JPS5912834A

JPS5912834A - ラジアルタイヤ成形機用成形ドラム

Info

Publication number: JPS5912834A
Application number: JP57121620A
Authority: JP
Inventors: Yoshihiro Fukamachi; 深町　嘉博; Tsuneji Nakajima; 中島　常治; Jun Mizuno; 純水野; Tadashi Maehara; 前原　忠司
Original assignee: Bridgestone Corp
Current assignee: Bridgestone Corp
Priority date: 1982-07-13
Filing date: 1982-07-13
Publication date: 1984-01-23
Also published as: AU1663883A; US4472233A; JPH0241406B2; AU542002B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】が作られ鼠、いわゆる２ステージの、ラジアルタイヤ成
形機の第２段階目に用いられるラジアルタイヤ成形機用
成ＪｆＪドラムであって、ブラダ−を有しないタイプの
ものに関する。

従来、２ステージのラジアルタイヤ成形工程において第
２段階目に用いられる第２成形機でブラダ−を用いない
形式のものとしては、例えば、特公昭４５−２４６９号
公報および特開昭５０−２５６８３号公報に記載されて
いるいるようなｉのが知られ°ζいる。しかしながら、
前述のものｉいずれも成形ドラムが拡縮径□できないた
め、グリーンケースの装着および抜き出しがきわめてむ
ずかしく、作業能率が低いという問題点があった。この
ような問題点を解決するために、特開昭５’ｌ−２２０
３９号公報に示されているような成形ドラムが提案され
ている。

ここに示された成形ドラムはグリーンケースのビード部
を支持する複数のリングセグメントがドラム軸の半径方
向に拡径すると、リングセグメント間に間隙が発生ずる
。このような間隙から流体が漏洩すると、グリーンケー
ス内を高圧に保持できないため、一端が装着リング、他
端がリングセグメントに固定された環状フラップでシー
ルを行なっている。また、グリーンケースのビード部は
リングセグメント外周上を摺動しつつ位置決めされるが
、この位置決めが正しく行なわれるように、リングセグ
メントの溝に装着された環状フラップは軸方向内方に向
かうに従い小径に形成され、摩擦によるヒートの引掛り
を防止した形状になっている。しかしながら、このよう
な装置にあっては、リングセグメントの拡径時にトラム
セグメント間に隙間が発しトするため、これらの隙間を
橋渡ししている環状フラップが円周方向張力によって平
板状になるよ・う引っ張られ、この結果、この部分から
高圧流体が漏洩するという問題点があった。また、グリ
ーンケースを装着するとき環状フラップの位置が定まら
ないため、環状フラップがビードｒ１１；によって内側
リングまで押し出され、ヒート部と内側リングにより挾
持されるおそれがあるという問題点があった。しかもリ
ングセグメンｌ−が縮径するとき、環状フラップがたる
んで位置が定まらないため、環状フラップが摺動する部
材間に挾み込まれるという問題点があった。

さらに、前述のように環状フラップは軸方向内方に向か
うに従い小径に形成されているため、グリーンケースの
ビード部をこの環状フラソプトをｔ８動させて位置決め
した際、ヒート部と環状フラップとの間に間隙が発生ず
る。この結果、リングセグメントをこの段階において再
度拡径する必要があるという問題点があった。また、グ
リーンケースのビード部が環状フラ・ノブ上を摺動する
際、ビード部および環状フラップ双方がゴムから形成さ
れているので、均一に摺動できず、この結果、製品タイ
ヤとなったとき基準赤道面からトレッドセンタがずれる
という問題点があった。

本発明の目的はこれらの欠点を解決することにあり、高
圧流体の密閉精度が高く、また環状のシール部材がビー
ド部と内側リングとの間および摺動部材間に挾まること
がなく、しかもリングセグメントの径を２段階に拡径す
る必要がないユニフメミティの優れたタイヤを製造でき
る信頼性の高いラジアルタイヤ成形機用成形ドラムを提
供することにある。

