JPS59129790A - ルテニウム化合物を使用する2級アルコ−ルからケトン類の製造方法 - Google Patents

ルテニウム化合物を使用する2級アルコ−ルからケトン類の製造方法

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JPS59129790A
JPS59129790A JP58003746A JP374683A JPS59129790A JP S59129790 A JPS59129790 A JP S59129790A JP 58003746 A JP58003746 A JP 58003746A JP 374683 A JP374683 A JP 374683A JP S59129790 A JPS59129790 A JP S59129790A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、2級アルコールを触媒量のルテこラム化合物
を用いて電解酸化することにより、相当するケトンを高
収率で製造する方法に関する。
アルコール類?酸化してケトン類に変える反応は有機合
成化学における重要な反応技術の−っである。アルコー
ルを酸化する方法は種々開発されている。酸化剤を用い
る化学的酸化では、クロム酸、過マンガン酸およびそれ
らの塩類や四節酸鉛などの重金属酸化物を酸化剤として
用いており、いずれの場合も毒性のある酸化剤を化学量
論量またはそれ以上を必要とし、反応後の廃棄物の処理
等に問題を残しているものが多い。酸化剤を用いる他の
方法として、DMso(ジメチルスルホキシド)酸化法
があるが、無水溶媒中で一60’Cの如き低温で反応を
行なう等、工業的方法とは言い難い。
その他の方法として、貴金属触媒を用いる空気酸化法や
接触脱水素法が報告されているが、反応は一般に高温で
行なわれるため、副反応を起こし易い欠点があり、経済
的にも高価な方法といえる。
ところで、比較的温和な条件下で効率よくアルコール類
を酸化する方法として、四酸化ルテニウムを酸化剤に用
いる方法(L、 M、 BerkCMitzHJ、 A
m。
CheIn、 Soc、、 80.6682(1958
1; R,M、 Moriarしy; Tetrahe
dronLett、、 4003(19701M、 N
、 Sheng   米国特許第3゜997.578号
明細書)が知られている。これらの方法においては、化
学量論量の四龜化ルテニウムを用いるか、または触媒量
のルテニウム化合物と次亜塩素酸の如きハロゲン系の酸
化剤や過酸化水素、過酢酸などの過酸化物等の酸化剤を
過剰に用いることにより四酸化ルテニウムを再生させて
、アルコール類の酸化を継続して実施している。
これらの方法は、アルコール類からケトン類を能率よく
製造する方法として優れた方法であるが、ルテニウム化
合物を触媒として用いた場合、アルコール1モルに対し
て、ルテニウム化合物を酸化するために酸化剤が2当量
以上必要であり、このため、大規模合成に際して危険な
酸化剤を多量に使用する欠点を有している。このような
欠点を改良した方法として、ルテニウム化合物の酸化剤
として少量のヨウ化カリウムを共存させて電解する方法
(K A、 Johnson  他、米国特許第3,6
50゜918号明細書)が提案されている。
しかしこの方法では、四酸化ルテニウムの再生工程とオ
レフィンの酸化工程を別途に行なういわゆるイクセルメ
ソード(Ex −Ce1l Method )を採用し
ており、イオン交換膜を用いる隔膜式電解槽使用のため
反応装置が複雑になる欠点がある。
本発明者らは、単一の電解槽中で触媒であるルテニウム
化合物を電解により再生し、連続的にアルコール類を酸
化する1ことにより相当するケトン体を製造する方法の
開発に鋭意努力した結果、これまでの例に見られない、
高収率および高電流効率でかつ簡便な電解槽を用いて相
当するケトン体を効率よく製造する方法を発明した。
本発明は、高原子価ルテニウム化合物を使用して2級ア
ルコールを触媒的に酸化してケトン類を製造する方法に
おいて、2級アルコールとルテニウム化合物とを含む電
解液を電解槽において電解し、前記反応によって副生ず
