見られ
、評価等級はCであった。
、評価等級はCであった。
実施例2〜9.比較例2〜4
実施例1で用いた透明熱線反射性フィルムを。
いろんな延伸温度、延伸倍率で延伸して+ 120 ’
c熱収縮率およびその比が異なる各種のフィル、ムを作
った。これらを実施例1と同様に操作して積層板を作り
、これら積層板の゛しま模様”の程度を評価した。その
結果を第1表にまとめて示す。
c熱収縮率およびその比が異なる各種のフィル、ムを作
った。これらを実施例1と同様に操作して積層板を作り
、これら積層板の゛しま模様”の程度を評価した。その
結果を第1表にまとめて示す。
第1表
第1表の結果から、120℃熱収縮率が長手方向および
幅方向とも0.5〜5チ、好捷しくは1〜4係の範囲に
ある透明熱線反射性フィルムを用いれば、積層板にした
時、シま模様″の発生が抑制されることがわかる。
幅方向とも0.5〜5チ、好捷しくは1〜4係の範囲に
ある透明熱線反射性フィルムを用いれば、積層板にした
時、シま模様″の発生が抑制されることがわかる。
また、さらに好ましくは、この熱収縮率の比を1〜4(
0,25〜1と同じ)、さらには1〜2(0,5〜1と
同じ)にすれば、′”しま模様″の発生がさらに抑制さ
れることがわかる。
0,25〜1と同じ)、さらには1〜2(0,5〜1と
同じ)にすれば、′”しま模様″の発生がさらに抑制さ
れることがわかる。
実施例10
未延伸PETフィルムを90°Cで長手方向に32倍延
伸し2次いで、110°Cで幅方向に64倍延伸した後
、緊張状態を保持した!、ま、150°Cで8秒間熱固
定して、120°C熱収縮率が長手方向45%2幅方向
4,1チの二軸配向PETフィルムを作った。このフィ
ルムの片面に、 TiO2,Ag・Au合金(原子比
65 : 35 )、 TiO2の順で6層の薄膜層
(合計厚み55 nm )をスパッタリングで形成せし
めた。得られた透明熱線反射性フィルムの120°C熱
収縮率は、長平方向65チ8幅方向6.1%、その比は
1.1であり、可視光線透過率78%、赤外線反射率7
3%のものであった。このフィルムのTlO2面上に、
実施例1で用いたのと同じ接着用樹脂をコーティングし
、乾燥させた後。
伸し2次いで、110°Cで幅方向に64倍延伸した後
、緊張状態を保持した!、ま、150°Cで8秒間熱固
定して、120°C熱収縮率が長手方向45%2幅方向
4,1チの二軸配向PETフィルムを作った。このフィ
ルムの片面に、 TiO2,Ag・Au合金(原子比
65 : 35 )、 TiO2の順で6層の薄膜層
(合計厚み55 nm )をスパッタリングで形成せし
めた。得られた透明熱線反射性フィルムの120°C熱
収縮率は、長平方向65チ8幅方向6.1%、その比は
1.1であり、可視光線透過率78%、赤外線反射率7
3%のものであった。このフィルムのTlO2面上に、
実施例1で用いたのと同じ接着用樹脂をコーティングし
、乾燥させた後。
このコーテイング面を厚さ6mの透明なポリメチルメタ
クリレート注型重合板に重ね合せて、85°C210k
q/an2の条件で加圧貼着して、透明な積層体を得た
。この積層体は透明感がよく、明暗のむらや透視□□□
の歪も生じず、シま模様″評価等級はAであった。
クリレート注型重合板に重ね合せて、85°C210k
q/an2の条件で加圧貼着して、透明な積層体を得た
。この積層体は透明感がよく、明暗のむらや透視□□□
の歪も生じず、シま模様″評価等級はAであった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 二軸配向ポリエチレンテレフタレートフィルムの少なく
とも片面に金属および/または金属化合物の薄膜が設け
られた透明熱線反射性フィルムを。 接着層を介して剛性の高い透明板に加熱して貼り合せる
積層板の製造方法であって、かつ該透明熱線反射性フィ
ルムは、120℃熱収縮率が長手方向および幅方向とも
に、0,5〜5%である透明熱線反射性積層板の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP583283A JPS59133044A (ja) | 1983-01-19 | 1983-01-19 | 透明熱線反射性積層板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP583283A JPS59133044A (ja) | 1983-01-19 | 1983-01-19 | 透明熱線反射性積層板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59133044A true JPS59133044A (ja) | 1984-07-31 |
Family
ID=11622008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP583283A Pending JPS59133044A (ja) | 1983-01-19 | 1983-01-19 | 透明熱線反射性積層板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59133044A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0355962A2 (en) * | 1988-07-01 | 1990-02-28 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Solar energy control film |