このような本発明の目的は−、ブラダ−を有しないラジ
アルタイヤ成形機用成形ドラムであって、少なくとも一
方が成形ドラムの回転軸線に沿って移動することにより
互いに接近離隔する〜・対のト′ラムベースと、各トラ
ムヘースに半径方向に移動可能に支持された複数のトラ
ムセグメントと、半径方向内端部全周がドラムヘ−スに
固定され中間部が蛇腹状で半径方向外端部が各ドラムセ
グメントの半径方向外端面に形成された弧状溝に挿入固
定され、成形ドラムに装着されたグリーンケース内を密
閉状態に保持する略鍔状のゴムからなるシール部材と、
を備え、前記シール部材の半径方向外端部は、前記弧状
溝の軸方向外側面に当接する垂直面と、垂直面の半径方
向外端から半径方向外方に向って軸方向内方に接近する
よう延在しその回転軸線との交差角が４０度から６０度
の範囲にあり、前記グリーンケースのヒート部が係合す
る伸斜面と、を有することを特徴とするラジアルタイヤ
成形機用成形ドラムにより達成することができる。

以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１．２図において、■はタイヤ成形トラムの主軸であ
り、この主軸ｌは図示していない回転駆動機構により駆
動回転されるとともにその回転軸線方向に図示していな
い往復動機構により往復動される。前記主軸１は先端側
に小径部２を、基端側に大径部３を有し、これらの小径
部２および大径部３は中径部４によって連結されている
。５は成形中央面であり、この成形中央面５より先端側
の主軸１には一方のドラムベース６が取付けられ、この
一方のドラムベース６は主軸１の往復動により成形中央
面５に対して接近離隔する。成形中央面５より基端側の
主軸１には主軸１の回転軸線に沿って移動可能な他方の
ドラムベース７が支持され、この他方のドラムベース７
は成形中央面５に対して一方のドラムベース６と同期し
て接近離隔する。この結果、一方のドラムベース６と他
力のドラムベース７は互いに接近離隔可能となる。前記
一方のドラムベース６は、主軸１の小径部２および中径
部４に外嵌された内側リング８を有し、この内側リング
８は、該内側リング８の内周面に形成された段差９が小
径部２と中径部４との間の段差１（ｌに当接するよう、
主軸ｌの先端にねし７込まれたキャップ１１により押し
込まれて主軸Ｉに固定されている。内側リング８には外
側リンク１２が外嵌され、この外側リング１２は、核外
　　′側すング１２の内周面に形成された段差１３が内
側リング８の外周面に形成された段差１４に当接するよ
う、内側リンク８の先端外周にねし込まれたキャップ１
５により押し込まれて内側リング８に固定されている。

外側リンク１２には装着リング１６が外嵌され、この装
着リング１６は外側リング１２にねじ込まれたナツト１
７により外側リング１２に固定されている。外側リング
１２の先端部外周にはナツト１８がねじ込まれ、このナ
ンドＩ８と前記装着リング１６との間には外側ケース２
０および内側ケース２Ｉが挾持されている。なお、これ
らの外側ケース２０および内側ケース２１は外側リング
１２に外嵌されている。これらの外側ケース２０、内側
ケース２１および外側リング１２によりシリンダ室１９
が形成されている。シリンダ室１９内には外側リング１
２に摺動可能に支持されたリイグ状のピストン２２が収
納され、この！°ストン２．２の軸方向内端側外周面に
は軸方向内方に向って半径方向゛内方に傾斜した斜面ｎ
が形成基れている。前記外側ケース２０と内側ケース２
１との間には半径方向内端がシリンダ□室１９に連通し
、半径方向外端が開口した半径方向に延在する複数の摺
動孔２４が形成されている。主軸１内には通路四が形成
され、この通路外の一端は内側リン？′８および外側リ
ング１２にそれぞれ形成された通路２６、ｎを介してシ
リンダ室１９に連通し、他端は図示していない圧縮空気
源に連結されている。

前述した内側リング８、外側リング！２、装着リング１
６、外側ケース２０、内側ケース２１およびピストン２
２は全体とし、正前記一方のドラムベース６を構成する
。各摺動孔２４には金属からなるドラムセグメンｌ−２
８が半径方向に移動可能に挿入され、各ドラムセグメン
ト２８の半径方向内端部にはピストン２２の斜面２３に
係合するローラ２９が回転可能に支持され°ζいる。各
「ラムセグメント２８♀軸方向外側面には第３図に示す
ように弧状の溝３０が形成されている。３１はリング状
のゴムバンドであり、このゴムバンド３１は各トラムセ
グメント２８の溝３０に挿入され、各ドラムセグメント
２８を寓ト半径方向内力に押し込むよう付勢してりる。