る低原子価ルテニウム化合物を電解によって高原子価ル
テニウム化合物へ変換し、変換した高原子価ルテニウム
化合物によって前記電解槽内において2級アルコールを
ケトン類へ酸化し、副生ずる低原子価ルテニウム化合物
を再び高原子価ルテニウム化合物へ変換するように連続
的にルテニウム化合物を循環させることを特徴とする2
級アルコールからケトン類の製造方法に関する。
すなわち、本発明は、同一電解槽内てアルコール類の触
媒による酸化と触媒の電解酸化による再生−とを連続的
に行なうために最も構造が簡単な非隔膜式電解槽を採用
している。電解液として、含水均一溶液もしくは、それ
と親水性有機溶媒からなる混合溶液、または水と疎水性
溶媒からなる2相系溶液を用い、水層には、あらかじめ
アルカリ金属、アルカリ土類金属、アミン類などのハロ
ゲン塩等のハライドイオンを含む化合物を溶解する。
この電解液に電極を挿入して電気を通ずることにより、
低原子価ルテニウム化合物を高原子価ルテニウム化合物
に変換し、こ−で生じた高原子価ルテニウム化合物でア
ルコール類を触媒的に酸化することを特徴とする。
さらに詳しく述べれば、本発明によるアルコール類の酸
化では、まず高原子価ルテニウム化合物がアルコールを
酸化して、自ら低原子価ルテニウム化合物に変わり、こ
−で生じた低原子価ルテニウム化合物は、ハライドイオ
ンの電解酸化で生じた酸化剤により再び高原子価ルテニ
ウム化合物に再生される。このものは再びアルコールの
酸化に使われるので、結局ルテニウム化合物をアルコー
ルの酸化剤として循環使用できることになる。これを式
で示せば次のとおりである。
特に疎水性有機溶媒を用いる二相系での電解反応では、
水相部で生じた高原子価ルテニウム化合物が疎水性溶液
相に抽出され、疎水性溶液相るこ存在するアルコールを
酸化した後、自らは疎水性溶液に不溶物となって水相に
懸濁する。このようGこして生じた低原子価ルテニウム
化合物は、水相で酸化されて再び高−予価ルテニウム化
合物に変°わり、再び有機相に移り、アルコールの酸化
が行なわれる。すなわち、本発明の方法では、同一反応
器内で、アルコールの酸化とノ・ライドイオンの電解酸
化による高原子価ルテニウム化合物の再生が同時にかつ
連続的に進行するという特徴を有する。
本発明の方法を実施する場合、回分方式のみばかりでな
く、連続方式の装置として、生成物を反応系から取り出
しつつ、原料を追加供給する、t7)ワユルコンテイニ
ュアル・タンク・リアクター等の装置の使用が可能であ
る。すなわち、本発明は装置的に簡単な非隔膜式電解槽
を用いる連続反応プロセスが可能であり、工業的に有利
な方法である。
本発明の方法において使用される原料のアルコールは、
2級水酸基を有する鎖状および環状化合物であり、分子
内に高原子価ルテニウム化合物の酸化に対して比較的安
定なケトン、エステル、アミド、ニトロ、ニトリル、ハ
ロゲン、スルホン、フェニル等の官能基を有していても
差し支えない。
アルコールとしては、具体的には一般式Iて表わされる
2−ペンタノール、3−ペンタノール。
2−ヘキサノール、3−ヘキサノール、2−ヘプタツー
ル、2−オクタツール、α−フェネチルアルコール、l
−フェニル−1−プロパツール、l−メチルスルホニル
−2−オクタツール、2−ニトロ−3−ノニルアルコー
ル、1−カルボエトキシアミノ−2−プロパツール、l
、l、l−)ジクロル−2−オクタツール、1.1−ジ
クロル−2−オクタツールなどの脂肪族および芳香族ア
ルコールおよび、一般式mで表わされるシクロペンタノ
ール、シクロヘキサノール、4−3級−ブチルシクロヘ
キサノール、2−メチルシクロヘキサノール。
l−メント〜ル、シクロヘプタツール、シクロオクタツ
ール、シクロドデカノール、シクロヘキサン−1,4−
ジオールなどの脂環式ナルコールを例示することができ
る。
これらアルコールから一般式■および■で示される鎖状
および環状ケトンが生成する。
R’−CH−R2−一→R”−C−R21口 式1.D中のR1およびR2は、アルキル基、フェニル
基およびカルボニル、エステル、アミド。
ニトロ、ニトリル、ハロゲン、スルホン等の官能基を有
するアルキル基、フェニル基を表わす。
式m+ y中のRは、水素、アルキル基、フエこル基お