JP2007189910A (ja) * | 2006-01-17 | 2007-08-02 | Shimizu Corp | 緑化ユニット及び該緑化ユニットを備える緑化システム |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51114483A (en) * | 1975-04-02 | 1976-10-08 | Teijin Ltd | Metallized, heat-shrinkable polyester films |
JPS52121684A (en) * | 1976-04-06 | 1977-10-13 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | Heat-shrinkable laminate film |
JPS5759748A (en) * | 1980-09-27 | 1982-04-10 | Nitto Electric Ind Co | Thermic ray reflecting film |
-
1983
- 1983-01-19 JP JP583283A patent/JPS59133044A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51114483A (en) * | 1975-04-02 | 1976-10-08 | Teijin Ltd | Metallized, heat-shrinkable polyester films |
JPS52121684A (en) * | 1976-04-06 | 1977-10-13 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | Heat-shrinkable laminate film |
JPS5759748A (en) * | 1980-09-27 | 1982-04-10 | Nitto Electric Ind Co | Thermic ray reflecting film |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0355962A2 (en) * | 1988-07-01 | 1990-02-28 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Solar energy control film |
JP2007189910A (ja) * | 2006-01-17 | 2007-08-02 | Shimizu Corp | 緑化ユニット及び該緑化ユニットを備える緑化システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2958664B2 (ja) | 基材のための改良された高透過率,低輻射率の塗膜 | |
US4666263A (en) | Radiant energy reflector and method for construction thereof | |
CN100492069C (zh) | 降低一氮化钛光学涂层易裂性的方法 | |
JPS6162571A (ja) | 薄膜構造用放射線硬化被覆物とその製造方法 | |
IE32079L (en) | Heat reflecting window | |
JPS61296306A (ja) | 赤外線多層膜干渉フイルタ | |
JPS59133044A (ja) | 透明熱線反射性積層板の製造方法 | |
KR20210011048A (ko) | 광고용 필름 | |
US6532119B1 (en) | Laminated film for thin film mirrors | |
JPS60110445A (ja) | 高輝度反射フィルム | |
KR102209188B1 (ko) | 광고용 필름 | |
JPH01279202A (ja) | 反射体 | |
JP2537773B2 (ja) | プラスチツク製ミラ−コ−トレンズ | |
JPH03148603A (ja) | 偏光板 | |
JP2811885B2 (ja) | 熱線遮蔽ガラス | |
JPH06320684A (ja) | 封筒用の窓フイルムとしての反射の減少した結合性の延伸フイルム | |
JPS5981161A (ja) | 選択光透過性フイルム | |
JPH0528361B2 (ja) | ||
JPS60113203A (ja) | 非偏光ビ−ムスプリッタ | |
JPH01283138A (ja) | サッシ外装用メタリック化粧シート | |
JPS63246237A (ja) | 防曇性光選択透過性フイルムまたはシ−ト | |
JP2017122778A (ja) | 赤外線反射フィルムの製造方法 | |
JPS59216110A (ja) | 偏光ビ−ムスプリツタ | |
JPS59111843A (ja) | 光選択機能性シ−ト | |
JP6012666B2 (ja) | 積層フィルムおよび該フィルムを用いた窓ガラス |