、両町他方のドラムベース７は第１図に示すように１軸
１の大径部３に外嵌された内側ｉ７ング３２を有し、こ
の内側リング３２は主軸に固定されている。このスリー
ブ３３は主軸１と一体的に回転ずやとともに主軸１の回
転軸線に沿って図示していない移動機構により移動され
る。３４は内側リング３２およびスリーブ３３に外嵌さ
れた中間リングであり、この中間リング３４には外測り
レグ３５が外嵌されている。そして前記中間リング３４
と外側リング３５とはキー３６によって連結されている
。前記中間リング３４および外側リング３５はスリーブ
３３εり外周に形成された環状溝３７に挿入されたリン
グ３８および外側リング３５の内周面にねし込まれたね
しリング３９よりスリーブ３３に固定されている。なお
、装着リング４０、ナツト４１．４２、外側ケース４３
、内側ケース４４、シリンダ室４５、ピストン４６、斜
面４７、摺動孔４８については前述した一方のドラムヘ
−ス６の装着リング１６、ナツト１７．１８、外側ケー
ス２０、内側ケース２１、シリンダ室１９、ピストン２
２、斜面２３、摺動孔２４と同様の構成であるので詳細
説明は省略する。前述した内側リング３２、スリーブ３
３、中間リング３４、外側リング３５、キー３６、リン
グ３８、ねじリング３９、装着リング４（）、外側ケー
ス４３、内側ケース４４、ピストン４６は全体として前
記他方のドラムベース７を構成する。他方のドラムベー
ス７に半径方向に移動可能に支持されたドラムセグメン
ト４９、ローラ５０，１Ｍ５１、コムハンド５２は前述
した一方のトラムベース６に支持されたトラムセグメン
ト２８、ローラ２９、ｌＲ３０、ゴムハンド３Ｉと同様
の構成であるので、詳細説明は省略する。５３は主軸１
に形成された１ｆｆｌ路であり、この通路５３の一端は
内側リング３２、スリーブ３３、中間リング３４、外側
リング３５にそれぞれ形成された通路５４．５５．５６
．５７を介してシリンダ室４５に連通し、他端は前記通
路２５に連通している。５８．５９は第１．３図に詳示
するようにゴムからなる略鍔状のソール部材であり、こ
れらのシ　ル部＋Ａ５８．５つは、その半径方向内端部
にブロックリング部６０．６１を、その半径方向外端口
１；にフロックリング部６２．６３を、その中間Ｒ１に
蛇腹状に折れ曲った蛇腹部６４．６５を有する。前記ブ
ロックリング部６０．６Ｉは前記装着リンク１６、内側
ケ　ス２１および装着リング４０、内側ケース４４によ
りそれぞれ挾持され、その全周において気密を保っ゛ζ
固定されている。各ドラムセグメント２８．４９の半径
方向外端面には断面：１の字形の弧状ａ６６．６７が形
成され、これらの弧状溝６６．６７には前記シール部材
５８．５９のブロックリング部６２．６３が挿入されて
固定されている。ブロックリング部６２．６３は前記弧
状溝６６．６７の軸方向外側面６８．６９に当接する垂
直面７ｏ、７１を有する。また、ブロックリング部６２
．６３は垂直面７０．７１の半径方向外端から半径方向
外方に向って軸方向内方（成形中央面５）に接近するよ
う延在する全体として截頭円錐面状の傾斜面７２．７３
を有し、これらの傾斜面７２．７３と主軸１の回転軸線
との交差角θは４０度から６０度の範囲である。その理
由は、前記交差角θが４０度未満であると、グリーンケ
ースを成形１・′ラムに装着して一方および他方のドラ
ムベース６．７を軸方向に離隔させる場合、傾♀ミ１面
７２．７３がグリーンケースのビード邪に接触するまで
の移動距離が長くなづて作業能率が低下するからであり
、６０度を超えると、傾斜面７２．６３が垂直面に近く
なって円錐面による求心作用が小さくなり、主軸ｌの回
転軸線とグリーンケースの軸線とがずれるおそれがある
からである。そしＣ１二の傾斜面７２．７３にはグリー
ンケースが装着されたとき、グリーンケースのビート部
内面が係合する。７４μ主軸Ｉ内に形成された通路であ
り、この通路７４は密閉されたグリーンケース内に八属
の圧力流体を供給するためのもので、一端が内側リング
８に形成された通路７５を介して内側リング８の外周面
に開口し、他端が流体源（図示していない）に接続され
ている。