よびカルボニル、エステル、アミド、ニトロ、ニトリル
、ハロゲン、スルホン等のM 能基およびこれら官能基
を有するアルキル基、フェニル基等を表わす。
本発明において使用される低原子価ルテニウム化合物と
しては、ルテニウム金属またはその酸化物、水酸化物、
各種ルテニウム塩、または錯体が使用できる。ルテニウ
ム化合物として具体的には、ルテニウム金属;三二酸化
ルテニウム、二酸化ルテニウム、四酸化ルテニウムなど
のルテニウム酸化物;水酸化ルテニウム;塩化ルテニウ
ム、臭化ルテニウム、ヨウ化ルテニウムなどのノ\ロゲ
ン化ルテニウム;硫酸ルテニウム;ルテニウムドデカカ
ルボニル、ジクロロトリス(トリフェニルホスフィン)
ルテニウムなどの錯体を例示することができる。これら
化合物の触媒としての使用量は原料のアルコール1モル
に対してルテニウムとして通常0.0001モルないし
1モル、好ましくは、0.005モルないし0.5モル
の範囲である。
本発明において、使用されるハライドイオンを含む化合
物としては、塩素、臭素、ヨウ素のアルカリ金属、アル
カリ土類金属、アンモニウム、遷移金属等のハロゲン塩
およびハロゲン化水素が使用できる。具体的には、塩化
リチウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化マグネ
シウム、塩化カルシウム、塩化ストロンチウム、塩化バ
リウム。
塩化アルミニウム、塩化亜鉛、塩化スズ、塩化ニッケル
、塩化コバルト、塩化アンモニウム等の塩化物;臭化リ
チウム、臭化ナトリウム、臭化カリウム、臭化マグネシ
ウム、臭化カルシウム、臭イビ亜鉛、臭化アンモニウム
等の臭化物;ヨウ化リチウム、ヨウ化ナトリウム、ヨウ
化カリウム、ヨウ化アンモニウム等のヨウ化物;塩化水
素酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸なとのハロゲン化水素
酸を例示することができる。これらハロゲン化合物のう
ちで最も安価な塩化物を使用することが好ましい。これ
らのハロゲン化合物を水溶液とした時の濃度としては、
0.1%ないし飽和水溶液、好ましくは5%ないし飽和
水溶液の範囲である。またハロゲン化合物の水溶液の水
素イオン濃度(p、H)としては、pH1O以下、好ま
しくはpH4ないしpH7の範囲に調整する。
本発明において使用される溶媒として、反応基質のアル
コールが水溶性の場合には、水溶液中で反応を行なうこ
とができるが、一般的には疎水性有機溶媒とハロゲンイ
オンを含む化合物の水溶液の2相系からなる不均一系混
合溶液中、もしくはハライドイオンを含む水溶液と親水
性有機溶媒の混合溶液−で行なう。有機溶媒として高原
子価ルテニウム化合物の酸化に対して安定な溶媒はいず
れも使用可能である。親水性溶媒として具体的には、ア
セトシ、メチルエチルケトシなどのケトン類ニアセトニ
トリルおよび疎水性有機溶媒として具体的ニハ、四塩化
炭素、クロロホルム、[化メチレン、ジクロルエタン、
クロルベンゼン等のハロケン化炭化水素;ペンタン、ヘ
キサン、オクタン。
シクロヘキサンなどの脂肪族系または脂環式炭化水素:
酢酸メチル、酢酸エチル、プロピオン厳メチルなどのエ
ステル類を例示することができる。
こ(に掲げた有機溶媒を2種以上混合した混合溶媒を使
用することもできる。これらの溶媒のうちで好ましくは
ハロゲン化炭化水素を用いることができる。水と疎水性
有機溶媒からなる不均一系溶液を用いる場合には、充分
なかきまぜを行なうことによって反応を円滑に行なうこ
とができる。
本発明において使用する電極としては、通常の電解反応
に用いる電極を使用することができるが、特にこれらに
限定されることはない。電極として具体的には、耐酸化
性の大きい白金、炭素、ステンレス、ニッケル、酸化鉛
等の電極およびその他の加工電極などが使用できる。電
解槽としては、陽、陰極室を隔膜で分った電解槽および
無隔膜式電解槽のいずれも使用できるが、好ましくは無
隔膜式電解槽を用いることができる。
本発明の方法においては、被酸化体のアルコール、触媒
のルテニウム化合物、ハロゲンイオンヲ含有する化合物
および溶媒からなる混合物をあらかしめ満した電解槽に
電極を挿入し、電流値を0.001A/iないしIA/
