JPS59127938A - 金型の位置決め固定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、プレス機用等の金型を取り付けるための金型
位置決め固定装置に関するものである。

従来、金型を取り付ける際、金型の上下の位置を決定し
、固定するのに大変な手間と時間を要し、また、人身事
故を起こす等の危険性を伴うものであり、プレス作業等
の能率化を阻害していた。

本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、金
型の上下方向における位置を適切に設定して、短時間で
容易に金型を固定することができる金型の位置決め固定
装置を提供する目的でなされたものである。

本発明に係る装置は、金型の上下方向の位置を適切に設
定する高さ調節装置を設けたことを特徴とする金型の位
置決め固定装置である。

以下、本発明を図面に示した実施例に従って詳細に説明
する。

第１図は、本発明の一実施例たる装置を利用した金型取
り付は装置の全体を表わした略平面図であり、第２図は
、その正面斜視図であり、第３図は、その側面図であり
、第４図は、該装置の略右側部を詳細に表わした平面図
であり、第５図は、略断面図であり、第７図は、該締付
手段の押えを表わした斜視図であり、第８図は、該装置
の駆動軸に設けられた雄ネジ部と位置決めブロックに設
けられた雌ネジ部との関係を表わした断面図であり、第
９図は、該装置において支持材を内側にスライＦさせた
状態を表わした略正面斜視図である。

（１）は、水平に設けられた基台であり、その上面に断
面略凸字形の案内溝（３）を横方向に複数条列設され、
且つ、目盛り（４）が横方向に刻設されたボルスタ（２
）が設けられている。

（６）＃ｉ、金型の左右方向の位置を決定する左右方向
位置決め手段たる位置決めブロックであり、前記の案内
溝（３）及び該ボルスタ（２）の後部に、該ボルスタ（
２）の平面に平行して設けられたブロック案内軸（５）
と摺動自在に、前記のボルスタ（２）の平面上に横並び
に左右一対設けである。該位置決めブロック（６）には
、その内側側面に段部（７）が設けられ、該位置決めブ
ロック（６）の後端部を横方向に貫通してブロック案内
軸受（８）が設けられている。

該段部（７）は、金型−を載置する部分であり、該ブロ
ック案内軸受（８）Ｋは、前記のブロック案内軸（５）
が摺動自在に嵌挿されており、該雌ネジ部（２２ａ）（
２２ｂ）は、左右の雌ネジが逆ネジ関係に刻設され、後
記の駆動軸（２１）と螺合している。−！た、位置決め
ブロック（６）の内側上部には、第５図で示す如く、凹
部（＋７）が凹設してあり、該凹部（１７）には、後記
の緩衝材部が、着脱自在に嵌入しである。該緩衝材θ８
）は、裏面にマグネットが付けられたシリコンゴム等の
弾性体からなるものであり、本装置使用時において、シ
ャンク、上型に金型（晒を合わせる場合、金型（３（資
）が適正な位置に若干ずれ、該金型（晒が位置決めブロ
ック（６）の段部（７）に激突する衝撃を和げる働きを
するものである。

（９）は、金型の高さ調節装置たるまくらであり、金属
等の固い材質からなる直方体柱状の部材を横にしたもの
であり、前記の位置決めゾロツク（６）の段部（７）に
載置しである（第２図参照）。

該まくら（９）は、該位置決めブロック（６）と金型（
３３）との間に介在載置されているので、該まくら（９
）の高さを変えることＫより、該金型（３３１の高さを
適宜に変えることができる。すなわち、高さ調節装置た
るまくら（９）の高さを変えれば、該金型（：（１の上
下方向の位置を適宜に変えることができるのである。

なお、直方体柱状の部材からなるまくら（９）は、各辺
の長さを異ならせているためその長手方向を軸として９
０６回転することにより、その高さを変えることができ
る。

Ｑｌは、金型の締付は手段であり、該締付は手段ＯＩけ
、第５図及び第６図に示したように金型の押え（■）、
ボルト＋＋Ｌナツト０喝及びバネ（Ｉ４）からなるもの
であり、該ポル）（１２１の頭部が、前記のボルスタ（
２）の案内溝（３）に嵌挿され、且つ軸部が位置決めブ
該バネ０４）は、前記の位置決めブロック（６）の上部
に凹設されたバネ用穴（１句に挿入されており、該金型
の押え（川を下から支えている。なお、該金型の押え（
１１）は、第７図に示す如く、−辺の凸部（ｌｌａ）と
もう−辺の凸部（ｌｌｂ）の長さを異なるように形成さ
れ、該ボルト（＋２を枢軸として９０°回転させること
により、位置決めブロック（６）の段部（７）との間隔
を変えることができる。