次に本発明の一実施例の作用について説明する。

まず、準備段階において主軸１は最も基端側に移動し、
スリーブ３３は最も先端側に移動している。このため、
一方および他方のトラムベース６．７は第１図に示すよ
うに互いに最も接近した位置にあり、これらのドラムベ
ース６．７は成形中央面５から等距＃離れている。どの
とき通路２５．５３には圧縮空気は供給されておらず、
ピストン２２．４６はゴムハント３１．５２０弾性復元
力に押されて第１図の下半分に示すように互いに離隔し
、ドラムセグメント２８．４９は最も半径方向内方に引
っ込んでいる。

次にグリーンケース装着段階においては、円筒状をした
ラジアルタイヤのグリーンケースを図示していないロー
ダ等により搬送してきて成形ドラムに外嵌する。このと
きドラムセグメント２８．４９は最も引っ込んでいるの
で、グリーンケースは容易に成形ドラムに装着すること
ができる。またこのときシール部材５８．５９は、その
蛇腹部６４．６５が収縮しているため、位置が正確に定
まり、ブロックリング部６２．６３より軸方向外方側に
折り曲げられることはない。次に通路５．５３を介して
圧縮空気をシリンダ室１９．４５にそれぞれ供給し、ピ
ストン２２．４６を軸線方向内方に移動させる。このピ
ストン２２．４６の移動によりローラ２９．５０がピス
トン２２．４６の斜面２３．４７上を転勤し、ドラムセ
グメント２８．４９がゴムバンド３１．５２を引き伸ば
しながら半径方向外方に突出する。このときシール部材
５８．５９のブロックリング部６２．６３は円周方向に
引き伸ばされるとともに、蛇腹部６４．６５は徐々に展
開され、シール部材５８．５９はドラムセグメント２８
．４９の移動に追従する。そしてドラムセグメント２８
．４９が最も突出したとき、シール部材５８．５９の１
頃斜面７２．７３の半径方向外端とグリーンケースの内
周面との間にはリング状のわずかな間隙が形成される。

このとき隣り合うトラムセグメント２８．４９間には第
２図の上半分に示すように間隙が形成されるが、この間
隙はシール部材５８．５９の蛇腹部６４．６５によって
閉止されている。次に主軸ｌを回転軸線に沿ってその先
端方向に移動させるとともに、スリーブ３３を主軸１の
回転軸線に沿ってその基端方向に主軸ｌと等速度で移動
さ−ｌる。この結果、一方のドラムベース６およびドラ
ムセグメント２８と他方のドラムベース７およびトラム
セグメント４９とは成形中央面５から離れ、互いに離隔
する。そしてシール部材５８．５９の傾斜面７２．７３
がグリーンケースのビード部内面にそれぞれ所定圧で圧
接すると、主軸ｌおよびスリーブ３３の移動は停止する
。この圧接によりグリーンケース内は密閉状態となる。

このように一方および他方のドラムベース６．７を軸方
向に移動させビード部を傾斜面７２．７３に圧接するこ
とによりグリーンケース内を密閉するので、ドラムセグ
メント２８．４９を従来のようにこの時点で再度半径方
向外方に突出させる必要はない。前記圧接する直前にお
いては、グリーンケースのビード部がシール部材５８．
５９のブロックリング部６２．６３より軸方向外方のド
ラムセグメン）２Ｂ、４９の半径方向外端面と摺接する
ことになるが、このビード部とドラムセグメント公、４
９との摺接はゴムと金属との接触であるため、ゴムとゴ
ムとの接触に比較してその摩擦抵抗が小さい。この結果
、ビード部は均一にドラムセグメント２８．４９の半径
方向外端面上を漬り、ビード部が円周方向に波打つよう
なことはなく、製品となったときのトレッドセンタずれ
は防止される。