cnの範囲の電流密度、好ましくは0.01A/dない
し0.05A/fflの範囲の電流密度で通電すること
により電解酸化を行なうことができる。本反応に必要な
電気量とじては、アルコール1モルに対して2フアラテ
ーの理論電気量を必要とするが、反応を完結するために
2〜10フアラデ一1モル、好ましくは2〜4フアラテ
一1モル程度の電気量を通電する。
反応湿度としては、100℃以下であればよいが、好ま
しくはO′Cないし50℃の範囲で選ぶことができ苧。
反応に要する時間は、電流密度や反応温度その他の反応
条件によって異なる。反応終了後、疎水性溶媒を分ち、
溶媒を留去することによシ粗生成物を入手することがで
きる。もし必要ならば、蒸留、クロマト精製等の常法の
後処理を行なうことによシ相当するケトン体が得られる
次に、本発明の方法を実施例によって具体的に説明する
(以下余白) 実施例1 30meガラス製反応器に4−tert−ブチルシクロ
ヘキサノールl 56. Qlng(1m mol)。
RuO2・2H203ml 、四塩化炭素5 me 、
および飽和食塩水−リン酸緩衝液(NaH2PO4pH
4) l Omeを秤り、この混合液に2枚の白金板電
極(3d)を取りつけ、室温正電流値を60mAにとっ
て定電流電解を行なった。2.4フアラデ一1モルの電
気量を通電して、反応を中止し、反応混合物は四塩化炭
素層と水層を分離し、水層は四塩化炭素で抽出する。四
塩化炭素抽出液は一つにまとめて濃縮し、残液をシリカ
ゲルカラム上をn−へキサシー酢酸エチル(51)の混
合溶媒で溶出して精製し、4− tert−ブチルシク
ロヘキサンを143.5mg得た。収率:93%、電流
効率283%実施例2〜5 実施例1において用い7tRu02・2H20の代りに
表−1に示したルテニウム化合物を使/fJした以外実
施例1と同様に反応した。
表−1 実施例6〜11 実施例1において用いた飽和食塩水−リン酸緩衝液(p
H4)の代りに表−2に示した食塩水溶液を使用した以
外は実施例1と同様に実施し、2フアラデ一1モルの電
気量を通電した。
表−2 実施例12〜29 実施例1において用いた飽和食塩水−リン酸緩衝溶液の
代シに表−3に示したノ・ロゲン塩水溶液を使用した以
外実施例1と同様に実施し、24〜17.9フアラデ一
1モルの電気量を通電した。
(以下余白) 実施例30〜31 実施例1で用いた白金板の代りに表−4に示した電極を
用いた以外、実施例1と同様に実施し、電気量は3.1
1〜3.67フアラデ一1モル通電した。
表−4 実施例32〜38 実施例1において用いた四塩化炭素の代りに表−5に示
した有機溶媒中で、3.57〜8.3フアラデ一1モル
の電気量を通電した以外は、実施例1と同様に実施した
実施例39 実施例1において用いた、4−tert−ブチルシクロ
ヘキサノールの代りにシクロヘキサン−1,4−ジオー
ルを用いた以外は、実施例1と同様に反応し、4.8フ
アラデ一1モルの電気量を通電した。
転化率=100%;シクロヘキサン−1,4−ジオン収
率:93.5%、電流効率=83%実施例40 実施例39において用いた四塩化炭素を除いた以外は、
実施例37と同様に反応し、44フアラデ一1モルの電
気量を通電した。
転化率=100%; 収率94%; 電流効率=90% 実施例41〜50 実施例1て用いた4−t e r t−ブチル−シクロ
へキサノールの代りに表−6に示したアルコールを用い
2.4〜3.2フアラデ一1モルの電気量を通電した以
外は、実施例1と同様に実施した。
手  続  補  正  書 (木入)昭和58年4 
月〕?日 1 事件の表示 昭和58年特許願第 3746 号 2 発明の名称 ルテニウム化合物を使用する2級アルコールからケトン
類の製造方法 3 補正をする者 事件との関係  特許出願人 名称 大阪有機化学工業株式会社 4 代理人 住 所  大阪市東区淡路町2丁目40番地4 弘栄ヒ
ル昭和58年4月6日 6 補正により増加する発明の数 なし7、補正の対象

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  高原子価ルテニウム化合物を使用して2級ア
    ルコール分触媒的に酸イヒしてケトン類を製造する方法