而して、金型（？Ａの高さ位置が異なっても、金型の押
え（ｌりの凸部の種類を変更することにより、まくら（
９）と協働して金型（至）の変更使用をなすことができ
る。

なお、本発明を利用した装置には、位置決めブロック（
６）をボルスタ（２）の幅方向に移動させる駆動装置（
１ツと駆動軸（２１）及び金型の前後方向の位置を決め
る前後方向位置決め手段たる位置決め腕彌と変位連動装
置（イ）等が設けてあり、以下、それらＫついて詳細に
説明する。

ｇＫ１図に示したように、駆動装置（＋９）は、前記の
基台（１）に固設してあり、該駆動装置（Ｉ呻は、回転
速度を変えることができる制御モータ（社）、回転比、
回転方向等を変えることができるギア（図示せず）等か
らなり、位置決めブロック（６）を移動させる駆動軸卸
）を適宜に回転させるため、駆動輪体υと結合しである
。

駆動軸（２１）は、第８図に示したように、長い軸の中
央付近から両端に逆錐ネジが切られたものである。すな
わち、前記の位置決めブロック（６）に設けられた雌ネ
ジ部（２２ａ）　（２２ｂ）に螺合する雄ネジ部（２１
ａ）（２１ｂ）が、それぞれ逆ネジ関係になるように刻
設されてなり、駆動軸シ１）の回転によって、該位置決
めブロック（６）　（６）間の対称面に対して該位置決
めブロック（６）　（６）を面対称に移動させるだめの
ものである。

位置決め腕（２３）は、第１図に示したように、後記の
腕案内軸（イ）に摺動自在に設けである。該位置決め腕
瞥には、後記の腕案内軸□□□を受ける腕案内軸受（２
４）が設けられ、且つ、後記の変位連動装置り□□□が
連結されてあり、まだ、該位置決め腕瞥には、横方向に
スライドできる支持材（ロ）が設けである。

腕案内軸（イ）は、案内軸取着体（財）にて、前記のブ
ロック案内軸（５）に対して直角方向、且つ、前記のボ
ルスタ（２）に対して平行になるようにして、前記の位
置決めブロック（６）のネジ穴（２８ａ）にネジ州で着
脱自在に固着されている。

変位連動装置−は、軸（叫、板材（３１１、！Ｊリンク
欅３２等からかり、該軸倒が、前記の位置決め腕（ロ）
（至）間の中心線に重ねて前記の腕案内軸（イ）忙固定
して設けてあり、該板材の１）が、該軸（桐を中心とし
て該軸■に回動自在に設けてあり、該リンク欅＠（ハ）
が、該軸−と前記の位置決め腕（至）匈）とのそれぞれ
の距離を同一にして、該板材（３１）と該位置決め腕（
ロ）（ロ）とを回動自在に連結して設けである（第３図
参照）。

本装置使用の際には、先ず、支持材（ロ）（ロ）を外側
にスライドさせる（第２図参照）。そして、駆動装置０
呻で駆動軸（２１）を回転して、位置決めブロック’　
　（６）（６）の間隔が本装置に取り付ける金型（財）
の幅よりも広くなるようにボルスタ（２）の目盛り（４
）で確認して位置決めブロック（６）　（６）の位置を
調節する。

次に、該位置決めブロック（６）　（６）の段部（７）
　（７）上に、適宜な高さのまくら（９）　（９）を載
置しその上に金型（３１を載置する。

この場合、適宜な高さのまくら（９）が、位置決めブロ
ック（６）の段部（７）上に載置されているので、金型
（（２）の上下方向の位置が適切に設定されるのである
。また、位置決めブロック（６）に挿入されているバネ
（Ｉ４）が金型の押え（１１）を上方に向けてはね上げ
るように支持しているので、金型（（至）を載置するこ
とが容易にできる。

次に、支持材（ロ）□□□を内側に向けてスライＦさせ
る（第９図参照）。

そして、変位連動装置（社）または位置決め腕い）を手
で動かすことによって、位置決め腕（財）（至）を該位
置決め腕（支）凶間の対称線に対して対称に動かして、
前記の金型（ａｌを、該位置決め腕（２３）（２３１で
挾む。この場合、金型（至）は、該金型（３３１の前後
の中心線が常に一定な位置にあるようにして位置決め腕
（２３）（財）で挾まれるのである。