次に成形段階においては、通路７４．７５を介してグリ
ーンケース内に高圧の流体を供給し、グリーンケースを
］−ロイダル状に変形させる。

このとき主軸ｌおよびスリーブ３３は、ビード部と傾斜
面７２．７３との圧接を保持しながら等速度で基端方向
および先端方向にそれぞ°れ移動する。　　　　゛また
、このとき―り合うドラムセグメント２８．４９間の間
隙はシール部材５８．５９の蛇腹部６４．６５によっ°
ζシールされている。また、隣り合うドラムセグメント
２８．４９間に張り渡されたシール部材５８．５９のブ
ロックリング部６２．６３は、その半径方向外端面が平
坦となるが、傾斜面７２．７３はほとんど変形しないの
で、ビード部とブロックリング部６２．６３との間には
間隙は形成されず、高圧流体が漏洩することはない。次
に主軸１およびスリーブ３３を回転し、トロイダル状に
変形したグリーンケースにトレッドゴムを張り付ける。

次に取り出し段階においては、シリンダ室１９．４５に
対する圧縮空気の供給をｌ！ｌｉつ。この結果ドラムセ
グメント２８．４９はゴムバンド３１．５２の弾性復元
力によって半径方向内方に押し込まれるとともに、ピス
トン２２．４６は斜面２３．４７の楔作用によってそれ
ぞれ軸方向外方に移動される。このときシール部材５日
、５９の蛇腹部６４．６５はその弾性復元力によって元
の蛇腹状態に復帰しようとするので位置は定まっており
、内側ケース２１．４４とドラムセグメント２８．４９
との間に挾まれることはない。次にグリーンタイヤを図
示していないローダ等により取り出す。

以上が１つのグリーンケースに着目した場合の成形ドラ
ムの作用の１サイクルであり、以後このサイクルが繰り
返される。

なお、前述の実施例においては、両方のドラムベース６
．７を移動させた場合について説明したが、この発明に
おいてはいずれか一方を移動させるようにしてもよい。

以上説明したようにこの発明によれば、高圧流体の密閉
精度が高く、またシール部材がグリーンケースのヒート
部とトラムヘ−スとの間およびドラムベースとトラムセ
グメントとの間に挾まることはない。しがもクリーンケ
ース内を密閉するためにはドラムベースを回転軸線に沿
って移動さ−けるだけでよく、さらにユニフォミティの
優れたタイヤを製造でき、信頼性も向１−さ・Ｕること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す断面図であり、その
」二半分は拡径状態、下半分は縮径状態を示す。第２図
は第１図のＩｔ−１１矢視断面図であり、その上半分は
拡径状態を、下半分は縮径状態を示す。第３図はシール
部材近傍の斜視図である。６．７−　ト°ラムヘース、２８．４９−Ｆ’ラムセグメント、５８．５９−　　シール部材、６４．６５−・−・・蛇腹部、６６．６７−・・−弧状溝、６８．６９−−−・−外側面、７０．７ｍ−・・−垂直面、７２．７３−−−−一傾斜面。特許出願人　　ブリデストンタイヤ株式会社代理人　弁
理士　有我軍一部第２図第３図

Claims

【特許請求の範囲】

ブラダ−を有しないラジアルタイヤ成形機用成形ドラム
であって、少なくとも一方が成形ドラムの回転軸線に沿
って移動することにより互いに接近離隔する一対のドラ
ムベースと、各ドラムベースに半径方向に移動可能に支
持された複数のドラムセグメントと、半径方向内端部全
周がドラムベースに固定され中間部が蛇腹ＩＪｅで半径
方向外端部が各ドラムセグメントの半径方向外端面に形
晟された弧状溝に挿入固定され、成形ドラムに装着され
たグリーンケース内を密閉状態に保持する略鍔状のゴム
からなるシール部材と、を備え、前記シー）し部材の半
径方向外端部は、前記弧状溝の軸方向外側面に当接する
垂直面と、垂直面の半径方向外端から半径方向外方に向
って軸方向内方に接近するよう延在しその回転軸線との
交差角が４０度から６０度の範囲にあり、前記グリーン
ケースのヒート部が係合する傾斜面と、を有することを
特徴とするラジアルタイヤ成形機用成形ドラム。