    において、2級アルコールとルテニウム化合物とを含む
    電解液を電解槽において電解し、前記反応によって副生
    ずる低原子価ルテニウム化合物な電解によって高原子価
    ルテニウム化合物へ変換し、変換した高原子価ルテニウ
    ム化合物によって前記電解槽内において2級アルコール
    をケトン類へ酸化し、副生ずる低原子価ルテニウム化合
    物を再び高原子価ルテニウム化合物へ変換するように連
    続的にルテニウム化合物を循環させることを特徴とする
    2級アルコールからケトン類の製造方法。 (2)  電解液がハライドイオンを含む水系溶液であ
    る特許請求の範囲第1項の方法。 (3)ハライドイオン源が、塩素、臭素もしくはヨウ素
    のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、遷移金属塩も
    しくはアミン塩へまたはハロゲン化水素である特許請求
    の範囲第2項の方法。 (4)ハライドイオン源の前記水系溶液中の濃度が0.
    1%ないし飽和濃度である特許請求の範囲第3項の方法
    。 (5)前記水系溶液のpHがlO以下、好ましくはpH
    4ないしpH7である特許請求の範囲第4項の方法。 (6)前記水系溶液は親水性溶媒を含んでいる特許請求
    の範囲第1項ないし第5項のいずれかの方法。 (7)i水性溶媒はアセトン、アセトニトリルまたはそ
    の混合物である特許請求の範囲第6項の方法。 (3)電解液は前記水系溶液と、疎水性溶媒とからなる
    二相である特許請求の範囲第1項ないし第7項のいずれ
    かの方法。 (9)疎水性溶媒が炭化水素類、ハロゲン化炭化水素類
    、エステル類またはそれらの混合物である特許請求の範
    囲第8項の方法。 αQ ルテニウム化合物が電解により高原子価ルテニウ
    ムへ容易に変換されるルテニウム金属、その酸化物、水
    酸化物、塩類または錯体である特許請求の範囲第1項な
    いし第9項のいずれかの方法。 (11)ルテニウム化合物のアルコールに対する比率が
    、アルコール1モルに対しルテニウムとして0.000
    5モルないし0,5モルである特許請求の範囲第10項
    の方法。 (1212級アルコールは鎖状または環状の2級アルコ
    ールである特許請求の範囲第1項な、l/)シ第11項
    のいずれかの方法。 (13)電解時の電流密度が0.001 A/fflな
    いしIAZcrIである特許請求の範囲第1項ないし第
    12項のいずれかの方法。 (14)電解槽が非隔膜式電解槽である特許請求の範囲
    第1項ないし第13項のいずれかの方法。 (I6)陽、陰極を切り替えるためのコミュテータ−を
    備え、陽、陰極を切り替えて通電する特許請求の範囲第
    14項の方法。 (16)電解槽が隔膜式電解槽である特許請求の範囲第
    1項ないし第13項のいずれかの方法。 (17)電極が白金、炭素、ステンレス、ニッケル、酸
    化鉛または他の加工電極である特許請求の範囲第1項な
    いし第16項のいずれかの方法。 (以下余白)
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JPS61288086A (ja) * 1985-06-14 1986-12-18 Osaka Yuki Kagaku Kogyo Kk 1,2−ジケトンの製法
US5084147A (en) * 1988-01-08 1992-01-28 Giuseppe Bianchi Process of synthesis of organic substances by an indirect electrochemical route with a redox system in the solid state
CN104313635A (zh) * 2014-10-31 2015-01-28 北京工业大学 α-羰基酮类化合物的电化学催化合成方法

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