そして、再び駆動装置（１＠で駆動軸（２１）を回転し
て、位置決めブロック（６）　（６）間の対称面に向け
て、位置決めブロック（６）　（６）を移動し、該金型
（ｑＡを挾む。この場合、金型（至）は、金型（３１の
左右の中心線が常に一定な位置にあるようにして位置決
めブロック（６）（６）で挾まれるのである。

次に、前記の締付は手段０１のナツトθ場を締め付けて
、前記のボルスタ（２）と前記の位置決めブロック（６
）と該金型（（２）とを固定する（第６図参照）。

上記の固定により、金型（＆１は、その左右を位置決め
ブロックで、その前後を位置決め腕で、その上下をまく
らで適切な位置に設定され固定されるのである。

本発明は、上記の実施例たる装置に限定されるものでは
なく、例えば、まくら（９）を、第２図に示した角柱状
のものに代え、電気的に上下運動するものを位置決めブ
ロック（６）　（６）に設けてもよい。また、￥Ｊ１０
図及び第１１図に示したように、位置決め腕（ロ）（至
）に相当するアタリ（財）を金型酷に設けて、該金型（
Ｂ３のアタリ（３４と位置決めブロック（６）の基準面
（３５１との当接により金型−の前後方向を適切な位置
に設置するようになしたものであってもよい。

本発明は、上記のように構成されているため、金型の上
下方向の位置を適切な位置に設定することができ、且つ
、極めて容易に金型を固定することができるので、作業
員が金型を適切な位置に設置するために何度も位置決め
操作を繰り返すことなく、２〜３回の操作により容易に
位置決めをすることができ、プレス作業等の能率化が図
れる。

また、かかる作業中においては、本装置により金型の左
右が囲続されており、金型等の落下の危険性もなく、ラ
ムの上下動を繰り返して金型を正確な位置に設置する必
要もなく、安全性が確保される。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第９図は本発明の一実施例たる装置を利用
した金型取シ寸は装置を表わしだ図であり、第１図は、
装置の全体を表わした略平面図、第２図はその正面斜視
図、第３図はその側面図、第４図は該装置の略右側部を
詳細に表わした平面ら見た略断面図、第７図は、該締付
手段の押えを表わした斜視図、第８図は、該装置の駆動
軸に設けられた雄ネジ部と位置決めブロックに設けられ
た雌ネジ部との関係を表わした断面図であり、第９図は
、該装置において支持材を内側にスライドさせた状態を
表わした略正面斜視図、＠１０図及び第１１図は、他の
実施例の装置を表わした図で、第１０図はその平面図で
あり、＠１１図は、その斜視図である。 （１）・・・基台、（２）・・・ボルスタ、（３）・・
・案内溝、（４）・・・目盛り、（５）・・・ブロック
案内軸、（６）・・・位置決めブロック、（７）・・・
段部、（８）・・・ブロック案内軸受、（９）・・・ま
くら、αＱ・・・締付は手段、（ＩＩ）・・・金型の押
え、（ｌｌａ）（ｌｌｂ）・・・凸部、（１２）・・・
ボルト、０均・・・ナツト、（１４）・・・バネ、（國
・・・貫通孔、０句・・・バネ用穴、（Ｉη・・・凹部
、（１ね・・・緩衝材、０９）・・・駆動装置、（イ）
・・・制御モーフ、（２１）・・・［＃軸、（２１ａ）
　（２１ｂ）・・・雄ネジ部、（２２ａ）　（２２ｂ）
−雌ネジ部、Ｈｌ　・・・位置決め腕、（２４Ｉ・・・
腕案内軸受、（至）・・・支持材、翰・・・腕案内軸、
（５）・・・案内軸取着体、（ハ）・・・ネジ、（２８
ａ）・・・ネジ穴、（社）・・・変位連動装置、■・・
・軸、ｅｌｌｌ・・・板材、国・・・リンク捧、（３３
・・・金型、（閾・・・アタリ、（至）・・・基準面。 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ｌ　プレス機等に用いる金型の位置決めをする装置にお
   いて、該金型の上下方向の位置を適切に設定する高さ調
   節装置が設けられたことを特徴とする金型の位置決め固
   定装置。 ２　高さ調節装置は、金型の位置を決定する位置決めブ
   ロックに載置されるまくらからなり、金型の締付は手段
   たる金型の押えと協働して、金型の高さが変更されるよ
   うに構成された特許請求の範囲第１項記載の金型の位置
   決め固定装置。 ８　金型の押えは、平面正方形状で、−辺の凸部・とも
   り一辺の凸部の長さが異なるように形成され、まくらと
   の距離を変更し得るように形成した特許請求の範囲第２
   項記載の金型の位置決め固定装置。